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Fターム[4C085KB12]の内容

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本発明は、非天然存在高密度リポタンパク質様ペプチド−リン脂質足場(「HPPS」)ナノ粒子を提供する。より詳細には、本発明は:(a)少なくとも1つのリン脂質;(b)少なくとも1つの不飽和脂質、好ましくは不飽和ステロールエステル、さらに好ましくは不飽和コレステロールエステル、さらに好ましくはオレイン酸コレステリル;および(c)少なくとも1つの両親媒性αらせんを形成可能なアミノ酸配列を含む、少なくとも1つのペプチドを含み;構成要素a)、b)およびc)が会合して、ペプチド−リン脂質ナノ足場を形成する、非天然存在ペプチド−脂質ナノ足場を提供する。本発明の態様において、細胞表面受容体リガンドはHPPS内に取り込まれる。1つの態様において、細胞表面受容体リガンドは、HPPSナノ粒子のペプチド足場に共有結合する。他の態様において、細胞表面受容体リガンドは脂質アンカーにカップリングし、そしてHPPSナノ粒子のリン脂質単層内への脂質アンカーの取り込みによってHPPSナノ粒子表面上にディスプレイされる。本発明はまた、HPPSナノ粒子を含む薬学的配合物およびHPPSナノ粒子を作製する方法も提供する。
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温熱処置材料の使用による生体組織を処置するための装置及び方法が提供される。生体の標的組織に注入すべき温熱処理材料は、担体母材、生体の外部から印加される交番電磁場に応答して熱エネルギーを発生するためにはたらく複数の第1の粒子及び、それぞれが芯及び芯を囲むコーティングを有する、複数の第2の粒子を含む。コーティングは、コーティングが溶解して芯が露出されるにしたがい、外部画像化装置における芯の鮮明度が影響を受けるように、あらかじめ設定された温度において熱エネルギーによって溶解する。鮮明度の変化は、材料があらかじめ設定された温度に達したか否かを判定するための標識として用いることができる。
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【課題】安全性が高く、再生医療において生成される細い新生血管を観察可能な新規造影剤を提供すること。
【解決手段】高分子に標的指向性の基と検出用の基を結合させてなる造影剤。 (もっと読む)


本発明は、1〜50nmの粒径を有し、その少なくとも一部分が少なくとも1つのランタニドの少なくとも1つの酸化物及び/又は1つのオキソ水酸化物からなるナノ粒子の使用であって、前記ナノ粒子が、
・少なくとも1つのランタニドの少なくとも1つの酸化物及び/又は1つのオキソ水酸化物からなるか、或いは
・少なくとも1つのランタニドの少なくとも1つの酸化物及び/又は1つのオキソ水酸化物からなるコアと、場合により表面にグラフトされ又は内部に含まれる有機分子を有するポリシロキサンからなる被覆とを含むナノ粒子の形態である、
X線又はγ線照射による腫瘍の処置の効率を改善することを意図した注射用組成物の製造における放射線増感剤としての使用に関する。
本発明はまた、少なくとも1つのランタニドの少なくとも1つの酸化物及び/又は1つのオキソ水酸化物からなるコアと、1つのランタニドあたり1〜5個のケイ素原子を含み、そのケイ素原子の少なくとも10%がモル質量450g/mol未満の親水性有機分子と結合しているポリシロキサンによる被覆とからなる、上記の使用に特に適するナノ粒子に関する。 (もっと読む)


本発明は、治療化合物、医薬品、薬物、検出剤、核酸配列および生物学的因子を含む薬剤の送達系のための組成物および方法を含む。一般に、本発明のナノ治療組成物は、送達のために、コロイド金属を含むプラットフォーム、腫瘍壊死因子などの標的リガンド、ポリエチレングリコールなどのステルス剤、および1つまたは複数の診断または治療薬を含む。また本発明は、このようなナノ治療組成物の製造のためおよび癌の処置のための方法および組成物も含む。
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(1)腫瘍細胞で発現するインテグリンのアンタゴニストと、(2)腫瘍集積性テトラピロール光増感剤、蛍光染料、及び放射線同位体標識された部分のうち少なくとも1つ、とのコンジュゲートである化合物であって、前記放射同位体が11C、18F、64Cu、124I、99Tc、111In又はGdIIIである化合物、並びに、腫瘍など過剰増殖組織を診断、撮影及び治療するための前記化合物の使用方法。好ましくは、前記光増感剤は、ポルフィリン、クロリン又はバクテリオクロリンなどの腫瘍集積性テトラピロール光増感剤であり、フェオホルビド及びピロフェオホルビドが例として挙げられる。そのようなコンジュゲートは、極端な腫瘍親和性を有し、光吸収により腫瘍を抑制又は完全に破壊するために用いられ得る。前記インテグリンは通常αvβ3、α5β1、αvβ5、α4β1又はα2β1である。好ましくは、前記アンタゴニストはRGDペプチド、又は4−[{2−(3,4,5,6−テトラ−ヒドロピリミジン−2−イルアミノ)エチルオキシ}−ベンゾイル]アミノ−2−(S)−アミノ−エチル−スルホニルアミノ基などの合成物質であってもよいその他のアンタゴニストである。そのような化合物は腫瘍親和性及び造影能力を提供するため、選択的且つ鮮明な腫瘍イメージングが可能となる。 (もっと読む)


構造:[(P1−S1−L−(S2−P2)を含む化合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくはエステルであって、式中:P1およびP2は、同じであっても異なっていてもよく、環状オリゴペプチド部分であり、P1とP2の少なくとも一方は該環状部分内にB−ArgまたはB−(Me)Argモチーフを有し、ここで、Bは、塩基性アミノ酸、その誘導体、またはフェニルアラニンもしくはその誘導体であり;S1およびS2は、スペーサー基であり、同じであっても異なっていてもよく;Lは、該環状オリゴペプチドまたはスペーサー基の結合のための少なくとも2つの官能基を含むリンカー部分であり;nおよびqは独立して、0または1であり;pおよびrは独立して、1以上の整数である。 (もっと読む)


本発明は、過分極13C−乳酸塩を含むイメージング媒体を用いる13C−MR検出方法及び前記方法で使用するための、過分極131−乳酸塩を含むイメージング媒体に関する。 (もっと読む)


本発明は、磁気共鳴映像法(MRI)または磁気共鳴スペクトロスコピー(MRS)での使用に適した磁気共鳴(MR)剤を過分極化する方法を提供するものであって、a.MRIまたはMRSの使用に適したMR剤と、20℃で1×10-10秒未満の電子スピン緩和時間を有した常磁性金属イオンである少なくとも1種類の緩和剤とを含んだ溶液を準備する工程と、b.5K未満の温度及び少なくとも1Tの磁場に前記溶液を曝す工程とを備える。緩和剤は、例えばジスプロシウムでもよい。 (もっと読む)


前立腺特異膜抗原(PSMA)は、イメージングおよびがんの治療のための有効な標的としてますます認識されてきている。種々の99mTc/Re標識化合物を、既知のTc/Reキレート剤をアミノ職能化されたPSMA阻害剤に、変長のリンカー部分有りまたは無しで結合させることにより調製した。ex vivo体内分布およびin vivoイメージングは、操作されたPSMA+ PC3 PIP腫瘍にに対する特異的結合の程度を実証した。 (もっと読む)


【課題】金属原子を穏和な条件でも、迅速に簡便かつ安定に配位させることができる、新規な生体材料としての高分子錯体、およびこれを利用した医薬組成物を提供する。
【解決手段】疎水性配位子と親水性ポリマーからなる両親媒性のブロック共重合体と1種以上の金属原子からなる高分子錯体、より詳しくは、側鎖に金属原子に配位可能な複素環を有するアミノ酸を含むヘリックス構造のデプシペプチドまたはペプチドからなる疎水性配位子と親水性ポリマーからなる両親媒性のブロック共重合体と1種以上の金属原子からなる高分子錯体。
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本発明は、例えば、アルツハイマー病及び関連状態の、診断、治療及び予防において使用され得る結合タンパク質及び特にヒト化抗体に関する。 (もっと読む)


一般式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)及び/又は(VI)の繰り返し単位を含む種々の生物分解性ポリグルタミン酸塩複合体が調製される。該ポリマー複合体は複数の薬物と複合化できる。このようなポリマー複合物は、種々の薬物、標的化剤、安定剤及び/又は造影剤の送達の用途に有用である。
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疎水性化合物とポリマー複合体を含む種々の組成物が係る。該組成物は、ポリマー複合体、第1の疎水性薬物、及び第2の疎水性薬物を含む。該組成物のポリマー複合体は作用因子、例えば、造影剤、標的化剤、安定化剤及び/又は薬物を複合化できる。さらに、該ポリマー複合体は、前記作用因子を分子レベルに分散することによって該作用因子を水性系に効果的に可溶化し、従って該作用因子の機能性及び/又はバイオアベイラビリティを高める。 (もっと読む)


本発明は、低毒性ホウ素化合物及び腫瘍の治療、視覚化及び診断における該化合物の使用方法に関する。より具体的には、本発明は、ハロゲン化物、アミン又はニトロ基を有する、低毒性のカルボラン含有ポルフィリン化合物と、とりわけ、脳、頭部及び頚部ならびにその周囲の組織の腫瘍を治療するためのホウ素中性子捕捉療法(BNCT)、X線照射治療(XRT)及び光線力学療法(PDT)においての該化合物の使用方法に関する。また、本発明は、MRI、SPECT又はPETなどの腫瘍の撮像方法及び/又は診断方法での該カルボラン含有ポルフィリン化合物の使用に関するものである。 (もっと読む)


一般式(I)及び(II)の繰り返し単位を含む種々の生物分解性ポリグルタミン酸が調製される。そのようなポリマー複合体は種々の薬物、標的化剤、安定剤、及び/又は造影剤の送達の用途に有用である。 (もっと読む)


【課題】合成配位子やテンプレートを用いることなく室温で簡単に超分子ナノ集合体を製造する方法および超分子ナノ集合体を提供する。
【解決手段】超分子ナノ集合体は、遷移金属塩とヌクレオチドとを室温の水中で混合する工程を有する方法により製造され、遷移金属イオンとヌクレオチドとが、自己組織化により自発的に超分子ナノ集合体を形成する。遷移金属塩として、希土類塩を用いると、強い蛍光発光や高い磁気モーメントを有する希土類ナノ粒子が得られる。また、遷移金属塩として銀塩を用いると、ナノファイバーが得られ、銀塩およびヌクレオチドの濃度が増加すると、ハイドロゲルが生成する。 (もっと読む)


【課題】固形癌組織を特異的に映像化するのに適したGd内包高分子ミセル型MRI造影剤であって、高分子ミセルからのGdイオンの漏出がない、新規なGd内包高分子ミセル型MRI造影剤を提供すること。
【解決手段】MRI造影剤は、親水性ポリマー鎖セグメントと、アミノ基を含む側鎖を複数有するセグメントであって該複数のアミノ基の一部又は全部にガドリニウムキレート化剤残基が直接又はリンカー構造を介して結合されており、かつ、該ガドリニウムキレート化剤残基の一部又は全部にガドリニウムイオンがキレートされているガドリニウム含有セグメントとを含むブロックコポリマーと、該ガドリニウム含有セグメントが、高分子ミセル形成時に正の電荷を有する場合にはポリアニオン、負の電荷を有する場合にはポリカチオンとから水系媒体中で形成された高分子ミセルを有効成分とする。 (もっと読む)


【課題】費用効率が良く、安全であり、かつ簡便な方法を使用して、脈管系におけるCVD標的の存在、位置およびサイズを正確に同定すること。
【解決手段】哺乳動物の脈管系における静止標的の存在または非存在を決定する方法であって、a)該哺乳動物に対して標的化MRI造影剤を投与する工程であって、該標的化MRI造影剤は、該静止標的に対して特異的親和性を有し、そして該標的化MRI造影剤はさらに、該静止標的および該哺乳動物の脈管系のコントラスト増強を提供し得る、工程;b)該脈管系の画像を含む第1のMRIデータセットを取得する工程;およびc)第2のMRIデータセットを取得する工程であって、該第2のMRIデータセットは、該静止標的が存在する場合に、バックグラウンドの血液および組織の増強に対して、観察可能なレベルでの該静止標的のコントラスト増強を提供するために適切な時間で取得される、工程を包含する、方法。 (もっと読む)


【課題】画像化用に組織を標的化するための新しい放射性標識の戦略を提供することによって、先行技術の欠点および他の欠点を克服すること。
【解決手段】本発明は、放射性標識した組織特異的リガンド、ならびにこの放射性標識したリガンドを作製するための方法および組織特異的疾患を画像化するためにこの放射性標識したリガンドを使用するための方法を提供する。本発明は、組織特異的疾患画像化のための組成物を提供する。本発明のこの画像化組成物は、一般に、エチレンジシステインおよび酸アーム(acid arm)の一方または両方上のエチレンジシステインに結合体化された組織特異的リガンドでキレート化された放射性核種標識を含む。このエチレンジシステインは、放射性核種標識を有するNキレートを形成する。当然、このキレート化した化合物は、放射性核種とキレート化号物との間にイオン結合を含む。 (もっと読む)


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