説明

イミダゾピリジン化合物

式(I):
【化1】



[式中の各記号は、明細書記載と同意義である。]
からなる群より選ばれる化合物を含む、グルコキナーゼとの使用のための化合物、薬学的組成物、キット及び方法が提供される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】



[式中、
環Aは置換されていてもよいフェニル基を;
、R、RおよびRは同一または異なって、それぞれ水素原子または置換基を示す]
で表される化合物、その塩、またはそのプロドラッグを含有してなるグルコキナーゼ活性化剤。
【請求項2】
式(Ip):
【化2】


(Ip)
[式中、
mは1、2又は3であり;
各Lは、独立して、存在しないか、または、RとLが結合する環との間の、1、2、3、4、5若しくは6原子の分離を提供するリンカーであって、該分離を提供するリンカーの原子は、炭素、酸素、窒素及び硫黄からなる群より選ばれ;
は水素原子又はインビボで水素へと変換可能な置換基であり;
、R及びRは独立して水素原子又は置換基であり;かつ
各Rは独立して、水素、(C1−3)アルキル、アリール(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、ヘテロアリール(C1−3)アルキル、アリール及びヘテロアリール(それぞれ置換又は無置換)からなる群より選ばれる]
で表される化合物、その塩又はそのプロドラッグを含有してなる、グルコキナーゼ活性化剤。
【請求項3】
式(II):
【化3】



[式中、
、R、RおよびRは同一または異なって、それぞれ水素原子または置換基を;
およびRは同一または異なって、それぞれ置換されていてもよいC1−6アルキル基(但し、該アルキル基がC1−2アルキル基の場合、該C1−2アルキル基は置換されていてもよい環状基で置換されている)を示す]
で表される化合物またはその塩。
【請求項4】
が水素原子である、請求項3記載の化合物。
【請求項5】
が水素原子である、請求項3記載の化合物。
【請求項6】
が、
(1) 水素原子;
(2)
(a) ハロゲン原子、
(b) 1〜3個のハロゲン原子により置換されていてもよいC1−6アルキル基、
(c) C1−6アルコキシ基、及び
(d) ヒドロキシ基
より選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC6−14アリール基;
(3)
(a)
(i) C1−6アルコキシ基、C6−14アリールオキシ基、カルボキシル基及びC1−6アルコキシ−カルボニル基より選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、及び
(ii) C7−13アラルキル基
より選ばれる1又は2の置換基により置換されていてもよいアミノ基;並びに
(b) ヒドロキシ基
より選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基;
(4) 置換されていてもよい芳香族複素環基;
(5) ホルミル基;
(6) カルボキシル基;
(7) C1−6アルコキシ−カルボニル基;又は
(8) ハロゲン原子
である、請求項3記載の化合物。
【請求項7】
が、
(1) 水素原子;
(2)
(a) ヒドロキシ基、
(b) カルボキシル基、
(c) C1−6アルコキシ−カルボニル基、
(d) ハロゲン原子、及び
(e) シアノ基
より選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基;
(3) シアノ基;
(4) カルボキシル基;又は
(5) C1−6アルコキシ−カルボニル基
である、請求項3記載の化合物。
【請求項8】
及びRが、同一又は異なって、それぞれ
(1)
(a) C6−14アリール基、
(b) C3−10シクロアルキル基、
(c) 5若しくは6員の芳香族複素環基、及び
(d) 5若しくは6員の非芳香族複素環基
より選ばれる1〜3個の置換基で置換されたC1−6アルキル基
(該(a)〜(d)はそれぞれ、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基、チオール基、C1−6アルキル−カルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、C6−14アリールオキシ基、モノ−若しくはジ−C1−6アルキル−アミノ基より選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい);又は
(2) C1−6アルコキシ基並びにシアノ基及びハロゲン原子より選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC6−14アリールオキシ基より選ばれる1〜3個の置換基により置換されていてもよいC3−6アルキル基;
である、請求項3記載の化合物。
【請求項9】
式(Iq):
【化4】


(Iq)
[式中、
は水素原子又はインビボで水素へと変換可能な置換基であり;
、R、及びRは独立して水素原子又は置換基であり;かつ
は、それぞれ置換又は無置換の、(C1−3)アルキル、アリール(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、ヘテロアリール(C1−3)アルキル、アリール及びヘテロアリールからなる群より選ばれる]
で表される化合物又はその塩。
【請求項10】
式(Ir):
【化5】


(Ir)
[式中、
は水素原子又はインビボで水素へと変換可能な置換基であり;
、R、R及び各R11は独立して水素又は置換基であり;
は置換されていてもよいC1−6アルキル基であり;かつ
nは0、1、2、3、4又は5である]
で表される化合物又はその塩。
【請求項11】
式(Is):
【化6】


(Is)
[式中、
は水素原子又はインビボで水素へと変換可能な置換基であり;
、R及びRは独立して水素又は置換基であり;
各R11は独立して、置換又は無置換の、(C1−3)アルキル、アリール(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、ヘテロアリール(C1−3)アルキル、アリール及びヘテロアリールからなる群より選ばれ;かつ
nは0、1、2、3、4又は5である]
で表される化合物又はその塩。
【請求項12】
式(It):
【化7】


(It)
[式中、
は水素原子又はインビボで水素へと変換可能な置換基であり;
、R及びRは独立して水素又は置換基であり;かつ
及びR10は独立して、置換されていてもよいC1−6アルキル、アシル若しくはスルホニル基である]
で表される化合物又はその塩。
【請求項13】
2−[5−(ベンジルオキシ)−2−イソプロポキシフェニル]−6−(3−フルオロフェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
2−(3−(ベンジルオキシ)−5−イソプロポキシフェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
2−(3−イソプロポキシ−5−(3−フェニルプロポキシ)フェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
2−(3−イソプロポキシ−5−フェネトキシフェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
2−(3−(ベンジルオキシ)−5−((1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メトキシ)フェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
2−(3−(ベンジルオキシ)−5−((1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メトキシ)フェニル)−6−ブロモ−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
6−ブロモ−2−(3−((1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メトキシ)−5−(2−(チオフェン−3−イル)エトキシ)フェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
2−(3−(2−フルオロベンジルオキシ)−5−((1−メチル−1H−イミダゾール−2イル)メトキシ)フェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
6−クロロ−2−(3−(2−フルオロベンジルオキシ)−5−((1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メトキシ)フェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
6−ブロモ−2−(3−(2−フルオロベンジルオキシ)−5−((1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メトキシ)フェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
3−(2−(3−(2−フルオロベンジルオキシ)−5−((1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メトキシ)フェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル)プロパン−1−オール;
(R)−2−(3−(2−フルオロベンジルオキシ)−5−(1−メトキシプロパン−2−イルオキシ)フェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
(R)−6−クロロ−2−(3−(2−フルオロベンジルオキシ)−5−(1−メトキシプロパン−2−イルオキシ)フェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
(R)−6−ブロモ−2−(3−(2−フルオロベンジルオキシ)−5−(1−メトキシプロパン−2−イルオキシ)フェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
(S)−3−(2−(3−(2−フルオロベンジルオキシ)−5−(1−メトキシプロパン−2−イルオキシ)フェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル)プロパン−1−オール;
(S)−2−(3−(2−フルオロベンジルオキシ)−5−(1−メトキシプロパン−2−イルオキシ)フェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−カルボン酸メチル;
(S)−2−(3−(2−フルオロベンジルオキシ)−5−(1−メトキシプロパン−2−イルオキシ)フェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−カルボン酸
(S)−2−(3−(1−メトキシプロパン−2−イルオキシ)−5−(4−(メチルスルホニル)フェノキシ)フェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
6−ブロモ−2−(2−フェノキシフェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
(E)−2−(2−イソプロポキシ−5−スチリルフェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
N−(3−(6−ブロモ−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−イル)−5−((1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メチルアミノ)フェニル)ベンゼンスルホンアミド;
N−(3−(6−ブロモ−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−イル)−5−((1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メチルアミノ)フェニル)メタンスルホンアミド;
2−(5−(ベンジルオキシ)−2−メトキシフェニル)−6−ブロモ−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
6−ブロモ−2−(2−(ピリジン−3−イルオキシ)フェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
6−ブロモ−2−(3−(2−フルオロベンジルオキシ)−5−(ピリミジン−2−イルオキシ)フェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;及び
(E)−2−(2−メトキシ−5−(2−(ピリジン−4−イル)ビニル)フェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン
からなる群より選ばれる化合物。
【請求項14】
請求項3〜請求項13のいずれか1項に記載の化合物のプロドラッグ。
【請求項15】
請求項3〜請求項13のいずれか1項に記載の化合物又はそのプロドラッグを含有してなる医薬。
【請求項16】
グルコキナーゼ活性化を必要とする哺乳動物中でのグルコキナーゼ活性化方法であって、該哺乳動物に、請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載の化合物又はその塩若しくはプロドラッグを投与する工程を含む、方法。
【請求項17】
グルコキナーゼ活性化剤の製造のための、請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載の化合物、又はその塩若しくはプロドラッグの使用。

【公表番号】特表2009−507039(P2009−507039A)
【公表日】平成21年2月19日(2009.2.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−529362(P2008−529362)
【出願日】平成18年9月1日(2006.9.1)
【国際出願番号】PCT/US2006/034441
【国際公開番号】WO2007/028135
【国際公開日】平成19年3月8日(2007.3.8)
【出願人】(000002934)武田薬品工業株式会社 (396)
【出願人】(504344266)タケダ サン ディエゴ インコーポレイテッド (29)
【Fターム(参考)】