説明

ベンゼンスルホニル−クロマン、チオクロマン、テトラヒドロナフタレン、および関連するガンマセクレターゼインヒビター

式(I)の新規ガンマセクレターゼインヒビター:またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物もしくはエステルが開示され、式中、L、n、X、Ar、Y、Z、QおよびQは、本明細書中に定義されるとおりである。式1.0の化合物を用いて、ガンマセクレターゼを阻害するための方法、アルツハイマー病を治療するための方法、1つ以上の神経変性疾患を治療する方法、および神経組織(例えば、脳)内、神経組織上または神経組織周辺においてアミロイドタンパク質(例えば、アミロイドベータタンパク質)の沈着を阻害する方法も開示される。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の式:
【化853】

の化合物またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物もしくはエステルであって、式中:
Xは、−C(R−、−O−、−S−、−S(O)−、−NR−および−N(C(O)R)−からなる群から選択され;
点線
【化854−1】

は、YとZとの間の任意の結合を表し;
Yは、NおよびCHおよびCからなる群から選択され、YがNであるとき、該任意の結合は、存在せず、YがCHであるとき、該任意の結合は、存在せず、YがCであるとき、該任意の結合は、存在し;
Zは:CH、CおよびNからなる群から選択されるが、ただし、YとZの両方が、Nではなく、ZがNであるとき、該任意の結合は、存在せず、ZがCHであるとき、該任意の結合は、存在せず、ZがCであるとき、該任意の結合は、存在し;
Qは、環AおよびQに縮合された5〜8員環を表し、式中、YおよびZは、上で定義されたとおりであり、残りのQの環員は、−CH−基であり、1つの例では、Qは、5〜7員環であり、別の例では、Qは、5〜6員環であり、別の例では、Qは、5員環であり、別の例では、Qは、6員環であり、好ましくは、Qは、6員環であり;
は、環Qに縮合された5〜7員環(YおよびZを含む)であり、該Q環は、N、O、S、S(O)およびS(O)からなる群から選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含むか;または
は、環Qに縮合された5〜7員環(YおよびZを含む)であり、該Q環は、N、O、S、S(O)およびS(O)からなる群から選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含み;かつ該Q環は:R置換基からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換され;
各Rは、独立して、Hおよびアルキルからなる群から選択され;
は:Hおよびアルキルからなる群から選択され;
各R置換基は、独立して:(1)アルキル、(2)アルコキシアルキル−、(3)ヒドロキシアルキル、(4)−OR、(5)アリールアルキル−、(6)=O、(7)置換アリールアルキル−、(8)アルケニル、(9)ヘテロシクロアルキルアルキル−、(10)−アルキル−C(O)OH、(11)−アルキル−NR(式中、RおよびRは、各々独立して:Hおよびアルキルからなる群から選択される)、(12)−アルキル−C(O)NR(式中、RおよびRは、(11)において定義したとおりである)、(13)アリールアルケニル−、(14)−アルキル−C(O)OR(式中、Rは、CからCアルキル基である)、(15)置換アリールアルケニル−(該置換アリールアルケニル−は:−OR、−NR、−CF、−CN、−C(O)および−C(O)NRからなる群から独立して選択される(式中、RおよびRは、(11)において定義したとおりである))からなる群から選択される、1〜3個の置換基で置換され;または
同じ炭素に結合している2つのR基が、それらが結合している炭素と一体となって、シクロアルキル環を形成するか、またはシクロアルケニル環を形成し;
Arは:(a)非置換アリール、(b)1つ以上のL基で置換されたアリール、(c)非置換ヘテロアリール、および(d)1つ以上のL基で置換された置換ヘテロアリールからなる群から選択され;
各Lは、独立して:ハロゲン、アルキル、−CN、−CF、−O−(C−C)アルキル、−O−(ハロ(C−C)アルキル)、−C(O)−O−(C−C)アルキル、−アルキレン−OH、ハロ(C−C)アルキル、ヒドロキシアルコキシ−およびアルコキシアルコキシ−からなる群から選択され;および
nは、0、1、2または3である、
化合物またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物もしくはエステル。
【請求項2】
Yが、CHであり、Zが、CHであり、Qが、窒素原子および−S(O)−基を含む6員環である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Yが、CHであり、Zが、CHであり、Qが、6員環であり、Qが、窒素原子および−S(O)−基を含む6員環である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Yが、CHであり、Zが、CHであり、Qが、窒素原子および−S(O)−基を含む6員環であり、該Q環が、1〜3個の置換基で置換される、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
Yが、CHであり、Zが、CHであり、Qが、6員環であり、Qが、窒素原子および−S(O)−基を含む6員環であり、該Q環が、1〜3個の置換基で置換される、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
Yが、CHであり、Zが、CHであり、Qが、酸素原子を含む5員環である、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
Yが、CHであり、Zが、CHであり、Qが、6員環であり、Qが、酸素原子を含む5員環である、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
Yが、CHであり、Zが、CHであり、Qが、酸素原子を含む5員環であり、該Q環が、1〜3個の置換基で置換される、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
Yが、CHであり、Zが、CHであり、Qが、6員環であり、Qが、酸素原子を含む5員環であり、該Q環が、1〜3個の置換基で置換される、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
Yが、CHであり、Zが、CHであり、Qが、窒素原子を含む5員環である、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
Yが、CHであり、Zが、CHであり、Qが、6員環であり、Qが、窒素原子を含む5員環である、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
Yが、CHであり、Zが、CHであり、Qが、窒素原子を含む5員環であり、該Q環が、1〜3個の置換基で置換される、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
Yが、CHであり、Zが、CHであり、Qが、6員環であり、Qが、窒素原子を含む5員環であり、該Q環が、1〜3個の置換基で置換される、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
Yが、Cであり、Zが、Cであり、YとZとの間の前記任意の結合が、存在し、Qが、6員環であり、Qが、窒素原子を含む5員環である、請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
Yが、Cであり、Zが、Cであり、YとZとの間の前記任意の結合が、存在し、Qが、窒素原子を含む5員環であり、該Q環が、1〜3個の置換基で置換される、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
Yが、Cであり、Zが、Cであり、YとZとの間の前記任意の結合が、存在し、Qが、6員環であり、Qが、窒素原子を含む5員環であり、該Q環が、1〜3個の置換基で置換される、請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
Yが、CHであり、Zが、CHであり、Qが、6員環であり、Qが、窒素原子を含む6員環である、請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
Yが、CHであり、Zが、CHであり、Qが、6員環であり、Qが、窒素原子を含む6員環であり、該Q環が、式1.0において定義される1〜3個の置換基で置換される、請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
Yが、Nであり、Zが、CHであり、Qが、6員環であり、Qが、Yにおける窒素原子に加えて窒素原子を含む6員環である、請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
Yが、Nであり、Zが、CHであり、Qが、6員環であり、Qが、Yにおける窒素原子に加えて窒素原子を含む6員環であり、該Q環が式1.0において定義される1〜3個の置換基で置換される、請求項1に記載の化合物。
【請求項21】
Xが、Oである、請求項1に記載の化合物。
【請求項22】
が、ハロである、請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
nが、2であり、各Lが、同じかまたは異なるハロである、請求項1に記載の化合物。
【請求項24】
nが、2であり、Lが、Fである、請求項1に記載の化合物。
【請求項25】
Xが、Oであり、nが、2であり、Lが、Fである、請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
Arが、フェニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項27】
Arが、ハロで置換されたフェニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項28】
Arが、少なくとも1つのClで置換されたフェニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項29】
Arが、−CF基で置換されたフェニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項30】
Arが、シアノ基で置換されたフェニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項31】
Xが、Oであり、nが、2であり、各Lが、同じかまたは異なるハロであり、Arが、1つの−CFで置換されたフェニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項32】
Xが、Oであり、nが、2であり、Lが、Fであり、Arが、1つの−CFで置換されたフェニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項33】
Xが、Oであり、nが、2であり、各Lが、同じかまたは異なるハロであり、Arが、1つの−CNで置換されたフェニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項34】
Xが、Oであり、nが、2であり、Lが、Fであり、Arが、1つの−CNで置換されたフェニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項35】
Xが、Oであり、nが、2であり、Lが、Fであり、Arが、1つのClで置換されたフェニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項36】
nが、3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項37】
前記化合物が、式:
【化854−2】

の化合物からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項38】
式:
【化854−3】

の化合物からなる群から選択され、すべての置換基が、式(1.0)について定義されたとおりであり、式中、該化合物
【化854−4】

において、nが、2であり、L基が、互いにパラである、請求項1に記載の化合物。
【請求項39】
化合物
【化854−5】

からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項40】
精製された形態の、請求項1に記載の化合物。
【請求項41】
前記化合物が、化合物4aである、請求項1に記載の化合物。
【請求項42】
前記化合物が、化合物4bである、請求項1に記載の化合物。
【請求項43】
前記化合物が、化合物5aである、請求項1に記載の化合物。
【請求項44】
前記化合物が、化合物5a1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項45】
前記化合物が、化合物5bである、請求項1に記載の化合物。
【請求項46】
前記化合物が、化合物5b2ある、請求項1に記載の化合物。
【請求項47】
前記化合物が、化合物5b3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項48】
前記化合物が、化合物5b4である、請求項1に記載の化合物。
【請求項49】
前記化合物が、化合物5b5である、請求項1に記載の化合物。
【請求項50】
前記化合物が、化合物5cである、請求項1に記載の化合物。
【請求項51】
前記化合物が、化合物5dである、請求項1に記載の化合物。
【請求項52】
前記化合物が、化合物5eである、請求項1に記載の化合物。
【請求項53】
前記化合物が、化合物6aである、請求項1に記載の化合物。
【請求項54】
前記化合物が、化合物6bである、請求項1に記載の化合物。
【請求項55】
前記化合物が、化合物7aである、請求項1に記載の化合物。
【請求項56】
前記化合物が、化合物7bである、請求項1に記載の化合物。
【請求項57】
前記化合物が、化合物7dである、請求項1に記載の化合物。
【請求項58】
前記化合物が、化合物7eである、請求項1に記載の化合物。
【請求項59】
前記化合物が、化合物7fである、請求項1に記載の化合物。
【請求項60】
前記化合物が、化合物7gである、請求項1に記載の化合物。
【請求項61】
前記化合物が、化合物8aである、請求項1に記載の化合物。
【請求項62】
前記化合物が、化合物8a1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項63】
前記化合物が、化合物8b1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項64】
前記化合物が、化合物8bである、請求項1に記載の化合物。
【請求項65】
前記化合物が、化合物8c1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項66】
前記化合物が、化合物8cである、請求項1に記載の化合物。
【請求項67】
前記化合物が、化合物8dである、請求項1に記載の化合物。
【請求項68】
前記化合物が、化合物8d1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項69】
前記化合物が、化合物8d2である、請求項1に記載の化合物。
【請求項70】
前記化合物が、化合物8eである、請求項1に記載の化合物。
【請求項71】
前記化合物が、化合物8e1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項72】
前記化合物が、化合物8fである、請求項1に記載の化合物。
【請求項73】
前記化合物が、化合物8gである、請求項1に記載の化合物。
【請求項74】
前記化合物が、化合物8hである、請求項1に記載の化合物。
【請求項75】
前記化合物が、化合物10bである、請求項1に記載の化合物。
【請求項76】
前記化合物が、化合物11b1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項77】
前記化合物が、化合物11b2である、請求項1に記載の化合物。
【請求項78】
前記化合物が、化合物11b3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項79】
前記化合物が、化合物12b1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項80】
前記化合物が、化合物12b2である、請求項1に記載の化合物。
【請求項81】
前記化合物が、化合物12b3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項82】
前記化合物が、化合物13b1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項83】
前記化合物が、化合物13b2である、請求項1に記載の化合物。
【請求項84】
前記化合物が、化合物13b3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項85】
前記化合物が、化合物14b1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項86】
前記化合物が、化合物14b2である、請求項1に記載の化合物。
【請求項87】
前記化合物が、化合物14b3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項88】
前記化合物が、化合物16bである、請求項1に記載の化合物。
【請求項89】
前記化合物が、化合物17bである、請求項1に記載の化合物。
【請求項90】
前記化合物が、化合物20bである、請求項1に記載の化合物。
【請求項91】
前記化合物が、化合物28である、請求項1に記載の化合物。
【請求項92】
前記化合物が、化合物29である、請求項1に記載の化合物。
【請求項93】
前記化合物が、化合物30である、請求項1に記載の化合物。
【請求項94】
前記化合物が、化合物31である、請求項1に記載の化合物。
【請求項95】
前記化合物が、化合物33である、請求項1に記載の化合物。
【請求項96】
前記化合物が、化合物36である、請求項1に記載の化合物。
【請求項97】
前記化合物が、化合物36aである、請求項1に記載の化合物。
【請求項98】
前記化合物が、化合物36bである、請求項1に記載の化合物。
【請求項99】
前記化合物が、化合物36cである、請求項1に記載の化合物。
【請求項100】
前記化合物が、化合物36dである、請求項1に記載の化合物。
【請求項101】
前記化合物が、化合物36eである、請求項1に記載の化合物。
【請求項102】
前記化合物が、化合物36fである、請求項1に記載の化合物。
【請求項103】
前記化合物が、化合物37である、請求項1に記載の化合物。
【請求項104】
前記化合物が、化合物38である、請求項1に記載の化合物。
【請求項105】
前記化合物が、化合物40である、請求項1に記載の化合物。
【請求項106】
前記化合物が、化合物41である、請求項1に記載の化合物。
【請求項107】
前記化合物が、化合物42である、請求項1に記載の化合物。
【請求項108】
前記化合物が、化合物42aである、請求項1に記載の化合物。
【請求項109】
前記化合物が、化合物42bである、請求項1に記載の化合物。
【請求項110】
前記化合物が、化合物43である、請求項1に記載の化合物。
【請求項111】
前記化合物が、化合物44である、請求項1に記載の化合物。
【請求項112】
前記化合物が、化合物45である、請求項1に記載の化合物。
【請求項113】
前記化合物が、化合物46である、請求項1に記載の化合物。
【請求項114】
前記化合物が、化合物47である、請求項1に記載の化合物。
【請求項115】
前記化合物が、化合物48である、請求項1に記載の化合物。
【請求項116】
前記化合物が、化合物49である、請求項1に記載の化合物。
【請求項117】
前記化合物が、化合物50である、請求項1に記載の化合物。
【請求項118】
前記化合物が、化合物51である、請求項1に記載の化合物。
【請求項119】
前記化合物が、式1.0の化合物の溶媒和物である、請求項1に記載の化合物。
【請求項120】
前記化合物の溶媒和物である、請求項38に記載の化合物。
【請求項121】
前記化合物の溶媒和物である、請求項39に記載の化合物。
【請求項122】
請求項1に記載の化合物および薬学的に許容可能なキャリアを含む、薬学的組成物。
【請求項123】
請求項39に記載の化合物および薬学的に許容可能なキャリアを含む、薬学的組成物。
【請求項124】
請求項1に記載の化合物の溶媒和物および薬学的に許容可能なキャリアを含む、薬学的組成物。
【請求項125】
請求項39に記載の化合物の溶媒和物および薬学的に許容可能なキャリアを含む、薬学的組成物。
【請求項126】
薬学的に許容可能なキャリア、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物、ならびに:BACEインヒビター、ムスカリンアンタゴニスト、コリンエステラーゼインヒビター;ガンマセクレターゼインヒビター;ガンマセクレターゼモジュレーター;HMG−CoAレダクターゼインヒビター;非ステロイド性抗炎症剤;N−メチル−D−アスパラギン酸レセプターアンタゴニスト;抗アミロイド抗体;ビタミンE;ニコチン性アセチルコリンレセプターアゴニスト;CB1レセプターインバースアゴニストまたはCB1レセプターアンタゴニスト;抗生物質;成長ホルモン分泌促進物質;ヒスタミンH3アンタゴニスト;AMPAアゴニスト;PDE4インヒビター;GABAインバースアゴニスト;アミロイド凝集のインヒビター;グリコーゲンシンターゼキナーゼベータインヒビター;アルファセクレターゼ活性の促進剤;PDE−10インヒビターおよびコレステロール吸収インヒビターからなる群から選択される有効量の1つ以上の他の薬学的に活性な成分を含む、薬学的組成物。
【請求項127】
薬学的に許容可能なキャリア、有効量の請求項1に記載の1つ以上の化合物、および有効量の1つ以上のBACEインヒビターを含む、薬学的組成物。
【請求項128】
薬学的に許容可能なキャリア、有効量の請求項39に記載の1つ以上の化合物、ならびに:BACEインヒビター、ムスカリンアンタゴニスト、コリンエステラーゼインヒビター;ガンマセクレターゼインヒビター;ガンマセクレターゼモジュレーター;HMG−CoAレダクターゼインヒビター;非ステロイド性抗炎症剤;N−メチル−D−アスパラギン酸レセプターアンタゴニスト;抗アミロイド抗体;ビタミンE;ニコチン性アセチルコリンレセプターアゴニスト;CB1レセプターインバースアゴニストまたはCB1レセプターアンタゴニスト;抗生物質;成長ホルモン分泌促進物質;ヒスタミンH3アンタゴニスト;AMPAアゴニスト;PDE4インヒビター;GABAインバースアゴニスト;アミロイド凝集のインヒビター;グリコーゲンシンターゼキナーゼベータインヒビター;アルファセクレターゼ活性の促進剤;PDE−10インヒビターおよびコレステロール吸収インヒビターからなる群から選択される有効量の1つ以上の他の薬学的に活性な成分を含む、薬学的組成物。
【請求項129】
薬学的に許容可能なキャリア、有効量の請求項39に記載の1つ以上の化合物、および有効量の1つ以上のBACEインヒビターを含む、薬学的組成物。
【請求項130】
治療を必要とする患者において、ガンマセクレターゼを阻害する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項1に記載の化合物を投与する工程を含む、方法。
【請求項131】
治療を必要とする患者において、ガンマセクレターゼを阻害する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項39に記載の化合物を投与する工程を含む、方法。
【請求項132】
治療を必要とする患者において、ガンマセクレターゼを阻害する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項1に記載の化合物、ならびに:BACEインヒビター、ムスカリンアンタゴニスト、コリンエステラーゼインヒビター;ガンマセクレターゼインヒビター;ガンマセクレターゼモジュレーター;HMG−CoAレダクターゼインヒビター;非ステロイド性抗炎症剤;N−メチル−D−アスパラギン酸レセプターアンタゴニスト;抗アミロイド抗体;ビタミンE;ニコチン性アセチルコリンレセプターアゴニスト;CB1レセプターインバースアゴニストまたはCB1レセプターアンタゴニスト;抗生物質;成長ホルモン分泌促進物質;ヒスタミンH3アンタゴニスト;AMPAアゴニスト;PDE4インヒビター;GABAインバースアゴニスト;アミロイド凝集のインヒビター;グリコーゲンシンターゼキナーゼベータインヒビター;アルファセクレターゼ活性の促進剤;PDE−10インヒビターおよびコレステロール吸収インヒビターからなる群から選択される有効量の他の薬学的に活性な成分を投与する工程を含む、方法。
【請求項133】
治療を必要とする患者において、ガンマセクレターゼを阻害する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項39に記載の化合物、ならびに:BACEインヒビター、ムスカリンアンタゴニスト、コリンエステラーゼインヒビター;ガンマセクレターゼインヒビター;ガンマセクレターゼモジュレーター;HMG−CoAレダクターゼインヒビター;非ステロイド性抗炎症剤;N−メチル−D−アスパラギン酸レセプターアンタゴニスト;抗アミロイド抗体;ビタミンE;ニコチン性アセチルコリンレセプターアゴニスト;CB1レセプターインバースアゴニストまたはCB1レセプターアンタゴニスト;抗生物質;成長ホルモン分泌促進物質;ヒスタミンH3アンタゴニスト;AMPAアゴニスト;PDE4インヒビター;GABAインバースアゴニスト;アミロイド凝集のインヒビター;グリコーゲンシンターゼキナーゼベータインヒビター;アルファセクレターゼ活性の促進剤;PDE−10インヒビターおよびコレステロール吸収インヒビターからなる群から選択される有効量の他の薬学的に活性な成分を投与する工程を含む、方法。
【請求項134】
治療を必要とする患者において、ガンマセクレターゼを阻害する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項1に記載の化合物、およびBACEインヒビターからなる群から選択される有効量の他の薬学的に活性な成分を投与する工程を含む、方法。
【請求項135】
治療を必要とする患者において、ガンマセクレターゼを阻害する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項39に記載の化合物、およびBACEインヒビターからなる群から選択される有効量の他の薬学的に活性な成分を投与する工程を含む、方法。
【請求項136】
治療を必要とする患者において、1つ以上の神経変性疾患を治療する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項1に記載の化合物を投与する工程を含む、方法。
【請求項137】
治療を必要とする患者において、1つ以上の神経変性疾患を治療する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項39に記載の化合物を投与する工程を含む、方法。
【請求項138】
治療を必要とする患者において、1つ以上の神経変性疾患を治療する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項1に記載の化合物、ならびに:BACEインヒビター、ムスカリンアンタゴニスト、コリンエステラーゼインヒビター;ガンマセクレターゼインヒビター;ガンマセクレターゼモジュレーター;HMG−CoAレダクターゼインヒビター;非ステロイド性抗炎症剤;N−メチル−D−アスパラギン酸レセプターアンタゴニスト;抗アミロイド抗体;ビタミンE;ニコチン性アセチルコリンレセプターアゴニスト;CB1レセプターインバースアゴニストまたはCB1レセプターアンタゴニスト;抗生物質;成長ホルモン分泌促進物質;ヒスタミンH3アンタゴニスト;AMPAアゴニスト;PDE4インヒビター;GABAインバースアゴニスト;アミロイド凝集のインヒビター;グリコーゲンシンターゼキナーゼベータインヒビター;アルファセクレターゼ活性の促進剤;PDE−10インヒビターおよびコレステロール吸収インヒビターからなる群から選択される有効量の他の薬学的に活性な成分を投与する工程を含む、方法。
【請求項139】
治療を必要とする患者において、1つ以上の神経変性疾患を治療する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項39に記載の化合物、ならびに:BACEインヒビター、ムスカリンアンタゴニスト、コリンエステラーゼインヒビター;ガンマセクレターゼインヒビター;ガンマセクレターゼモジュレーター;HMG−CoAレダクターゼインヒビター;非ステロイド性抗炎症剤;N−メチル−D−アスパラギン酸レセプターアンタゴニスト;抗アミロイド抗体;ビタミンE;ニコチン性アセチルコリンレセプターアゴニスト;CB1レセプターインバースアゴニストまたはCB1レセプターアンタゴニスト;抗生物質;成長ホルモン分泌促進物質;ヒスタミンH3アンタゴニスト;AMPAアゴニスト;PDE4インヒビター;GABAインバースアゴニスト;アミロイド凝集のインヒビター;グリコーゲンシンターゼキナーゼベータインヒビター;アルファセクレターゼ活性の促進剤;PDE−10インヒビターおよびコレステロール吸収インヒビターからなる群から選択される有効量の他の薬学的に活性な成分を投与する工程を含む、方法。
【請求項140】
治療を必要とする患者において、1つ以上の神経変性疾患を治療する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項1に記載の化合物、および:BACEインヒビターからなる群から選択される有効量の他の薬学的に活性な成分を投与する工程を含む、方法。
【請求項141】
治療を必要とする患者において、1つ以上の神経変性疾患を治療する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項39に記載の化合物、および:BACEインヒビターからなる群から選択される有効量の他の薬学的に活性な成分を投与する工程を含む、方法。
【請求項142】
治療を必要とする患者において、神経組織内、神経組織上または神経組織周辺においてアミロイドタンパク質の沈着を阻害する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項1に記載の化合物を投与する工程を含む、方法。
【請求項143】
治療を必要とする患者において、神経組織内、神経組織上または神経組織周辺においてアミロイドタンパク質の沈着を阻害する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項39に記載の化合物を投与する工程を含む、方法。
【請求項144】
治療を必要とする患者において、神経組織内、神経組織上または神経組織周辺においてアミロイドタンパク質の沈着を阻害する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項1に記載の化合物、ならびに:BACEインヒビター、ムスカリンアンタゴニスト、コリンエステラーゼインヒビター;ガンマセクレターゼインヒビター;ガンマセクレターゼモジュレーター;HMG−CoAレダクターゼインヒビター;非ステロイド性抗炎症剤;N−メチル−D−アスパラギン酸レセプターアンタゴニスト;抗アミロイド抗体;ビタミンE;ニコチン性アセチルコリンレセプターアゴニスト;CB1レセプターインバースアゴニストまたはCB1レセプターアンタゴニスト;抗生物質;成長ホルモン分泌促進物質;ヒスタミンH3アンタゴニスト;AMPAアゴニスト;PDE4インヒビター;GABAインバースアゴニスト;アミロイド凝集のインヒビター;グリコーゲンシンターゼキナーゼベータインヒビター;アルファセクレターゼ活性の促進剤;PDE−10インヒビターおよびコレステロール吸収インヒビターからなる群から選択される有効量の他の薬学的に活性な成分を投与する工程を含む、方法。
【請求項145】
治療を必要とする患者において、神経組織内、神経組織上または神経組織周辺においてアミロイドタンパク質の沈着を阻害する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項39に記載の化合物、ならびに:BACEインヒビター、ムスカリンアンタゴニスト、コリンエステラーゼインヒビター;ガンマセクレターゼインヒビター;ガンマセクレターゼモジュレーター;HMG−CoAレダクターゼインヒビター;非ステロイド性抗炎症剤;N−メチル−D−アスパラギン酸レセプターアンタゴニスト;抗アミロイド抗体;ビタミンE;ニコチン性アセチルコリンレセプターアゴニスト;CB1レセプターインバースアゴニストまたはCB1レセプターアンタゴニスト;抗生物質;成長ホルモン分泌促進物質;ヒスタミンH3アンタゴニスト;AMPAアゴニスト;PDE4インヒビター;GABAインバースアゴニスト;アミロイド凝集のインヒビター;グリコーゲンシンターゼキナーゼベータインヒビター;アルファセクレターゼ活性の促進剤;PDE−10インヒビターおよびコレステロール吸収インヒビターからなる群から選択される有効量の他の薬学的に活性な成分を投与する工程を含む、方法。
【請求項146】
治療を必要とする患者において、神経組織内、神経組織上または神経組織周辺においてアミロイドタンパク質の沈着を阻害する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項1に記載の化合物、および:BACEインヒビターからなる群から選択される有効量の他の薬学的に活性な成分を投与する工程を含む、方法。
【請求項147】
治療を必要とする患者において、神経組織内、神経組織上または神経組織周辺においてアミロイドタンパク質の沈着を阻害する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項39に記載の化合物、および:BACEインヒビターからなる群から選択される有効量の他の薬学的に活性な成分を投与する工程を含む、方法。
【請求項148】
治療を必要とする患者において、アルツハイマー病を治療する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項1に記載の化合物を投与する工程を含む、方法。
【請求項149】
治療を必要とする患者において、アルツハイマー病を治療する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項39に記載の化合物を投与する工程を含む、方法。
【請求項150】
治療を必要とする患者において、アルツハイマー病を治療する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項1に記載の化合物、ならびに:BACEインヒビター、ムスカリンアンタゴニスト、コリンエステラーゼインヒビター;ガンマセクレターゼインヒビター;ガンマセクレターゼモジュレーター;HMG−CoAレダクターゼインヒビター;非ステロイド性抗炎症剤;N−メチル−D−アスパラギン酸レセプターアンタゴニスト;抗アミロイド抗体;ビタミンE;ニコチン性アセチルコリンレセプターアゴニスト;CB1レセプターインバースアゴニストまたはCB1レセプターアンタゴニスト;抗生物質;成長ホルモン分泌促進物質;ヒスタミンH3アンタゴニスト;AMPAアゴニスト;PDE4インヒビター;GABAインバースアゴニスト;アミロイド凝集のインヒビター;グリコーゲンシンターゼキナーゼベータインヒビター;アルファセクレターゼ活性の促進剤;PDE−10インヒビターおよびコレステロール吸収インヒビターからなる群から選択される有効量の他の薬学的に活性な成分を投与する工程を含む、方法。
【請求項151】
治療を必要とする患者において、アルツハイマー病を治療する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項39に記載の化合物、ならびに:BACEインヒビター、ムスカリンアンタゴニスト、コリンエステラーゼインヒビター;ガンマセクレターゼインヒビター;ガンマセクレターゼモジュレーター;HMG−CoAレダクターゼインヒビター;非ステロイド性抗炎症剤;N−メチル−D−アスパラギン酸レセプターアンタゴニスト;抗アミロイド抗体;ビタミンE;ニコチン性アセチルコリンレセプターアゴニスト;CB1レセプターインバースアゴニストまたはCB1レセプターアンタゴニスト;抗生物質;成長ホルモン分泌促進物質;ヒスタミンH3アンタゴニスト;AMPAアゴニスト;PDE4インヒビター;GABAインバースアゴニスト;アミロイド凝集のインヒビター;グリコーゲンシンターゼキナーゼベータインヒビター;アルファセクレターゼ活性の促進剤;PDE−10インヒビターおよびコレステロール吸収インヒビターからなる群から選択される有効量の他の薬学的に活性な成分を投与する工程を含む、方法。
【請求項152】
治療を必要とする患者において、アルツハイマー病を治療する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項1に記載の化合物、ならびに:BACEインヒビターからなる群から選択される有効量の他の薬学的に活性な成分を投与する工程を含む、方法。
【請求項153】
治療を必要とする患者において、アルツハイマー病を治療する方法であって、該方法は、該患者に、有効量の請求項39に記載の化合物、ならびに:BACEインヒビターからなる群から選択される有効量の他の薬学的に活性な成分を投与する工程を含む、方法。

【公表番号】特表2010−533713(P2010−533713A)
【公表日】平成22年10月28日(2010.10.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−517007(P2010−517007)
【出願日】平成20年7月15日(2008.7.15)
【国際出願番号】PCT/US2008/008646
【国際公開番号】WO2009/011851
【国際公開日】平成21年1月22日(2009.1.22)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【Fターム(参考)】