説明

パルス発生回路およびパルス幅変調器、遅延回路ならびにそれらを利用したスイッチング電源の制御回路

【課題】消費電力を低減する。
【解決手段】パルス発生部42は、所定の周波数のクロックCLKを受け、そのポジティブエッジと同期して遷移するパルス信号PWM1を発生する。インバータ44は、クロックCLKを反転する。フリップフロップ46は、インバータ44からの反転クロックCLK#のポジティブエッジのタイミングで、パルス信号PWM1を取り込む。論理ゲート48は、パルス信号PWM1とフリップフロップ46の出力PWM2を多重化する。セレクタ50は、論理ゲート48の出力と、パルス信号PWM1のいずれかを選択する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パルスの発生技術に関する。
【背景技術】
【0002】
スイッチング電源やモータなどの、スイッチングするパルス信号によって制御される電子回路の駆動制御に、パルス幅変調が利用される。パルス幅変調では、電子回路の電気的状態がフィードバックされ、フィードバックされた信号にもとづいて、パルス信号のパルス幅が調節される。スイッチング電源(DC/DCコンバータやDC/ACコンバータ)を駆動する場合、その出力電圧に応じたフィードバック電圧が所定の基準電圧と一致するように、パルス信号のパルス幅が調節される。モータを駆動する場合、モータのコイルに流れる電流が、所定の電流と一致するように、パルス幅が調節される。
【0003】
パルス幅変調をデジタル回路で構成する場合、パルス信号の周波数よりも十分高いクロック信号を発生し、クロック信号をカウンタによってパルス幅に応じた回数、カウントすることにより、所望のパルス幅を有するパルスを生成することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許出願公開第2007/126410A1号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の方式では、パルス信号のパルス幅の分解能に応じた周波数のクロック信号を発生する必要があるため、高分解能を得ようとすると、高周波数で発振するオシレータが必要となり、回路の消費電力が高くなる。
【0006】
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、その目的のひとつは、低消費電力で高分解能が得られるパルス幅変調器、ならびにこのパルス幅変調器などに利用可能なパルス発生回路および遅延回路の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のある態様は、パルス発生回路に関する。このパルス発生回路は、所定の周波数のクロックを受け、その一方のエッジ(ポジティブエッジ)と同期して遷移するパルス信号を発生するパルス発生部と、クロックを反転するインバータと、インバータからの反転クロックの一方のエッジ(ポジティブエッジ)のタイミングで、パルス信号を取り込むフリップフロップと、パルス信号とフリップフロップの出力を多重化する論理ゲートと、を備える。
【0008】
インバータからの反転クロックの一方のエッジ(ポジティブエッジ)は、反転前のクロックの他方のエッジ(ネガティブエッジ)と対応する。したがって論理ゲートからは、パルス信号の他方のエッジ(ネガティブエッジ)が、クロックの半周期だけ遅延した信号が出力される。したがってクロックの半周期の単位で、パルス信号のパルス幅を調節できる。別の観点から見れば、クロックの周波数を2倍にすることなく、時間分解能を2倍に設定できるため、消費電力を低減できる。
【0009】
ある態様のパルス発せ回路は、論理ゲートの出力とパルス信号のいずれかを選択するセレクタをさらに備えてもよい。この場合、セレクタの切り換えることにより、パルス幅を調節できる。
【0010】
パルス発生部は、クロックの一方のエッジをカウントし、カウント値が所定値に達するまでの期間、所定レベルとなるパルス信号を発生するカウンタを含んでもよい。
【0011】
本発明の別の態様は、パルス幅変調器である。このパルス幅変調器は、上述のパルス発生回路と、パルス発生部の所定値を設定するパルス幅制御部と、を備える。
この態様によると、消費電力を低減できる。
【0012】
本発明のさらに別の態様は、スイッチング電源の制御回路に関する。この制御回路は、スイッチング電源の出力電圧をデジタル値に変換するA/Dコンバータと、A/Dコンバータからのデジタル値が、所定の目標値に近づくように、パルス幅が調節されるパルス信号を生成するパルス変調器と、パルス変調器からのパルス信号を利用して、スイッチング電源のスイッチング素子を駆動するドライバと、を備える。パルス変調器は、上述のパルス幅変調器を含む。
【0013】
本発明のある態様の遅延回路は、入力パルスのネガティブエッジに可変遅延を与える遅延回路に関する。この遅延回路は、カスケード接続された複数の遅延ユニットを含み、初段の遅延ユニットに入力パルスが入力された遅延ユニット群と、複数の遅延ユニットそれぞれの出力信号と、入力パルスを多重化する論理ゲートと、を備える。遅延ユニットは、イネーブル信号が入力されるイネーブル端子を有し、イネーブル信号がアサートされたとき、パルス信号に所定の遅延を与え、ネゲートされたときオフとなる。
【0014】
この態様によると、必要な遅延量に応じたイネーブル信号をアサートすることにより入力パルスのネガティブエッジを遅延させることができ、その他のイネーブル信号をネゲートすることにより、消費電力を低減することができる。
【0015】
本発明の別の態様は、パルス幅変調器である。このパルス幅変調器は、上述の遅延回路と、遅延回路の複数の遅延ユニットそれぞれに対するイネーブル信号を生成するパルス幅制御部と、を備える。
この態様によると、消費電力を低減できる。
【0016】
本発明のさらに別の態様は、スイッチング電源の制御回路に関する。この制御回路は、スイッチング電源の出力電圧をデジタル値に変換するA/Dコンバータと、A/Dコンバータからのデジタル値が、所定の目標値に近づくように、パルス幅が調節されるパルス信号を生成するパルス変調器と、パルス変調器からのパルス信号を利用して、スイッチング電源のスイッチング素子を駆動するドライバと、を備える。パルス変調器は、上述のパルス幅変調器を含む。
【0017】
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、消費電力を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の実施の形態に係るパルス発生回路の構成を示す回路図である。
【図2】図1のパルス発生回路の動作を示すタイムチャートである。
【図3】図1のパルス発生回路を利用したパルス幅変調器を備えるスイッチング電源の構成を示すブロック図である。
【図4】図4(a)〜(c)は、図3の遅延回路の構成例を示す回路図である。
【図5】図4(c)の遅延回路の動作を示すタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
【0021】
図1は、本発明の実施の形態に係るパルス発生回路40の構成を示す回路図である。パルス発生回路40は、パルス発生部42、インバータ44、フリップフロップ46、論理ゲート48、セレクタ50を備える。
【0022】
パルス発生部42は、所定の周波数のクロックCLKを受け、その一方のエッジ(ポジティブエッジ)と同期して遷移するパルス信号PWM1を発生する。インバータ44は、クロックCLKを反転し、反転クロックCLK#を出力する。
【0023】
パルス発生部42は、クロックCLKの一方のエッジ(ポジティブエッジ)をカウントし、カウント値COUNTが所定値Nに達するまでの期間、所定レベル(ハイレベル)となるパルス信号PWMを発生するカウンタを含む。ただしパルス発生部42はカウンタ以外を用いて構成されてもよい。
【0024】
フリップフロップ46は、インバータ44からの反転クロックCLK#の一方のエッジ(ポジティブエッジ)のタイミングで、パルス信号PWM1の値を取り込む。フリップフロップ46の出力PWM2は、パルス信号PWMをクロックCLKの半周期、遅延した信号(遅延パルス信号PWM2)となる。
【0025】
論理ゲート48は、入力された複数の信号の論理和を出力するORゲートで構成され、パルス信号の一方のエッジ(ネガティブエッジ)を半周期遅延した信号を出力する。
【0026】
セレクタ50は、選択信号SELの値にもとづいて、論理ゲート48の出力PWM3と、パルス信号PWM1のいずれかを選択する。具体的には、選択信号SELが1のとき、論理ゲート48の出力PWM3を選択し、0のときパルス発生部42からのパルス信号PWM1を選択する。
【0027】
以上がパルス発生回路40の構成である。続いてその動作を説明する。図2は、図1のパルス発生回路40の動作を示すタイムチャートである。図2からも明らかなように、もとのパルス信号PWM1は、ポジティブエッジとネガティブエッジが両方とも、クロックCLKのポジティブエッジの同期しているのに対して、パルス信号PWM3のネガティブエッジは、クロックCLKのネガティブエッジと同期している。従来の技術で、パルス信号PWM3を生成する場合、クロックCLKの周波数を2倍に高める必要が有り、消費電力が増大するという問題があった。これに対して、実施の形態に係るパルス発生回路40を用いれば、クロックCLKの周波数を高める必要がないため、消費電力を低減できる。
【0028】
さらにセレクタ50を設け、2つのパルス信号PWM1、PWM3を切り換え可能であるため、後段の回路の出力するパルス信号のパルス幅を、クロックCLKの半周期で調節することができる。
【0029】
続いてパルス発生回路40の好適なアプリケーションを説明する。パルス発生回路40は、パルス幅変調器に好適に利用できる。図3は、図1のパルス発生回路40を利用したパルス幅変調器20を備えるスイッチング電源200の構成を示すブロック図である。
【0030】
スイッチング電源200は、入力電圧Vinを降圧し、出力電圧Voutを生成する降圧型のDC/DCコンバータであり、制御回路100および出力回路110を備える。出力回路110は、スイッチング素子SW1、整流ダイオードD1、インダクタL1、出力キャパシタC1を備える一般的なトポロジーを有する。整流ダイオードD1に代えて同期整流トランジスタが設けられてもよい。出力回路110は、昇圧型のトポロジーを有してもよい。
【0031】
制御回路100は、パルス幅変調器20、ドライバ32、A/Dコンバータ34を備える。A/Dコンバータ34は、スイッチング電源200の出力電圧Voutをデジタル値に変換する。パルス幅変調器20は、デジタル値が所定の値に近づくようにパルス幅が調節されるパルス信号PWMを生成する。ドライバ32は、パルス信号PWMを利用して、スイッチング素子SW1を駆動する。
【0032】
パルス幅変調器20は、パルス発生回路40、遅延回路10、パルス幅制御部22を備える。パルス発生回路40は、パルス幅制御部22からの制御にもとづいて、所定のパルス幅を有するパルス信号DINを生成する。パルス発生回路40は、図1の構成を有する。遅延回路10は、パルス発生回路40からのパルス信号DINを遅延させ、またはパルス幅を微調整する。
【0033】
パルス幅制御部22は、A/Dコンバータ34からのデジタル値にもとづいて、出力電圧Voutを目標値に一致させるために最適なパルス信号PWMのパルス幅を演算する。パルス幅制御部22は、所望のパルス幅が得られるように、パルス発生回路40および遅延回路10を制御する。
【0034】
図4(a)〜(c)は、遅延回路10の構成例を示す回路図である。遅延回路10は、入力パルスDINのネガティブエッジに可変遅延を与え、出力信号OUTを出力する。
【0035】
図4(a)は、基本となる遅延ユニットDUの回路シンボルを示す。遅延ユニットDUは、入力端子D、出力端子Zに加えて、イネーブル端子ENを備える。遅延ユニットDUは、イネーブル端子に入力されるイネーブル信号ENがアサートされるとき(EN=1)、アクティブとなり、入力端子Dに入力された信号に所定の単位遅延Dを与え、出力端子Zから出力する。イネーブル信号ENがネゲートされるとき(EN=0)、遅延ユニットDUはオフとなり、その出力はローレベルL(=0)となる。図4(b)は、遅延ユニットDUの論理値表である。
【0036】
図4(c)の実施の形態に係る遅延回路10は、遅延ユニット群12および論理ゲート14を備える。遅延ユニット群12は、n個(nは2以上の整数)の遅延ユニットDU1〜DUnを含む。複数の遅延ユニットDUは、カスケードに接続されており、i段目(2≦i≦n)遅延ユニットDUiの入力端子Dは、前段(i−1段目)遅延ユニットDUi−1の出力端子Zと接続される。初段の遅延ユニットDU1の入力端子Dには、入力パルス信号DINが入力される。
【0037】
論理ゲート14は、複数の遅延ユニットDU1〜DUnそれぞれの出力信号Delay1〜Delay(n)と、入力パルスDINを多重化し、出力信号OUTとして出力する。論理ゲート14は、入力された複数の信号の論理和を出力するORゲートで構成できる。
【0038】
以上が遅延回路10の構成である。図5は、図4(c)の遅延回路10の動作を示すタイムチャートである。図5のタイムチャートは、イネーブル信号EN1〜EN3をアサートし、その他をネゲートした場合を示す。
【0039】
1段目から3段目の遅延ユニットDU1〜DU3の出力Delay1〜Delay3はそれぞれ、前段からの信号よりも、単位時間Dだけ遅れた信号となる。遅延ユニットDU4〜DUnの出力Delay4〜Delay(n)は、ローレベルである。このとき論理ゲート14の出力信号OUTは、ポジティブエッジのタイミングが入力信号DINと同じであり、ネガティブエッジのタイミングが、入力信号DINよりも3×Dだけ遅延したパルスとなる。
【0040】
図1の遅延回路10によれば、k個のイネーブル信号EN1〜ENk(1≦k≦n)をアサートし、ENk+1〜ENnをネゲートすることにより、ネガティブエッジに対して、遅延量k×Dを与えることができる。
【0041】
また、このときk+1〜n段目の遅延ユニットDUでは、信号のレベル遷移が発生しないため、無駄な電力が消費せず、遅延回路10全体の消費電力を抑制することができる。
【0042】
図3のスイッチング電源200によれば、パルス発生回路40および遅延回路10を利用しているため、制御回路100の内部の消費電力を低減できる。
【0043】
図4(a)〜(c)の遅延回路10の用途は、図3のスイッチング電源に限定されず、その他のさまざまな回路の遅延回路として利用することができ、それらの用途においても、消費電力を低減することができる。
【0044】
実施の形態にもとづき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎないことはいうまでもなく、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能であることはいうまでもない。
【符号の説明】
【0045】
10…遅延回路、DU…遅延ユニット、12…遅延ユニット群、14…論理ゲート、20…パルス幅変調器、22…パルス幅制御部、32…ドライバ、34…A/Dコンバータ、100…制御回路、110…出力回路、SW1…スイッチング素子、D1…整流ダイオード、L1…インダクタ、C1…出力キャパシタ、200…スイッチング電源、40…パルス発生回路、42…パルス発生部、44…インバータ、46…フリップフロップ、48…論理ゲート、50…セレクタ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の周波数のクロックを受け、その一方のエッジと同期して遷移するパルス信号を発生するパルス発生部と、
前記クロックを反転するインバータと、
前記インバータからの反転クロックの一方のエッジのタイミングで、前記パルス信号を取り込むフリップフロップと、
前記パルス信号と前記フリップフロップの出力を多重化する論理ゲートと、
を備えることを特徴とするパルス発生回路。
【請求項2】
前記論理ゲートの出力と、前記パルス信号のいずれかを選択するセレクタをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のパルス発生回路。
【請求項3】
前記パルス発生部は、前記クロックの前記一方のエッジをカウントし、カウント値が所定値に達するまでの期間、所定レベルとなる前記パルス信号を発生するカウンタを含むことを特徴とする請求項1または2に記載のパルス発生回路。
【請求項4】
請求項3に記載のパルス発生回路と、
前記パルス発生部の所定値を設定するパルス幅制御部と、
を備えることを特徴とするパルス幅変調器。
【請求項5】
スイッチング電源の制御回路であって、
前記スイッチング電源の出力電圧をデジタル値に変換するA/Dコンバータと、
前記A/Dコンバータからのデジタル値が、所定の目標値に近づくように、パルス幅が調節されるパルス信号を生成するパルス変調器と、
前記パルス変調器からの前記パルス信号を利用して、前記スイッチング電源のスイッチング素子を駆動するドライバと、
を備え、前記パルス変調器は、請求項4に記載のパルス幅変調器を含むことを特徴とする制御回路。
【請求項6】
入力パルスのネガティブエッジに可変遅延を与える遅延回路であって、
カスケード接続された複数の遅延ユニットを含み、初段の前記遅延ユニットに前記入力パルスが入力された遅延ユニット群と、
前記複数の遅延ユニットそれぞれの出力信号と、前記入力パルスを多重化する論理ゲートと、
を備え、前記遅延ユニットは、イネーブル信号が入力されるイネーブル端子を有し、前記イネーブル信号がアサートされたとき、パルス信号に所定の遅延を与え、ネゲートされたときオフとなることを特徴とする遅延回路。
【請求項7】
請求項6に記載の遅延回路と、
前記遅延回路の前記複数の遅延ユニットそれぞれに対するイネーブル信号を生成するパルス幅制御部と、
を備えることを特徴とするパルス幅変調器。
【請求項8】
スイッチング電源の制御回路であって、
前記スイッチング電源の出力電圧をデジタル値に変換するA/Dコンバータと、
前記A/Dコンバータからのデジタル値が、所定の目標値に近づくように、パルス幅が調節されるパルス信号を生成するパルス変調器と、
前記パルス変調器からの前記パルス信号を利用して、前記スイッチング電源のスイッチング素子を駆動するドライバと、
を備え、前記パルス変調器は、請求項7に記載のパルス幅変調器を含むことを特徴とする制御回路。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−124454(P2010−124454A)
【公開日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−195416(P2009−195416)
【出願日】平成21年8月26日(2009.8.26)
【出願人】(000116024)ローム株式会社 (3,539)
【Fターム(参考)】