説明

アリール−ピラゾリルモチーフを有するヒストンデアセチラーゼ阻害剤

本発明は、アリール−ピラゾリルモチーフを有する新規なクラスのヒストンデアセチラーゼ阻害剤に関する。本発明の化合物は、癌を治療するために用いることができる。本発明の化合物は、新生細胞の最終分化、細胞増殖の停止及び/又はアポトーシスを選択的に誘導し、それ故このような細胞の増殖を阻害するのに用いるのに適している。したがって、本発明の化合物は、新生細胞の増殖によって特徴づけられる腫瘍を有する患者を治療するのに有用である。更に、本発明は、本発明の化合物を含む医薬組成物、及び追跡しやすく、かつ生体内で本発明の化合物の治療的に有効な量をもたらす結果となる、これらの医薬組成物の安全な投薬レジメンを提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記構造式I
【化1】

(式中、環Bはヘテロアリール又はアリールであり;
は水素、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cヒドロキシアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、又はL−Rから選択され、ここでRは置換されているか又は置換されていない複素環、置換されているか又は置換されていないアリール、置換されているか又は置換されていないC−Cシクロアルキルであり、Lは結合又はC−Cアルキレンから選択され;
はOH、SH又はNHであり;
は水素、OH、NH、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルキルオキシ、C−Cヒドロキシアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキル−C(=O)O−、C−Cアルキル−O−C(=O)−、C−Cアルキル−C(=O)−、C−Cアルキニル、ハロ基、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO、−SONH、C−Cアルキル−NHSO−、C−Cアルキル−SONH−、C−Cアルキルスルホニル、C−Cアルキルアミノ、ジ(C−C)アルキルアミノ、C−Cアシルアミノ、アミノ−C−Cアルキル、C−Cアルキルチオ、パーフルオロ−C−Cアルキル、パーフルオロ−C−Cアルキルオキシから選択され;
は水素、C−C10アルキル、シクロアルキル、アリール又はヘテロシクリルから選択され、それぞれは置換されていてもよく;
13は水素又はハロから選択され;
は結合又は(CH、エテニル又はシクロプロピルであり、ここでrは1又は2であり;
は共有結合、L−M−L−M−L、及びL−M−Lからなる群から選択され、ここで
又はLは、各出現において、独立して、化学結合、C−C−アルキル、C−C−アルキル−(NH)−C−C−アルキル、C−C−アルキル−(S)−C−C−アルキル、及びC−C−アルキル−(O)−C−C−アルキルからなる群から選択され、それぞれのアルキルは置換されていてもよく、ただし、XがL−M−L−M−Lである場合、Lは化学結合でなく;
は、各出現において、独立して、−O−、−N(R11)−、−S−、−S(O)−、S(O)−、−S(O)N(R11)−、−N(R11)−S(O)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−C(O)−N(R11)、−N(R11)−C(O)−、−C(S)−N(R11)、−N(R11)−C(S)−、−N(R11)−C(O)−O−、−O−C(O)−N(R11)−、−N(R11)−C(O)−N(R11)−、−N(R11)−C(S)−O−、−O−C(S)−N(R11)−、−N(R11)−C(S)−N(R11)−からなる群から選択され、R11は水素、C−C−アルキル、アリール、アラルキル、C(O)R12又はC−Cアルキル−ヘテロシクリルからなる群から選択され、ここでアルキル部分は−OH、−NH、−N(H)CH、−N(CH又はハロで置換されていてもよく、R12は置換されていてもよい、C−Cアルキル、パーフルオロ−C−C−アルキル、フェニル又は複素環であり;
はM又は複素環からなる群から選択され、当該環のいずれかは置換されていてもよく;
YはN又はCR13であり;
tは1、2、3又は4であり;
ただし、RがNHであり、YがCR13であり、R13がHであり、LがCHであり、環Bがイミダゾリルであり、Xが結合であり、Rが水素であり、tが1であり、Rがメチルである場合、Rは水素ではない)で表わされる化合物、又はその立体異性体若しくは医薬として許容され得る塩。
【請求項2】
下記構造式II
【化2】

(式中、環Bはヘテロアリール又はアリールであり;
は水素、C−Cアルキル、又はL−Rから選択され、ここでRは置換されているか又は置換されていないヘテロアリール、置換されているか又は置換されていないアリールであり、Lは結合又はC−Cアルキレンから選択され;
はOH、SH又はNHであり;
は水素、OH、NH、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルキルオキシ、C−Cヒドロキシアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキル−C(=O)O−、C−Cアルキル−O−C(=O)−、C−Cアルキル−C(=O)−、C−Cアルキニル、ハロ基、ヒドロキシアルコキシ、−NHSO、−SONH、C−Cアルキル−NHSO−、C−Cアルキル−SONH−、C−Cアルキルスルホニル、C−Cアルキルアミノ、ジ(C−C)アルキルアミノ、C−Cアシルアミノ、アミノ−C−Cアルキル、C−Cアルキルチオ、パーフルオロ−C−Cアルキル、パーフルオロ−C−Cアルキルオキシから選択され;
は水素、C−C10アルキル、シクロアルキル、アリール又はヘテロシクリルから選択され、それぞれは置換されていてもよく;
13は水素又はハロから選択され;
は結合又は(CH、エテニル、又はシクロプロピルであり、ここでrは1又は2であり;
は共有結合、L−M−L−M−L、及びL−M−Lからなる群から選択され、ここで
又はLは、各出現において、独立して、化学結合、C−C−アルキル、C−C−アルキル−(NH)−C−C−アルキル、C−C−アルキル−(S)−C−C−アルキル、及びC−C−アルキル−(O)−C−C−アルキルからなる群から選択され、それぞれのアルキルは置換されていてもよく、ただし、XがL−M−L−M−Lである場合、Lは化学結合ではなく;
は、各出現において、独立して、−O−、−N(R11)−、−S−、−S(O)−、S(O)−、−S(O)N(R11)−、−N(R11)−S(O)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−C(O)−N(R11)、−N(R11)−C(O)−、−C(S)−N(R11)、−N(R11)−C(S)−、−N(R11)−C(O)−O−、−O−C(O)−N(R11)−、−N(R11)−C(O)−N(R11)−、−N(R11)−C(S)−O−、−O−C(S)−N(R11)−、−N(R11)−C(S)−N(R11)−からなる群から選択され、R11は水素、C−C−アルキル、アリール、アラルキル、C(O)R12又はC−Cアルキル−ヘテロシクリルからなる群から選択され、ここでアルキル部分は−OH、−NH、−N(H)CH、−N(CH又はハロで置換されていてもよく、R12は置換されていてもよい、C−Cアルキル、パーフルオロ−C−C−アルキル、フェニル又は複素環であり;
はM又はヘテロシクリルからなる群から選択され、当該環のいずれかは置換されていてもよく;
tが1、2、3又は4であり;
ただし、RがNHであり、R13がHであり、LがCHであり、環Bがイミダゾリルであり、Xが結合であり、Rが水素であり、tが1であり、Rがメチルである場合、Rは水素でない)で表わされる化合物、又はその立体異性体若しくは医薬として許容され得る塩。
【請求項3】
環Bが、フェニル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフェニル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、フラニル、ピリジル、ピリミジル、インドリニル、キノリニル、チオフェニル、ベンゾジオキシル、ベンゾオキサジアゾリル、キノキサリニル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾイミダゾリル又はベンゾオキサゾリルである、請求項2記載の化合物。
【請求項4】
が結合であり、Rが、置換されているか若しくは置換されていないフェニル、置換されているか若しくは置換されていないチエニル、置換されているか若しくは置換されていないピリジル、置換されているか若しくは置換されていないベンゾチアゾリル、置換されているか若しくは置換されていないピリミジニル、置換されているか若しくは置換されていないチアゾリル、置換されているか若しくは置換されていないイミダゾリル、置換されているか若しくは置換されていないピロリル、置換されているか若しくは置換されていないフラニル、又は置換されているか若しくは置換されていないナフチルである、請求項2記載の化合物。
【請求項5】
がC−C−アルキル−N(Z)−C−C−アルキル−、C−C−アルキル−O−C−C−アルキル−、C−C−アルキル−S−C−C−アルキル−、又は−C−C−アルキル−、C−C−アルキル−NH−C(O)−C−C−アルキル−、C−C−アルキル−C(O)−NH−C−C−アルキル−からなる群から選択され、ここでZが−H又は−OH、−NH、若しくはハロで置換されていてもよい−C−C−アルキルである、請求項2記載の化合物。
【請求項6】
がそれぞれ置換されていてもよい、フェニル、ピリミジニル、ピリジル、ナフチル、ジオキシド−ベンゾチエニル、ピラゾリル、ベンゾイミダゾリル又はベンゾチアゾリルである、請求項2記載の化合物。
【請求項7】
が、独立して、OH、NH、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルキルオキシ、C−Cヒドロキシアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキル−C(=O)O−、C−Cアルキル−O−C(=O)−、C−Cアルキル−C(=O)−、C−Cアルキニル、ハロ基、アミド、ヒドロキシル−C−C−アルコキシ、−NHSO、−SONH、C−Cアルキル−NHSO−、C−Cアルキル−SONH−、C−Cアルキルスルホニル、C−Cアルキルアミノ、ジ(C−C)アルキルアミノ、C−Cアシルアミノ、アミノ−C−Cアルキル、C−Cアルキルチオ、パーフルオロ−C−Cアルキル、パーフルオロ−C−Cアルキルオキシ、チオール、ジ−C−C−アルキルアミノ−C−C−アルコキシ、アリール、又は複素環からなる群から選択される1〜3個の置換基を有する、請求項6記載の化合物。
【請求項8】
が、置換されているか又は置換されていないC−Cアルキルである、請求項2記載の化合物。
【請求項9】
が、独立して、C−C−アルコキシ、C−C−ハロアルキル、ハロ、C−Cハロアルキルオキシ、C−Cヒドロキシアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキル−C(=O)O−、C−Cアルキル−C(=O)−、C−Cアルキニル、アミド、C−Cヒドロキシアルコキシ、−NHSO、−SONH、C−Cアルキル−NHSO−、C−Cアルキル−SONH−、C−Cアルキルスルホニル、−CN、NH、N−C−C−アルキルアミノ又はN,N−ジ−C−C−アルキルアミノから選択される1〜3個の置換基を有する、請求項8記載の化合物。
【請求項10】
下記構造式:
【化3】

(式中、Rは置換されているか又は置換されていないヘテロアリール、置換されているか又は置換されていないアリールから選択され;
は水素、アリール、ヘテロアリール、又はC−C10アルキルから選択され、それぞれは置換されていてもよく;
13は水素又はハロから選択され;
は結合であり;
m及びnは、それぞれ独立して、0、1、2又は3から選択される)で表わされる、請求項2記載の化合物、又はその医薬として許容され得る塩。
【請求項11】
下記構造式:
【化4】

(式中、Rは置換されているか又は置換されていないヘテロアリール、置換されているか又は置換されていないアリールから選択され;
13は水素又はハロから選択され;
は結合である)で表わされる、請求項2記載の化合物、又はその医薬として許容され得る塩。
【請求項12】
下記構造式:
【化5】

(式中、環B、R、R、R、R13、L、t及びXは請求項2で定義された通りであり;
及びR10は、独立して、水素又はフッ素から選択され、R、R又はRは、独立して、水素、OH、NH、ニトロ、CN、アミド、カルボキシル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルキルオキシ、C−Cヒドロキシアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキル−C(=O)−、C−Cアルキニル、ハロ基、ヒドロキシ−C−C−アルコキシ、C−Cアミノアルキル又はC−Cアルキルアミノから選択される)で表わされる、請求項2記載の化合物。
【請求項13】
、R及びRが、独立して、水素、ハロ、メチル、メトキシ又はハロメチルから選択され;Rが水素である、請求項12記載の化合物。
【請求項14】
以下から選択される化合物:
ピリジン−3−イルメチル (4−{[(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}ベンジル)カルバメート;
4−(アミノメチル)−N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
4−(アセチルアミノ)−N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)ニコチンアミド;
ピリジン−3−イルメチル [4−({[4−アミノ−1−(3−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミノ}カルボニル)ベンジル]カルバメート;
ピリジン−3−イルメチル [4−({[4−アミノ−1−(4−メチルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミノ}カルボニル)ベンジル]カルバメート;
ピリジン−3−イルメチル [4−({[4−アミノ−1−(4−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミノ}カルボニル)ベンジル]カルバメート;
ピリジン−3−イルメチル [4−({[4−アミノ−1−(3−メトキシフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミノ}カルボニル)ベンジル]カルバメート;
ピリジン−3−イルメチル [4−({[4−アミノ−1−(4−メトキシフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミノ}カルボニル)ベンジル]カルバメート;
ピリジン−3−イルメチル {4−[({4−アミノ−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−イル}アミノ)カルボニル]ベンジル}カルバメート;
ピリジン−3−イルメチル [4−({[4−アミノ−1−(3−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミノ}カルボニル)ベンジル]カルバメート;
ピリジン−3−イルメチル [4−({[4−アミノ−1−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミノ}カルボニル)ベンジル]カルバメート;
ピリジン−3−イルメチル [4−({[4−アミノ−1−(2−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミノ}カルボニル)ベンジル]カルバメート;
ピリジン−3−イルメチル [4−({[4−アミノ−1−(3−メチルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミノ}カルボニル)ベンジル]カルバメート;
N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)−4−{[5−(2−メトキシフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル}ベンズアミド;
4−(アセチルアミノ)−N−[4−アミノ−1−(3−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]ベンズアミド;
ピリジン−3−イルメチル [4−({[4−アミノ−1−(2−ナフチル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミノ}カルボニル)ベンジル]カルバメート;
4−(アセチルアミノ)−N−[4−アミノ−1−(3−メチルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]ベンズアミド;
ピリジン−3−イルメチル [4−({[4−アミノ−1−(3−チエニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミノ}カルボニル)ベンジル]カルバメート;
4−(アセチルアミノ)−N−[4−アミノ−1−(3−チエニル)−1H−ピラゾール−3−イル]ベンズアミド;
4−(アセチルアミノ)−N−[4−アミノ−1−(2−ナフチル)−1H−ピラゾール−3−イル]ベンズアミド;
3−(アセチルアミノ)−N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−[4−アミノ−1−(3−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]−4−{[5−(2−メトキシフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル}ベンズアミド;
ピリジン−3−イルメチル [4−({[4−アミノ−1−(3,5−ジクロロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミノ}カルボニル)ベンジル]カルバメート;
N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)−2−[メチル(2−フェニルエチル)アミノ]−1,3−チアゾール−5−カルボキサミド;
メチル (4−{[(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}フェニル)(1,3−ベンゾオキサゾール−2−イル)アセテート;
N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)−2−{[1−(4−メトキシフェニル)エチル]アミノ}−1,3−チアゾール−5−カルボキサミド;
N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)−4−[(5−フェニル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]ベンズアミド;
N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)−4−{[5−(3−シアノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル}ベンズアミド;
N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)−4−{フルオロ[5−(2−メトキシフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル}ベンズアミド;
N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)−4−[(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]ベンズアミド;
N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)−4−[(5−ベンジル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]ベンズアミド;
N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ニコチンアミド;
ピリジン−3−イルメチル [4−({[4−アミノ−1−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]アミノ}カルボニル)ベンジル]カルバメート;
N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)−1−ベンゾチオフェン−2−カルボキサミド;
2−ナフチル (4−{[(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}ベンジル)カルバメート;
ベンジル (4−{[(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}ベンジル)カルバメート;
フェニル (4−{[(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}ベンジル)カルバメート;
2−ナフチル (4−{[(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}ベンジル)カルバメート;
イソブチル (4−{[(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}ベンジル)カルバメート;
(1,1−ジオキシド−1−ベンゾチエン−2−イル)メチル(4−{[(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}ベンジル)カルバメート;
2−クロロベンジル (4−{[(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}ベンジル)カルバメート;
1−ナフチル (4−{[(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}ベンジル)カルバメート;
N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)−4−{[メチル(ピリジン−4−イル)アミノ]メチル}ベンズアミド;
N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)−4−[(ピリジン−4−イルアミノ)メチル]ベンズアミド;
N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)−4−({[(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)ベンズアミド;
N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)−4−({メチル[3−(メチルアミノ)プロピル]アミノ}メチル)ベンズアミド;
N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)−4−[(イソブチルアミノ)メチル]ベンズアミド;
4−(アセチルアミノ)−N−(4−アミノ−5−フルオロ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)−4−{ジフルオロ[5−(2−メトキシフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]メチル}ベンズアミド;
tert−ブチル 4−(5−{[(4−アミノ−1−フェニル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ]カルボニル}ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−カルボキシレート;
又はその立体異性体若しくは医薬として許容され得る塩。
【請求項15】
請求項1〜14のいずれか1項記載の化合物の医薬的に有効な量、及び医薬として許容され得る担体を含む医薬組成物。
【請求項16】
哺乳動物における癌の治療又は予防に有用な医薬の製造のための、請求項1〜14のいずれか1項記載の化合物の使用。

【公表番号】特表2009−514858(P2009−514858A)
【公表日】平成21年4月9日(2009.4.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−538940(P2008−538940)
【出願日】平成18年10月30日(2006.10.30)
【国際出願番号】PCT/US2006/042198
【国際公開番号】WO2007/055941
【国際公開日】平成19年5月18日(2007.5.18)
【出願人】(390023526)メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド (924)
【氏名又は名称原語表記】MERCK & COMPANY INCOPORATED
【Fターム(参考)】