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Fターム[5J097GG03]の内容

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Fターム[5J097GG03]に分類される特許

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【課題】弾性表面波デバイスや境界波デバイスに用いられる弾性波デバイスにおいて、ブレークダウンモードの発生を抑制出来る弾性波デバイスの提供。
【解決手段】弾性波デバイス1は、圧電体2と、圧電体2の上に設けられ、銅を含むIDT電極3とを備え、圧電体2の材料はストイキオメトリ組成のタンタル酸リチウム系またはニオブ酸リチウム系である。これにより、コングルエント組成の圧電体と比較して上記空隙が減少する。その結果、圧電体の結晶欠陥が減少する。従って、弾性波デバイスを製造するプロセス中の熱工程や高い電力の入力によって、IDT電極を構成する銅が溶融し圧電体の結晶の中へ拡散するのを抑制し、ブレークダウンモードによる弾性波デバイスの破壊を防止する。 (もっと読む)


【課題】熱処理や耐湿試験後も複合圧電チップの圧電体部にワレ・カケや剥離が生じず、弾性表面波素子としての電気的特性が安定に保たれる信頼性に優れた複合圧電チップ及びその製造方法の提供。
【解決手段】圧電基板1と支持基板2とを貼り合わせた複合圧電基板3を細分化した複合圧電チップ4であって、該複合圧電チップ4は、前記複合圧電基板3を該複合圧電基板3の圧電体部の厚みよりも深く切り込みを入れた後に細分化したものであり、該複合圧電チップ4の圧電体部側面の面粗さ(Ra)が、0.15μm以下のものである。 (もっと読む)


【課題】弾性波素子上に気密性に優れた空洞部を有し、かつ外部電極の構造が単純で製造が容易な弾性波デバイスを提供すること。
【解決手段】本発明は、圧電基板10に設けられた弾性表面波素子12と、圧電基板10上に設けられ、弾性表面波素子12に電気的に接続する複数の電極部14と、弾性表面波素子12上に空洞部16を有し空洞部16の側面および上面を覆うように圧電基板10上に設けられた金属キャップ18と、金属キャップ18を覆うように圧電基板10上に設けられた樹脂封止部22と、金属キャップ18の外側において樹脂封止部22を貫通して複数の電極部14それぞれの上面に設けられた、金属キャップ18と同じ金属で単一の金属からなる金属ポスト24と、を具備する弾性波デバイスである。 (もっと読む)


【課題】 圧電基板上の各電極における静電破壊を防止した上で、圧電基板上の複数のパッド電極における現像による膜減り量を均一化して、極端に膜減り量が大きいパッド電極が発生するのを防止することができる弾性表面波素子の製造方法を提供する。
【解決手段】 SAW素子の製造方法における素子領域形成工程では、圧電基板11上に、複数のSAW素子領域10a,10b,10c,10dと、複数のSAW素子領域のそれぞれの外周部に設けられるダイシング用の配線導体41とを形成する。そして、複数のSAW素子領域のそれぞれには、IDT電極12と、IDT電極12から導出される複数の接地パッド電極13,14および入出力パッド電極15,16と、複数の接地パッド電極13,14同士を電気的に接続する接地パッド電極接続パターン導体18とを形成する。 (もっと読む)


【課題】小型で低損失かつ急峻な減衰特性を有する弾性表面波フィルタを提供する。
【解決手段】弾性表面波フィルタは、信号入力端子INと信号出力端子OUTとの間に挿入された直列腕共振子である1端子対弾性表面波共振子1と、信号入力端子INおよび信号出力端子OUTと接地との間に挿入された並列腕共振子である1端子対弾性表面波共振子2,3と、1端子対弾性表面波共振子1と並列に接続されたインダクタンス素子4とから構成される。1端子対弾性表面波共振子1〜3が形成される圧電基板は、電気機械結合係数が0.1%以上1%以下である。 (もっと読む)


【課題】広帯域・低損失・超角型で、位相特性に優れた弾性表面波機能素子を実現する。
【解決手段】圧電性基板1または/或いは圧電性薄膜基板表面上に、弾性表面波を励振または受信するすだれ状電極を有する弾性表面波機能素子において、伝搬方向に向かって徐々に電極幅及び周期が短くなる正負の電極を交互に配置した、ダウン方向に一方向性をもつ分散型すだれ状電極、あるいは伝搬方向に向かって徐々に電極幅及び周期が長くなる正負の電極を交互に配置した、アップ方向に一方向性をもつ分散型すだれ状電極を構成し、これらを相互に組み合わせることにより、その方向性を向かい合わせ、周波数の変化に対して遅延時間が変化しない非分散型遅延線及びフィルター、又は周波数の増加ともに遅延時間が長く/短かくなるアップ/ダウン型分散型遅延線及びフィルターを実現する。 (もっと読む)


【課題】圧電素子の周波数を調整した後、減圧雰囲気から常圧(大気状態)に戻されることによる、圧電素子の周波数変化を抑制する。または、アニール処理により、発生してしまうアウトガスが圧電素子に付着することによる、圧電素子の周波数変化を抑制することが可能な周波数精度の優れた弾性圧電波デバイスを提供する。
【解決手段】SAW素子1は接続端子としての金属パッド23により、収納室20内の基板5上に固定されるので、気圧の変化による金属パッド23の膨張または収縮によるSAW共振子10の共振周波数の変化を抑制し、共振周波数の精度の優れたSAW共振子10を提供することができる。また、接続端子としての金属パッド23は、アニール処理などによりアウトガスが発生しないので、アウトガスの付着などによる共振周波数の変化を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】長期信頼性に優れ、温度特性改善効果が高い弾性表面波素子を提供する。
【解決手段】少なくとも、圧電基板2と、該圧電基板2に接着層4を介して貼り合わされた支持基板3と、前記圧電基板2の接着面と反対側の面に形成された弾性表面波を励振する櫛形電極5とを備え、前記接着層4のガラス転移点Tgが200℃以下である弾性表面波素子1。 (もっと読む)


【課題】入力端子と2つの出力端子間に存在する橋絡容量のアンバランスを解消し、不要な同相成分を除去することで、バランス型フィルタの抑圧度を向上する。
【解決手段】入力端子2cと、入力端子2cに入力された信号をフィルタリングするフィルタ素子21,22と、フィルタ素子21,22から信号を差動出力する第1の出力端子2a及び第2の出力端子2bとを備えたバランス型のフィルタであって、入力端子2cと第1の出力端子2a及び第2の出力端子2bのうちいずれか一方の出力端子との間に、静電容量C3が接続されている。 (もっと読む)


【課題】基板と保護カバーとの間に剥離が生じにくく信頼性に優れた弾性波装置を提供する。
【解決手段】弾性波を伝搬させる基板3と、基板3の主面上に配置された励振電極と、基板3の主面上に立設され、励振電極と電気的に接続される複数個の第1の柱状導体15と、基板3の主面上に立設され、電気的に浮き状態とされている第2の柱状導体16と、励振電極の振動空間17を構成するとともに、第1の柱状導体15の側面および第2の柱状導体16の側面を覆う保護カバー9と、を有する構造にする。 (もっと読む)


【課題】電極パターンを形成するときに発生する圧電基板の反りを防ぐことができる弾性表面波素子の製造方法を提供する。
【解決手段】弾性表面波素子10の製造方法は、(i)圧電基板12の一方主面12tに、圧電基板12よりも線膨張係数が小さい支持部材14を接合して複合基板11を形成する第1の工程と、(ii)複合基板11の支持部材14に、支持部材14と圧電基板12との接合界面12tとは反対側の表面14sから複数の溝14tを形成する第2の工程と、(iii)複合基板11の圧電基板12の他方主面12sに、IDT電極を含む電極パターン16を形成する第3の工程と、(iv)電極パターン16を形成した複合基板11を分割して個片化する第4の工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】誘電体膜表面の凹凸を抑制し、かつ誘電体膜の膜厚の精度を向上させること。
【解決手段】圧電性基板10と、前記圧電性基板10上に設けられた櫛型電極12と、前記櫛型電極12を覆い、前記櫛型電極12より高い誘電体膜16と、前記圧電性基板10上に設けられ、前記誘電体膜16と同じ高さを有し、少なくとも下部に金属層を含み、最上面は前記誘電体膜16より研磨速度の遅い材料であるストッパ層14と、を具備する弾性波デバイス。 (もっと読む)


【課題】圧電基板上にIDT電極を3つ以上並べると共にこれらのIDT電極の両側に反射器を配置した縦結合型弾性表面波フィルタにおいて、通過周波数帯域における低域側の立ち上がりの急峻性を改善すること。
【解決手段】IDT電極11において、一方のバスバー13から互いに隣接して伸びる2本の電極指14、14の中心間の距離であるピッチ(配列間隔)の長さ寸法をPi1、第1の反射器12aにおいて第1のIDT電極11aに隣接するグレーティング電極17の中心線と、第1のIDT電極11aにおいて第1の反射器12aに隣接する電極指14の中心線と、の間の寸法をLとすると、寸法LをL<0.5Pi1の範囲となるように設定する。 (もっと読む)


【課題】多結晶支持基板と圧電基板との接着強度をより高めることができる複合基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】複合基板10は、圧電基板12と、第1支持基板14と第1平滑層16とを有する支持基板17と、第1接着層19とを備えたものである。第1支持基板14は、圧電基板12の表面粗さより大きい表面粗さを有する多結晶基板である。第1平滑層16は第1支持基板14の表面に溶着されて、支持基板17の表面に第1支持基板14の表面粗さより小さい表面粗さの表面を形成するものである。このような支持基板17は、平滑な表面を有するため、圧電基板12との接着強度をより高めることができる。また、溶着によって第1平滑層16が形成されているから、第1平滑層16と第1支持基板14とが剥離しにくい。このため圧電基板と支持基板との接着強度をより高めることができる。 (もっと読む)


【課題】同一圧電基板上に、複数の弾性波フィルタを精度よく形成し、かつ特性の改善が可能な弾性波デバイスの製造方法を提供すること。
【解決手段】圧電基板2上に第1金属膜4を形成する工程と、第1金属膜4をドライエッチングすることにより、圧電基板2上に第1金属膜4から第1IDT8を形成する工程と、第1IDT8上にレジスト10を形成する工程と、レジスト10上、及び圧電基板2上に、第1金属膜4とは膜厚及び材料の少なくとも一方が異なる第2金属膜12を形成する工程と、第2金属膜12をドライエッチングすることにより、圧電基板2上に、第2金属膜12から第2IDT16を形成する工程と、を有する弾性波デバイスの製造方法。 (もっと読む)


【課題】音速の温度依存性が改善された低コストのタンタル酸リチウム基板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】基板の状態に加工されたタンタル酸リチウム単結晶から成るタンタル酸リチウム基板であって、Ni(ニッケル)を0.05wt%以上1wt%以下の範囲で含有させることにより、結晶の音速温度依存性が改善される。前記タンタル酸リチウム単結晶は、種結晶のNi濃度(n1)に対する育成結晶のNi濃度(n2)の比(n2/n1)が1以上3以下となるように調製された種結晶を用い、原料融液の最高到達温度を1800℃以下としてチョクラルスキー法により製造される。 (もっと読む)


【課題】ストンリー波による応答を抑圧でき、フィルタ特性が良好なラダー型フィルタを提供する。
【解決手段】15°〜30°YカットLiNbO基板からなる圧電基板2上に、IDT電極7、IDT電極を覆う酸化ケイ素層10、その上に酸化ケイ素層10よりも音速の速い誘電体層11が形成された三媒質構造の弾性境界波共振子を用いて直列腕共振子及び並列腕共振子が構成されており、複数の弾性境界波共振子が、波長がλ1、伝搬角がψ1、デューティが(duty1)であり、λ1及びduty1がψ1=0°においてストンリー波の応答が極小値となるように構成されている第1の弾性境界波共振子と、波長がλ2、伝搬角がψ2、デューティが(duty2)であり、ψ2が10°以上である第2の弾性境界波共振子とを有し、〔λ1≠λ2かつ0°≦ψ1<ψ2〕または〔(duty1)≠(duty2)かつ0°≦ψ1<ψ2〕であるラダー型フィルタ。 (もっと読む)


【課題】通過特性においてリップルの小さい弾性表面波共振子及びこれを用いた弾性表面波フィルタを提供することを目的とする。
【解決手段】この目的を達成するために、本発明は、圧電基板11と、この圧電基板の表面に設けた複数個の電極指で構成されるIDT13と、前記IDTの両端部に近接して設けた反射器14とを備え、前記IDTは両端部において電極指ピッチを徐々に小さくしたグラデーション領域1250を有する構成からなる。 (もっと読む)


【課題】効率的に不要応答を抑え、かつ、低損失な弾性表面波装置を提供する。
【解決手段】一対の反射器2と、該一対の反射器の間に配置され、交差部321及びダミー部322を有する交差電極32並びにダミー電極を有するすだれ変換子と、を備えた弾性表面波装置1であって、ダミー電極の長さと該ダミー電極が隣り合う前記交差電極のダミー部322の長さとが異なっていることを特徴とする弾性表面波装置。 (もっと読む)


【課題】電気機械結合係数を高めることができ、広帯域化を図ることができる弾性境界波装置を提供する。
【解決手段】圧電基板2の上面に溝2aが形成されており、IDT電極3A〜3Cが、厚み方向において少なくとも一部が圧電基板2の上面に形成されている溝2aに埋め込まれるように形成されており、圧電基板2の上面に、第1の誘電体層6及び第1の誘電体層6よりも音速が速い第2の誘電体層7が積層されている、弾性境界波装置1。 (もっと読む)


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