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薄鋼板の熱処理 (55,812) | 熱間圧延 (632)

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【課題】析出強化フェライトとマルテンサイトの混合組織を用いて疲労特性と局部延性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼に、Nb:0.01〜0.10%、Ti:0.01〜0.20%以下を含有させ、鋼組織をフェライト相とマルテンサイト相からなるものとし、熱延後の冷却を制御して、フェライト相の40%以上の領域における相間界面析出の析出面の面間隔が20nm以上60nm以下として、TiやNbの炭窒化物を相間界面析出によりフェライト相中に析出させて、フェライトを析出硬化する。 (もっと読む)


【課題】降伏応力が低く、しかも高い引張強度と破断伸びを有する高強度鋼板を提供する。
【解決手段】下記(A)式で表されるNi当量が21.5〜25.5%であり、下記(B)式で表されるMd30が98〜260℃であり、金属組織に占めるオーステナイト相の割合が85%以上、オーステナイト相の結晶粒径が20μm以上であり、0.2%耐力が400MPa以下、引張応力が1000MPa以上、伸びが60%以上である。
Ni当量=Ni+12.93C+1.11Mn+0.72Cr+0.88Mo−0
.27Si+0.53Cu−0.69Al+7.55N・・・(A)
Md30(℃)=551−462(C+N)−9.2Si−8.1Mn−13.7
Cr−29(Ni+Cu)−18.2Mo・・・(B) (もっと読む)


【課題】Si、Mnを含有する鋼板を母材とし、高加工時の耐めっき剥離性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.18%、Si:0.02〜2.0%、Mn:1.0〜3.0%、Al:0.001〜1.0%、P:0.005〜0.060%、S≦0.01%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼板に対して連続式溶融亜鉛めっき設備において焼鈍および溶融亜鉛めっき処理を施すに際し、加熱過程では、加熱炉内温度:A℃以上B℃以下(A:600≦A≦780、B:800≦B≦900)の温度域を雰囲気の露点:−5℃以上で行う。 (もっと読む)


【課題】Si、Mnを含有する鋼板を母材とし、高加工時の耐めっき剥離性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.18%、Si:0.02〜2.0%、Mn:1.0〜3.0%、Al:0.001〜1.0%、P:0.005〜0.060%、S≦0.01%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼板に対して連続式溶融亜鉛めっき設備において焼鈍および溶融亜鉛めっき処理を施すに際し、加熱過程では、加熱炉内温度:600℃以上A℃以下(A:650≦A≦780)の温度域を雰囲気の露点:−40℃以下で、加熱炉内温度:A℃超えB℃以下(B:800≦B≦900)の温度域を雰囲気の露点:−5℃以上で行う。 (もっと読む)


【課題】工具等へのめっきの凝着を低減すると共に、外観性状が良好で、且つ、めっき密着性を向上させた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】素地鋼板を加熱炉で加熱して素地鋼板の表面に酸化層を形成する第一の工程(a)、前記酸化層を形成した素地鋼板を還元炉で加熱して前記酸化層を還元する第二の工程(b)、溶融亜鉛めっきを施した後、合金化する第三の工程(e)、をこの順で含み、前記第一の工程は、前記加熱炉内の酸素量を0.3体積%以下、水蒸気量を10〜30体積%に制御した雰囲気下にて、前記素地鋼板を45〜120秒で750〜850℃の温度まで加熱するものであり、且つ、前記第一の工程は、7.5〜28℃/秒の昇温速度(X)で450〜600℃の温度まで加熱する加熱前段工程と、0.30X〜0.80Xの昇温速度でさらに750〜850℃の温度まで加熱する加熱後段工程と、を含むめっき鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 プレス成形時に生じるイヤリングが小さくかつ表面欠陥の少ないプレス成形用フェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板の提供。
【解決手段】 圧延方向に対して0°方向と90°方向の0.2%耐力の差が20MPa未満、圧延方向と90°方向の鋼板表面の粗さRzが0.5〜4μmであり、かつ、イヤリング率が2%未満であることを特徴とし、質量%で、C:0.01〜0.04%、Si:1.0%以下、Mn:4.0〜6.0%、Ni:1.0〜2.0%、Cr:20.0〜22.0%、Cu:〜1.0%、Al:0.01〜0.06%、N:0.15〜0.25%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするイヤリングの小さいプレス成形用フェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】
硬度の高い水を用いても溶接隙間部などの耐食性が低下することなく優れた耐食性を有する溶接構造体を提供する。
【解決手段】
硬度が50mg/l以上の水を貯水・貯湯する、溶着部から5mm以内の酸化皮膜中の平均Cr濃度が、表層から15nm以内においてCr>35at%であり、構成する材料がC:0.02%以下、Si:3%以下、Mn:3%以下、P:0.04%以下、S:0.03%以下、Ni:0.2〜3%、Cr:20〜30%、Mo:3%以下、Nb:0.05〜0.6%、Ti:0.05〜0.4%、N:0.03%以下、Al:0.02〜0.5%であり、残部Feおよび他の不可避的不純物からなることを特徴とする、溶接部の耐食性に優れた溶接構造体。 (もっと読む)


【課題】加熱が低温かつ短時間の熱間プレス加工でも十分に焼きが入って高強度の成形品を製造できる、熱間プレス加工用鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.35%、Si:0.5%以下、Mn:0.5〜2.5%、P:0.03%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.1%以下およびN:0.01%以下を含有し、場合によりB:0.005%以下、Ti:0.1%以下、Cr:0.5%以下、Nb:0.1%以下、Ni:1.0%以下およびMo:0.5%以下から選ばれる1種または2種以上を含有する化学組成と、鋼中の炭化物の球状化率が0.60〜0.90である鋼組織とを有する。好ましくは炭化物の数密度が0.50個/μm2以上、炭化物に占める粒径0.5μm以上の粗大炭化物の個数比率が0.15以下である。 (もっと読む)


【課題】
溶接熱影響部の耐食性に優れたステンレス鋼を提供する。
【解決手段】
酸化皮膜の厚みが15nm以上、酸化皮膜中のAlの濃度がAl,Si,Mn,Cr,Feの原子比率において50原子%以上であるとともに、酸化皮膜の欠陥率が3.0%以下であることを特徴とする、溶接部熱影響部の耐食性が改善されたステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】マルテンサイト変態を用いた低クロム含有ステンレス鋼の複数回溶接した場合(マルチパス)の溶接部での耐食性劣化を防止し、厳しい腐食環境においても溶接部の耐粒界腐食性に優れ、同時に熱影響部のボンド部に隣接した部位における優先腐食を生じることがなく、さらには製造性にも優れた最適な低クロム含有ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.015〜0.025%、N :0.008〜0.014%、Si:0.2〜1.0%、Mn:1.0〜1.5、P:0.04% 以下、S:0.03%以下、Cr:10 〜13%、Ni:0.2〜1.5%、Al:0.005〜0.1%以下を含有し、さらに、Ti:6×(C%+N% )以上、0.25%以下を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなり、かつ、各元素の含有量が(A)式および(B)式を満足するマルチパス溶接熱影響部の耐粒界腐食性および熱影響部のボンド部に隣接した部位における耐優先腐食性に優れた低クロム含有ステンレス鋼。
γp= 420×C%+470×N%+23×Ni%+9×Cu%+7×Mn%−11. 5 ×Cr%−11.5×Si%−12×Mo%−23×V%−47×Nb%−49× Ti%−52×Al%+189≧ 80 % ・・・・・・(A)
Ti%×N %<0.003 ・・・・・・(B) (もっと読む)


【課題】540MPa以上の引張強度TSを有し、かつ、材質安定性と加工性(高延性と高穴拡げ性)に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成は、質量%でC:0.04%以上0.13%以下、Si:0.7%以上2.3%以下、Mn:0.8%以上2.0%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.1%以下、N:0.008%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、鋼組織は、面積率で、75%以上のフェライト相と、1.0%以上のベイニティックフェライト相と、1.0%以上10.0%以下のパーライト相を有し、さらに、マルテンサイト相の面積率が1.0%以上5.0%未満で、かつ、マルテンサイト面積率/(ベイニティックフェライト面積率+パーライト面積率)≦0.6を満たすことを特徴とする材質安定性と加工性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】イーシ゛ーオーフ゜ン缶の材料として好適である高強度高加工性缶用鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.070%以上0.080%未満、Si:0.003%以上0.10%以下、Mn:0.51%以上0.60%以下等を含有し、圧延方向断面において、平均結晶粒径が5μm以上、結晶粒の展伸度が2.0以下であり、板厚の3/8の深さから板厚の4/8の深さまでの間の断面の平均ビッカース硬度から、表面から板厚の1/8の深さまでの間の断面の平均ビッカース硬度を引いた硬度差が10ポイント以上、および/又は板厚の3/8の深さから板厚の4/8の深さまでの間の断面の最大ビッカース硬度から、表面から板厚の1/8の深さまでの間の断面の最大ビッカース硬度を引いた硬度差が20ポイント以上、引張強度が500MPa以上、破断伸びが10%以上であることを特徴とする高強度高加工性缶用鋼板。 (もっと読む)


【課題】めっき密着性に優れたSi及びMn含有溶融亜鉛めっき鋼板および合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】素地鋼板に合金化されたまたは合金化されていない溶融亜鉛めっき層が形成されためっき鋼板であって、前記素地鋼板と前記溶融亜鉛めっき層との界面に、Si−Mn−Oおよび鉄亜鉛合金を含む酸化物含有層を有し、前記酸化物含有層の素地鋼板側の表面は、網目状の凸部と、該凸部によって分割された複数の凹部とを有し、インターセプト法で算出した前記凹部の平均直径が3.0μm以上10.0μm以下であり、前記凸部の平均幅が0.2μm以上3.0μm以下を満足するめっき鋼板である。 (もっと読む)


【課題】ブリスターの発生を抑制可能な冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】熱延鋼板を酸洗終了後に冷間圧延するに際し、酸洗条件や冷間圧延条件に応じて式(1)を満足するように、酸洗終了後冷間圧延開始までの時間tcおよび/または酸洗終了後の熱延鋼板の最高表面温度Tmaxを制御するブリスターの発生を抑制可能な冷延鋼板の製造方法;Hc/Ho>exp{-0.002×(Tmax+tc/100)}・(1)、ただし、Ho:酸洗終了直後の鋼板中の水素濃度、Hc:冷間圧延条件により決まるブリスターによる表面品質不良が発生する冷間圧延開始直前の鋼板中の臨界水素濃度、熱延鋼板の最高表面温度Tmax:酸洗終了直後の鋼板表面温度のことであるが、熱延鋼板を加熱した場合は、酸洗終了直後の表面温度と加熱により到達した表面温度のうちの高い方の温度。 (もっと読む)


【課題】塗膜密着性と加工性に優れた引張強度が550MPa以上の高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】規定する成分組成を満たし、規定量のフェライト、ベイナイトおよび残留オーステナイトを含む複合組織鋼板であって、
SEMを用いて2000倍で鋼板表面近傍の断面を観察したときに、任意の10視野において幅3μm以下で深さ5μm以上のクラックが存在せず、
引張強度が550MPa以上で、かつ引張強度(TS:単位MPa)と伸び(El:単位%)が下記式(1)を満たすことを特徴とする塗膜密着性と加工性に優れた高強度冷延鋼板である。
TS×El≧19000 …(1) (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、未固溶の炭化クロムの残留量をできるだけ抑制して耐食性を向上させた耐食性ステンレス鋼の製造方法を提供することにある。
【解決手段】ステンレス鋼を熱間圧延、焼鈍後冷間圧延する熱処理工程と、熱処理されたステンレス鋼を不活性ガス雰囲気中で950℃以上の温度で所定時間加熱後焼入して炭化クロム量を0.3重量%未満とする焼入処理工程と、焼入処理されたステンレス鋼を不活性ガス雰囲気中で450℃以下の温度で所定時間焼戻する焼戻処理工程とを備えている。
(もっと読む)


【課題】従来の方法よりも迅速にかつ低廉に製造する方法によって得られる高マンガン鋼からなるストリップを提供する。
【解決手段】鉄-炭素-マンガン合金からなる厚さ1.5〜10mmの薄いストリップが鋳造機械において溶融金属から直接鋳造され、溶融金属の組成は、重量%で、C0.001〜1.6%;Mn6〜30%;Ni≦10%;(Mn+Ni)16〜30%;Si≦2.5%;Al≦6%;Cr≦10%;(P+Sn+Sb+As)≦0.2%;(S+Se+Te)≦0.5%;(V+Ti+Nb+B+Ta+Zr+希土類)≦3%;(Mo+W)≦0.5%;N≦0.3%;Cu≦5%;および鉄と製錬から生じる不純物からなる残部;であり、ストリップは一つまたは二つ以上の工程において10〜90%の加工度で冷間圧延され、そしてストリップは再結晶化焼きなましを受ける。 (もっと読む)


【課題】導電性と延性に優れた燃料電池セパレータ用ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、S:0.01%以下、P:0.05%以下、Al:0.20%以下、N:0.02%以下、Cr:20〜40%およびMo:4.0%以下を含み、かつNb,Ti,Zrのうちから選んだ一種または二種以上合計で:0.05〜0.60%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成とし、円相当径:0.1μm以上の析出物が100μm2当たり1個以上存在させ、かつ析出物の最大径Dmax(μm)に対する板厚t(μm)の比が、次式(1)
20≦t/Dmax ・・・ (1)
の関係を満足するようにし、さらに板厚を200μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】冷間圧延又は焼鈍工程を含まない短い製造ラインで製造される高品質のTRIP鋼ストリップを提供する。
【解決手段】溶融鋼から直接鋳造されるTRIP鋼からなる薄いストリップであって、前記鋼が、重量%で、C:0.05〜0.25%、(Mn+Cu+Ni):0.5〜3%、(Si+Al):0.1〜4%、(P+Sn+As+Sb):0.3%以下、(Ti+Nb+V+Zr+希土類):0.3%未満、Cr:1%未満、Mo:1%未満、V:1%未満、残部は鉄及び製造上の不純物からなる組成を有し、また前記鋼はベイナイト相と5%より多い残留オーステナイトを含む微細組織を有している。 (もっと読む)


【課題】深絞り加工が施される場合でも、耐腐食性を高めることが可能な車両の燃料タンク用の溶融めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板と、前記鋼板の表面に形成されてなるものであって15質量%以上40%質量%以下のNiと残部にFeを含む下地めっき層と、前記下地めっき層上に形成されてなるものであって4質量%以上8.8%質量%以下のZnと残部にSnを含む溶融めっき層とを具備してなり、板厚減少率30%以下でドロービード加工した際に生じる前記溶融めっき層におけるめっき割れ欠陥の合計長さが、前記ドロービード加工の引き抜き方向10mm当たり0.5mm以下となることを特徴とする車両の燃料タンク用の溶融めっき鋼板を採用する。 (もっと読む)


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