説明

Fターム[4K029BB02]の内容

物理蒸着 (93,067) | 被膜構造 (4,668) | 被膜形態 (3,472) | 多層被膜 (2,682)

Fターム[4K029BB02]に分類される特許

241 - 260 / 2,682


【課題】 摩擦係数が低減してキャンロールの回転駆動がフィルムに伝わりにくくなることを抑制できる長尺基板の処理装置を提供する。
【解決手段】 真空チャンバー71内でロールツーロールで搬送される長尺基板Fに対して外周面にガス導入孔15を備えたキャンロール76に部分的に巻き付けながら熱負荷の掛かる処理を施す長尺基板の処理装置70であって、キャンロール76の外周面上に画定される搬送経路の前後にそれぞれ長尺基板Fをキャンロール76との間に挟み込むフィードロール75、81が設けられており、これら両フィードロール75、81のうちの少なくとも一方にはその外周面に長尺基板Fが搬送されるに従って長尺基板Fをその幅方向に広げるパターンを有する螺旋状溝30が長尺基板Fの搬送経路の中心線に関して略線対称に形成されている。 (もっと読む)


【課題】LASERスクライブ法を用いてパターニングする際に、好適に除去できるモリブデン層を成膜可能な成膜装置、成膜基板製造方法、及び成膜基板を提供することを目的とする。
【解決手段】成膜室11B内において基板搬送方向Dの上流側から下流側にかけて不活性ガスの圧力勾配が生じさせる。この圧力勾配は、上流側の不活性ガスの圧力が高く、下流側の不活性ガスの圧力が低くなるように形成する。このような圧力勾配が生じた成膜室11B内でモリブデン層の成膜を実施することで、基板側から表面側にかけて、金属密度勾配が形成されたモリブデン層を成膜することができる。この金属密度勾配では、モリブデン層の膜厚方向において、表面側から基板側へ近づくにつれて、密度が低くなるように密度勾配を形成する。このような密度勾配を有するモリブデン層にLASERスクライブ法を適用すると、モリブデン層を好適に除去することができる。 (もっと読む)


【課題】優れた耐摩耗性及び耐溶着性を兼ね備えた切削工具用硬質被膜及び硬質被膜被覆切削工具を提供する。
【解決手段】TiaCrbAlcMo1-a-b-cの窒化物又は炭窒化物から成る第1被膜層22と、TidCreAl1-d-eの窒化物又は炭窒化物から成る第2被膜層24とが、交互に2層以上積層した多層膜であり、原子比aは0.2以上0.7以下の範囲内、bは0.01以上0.2以下の範囲内、cは0.01以上0.2以下の範囲内、1−a−b−cは0.1以上、dは0.1以上0.7以下の範囲内、eは0.01以上0.2以下の範囲内であり、且つ、第1被膜層22の膜厚D1は0.1μm以上5.0μm以下の範囲内、第2被膜層24の膜厚D2は0.1μm以上5.0μm以下の範囲内、総膜厚Dは0.2μm以上10.0μm以下の範囲内であることから、耐摩耗性と耐溶着性を両立させることができる。 (もっと読む)


【課題】良好な導電性と表面平滑性、加工性を併せ持つ酸化亜鉛系の透明導電膜を提供する。
【解決手段】基材1上に形成される透明導電性積層膜であり、該透明導電性積層膜は、周期表第III族又は第IV族の元素の化合物を含む下地膜11と、該下地膜11上に形成される酸化亜鉛を含む導電膜12とを含むものであり、該導電膜12は、CuKα線を用いたX線回折法により検出される酸化亜鉛の(002)面の回折線のうち、回折角2θが33.00°≦2θ≦35.00°である回折線の強度Iが1000(cps)以下であり、該強度Iと該導電膜の膜厚tとのI/tが0〜15.0(cps/nm)であることを特徴とする透明導電性積層膜。 (もっと読む)


【課題】キャンロールの外周面と長尺基板との間に形成されるギャップ部にガスを導入して長尺基板を均一かつ効率的に冷却する方法を提供する。
【解決手段】真空チャンバー内でロールツーロールで搬送される長尺基板Fに対して、内部に冷媒が循環し外周面にガス導入孔15a,15bを備えたキャンロールの当該外周面に部分的に長尺基板Fを巻き付けながら熱負荷の掛かる処理を行う長尺基板Fの処理方法であって、キャンロールの外周面上に画定される長尺基板Fの搬送経路の上流および下流にそれぞれ隣接して設けられたフィードロールの周速度とキャンロールの周速度とに差をつけながらキャンロールの外周面とそこに巻き付けられる長尺基板Fとの間に形成されるギャップ部にガス導入孔からガスを導入する。 (もっと読む)


【課題】 真空チャンバー内へのガス漏れを抑制しつつキャンロールの外周面と長尺基板との間に形成される隙間にガスを導入する装置を提供する。
【解決手段】 真空チャンバー51内においてロールツーロールで搬送される長尺基板Fを冷媒で冷却された外周面に巻き付けて冷却するキャンロール56であって、周方向に略均等な間隔をあけて全周に亘って配設された複数のガス導入路14を有しており、これら複数のガス導入路14の各々はキャンロール56の回転軸56a方向に沿って略均等な間隔をあけて外周面側に開口する複数のガス導入孔15を有しており且つ長尺基板Fが外周面に巻き付けられる領域であるか否かに対応して設けられた永久磁石などの磁力付与手段65によって開閉するガス導入バルブ20に接続している。 (もっと読む)


【課題】硬質難削材の断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐剥離性とすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットからなる工具基体の最表面に、少なくとも、0.5〜5μmの平均層厚を有するNb硼化物層を被覆してなる切削工具であって、前記Nb硼化物層は、複数の平均粒径を有する結晶粒組織の複合組織として構成され、該複合組織は、5〜20nmの平均粒径を有する一次結晶粒の集合体からなる平均粒径40〜80nmの二次結晶粒と、該二次結晶粒の集合体からなる平均粒径150〜800nmの三次結晶粒とから構成されている。 (もっと読む)


【課題】防塵性能の高い光学物品を提供する。
【解決手段】基板1の上に複数層からなる無機薄膜2を有する防塵ガラス10であって、無機薄膜2は、複数の酸化ケイ素層2Aと、複数の金属酸化物の層2Bと、が積層され、金属酸化物は、ジルコニウム、タンタルまたはチタンのいずれかを含んだ金属酸化物であり、酸化ケイ素の層2Aには、低密度の酸化ケイ素層と、この低密度の酸化ケイ素層より密度の高い高密度の酸化ケイ素層とがあり、無機薄膜2の最表層2Sは、低密度の酸化ケイ素層であり、無機薄膜2の最表層2Sの表面粗さは0.55nm以上0.70nm以下である。 (もっと読む)


【課題】結晶化時間を短縮化することができる透明導電性フィルムの製造方法を提供すること。
【解決手段】透明なフィルム基材の少なくとも一方の面に、透明導電層を有する透明導電性フィルムの製法方法であって、前記透明はフィルム基材上に、4価金属元素の酸化物の割合が3〜35重量%以下のインジウム系複合酸化物をスパッタリングにて堆積させる工程(A1)と、酸化インジウムまたは前記4価金属元素の酸化物の割合が0を超え6重量%以下であって、工程(A1)で用いたインジウム系複合酸化物よりも、前記4価金属元素の酸化物の割合が小さいインジウム系複合酸化物をスパッタリングにて堆積させる工程(A2)を順次に施すことを含む、インジウム系複合酸化物の非晶質層を形成する工程(A)、および、前記非晶質層を加熱することにより結晶化させて、インジウム系複合酸化物の結晶質の透明導電層を形成する工程(B)を有する。 (もっと読む)


【課題】成膜方法および成膜装置において、ターゲットの使用効率を向上することができ、組成や膜厚の調整が容易であり、成膜の効率を向上することができるようにする。
【解決手段】スパッタ装置1を用いて、ターゲット片を、独立に出力設定可能な第1電源11、第2電源12の陰極に電気的に接続されたバッキングプレート7上に設置するとともに、ターゲット片のいずれかの近傍に配置され第1電源11、第2電源12の陽極にそれぞれ電気的に接続可能に設けられた電極E〜Eを設置し、被処理体Wを、ターゲット片を横断する移動経路に沿って移動させ、被処理体Wの移動位置に基づいて、電極E〜Eの少なくともいずれかに選択的に電力を供給し、ターゲット片のうち少なくともいずれかから、選択的にターゲット粒子を放出させて、被処理体Wの表面に予め定められた一定の膜構成の成膜を行う成膜方法とする。 (もっと読む)


【課題】硬質難削材の高速高送り切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐剥離性とすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットからなる工具基体の最表面に、少なくとも、0.5〜5μmの平均層厚を有するCr硼化物層を被覆してなる切削工具であって、前記Cr硼化物層は、複数の平均粒径を有する結晶粒組織の複合組織として構成され、該複合組織は、5〜15nmの平均粒径を有する一次結晶粒の集合体からなる平均粒径30〜70nmの二次結晶粒と、該二次結晶粒の集合体からなる平均粒径100〜600nmの三次結晶粒とから構成されている。 (もっと読む)


【課題】結晶化時間を短縮化することができる透明導電性薄膜を有する透明導電性フィルムを提供すること。
【解決手段】透明なフィルム基材の少なくとも一方の面に、少なくとも2層の透明導電性薄膜からなる透明導電性薄膜積層体を有する透明導電性フィルムであって、前記透明導電性薄膜は、いずれも、酸化インジウムまたは4価金属元素の酸化物を含有するインジウム系複合酸化物の結晶質膜であり、前記透明導電性薄膜積層体の表面の側に、酸化インジウムまたは4価金属元素の酸化物の割合が0を超え6重量%以下の第一の透明導電性薄膜(21)を有し、前記透明導電性薄膜積層体の表面の側から第一の透明導電性薄膜に次いで、前記第一の透明導電性薄膜(21)よりも、4価金属元素の酸化物の割合が大きい第二の透明導電性薄膜(22)を有する。 (もっと読む)


【課題】大型基板に偏りなく均一に多品種の積層膜を成膜可能な成膜装置若しくは成膜方法を提供することを課題の一とする。また、複数の材料で形成される薄膜の組成を精密に制御することが可能な成膜装置若しくは成膜方法を提供することを課題の一とする。
【解決手段】半径方向に並べて配置された複数の蒸着源を有する蒸着源群を、回転軸に対して放射状に複数配置する。成膜は回転軸に対して基板が公転、または蒸着源群を配置したテーブルが自転、若しくはその両方をさせながら行う。その際、回転半径の小さい箇所と大きい箇所とでは線速度が異なるため、成膜速度を均一にするために、テーブルに半径方向に並べた蒸着源は、外側に向かうほど気化速度が速くなるよう制御すればよい。 (もっと読む)


【課題】成膜方法および成膜装置において、成膜に用いる真空槽を大型化することなく、効率よく容易に多元系の薄膜の成膜を行うことができるようにする。
【解決手段】真空槽2内で被処理体3上に多元系の薄膜を成膜する成膜方法であって、構成元素あるいは組成が異なる2種類以上のターゲット片を有するターゲット組立体6を、独立に出力調整可能な複数の電源10a、10b、10c、10dの陰極に電気的に接続されたバッキングプレート7上に設置し、2種類以上のターゲット片のそれぞれに対して電圧印加するため、電源10a、10b、10c、10dの陽極に個別の配線を介して電気的に接続された電極を配置して、電源10a、10b、10c、10dの各出力電力をそれぞれ0%〜100%の範囲で個別に調整して、ターゲット片からの原子または分子の放出量を変化させて、前記被処理体上に多元系の薄膜を成膜する方法を用いる。 (もっと読む)


【課題】 製造工程の増加を招くことなく、タングステン配線の低抵抗化できる半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、基板表面に、微細形状を有する絶縁層を形成した後、この微細形状を含む絶縁層表面に、Ta膜またはTaN膜からなる下地層を形成する工程と、下地層の表面に、タングステンから膜なる配線層を形成する工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】アルミ製缶における耐焼付き性に優れた工具が実現でき、かつ容易に除膜および再コーティングが可能となり、再利用できるアルミ製缶用工具とその製造法を提供する。
【解決手段】基材の成分組成を規制し、かつ、ミクロ組織中のM73系炭化物の大きさが5〜20μm、面積率5〜15%なる工具鋼、またはこの工具鋼に、さらにS:0.060%以下を含有した工具鋼を基材とし、該基材の表面に窒化層を形成し、前記窒化層の上にTi、Zr、H、V、Nb、Ta、AlおよびCrの少なくとも1種以上の元素で構成する窒化物、炭化物または炭窒化物の単体または混合物からなる硬質皮膜を被覆し、さらに前記硬質被膜上にAl−Cr系窒化物による被膜を被覆してなることを特徴とする耐焼付き性に優れたアルミ製缶用工具およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼、耐熱鋼等の難削材の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐熱性及び耐溶着性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に硬質被覆層を形成してなる表面被覆切削工具において、該硬質被覆層は、組成式:(Ti1−αAlα)Nで表されるTiとAlの複合窒化物層、あるいは、組成式:(Ti1−α−βAlαβ)Nで表されるTiとAlとMの複合窒化物層からなるA層(但し、Mは、Tiを除く周期律表4a,5a,6a族の元素、Si、B、Yのうちから選ばれた1種又は2種以上の添加成分を示し、原子比で、0.45≦α≦0.75、0.01≦β≦0.25)と組成式:(Zr1−γγ)N(但し、原子比で、0.01≦γ≦0.15)を満足するZrとYの複合窒化物層からなるB層との2層構造または、A層とB層との交互積層として構成する。 (もっと読む)


【課題】
2軸方向にテクスチャを有するバッファ膜を備えた超電導体物品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】
超電導体物品は、基板と、前記基板上に配置され、かつ単軸結晶テクスチャを有する第1のバッファ膜であって、前記単軸結晶テクスチャは、前記第1のバッファ膜の面内に延びる第1の結晶方向に沿ったテクスチャであり、前記第1のバッファ膜の面外に延びる第2の方向に有意のテクスチャを有さないことを特徴とする前記第1のバッファ膜と、 前記第1のバッファ膜上に配置されていて、2軸方向の結晶テクスチャを有する第2のバッファ膜であって、前記2軸方向の一方の結晶方向は前記第1の結晶方向に沿って配向される前記第2のバッファ膜と、前記第2のバッファ膜上に配置されている超電導体層とを有する。 (もっと読む)


【課題】マグネトロンスパッタ法により酸化物薄膜を製造する場合であって、高い2軸配向性を有する膜を形成することができる酸化物薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】成膜面DAに対して斜め方向からイオンビーム106を照射しながら、マグネトロンスパッタ法により、スパッタエネルギー密度9.5W/cm以上20W/cm以下、ターゲット103と成膜面DAとの距離TS80mm以上100mm以下、雰囲気ガスの圧力50mPa以上700mPa以下の条件で金属のターゲット103からの蒸着粒子を成膜面DAに堆積させて酸化物薄膜を形成する酸化物薄膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高硬度難削材の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐熱性および耐溶着性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、(a)組成式:(Al1−α−βCrαβ)N(但し、Mは、Alを除く周期律表4a,5a,6a族の元素、Si、B、Yのうちから選ばれた1種又は2種以上の添加成分を示し、原子比で、0.45≦α≦0.75、0.01≦β≦0.25)を満足するAlとCr(とM)の複合窒化物層からなるA層、(b)組成式:(Zr1−γγ)N(但し、原子比で、0.01≦γ≦0.15)を満足するZrとYの複合窒化物層からなるB層、前記A層を下部層とし、B層を上部層とする2層もしくは、前記A層およびB層の交互積層で構成された硬質被覆層を形成してなる表面被覆切削工具。 (もっと読む)


241 - 260 / 2,682