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Fターム[4B065AB10]の内容

Fターム[4B065AB10]に分類される特許

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【課題】ヒト多能性幹細胞を培養するための改良系を提供する。
【解決手段】多能性幹細胞は伝統的に、分化を防ぐために(マウス胚線維芽細胞等の)フィーダー細胞層上で培養される。本明細書に記載する系では、フィーダー細胞の役割は、分化させずに迅速な増殖を支持する、培養環境に添加される成分と入れ替わっている。効果的な特徴とは、細胞にとって適切な支持構造、および、別の細胞種であらかじめ馴化することなく培養物中に新しく添加され得る効果的な培地である。本発明に従って新鮮培地中でヒト胚幹細胞を培養することにより、細胞は、3種の胚性胚葉すべてに相当する細胞に分化する能力を保持しながらも、驚くほど迅速に拡大する。この新規な培養系により、薬剤スクリーニングおよびヒトの治療において使用する重要な産物の商業生産のためのpPS細胞の大量増殖が可能となる。 (もっと読む)


【課題】植物からの発根を促進して、その発根率を向上させる不定根発根促進剤の有効成分として有用な化合物を提供することを目的とする。さらに、該有効成分を含有する不定根発根促進剤を利用した、挿し木法や組織培養法などによるクローン苗、特に発根能が低い植物種に属するクローン苗の生産性を向上させるための、発根方法および発根用培地を提供することを目的する。
【解決手段】アバミンを含む植物の不定根形成促進剤、前記不定根形成促進剤を含有する、植物のシュートの発根用培地、および前記不定根形成促進剤又は前記発根用培地を用いるクローン苗の生産方法。 (もっと読む)


【課題】従来よりもさらに改良された、発酵法によるL−アミノ酸の製造法を提供すること。
【解決手段】L−アミノ酸生産能を有する腸内細菌科に属する細菌を培地で培養して、L−アミノ酸を該培地に生成蓄積させ、該培地より前記L−アミノ酸を採取する、L−アミノ酸の製造法において、前記細菌は、アルギニンスクシニルトランスフェラーゼ経路の酵素、例えばアルギニンスクシニルトランスフェラーゼ、スクシニルアルギニンジヒドロラーゼ、スクシニルオルニチンアミノトランスフェラーゼ、スクシニルグルタミン酸セミアルデヒドデヒドロゲナーゼ、及び、スクシニルグルタミン酸デサクシニラーゼの1または2以上の酵素の活性が低下するように改変された細菌であることを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】抗原特異的T細胞を提供する。
【解決手段】抗原特異的T細胞は、患者由来MHC分子をエンコードする核酸、及び、抗原もしくは前記抗原をエンコードする核酸を準備する工程、これらの両方の化合物を、健康なドナーに由来する抗原提示細胞(APC)中にコトランスフェクションするか、または導入する工程、健康なドナーに由来する末梢血リンパ球(PBL)を、前記APCで初回抗原刺激する工程、及びMHC−抗原リガンドに特異的なT細胞を選択する工程を含む方法によって提供される。 (もっと読む)


【課題】 特定の菌種や菌株の種類に制限されることなく、‘任意の’糸状菌類の菌種や菌株に容易に適用が可能である(極めて汎用性が高い)、菌類寄生ウイルスの導入方法を開発することを目的とする。
【解決手段】 口針によって糸状菌類の菌糸に穿孔して細胞内容物を吸汁摂取する性質を有する線虫を用いることを特徴とする、糸状菌類への菌類寄生ウイルス導入方法を提供する。また、詳しくは、前記線虫と、導入対象の菌類寄生ウイルスが感染していない糸状菌類(ウイルス受容菌)及び導入対象の菌類寄生ウイルスが感染している糸状菌類(ウイルス供与菌)とを、同時に共存させることによって、前記菌類寄生ウイルスを、当該線虫の口針を介して前記ウイルス供与菌に感染させることを特徴とする、糸状菌類への菌類寄生ウイルス導入方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】薬剤耐性を示すロドコッカス属細菌について、より効率的且つ汎用的に薬剤耐性遺伝子が欠失又は不活性化された当該薬剤感受性株(薬剤感受性ロドコッカス属細菌)を提供する。
【解決手段】本発明は、薬剤耐性を示すロドコッカス属細菌における薬剤耐性遺伝子が欠失又は不活性化された、薬剤感受性微生物である。当該欠失又は不活性化は、例えば、ドナー微生物から薬剤耐性を有するレシピエント微生物への接合伝達を利用した、所定の工程(a)〜(d)を含む方法により行われ得る。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、カプロン酸エチル生成能に優れる酵母株、その製造方法、ならびにそれを用いた発酵産物の製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】 FAS2遺伝子の3748位のGがAに変異したホモ接合型のFAS2変異を有するホモ接合型変異株を使用する。このようなホモ接合型変異株によれば、カプロン酸エチルの生成を促進し、例えば、カプロン酸エチルの含有量をより増加することができる。このため、前記ホモ接合型変異株を用いて発酵処理を行えば、カプロン酸エチルの含有量が増加するため、例えば、吟醸香に優れた清酒等の製造が可能である。 (もっと読む)


【課題】免疫賦活性効果を有するヒト化モノクローナル抗体の提供。
【解決手段】本発明の抗体は、Bリンパ芽球腫細胞に特異的に結合し、末梢血リンパ球の増殖及び活性化を誘発し、癌を罹患している対象に投与した際に抗腫瘍効果を誘発する能力を有する。 (もっと読む)


体細胞を再プログラミングして誘導多能性幹(iPS)細胞を得るための方法を提供する。誘導多能性幹(iPS)細胞は、外胚葉、中胚葉または内胚葉に由来する体細胞に分化できる能力を有する。上記iPS細胞、iPS細胞を生成及び維持する方法、及びiPS細胞を使用する方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】(1)細胞培養・細胞増殖のさらなる大量高速化、(2)「piPS細胞技術」によるiPS細胞の実用的な大量取得(量産)を実現する。
【解決手段】培養液にマイクロバブラーで気体バブリングさせた組成物を用いて種々の細胞に好適なマイクロバブルの懸濁状態を形成し、さらに、対象細胞について、該細胞自身の変化を促進するのに要する複数の物質それぞれ個別の取込み安さに応じた、それぞれ個別の気体成分とその濃度をあらかじめ実験的に決定し、かかる実験的に決定された複数の物質の取込み安さに応じた気体成分とその濃度について、物質取込みがたやすい順、あるいは、物質取込みが難しい順で時間経過とともに順次個別に気体成分指令を出す工程を有する。 (もっと読む)


【課題】高い分化誘導活性を有する人工ペプチドと、該ペプチドを有効成分とする細胞分化誘導剤を提供すること。
【解決手段】本発明によって提供される細胞分化誘導ペプチドは、(A)膜透過性ペプチドを構成するアミノ酸配列と、(B)配列番号19〜27のうちから選択されるいずれかのアミノ酸配列、若しくは該選択されたアミノ酸配列のうちの1個又は数個のアミノ酸残基が置換、欠失及び/又は付加されて形成されたアミノ酸配列とを有する人為的に合成されたペプチドである。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも一つのリプログラミング転写因子を担持する、操作された微小胞を使用することによって、真核細胞をリプログラミングするための、特に人工多能性幹細胞(iPS)を得るための非遺伝的で界面活性剤不含の無細菌法に関し、ここで、該操作された微小胞は、ウイルスフリーである。 (もっと読む)


【課題】感染性嚢胞疾患ウイルス(IBDV)をCEF細胞培養内での増殖に適応させるための方法を提供する。
【解決手段】IBDVのゲノムセグメントAおよびBのcDNAを含むDNA構築物を別々に調製し、該セグメントAを含むcDNA上の、変異体Eまたは古典的IBDV株のVP2遺伝子のアミノ酸残基253および284の1以上のコドン内またはGLS IBDV株のVP2遺伝子のアミノ酸残基284のコドン内に突然変異を導入して、変異体Eまたは古典的IBDV株の場合には、該突然変異VP2遺伝子のアミノ酸残基253および284のコドンがそれぞれヒスチジンおよびトレオニン残基をコードするようにし、該セグメントAと該セグメントBとを含むcDNAのRNA転写産物に、培地内の宿主細胞内で該IBDV突然変異体の複製を開始させ、該培養から該IBDV突然変異体を単離する工程を含んでなる、感染性IBDV突然変異体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】発現タンパク質を生成する能力を変化させるために遺伝子組換えした細胞の提供。
【解決手段】目的タンパク質の発現が増大したバチルス種などのグラム陽性細菌に関し、ここで1以上の染色体遺伝子が不活性化され、好ましくは1以上の染色体遺伝子がバチルス染色体から欠失される。いくつかの実施態様において、1以上の固有の染色体領域が対応する野生型バチルス宿主染色体から欠失され、プロテアーゼであるズブチリシンの発現量が増大されたバチルス株。 (もっと読む)


【課題】ヒトの治療およびインビボでの診断において免疫原になりにくい、ヒト抗体を産生する方法の提供。
【解決手段】抗原投与に応答して完全なヒト抗体を産生するように改変された、内因性の遺伝子座を欠損しているトランスジェニック動物に、特異的な抗原を投与することにより、この抗原に対する、単離された完全なヒト抗体を調製する方法。続いてさまざまな操作を行なうことにより、抗体そのものまたはその類似体を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】膵臓癌患者の生存期間を延長させる免疫療法剤を提供する。
【解決手段】膵臓癌患者の自己末梢血リンパ球を抗CD3抗体及び抗CD52抗体により刺激することにより培養して得た免疫療法剤であって、膵臓癌患者に対して少なくとも4回投与され、1回あたりの投与量に含まれる活性化リンパ球の数が少なくとも15×10個であって活性化リンパ球のうちCD3CD56NK細胞の比率が少なくとも30%であり、かつ、特定の複数の免疫低下状態のうち、少なくとも一つの状態にある膵臓癌患者に対して投与が開始されることを特徴とする。 (もっと読む)


γ−グルタミルシステインやグルタチオンなどの含硫化合物の細胞内の含量が増加した酵母をセレン酸感受性と赤色呈色の性質を組み合わせることによって得る。赤色呈色の方法は、アデニン要求性の付与およびメチオニンを添加した最小培地での培養を含む。
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本発明は、前記ピキア株において機能的遺伝子産物をコードする少なくとも1つの核酸配列および/または少なくとも1つの機能的遺伝子産物を発現するのに必要な少なくとも1つの核酸配列が遺伝子改変された遺伝子改変ピキア株を提供するものであり、ここで前記遺伝子産物は、遺伝的修飾ピキア株においてタンパク質分解および/または糖鎖形成を担う。特に、機能的遺伝子産物または前記遺伝子産物の発現をコードする核酸配列であるPEP4、PRB1、YPS1、YPS2、YMP1、YMP2、YMP3およびPMT4が遺伝的に修飾されるピキア株が提供される。前記遺伝子改変宿主細胞の野生型親が、配列番号4、配列番号6および配列番号8のアミノ酸1−865と少なくとも60%の配列同一性を有するポリペプチドをコードする遺伝子を含み、前記野生型宿主細胞と比べると、前記遺伝子改変宿主細胞内で、前記遺伝子産物が低減するか排除されるように、前記遺伝子が前記宿主細胞のゲノム内で遺伝的に修飾される遺伝子改変宿主細胞も本明細書では提供される。 (もっと読む)


【課題】凍結精子融解後の受精能が著しく低下し、凍結保存には適さなかったマウス系統の凍結融解精子について、その受精率を向上させる手段を提供すること。
【解決手段】以下の工程を含む、マウス凍結融解精子を用いる体外受精方法。
(1) マウス凍結精子を融解し、メチル−β−シクロデキストリン、D−ペニシラミン、クエン酸三ナトリウム、およびハイポタウリンを含有する培地を入れたディッシュで前培養する工程
(2) ディッシュの中央部分からマウス精子を選択的に採取する工程
(3) 採取したマウス精子とマウス卵子を用いて体外受精を行う工程 (もっと読む)


本発明は、対象物質(積荷分子)を白血球に輸送するための特定の輸送体−積荷コンジュゲート分子の使用に関する。前記輸送体−積荷コンジュゲート分子は、白血球が関与する疾患及び/又は障害の治療、予防、減衰、及び/又は回復のために用いることができる。また、本発明は、前記輸送体−積荷コンジュゲート分子の製造、対象物質(積荷分子)を白血球に輸送する方法、及び前記輸送体−積荷コンジュゲート分子又はその断片を含む白血球に関する。 (もっと読む)


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