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Fターム[4C086CB04]の内容

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【課題】X線を照射して腫瘍等の患部の標的細胞を治療する際に、深部にある患部にも適用することが可能で、X線のエネルギーを効率よく標的細胞に伝達して標的細胞を損傷し、しかも周囲の正常細胞の損傷を低減することのできる低被曝、低侵襲のX線治療用の増感剤を提供する。
【解決手段】プロトポルフィリン、プロトポルフィリンナトリウム、ヘマトポルフィリン及び5-アミノレヴリン酸からなる群から選択された化合物を有効成分として、低被曝、低侵襲のX線治療用増感剤を構成する。 (もっと読む)


【課題】細胞媒体中に極めて可溶であって腫瘍にのみ非常に選択的に蓄積し、無毒の化合物に急速に代謝され、化合物の吸収最大が630nmより高い光力学療法用または光診断用または感染症、ガンおよび皮膚疾患の治療用の光増感剤およびその製法の提供。
【解決手段】一般式(II)
(式中、R−Rは、直鎖または分枝鎖の8つ以内の炭素原子を有するアルキル基を表し、R−R12は、水素、直鎖または分枝鎖の8つ以内の炭素原子を有するアルキル基またはハロゲンを表し、Meは亜鉛、アルミニウム、マグネシウム、水素、ガリウム、ゲルマニウムまたは錫を表し、Mは水素、金属カチオンまたはアンモニウムカチオンを表して、所望により1つ以上の未置換または置換されたアルキル基またはヒドロキシアルコキシアルキル基により置換されてもよく、m、n、o、pは1または2である)で示されるフタロシアニン色素。 (もっと読む)


本発明は、非天然存在高密度リポタンパク質様ペプチド−リン脂質足場(「HPPS」)ナノ粒子を提供する。より詳細には、本発明は:(a)少なくとも1つのリン脂質;(b)少なくとも1つの不飽和脂質、好ましくは不飽和ステロールエステル、さらに好ましくは不飽和コレステロールエステル、さらに好ましくはオレイン酸コレステリル;および(c)少なくとも1つの両親媒性αらせんを形成可能なアミノ酸配列を含む、少なくとも1つのペプチドを含み;構成要素a)、b)およびc)が会合して、ペプチド−リン脂質ナノ足場を形成する、非天然存在ペプチド−脂質ナノ足場を提供する。本発明の態様において、細胞表面受容体リガンドはHPPS内に取り込まれる。1つの態様において、細胞表面受容体リガンドは、HPPSナノ粒子のペプチド足場に共有結合する。他の態様において、細胞表面受容体リガンドは脂質アンカーにカップリングし、そしてHPPSナノ粒子のリン脂質単層内への脂質アンカーの取り込みによってHPPSナノ粒子表面上にディスプレイされる。本発明はまた、HPPSナノ粒子を含む薬学的配合物およびHPPSナノ粒子を作製する方法も提供する。
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【課題】生体組織に侵入する可能性や生体組織の隙間から漏れ出す可能性が低く、酸素錯体の微視的な密度を上げることができる包接超分子錯体を提供する。
【解決手段】この発明の包接超分子錯体は、親水性側鎖を有する線状高分子の少なくとも一つの側鎖にポルフィリン金属錯体を有する線状高分子化合物のポルフィリン金属錯体部分を、シクロデキストリン二量体が包接したものである。なお、親水性側鎖を有する線状高分子の側鎖とポルフィリン金属錯体とがスペーサーを介して結合していれば、包接超分子錯体に酸素が吸着した酸素錯体の安定性がより向上する。 (もっと読む)


【課題】アトピー性皮膚炎等に有効な、クロレラ抽出物を含む皮膚外用剤、浴用剤または化粧品を提供することを課題とする。
【解決手段】紫外線を照射したクロレラ抽出物を含む、皮膚外用剤、浴用剤または化粧品を提供する。 (もっと読む)


(1)腫瘍細胞で発現するインテグリンのアンタゴニストと、(2)腫瘍集積性テトラピロール光増感剤、蛍光染料、及び放射線同位体標識された部分のうち少なくとも1つ、とのコンジュゲートである化合物であって、前記放射同位体が11C、18F、64Cu、124I、99Tc、111In又はGdIIIである化合物、並びに、腫瘍など過剰増殖組織を診断、撮影及び治療するための前記化合物の使用方法。好ましくは、前記光増感剤は、ポルフィリン、クロリン又はバクテリオクロリンなどの腫瘍集積性テトラピロール光増感剤であり、フェオホルビド及びピロフェオホルビドが例として挙げられる。そのようなコンジュゲートは、極端な腫瘍親和性を有し、光吸収により腫瘍を抑制又は完全に破壊するために用いられ得る。前記インテグリンは通常αvβ3、α5β1、αvβ5、α4β1又はα2β1である。好ましくは、前記アンタゴニストはRGDペプチド、又は4−[{2−(3,4,5,6−テトラ−ヒドロピリミジン−2−イルアミノ)エチルオキシ}−ベンゾイル]アミノ−2−(S)−アミノ−エチル−スルホニルアミノ基などの合成物質であってもよいその他のアンタゴニストである。そのような化合物は腫瘍親和性及び造影能力を提供するため、選択的且つ鮮明な腫瘍イメージングが可能となる。 (もっと読む)


本発明は、低毒性ホウ素化合物及び腫瘍の治療、視覚化及び診断における該化合物の使用方法に関する。より具体的には、本発明は、ハロゲン化物、アミン又はニトロ基を有する、低毒性のカルボラン含有ポルフィリン化合物と、とりわけ、脳、頭部及び頚部ならびにその周囲の組織の腫瘍を治療するためのホウ素中性子捕捉療法(BNCT)、X線照射治療(XRT)及び光線力学療法(PDT)においての該化合物の使用方法に関する。また、本発明は、MRI、SPECT又はPETなどの腫瘍の撮像方法及び/又は診断方法での該カルボラン含有ポルフィリン化合物の使用に関するものである。 (もっと読む)


【課題】強力な抗酸化作用を有し、且つ脳組織に親和性を有する新規な金属ポルフィリン錯体、及び該錯体を含有する医薬組成物の提供。
【解決手段】次の一般式(1)


(式中、MはMnなどの金属原子を示し、Ar1ないしAr4はそれぞれ独立して置換基を有してもよい炭素環式又は複素環式芳香族基を示し、Ar1ないしAr4のうちの2個はピリジル基などのカチオン性の親水性基であり、残りの2個はフェニル基などの親油性基である。)で表される金属ポルフィリン錯体、並びに該錯体を含有する医薬組成物。 (もっと読む)


【課題】従来の鎮痛剤と比較して安全性が高く、かつ同等又はそれ以上の鎮痛作用を呈する鎮痛用組成物の提供。
【解決手段】ビタミンB12を有効成分として含有することを特徴とする鎮痛用組成物。当該鎮痛用組成物は、さらに、葉酸を含有することが好ましい。ビタミンB12の投与量は好ましくは、0.025〜1500mg/日であり、また葉酸の投与量は、好ましくは1〜2000mg/日。生体に必須の栄養素として知られたビタミンB12を用いているため安全性が高い特徴がある。 (もっと読む)


対象における細胞増殖障害を治療する方法であって、(1)活性化されると所定の細胞変化をもたらすことができる少なくとも1種類の活性化可能な医薬作用物質を、単独または少なくとも1種類のエネルギー調節作用物質との組合せで対象に投与するステップと、(2)開始エネルギー源からの開始エネルギーを対象に適用するステップとを伴い、適用するステップが活性化可能な作用物質をin situで活性化し、こうして所定の細胞変化を発生させ、好ましくは細胞増殖速度の上昇または低下を引き起こすステップを介する所定の細胞変化により細胞増殖関連障害を治療する方法と、該方法を実施するためのキットと、該方法を実施するためのコンピュータ実装システムと、該方法に有用な医薬組成物および該方法を用いる対象において自家ワクチン効果を引き起こす方法。
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【課題】より簡便な方法で人工酸素運搬体として有効に作用し得るポルフィリン化合物を提供すること。
【解決手段】2位にアシル基を有するポルフィリン化合物。 (もっと読む)


【課題】疎水性薬物を含む微小凝集塊を含む組成物を提供すること。
【解決手段】本発明において、疎水性薬物を含む微小凝集塊を含む組成物、およびその生成のための方法が記載される。本発明のこのような微小凝集塊は、ミセル構造また はリポソームとのミセル構造との組合せを含み得、そして本発明によって疎水性剤のための有効な送達ビヒクルを構築し得る。本発明における微小凝集塊生成の ための方法としては、好ましい脂質化合物の使用、および改善された濾過滅菌のための小凝集塊の生成に好ましい処理条件が挙げられる。 (もっと読む)


【課題】炎症性大腸疾患患者に対して、10から30%で薬物療法が無効であるとされており、その場合は外科的治療が適応され、患部を切除が行われている。これでは患者に負担が大きいため、本発明者等は、一酸化炭素(CO)の薬理作用に着目し、その投与方法を検討した結果完成したものである。
【解決手段】胃潰瘍、炎症性腸疾患などの消化管炎症の治療用の薬剤であって、一酸化炭素が溶解した水溶液であり、消化管に直接局所投与して用いるもの及び経口摂取や腸内に挿入した管を用いることによって、直接患部に請求項1記載の薬剤を局所投与するもの。 (もっと読む)


本発明は特に癌又は炎症及び/又は免疫障害の如きさまざまな疾患に対する光力学的治療における、医薬としての使用のための新規有機金属化合物に関する。上記化合物は少なくとも1の遷移金属に配位結合されるリガンドリンカーが結合される中心ポルフィリン又はフタロシアニン骨格を含む。イータ−5又はイータ−6芳香族炭化水素は上記遷移金属にさらに結合する。好ましい態様にしたがって、上記化合物は四核ルテニウム(+II)複合体である。 (もっと読む)


【課題】光線力学的治療するに当り、レーザー光の強度により血流量の低減状態が異なる点に着目し、レーザー光の強度を制御することにより、病変部を流れる血流量を調整し、血流量の増減に伴うPDT薬剤量の増減から、生体浅部の傷害を防止しつつ、病変部のみをより確実に治療でき、しかも患者の肉体的精神的な負担が少なく、より高い治療効果が得られる光線力学的治療装置と、その使用方法を提供する。
【解決手段】光線力学的治療するもので、病変部41よりも照射手段11側にある浅部42の血管を流れる血流量を低減させるように光のピーク強度を制御し、浅部42を温存しつつ深部の病変部41のみをより治療可能にしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 明確なアポリポプロテインB分泌抑制活性を有しており、なおかつ安全性の高いアポリポプロテインB分泌抑制剤およびその製造方法を提供とすることを課題とする。
【解決手段】 クロロフィル関連化合物を有効成分とするアポリポプロテインB分泌抑制剤。または、クロロフィル関連化合物を含有する植物、藻類または細菌の抽出物より得られるクロロフィル関連化合物を有効成分とすることを特徴とするアポリポプロテインB分泌抑制剤。 (もっと読む)


【課題】α−リポ酸等の薬剤成分の熱安定性及び光安定性が向上し、特に長期にわたって光照射下に保持された場合にも、光分解が有効に抑制され、長期光安定性に優れた経口または経皮薬剤を提供する。
【解決手段】α−リポ酸等の薬剤成分が取り込まれたシクロデキストリン包接体と、鉄分含有粒子とを含有する粉末からなる。 (もっと読む)


本発明は、長期経管栄養を供給するための方法及び組成物を提供する。より詳細には、本発明は、長期経管維持を患者に提供するための方法及び組成物を提供する。 (もっと読む)


スタンソポルフィンを用いた幼児の高ビリルビン血症の治療方法が開示される。本発明の方法は、従来有効であると考えられてきたものよりも低い用量のスタンソポルフィンで、種々の患者集団の治療を可能にし、治療のための投与において有利な長所を与える。
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本発明は、真菌性皮膚疾患の光治療用医薬組成物であって、前記医薬組成物は光増感剤及びエンハンサーを含み、光増感剤がカチオン性光増感剤であり、前記エンハンサーが、i)酸、及びii)金属キレート剤から選択される。このような組成物は、分生子及び菌糸をいずれも排除することができる。本発明は、前記医薬組成物の製造方法にも関する。 (もっと読む)


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