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Fターム[4F205AA39]の内容

Fターム[4F205AA39]に分類される特許

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【課題】繊維強化樹脂層と口金との剥がれを防止する上で有利なタンクおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】インナーライナー12は第1の開口部22を有し内部空間Sが形成されている。第1の繊維強化樹脂層14は第2の開口部24を有しインナーライナー12の外周面を覆っている。口金16は第1、第2の開口部22、24を貫通した状態でインナーライナー12および第1の繊維強化樹脂層14に取着される。第1の開口部22の周囲のインナーライナー12の部分は口金16の環状壁部28の内端面2802に取着され、第2の開口部24の周囲の第1の繊維強化樹脂層14の部分は環状壁部28の外端面2804に取着されている。第2の繊維強化樹脂層18は係止溝30に設けられ第1の繊維強化樹脂層14の第2の開口部24の周囲の箇所を環状壁部28の外端面2804に押圧する。 (もっと読む)


【課題】ライナへの繊維束の巻き付けの際の繊維束の拡幅量の変動を抑制することができる高圧タンクの製造装置を提供する。
【解決手段】ライナとライナの外面に繊維を巻き付けて構成された補強層とを有する高圧タンクを製造するための高圧タンクの製造装置であって、複数の繊維を含んで構成された繊維束を通して拡幅するための、曲率を変更可能で拡幅量に応じた幅のスリットを有する拡幅手段を備える高圧タンクの製造装置である。 (もっと読む)


【課題】ボイドや毛羽立ちの発生が抑制されたプリプレグ繊維を提供する。
【解決手段】繊維束20の搬送に応じて回転するように軸支された含浸装置24を繊維束20が通過する際に樹脂液が含浸され、プリプレグ繊維が作製される。含浸装置24は、繊維束20と接触する繊維束接触面35を有する円筒形状の繊維束含浸部34と、繊維束含浸部34の内側に配置され、樹脂液を貯留するための貯液部32と、を含む。繊維束含浸部34は、貯液部32と連通し、含浸装置24の回転に応じて樹脂液が吐出される複数の樹脂液吐出孔54を有し、樹脂液吐出孔54から吐出された樹脂液が、繊維束接触面35の近傍を通過する繊維束20に含浸される。 (もっと読む)


【課題】複数のプリプレグ繊維をそれぞれ適切な張力が保持された状態で並行してライナに巻き付けることができ、かつ、設置スペースの増大を抑制することが可能なフィラメントワインディングシステムを提供する。
【解決手段】張力制御ユニット52は、プリプレグ繊維ガイド44aから送り出されるプリプレグ繊維10の張力を制御するための張力制御機構50aを備える。張力制御機構50aは、プリプレグ繊維10に張力を付与する張力ローラ56と、張力ローラ56に張架されたプリプレグ繊維10から受ける荷重を測定するための荷重センサ60と、荷重センサ60で測定された荷重に応じて、ライナの軸に対して垂直方向に伸縮するアーム58とを有し、ライナの軸に対して垂直方向に配置されるように複数設けられてなる。 (もっと読む)


【課題】ライナへの巻き付け時等における繊維束の樹脂含有率の低下を抑制することができる高圧タンクの製造装置を提供する。
【解決手段】ライナ26とライナ26の外面に繊維を巻き付けた繊維層を含んで構成された補強層とを有する高圧タンクを製造するための高圧タンクの製造装置であって、マトリックス樹脂を含浸させた繊維束22をライナ26の外面に巻き付ける際に、繊維束22に樹脂を塗布するための樹脂塗布手段を有する高圧タンクの製造装置である。 (もっと読む)


【課題】樹脂の含浸性と機械的特性に優れ、安価に製造できる強化繊維用の織編物と、同強化繊維織編物からなる繊維基材、並びに、その基材を用いた強化繊維プラスチックの製造方法を提供する。
【解決手段】繊維基材の少なくとも1層に不均一な撚り部を有する強化繊維糸条をたて糸11として配した、局部的に隙間をもつ一方向性の強化繊維織編物13からなる。フィラメント数が50000〜100000本、及び/又は糸条繊度が32670〜65340dtexであり、目付が600〜1000g/m2である。成形方法は、強化繊維織編物の少なくとも1層以上を成形型9に積層し、樹脂を面方向に拡散するための媒体17を載置後、繊維基材及び媒体の全体をバッグフィルム18で覆い、次いでバッグフィルムで覆われた内部を真空状態として、積層された繊維基材の片面に熱硬化型樹脂を拡散させ、繊維基材に含浸させたのち硬化する。 (もっと読む)


【課題】ライナへの繊維の巻き付けの際に、できるだけ繊維の損傷等を抑制しつつ、繊維の段差を低減することができる高圧タンクの製造装置を提供する。
【解決手段】ライナ22とライナ22の外面に繊維を巻き付けて構成された補強層とを有する高圧タンクを製造するための高圧タンクの製造装置であって、ライナ22の外面への繊維の巻き付けの際のライナ22の回転とは逆方向へ同期させた回転で回転可能であり、ライナ22の外面に巻き付けた繊維を加圧する加圧ローラ14を備える高圧タンクの製造装置である。 (もっと読む)


【課題】ライナへの繊維の巻き付けの際の特に内層部の繊維の緩みの発生を抑制することができる高圧タンクの製造方法を提供する。
【解決手段】ライナ16とライナ16の外面に繊維を巻き付けた繊維層を含んで構成された補強層とを有する高圧タンクを製造する高圧タンクの製造方法であって、互いに回転可能に嵌合された少なくとも胴部18と両端部20,22との分割構造を有するライナ16の外面に少なくとも1層目の繊維を巻き付けた後、前記両端部20,22の少なくとも一方を回転させることにより繊維を巻き締めて繊維層を形成する高圧タンクの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】ライナへの繊維の巻き付けの際の特に内層部の繊維の緩みの発生を抑制することができる高圧タンクの製造方法を提供する。
【解決手段】ライナ28とライナ28の外面に繊維を巻き付けた繊維層を含んで構成された補強層とを有する高圧タンクを製造する高圧タンクの製造方法であって、ライナ28を冷却してライナの外面に少なくとも1層目の繊維を巻き付け、繊維層を形成する高圧タンクの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】ライナへの繊維の巻き付けの際の繊維束の拡幅率を向上することができる高圧タンクの製造装置を提供する。
【解決手段】ライナとライナの外面に繊維を巻き付けて構成された補強層とを有する高圧タンクを製造するための高圧タンクの製造装置であって、ライナの外面に繊維を巻き付ける際にライナを振動させる振動手段を有する高圧タンクの製造装置である。 (もっと読む)


【課題】ライナへの繊維の巻き付けの際の特に内層部の繊維の緩みの発生を抑制することができる高圧タンクの製造方法を提供する。
【解決手段】ライナ26とライナ26の外面に繊維を巻き付けた繊維層を含んで構成された補強層とを有する高圧タンクを製造する高圧タンクの製造方法であって、ライナ26の内部を負圧状態にしてライナ26の外面に少なくとも1層目の繊維を巻き付け、その後、ライナ26の内部を正圧状態にして少なくとも1層目より後の層の繊維を巻き付けて繊維層を形成する高圧タンクの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】内層の樹脂が外層側に染み出すことを抑制し、高圧タンクにおけるFRP層の層内における繊維と樹脂との比率(Vf)の均一化が図られた高圧タンクの成型方法を提供する。
【解決手段】高圧タンクの成型方法は、未硬化の状態の第1の熱硬化性樹脂を含浸した繊維を中空のライナーに巻回して内層を形成する工程(S100)と、未硬化の状態の第2の熱硬化性樹脂を含浸した繊維を内層に巻回して外層を形成する工程(S102)と、外層側から加熱してFRP層を硬化させる工程(S104)と、を有し、前記第2の熱硬化性樹脂は、加熱硬化時に、第1の熱硬化性樹脂が低粘度化する前に硬化する硬化特性を有する。 (もっと読む)


【課題】水素ガスが充填された加圧状態の高圧タンクにおいて、樹脂ライナーとFRP層との間の水素ガスの滞留を抑制する高圧タンク及び高圧タンクの製造方法を提供する。
【解決手段】高圧タンクは、樹脂ライナー12と、樹脂ライナー12に形成された微小球24を含む中間層20と、樹脂を含浸した繊維を中間層20に巻回して形成されたFRP層22とを有する。 (もっと読む)


【課題】繊維強化樹脂層を樹脂製ライナーの外周に形成した高圧ガスタンクの形状維持に有益な新たな製造手法を提供する。
【解決手段】中間生成品タンク12は、樹脂容器製のライナー10の外周に熱硬化前のエポキシ樹脂を含浸した繊維強化樹脂層20を備える。繊維強化樹脂層20のエポキシ樹脂の熱硬化に際しては、タンク軸支シャフト112にて軸支した中間生成品タンク12のライナー10の内圧を正圧・負圧に交互に繰り返しながら、中間生成品タンク12を回転しつつ加熱してエポキシ樹脂を熱硬化させる。 (もっと読む)


【課題】天然木材に近い木目調の外観を有する繊維強化プラスチックを用いた弦楽器弓の竿を提供する。
【解決手段】炭素繊維樹脂からなる弓形棒状の炭素繊維樹脂層1と、炭素繊維樹脂層1の外面を被覆するガラス繊維樹脂からなるガラス繊維樹脂層2とを備える基材を有し、ガラス繊維樹脂層2が、ガラス繊維樹脂層2中に存在する空気層からなる非密着部と、空気層を含まない密着部とを有するものであることを特徴とする弦楽器弓の竿5とする。 (もっと読む)


【課題】強度の低下を伴わず、大幅な軽量化が可能なトリポード型等速自在継手およびトリポード型等速自在継手の外側継手部材を提供する。
【解決手段】内周に軸線方向に延びる三本のトラック溝26を設けると共に各トラック溝26の内側壁に互いに対向するローラ案内面27,27を設けたトリポード型等速自在継手の外側継手部材である。内周にトラック溝26が形成された金属製のカップ部24を備える。カップ部24に薄肉部40となる小外径部41を形成し、小外径部41をFRP層42にて被覆する。 (もっと読む)


【課題】FW成形中に繊維層を硬化させながら巻付けることができ、FW成形後に加熱炉で硬化させることが不要な複合容器の製造方法を提供する。
【解決手段】 容器を形作るライナー5に光硬化性の樹脂が予め含浸されたトウプリプレグ11をFW法により巻付けて繊維層を形成する。そして、ライナー5へのトウプリプレグ11の巻付け中にライナー5外部から光照射部7から光を照射することで、ライナー5に巻付けられたトウプリプレグ11の樹脂をライナー5の表面に近い側から離れる側に向けて徐々に硬化させる。 (もっと読む)



【課題】高圧ガスタンクの強度を保ちつつ、補強層の層間剥離を抑制する。
【解決手段】ライナーのシリンダー部とドーム部のつなぎ目部分を覆うようにフープ層を形成して、フープ層の端部に階段状の肩部を形成する。肩部の上に、繊維よりも弾性率の低い粉末状部材を噴霧して低弾性率層を形成する。低弾性率層の形成後、ヘリカル層を形成する。上記工程を繰り返すことにより、ライナーの強度を補強する多層の繊維巻層からなる補強層を形成する。 (もっと読む)


【課題】金属ライナーに樹脂含浸繊維を巻き付ける際に、ライナーの両端部のドーム部において、繊維の横すべりが生じにくく、理想的な軌道に近い軌道で巻き付けることができる新しい高圧タンクの製造方法を提供する。
【解決手段】樹脂含浸繊維を金属ライナー1の外面にフープ巻きとヘルカル巻きとを交互に繰り返しながら複数回巻き付ける巻き付け工程を含み、この巻き付け工程の過程で、金属ライナー1の外方に配置した外部加熱装置4により、巻き付けられる樹脂含浸繊維を順次加熱硬化させるようにし、金属ライナー1のドーム部1bに向けて配置した冷却装置5により、ドーム部1bの樹脂含浸繊維を冷却して樹脂の粘度低下を遅らせるようにし、樹脂含浸繊維の横すべりを抑えるようにした。 (もっと読む)


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