説明

キャブブリッジ構造

【課題】キャブオーバタイプの車両において、エンジンの冷却システムの省スペース化及び軽量化を図ることにより、荷台容積の減少を防止し、かつエンジンルーム内の熱気の滞留による他の機器への熱害を防止する。
【解決手段】車両の車幅方向に間隔を有し前後方向に略平行を保って延在した一対のシャシフレーム5,5間に橋架され、中間部が上方へ突出し略U字状の横断面部を有したキャブブリッジ10において、蓋部材13にて略U字状の横断面部の開口部を閉塞してキャブブリッジ10の内部に液体タンク部10cを形成する。好ましくは、液体タンク部10aの内部に樹脂製のタンク51を内装するか、あるいは液体タンク部10aの内壁全体に樹脂製の柔軟材61を貼着させるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キャブオーバタイプの車両において、エンジン冷却システムを構成する機器を簡素化して、省スペース化と軽量化を可能にしたキャブブリッジ構造に関する。
【背景技術】
【0002】
キャブオーバタイプの車両は、荷台スペースを確保するため、エンジンの上方に運転席が搭載されている。そのため、エンジンルームと称される部分が非常に狭い。また、運転席の高さ規制があると共に、運転席を高くすれば、重量及びコスト等が嵩み、商品性に劣るものとなる。また、エンジン冷却システムには、リザーブタンク又はサージタンクが必要であり、これらの機器がエンジンルーム内の空気の流れを妨げる要因のひとつになり、熱気の滞留により他の機器に対する熱害を誘発する傾向がある。
【0003】
また、エンジンルームと称される部分が非常に狭いので、これらの機器の設置スペースの確保が困難である。
【0004】
キャブオーバタイプの車両は、エンジンの点検を容易にするため、キャブをキャブヒンジを中心に前方へチルトできる構成を有し、通常の位置では、キャブがキャブブリッジに載置されて、キャブブリッジに固定支持されている。
特許文献1(特開2005−255096号公報)にキャブオーバタイプのトラックの構成の一例が開示されている。以下、図7及び図8に基づいて特許文献1に開示された構成を説明する。
【0005】
図7において、キャブ01の底部01aには、車体前後方向に延びる左右一対のメインシル02,02と、メインシル02,02の後端を連結し一体をなすクロスメンバ03とが配設されている。メインシル02,02の前端は、パイプ部材04で連結されている。メインシル02,02とクロスメンバ03は、断面ハット形状をなしており、フランジ面がキャブ01の底部01aに溶接されて、閉断面構造を形成している。
【0006】
また、一対のメインシル02,02は、上方から見るとキャブ01の底面01aに沿うように前方から後方に向うにつれて段階的に屈曲して高くなるように構成されている。メインシル02,02の下方で、車体前後方向に左右一対のシャシフレーム05,05が延設されている。シャシフレーム05,05の前端は、クロスメンバ06によって連結されており、シャシフレーム05,05のキャブ01後端の下方に位置する部分には、シャシフレーム05,05を跨ぐように山形に成型されたキャブブリッジ07が架設されている。キャブブリッジ07の断面もハット形状をなしている。
【0007】
キャブ01は、メインシル02,02の前端部がキャブヒンジ08を介して直接シャシフレーム05,05に連結され、メインシル02,02の後端部(あるいはクロスメンバ03)が、マウント09を介してキャブブリッジ07に載置され、図示されていない係脱装置によって、キャブ01とキャブブリッジ07が係脱自在に連結されてシャシフレーム05,05に固定されている。即ち、キャブ01の後端はキャブブリッジ07に載置され、キャブブリッジ07に支持されている。
【0008】
図8に示すように、エンジン014は、キャブ01下方のエンジンルーム内に設けられており、エンジン014の冷却システムを構成ずるサージタンク010が荷台013側に設けられている。サージタンク010は、エンジン014を冷却する冷却水を循環する冷却水の循環経路に介設され、冷却水を一時貯留して、冷却水に混入している空気を除去すると共に、該循環経路に介設された冷却水循環ポンプ上流側の循環経路に冷却水を供給することにより、該ポンプ上流側の循環経路でキャビテーションの発生を防止する役割を有する。
【0009】
【特許文献1】特開2005−255096号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
サージタンク010は、冷却水循環経路内の空気を除去する役目をもつため、エンジン014より高い位置に設けて気液分離を行なう必要がある。そのため、キャブ01の下方に設けることができないので、荷台013側に設けざるを得ない。従って、サージタンク010は、シャシフレーム05,05に固定されたブラケット011によって、荷箱013側に位置して取り付けられている。
【0011】
しかし、小型車両では、法規により全長が制限されており、サージタンク010を荷台013側に設けると、サージタンク010が占める容積分だけ荷台013の容積を減少させざるを得ない。
【0012】
この対策として、サージタンク010のほかにリザーバタンクを設け、サージタンク010の容量を小さくすると共に、該リザーバタンクをマッドガードの裏側に設けて、荷台容積の減少を防止しようとしているものもある。
【0013】
しかし、この方策は、エンジン冷却システムの構成機器類を増加させると共に、キャブ下方の狭い空間にさらにリザーバタンクを付設するため、省スペース化に逆行し、車体の重量増加を招く。また、エンジンルーム内の空気の流れを妨げ、熱気の滞留により他の機器に対する熱害を誘発するおそれがある。
【0014】
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、キャブオーバタイプの車両において、エンジンの冷却システムの省スペース化及び軽量化を図ると共に、これによって荷台容積の減少を防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0015】
かかる目的を達成するため、本発明のキャブブリッジ構造は、
車両の車幅方向に間隔を有し前後方向に略平行を保って延在した一対のシャシフレーム間に橋架され、中間部が上方へ突出し略U字状の横断面部を有したキャブブリッジにおいて、
蓋部材にて前記略U字状の横断面部の開口部を閉塞してキャブブリッジの内部に液体タンク部を形成したものである。
【0016】
本発明では、キャブブリッジの一部を閉塞して液体タンク部とし、これをエンジン冷却システム用の液体タンク部として活用するので、冷却システムを構成するサージタンク等のタンク部品が不要になる。従って、荷台容積が減少することがなくなり、荷台容積を確保することができる。また、サージタンク取り付け用のブラケットや冷却水循環経路とサージタンクを接続する配管が不要になり、車体の軽量化とコスト低減を達成できる。
これによって、エンジンルーム内の機器配置に余裕ができ、配風改善が可能になるので、各機器への熱害防止効果が得られる。
【0017】
本発明において、好ましくは、液体タンク部の内部に樹脂製のタンクを内装するようにするとよい。これによって、左右のシャシフレーム間に捩じれが発生して蓋部材とキャブブリッジ本体との間に相対変位が生じても、冷却水の漏れを防止できる。
【0018】
また、本発明において、液体タンク部の内壁全体に樹脂製の柔軟材を貼着させるようにするとよい。これによって、左右のシャシフレーム間に捩じれが発生して蓋部材とキャブブリッジ本体との間に相対変位が生じても冷却水の漏れを防止できる。
【0019】
また、本発明において、キャブブリッジの上部に圧力バルブを装着し、該圧力バルブを介してキャブの下方に設けたリザーバタンクに接続するように構成するとよい。かかる構成において、通常は圧力バルブを閉状態とし、キャブブリッジに構成した液体タンク部の内圧が大気圧以上の設定圧を越えると、該圧力バルブを開放して、気泡を含むを冷却水をリザーバタンクに導入する。そして、リザーバタンクで冷却水から気泡を分離する。一方、液体タンク部の内圧が設定圧以下になると、該圧力バルブを開放して気泡を分離された冷却水を該液体タンク部に戻すようにしている。
【0020】
これによって、液体タンク部内の冷却水の気液分離を自動化することができる。なお、リザーバタンクは、サージタンク010のようにエンジン設置位置より高所に設置する必要がないため、キャブ下方の適宜位置に設置可能である。また、リザーバタンク内は大気圧とするので、外気に開放可能であり、圧力管理をする必要がない。
【発明の効果】
【0021】
本発明のキャブブリッジ構造によれば、車両の車幅方向に間隔を有し前後方向に略平行を保って延在した一対のシャシフレーム間に橋架され、中間部が上方へ突出し略U字状の横断面部を有したキャブブリッジにおいて、蓋部材にて前記略U字状の横断面部の開口部を閉塞してキャブブリッジの内部に液体タンク部を形成したことにより、サージタンク、サージタンクの取付け用ブラケット、及び冷却水循環経路とサージタンクとを接続する冷却水配管等をなくすことができるので、省スペース化が可能になり、荷台容積の減少を防止できると共に、エンジン冷却システムの軽量化及び低コスト化を可能とする。
【0022】
これによって、エンジンルーム内の機器配置に余裕ができ、配風改善が可能になるので、各機器への熱害防止効果を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
【0024】
(実施形態1)
本発明の第1実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1は本実施形態に係るエンジン冷却システムの正面視説明図、図2は同じく側面視説明図、図3は図1中のA−A断面図である。図1及び図2において、車体前後方向に配設された左右一対のシャシフレーム5間を跨ぐように山型のキャブブリッジ10が配設されている。キャブブリッジ本体10aの断面はハット形状をなしている。
【0025】
図3において、キャブブリッジ本体10aの断面はハット形状をなし、一側面に開口10bを開けている。そして、キャブブリッジ10の中間部に、ハット形状の断面を遮蔽するために、水平方向に底壁11が配設されている。底壁11から上部のキャブブリッジ本体10aでは、キャブブリッジ本体10aにパッキン12を介して蓋部材13がボルト14及びナット15で締結され、開口10bを密閉している。これによって、キャブブリッジ10の上半分は、冷却水cを貯留できる冷却水タンク10cを形成している。
【0026】
なお、キャブブリッジ本体10aのフランジ部10dのR部外側に肉盛りを施し、同肉盛り部をフランジ部10dの平面部と面一になるようサンダ仕上げ16を施している。これによって、フランジ部10dとパッキン12との接合面積を大きくすることによりキャブブリッジ10が捩れて、若干の相対変位が生じても水漏れ防止効果を向上させている。冷却水タンク10cは、エンジン20内に配置された冷却水路23内の気泡が冷却水タンク10cに移行しやすいように、エンジン20より上方に位置している。
【0027】
キャブの下方にはエンジンルームが配置され、エンジンルームにエンジン20が配置されている。エンジン20の冷却システムは、エンジン20内に形成された冷却水路23と、該冷却水路23とラジエータ22とを結ぶ循環管24a及び24bと、冷却水cを循環管24a及び24b内で循環させる冷却水ポンプ21とから構成されている。かかる構成によって、冷却水cは、循環管24a、24bを通ってエンジン20とラジエータ22とを循環する。
【0028】
また、ラジエータ22に空気流aを形成するファン27と、ファン27を駆動する駆動モータ28が設けられている。駆動モータ28は冷却水ポンプ21の駆動装置としても兼用される。ラジエータ22で空気流と熱交換して冷却された冷却水cは、冷却水路23を循環してエンジン20を冷却する。また、冷却水路23と冷却水タンク10cの底部付近とは配管25で接続されており、冷却水cの一部は、配管25を通って冷却水タンク10cの下部に供給される。キャブブリッジ10の上端には圧力バルブ30が取り付けられている。
【0029】
冷却水タンク10cは、圧力バルブ30を介し配管31によってリザーバタンク40に接続されている。そして、冷却水タンク10c内が大気圧以上の一定圧力を超えると、圧力バルブ30を介して気泡gを含む冷却水cがリザーバタンク40に流れ、逆に冷却水タンク10c内が一定圧力以下になると、圧力バルブ30を介してリザーバタンク40内で気泡gが分離された冷却水cが冷却水タンク10cに戻るようになっている。以下、圧力バルブ30の構成及び機能を図4に基づいて説明する。
【0030】
図4において、圧力バルブ30のハウジング32内には、圧力弁体33と真空弁体34が配設されている。圧力弁体33は、冷却水タンク10c内の圧力が低いときは、図4(b)に示すように、コイルバネ35の弾性力によって、ハウジング32と一体に形成された弁座32aに押し付けられて、冷却水タンク10cと配管31とを連通する流路36を遮断している。一方、冷却水タンク10c内の圧力が大気圧以上の設定圧力より高くなると、図4(a)に示すように、コイルバネ35の弾性力に抗して流路36を開放する。これによって、冷却水タンク10c内の冷却水cがリザーバタンク40に流れる。
【0031】
圧力バルブ30は、キャブブリッジ10の上端に配置されているため、冷却水cに含まれる気泡gが冷却水cと共にリザーブタンク40に運ばれる。また、真空弁体34は、冷却水タンク10c内の圧力が高いときは、コイルバネ37の弾性力により流路38を閉じているが、冷却水タンク10c内の圧力が設定圧力より低くなると、コイルバネ37の弾性力に抗して流路38を開放する。これによって、リザーバタンク40から気泡gが分離された冷却水cがタンク10a内に戻るようになっている。
【0032】
このように、圧力バルブ30によって、冷却水タンク10c内が設定された高圧になると、冷却水タンク10c内の気泡gを含む冷却水cがリザーバタンク40に流入する。リザーバタンク40は、外気と連通し、大気圧になっている。リザーバタンク40に流入した冷却水cは気泡gを含んでいるが、リザーバタンク40内で気泡gが分離される。そして、冷却水タンク10c内が設定された低圧になると、圧力バルブ30を介して気液分離された冷却水cがリザーバタンク40から冷却水タンク10c内に戻る。こうして、冷却水c中の気泡gが除去される。
【0033】
冷却水タンク10cの底部と冷却水ポンプ21の直上流側の循環管24bとは、メイクアップ管26で接続されている。ポンプ21直上流側の循環経路24bは、冷却水ポンプ21の吸引作用により負圧となりやすく、キャビテーションが発生しやすい。この対策として、メイクアップ管26を介して冷却水タンク10c内の冷却水cをポンプ21直上流側に供給することにより、キャビテーションの発生を防止できる。なお、配管25とメイクアップ管26とは、キャブブリッジ本体10aに形成された冷却水タンク10cの互いに反対側の底部付近に接続されている。
【0034】
このように、本実施形態によれば、キャブブリッジ本体10aの上半分に冷却水タンク10cを形成し、冷却水タンク10cはエンジン20やラジエータ22より上方に位置するため、冷却水路23及び循環管24a、24bを循環する冷却水cに含まれる気泡gを取り込み、リザーバタンク40で効果的に除去することができる。
従って、従来のように、サージタンク010を設ける必要がないので、エンジン冷却システムの省スペース化を達成できると共に、荷台容積を確保できる。
【0035】
さらに、サージタンク010取付け用ブラケットや、サージタンク010とエンジン20やラジエータ22とを接続する冷却水配管類が不要となり、さらなる軽量化を達成できる。また、冷却水ポンプ21の直上流側の循環管24bと冷却水タンク10cの底部とをメイクアップ管26で接続し、高圧の冷却水タンク10cから冷却水ポンプ21の上流側に冷却水cを供給しているので、冷却水ポンプ21上流側の循環管24bでのキャビテーションの発生を防止できる。
【0036】
これによって、エンジンルーム内の機器配置に余裕ができ、配風改善が可能になるので、各機器への熱害防止効果を得ることができる。
なお、冷却水タンク10cのキャブブリッジ本体10aのフランジ部10dのR部外側に肉盛りを施し、同肉盛り部をフランジ部10dの平面部と面一になるようサンダ仕上げ16を施して接合部の面積を大きくしたので、この接合部から冷却水cが漏れるおそれはない。
【0037】
(実施形態2)
次に、本発明の第2実施形態を図5に基づいて説明する。図5において、本実施形態は、キャブブリッジ本体10aのハット状凹部に、樹脂製のタンク51を嵌合固定してなるものである。
【0038】
かかる構成によって、左右のシャシフレーム5間に捩じれが発生して蓋部材13とキャブブリッジ本体10aとの間に相対変位が生じても、冷却水タンク10c内の冷却水cの漏れを完全に防止できる。
【0039】
(実施形態3)
次に、本発明の第3実施形態を図6に基づいて説明する。図6において、本実施形態は、キャブブリッジ本体10aと蓋部材13とで構成される冷却水タンク10cの内壁に樹脂製の柔軟材61を貼着してなるものである。
【0040】
本実施形態によれば、左右シャシフレーム5間に捩じれが発生して蓋部材13とキャブブリッジ本体10aとの間に相対変位が生じても、冷却水タンク10c内の冷却水cの漏れを完全に防止することができる。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明によれば、キャブオーバタイプの車両において、キャブブリッジをサージタンクとして兼用することで、エンジンの冷却システムの省スペース化及び軽量化を達成できると共に、エンジンルーム内の各機器類の熱損防止が可能になり、さらに荷台容積の減少を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の第1実施形態に係るエンジン冷却システムの正面視説明図である。
【図2】図1のエンジン冷却システムの側面視説明図である。
【図3】図1中のA−A断面図である。
【図4】前記第1実施形態の圧力バルブ30の縦断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るキャブブリッジ本体10aの横断面図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係るキャブブリッジ本体10aの横断面図である。
【図7】従来のキャブオーバタイプの車両の斜視図である。
【図8】図7の車両の側面図である。
【符号の説明】
【0043】
01 キャブ
5 シャシフレーム
10 キャブブリッジ
10a キャブブリッジ本体
10b 開口
10c 冷却水タンク
13 蓋部材
20 エンジン
22 ラジエータ
23 冷却水管路
24a、24b 冷却水循環管
30 圧力バルブ
40 リザーブタンク
51 樹脂製タンク
61 樹脂製柔軟材
c 冷却水

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の車幅方向に間隔を有し前後方向に略平行を保って延在した一対のシャシフレーム間に橋架され、中間部が上方へ突出し略U字状の横断面部を有したキャブブリッジにおいて、
蓋部材にて前記略U字状の横断面部の開口部を閉塞してキャブブリッジの内部に液体タンク部を形成したことを特徴とするキャブブリッジ構造。
【請求項2】
前記液体タンク部の内部に樹脂製のタンクを内装したことを特徴とする請求項1に記載のキャブブリッジ構造。
【請求項3】
前記液体タンク部の内壁全体に樹脂製の柔軟材を貼着させたことを特徴とする請求項1に記載のキャブブリッジ構造。
【請求項4】
キャブブリッジの上部に圧力バルブを装着し、該圧力バルブを介してキャブの下方に設けたリザーバタンクに接続してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載のキャブブリッジ構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−143284(P2009−143284A)
【公開日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−320241(P2007−320241)
【出願日】平成19年12月11日(2007.12.11)
【出願人】(303002158)三菱ふそうトラック・バス株式会社 (1,037)
【Fターム(参考)】