ヒストンデアセチラーゼ阻害剤
式（Ｉ）：
（式中、可変物は、本明細書中で定義した通りである）
からなる群より選ばれる化合物を含む、ヒストンデアセチラーゼ（ＨＤＡＣ）とともに使用するための、化合物、医薬組成物、キット及び方法を提供する。
（式中、可変物は、本明細書中で定義した通りである）
からなる群より選ばれる化合物を含む、ヒストンデアセチラーゼ（ＨＤＡＣ）とともに使用するための、化合物、医薬組成物、キット及び方法を提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項１】
【化１】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
Ａ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、アリーレン、及びヘテロアリーレンからなる群より選ばれ；
Ｌは、Ｃ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜１０個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーであり；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；且つ
Ｒ１３、Ｒ１３’、Ｒ１４、及びＲ１４’は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、（Ｃ１−１０）アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、アミノ（Ｃ１−１０）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、或いは、Ｒ１３及びＲ１４が一緒になって環を形成するか、又は、Ｒ１３’及びＲ１４’は、それらが結合する原子が二重結合の一部を形成するとき、存在しない、
但し、（ａ）Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３、Ｒ１０、Ｒ１３’、Ｒ１４、及びＲ１４’がすべてＨで；Ａ１がフェニレンで；Ｌがメチレンで；且つＲ１３がモルホリノ−４−イルメチルの場合、Ｙ２はＳではない；（ｂ）Ｒ１３及びＲ１４が縮合フェニル環を形成し；Ｙ２がＮＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合、Ｌは−Ｓ−ＣＨ２−ではない；（ｃ）Ｒ１３及びＲ１４が縮合フェニル環を形成し；Ｙ２がＯで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合、Ｌは−Ｏ−ＣＨ２−ではない；（ｄ）Ｒ１３及びＲ１４が縮合フェニル環を形成し；Ｙ２がＳで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合、Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ではない；（ｅ）Ｒ１３及びＲ１４が縮合フェニル環を形成し；Ｙ２がＳで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合、Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ＣＨ＝ＣＨ−ではない；（ｆ）Ｒ１３及びＲ１３’が、それらが結合する５員環と一緒になってベンズイミダゾールを形成し；Ａ１が１，４−フェニレンで；且つＬがメチレンの場合で；ｐが１の場合、Ｒ６は５−Ｆ又は５−ＭｅＯではなく；そしてｐが２の場合、Ｒ６は５−Ｃｌ、６−Ｆ又は５−Ｆ、６−Ｃｌではない］。
【請求項２】
【化２】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ａ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、アリーレン、及びヘテロアリーレンからなる群より選ばれ；
Ｌは、Ｃ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜１０個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーであり；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；且つ
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在しない、
但し、（ａ）Ｙ２がＮＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−Ｓ−ＣＨ２−ではない；（ｂ）Ｙ２がＯで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−Ｏ−ＣＨ２−ではない；（ｃ）Ｙ２がＳで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ではない；（ｄ）Ｙ２がＳで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ＣＨ＝ＣＨ−ではない；（ｅ）Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌがメチレンで；Ｒ１０が存在せず；Ｙ２がＮＨで；且つｐが１の場合、Ｒ６は５−Ｆ又は５−ＭｅＯではない：そして（ｆ）Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌはメチレンで；Ｒ１０が存在せず；Ｙ２がＮＨで；そしてｐが２の場合、Ｒ６は５−Ｃｌ、６−Ｆ又は５−Ｆ、６−Ｃｌではない］。
【請求項３】
【化３】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ａ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、アリーレン、及びヘテロアリーレンからなる群より選ばれ；
Ｌ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ１−６）アルキレン、（Ｃ２−６）アルケニレン、及び（Ｃ２−６）アルキニレンからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよく；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；且つ
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれる、
但し、
Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌ１がメチレンで；Ｒ１０が存在せず且つＹ２がＮＨで；ｐが１の場合、Ｒ６は５−Ｆ又は５−ＭｅＯではなく；そして
Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌ１がメチレンで；Ｒ１０が存在せず且つＹ２がＮＨで；ｐが２の場合、Ｒ６は５−Ｃｌ、６−Ｆ又は５−Ｆ、６−Ｃｌではない］。
【請求項４】
【化４】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ａ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、アリーレン、及びヘテロアリーレンからなる群より選ばれ；
Ｌ２は、ＣＲ１５Ｒ１６、ＮＲ１７、Ｓ、Ｓ（Ｏ）及びＳ（Ｏ）２からなる群より選ばれ；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１５及びＲ１６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、（Ｃ１−１０）アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、アミノ（Ｃ１−１０）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；且つ
Ｒ１７は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群より選ばれる、
但し、
Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌ２がメチレンで；Ｒ１０が存在せず且つＹ２がＮＨで；ｐが１の場合、Ｒ６は５−Ｆ又は５−ＭｅＯではなく；そして
Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌ２がメチレンで；Ｒ１０が存在せず且つＹ２がＮＨで；ｐが２の場合、Ｒ６は５−Ｃｌ、６−Ｆ又は５−Ｆ、６−Ｃｌではない］。
【請求項５】
【化５】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ａ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、アリーレン、及びヘテロアリーレンからなる群より選ばれ；
Ｌ３は、＊ＣＲ１５Ｒ１６、＊ＮＲ１７ＣＲ１５Ｒ１６、＊ＯＣＲ１５Ｒ１６、＊ＳＣＲ１５Ｒ１６、＊Ｓ（Ｏ）ＣＲ１５Ｒ１６及び＊Ｓ（Ｏ）２ＣＲ１５Ｒ１６からなる群より選ばれ、式中、＊はＬ３の、Ｙ２を含む５員環への結合点を示し；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１５及びＲ１６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、（Ｃ１−１０）アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、アミノ（Ｃ１−１０）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；且つ
Ｒ１７は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群より選ばれる、
但し、
Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌ３がメチレンで；Ｒ１０が存在せず且つＹ２がＮＨで；ｐが１の場合、Ｒ６は５−Ｆ又は５−ＭｅＯではなく；そして
Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌ３がメチレンで；Ｒ１０が存在せず且つＹ２がＮＨで；ｐが２の場合、Ｒ６は５−Ｃｌ、６−Ｆ又は５−Ｆ、６−Ｃｌではない］。
【請求項６】
【化６】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ｌは、Ｃ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜１０個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーであり；
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４は、ＣＲ５及びＮからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ５は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；且つ
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在しない、
但し、（ａ）Ｙ２がＮＨで；Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−Ｓ−ＣＨ２−ではない；（ｂ）Ｙ２がＯで；Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−Ｏ−ＣＨ２−ではない；（ｃ）Ｙ２がＳで；Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ではない；（ｄ）Ｙ２がＳで；Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ＣＨ＝ＣＨ−ではない；（ｅ）Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；Ｌがメチレンで；Ｒ１０が存在せず；Ｙ２がＮＨで；且つｐが１の場合、Ｒ６は５−Ｆ又は５−ＭｅＯではない；そして（ｆ）Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；Ｌがメチレンで；Ｒ１０が存在せず；且つＹ２がＮＨで；且つｐが２の場合、Ｒ６は５−Ｃｌ、６−Ｆ又は５−Ｆ、６−Ｃｌではない］。
【請求項７】
【化７】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ｌは、Ｃ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜１０個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーであり；
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４は、ＣＲ５及びＮからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ５は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；且つ
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在しない、
但し、
（ａ）Ｙ２がＮＨで；Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−Ｓ−ＣＨ２−ではない；（ｂ）Ｙ２がＯで；Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−Ｏ−ＣＨ２−ではない；（ｃ）Ｙ２がＳで；Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ではない；及び／又は（ｄ）Ｙ２がＳで；Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ＣＨ＝ＣＨ−ではない］。
【請求項８】
【化８】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ｌ２は、ＣＲ１５Ｒ１６、ＮＲ１７、Ｓ、Ｓ（Ｏ）及びＳ（Ｏ）２からなる群より選ばれ；
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４は、ＣＲ５及びＮからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ５は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１５及びＲ１６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、（Ｃ１−１０）アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、アミノ（Ｃ１−１０）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；且つ
Ｒ１７は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群より選ばれる、
但し、
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；Ｌ２がメチレンで；Ｒ１０が存在せず；Ｙ２がＮＨで；且つｐが１の場合、Ｒ６は５−Ｆ又は５−ＭｅＯではなく、そして
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；Ｌ２がメチレンで；Ｒ１０が存在せず；Ｙ２がＮＨで；且つｐが２の場合、Ｒ６は５−Ｃｌ、６−Ｆ又は５−Ｆ、６−Ｃｌではない］。
【請求項９】
【化９】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ｌ３は、＊ＣＲ１５Ｒ１６、＊ＯＣＲ１５Ｒ１６、＊ＮＲ１７ＣＲ１５Ｒ１６、＊ＳＣＲ１５Ｒ１６、＊Ｓ（Ｏ）ＣＲ１５Ｒ１６及び＊Ｓ（Ｏ）２ＣＲ１５Ｒ１６，からなる群より選ばれ、式中、＊はＬ３の、Ｙ２を含む環への結合点を示し；
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４は、ＣＲ５及びＮからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ５は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１５及びＲ１６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、（Ｃ１−１０）アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、アミノ（Ｃ１−１０）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；且つ
Ｒ１７は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群より選ばれる；
但し、
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；Ｌ３がメチレンで；Ｒ１０が存在せず；Ｙ２がＮＨで；且つｐが１の場合、Ｒ６は５−Ｆ又は５−Ｍｅではなく、そして
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；Ｌ２がメチレンで；Ｒ１０が存在せず；Ｙ２がＮＨで；且つｐが２の場合、Ｒ６は５−Ｃｌ、６−Ｆ又は５−Ｆ、６−Ｃｌではない］。
【請求項１０】
【化１０】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ｌ２は、ＣＲ１５Ｒ１６、ＮＲ１７、Ｓ、Ｓ（Ｏ）及びＳ（Ｏ）２からなる群より選ばれ；
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４は、ＣＲ５及びＮからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ５は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１５及びＲ１６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、（Ｃ１−１０）アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、アミノ（Ｃ１−１０）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；且つ
Ｒ１７は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群より選ばれる］。
【請求項１１】
【化１１】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ｌ３は、＊ＣＲ１５Ｒ１６、＊ＯＣＲ１５Ｒ１６、＊ＮＲ１７ＣＲ１５Ｒ１６、＊ＳＣＲ１５Ｒ１６、＊Ｓ（Ｏ）ＣＲ１５Ｒ１６及び＊Ｓ（Ｏ）２ＣＲ１５Ｒ１６からなる群より選ばれ、式中、＊はＬ３の、Ｙ２を含む環への結合点を示し；
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４は、ＣＲ５及びＮからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ５は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１５及びＲ１６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、（Ｃ１−１０）アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、アミノ（Ｃ１−１０）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；且つ
Ｒ１７は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群より選ばれる］。
【請求項１２】
Ｌが、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ１−６）アルキレン、（Ｃ２−６）アルケニレン、及び（Ｃ２−６）アルキニレンからなる群より選ばれる、請求項１〜３、６及び７のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項１３】
Ｌが、置換されていないか又は置換されている（Ｃ１−４）アルキレンである、請求項１〜３、６及び７のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項１４】
Ｌが、置換されていないか又は置換されている（Ｃ１−３）アルキレンである、請求項１〜３、６及び７のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項１５】
Ｌが、置換されていないか又は置換されているメチレンである、請求項１〜３、６及び７のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項１６】
Ｒ１及びＲ２のうち少なくとも１つがＨである、請求項１〜１５のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項１７】
Ｒ１及びＲ２が両方Ｈである、請求項１６のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項１８】
Ｒ３がＨである、請求項１〜１７のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項１９】
Ｒ４が、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ３−５）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−５）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−３）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−３）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、及びイミノである、請求項１〜１８のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項２０】
Ｒ１５及びＲ１６のうち少なくとも１つがＨである、請求項１〜１９のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項２１】
Ｒ１５及びＲ１６が両方Ｈである、請求項２０に記載の化合物。
【請求項２２】
Ａ１がフェニレンである、請求項１〜５及び１２〜２１のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項２３】
Ａ１が１，４−フェニレンである、請求項２２に記載の化合物。
【請求項２４】
Ｙ２がＣＲ７Ｒ８であるか、又はＮＲ９（式中、Ｒ９はＨでない）である、請求項１〜２３のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項２５】
Ｙ２がＣＲ７Ｒ８であるか、又はＮＲ９（式中、Ｒ９はＨでない）である、請求項１〜２３のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項２６】
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（ベンゾ［ｄ］チアゾール−２−イルアミノ）メチル）ベンズアミド；
４−（（１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルアミノ）メチル）−Ｎ−（２−アミノフェニル）ベンズアミド；
４−（（１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルチオ）メチル）−Ｎ−（２−アミノフェニル）ベンズアミド；
４−（（３Ｈ−イミダゾ［４，５−ｂ］ピリジン−２−イルオキシ）メチル）−Ｎ−（２−アミノフェニル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルアミノ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルオキシ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルチオ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルフィニル）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルホニル）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−３−フルオロ−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルアミノ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−３−フルオロ−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルオキシ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−３−フルオロ−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルチオ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−３−フルオロ−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルフィニル）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−３−フルオロ−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルホニル）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（６−メトキシ−１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルアミノ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（６−メトキシ−１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルオキシ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（６−メトキシ−１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルチオ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（６−メトキシ−１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルフィニル）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（６−メトキシ−１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルホニル）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノ−４−フルオロフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルアミノ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノ−４−フルオロフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルオキシ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノ−４−フルオロフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルチオ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノ−４−フルオロフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルフィニル）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノ−４−フルオロフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルホニル）メチル）ベンズアミド；
３−アセトアミド−Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルアミノ）メチル）ベンズアミド；
３−アセトアミド−Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルオキシ）メチル）ベンズアミド；
３−アセトアミド−Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルチオ）メチル）ベンズアミド；
３−アセトアミド−Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルフィニル）メチル）ベンズアミド；
３−アセトアミド−Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルホニル）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−（ピペリジン−３−イル）−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルアミノ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−（ピペリジン−３−イル）−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルオキシ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−（ピペリジン−３−イル）−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルチオ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−（ピペリジン−３−イル）−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルフィニル）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−（ピペリジン−３−イル）−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルホニル）メチル）ベンズアミド；
４−（（１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルフィニル）メチル）−Ｎ−（２−アミノフェニル）ベンズアミド；
４−（（１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルホニル）メチル）−Ｎ−（２−アミノフェニル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−イソプロピル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルチオ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−シクロヘキシル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルチオ）メチル）ベンズアミド；
４−（（３Ｈ−イミダゾ［４，５−ｂ］ピリジン−２−イルチオ）メチル）−Ｎ−（２−アミノフェニル）ベンズアミド；
４−（（３Ｈ−イミダゾ［４，５−ｃ］ピリジン−２−イルチオ）メチル）−Ｎ−（２−アミノフェニル）ベンズアミド；
４−（（３Ｈ−イミダゾ［４，５−ｃ］ピリジン−２−イルオキシ）メチル）−Ｎ−（２−アミノフェニル）ベンズアミド；及び
５−（（３Ｈ−イミダゾ［４，５−ｂ］ピリジン−２−イルオキシ）メチル）−Ｎ−（２−アミノフェニル）チオフェン−２−カルボキサミド、
から成る群より選ばれる、化合物。
【請求項２７】
化合物が、医薬上許容され得る塩の形態である、請求項１〜２６のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項２８】
化合物が、立体異性体の混合物で存在する、請求項１〜２７のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項２９】
化合物が、単一の立体異性体を含む、請求項１〜２７のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項３０】
有効成分として請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を含む、医薬組成物。
【請求項３１】
組成物が、経口投与に適した固体製剤である、請求項３０に記載の医薬組成物。
【請求項３２】
組成物が、経口投与に適した液体製剤である、請求項３０に記載の医薬組成物。
【請求項３３】
組成物が、錠剤である、請求項３０に記載の医薬組成物。
【請求項３４】
組成物が、非経口投与に適した液体製剤である、請求項３０に記載の医薬組成物。
【請求項３５】
組成物が、経口、非経口、腹腔内、静脈内、動脈内、経皮、舌下、筋肉内、直腸内、口腔内、鼻腔内、リポソーム、吸入経由、膣内、眼内、局所送達経由、皮下、脂肪内、関節内、及びくも膜下腔内からなる群より選ばれる経路による投与に適している、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を含む、医薬組成物。
【請求項３６】
請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物；及び
該化合物が投与される疾患状態の表示、該化合物の保存情報、投薬情報及び該化合物の投与方法についての指示からなる群より選ばれる１つ以上の形態の情報を含む説明書、
を含む、キット。
【請求項３７】
キットが化合物を複数回投与形態で含む、請求項３６に記載のキット。
【請求項３８】
請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物；及び
包装材料、
を含む、製品。
【請求項３９】
包装材料が、化合物の収容のための容器を含む、請求項３８に記載の製品。
【請求項４０】
容器が、化合物が投与される疾患状態、保存情報、投薬情報及び／又は組成物の投与方法についての指示からなる群の１つ以上の要素を示すラベルを含む、請求項３９に記載の製品。
【請求項４１】
化合物を複数回投与形態で含む、請求項３８に記載の製品。
【請求項４２】
請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を被検体に投与することを含む、治療方法。
【請求項４３】
ヒストンデアセチラーゼと請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物とを接触させることを含む、ヒストンデアセチラーゼの阻害方法。
【請求項４４】
インビボでヒストンデアセチラーゼを阻害するために、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を被検体内に存在させることを含む、ヒストンデアセチラーゼの阻害方法。
【請求項４５】
インビボで第二の化合物に変換される第一の化合物を被検体に投与することを含み、該第二の化合物がヒストンデアセチラーゼをインビボで阻害する、ヒストンデアセチラーゼの阻害方法であって、該第二の化合物は、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物である、方法。
【請求項４６】
ヒストンデアセチラーゼが疾患状態の病理学及び／又は症候学に寄与する活性を有する疾患状態の治療方法であって、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を該疾患状態に対する治療有効量で被検体内に存在させることを含む、方法。
【請求項４７】
ヒストンデアセチラーゼが疾患状態の病理学及び／又は症候学に寄与する活性を有する疾患状態の治療方法であって、インビボで請求項１〜２９のいずれか１項に記載の第二の化合物に変換される第一の化合物を被検体に投与することを含み、該第二の化合物が、疾患状態に対して治療有効量で被験者中に存在する、方法。
【請求項４８】
ヒストンデアセチラーゼが疾患状態の病理学及び／又は症候学に寄与する活性を有する疾患状態の治療方法であって、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を投与することを含み、該化合物が、疾患状態に対して治療有効量で被験者中に存在する、方法。
【請求項４９】
癌の治療方法であって、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の組成物を、該治療方法を必要としている哺乳動物種に投与することを含む、方法。
【請求項５０】
癌が、扁平上皮癌、星状細胞腫、カポジ肉腫、グリア芽腫、非小細胞肺癌、膀胱癌、頭頸部癌、黒色腫、卵巣癌、前立腺癌、乳癌、小細胞肺癌、神経膠腫、結腸直腸癌、泌尿生殖器癌及び消化管癌からなる群より選ばれる、請求項４９の方法。
【請求項５１】
炎症、炎症性腸疾患、乾癬、又は移植拒絶反応の治療方法であって、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を、該治療方法を必要としている哺乳動物種に投与することを含む、方法。
【請求項５２】
関節炎の治療方法であって、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を、該治療方法を必要としている哺乳動物種に投与することを含む、方法。
【請求項５３】
眼の変性疾患の治療方法であって、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を、該治療方法を必要としている哺乳動物種に投与することを含む、方法。
【請求項５４】
多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、甲状腺新生物又はアルツハイマー病の治療方法であって、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を、該治療方法を必要としている哺乳動物種に投与することを含む、方法。
【請求項５５】
式
【化１２】
を有する化合物を、式
【化１３】
を有するフェニレンジアミン化合物に、式
【化１４】
を有する化合物を形成する条件下で結合させることを含む、方法
［式中
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ａ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、アリーレン、及びヘテロアリーレンからなる群より選ばれ；
Ｌは、Ｃ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜１０個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーであり；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；且つ
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在しない；
但し、（ａ）Ｙ２がＮＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−Ｓ−ＣＨ２−ではない；（ｂ）Ｙ２がＯで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−Ｏ−ＣＨ２−ではない；（ｃ）Ｙ２がＳで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ではない；（ｄ）Ｙ２がＳで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ＣＨ＝ＣＨ−ではない；（ｅ）Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌがメチレンで；Ｒ１０が存在せず；Ｙ２がＮＨで；且つｐが１の場合、Ｒ６は５−Ｆ又は５−ＭｅＯではない：そして（ｆ）Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌはメチレンで；Ｒ１０が存在せず；Ｙ２がＮＨで；且つｐが２の場合、Ｒ６は５−Ｃｌ、６−Ｆ又は５−Ｆ、６−Ｃｌではない］。
【請求項５６】
式
【化１５】
を有するカルボン酸エステルを、式
【化１６】
を有するカルボン酸を生じるための条件下で転化することを更に含む、請求項５５の方法
［式中
Ｒａは、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール及びアリール（Ｃ１−１０）アルキルからなる群より選ばれる］。
【請求項５７】
Ｌが＊ＮＨ−ＣＨ２−Ｌａである、請求項５６の方法
［式中
＊はＬの、Ｙ２を含む５員環への結合点を示し、且つ
Ｌａは結合であるか、又はＣ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜８個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーである］。
【請求項５８】
式
【化１７】
を有する化合物を、式
【化１８】
を有する化合物と、式
【化１９】
を有する化合物を形成するための条件下で反応させることを更に含む、請求項５７の方法。
【請求項５９】
Ｌが＊ＸＣＨ２Ｌａである、請求項５６の方法
［式中
＊はＬの、Ｙ２を含む５員環への結合点を示し、
ＸはＯ又はＳであり；且つ
Ｌａは結合であるか、又はＣ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜８個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーである］。
【請求項６０】
式
【化２０】
を有する化合物を、式
【化２１】
を有する化合物と、式
【化２２】
を有する化合物を形成するための条件下で反応させることを更に含む、請求項５９の方法。
【請求項６１】
ＸがＯである、請求項６０の方法。
【請求項６２】
ＸがＳである、請求項６０の方法。
【請求項６３】
式
【化２３】
を有する化合物のスルフィドを、式
【化２４】
を有する、対応するスルホキシド化合物を生じるための条件下で酸化することを更に含む、請求項６２の方法。
【請求項６４】
式
【化２５】
を有する化合物のスルフィドを、式
【化２６】
を有する、対応するスルホン化合物を生じるための条件下で酸化することを更に含む、請求項６２の方法。
【請求項６５】
Ｌａが結合である、請求項５７〜６４のいずれか１項の方法。
【請求項６６】
Ｒａがメチルである、請求項５６〜５８及び６０〜６２のいずれか１項の方法。
【請求項６７】
Ｒ１及びＲ２のうち、少なくとも１つがＨである、請求項５５〜６６のいずれか１項の方法。
【請求項６８】
Ｒ１及びＲ２が両方Ｈである、請求項６７の方法。
【請求項６９】
Ｒ３がＨである、請求項５５〜６８のいずれか１項の方法。
【請求項７０】
Ｒ４が、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ３−５）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−５）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−３）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−３）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、及びイミノである、請求項５５〜６９のいずれか１項の方法。
【請求項７１】
Ｒ４が水素である、請求項５７〜５８及び６６〜７０のいずれか１項の方法。
【請求項７２】
Ａ１がフェニレンである、請求項５５〜７１のいずれか１項の方法。
【請求項７３】
Ａ１が１，４−フェニレンである、請求項５５〜７１のいずれか１項の方法。
【請求項７４】
Ｙ２がＣＲ７Ｒ８であるか、又はＮＲ９（式中、Ｒ９はＨでない）である、請求項５５〜７３のいずれか１項の方法。
【請求項７５】
Ｙ２がＣＲ７Ｒ８であるか、又はＮＲ９（式中、Ｒ９はＨでない）である、請求項５５〜７３のいずれか１項の方法。
【請求項７６】
式
【化２７】
を有する、化合物
［Ａ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、アリーレン、及びヘテロアリーレンからなる群より選ばれ；
Ｌは、Ｃ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜１０個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーであり；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒａは、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール及びアリール（Ｃ１−１０）アルキルからなる群より選ばれ；
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；且つ
Ｒ１３、Ｒ１３’、Ｒ１４、及びＲ１４’は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、（Ｃ１−１０）アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、アミノ（Ｃ１−１０）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、或いは、Ｒ１３及びＲ１４が一緒になって環を形成するか、又は、Ｒ１３’及びＲ１４’は、それらが結合する原子が二重結合の一部を形成するとき、存在しない］。
【請求項７７】
式
【化２８】
を有する、化合物
［ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ａ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、アリーレン、及びヘテロアリーレンからなる群より選ばれ；
Ｌａは結合であるか、又はＣ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜８個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーであり；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；且つ
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在しない］。
【請求項７８】
式
【化２９】
を有する、化合物
［式中
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ａ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、アリーレン、及びヘテロアリーレンからなる群より選ばれ；
Ｌａは結合であるか、又はＣ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜８個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーであり；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；且つ
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在しない］
【請求項７９】
ＸがＯである、請求項７８の化合物。
【請求項８０】
ＸがＳである、請求項７８の化合物。
【請求項８１】
式
【化３０】
を有する、化合物
［式中
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；且つ
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれる］。
【請求項８２】
Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３、及びＲ４がすべて水素である、請求項８１の化合物。
【請求項１】
【化１】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
Ａ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、アリーレン、及びヘテロアリーレンからなる群より選ばれ；
Ｌは、Ｃ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜１０個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーであり；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；且つ
Ｒ１３、Ｒ１３’、Ｒ１４、及びＲ１４’は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、（Ｃ１−１０）アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、アミノ（Ｃ１−１０）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、或いは、Ｒ１３及びＲ１４が一緒になって環を形成するか、又は、Ｒ１３’及びＲ１４’は、それらが結合する原子が二重結合の一部を形成するとき、存在しない、
但し、（ａ）Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３、Ｒ１０、Ｒ１３’、Ｒ１４、及びＲ１４’がすべてＨで；Ａ１がフェニレンで；Ｌがメチレンで；且つＲ１３がモルホリノ−４−イルメチルの場合、Ｙ２はＳではない；（ｂ）Ｒ１３及びＲ１４が縮合フェニル環を形成し；Ｙ２がＮＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合、Ｌは−Ｓ−ＣＨ２−ではない；（ｃ）Ｒ１３及びＲ１４が縮合フェニル環を形成し；Ｙ２がＯで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合、Ｌは−Ｏ−ＣＨ２−ではない；（ｄ）Ｒ１３及びＲ１４が縮合フェニル環を形成し；Ｙ２がＳで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合、Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ではない；（ｅ）Ｒ１３及びＲ１４が縮合フェニル環を形成し；Ｙ２がＳで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合、Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ＣＨ＝ＣＨ−ではない；（ｆ）Ｒ１３及びＲ１３’が、それらが結合する５員環と一緒になってベンズイミダゾールを形成し；Ａ１が１，４−フェニレンで；且つＬがメチレンの場合で；ｐが１の場合、Ｒ６は５−Ｆ又は５−ＭｅＯではなく；そしてｐが２の場合、Ｒ６は５−Ｃｌ、６−Ｆ又は５−Ｆ、６−Ｃｌではない］。
【請求項２】
【化２】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ａ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、アリーレン、及びヘテロアリーレンからなる群より選ばれ；
Ｌは、Ｃ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜１０個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーであり；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；且つ
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在しない、
但し、（ａ）Ｙ２がＮＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−Ｓ−ＣＨ２−ではない；（ｂ）Ｙ２がＯで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−Ｏ−ＣＨ２−ではない；（ｃ）Ｙ２がＳで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ではない；（ｄ）Ｙ２がＳで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ＣＨ＝ＣＨ−ではない；（ｅ）Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌがメチレンで；Ｒ１０が存在せず；Ｙ２がＮＨで；且つｐが１の場合、Ｒ６は５−Ｆ又は５−ＭｅＯではない：そして（ｆ）Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌはメチレンで；Ｒ１０が存在せず；Ｙ２がＮＨで；そしてｐが２の場合、Ｒ６は５−Ｃｌ、６−Ｆ又は５−Ｆ、６−Ｃｌではない］。
【請求項３】
【化３】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ａ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、アリーレン、及びヘテロアリーレンからなる群より選ばれ；
Ｌ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ１−６）アルキレン、（Ｃ２−６）アルケニレン、及び（Ｃ２−６）アルキニレンからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよく；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；且つ
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれる、
但し、
Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌ１がメチレンで；Ｒ１０が存在せず且つＹ２がＮＨで；ｐが１の場合、Ｒ６は５−Ｆ又は５−ＭｅＯではなく；そして
Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌ１がメチレンで；Ｒ１０が存在せず且つＹ２がＮＨで；ｐが２の場合、Ｒ６は５−Ｃｌ、６−Ｆ又は５−Ｆ、６−Ｃｌではない］。
【請求項４】
【化４】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ａ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、アリーレン、及びヘテロアリーレンからなる群より選ばれ；
Ｌ２は、ＣＲ１５Ｒ１６、ＮＲ１７、Ｓ、Ｓ（Ｏ）及びＳ（Ｏ）２からなる群より選ばれ；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１５及びＲ１６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、（Ｃ１−１０）アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、アミノ（Ｃ１−１０）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；且つ
Ｒ１７は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群より選ばれる、
但し、
Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌ２がメチレンで；Ｒ１０が存在せず且つＹ２がＮＨで；ｐが１の場合、Ｒ６は５−Ｆ又は５−ＭｅＯではなく；そして
Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌ２がメチレンで；Ｒ１０が存在せず且つＹ２がＮＨで；ｐが２の場合、Ｒ６は５−Ｃｌ、６−Ｆ又は５−Ｆ、６−Ｃｌではない］。
【請求項５】
【化５】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ａ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、アリーレン、及びヘテロアリーレンからなる群より選ばれ；
Ｌ３は、＊ＣＲ１５Ｒ１６、＊ＮＲ１７ＣＲ１５Ｒ１６、＊ＯＣＲ１５Ｒ１６、＊ＳＣＲ１５Ｒ１６、＊Ｓ（Ｏ）ＣＲ１５Ｒ１６及び＊Ｓ（Ｏ）２ＣＲ１５Ｒ１６からなる群より選ばれ、式中、＊はＬ３の、Ｙ２を含む５員環への結合点を示し；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１５及びＲ１６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、（Ｃ１−１０）アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、アミノ（Ｃ１−１０）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；且つ
Ｒ１７は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群より選ばれる、
但し、
Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌ３がメチレンで；Ｒ１０が存在せず且つＹ２がＮＨで；ｐが１の場合、Ｒ６は５−Ｆ又は５−ＭｅＯではなく；そして
Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌ３がメチレンで；Ｒ１０が存在せず且つＹ２がＮＨで；ｐが２の場合、Ｒ６は５−Ｃｌ、６−Ｆ又は５−Ｆ、６−Ｃｌではない］。
【請求項６】
【化６】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ｌは、Ｃ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜１０個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーであり；
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４は、ＣＲ５及びＮからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ５は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；且つ
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在しない、
但し、（ａ）Ｙ２がＮＨで；Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−Ｓ−ＣＨ２−ではない；（ｂ）Ｙ２がＯで；Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−Ｏ−ＣＨ２−ではない；（ｃ）Ｙ２がＳで；Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ではない；（ｄ）Ｙ２がＳで；Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ＣＨ＝ＣＨ−ではない；（ｅ）Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；Ｌがメチレンで；Ｒ１０が存在せず；Ｙ２がＮＨで；且つｐが１の場合、Ｒ６は５−Ｆ又は５−ＭｅＯではない；そして（ｆ）Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；Ｌがメチレンで；Ｒ１０が存在せず；且つＹ２がＮＨで；且つｐが２の場合、Ｒ６は５−Ｃｌ、６−Ｆ又は５−Ｆ、６−Ｃｌではない］。
【請求項７】
【化７】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ｌは、Ｃ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜１０個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーであり；
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４は、ＣＲ５及びＮからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ５は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；且つ
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在しない、
但し、
（ａ）Ｙ２がＮＨで；Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−Ｓ−ＣＨ２−ではない；（ｂ）Ｙ２がＯで；Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−Ｏ−ＣＨ２−ではない；（ｃ）Ｙ２がＳで；Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ではない；及び／又は（ｄ）Ｙ２がＳで；Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ＣＨ＝ＣＨ−ではない］。
【請求項８】
【化８】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ｌ２は、ＣＲ１５Ｒ１６、ＮＲ１７、Ｓ、Ｓ（Ｏ）及びＳ（Ｏ）２からなる群より選ばれ；
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４は、ＣＲ５及びＮからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ５は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１５及びＲ１６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、（Ｃ１−１０）アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、アミノ（Ｃ１−１０）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；且つ
Ｒ１７は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群より選ばれる、
但し、
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；Ｌ２がメチレンで；Ｒ１０が存在せず；Ｙ２がＮＨで；且つｐが１の場合、Ｒ６は５−Ｆ又は５−ＭｅＯではなく、そして
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；Ｌ２がメチレンで；Ｒ１０が存在せず；Ｙ２がＮＨで；且つｐが２の場合、Ｒ６は５−Ｃｌ、６−Ｆ又は５−Ｆ、６−Ｃｌではない］。
【請求項９】
【化９】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ｌ３は、＊ＣＲ１５Ｒ１６、＊ＯＣＲ１５Ｒ１６、＊ＮＲ１７ＣＲ１５Ｒ１６、＊ＳＣＲ１５Ｒ１６、＊Ｓ（Ｏ）ＣＲ１５Ｒ１６及び＊Ｓ（Ｏ）２ＣＲ１５Ｒ１６，からなる群より選ばれ、式中、＊はＬ３の、Ｙ２を含む環への結合点を示し；
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４は、ＣＲ５及びＮからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ５は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１５及びＲ１６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、（Ｃ１−１０）アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、アミノ（Ｃ１−１０）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；且つ
Ｒ１７は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群より選ばれる；
但し、
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；Ｌ３がメチレンで；Ｒ１０が存在せず；Ｙ２がＮＨで；且つｐが１の場合、Ｒ６は５−Ｆ又は５−Ｍｅではなく、そして
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４がすべてＣＨで；Ｌ２がメチレンで；Ｒ１０が存在せず；Ｙ２がＮＨで；且つｐが２の場合、Ｒ６は５−Ｃｌ、６−Ｆ又は５−Ｆ、６−Ｃｌではない］。
【請求項１０】
【化１０】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ｌ２は、ＣＲ１５Ｒ１６、ＮＲ１７、Ｓ、Ｓ（Ｏ）及びＳ（Ｏ）２からなる群より選ばれ；
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４は、ＣＲ５及びＮからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ５は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１５及びＲ１６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、（Ｃ１−１０）アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、アミノ（Ｃ１−１０）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；且つ
Ｒ１７は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群より選ばれる］。
【請求項１１】
【化１１】
を含む、化合物
［式中：
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ｌ３は、＊ＣＲ１５Ｒ１６、＊ＯＣＲ１５Ｒ１６、＊ＮＲ１７ＣＲ１５Ｒ１６、＊ＳＣＲ１５Ｒ１６、＊Ｓ（Ｏ）ＣＲ１５Ｒ１６及び＊Ｓ（Ｏ）２ＣＲ１５Ｒ１６からなる群より選ばれ、式中、＊はＬ３の、Ｙ２を含む環への結合点を示し；
Ｘ１、Ｘ２、Ｘ３、及びＸ４は、ＣＲ５及びＮからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ５は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ１５及びＲ１６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、（Ｃ１−１０）アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、アミノ（Ｃ１−１０）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；且つ
Ｒ１７は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群より選ばれる］。
【請求項１２】
Ｌが、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ１−６）アルキレン、（Ｃ２−６）アルケニレン、及び（Ｃ２−６）アルキニレンからなる群より選ばれる、請求項１〜３、６及び７のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項１３】
Ｌが、置換されていないか又は置換されている（Ｃ１−４）アルキレンである、請求項１〜３、６及び７のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項１４】
Ｌが、置換されていないか又は置換されている（Ｃ１−３）アルキレンである、請求項１〜３、６及び７のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項１５】
Ｌが、置換されていないか又は置換されているメチレンである、請求項１〜３、６及び７のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項１６】
Ｒ１及びＲ２のうち少なくとも１つがＨである、請求項１〜１５のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項１７】
Ｒ１及びＲ２が両方Ｈである、請求項１６のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項１８】
Ｒ３がＨである、請求項１〜１７のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項１９】
Ｒ４が、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ３−５）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−５）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−３）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−３）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、及びイミノである、請求項１〜１８のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項２０】
Ｒ１５及びＲ１６のうち少なくとも１つがＨである、請求項１〜１９のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項２１】
Ｒ１５及びＲ１６が両方Ｈである、請求項２０に記載の化合物。
【請求項２２】
Ａ１がフェニレンである、請求項１〜５及び１２〜２１のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項２３】
Ａ１が１，４−フェニレンである、請求項２２に記載の化合物。
【請求項２４】
Ｙ２がＣＲ７Ｒ８であるか、又はＮＲ９（式中、Ｒ９はＨでない）である、請求項１〜２３のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項２５】
Ｙ２がＣＲ７Ｒ８であるか、又はＮＲ９（式中、Ｒ９はＨでない）である、請求項１〜２３のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項２６】
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（ベンゾ［ｄ］チアゾール−２−イルアミノ）メチル）ベンズアミド；
４−（（１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルアミノ）メチル）−Ｎ−（２−アミノフェニル）ベンズアミド；
４−（（１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルチオ）メチル）−Ｎ−（２−アミノフェニル）ベンズアミド；
４−（（３Ｈ−イミダゾ［４，５−ｂ］ピリジン−２−イルオキシ）メチル）−Ｎ−（２−アミノフェニル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルアミノ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルオキシ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルチオ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルフィニル）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルホニル）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−３−フルオロ−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルアミノ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−３−フルオロ−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルオキシ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−３−フルオロ−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルチオ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−３−フルオロ−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルフィニル）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−３−フルオロ−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルホニル）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（６−メトキシ−１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルアミノ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（６−メトキシ−１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルオキシ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（６−メトキシ−１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルチオ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（６−メトキシ−１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルフィニル）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（６−メトキシ−１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルホニル）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノ−４−フルオロフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルアミノ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノ−４−フルオロフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルオキシ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノ−４−フルオロフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルチオ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノ−４−フルオロフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルフィニル）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノ−４−フルオロフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルホニル）メチル）ベンズアミド；
３−アセトアミド−Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルアミノ）メチル）ベンズアミド；
３−アセトアミド−Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルオキシ）メチル）ベンズアミド；
３−アセトアミド−Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルチオ）メチル）ベンズアミド；
３−アセトアミド−Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルフィニル）メチル）ベンズアミド；
３−アセトアミド−Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−メチル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルホニル）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−（ピペリジン−３−イル）−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルアミノ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−（ピペリジン−３−イル）−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルオキシ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−（ピペリジン−３−イル）−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルチオ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−（ピペリジン−３−イル）−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルフィニル）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−（ピペリジン−３−イル）−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルホニル）メチル）ベンズアミド；
４−（（１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルフィニル）メチル）−Ｎ−（２−アミノフェニル）ベンズアミド；
４−（（１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルスルホニル）メチル）−Ｎ−（２−アミノフェニル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−イソプロピル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルチオ）メチル）ベンズアミド；
Ｎ−（２−アミノフェニル）−４−（（１−シクロヘキシル−１Ｈ−ベンゾ［ｄ］イミダゾール−２−イルチオ）メチル）ベンズアミド；
４−（（３Ｈ−イミダゾ［４，５−ｂ］ピリジン−２−イルチオ）メチル）−Ｎ−（２−アミノフェニル）ベンズアミド；
４−（（３Ｈ−イミダゾ［４，５−ｃ］ピリジン−２−イルチオ）メチル）−Ｎ−（２−アミノフェニル）ベンズアミド；
４−（（３Ｈ−イミダゾ［４，５−ｃ］ピリジン−２−イルオキシ）メチル）−Ｎ−（２−アミノフェニル）ベンズアミド；及び
５−（（３Ｈ−イミダゾ［４，５−ｂ］ピリジン−２−イルオキシ）メチル）−Ｎ−（２−アミノフェニル）チオフェン−２−カルボキサミド、
から成る群より選ばれる、化合物。
【請求項２７】
化合物が、医薬上許容され得る塩の形態である、請求項１〜２６のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項２８】
化合物が、立体異性体の混合物で存在する、請求項１〜２７のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項２９】
化合物が、単一の立体異性体を含む、請求項１〜２７のいずれか１項に記載の化合物。
【請求項３０】
有効成分として請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を含む、医薬組成物。
【請求項３１】
組成物が、経口投与に適した固体製剤である、請求項３０に記載の医薬組成物。
【請求項３２】
組成物が、経口投与に適した液体製剤である、請求項３０に記載の医薬組成物。
【請求項３３】
組成物が、錠剤である、請求項３０に記載の医薬組成物。
【請求項３４】
組成物が、非経口投与に適した液体製剤である、請求項３０に記載の医薬組成物。
【請求項３５】
組成物が、経口、非経口、腹腔内、静脈内、動脈内、経皮、舌下、筋肉内、直腸内、口腔内、鼻腔内、リポソーム、吸入経由、膣内、眼内、局所送達経由、皮下、脂肪内、関節内、及びくも膜下腔内からなる群より選ばれる経路による投与に適している、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を含む、医薬組成物。
【請求項３６】
請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物；及び
該化合物が投与される疾患状態の表示、該化合物の保存情報、投薬情報及び該化合物の投与方法についての指示からなる群より選ばれる１つ以上の形態の情報を含む説明書、
を含む、キット。
【請求項３７】
キットが化合物を複数回投与形態で含む、請求項３６に記載のキット。
【請求項３８】
請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物；及び
包装材料、
を含む、製品。
【請求項３９】
包装材料が、化合物の収容のための容器を含む、請求項３８に記載の製品。
【請求項４０】
容器が、化合物が投与される疾患状態、保存情報、投薬情報及び／又は組成物の投与方法についての指示からなる群の１つ以上の要素を示すラベルを含む、請求項３９に記載の製品。
【請求項４１】
化合物を複数回投与形態で含む、請求項３８に記載の製品。
【請求項４２】
請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を被検体に投与することを含む、治療方法。
【請求項４３】
ヒストンデアセチラーゼと請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物とを接触させることを含む、ヒストンデアセチラーゼの阻害方法。
【請求項４４】
インビボでヒストンデアセチラーゼを阻害するために、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を被検体内に存在させることを含む、ヒストンデアセチラーゼの阻害方法。
【請求項４５】
インビボで第二の化合物に変換される第一の化合物を被検体に投与することを含み、該第二の化合物がヒストンデアセチラーゼをインビボで阻害する、ヒストンデアセチラーゼの阻害方法であって、該第二の化合物は、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物である、方法。
【請求項４６】
ヒストンデアセチラーゼが疾患状態の病理学及び／又は症候学に寄与する活性を有する疾患状態の治療方法であって、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を該疾患状態に対する治療有効量で被検体内に存在させることを含む、方法。
【請求項４７】
ヒストンデアセチラーゼが疾患状態の病理学及び／又は症候学に寄与する活性を有する疾患状態の治療方法であって、インビボで請求項１〜２９のいずれか１項に記載の第二の化合物に変換される第一の化合物を被検体に投与することを含み、該第二の化合物が、疾患状態に対して治療有効量で被験者中に存在する、方法。
【請求項４８】
ヒストンデアセチラーゼが疾患状態の病理学及び／又は症候学に寄与する活性を有する疾患状態の治療方法であって、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を投与することを含み、該化合物が、疾患状態に対して治療有効量で被験者中に存在する、方法。
【請求項４９】
癌の治療方法であって、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の組成物を、該治療方法を必要としている哺乳動物種に投与することを含む、方法。
【請求項５０】
癌が、扁平上皮癌、星状細胞腫、カポジ肉腫、グリア芽腫、非小細胞肺癌、膀胱癌、頭頸部癌、黒色腫、卵巣癌、前立腺癌、乳癌、小細胞肺癌、神経膠腫、結腸直腸癌、泌尿生殖器癌及び消化管癌からなる群より選ばれる、請求項４９の方法。
【請求項５１】
炎症、炎症性腸疾患、乾癬、又は移植拒絶反応の治療方法であって、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を、該治療方法を必要としている哺乳動物種に投与することを含む、方法。
【請求項５２】
関節炎の治療方法であって、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を、該治療方法を必要としている哺乳動物種に投与することを含む、方法。
【請求項５３】
眼の変性疾患の治療方法であって、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を、該治療方法を必要としている哺乳動物種に投与することを含む、方法。
【請求項５４】
多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、甲状腺新生物又はアルツハイマー病の治療方法であって、請求項１〜２９のいずれか１項に記載の化合物を、該治療方法を必要としている哺乳動物種に投与することを含む、方法。
【請求項５５】
式
【化１２】
を有する化合物を、式
【化１３】
を有するフェニレンジアミン化合物に、式
【化１４】
を有する化合物を形成する条件下で結合させることを含む、方法
［式中
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ａ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、アリーレン、及びヘテロアリーレンからなる群より選ばれ；
Ｌは、Ｃ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜１０個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーであり；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；
Ｒ７及びＲ８は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、又は、Ｒ８は、それが結合する炭素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；
Ｒ９は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ９は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；且つ
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在しない；
但し、（ａ）Ｙ２がＮＨで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−Ｓ−ＣＨ２−ではない；（ｂ）Ｙ２がＯで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−Ｏ−ＣＨ２−ではない；（ｃ）Ｙ２がＳで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ではない；（ｄ）Ｙ２がＳで；且つＲ１、Ｒ２、及びＲ３がすべてＨの場合；Ｌは−ＮＨ−ＣＨ２−ＣＨ＝ＣＨ−ではない；（ｅ）Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌがメチレンで；Ｒ１０が存在せず；Ｙ２がＮＨで；且つｐが１の場合、Ｒ６は５−Ｆ又は５−ＭｅＯではない：そして（ｆ）Ａ１が１，４−フェニレンで；Ｌはメチレンで；Ｒ１０が存在せず；Ｙ２がＮＨで；且つｐが２の場合、Ｒ６は５−Ｃｌ、６−Ｆ又は５−Ｆ、６−Ｃｌではない］。
【請求項５６】
式
【化１５】
を有するカルボン酸エステルを、式
【化１６】
を有するカルボン酸を生じるための条件下で転化することを更に含む、請求項５５の方法
［式中
Ｒａは、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール及びアリール（Ｃ１−１０）アルキルからなる群より選ばれる］。
【請求項５７】
Ｌが＊ＮＨ−ＣＨ２−Ｌａである、請求項５６の方法
［式中
＊はＬの、Ｙ２を含む５員環への結合点を示し、且つ
Ｌａは結合であるか、又はＣ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜８個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーである］。
【請求項５８】
式
【化１７】
を有する化合物を、式
【化１８】
を有する化合物と、式
【化１９】
を有する化合物を形成するための条件下で反応させることを更に含む、請求項５７の方法。
【請求項５９】
Ｌが＊ＸＣＨ２Ｌａである、請求項５６の方法
［式中
＊はＬの、Ｙ２を含む５員環への結合点を示し、
ＸはＯ又はＳであり；且つ
Ｌａは結合であるか、又はＣ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜８個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーである］。
【請求項６０】
式
【化２０】
を有する化合物を、式
【化２１】
を有する化合物と、式
【化２２】
を有する化合物を形成するための条件下で反応させることを更に含む、請求項５９の方法。
【請求項６１】
ＸがＯである、請求項６０の方法。
【請求項６２】
ＸがＳである、請求項６０の方法。
【請求項６３】
式
【化２３】
を有する化合物のスルフィドを、式
【化２４】
を有する、対応するスルホキシド化合物を生じるための条件下で酸化することを更に含む、請求項６２の方法。
【請求項６４】
式
【化２５】
を有する化合物のスルフィドを、式
【化２６】
を有する、対応するスルホン化合物を生じるための条件下で酸化することを更に含む、請求項６２の方法。
【請求項６５】
Ｌａが結合である、請求項５７〜６４のいずれか１項の方法。
【請求項６６】
Ｒａがメチルである、請求項５６〜５８及び６０〜６２のいずれか１項の方法。
【請求項６７】
Ｒ１及びＲ２のうち、少なくとも１つがＨである、請求項５５〜６６のいずれか１項の方法。
【請求項６８】
Ｒ１及びＲ２が両方Ｈである、請求項６７の方法。
【請求項６９】
Ｒ３がＨである、請求項５５〜６８のいずれか１項の方法。
【請求項７０】
Ｒ４が、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ３−５）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−５）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−３）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−３）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、及びイミノである、請求項５５〜６９のいずれか１項の方法。
【請求項７１】
Ｒ４が水素である、請求項５７〜５８及び６６〜７０のいずれか１項の方法。
【請求項７２】
Ａ１がフェニレンである、請求項５５〜７１のいずれか１項の方法。
【請求項７３】
Ａ１が１，４−フェニレンである、請求項５５〜７１のいずれか１項の方法。
【請求項７４】
Ｙ２がＣＲ７Ｒ８であるか、又はＮＲ９（式中、Ｒ９はＨでない）である、請求項５５〜７３のいずれか１項の方法。
【請求項７５】
Ｙ２がＣＲ７Ｒ８であるか、又はＮＲ９（式中、Ｒ９はＨでない）である、請求項５５〜７３のいずれか１項の方法。
【請求項７６】
式
【化２７】
を有する、化合物
［Ａ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、アリーレン、及びヘテロアリーレンからなる群より選ばれ；
Ｌは、Ｃ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜１０個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーであり；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
Ｒａは、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール及びアリール（Ｃ１−１０）アルキルからなる群より選ばれ；
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在せず；且つ
Ｒ１３、Ｒ１３’、Ｒ１４、及びＲ１４’は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ニトロ、シアノ、チオ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、（Ｃ１−１０）アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）ビシクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−１０）アルキル、ハロ（Ｃ１−１０）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、アミノ（Ｃ１−１０）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、及びヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリールからなる群よりそれぞれ独立して選ばれるか、或いは、Ｒ１３及びＲ１４が一緒になって環を形成するか、又は、Ｒ１３’及びＲ１４’は、それらが結合する原子が二重結合の一部を形成するとき、存在しない］。
【請求項７７】
式
【化２８】
を有する、化合物
［ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ａ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、アリーレン、及びヘテロアリーレンからなる群より選ばれ；
Ｌａは結合であるか、又はＣ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜８個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーであり；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；且つ
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在しない］。
【請求項７８】
式
【化２９】
を有する、化合物
［式中
ｐは、０、１、２、３、又は４であり；
Ａ１は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキレン、アリーレン、及びヘテロアリーレンからなる群より選ばれ；
Ｌａは結合であるか、又はＣ、Ｎ、Ｏ、又はＳを含む原子１〜８個の骨格鎖を含み、且つハロ、ハロ（Ｃ１−６）アルキル、アミノ、ニトロ、シアノ、チオ、（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキル（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、（Ｃ１−６）アルキルへテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−７）シクロアルキル（Ｃ１−６）アルキル、（Ｃ１−６）へテロアルキル、アリール、（Ｃ１−６）アルキルアリール、アリール（Ｃ１−６）アルキル、ヘテロアリール、（Ｃ１−６）アルキルへテロアリール、ヘテロアリール（Ｃ１−６）アルキル、カルボニル（Ｃ１−６）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−５）アルキル、スルホニル（Ｃ１−６）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−６）アルキル、及びイミノ（Ｃ１−６）アルキルからなる群より選ばれる置換基で置換されていてもよいリンカーであり；
Ｙ２は、ＣＲ７Ｒ８、ＮＲ９、Ｏ、及びＳからなる群より選ばれ；
それぞれのＲ６は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれ；且つ
Ｒ１０は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれるか、又は、Ｒ１０は、それが結合する窒素が二重結合の一部を形成するとき、存在しない］
【請求項７９】
ＸがＯである、請求項７８の化合物。
【請求項８０】
ＸがＳである、請求項７８の化合物。
【請求項８１】
式
【化３０】
を有する、化合物
［式中
ｎは、０、１、２、３、又は４であり；
Ｒ１及びＲ２は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群よりそれぞれ独立して選ばれ；
Ｒ３は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル（Ｃ１−５）アルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、ヘテロ（Ｃ４−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール（Ｃ１−５）アルキル、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アミノ、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より選ばれ；且つ
それぞれのＲ４は、それぞれ置換されているか又は置換されていない、水素、ハロ、パーハロ（Ｃ１−１０）アルキル、アミノ、シアノ、ニトロ、チオ、（Ｃ１−１０）アルキル、（Ｃ３−１２）シクロアルキル、ヘテロ（Ｃ３−１２）シクロアルキル、アリール（Ｃ１−１０）アルキル、ヘテロアリール（Ｃ１−５）アルキル、（Ｃ９−１２）ビシクロアリール、ヘテロ（Ｃ８−１２）ビシクロアリール、カルボニル（Ｃ１−３）アルキル、チオカルボニル（Ｃ１−３）アルキル、スルホニル（Ｃ１−３）アルキル、スルフィニル（Ｃ１−３）アルキル、イミノ（Ｃ１−３）アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルケニル、アルキニル、カルボニル、イミノ、スルホニル、及びスルフィニルからなる群より独立して選ばれる］。
【請求項８２】
Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３、及びＲ４がすべて水素である、請求項８１の化合物。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【公表番号】特表２００９−５２５９５５（Ｐ２００９−５２５９５５Ａ）
【公表日】平成２１年７月１６日（２００９．７．１６）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００８−５５０４３４（Ｐ２００８−５５０４３４）
【出願日】平成１９年１月１１日（２００７．１．１１）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＵＳ２００７／０００８７０
【国際公開番号】ＷＯ２００７／０８４３９０
【国際公開日】平成１９年７月２６日（２００７．７．２６）
【出願人】（５０４３４４２６６）タケダ サン ディエゴ インコーポレイテッド (29)
【Ｆターム（参考）】
【公表日】平成２１年７月１６日（２００９．７．１６）
【国際特許分類】
【出願日】平成１９年１月１１日（２００７．１．１１）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＵＳ２００７／０００８７０
【国際公開番号】ＷＯ２００７／０８４３９０
【国際公開日】平成１９年７月２６日（２００７．７．２６）
【出願人】（５０４３４４２６６）タケダ サン ディエゴ インコーポレイテッド (29)
【Ｆターム（参考）】
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