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Fターム[4K029EA05]の内容

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Fターム[4K029EA05]に分類される特許

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【課題】単に機械的性質が高温で低下しないというだけでなく、大気中の加熱によって塑性硬さが成膜直後よりも向上するという優れた自己硬化性を有し、成膜後のアニール処理により、成膜硬さをコントロールでき、耐酸化性にも優れる加工工具用硬質保護膜を提供する。
【解決手段】Cr-Al-Nからなる窒化物相とBN相とが三次元的に混じり合う複合膜である加工工具用硬質保護膜。さらに、BN含有率が8〜28(vol%)であるCr-Al-Nからなる窒化物相とBN相とが三次元的に混じり合う複合膜である加工工具用硬質保護膜。 (もっと読む)


【課題】高硬度鋼の高速重切削加工条件下において、硬質被覆層がすぐれた密着性と潤滑性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体の表面に、硬質被覆層として、下部層に(Al,Cr)N層または(Al,Cr,M)N層を形成し、上部層に立方晶構造のNbNと六方晶構造のNbNの混合組織からなり、かつ、該混合組織についてX線回折による回折ピーク強度を調査したとき、立方晶構造のNbNの(200)面からの回折ピーク強度をIc、また、六方晶構造のNbNの(103)面と(110)面からの回折ピーク強度をIhとした場合、0.05≦Ic/Ih≦1.0を満足する回折ピーク強度比を有する層を形成した表面被覆切削工具。 (もっと読む)


【課題】膜厚の低下を図りつつ、エッチング工程を不要として低コスト化を図り、凹凸構造を有する薄膜層が被成膜基板表面に成膜された成膜基板、その製造方法、および成膜装置を提供すること。
【解決手段】成膜基板1は、被成膜基板2表面の平坦部に、凹凸構造を有する薄膜層3が成膜された基板であって、凹凸構造は、酸化インジウムを含んだ薄膜層3が成膜されることで形成されたものとする。また、成膜基板1の製造方法は、被成膜基板2表面の平坦部に、凹凸構造を有する薄膜層3が成膜された基板1を製造する方法であって、被成膜基板2表面に、酸化インジウムを含む薄膜層3を成膜し、この成膜を行うことで凹凸構造を形成する薄膜工程を有するものとする。これにより、凹凸構造を形成するためのエッチィング工程を不要とし、低コスト化を図り、酸化インジウムを含んだ透明導電膜3とすることで、膜厚を低下させる。 (もっと読む)


【課題】これまでの透明電極付き基板では、表面粗さは基板に依存しており、その上に形成される下地層や透明電極層では表面粗さを制御できず、この為、ミクロンオーダー以下の凹凸の制御ができず、光学設計にも限界があった。
【解決手段】下地層として、一部または全部が粒子状の酸化ケイ素からなる層を用いることで、ナノレベルの凹凸の制御および屈折率の制御が可能となり、結果として透明電極付き基板の光学特性を大きく向上することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】導電体領域から絶縁体領域までの範囲内で所望の電気抵抗値有し、且つ、電気的ストレスに対して安定性の良好なIGZO系アモルファス酸化物薄膜を製造する
【解決手段】IGZO系アモルファス酸化物薄膜を基板上にスパッタ成膜し、その後アニール処理してIGZO系アモルファス酸化物薄膜を製造する方法であって、成膜装置内の水分量とアニール処理の温度の組み合わせを変化させて、導電体領域から絶縁体領域の範囲内の任意の電気抵抗値を有するアモルファス酸化物薄膜を製造する。 (もっと読む)


【課題】Ni基合金、Co基合金などの耐熱合金の高速切削条件下で、硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体表面に、1〜50nmの層厚の薄層Aと1〜50nmの層厚の薄層Bとが交互に積層された複層領域と、100〜500nmの層厚の単一層にて構成された単層領域との交互積層構造からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、薄層Aは、[Ti1−XSi]N(Xは原子比で0.01〜0.30)層、薄層Bは、[Ti1−YAl]N(Yは原子比で0.40〜0.70)層であって、単一層は、上記薄層Bと同一種の層で構成する。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性、耐欠損性、および密着性を兼ね備えた被覆膜を表面に有する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材とその上に形成された被覆膜とを備え、該被覆膜は、1μm以上15μm以下の膜厚であり、かつAlaTibSicN(ただし式中、0.35≦a≦0.7、0<c≦0.1、a+b+c=1)からなるA層と、TidSieN(ただし式中、0<e≦0.1、d+e=1)からなるB層とが交互に各2層以上積層された積層体を含み、A層およびB層はそれぞれ、20nm以下の層厚であり、各A層は、実質的に同一の層厚であり、各B層は、実質的に同一の層厚であり、A層は、基材側から被覆膜の表面側にかけて連続的または段階的にAlの原子比が減少し、基材に最も近い側のA層を構成するAlの原子比をa1とし、被覆膜の表面に最も近い側のA層を構成するAlの原子比をa2とすると、a1−a2≧0.005を満たすことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】切刃に対して高負荷が作用する乾式断続重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐欠損性と靭性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】超硬合金焼結体からなる切削工具基体表面にTiN層からなる硬質被覆層を物理蒸着で形成した表面被覆切削工具において、TiN結晶粒を上記平均層厚と等しい高さを有する柱状晶組織とし、さらに、上記TiN層の水平断面における結晶粒組織を観察した場合の、粒径が10〜100nmの結晶粒が占有する面積を測定面積のうちの90%以上とし、かつ、電子線後方散乱回折装置で表面の結晶粒の結晶方位を測定した場合、隣り合う測定点との結晶方位の差が15度以上となる結晶界面によって囲まれた直径0.2〜4μmの区分が占有する面積を、測定された全体の面積のうち20%以上とし、断続重切削加工において優れた耐欠損性と靭性を発揮させる。 (もっと読む)


【課題】切刃に対して高負荷が作用する乾式断続重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐欠損性と靭性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】超硬合金焼結体からなる切削工具基体表面にTi1-xSiN層からなる硬質被覆層を物理蒸着で形成した表面被覆切削工具において、xが0.05≦x≦0.3を満たし、さらに、Ti1-xSiN結晶粒を上記平均層厚と等しい高さを有する柱状晶組織とし、さらに、上記Ti1-xSiN層の水平断面における結晶粒組織を観察した場合の、粒径が10〜100nmの結晶粒が占有する面積を測定面積のうちの90%以上とし、かつ、電子線後方散乱回折装置で表面の結晶粒の結晶方位を測定した場合、隣り合う測定点との結晶方位の差が15度以上となる結晶界面によって囲まれた直径0.2〜4μmの区分が占有する面積を、測定された全体の面積のうち20%以上とする。 (もっと読む)


【課題】駆動機構の複雑化やフットプリントの増加を最小限に抑えつつ、防着板によって構成されたシールド空間の排気コンダクタンスを向上し、残留ガスを効果的に減少させた成膜装置を提供する。
【解決手段】シールド空間に開口部を設け、真空ポンプと真空チャンバとの間の排気口を封止可能な可動板を、成膜時に前記開口部を塞ぎ前記排気口を開く第1のポジションと、被処理基板搬送時に前記開口部と前記排気口の両方を開く第2のポジションと、前記排気口を封止する第3のポジションと、に移動可能なように構成された成膜装置。 (もっと読む)


【課題】Ti及びAlを含有するほかに、Nを任意成分として含むことがあるアモルファス膜を導電性バリア層として用いる。
【解決手段】基板22の第1主面22aの上側に、導電性バリア層14と、導電性バリア層の上側に形成された下部電極16と、下部電極の上側に形成された強誘電性の金属酸化物からなるキャパシタ絶縁膜18とを備え、及び導電性バリア層が、Ti及びAlを含むほかに、任意成分としてNを含むことがあるアモルファス膜である。 (もっと読む)


【課題】紫外線遮蔽機能をもち、酸性雨に対する耐性の高いハードコート構造を備えた透明体を提供する。
【解決手段】透明基材1と、基材1上に順に配置された、紫外線吸収層2とハードコート層3とを有する透明体であって、紫外線吸収層2として、アモルファスなTiO膜を用いる。紫外線吸収層2とハードコート層3との間には、アモルファスなTiOと、ハードコート層を構成する材料との混合物からなる混合層4が配置されている。TiO膜は、耐酸性が高い性質を有し、しかも、アモルファスなTiO膜は光触媒性能を備えないため、基材との密着性が高い。混合層4は、紫外線吸収層2とハードコート層3との密着性を高め、冷熱サイクルを受けた場合の膜剥がれを防止する。 (もっと読む)


【課題】基板との剥離および電流リークが起こりにくい非鉛の大面積圧電体薄膜を有する圧電体薄膜付き基板を作製する。
【解決手段】基板上に下部電極を形成する工程と、上記下部電極上に組成式(K1−xNa)NbOで表されるアルカリニオブ酸化物系ペロブスカイト構造の圧電体薄膜を形成する工程を備え、上記圧電体薄膜を形成する工程は、ArおよびO雰囲気下で行われるスパッタ法により、チャンバー内ガス圧力を0.3以上1.8Pa以下、かつO/Arガス混合比を0.002以上、かつ酸素分圧を3.0×10−3Pa以上として成膜する。 (もっと読む)


【課題】断続重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐欠損性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】WC基超硬合金製工具基体表面にTiSiN層からなる硬質被覆層を物理蒸着で形成した表面被覆切削工具において、TiSiN層は、平均層厚と等しい高さを有し、かつ、工具基体表面に対して直立方向に成長した縦長平板状のTiSiN結晶粒からなり、さらに、上記TiSiN層の表面から0.1μmの深さの水平断面におけるTiSiN結晶粒組織を観察した場合、短辺が5〜100nm、アスペクト比が3以上である上記縦長平板状のTiSiN結晶粒の占める面積割合が、全水平断面積の30%以上である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、抵抗メモリの可変抵抗層を簡単に製造することのできる抵抗メモリの可変抵抗層の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】この方法は、銅ターゲットおよびシリコン酸化物(SiO2)ターゲットを有するか、あるいは、銅およびシリコン酸化物から作られた複合ターゲットを有するスパッタリングチャンバー内に、基板を設置することを含む。その後、銅ターゲットおよびシリコン酸化物ターゲットを使用して同時スパッタリングプロセスを行うか、あるいは、複合ターゲットを使用してスパッタリングプロセスを行って、基板の表面に混合膜を沈積させる。混合膜は、抵抗メモリの可変抵抗層として使用され、混合膜のCu/(Cu+Si)のモル百分率は、1〜15%である。 (もっと読む)


【課題】真空容器のガスを入れ替え等の製造時間の増加によるコストの増加を防止した、AlN薄膜と金属薄膜とからなるバッファー薄膜によりC軸配向性を高めたAlN薄膜を短時間で製造する方法を提供する。
【解決手段】AlN薄膜22、ならびに、金属薄膜23を、Arと窒素との混合ガスを用いることにより、同一スパッタリング装置内で形成し、ガス切り替えに要する時間を省き、AlN薄膜と金属薄膜とからなるバッファー薄膜によるC軸配向性を高めたAlN薄膜10を短時間で製造する。 (もっと読む)


【課題】パターン形成用薄膜中のその周囲よりも多く酸素を含有する60nm以上150nm未満の大きさの高酸化物欠陥数を低減させ、高いレベルの欠陥品質を要求されるマスクブランクの製造方法を提供する。
【解決手段】透光性基板1上に金属及びケイ素のうち少なくともいずれかを含有する材料からなるパターン形成用薄膜2をスパッタ成膜装置を用いてスパッタリング法で形成することによりマスクブランク10を製造する。ここで、透光性基板1が搬入されるスパッタ成膜装置の室内の気体を水分および二酸化炭素を含有しない気体、ドライエアまたはこれらの混合気体に置換し終えた後に、該室内の減圧を行い、次いでパターン形成用薄膜2のスパッタリング法による成膜を開始する。 (もっと読む)


【課題】絶縁特性に優れた絶縁膜を高い成膜レートで成膜することができる絶縁膜の成膜方法を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る絶縁膜の成膜方法においては、反応性ガスとして、窒素と酸素の混合ガスが用いられる。酸素に窒素を混合することで成膜レートが上昇し、窒素の流量比が80〜85%のときに成膜レートの最大値が得られる。このときの成膜レートは、窒素の流量比が0%のときの約2倍である。窒素の流量比が90%を超えると、成膜レートの低下が顕著となる。得られたシリコン酸窒化膜は、スパッタリング法で成膜されたシリコン窒化膜よりも高い絶縁耐圧特性を有する。したがって、上記成膜方法によれば、スパッタリング法によって絶縁特性に優れた絶縁膜を高い成膜レートで成膜することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】タッチパネル等に使用される電極フィルム等として使用する際、透明電極のパターニング性(エッチング性)、ペン摺動耐久性、環境安定性に優れた透明導電性フィルムを提供すること。
【解決手段】透明プラスチックフィルムからなる基材の少なくとも片面に、硬化型樹脂を主たる構成成分とする硬化物層を設け、更にその上に第1の非晶質な透明導電性薄膜層、第2の結晶質な透明導電性薄膜層をこの順で積層した透明導電性積層フィルムであって、(a)第1の透明導電性薄膜層は、酸化インジウムに対して酸化スズ(SnO/(SnO+In))が7〜20質量%、膜厚が2〜20nm、 (b)第2の透明導電性薄膜層は、酸化インジウムに対して酸化スズ(SnO/(SnO+In))が1〜6質量%、膜厚が5〜20nm、 (c)第1と第2の透明導電性薄膜層の膜厚の和が15〜30nm、である透明導電性積層フィルム。 (もっと読む)


【課題】本発明は、AlNの特性とTiAlSiNの特性とを兼備し、特に耐摩耗性に優れた被覆膜を備えた表面被覆切削工具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材とその上に形成された被覆膜とを備え、該被覆膜は、AlNからなるA層と、Ti1-x-yAlxSiyN(ただし式中xは0.3≦x≦0.7、式中yは0.01≦y≦0.25)からなるB層とが交互に各々2層以上積層されてなり、該A層の層厚λaと該B層の層厚λbとは、それぞれ2nm以上1000nm以下であり、その層厚比λa/λbは、基材側から被覆膜の最表面側にかけて増大し、かつ基材に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは0.1以上0.7以下であり、最表面側に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは1.5以上10以下であることを特徴としている。 (もっと読む)


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