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Fターム[2K009DD04]の内容

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【課題】ゴーストやフレアを低減し、良好な反射率特性の反射防止膜を有する光学素子を提供すること。
【解決手段】光学素子であって、第m番目の光学面に形成され、関数Fm(x)で表される反射率特性を有する反射防止膜と、第n番目の光学面に形成され、反射率特性を関数Fn(x)で表される反射率特性を有する反射防止膜と、を有し、関数Fm(x)及び関数Fn(x)の少なくとも一方の関数は、所定の波長において反射率の極大値を有し、W型の特性を有し、他方の関数は、一方の関数の少なくとも一つの極大値を打ち消すような波形を有し、関数Fm(x)で示される反射率特性を有する反射防止膜は、関数Fn(x)で示される反射率特性を有する反射防止膜よりも、光源に近い側の光学面に形成されていることを特徴とする反射防止膜を有する。
ここで、m、nは、それぞれ正の整数m<nである。 (もっと読む)


【課題】基材フィルムとして寸法安定性の高いポリエステルフィルムを用い、ポリエステルフィルムと透明導電層との界面反射による反射損失を低減し、さらにガスバリア性および耐溶剤性に優れる反射防止機能付導電性フィルムを提供する。
【解決手段】二軸配向ポリエステルフィルム、反射防止層および透明導電層がかかる順に直接積層され、該反射防止層の屈折率が1.75以上2.00以下かつ反射防止層の厚みが25nm以上110nm以下であり、該反射防止層が無機成分のみで構成されるかまたは無機成分と有機成分とを含んでなり、該有機成分の含有量が反射防止層の重量を基準として35重量%以下である反射防止機能付導電性フィルム。 (もっと読む)


【課題】基材フィルム上に活性エネルギー線硬化性樹脂から形成される樹脂層を備える光学フィルムであって、ケン化処理による樹脂層表面の対水接触角、基材フィルムと樹脂層との間の密着性、樹脂層の光学機能の低下等がなく、耐ケン化性に優れる光学フィルムを提供する。
【解決手段】基材フィルム101上に、活性エネルギー線硬化性樹脂の硬化物からなる樹脂層102を備え、樹脂層102がポリ(メタ)アクリレートを主鎖とするポリマーから構成される界面活性剤を含有する光学フィルム、ならびにこれを適用した偏光板および画像表示装置である。界面活性剤は、側鎖にフッ素原子および/またはケイ素原子を含有するものであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、反射防止膜の中間屈折率膜として用いられる、屈折率1.5〜2.0を示す酸窒化ケイ素膜を形成する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、スパッタリング法により、基材上に希ガス及び反応性ガスからなる混合ガス雰囲気の真空チャンバー内で酸窒化ケイ素膜を形成する方法であり、前記反応性ガスに酸素及び窒素を含む時の放電電圧Vと、前記反応性ガスに窒素を含み酸素を含まない時の放電電圧Vとが、(V/V)>0.9となるように、前記混合ガスに含まれる希ガスを50〜70体積%とし、屈折率が1.5〜2.0の酸窒化ケイ素膜を得ることを特徴とする酸窒化ケイ素膜の形成方法。 (もっと読む)


【課題】凹面を有する光学素子に膜厚が均一な金属酸化膜を形成する。
【解決手段】金属ターゲットから放出されたスパッタ粒子を、光学素子2の凹面2aに蒸着させて金属膜11を形成する(スパッタ処理工程)。次に、スパッタ処理工程にて形成された金属膜にイオンビームiを照射して、金属膜11から放出されたスパッタ粒子saを再度、光学素子2の凹面2aに蒸着させて金属膜11Aを形成する(再スパッタ処理工程)。このとき、主に凹面2aの中央部の金属がスパッタされて、スパッタ粒子saが凹面2aの周縁部に蒸着される。次に、再スパッタ処理工程にて形成された金属膜11Aに、酸素ラジカルビームを照射して酸化処理を行い、金属酸化膜15を形成する(酸化処理工程)。 (もっと読む)


【課題】低抵抗および高透過を確保しながら、屈曲に対して導電性を保持できる導電性光学素子ならびに情報表示装置および表示装置を提供する。
【解決手段】導電性光学素子は、可撓性を有し、表面に可視光の波長以下の微細ピッチで凸部または凹部からなる構造体が多数配置された基体と、構造体上に形成された透明導電層とを備える。構造体のアスペクト比は0.1以上1.8以下であり、透明導電層は構造体に倣った表面を有する。導電性光学素子は、屈曲試験に対して導電性が保持される。 (もっと読む)


【課題】レンズ形成の工程数を低減して製造プロセスを簡略化することができると共に、所望の高屈折率レンズ形状を容易に形成しかつ高屈折率レンズ間のレンズ形状のバラツキをも抑えて安定したレンズ形状にする。
【解決手段】下地膜としての層間絶縁膜11上に高屈折率膜のSiN膜12aを形成する高屈折率膜形成工程と、SiN膜12a上に感光性レジスト膜を成膜し、透過率階調マスクを用いて照射光量を平面的に制御して、感光性レジスト膜17のレンズ形状に形成するレジストレンズ形状形成工程と、レンズ形状の感光性レジスト膜17とSiN膜12aとを同時にエッチングすることにより、感光性レジスト膜17のレンズ形状を反映した同じ高屈折率レンズ形状の層内レンズ12に形成する高屈折率膜レンズ形状形成工程とを有している。 (もっと読む)


【課題】隣接する薄膜間に勾配層が形成された多層膜であって、勾配層における濃度勾配がなだらかな多層膜を形成し得る方法を提供する。
【解決手段】円筒型の第1及び第2のターゲット31b,32bを、第1のターゲット31bからのスパッタ粒子の飛散領域である第1の飛散領域R1と、第2のターゲット32bからのスパッタ粒子の飛散領域である第2の飛散領域R2とが重なるように配列し、第1のターゲット31b内の第1のカソード31aと第2のターゲット32b内の第2のカソード32aとの間に交流電圧を印加した状態で、基体10を、第1及び第2のターゲット31b,32bの配列方向において、第1のターゲット31b側から第2のターゲット32b側に向けて移動させ、第1及び第2の飛散領域R1,R2を通過させることによって基体10の上に、第1及び第2の薄膜11,13と勾配層12とを形成する。 (もっと読む)


【課題】防眩効果を有し、疲労感の低減、眼病予防にも効果的で、かつ、視認性が良好な光学部品及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の光学部品は、プラスチック基材と、前記プラスチック基材の凸面及び凹面からなる両面の少なくとも凸面上に配設された多層膜とを備えた光学部品であって、前記多層膜は、400〜500nmの波長範囲における平均反射率が2〜10%であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】波長400〜700nmで製造ばらつきを考慮しても最大反射率が0.1%以下の反射防止特性を有し、製造の際にも安定した分光反射特性が得られる反射防止膜を提供する。
【解決手段】波長400〜700nmの光において1.45〜2.12の屈折率を有する基板上に、前記基板から順に第1層〜第4層を形成してなる4層構成の反射防止膜であって、前記第1層〜第4層が、それぞれ独立に100〜150nmの光学膜厚を有し、前記基板の屈折率N0、及び前記第1層〜第4層の屈折率N1〜N4が、(0.78×N0+0.40)≦N1≦(0.78×N0+0.62)、(0.30×N0+1.20)≦N2≦(0.30×N0+1.73)、1.48≦N3≦1.94、及び1.15≦N4≦1.27を満たすことを特徴とする反射防止膜。 (もっと読む)


【課題】水蒸気バリア性能に優れ、クラック発生が抑制された反射防止膜を提供すること。
【解決手段】基材上に、少なくともSiOを含有する層を含む低屈折率層と、高屈折率層とを有する反射防止膜において、SiOを含有する層の少なくとも1層をイオンアシスト法により蒸着成膜する。 (もっと読む)


【課題】
反射防止膜の密着性が良好で反射率が低く、かつ反射色ムラが抑制された、低コストの反射防止フィルムを提供する。
【解決手段】
本発明の反射防止フィルムは、屈折率が1.6〜1.7のポリエステルフィルム上に易接着層のみを介して気相製膜法によって積層された薄膜層を有し、前記薄膜層の屈折率が前記ポリエステルフィルムの屈折率より0.15以上小さく、かつ、前記易接着層が下記の条件1、条件2、または(条件1および条件2)を満足することを特徴とする、反射防止フィルムである。
条件1:易接着層の屈折率と前記ポリエステルフィルムの屈折率との差の絶対値が0.05以下である。
条件2:易接着層の厚みが5nm以上50nm未満である。 (もっと読む)


【課題】屋外を含む過酷な環境下においても、良好な透過率及び低反射率を有することにより、優れた透明性を発揮して良好な性能を期待できる反射防止シートを提供する。
【解決手段】PET、PEN、ガラスなどの透明基材シート10の片面に、反射防止膜11を形成する。当該反射防止膜11として、パーフルオロカーボン骨格を基本的な分子構造とし、C原子またはF原子の少なくともいずれかが欠損してなる部分領域を有する構成を持つ、フッ化炭素膜をスパッタリング法等で成膜する。「部分領域」とは、PTFEのパーフルオロカーボン骨格において存在していたC原子またはF原子が失われた結果、骨格のCF構造が崩れている領域を示す。 (もっと読む)


【課題】グレージングの良好な美、および熱処理(焼きなまし、強靭化、曲げ、折り畳み)に対する良好な耐性を有する高い機械的および化学的耐久性の両方を保証する膜を提供する。
【解決手段】積層が、連続的に、1.8〜2.3の屈折率n1および5〜50nmの幾何学的厚さの第1層(1)、1.35〜1.65の屈折率n2および5〜50nmの幾何学的厚さe2の第2層(2)、1.8〜2.3の屈折率n3および40〜150nmの幾何学的厚さe3の第3層(3)、1.35〜1.65の屈折率n4および40〜150nmの幾何学的厚さe4を有する第4層(4)を含む薄層の積層(A)からなる透明基板(6)。 (もっと読む)


【課題】波長以下の周期の微細な凹凸を持つ反射防止構造と同等の性能を持ちながら、容易に製造することを可能とした、反射防止機能を有する光学素子を提供する。
【解決手段】 反射防止機能を有する光学素子であって、波長λの半分以下のピッチで並ぶ、凸または、凹の形状をした第1の凹凸構造が表面に形成された基板と、前記第1の凹凸構造の上に少なくとも1層以上の薄膜を有する薄膜層と、を有し、前記薄膜層は、前記基板の屈折率よりも屈折率が低く、また、2層以上の薄膜を有する場合は、前記基板側から空気側に向かって、屈折率が低くなる順に配置され、前記薄膜層の最上層には、前記第1の凹凸構造に対応する第2の凹凸構造があるとともに、下記条件式を満たすことを特徴とする光学素子。
1/4≦h1/h0≦2 ・・・(1)
1/5λ≦D≦2λ ・・・(2) (もっと読む)


【課題】耐久性に優れた微細構造より構成される反射防止表面を有する反射防止光学構造付き基板および反射防止光学構造付き基板の製造方法を提供する。
【解決手段】基板表面上に微細な円錐形状やピラミッド状を有する突起を配置する際に、それらの微細な突起の頂部を円弧状に繋げることにより、表面接触等による破損を低減でき、機械的強度が向上できる。また、このような連続突起が配置された基板は、基板表面にメタンガスなどの炭化水素ガスをプラズマ中で分解して形成されるカーボンナノウオールを成長させ、それらの形状をエッチング加工などにより基板表面に転写することにより作製できる。 (もっと読む)


【課題】内部での多重反射が抑制された光学機能素子を提供する。また、該光学機能素子が搭載されることにより、実際には存在しない像の写り込みが抑制された撮像装置を提供する。
【解決手段】光学機能素子は、基材層と、基材層の一主面に形成され、入射する光のうち、あらかじめ定められた割合の光を反射し、残余の光を透過する半透過層と、基材層に対して基材層の一主面とは反対側の主面上に形成され、基材層を通過する光の反射を防止する反射防止層とを備える。
撮像装置は、該光学機能素子と、光学機能素子からの透過光を受光する第1の受光素子と、光学機能素子からの反射光を受光する第2の受光素子とを備える。 (もっと読む)


【課題】可視光透過性が高く、反射率が十分に低減され、反射色が非常に目立ち難い光学製品や眼鏡プラスチックレンズを提供する。
【解決手段】光学製品基体の上に光学多層膜を設けた光学製品であって、前記光学多層膜における反射光の色が、CIE表色系の色度図(x,y,Y)において、〔1〕0.27≦x≦0.30,〔2〕0.30≦y≦0.36の条件を全て満たすようにする。又、光学製品基体を眼鏡プラスチックレンズ基体とする。 (もっと読む)


【課題】
光学薄膜の成膜において、膜厚、屈折率が設計値からずれた場合でも、最終的に得られる光学性能が目的とする光学性能に近づけることができる技術を提供する。
【解決手段】
光学的膜厚がλ/4以上の層で光量の極値が判明した時点で、それ以前に成膜した光学的膜厚がλ/4以下の薄い層の屈折率と膜厚を推定し、最適化手法を用いて成膜中の層および成膜中の層以降の層の膜厚を補正することによって目的とする光学性能を得る。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、高い赤外線反射率を有しながら良好な対表面擦過性を備える赤外線反射性の光学積層体を提供することを目的とするものである。
【解決手段】
可視光域で透明な基材の少なくとも片面側に、赤外線反射層を有し、さらに赤外線反射層の外面側にハードコート層を有する積層体であって、該ハードコート層が、炭素原子に対する窒素原子の原子数比率が15〜30%の非晶質窒化炭素から構成され、該非晶質窒化炭素は、以下の(1)および/または(2)を満たすことを特徴とする、光学積層体。
(1)[spC−C結合の数]<[spC=C結合の数]
(2)[spC−N結合の数]<[spC=N結合の数] (もっと読む)


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