説明

カラーカメラ付ロビーインターホン

【課題】照明装置が誤動作することなく、鮮明なカラー撮像ができるカラーカメラ付ロビーインターホンを提供する。
【解決手段】住戸側に設置されたモニタテレビ付インターホンを接続するとともに、被撮像体に対し、上方又は下方の斜め方向から光を照射する照明装置La,Lbを接続しており、このインターホンLIの所定の操作、又は住戸側のインターホンの所定の操作によって、カラーカメラCCによる撮像を開始するときに、照明装置La,Lbを点灯制御する。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅の共同玄関などに設置されるカラーカメラ付きのロビーインターホンに関し、詳しくは、照明装置を接続し、その照明装置を点灯制御することによって、鮮明なカラー撮像を行うようにしたカラーカメラ付ロビーインターホンに関する。
【0002】
【従来の技術】集合住宅では、共同玄関にロビーインターホンを設置する一方、各住戸に住宅情報盤(住戸インターホン)を設置して、各住戸で来客に対応できるようになっている。来客は、ロビーインターホンにおいて、テンキーを操作して住戸番号を入力し、呼出住戸を指定した後、呼出ボタンを操作する。すると、指定された住戸の住宅情報盤において、呼出音が出力されるとともに、ロビーインターホンのカメラで撮像する映像が、住宅情報盤のモニタテレビに映し出される。
【0003】住戸人は、受話器を取り上げて応答すれば、来客との通話が開始でき、解錠ボタンを操作すれば、共同玄関の電気錠が解錠され、来客を招き入れることができる。一方、受話器を取り上げないまま、所定時間(例えば30秒)が経過すると、呼出音が停止して、モニタテレビに映し出されているロビーインターホン側の映像も消える。
【0004】従来、住戸のモニタテレビに映し出される映像が白黒映像の場合は、ロビーインターホンに内蔵した赤外線発光LEDを、来客に照射して、暗視時(例えば、照度が30Lx以下の場合)の撮像を行っていたが、カラー映像の場合は、白色LEDなどによる可視光を照射しなければ、周囲の照度が不足するため、鮮明な映像が得られなかった。また、カラー撮像に必要な光量の可視光を、ロビーインターホンに内蔵したLEDなどから、直接来客に照射すれば、来客が眩しく感じるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を解決するため、従来のカラーカメラ付ロビーインターホンでは、ロビーインターホンとは別に、天井や壁の上部に、白熱灯や蛍光灯などの補助照明を設置していた。この場合、人感センサが人を検出すると、補助照明を点灯制御する。ところが、このような構成では、その近辺を人や動物が通っただけで、補助照明が点灯し、誤動作することが多かった。
【0006】本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、照明装置が誤動作することなく、鮮明なカラー撮像ができるカラーカメラ付ロビーインターホンを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載のカラーカメラ付ロビーインターホンは、住戸側に設置されたモニタテレビ付インターホンを接続するとともに、被撮像体に対し、上方又は下方の斜め方向から光を照射する照明装置を接続しており、このインターホンの所定の操作、又は住戸側のインターホンの所定の操作によって、カラーカメラによる撮像を開始するときには、照明装置を点灯制御する。
【0008】被撮像体は、通常、ロビーインターホンの操作者である来客になるが、住戸側からのモニタ操作によって映し出される、ロビーインターホン手前の映像も含まれる。したがって、「カラーカメラによって撮像を開始するとき」には、ロビーインターホン側から住戸を呼び出したとき以外に、住戸側のインターホンからロビーインターホン側のモニタを開始するときがある。
【0009】請求項2では、請求項1において、住戸番号を入力するためのテンキーを備えており、テンキーの操作が開始されたときに、照明装置を点灯制御する。また、請求項3では、請求項1において、指定住戸を呼び出すための呼出ボタンを備えており、呼出ボタンが操作されたときに、照明装置を点灯制御する。ここに呼出ボタンとは、テンキーの操作によって住戸番号を入力して住戸を指定した後、その住戸の呼出を開始するときに操作するボタンを指している。
【0010】請求項4では、請求項1〜請求項3のいずれかにおいて、明るさセンサを備えており、カラーカメラによって撮像を開始するときに、明るさセンサが検出する照度値が所定値以下である場合にのみ、照明装置を点灯制御する。
【0011】請求項5では、請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、照明装置を接続した有電圧出力部を備えており、有電圧出力部によって、照明装置を点灯制御する。また、請求項6では、請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、照明装置を接続した無電圧接点出力部を備えており、無電圧接点出力部によって、照明装置を点灯制御する。
【0012】請求項7では、請求項1〜請求項6のいずれかにおいて、照明装置を点灯制御した後、通話の終了を検知したときに、照明装置を消灯制御する。また、請求項8では、請求項1〜請求項6のいずれかにおいて、照明装置を点灯制御してから、所定時間が経過したときに、照明装置を消灯制御する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態について、図面とともに説明する。図1は、カラーカメラ付ロビーインターホンの構成の一例を示したブロック図である。このロビーインターホンLIは、住戸側に設置されたモニタテレビ付インターホン(図2の住宅情報盤A)を接続するとともに、被撮像体(被写体)に対し、上方又は下方の斜め方向から光を照射する照明装置La,Lbを接続しており、このインターホンLIの所定の操作、又は住戸側のインターホンの所定の操作によって、カラーカメラCCで撮像を開始するときに、白熱灯や蛍光灯で構成される照明装置La,Lbを点灯制御するようになっている。
【0014】ここに、被撮像体になるのは、通常、ロビーインターホンLIを操作する来客であるが、住戸の住宅情報盤Aからモニタ操作がされた場合には、ロビーインターホンLIの手前の通常来客が居る場所の風景が被撮像体となる。したがって、ロビーインターホンLI側から住戸を呼び出したとき以外に、住戸側からロビーインターホンLI側のモニタを開始したときも、照明装置La,Lbを点灯制御して、カラーカメラCCによって撮像を開始する。
【0015】なお、ここでは、ロビーインターホンLIには、照明装置Laを接続した有電圧出力部6(AC100V、3A程度)を備えて、有電圧出力部6によって照明装置Laを点灯制御するとともに、照明装置Lbを接続した無電圧接点出力部7(AC100V、3A程度)を備えて、無電圧接点出力部7によって照明装置Lbを点灯制御するようになっているが、通常は、いずれか一方の照明装置La,Lbを補助照明として備える。このように、本発明のロビーインターホンLIでは、簡単な構成で、照明装置La,Lbを接続し、点灯又は消灯制御することができる。
【0016】本発明では、照明装置La,Lbが、来客等に対して、上方又は下方の斜め方向から光を照射するので、来客等が光を直視しないで、来客等に照明をあてることができ、鮮明なカラー撮像及び快適な通話ができる。
【0017】また、従来のように、人感センサによる人体の検知によって、照明装置を点灯又は消灯制御するものではなく、ロビーインターホンLIが、カラーカメラCCによって撮像を開始するときに、照明装置La,Lbを点灯制御するので、人や動物がロビーインターホンLIの前を通っただけ等によって、誤って照明装置La,Lbが点灯するようなことがない。
【0018】図1において、1はCPUプリント基板、2はテンキープリント基板、3は表示プリント基板、4は端子プリント基板、5はカメラドアホンプリント基板である。CPUプリント基板1は、メインCPU10と、伝送CPU11と、キーサブCPU12と、電源回路13、カメラ・リレー電源回路14、アンプ回路15などを備えている。
【0019】メインCPU10は、各種情報を登録するための登録モードに設定する登録モード設定回路10aと、リレー制御回路10bと、モニタLED回路10cと、非常解錠入力を検出する非常解錠入力回路10dと、機能設定入力を検出する機能設定入力回路10eと、リセット回路10fと、EEPROM10gと、ブザー出力回路10hと、発振回路10iとを制御する。
【0020】伝送CPU11は、各住戸の住宅情報盤など間の信号の伝送を制御する多重伝送回路11aと、このロビーインターホンLIのアドレスを設定するアドレス設定入力回路11bと、モニタ用LED回路11cと、リセット回路11dと、発振回路11eとを制御する。キーサブCPU12は、リセット回路12aと、発振回路12bと、テンキー入力回路12cと、LEDドライバ回路12dとを制御する。
【0021】テンキープリント基板2には、キースキャン入力部2aを備えるが、少なくとも、住戸番号を指定するためのテンキーの操作入力と、指定住戸を呼び出すための呼出ボタンの操作入力とが検出できるようになっている。表示プリント基板3には、7セグLED3aと、LED表示部3bとを備えている。端子プリント基板4は、カラーカメラCCを接続する映像端子の他に、信号端子、通話端子、電気錠端子などを備える。カメラドアホンプリント基板5は、インターホン通話を制御する。有電圧出力部6又は無電圧接点出力部7は、メインCPU10によってリレーRyが制御され、照明装置La又は照明装置Lbが、点灯又は消灯制御される。
【0022】図2には、本発明のロビーインターホンLIを備えた集合住宅のインターホンシステムの構成例を示している。ここでは、ロビーインターホンLIには、管理室などに設置された監視盤B(警報監視盤)を接続しており、この監視盤Bによって、ロビーインターホンLIと各住戸の住宅情報盤Aとの間のインターホン通話を制御するとともに、各住戸のセキュリティ監視を行っている。
【0023】更に、ロビーインターホンLIには映像制御盤Cを接続しており、ロビーインターホンLIのカラーカメラCCで撮像された映像信号の送出が制御される。映像制御盤Cと各住戸の住宅情報盤Aとは、増幅器D、リモコントランスE、2分配器F、分岐器Gを介して接続されている。各住戸では、住宅情報盤A(カラーモニタテレビ)に副カラーモニタテレビA´が接続可能になっており、住戸内の複数の場所において、ロビーインターホンLIのカラーカメラCCが撮像する映像が確認できるようになっている。
【0024】次に、ロビーインターホンLIがカラーカメラCCによって撮像を開始する具体的な契機、すなわち、照明装置La,Lbを点灯制御する具体的な契機について説明する。住戸番号を入力するためのテンキーの操作が開始されたときに、照明装置La,Lbを点灯制御する。
【0025】図3には、ロビーインターホンLIから、住戸番号「301」の住戸を呼び出す場合の動作を示している。ロビーインターホンLIにおいて、住戸番号の1桁目「3」を入力すれば、時間t1後に、照明装置La,Lbが点灯される。このように、住戸番号が入力されたときに、照明装置La,Lbの点灯を開始すれば、カラーカメラCCによるカラー撮像時に、確実に鮮明な撮像が実行できる。
【0026】続いて、住戸番号の全桁「301」の入力によって住戸が指定され、呼出ボタンが操作されると、時間T後に、指定された住戸の住宅情報盤Aで呼出音が出力されるとともに、ロビーインターホンLIでも呼出音バックトーンが出力される。このとき、ロビーインターホンLIから住宅情報盤Aには、映像信号が送出されている。
【0027】住戸において、受話器(ハンドセット)のフックアップによって応答すると、住宅情報盤AとロビーインターホンLIとの間で通話が可能になり、通話が終了し、受話器をフックダウンすると、時間t2後に、照明装置La,Lbが消灯される。
【0028】ここでは、ロビーインターホンLIは、照明装置La,Lbを点灯制御した後、通話の終了を検知したときに、照明装置La,Lbを消灯制御するようになっているが、これには限定されず、照明装置La,Lbを点灯制御してから、所定時間(例えば3分)が経過したときに、カラー撮像を終了するタイミングに合わせて、自動的に照明装置La,Lbを消灯制御するようにしてもよい。これによって、カラーカメラCCによるカラー撮像時に、確実に鮮明な撮像が行えるとともに、撮像が終了しても、照明装置La,Lbが点灯されたまま放置されることがない。
【0029】次に、本発明のカラーカメラ付ロビーインターホンの別の構成を、図4に示したブロック図とともに説明する。図示したロビーインターホンLIは、図1に示した構成とは、メインCPU10に明るさセンサ8(EEスイッチ)を接続している点のみが異なっている。
【0030】明るさセンサ8は、光導電素子であるCdSセルと、シュミット回路8aとで構成されている。明るさセンサ8は、所定値(例えば30Lx)以上の明るさを検出すると、そのことをメインCPU10に通知する。
【0031】ロビーインターホンLIは、カラーカメラCCによって撮像を開始するときに、明るさセンサ8が検出する照度値が所定値(例えば30Lx)以下である場合にのみ、照明装置La,Lbを点灯制御する。これによって、昼間である場合や、ロビーインターホンLIが屋外や屋側に設置されている場合に、周囲が明るいにも拘らず、無駄に照明装置La,Lbを点灯制御することを防止できる。
【0032】図5には、図4に示した構成のロビーインターホンLIから、住戸番号「301」の住戸を呼び出す場合の動作を示している。ロビーインターホンLIにおいて、住戸番号の1桁目「3」を入力したときに、明るさセンサ8が30Lx以上の明るさを検出していれば、照明装置La,Lbを点灯制御しないで、カラーカメラCCによるカラー撮像を行う。一方、明るさセンサ8が30Lx以上の明るさを検出していなければ、照明装置La,Lbを点灯制御して、カラーカメラCCによるカラー撮像を行う。
【0033】ここでも、ロビーインターホンLIは、照明装置La,Lbを点灯制御した場合、通話の終了を検知したときに、照明装置La,Lbを消灯制御するようになっているが、これには限定されず、照明装置La,Lbを点灯制御してから、所定時間(例えば3分)が経過したときに、照明装置La,Lbを消灯制御するようにしてもよい。
【0034】次に、ロビーインターホンLIがカラーカメラCCによって撮像を開始する契機、及び、照明装置La,Lbを点灯制御する契機の別の例について説明する。すなわち、指定住戸を呼び出すための呼出ボタンが操作されたときに、照明装置La,Lbを点灯制御する。
【0035】これによって、ロビーインターホンLIで、他にテンキーを操作する機能を実行するときに、照明装置La,Lbが誤って点灯することがなく、住戸を呼び出したとき等のカラーカメラCCによる撮像時のみに、照明装置La,Lbを点灯することができる。ここに、住戸の呼出以外にテンキーを操作する場合には、共同玄関の解錠、宅配物の確認、メッセージの確認などがある。
【0036】共同玄関の電気錠や自動扉を解錠するときには、テンキーで暗証番号を入力する。また、自己の宅配ボックスに宅配物が入っているかを確認するときにも、テンキーで自己の住戸番号を入力する。宅配物があれば、その旨が表示部(図7の3A参照)に表示される。更に、監視盤Bの操作による管理人等からのメッセージがあるかを確認するときにも、テンキーで自己の住戸番号を入力する。メッセージがあれば、その旨が表示部(図7の3A参照)に表示される。
【0037】図6には、ロビーインターホンLIから、住戸番号「301」の住戸を呼び出す場合の動作を示している。ここでは、ロビーインターホンLIにおいて、住戸番号の全桁「301」を入力した後、呼出ボタンを操作したときに、明るさセンサ8が30Lx以上の明るさを検出していなければ、照明装置La,Lbを点灯制御して、カラーカメラCCによるカラー撮像を行うようになっている。
【0038】ここでも、ロビーインターホンLIは、照明装置La,Lbを点灯制御した場合、通話の終了を検知したときに、照明装置La,Lbを消灯制御するようになっているが、これには限定されず、照明装置La,Lbを点灯制御してから、所定時間(例えば3分)が経過したときに、照明装置La,Lbを消灯制御するようにしてもよい。
【0039】図7には、ロビーインターホンLIの外観を示している。ロビーインターホンLIには、カラーカメラCC、表示部3A、テンキー20、呼出ボタン21の他に、インターホン通話のためのスピーカSP及びマイクMIと、逆マスターキー9とを備えている。
【0040】表示部3Aは、テンキー20で入力した住戸番号や、異常が発生している住戸番号を表示する住戸番号表示部30と、警報確認の結果、住戸で異常が発生したときに点滅する異常灯31と、確認操作の結果、宅配物がある場合に点灯する宅配灯32と、確認操作の結果、管理人などからのメッセージがある場合に点灯するメッセージ灯33と、他の住戸でも異常が発生しているときに点滅する次表示灯34と、他の機器と住戸とが通話中であるときに点灯する使用中灯35と、共同玄関の電気錠が解錠中であるときに点灯する解錠灯36と、電源が入っているときに点灯する電源灯37とを備えている。
【0041】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本発明の請求項1〜請求項8の各々に記載のカラーカメラ付ロビーインターホンは、照明装置によって、被撮像体に対し、上方又は下方の斜め方向から光を照射するので、来客等が光を直視することがなく眩しく感じないで、来客等に照明をあてることができ、鮮明なカラー撮像が可能になる。また、所定の操作により、カラーカメラによって撮像を開始するときに、照明装置を点灯制御するので、従来のように、センサがロビーインターホンの前を通った人や動物などを検出して、誤って照明装置を点灯するようなことがない。
【0042】特に、請求項2では、テンキーによって住戸番号の入力操作が開始されたときに、照明装置を点灯制御するので、カラーカメラによるカラー撮像時に、確実に鮮明な撮像が実行できる。
【0043】また、請求項3では、指定住戸を呼び出すための呼出ボタンが操作されたときに、照明装置を点灯制御するので、他にテンキーを操作する機能を実行するときに、照明装置が誤って点灯することがなく、カラーカメラによる撮像時のみに照明装置を点灯できる。
【0044】請求項4では、カラーカメラによって撮像を開始するときに、明るさセンサが検出する照度値が所定値以下である場合にのみ、照明装置を点灯制御するので、昼間の場合や、ロビーインターホンが屋外などの明るい場所に設置されている場合に、無駄に照明装置を点灯制御することを防止できる。
【0045】請求項5では、有電圧出力によって照明装置を点灯制御し、請求項6では、無電圧接点出力によって照明装置を点灯制御するので、簡単な構成で、ロビーインターホンから照明装置の点灯制御ができる。
【0046】請求項7では、照明装置を点灯制御した後、通話の終了を検知したときに、照明装置を消灯制御し、請求項8では、照明装置を点灯制御してから、所定時間が経過したときに、照明装置を消灯制御するので、カラーカメラよるカラー撮像中は確実に鮮明な撮像が行えるとともに、撮像が終了しても、照明装置が点灯されたまま放置されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーカメラ付ロビーインターホンの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】集合住宅インターホンシステムの構成の例を示す図である。
【図3】本発明のカラーカメラ付ロビーインターホンの動作の一例を示すタイムチャートである。
【図4】本発明のカラーカメラ付ロビーインターホンの構成の他の例を示すブロック図である。
【図5】本発明のカラーカメラ付ロビーインターホンの動作の他の例を示すタイムチャートである。
【図6】本発明のカラーカメラ付ロビーインターホンの動作の他の例を示すタイムチャートである。
【図7】本発明のカラーカメラ付ロビーインターホンの外観の例を示す図である。
【符号の説明】
LI カラーカメラ付ロビーインターホン
CC カラーカメラ
6 有電圧出力部
7 無電圧接点出力部
8 明るさセンサ
20 テンキー
21 呼出ボタン
La,Lb 照明装置
A 住宅情報盤

【特許請求の範囲】
【請求項1】住戸側に設置されたモニタテレビ付インターホンを接続するとともに、被撮像体に対し、上方又は下方の斜め方向から光を照射する照明装置を接続したカラーカメラ付ロビーインターホンであって、このインターホンの所定の操作、又は上記住戸側のインターホンの所定の操作によって、カラーカメラによる撮像を開始するときに、上記照明装置を点灯制御することを特徴とするカラーカメラ付ロビーインターホン。
【請求項2】住戸番号を入力するためのテンキーを備えており、上記テンキーの操作が開始されたときに、上記照明装置を点灯制御することを特徴とする、請求項1に記載のカラーカメラ付ロビーインターホン。
【請求項3】指定住戸を呼び出すための呼出ボタンを備えており、上記呼出ボタンが操作されたときに、上記照明装置を点灯制御することを特徴とする、請求項1に記載のカラーカメラ付ロビーインターホン。
【請求項4】明るさセンサを備えており、上記カラーカメラによって撮像を開始するときに、上記明るさセンサが検出する照度値が所定値以下である場合にのみ、上記照明装置を点灯制御することを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のカラーカメラ付ロビーインターホン。
【請求項5】上記照明装置を接続した有電圧出力部を備えており、上記有電圧出力部によって、上記照明装置を点灯制御することを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のカラーカメラ付ロビーインターホン。
【請求項6】上記照明装置を接続した無電圧接点出力部を備えており、上記無電圧接点出力部によって、上記照明装置を点灯制御することを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のカラーカメラ付ロビーインターホン。
【請求項7】上記照明装置を点灯制御した後、通話の終了を検知したときに、照明装置を消灯制御することを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかに記載のカラーカメラ付ロビーインターホン。
【請求項8】上記照明装置を点灯制御してから、所定時間が経過したときに、照明装置を消灯制御することを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかに記載のカラーカメラ付ロビーインターホン。

【図2】
image rotate


【図1】
image rotate


【図3】
image rotate


【図7】
image rotate


【図4】
image rotate


【図5】
image rotate


【図6】
image rotate


【公開番号】特開2001−309362(P2001−309362A)
【公開日】平成13年11月2日(2001.11.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2000−123952(P2000−123952)
【出願日】平成12年4月25日(2000.4.25)
【出願人】(000005832)松下電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】