説明

カメラ切換装置、カメラ切換システム及びカメラ切換方法

【課題】複数台のカメラのうち少なくとも1台のカメラで撮影して検知した不審人物の捜索を効率良く行うことができるカメラ切換装置、カメラ切換システム及びカメラ切換方法を提供する。
【解決手段】6台のカメラ3−1〜3−6を備え、これらのカメラ3−1〜3−6のうち少なくとも1台のカメラ3−Xで撮影して得られた人物の顔に対する顔照合処理の開始時刻と終了時刻との差分時間から不審人物の移動量を推定し、推定した移動量から不審人物がいるであろうと思われる場所を撮影している少なくとも1台のカメラ3−Xに切り換える。これにより、検知後の不審人物の捜索を効率良く行うことが可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数台のカメラで監視対象の空間を監視する監視システムに用いて好適なカメラ切換装置、カメラ切換システム及びカメラ切換方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、複数台のカメラを使用して監視対象の空間を監視する監視システムが開発されている(例えば、特許文献1:「複数カメラを用いた監視システム」)。この種の監視システムには、特定侵入者を検知するための手段の1つとして、顔照合検出手段を有している。顔照合検出とは、予め登録した顔情報と同一又は同様な顔情報を持つ人物を検出するものである。顔照合検出手法を用いることで、例えばコンビニエンスストアなどの店舗で万引きの疑いのある人物を登録しておき、その人物が入店した際にアラームを発報させて店員に注意を促すことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−146378号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の監視システムのなかで顔照合検出手法を用いたものでは、店舗内に入り口に向けて設置したカメラで入店者の顔を撮影し、撮影した顔情報をもとに顔照合を行うようにしている。しかしながら、この種の監視システムでは、顔照合における処理(登録された顔情報との比較演算)に時間がかかるため、複数の入店者がいる場合、最後の入店者の顔照合検出までに時間がかかってしまうことがある(例えば10数秒かかる)。顔照合に時間がかかることから、折角検知した不審人物が既に入り口を通過し、別な場所にいることになり、モニタに表示された内容から不審人物を探し出すのに時間がかかるなど効率が良くない。
【0005】
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、複数台のカメラのうち少なくとも1台のカメラで撮影して検知した不審人物の捜索を効率良く行うことができるカメラ切換装置、カメラ切換システム及びカメラ切換方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のカメラ切換装置は、複数台のカメラのうち少なくとも1台のカメラで人物を撮影して得られた映像から前記人物の顔情報を取得する顔情報取得手段と、前記顔情報取得手段で取得された前記人物の顔情報に対して顔照合処理を実行する顔照合処理実行手段と、前記顔照合処理実行手段での前記顔照合処理の開始時刻と終了時刻との差分時間を演算する差分時間演算手段と、前記差分時間演算手段で演算された前記差分時間に応じて前記複数台のカメラを選択的に切り換えるカメラ切換手段と、を備えた。
【0007】
上記構成によれば、複数台のカメラのうち少なくとも1台のカメラで撮影して得られた人物の顔情報に対する顔照合処理の開始時刻と終了時刻との差分時間から不審人物の移動量を推定し、推定した移動量から不審人物がいるであろうと思われる場所を撮影しているカメラに切り換えるので、検知後の不審人物の捜索を効率良く行うことが可能となる。
【0008】
上記構成において、前記顔照合処理実行手段での前記顔照合処理の開始時刻と終了時刻とを保持する時刻保持手段を備えた。
【0009】
上記構成によれば、顔照合処理の開始時刻と終了時刻とを保持することで、後々の解析(不審人物の捜索)をスムーズに行うことができる。
【0010】
本発明のカメラ切換システムは、複数台のカメラと、前記複数台のカメラのうち少なくとも1台のカメラで人物を撮影して得られた映像から前記人物の顔情報を取得する顔情報取得手段と、前記顔情報取得手段で取得された前記人物の顔情報に対して顔照合処理を実行する顔照合処理実行手段と、前記顔照合処理実行手段での前記顔照合処理の開始時刻と終了時刻との差分時間を演算する差分時間演算手段と、前記差分時間演算手段で演算された前記差分時間に応じて前記複数台のカメラを選択的に切り換えるカメラ切換手段と、を備えた。
【0011】
上記構成によれば、複数台のカメラを備え、複数台のカメラのうち少なくとも1台のカメラで撮影して得られた人物の顔情報に対する顔照合処理の開始時刻と終了時刻との差分時間から不審人物の移動量を推定し、推定した移動量から不審人物がいるであろうと思われる場所を撮影しているカメラに切り換えるので、検知後の不審人物の捜索を効率良く行うことが可能となる。
【0012】
本発明のカメラ切換方法は、複数台のカメラのうち少なくとも1台のカメラで人物を撮影して得られた映像から前記人物の顔情報を取得する顔情報取得ステップと、前記顔情報取得ステップで取得された前記人物の顔情報に対して顔照合処理を実行する顔照合処理実行ステップと、前記顔照合処理実行ステップでの前記顔照合処理の開始時刻と終了時刻との差分時間を演算する差分時間演算ステップと、前記差分時間演算ステップで演算された前記差分時間に応じて前記複数台のカメラを選択的に切り換えるカメラ切換ステップと、を備えた。
【0013】
上記方法によれば、複数台のカメラのうち少なくとも1台のカメラで撮影して得られた人物の顔情報に対する顔照合処理の開始時刻と終了時刻との差分時間から不審人物の移動量を推定し、推定した移動量から不審人物がいるであろうと思われる場所を撮影しているカメラに切り換えるので、検知後の不審人物の捜索を効率良く行うことが可能となる。
【0014】
本発明のカメラ切換プログラムは、上記カメラ切換方法の各ステップをコンピュータに実行させるものである。
【0015】
上記プログラムによれば、コンピュータが、複数台のカメラのうち少なくとも1台のカメラで撮影して得られた人物の顔情報に対する顔照合処理の開始時刻と終了時刻との差分時間から不審人物の移動量を推定し、推定した移動量から不審人物がいるであろうと思われる場所を撮影しているカメラに切り換えるので、検知後の不審人物の捜索を効率良く行うことが可能となる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、複数台のカメラのうち少なくとも1台のカメラで撮影して検知した不審人物の捜索を効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の一実施の形態に係るカメラ切換システムの概略構成を示すブロック図
【図2】図1のカメラ切換システムの各カメラを設置した店舗見取図
【図3】図1のカメラ切換システムの動作を説明するためのフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明の一実施の形態に係るカメラ切換システムの概略構成を示すブロック図である。同図において、本実施の形態のカメラ切換システム1は、カメラ切換装置2と、6台のカメラ3−1〜3−6と、1台のモニタ4とを備える。
【0020】
図2は、図1のカメラ切換システム1の6台のカメラ3−1〜3−6を設置した店舗見取図である。図2に示す店舗100では、図面に向かって左下側に入り口101がある。また、図面に向かって、店舗内中央部に2つの商品棚200,201、右端側に商品棚202、上側(入り口101から見ると奥側)に商品棚203、左端側に商品棚204がそれぞれ設置されている。入り口101の付近の商品棚204にカメラ3−1(No.1)が設置されており、右端側の商品棚202にカメラ3−2〜3−4(No.2〜No.4)が等間隔で設置されている。また、上側の商品棚203の両端にカメラ3−5、3−6(No.5、No.6)が設置されている。
【0021】
カメラ3−1は、店舗内の入り口101付近の空間を撮影する。カメラ3−2は、入り口101側の通路102の空間を撮影する。カメラ3−3は、店舗内中央の通路103の空間を撮影する。カメラ3−4は、店舗内奥側の通路104の空間を撮影する。カメラ3−5は、店舗内右側の通路105の空間を撮影する。カメラ3−6は、店舗内左側の通路106の空間を撮影する。したがって、カメラ3−1は、入店する人物を撮影し、カメラ3−2は、通路102にいる人物を撮影し、カメラ3−3は、通路103にいる人物を撮影し、カメラ3−4は、通路104にいる人物を撮影し、カメラ3−5は、通路105にいる人物を撮影し、カメラ3−6は通路106にいる人物を撮影する。
【0022】
図1に戻り、カメラ切換装置2は、映像入力部21と、顔照合部22と、顔情報記憶部23と、制御演算部24と、時刻情報記憶部25と、大容量記憶部26とを備える。映像入力部21は、6台のカメラ3−1〜3−6それぞれで撮影して得られた映像を入力する。顔照合部22は、映像入力部21で入力されたカメラ3−1からの映像に人物が映っていると、顔照合処理開始時刻を制御演算部24に通知する。そして、当該人物に対して顔照合処理を開始する。顔照合部22は、顔照合処理において、カメラ3−1で撮影して得られた人物を、登録された複数の顔情報(顔情報記憶部23に記憶された複数の顔情報)のそれぞれと照合し、そのうちの1つと同一又は同様な顔情報を持つ人物を検出する。顔照合部22は、登録された顔情報と同一又は同様な顔情報を持つ人物を検出すると、当該人物を不審人物と認識して顔照合処理を終了する。そして、顔照合処理を終了した顔照合処理終了時刻と顔照合結果(不審人物か否か)を制御演算部24に通知する。
【0023】
制御演算部24は、映像入力部21が入力した各カメラ3−1〜3−6からの映像を録画(大容量記憶部26に記憶)する。制御演算部24は、顔照合部22から顔照合処理開始時刻の通知があると、当該時刻を時刻情報記憶部25に記憶する。また、制御演算部24は、顔照合部22から顔照合処理終了時刻の通知があると、当該時刻を時刻情報記憶部25に記憶する。また、制御演算部24は、顔照合部22から不審人物を示す顔照合結果を受けると、時刻情報記憶部25に記憶した当該人物(不審人物)に対する照合を開始した時刻と終了した時刻とを時刻情報記憶部25から読み出し、それらの差分を求めて不審人物の移動量を推定する。そして、推定した移動量から不審人物がいる場所を撮影できる少なくとも1台のカメラ3−Xに切り換えて、それ又はそれらのカメラ3−Xで撮影された映像をモニタ4に表示する。
【0024】
ここで、顔照合処理開始から顔照合処理終了までの時間(照合終了までの時間)によってカメラを切り換える一例を示す。
(1)照合終了までの時間が0秒から3秒まで:カメラ3−1
(2)照合終了までの時間が3秒を超えて5秒まで:カメラ3−1、3−2、3−6
(3)照合終了までの時間が5秒を超えて10秒まで:カメラ3−1、3−2、3−5、3−6
(4)照合終了までの時間が10秒を超えて15秒まで:カメラ3−1、3−2、3−3、3−4、3−5、3−6
【0025】
照合終了までの時間が0秒から3秒まではカメラ3−1を使用する。また、照合終了までの時間が10秒を超えて15秒までは不審人物が何処にいるか分からないので、全てのカメラ3を使用する。
【0026】
カメラ3−1〜3−6の映像をモニタ4に表示する場合、上記(1)の場合は、モニタ4の画面全面で1台のカメラ3−1の映像を表示する。上記(2)の場合は、モニタ4の画面を4分割して3台のカメラ3−1、3−2、3−6それぞれの映像を表示し、上記(3)の場合は、(2)と同様にモニタ4の画面を4分割して4台のカメラ3−1、3−2、3−5、3−6それぞれの映像を表示し、上記(4)の場合は、モニタ4の画面を6分割して6台のカメラ3−1〜3−6それぞれの映像を表示する。
【0027】
上記例では、不審人物50が店舗100の入り口101から右方向D1へ行くと過程した場合であるが、左方向D2へ行く場合も有り得る。そのため、不審人物ごとに行動パターン(店舗100の入り口101から右方向D1へ行くのか、左方向D2へ行くのかなど)を事前に登録しておいてカメラ3−1〜3−6の切り換えを行うようにしてもよい。または、別のカメラでの顔照合結果で行動パターンを登録し、登録した行動パターンでカメラ3−1〜3−6の切り換えを行うようにしてもよい。
【0028】
顔情報記憶部23及び時刻情報記憶部25は、データの書換えが可能で、電源を切ってもデータが消えない不揮発性の半導体メモリ(例えば、フラッシュメモリ)が好適である。また、大容量記憶部26は、ハードディスクが好適である。
【0029】
次に、本実施の形態のカメラ切換システム1のカメラ切換装置2の動作を説明する。
図3は、本実施の形態のカメラ切換システム1のカメラ切換装置2の動作を説明するためのフローチャートである。図3において、まず顔照合部22は、映像入力部21で入力された映像から顔を検知したかどうか判定する(ステップS1)。顔を検知していなければ、顔を検知するまでこのステップS1の処理を繰り返す。これに対して、映像入力部21で入力された映像から顔を検知した場合、顔照合処理開始時刻を制御演算部24に通知し(ステップS2)、時刻情報記憶部25に記憶させる。次いで、顔照合部22は、顔情報記憶部23に記憶されている複数の顔情報を用いて、検知した顔の照合処理を行う(ステップS3)。次いで、顔照合部22は、顔照合処理が終了したかどうか判定し(ステップS4)、顔照合処理が終了していなければ、顔照合処理が終了するまでこのステップS4を繰り返し、顔照合処理が終了すれば、顔照合処理終了時刻を制御演算部24に通知し(ステップS5)、時刻情報記憶部25に記憶させる。また、顔照合部22は、顔照合処理の結果(不審人物か否かの判定結果)を制御演算部24に通知する。
【0030】
次に、制御演算部24は、顔照合処理の結果から顔照合部22が不審人物と判定したかどうか判定し(ステップS6)、顔照合部22が不審人物と判定した場合、時刻情報記憶部25に記憶した当該不審人物に対応する顔照合処理開始時刻及び顔照合処理終了時刻を読み出し、これらの差分時間を演算する(ステップS7)。そして、演算した差分時間によってモニタ4に表示するカメラ切り換えを行う(ステップS8)。上述したように、(1)照合完までの時間が0秒から3秒までは、No.1のカメラ即ちカメラ3−1に切り換える。また、照合完までの時間が3秒を超えて5秒までは、No.1、No.2及びNo.6のカメラ即ちカメラ3−1、3−2及び3−6に切り換える。また、照合完までの時間が5秒を超えて10秒までは、No.1、No.2、No.5及びNo.6のカメラ即ちカメラ3−1、3−2、3−5及び3−6に切り換える。また、照合完までの時間が10秒を超えて15秒までは、No.1〜No.6のカメラ即ちカメラ3−1、3−2、3−3、3−4、3−5及び3−6に切り換える。
【0031】
制御演算部24は、カメラ切り換えを行った後、本処理を終える。一方、ステップS6において、制御演算部24は、顔照合部22が不審人物でないと判定した場合は、何も処理をせず、本処理を終える。
【0032】
このように本実施の形態のカメラ切換システム1によれば、6台のカメラ3−1〜3−6を備え、これらのカメラ3−1〜3−6のうち少なくとも1台のカメラ3−Xで撮影して得られた人物の顔に対する顔照合処理の開始時刻と終了時刻との差分時間から不審人物の移動量を推定し、推定した移動量から不審人物がいるであろうと思われる場所を撮影している少なくとも1台のカメラ3−Xに切り換えるので、検知後の不審人物の捜索を効率良く行うことが可能となる。
【0033】
なお、上述した実施の形態によるカメラ切換装置2のハード構成としては、CPU(中央処理装置)、RAM等の揮発性メモリ、ROM等の不揮発性メモリ、及びインターフェース等を備えたコンピュータを使用することができる。実施の形態の顔照合部22、制御演算部24の各機能は、これらの機能を記述したプログラムをCPUに実行させることによりそれぞれ実現できる。このプログラムは、磁気ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶媒体に格納して頒布することもできる。
【0034】
また、上述した実施の形態のカメラ切換システム1では、6台のカメラ3−1〜3−6を備えたものであるが、カメラの台数に限定はなく、任意である。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明は、複数台のカメラのうち少なくとも1台のカメラで撮影して検知した不審人物の捜索を効率良く行うことができるといった効果を有し、防犯監視を行う監視システムへの適用が可能である。
【符号の説明】
【0036】
1 カメラ切換システム
2 カメラ切換装置
3−1〜3−6 カメラ
4 モニタ
21 映像入力部
22 顔照合部
23 顔情報記憶部
24 制御演算部
25 時刻情報記憶部
26 大容量記憶部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数台のカメラのうち少なくとも1台のカメラで人物を撮影して得られた映像から前記人物の顔情報を取得する顔情報取得手段と、
前記顔情報取得手段で取得された前記人物の顔情報に対して顔照合処理を実行する顔照合処理実行手段と、
前記顔照合処理実行手段での前記顔照合処理の開始時刻と終了時刻との差分時間を演算する差分時間演算手段と、
前記差分時間演算手段で演算された前記差分時間に応じて前記複数台のカメラを選択的に切り換えるカメラ切換手段と、
を備えたカメラ切換装置。
【請求項2】
前記顔照合処理実行手段での前記顔照合処理の開始時刻と終了時刻とを保持する時刻保持手段を備えた請求項1に記載のカメラ切換装置。
【請求項3】
複数台のカメラと、
前記複数台のカメラのうち少なくとも1台のカメラで人物を撮影して得られた映像から前記人物の顔情報を取得する顔情報取得手段と、
前記顔情報取得手段で取得された前記人物の顔情報に対して顔照合処理を実行する顔照合処理実行手段と、
前記顔照合処理実行手段での前記顔照合処理の開始時刻と終了時刻との差分時間を演算する差分時間演算手段と、
前記差分時間演算手段で演算された前記差分時間に応じて前記複数台のカメラを選択的に切り換えるカメラ切換手段と、
を備えたカメラ切換システム。
【請求項4】
複数台のカメラのうち少なくとも1台のカメラで人物を撮影して得られた映像から前記人物の顔情報を取得する顔情報取得ステップと、
前記顔情報取得ステップで取得された前記人物の顔情報に対して顔照合処理を実行する顔照合処理実行ステップと、
前記顔照合処理実行ステップでの前記顔照合処理の開始時刻と終了時刻との差分時間を演算する差分時間演算ステップと、
前記差分時間演算ステップで演算された前記差分時間に応じて前記複数台のカメラを選択的に切り換えるカメラ切換ステップと、
を備えたカメラ切換方法。
【請求項5】
請求項4に記載のカメラ切換方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのカメラ切換プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−4754(P2012−4754A)
【公開日】平成24年1月5日(2012.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−136618(P2010−136618)
【出願日】平成22年6月15日(2010.6.15)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】