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Fターム[2G088GG16]の内容

放射線の測定 (34,480) | 測定手段 (6,504) | シンチレーション検出器 (4,418) | 光学的効果(反射、屈折等) (473)

Fターム[2G088GG16]に分類される特許

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【課題】シンチレータや光検出部に形成された凹凸構造の損傷を防止する。
【解決手段】放射線の入射により光を発生するシンチレータは、立設された複数の柱状結晶31からなり、柱状結晶31の錐状の先端部31aが光検出部17に形成された樹脂層20に埋入している。樹脂層20は、熱硬化性樹脂材からなり、柱状結晶31の先端部31aを埋入させた状態で加熱することにより形成される。樹脂層20は、柱状結晶31より屈折率が低くいため、柱状結晶31と光検出部17との間における各層での平均屈折率が連続的に変化する。樹脂層20は、柱状結晶31の先端部31aを防止するとともに、光検出部17への光入射効率を向上させる。 (もっと読む)


【課題】シンチレータの蛍光体内で発光した光が面方向に反射される度合を低減させて、高感度で鮮鋭性が高い放射線画像を得ることが可能な放射線検出パネルを提供する。
【解決手段】放射線検出パネル3は、一方の面4aに二次元状に配列された複数の光電変換素子15上に平坦化層21が形成された素子基板4と、蛍光体6aの柱状結晶で形成されており、放射線を光に変換して光電変換素子15に照射するシンチレータ6が一方の面5aに形成されたシンチレータ基板5とを備え、シンチレータ6の蛍光体6aの柱状結晶の先端Paが平坦化層21の方向を向く状態で素子基板4とシンチレータ基板5とが貼り合わされ、シンチレータ6の蛍光体6aの柱状結晶の先端Pa部分と平坦化層21との間に、蛍光体6aの屈折率n6aと平坦化層21の屈折率n21のうち、小さい方の屈折率以上で大きい方の屈折率以下の屈折率n23を有する光学補償層23が形成されている。 (もっと読む)


【課題】簡易な装置構成によって良好なエネルギーサブトラクション画像を得る。
【解決手段】放射線画像検出装置3は、照射される放射線の低エネルギー成分を主として吸収して第1の蛍光を発する第1の蛍光組成物、及び前記放射線の高エネルギー成分を主として吸収して第2の蛍光を発する第2の蛍光組成物を含有してなる蛍光体30と、前記第1の蛍光を検出する第1の画素のアレイ41を有し、前記蛍光体の放射線入射側に配置される第1のセンサパネル32と、前記第2の蛍光を検出する第2の画素のアレイ51を有し、前記蛍光体を挟んで前記第1のセンサパネルと対向して配置される第2のセンサパネル32と、を備え、前記蛍光体における前記第1の蛍光組成物及び前記第2の蛍光組成物の含有率は、前記第1のセンサパネル側においては前記第1の蛍光組成物が高く、前記第2のセンサパネル側では前記第2の蛍光組成物が高い。 (もっと読む)


【課題】利便性の高い放射線検出装置を提供する。
【解決手段】放射線検出装置10は、携帯電話20、光学モジュール11、演算手段22、および報知手段23を備える。携帯電話20は、カメラ21および表示画面24を有する。光学モジュール11は、携帯電話20に設けられ、携帯電話20と分離可能である。演算手段22は、放射線の等価線量の計測評価を行う。報知手段23は、放射線の等価線量や放射線のエネルギースペクトルなどの演算結果を携帯電話20の表示画面24に動的に表示する。 (もっと読む)


【課題】製造工程が簡潔化された放射線画像変換パネルを提供する。
【解決手段】第1のシンチレータ18Aと第2のシンチレータ18Bとを備える放射線画像変換パネル2である。第2のシンチレータ18Bは、蛍光組成物の結晶が柱状に成長してなる柱状結晶の群によって形成されている柱状部34Bと、柱状部34Bに連続し、この蛍光組成物の結晶により形成されるとともに、空隙率が0よりも大きく柱状部34Bの空隙率よりも小さい非柱状部36Bとを有する。第2のシンチレータ18Bの非柱状部36Bが、第1のシンチレータ18Aと第2のシンチレータ18Bの柱状部の間に介在する。第2のシンチレータ18Bの非柱状部36Bが介在する側とは反対側にある第2のシンチレータ18Bの蛍光出射面と、第2のシンチレータ18Bの非柱状部36Bが介在する側とは反対側にある第1のシンチレータ18Aの蛍光出射面とを有する。 (もっと読む)


【課題】感度及び画質に優れる放射線画像検出装置を提供する。
【解決手段】放射線画像検出装置3は、蛍光体30と、前記蛍光体の放射線入射側に配置された第1のセンサパネル31と、前記蛍光体を挟んで前記第1のセンサパネルに対向して配置された第2のセンサパネル32と、を備え、前記第1のセンサパネルは、各々画素42の2次元配列を有する複数の第1のセンサモジュール40が少なくとも第1の方向に配列されて構成されており、前記第2のセンサパネルは、前記第1のセンサパネルにおける複数のセンサモジュールの連結部46の少なくとも一部に、該第2のセンサパネルにおける画素52の並びが重なるように配置されている。 (もっと読む)


【課題】画質及び耐久性に優れる放射線画像変換パネル及び放射線画像検出装置を提供する。
【解決手段】放射線画像変換パネル10は、放射線露光によって蛍光を発する蛍光物質の結晶が柱状に成長してなる柱状結晶32の群を有し、これらの柱状結晶の先端の集合によって蛍光出射面が構成されている蛍光体13と、前記蛍光体の前記蛍光出射面を覆う光透過性の保護材33と、を備え、前記保護材は、前記柱状結晶の群の先端部間に入り込んでおり、前記各柱状結晶の先端部の側面の少なくとも一部と前記保護材との間には隙間が設けられている。放射線画像検出装置1は、放射線画像変換パネル10と、前記蛍光体の前記蛍光出射面に密接して設けられ、前記蛍光体から出射された蛍光を検出するセンサパネル11と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】シンチレータで発生した長波長成分の光による放射線画像のボケを抑制しながら、長波長成分の光を有効利用する。
【解決手段】制御部64は、シンチレータ37により放射線から変換された光の長波長成分90bが反射層25を透過して放射線検知用光検出部26に検出されたときに、センサパネル23の光電変換部をリセットして電荷蓄積モードに移行させる。シンチレータ37で発生した光の短波長成分90aは、柱状結晶39内を全反射しながら反射層25に向けて進行し、反射層25により反射されてセンサパネル23に向かうので、センサパネル23の検出光量が増加する。シンチレータ37で発生した光の長波長成分90bは、反射層25を透過してセンサパネル23には反射されないので、放射線画像のボケを抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】 放射線検出素子のイメージセンサーには複数の画素があるが、シンチレータの発光が画素間に渡って拡散すると、撮像されたイメージの解像度が低下する。また基板からシンチレータが剥がれることを課題とする。
【解決手段】 複数の光検出部と、それぞれが複数の凸部を有する複数の凸領域とを備え、複数の凸領域のそれぞれが複数の光検出部のそれぞれと重なるように配列されている基板の上に、複数の凸領域に跨るようにシンチレータ層を形成する工程と、シンチレータ層が形成された基板を降温し、シンチレータ層の隣り合う凸領域間の部分の積層方向に対応するシンチレータ層に亀裂を形成する工程とを有し、複数の凸領域は、特定の関係を満たす放射線検出素子およびその製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】中性子の幅広いエネルギーに対して、特に高エネルギーに対して、高精細かつ高効率で検出することのできる中性子検出器を提供する。
【解決手段】中性子の入射方向に沿って延在し、光を反射する反射層としての作用を有する金属膜と、金属膜上に形成され、中性子の入射方向に沿って延在し、中性子と反応して放射線を放出する第1の蒸着膜と、中性子の入射方向に沿って延在し、かつ、第1の蒸着膜に隣接して配設され、光を反射する反射材料からなる第2の蒸着膜と、中性子の入射方向に沿って延在し、かつ、第2の蒸着膜に隣接して配設され、第1の蒸着膜にて発生した放射線から光を発生させるシンチレータ層と、を有する積層構造を、複数段積層させた多段積層構造を有し、シンチレータ層で発生させた光を、金属膜と第2の蒸着膜で反射させつつシンチレータ層内を伝搬させて外部に導出するよう構成した検出部を有する。 (もっと読む)


【課題】反射層の反射効率を低下させることなく、シンチレータで発生した長波長成分のクロストークを抑制する。
【解決手段】センサパネル23を透過した放射線は、シンチレータ37の放射線入射領域で光に変換される。この光の短波長成分90aは、柱状結晶39内を全反射しながら反射層25に向けて進行し、ダイクロイックフィルタからなる第1の反射層42により鏡面反射されてセンサパネル23に向かうので、センサパネル23の検出光量が低下することはない。また、光の長波長成分90bは、屈折しにくいため、シンチレータ37の柱状結晶39間を透過し、光の発生位置から離れた位置で反射層25に入射するが、長波長成分90bは、第1の反射層42を透過し、再帰性反射層である第2の反射層43によって再帰反射されるので、光の発生位置から近い位置でセンサパネル23に入射される。 (もっと読む)


【課題】放射線検出装置を運搬中に誤って放射線検出装置を落下させたり、他の物体にぶつけたり、あるいは衝突させてしまっても、筐体の側板の強度を確保しつつ、光電変換基板の破損(例えば角部の破損)を回避することができ、使用上の信頼性を向上させることができる放射線検出装置を提供する。
【解決手段】被写体を透過した放射線を可視光に変換するシンチレータ78と、可視光を放射線画像情報に変換する略矩形状の光電変換基板76とを有する放射線検出器60と、放射線検出器60を内包する筐体30とを具備し、筐体30は、略矩形状であって、天板と、底板と、前記天板及び前記底板を連結する枠部材36とを有し、該枠部材36は、少なくとも光電変換基板76の角部76aと対向する部分に、該角部76aから離間する方向の切欠き200を有する。 (もっと読む)


【課題】 検出感度が高く、アフターグローの低減された、X線検査装置を提供する。
【解決手段】 増感紙を具備するX線検出器において、透過型増感紙10、または反射型増感紙11の少なく共いずれか一方に、増感紙用蛍光体としてGdS:、Pr、CeまたはGdS:Prの少なく共一種を使用する。本発明のX線検出器では、3msec後のアフターグローの光出力は0.2%以下となり、残像等の問題の無い、明瞭な画像が得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 高い性能および信頼性が容易に確保されるシンチレータパネル、その製造方法および放射線検出器を提供する。
【解決手段】 シンチレータパネル10は、入射放射線Rを透過する支持基板11を有し、その一主面に、有機珪素化合物により形成された中間層12を介して、有機膜からなる第1の保護層12が形成される。そして、第1の保護層12上にシンチレータ層14が形成され、このシンチレータ層14および支持基板11の縁端部15上の第1の保護層12に積層して、第2の保護層16がシンチレータ層14を密閉して被覆する。これにより、シンチレータパネル10内を空気中の湿気から保護する第1の保護層12の支持基板11との強固な接合および接合耐久性が大きく向上し、空気中における高い耐湿性、長期信頼性が可能になる。 (もっと読む)


【課題】光散乱が抑制された空間分解能の高い多孔質シンチレータ結晶体を提供することである。
【解決手段】空隙を有する多孔質構造からなる多孔質シンチレータ結晶体であって、
前記多孔質構造は、相分離構造に空隙を形成した構造であり、相分離構造の共晶組成を構成する材料を有し、かつ前記多孔質構造中に前記多孔質シンチレータ結晶体の主面に垂直な方向に延びる前記空隙を少なくとも一つ以上有する多孔質シンチレータ結晶体を提供する。 (もっと読む)


【課題】モアレ現象の低減が可能な放射線画像検出器を提供する。
【解決手段】保持基板27上で行方向及び列方向にそれぞれ行選択線及び信号線37を一定間隔置きに複数本配置し、行選択線及び信号線37にて囲まれた領域に、フォトダイオード33を含む画素を配置して画像検出部25を構成する。また、画像検出部25の複数の画素上には蛍光変換膜23を形成し、蛍光変換膜23上には放射線遮蔽材42と放射線透過材43とを交互に配置したグリッド22を設ける。さらに、隣接する画素同士の隙間でかつ蛍光変換膜23と信号線37との間に、反射膜38を形成する。 (もっと読む)


【課題】 大型かつ薄型で、輝度の高い放射線画像を得ることができ、量産化が容易な放射線像変換パネルおよび放射線イメージセンサを提供する。
【解決手段】 本発明に係る放射線像変換パネルは、金属反射体上に誘電体多層膜を設けた支持体上に放射線画像を光画像へ変換する変換部を形成したものであり、この誘電体多層膜は、少なくとも金属反射体に接する第1の誘電体層と、この第1の誘電体層上に形成され、変換部が発する光に対して第1の誘電体層より屈折率の高い第2の誘電体層からなる。 (もっと読む)


【課題】光電変換素子上に波長変換層が設けられた積層構造において、光吸収率の低減を抑制することが可能な放射線撮像装置および放射線撮像表示システムを提供する。
【解決手段】放射線撮像装置1は、フォトダイオード111Aを含む画素部12上にシンチレータ層114を備えたものであり、これらフォトダイオード111Aとシンチレータ層114との界面付近の積層構造において、n型半導体層125とシンチレータ層114との間に、これら層よりも屈折率の低い低屈折率層129が設けられている。光の干渉が生じ易くなり、光吸収率が低屈折率層の膜厚に依存して変化し、極大値をもつようになる。 (もっと読む)


【課題】X線CT装置のような放射線検出に用いるシンチレータにおいて、クロストーク防止のための隔壁形成を不要とする光導波機能を有する一方向性相分離構造からなるシンチレータ結晶体を提供する。隔壁形成に変わり、光導波機能を有するシンチレータを提供すること。
【解決手段】一方向性を有する複数の柱状晶をなす第一の結晶相と、第一の結晶相の側面を埋める第二の結晶相の2相からなる相分離構造体であって、少なくとも第二の結晶相がCuIを有する材料から構成され、第二の結晶相が放射線励起にて発光することを特徴とするシンチレータ結晶体を製造する。 (もっと読む)


【課題】容易に製造可能なシンチレータアレイ、検出器リング、及びシンチレータアレイの製造方法を提供すること。
【解決手段】シンチレータアレイ3は、反射材構造物10と複数のシンチレータ20とを有している。反射材構造物10は、2次元状に稠密に配列された多角柱形状を有する複数の貫通孔を有し、光を反射する反射材から。複数のシンチレータ20は、複数の貫通孔にそれぞれ挿入され、多角柱形状を有する。 (もっと読む)


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