説明

ベンゾフラン誘導体

【課題】優れた神経保護作用、神経新生(再生)促進作用、認知機能改善作用等の医薬作用を有し、さらに毒性が低く、中枢移行性が高い、新規なベンゾフラン誘導体を提供すること。
【解決手段】本発明は、
〔1〕式(I):


[式中、
環A:置換されていてもよいピペラジン環、置換されていてもよいモルホリン環又は置換されていてもよいホモピペラジン環;
及びR2:同一又は異なって、水素原子、又は置換されていてもよい低級アルキル;
3及びR4:同一又は異なって、水素原子、又はハロゲン化されていてもよい低級アルキル;
5〜R:同一又は異なって、水素原子、ヒドロキシ、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルコキシ、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい芳香族複素環、置換されていてもよいアミノ、又はアシル;


は、単結合、又は二重結合を示す。]
で表される化合物、又はその塩を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化120】


[式中、
環Aは、置換されていてもよいピペラジン環、置換されていてもよいモルホリン環又は置換されていてもよいホモピペラジン環;
及びR2は、同一又は異なって、水素原子、又は置換されていてもよい低級アルキル;
3及びR4は、同一又は異なって、水素原子、又はハロゲン化されていてもよい低級アルキル;
5〜Rは、同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルコキシ、置換されていてもよい脂肪族環状炭化水素基、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい複素環基、置換されていてもよいアミノ、又はアシル;
【化121】

は、単結合、又は二重結合を示す。
この場合において、
及びRはそれぞれ隣接する炭素原子が二重結合を形成するときは存在せず、R1〜R7の全てが水素原子となることはなく、
とR2とは隣接する炭素原子と一体となって、環を形成してもよい
(但し、
(a)R〜Rの少なくとも1つが、式
【化122】


(式中、Ra1はヒドロキシ、又はC1−6アルキルで置換されていてもよいアミノ;Ra2はカルボニル又は置換されていてもよいメチレン;Ra3は置換されていてもよい複素環;Ra4は結合、又は、C1−5アルキル、C5−15アリールアルキル及びC3−5スピロシクロアルキルから選択される置換基で置換されていてもよいメチレン; Ra5は水素原子又は置換基)で表される置換基である化合物、

(b)R及びRの少なくとも一方が、式
【化123】


(式中、Xは硫黄原子又は酸素原子;Rb1は置換基;Rb2は水素原子、ハロゲン原子又は含窒素飽和複素環)で表される置換基である化合物、

(c)式(I)の部分構造式:
【化124】


は、
【化125】


(式中、Rx1及びRx2は同一又は異なって置換基;環Aは更にアルキル及びアルコキシアルキルから選択される置換基で置換されていてもよいピペラジン環)である化合物、

(d)環Aはホモピペラジン環、
【化126】

は二重結合である化合物、

(e)式(I)の部分構造式:
【化127】


は、
【化128】


(式中、Ry1〜Ry8は同一又は異なって、水素原子又は置換基)、
【化129】

は二重結合である化合物、

(f) 式(I)の部分構造式:
【化130】


は、
【化131】


(式中、Rz1はC2−4アルキレン、Rz2は置換されていてもよいインドール−3−イル)である化合物、
(g)
N−{[4−({シクロヘキシル[3−メチル−5−モルホリノ−1−ベンゾフラン−2−イル]メチル}アミノ)フェニル]カルボニル}−N−メチル−β−アラニン、
[3−メチル−5−モルホリノ−1−ベンゾフラン−2−イル]メタノール、
シクロヘキシル[3−メチル−5−モルホリノ−1−ベンゾフラン−2−イル]メタノール、
N−{[4−({シクロヘキシル[3−メチル−5−モルホリノ−1−ベンゾフラン−2−イル]メチル}アミノ)フェニル]カルボニル}−N−メチル−β−アラニンエチルエステル、
2−[4−(6−アミノ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド、
1−[2−(メトキシメチル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル]ピペラジン、
1−[6−フルオロ−2−(メトキシメチル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル]ピペラジン、
[6−フルオロ−5−(ピペラジン−1−イル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−2−イル]メタノール、
[5−(ピペラジン−1−イル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−2−イル]メタノール、および
(h) 4−(2,3−ジヒドロ−2,3,4,7−テトラメチル−5−ベンゾフラニル)モルホリン
を除く)。]で表される化合物、又はその塩(以下、化合物(I)と称する場合がある)。
【請求項2】
5〜Rが、同一又は異なって、水素原子、ヒドロキシ、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルコキシ、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよい芳香族複素環基、置換されていてもよいアミノ、又はアシル
である請求項1記載の化合物。
【請求項3】
式(I)の部分構造式;
【化132】

は、
【化133】

[式中、
8は置換されていてもよいアリール又は置換されていてもよい芳香族複素環;
環Bはさらに置換されていてもよいピペラジン環;
環Bはさらに置換されていてもよいピペラジン環;
環Bはさらに置換されていてもよいモルホリン環;
環Bはさらに置換されていてもよいホモピペラジン環]である、請求項1又は2記載の化合物。
【請求項4】
式(I)の部分構造式;
【化134】

は、
【化135】


[式中、
8は、
(1)(i)ハロゲン原子、(ii)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルコキシ、(iii)ハロゲン原子、ヒドロキシ、アミノ及びジC1−6アルキルアミノから選択される置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル、(iv)C1−6アルキルチオ、(v)C1−6アルキルスルホニル、(vi)シアノ、(vii)カルバモイル、(viii)C1−6アルキルスルフィニル、及び(ix)C1−6アルキルカルボニルから選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC6−14アリール、又は

(2)ハロゲン原子、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6アルコキシで置換されていてもよいフェニルから選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい、
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を含む5〜10員の芳香族複素環基]
である請求項3記載の化合物。
【請求項5】
式(I)の部分構造式;
【化136】

は、
【化137】

[式中、
8は、
(1)ハロゲン原子、
(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルコキシ、
(3)ハロゲン原子、ヒドロキシ、アミノ及びジC1−6アルキルアミノから選択される置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル、
(4)C1−6アルキルチオ、
(5)C1−6アルキルスルホニル、
(6)シアノ、
(7)カルバモイル、
(8)C1−6アルキルスルフィニル、及び
(9)C1−6アルキルカルボニル
から選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいフェニル]
である請求項3記載の化合物。
【請求項6】
式(I)の部分構造式;
【化138】

は、
【化139】

[式中、
8は、1〜3個のC1−6アルコキシで置換されたフェニル] である請求項3記載の化合物。
【請求項7】
【化140】

は、単結合を示す、請求項1〜6のいずれかに記載の化合物。
【請求項8】
は、水素原子、又はヒドロキシで置換されていてもよいC1−6アルキル;
2は、
(1)水素原子、又は
(2)ヒドロキシ、アミノ、ジ−C1−6アルキルアミノ、(C1−6アルキル)(ベンジル)アミノ、モノ−C1−6アルキルアミノ、ジ−ベンジルアミノ、C1−6アルキル−カルボニルアミノ、ホルミルオキシ、C1−6アルキルスルホニルオキシ、シアノ、カルボキシ、モノ−C1−6アルキル−カルバモイル、C1−6アルコキシ及びフェニルから選択される置換基で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルホニル、モルホリノ、1,1-ジオキシドチオモルホリン、ピラゾリル、C1−6アルキルで置換されたイミダゾリル、ピロリジニル、オキソ又はヒドロキシで置換されたピペリジル、及び 1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4.5]デカ-8-イル
から選択される置換基で置換されていてもよいC1−6アルキルを示すか、
又は、RとR2とは隣接する炭素原子と一体となって、シクロペンタン環又はテトラヒドロピラン環を形成する;
請求項1〜7のいずれかに記載の化合物。
【請求項9】
は、C1−6アルキル;
2は、水素原子、又はヒドロキシで置換されていてもよいC1−6アルキル;
である請求項1〜8のいずれかに記載の化合物。
【請求項10】
3は、水素原子、又はC1−6アルキル;
4は、水素原子;
である請求項1〜9のいずれかに記載の化合物。
【請求項11】
3及びR4は、共に水素原子である請求項1〜10のいずれかに記載の化合物。
【請求項12】
5は、水素原子、置換されていてもよいC1−6アルキル、置換されていてもよいC2−6アルケニル、置換されていてもよいC3−6シクロアルキル、置換されていてもよいC6−14アリール、置換されていてもよい、炭素原子以外に窒素原子及び酸素原子から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を含む5〜6員の芳香族複素環基;
6は、水素原子、置換されていてもよいC1−6アルキル、置換されていてもよいC6−14アリール、置換されていてもよい、炭素原子以外に窒素原子及び酸素原子から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を含む5〜6員の芳香族複素環基、又はハロゲン原子;
は、水素原子、ヒドロキシ、置換されていてもよいC1−6アルキル、置換されていてもよいC1−6アルコキシ、又はC1−6アルキルカルボニル;
である請求項1〜11のいずれかに記載の化合物。
【請求項13】
5は、水素原子、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、ジC1−6アルキルアミノで置換されたフェニル、又はフリル;
6は、水素原子、C1−6アルキル、C1−6アルキルで置換されたフェニル、ピリジル、又はハロゲン原子;
は、水素原子、ヒドロキシ、ヒドロキシで置換されていてもよいC1−6アルキル、C1−6アルコキシで置換されていてもよいC1−6アルコキシ、又はC1−6アルキルカルボニル;
である請求項1〜12のいずれかに記載の化合物。
【請求項14】
5は、C1−6アルキル;
6は、C1−6アルキル;
は、C1−6アルキル、又はC1−6アルコキシ;
である請求項1〜13のいずれかに記載の化合物。
【請求項15】
式(I)の部分構造式;
【化141】

は、
【化142】

[式中、
8は置換されていてもよいアリール又は置換されていてもよい芳香族複素環;
環Bはさらに置換されていてもよいピペラジン環;
環Bはさらに置換されていてもよいピペラジン環;
環Bはさらに置換されていてもよいモルホリン環;
環Bはさらに置換されていてもよいホモピペラジン環];
【化143】

は、単結合;
5は、水素原子、置換されていてもよいC1−6アルキル、置換されていてもよいC2−6アルケニル、置換されていてもよいC3−6シクロアルキル、置換されていてもよいC6−14アリール、置換されていてもよい、炭素原子以外に窒素原子及び酸素原子から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を含む5〜6員の芳香族複素環基;
6は、水素原子、置換されていてもよいC1−6アルキル、置換されていてもよいC6−14アリール、置換されていてもよい芳香族複素環基、又はハロゲン原子;
は、水素原子、ヒドロキシ、置換されていてもよいC1−6アルキル、置換されていてもよいC1−6アルコキシ、又はC1−6アルキルカルボニル;
である請求項3記載の化合物。
【請求項16】
式(I)の部分構造式;
【化144】

は、
【化145】


[式中、
8は、
(1)(i)ハロゲン原子、(ii)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルコキシ、(iii)ハロゲン原子、ヒドロキシ、アミノ及びジC1−6アルキルアミノから選択される置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル、(iv)C1−6アルキルチオ、(v)C1−6アルキルスルホニル、(vi)シアノ、(vii)カルバモイル、(viii)C1−6アルキルスルフィニル、及び(ix)C1−6アルキルカルボニルから選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC6−14アリール、又は
(2)ハロゲン原子、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6アルコキシで置換されていてもよいフェニルから選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい、
炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を含む5〜10員の芳香族複素環基]
【化146】

は、単結合;
は、水素原子、又はヒドロキシで置換されていてもよいC1−6アルキル;
2は、
(1)水素原子、又は
(2)ヒドロキシ、アミノ、ジ−C1−6アルキルアミノ、C1−6アルキルベンジルアミノ、モノ−C1−6アルキルアミノ、ジ−ベンジルアミノ、C1−6アルキル−カルボニルアミノ、ホルミルオキシ、C1−6アルキルスルホニルオキシ、シアノ、カルボキシ、モノ−C1−6アルキル−カルバモイル、C1−6アルコキシ及びフェニルから選択される置換基で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルホニル、モルホリノ、1,1-ジオキシドチオモルホリン、ピラゾリル、C1−6アルキルで置換されたイミダゾリル、ピロリジニル、オキソ又はヒドロキシで置換されたピペリジル、及び 1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4.5]デカ-8-イル
から選択される置換基で置換されていてもよいC1−6アルキルを示すか、
又は、RとR2とは隣接する炭素原子と一体となって、シクロペンタン環又はテトラヒドロピラン環を形成する;
3は、水素原子、又はC1−6アルキル;
4は、水素原子;
5は、水素原子、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C3−6シクロアルキル、ジC1−6アルキルアミノで置換されたフェニル、又はフリル;
6は、水素原子、C1−6アルキル、C1−6アルキルで置換されたフェニル、ピリジル、又はハロゲン原子;
は、水素原子、ヒドロキシ、ヒドロキシで置換されていてもよいC1−6アルキル、C1−6アルコキシで置換されていてもよいC1−6アルコキシ、又はC1−6アルキルカルボニル;
である請求項3記載の化合物。
【請求項17】
式(I)の部分構造式;
【化147】

は、
【化148】

[式中、
8は、
(1)ハロゲン原子、
(2)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルコキシ、
(3)ハロゲン原子、ヒドロキシ、アミノ及びジC1−6アルキルアミノから選択される置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル、
(4)C1−6アルキルチオ、
(5)C1−6アルキルスルホニル、
(6)シアノ、
(7)カルバモイル、
(8)C1−6アルキルスルフィニル、及び
(9)C1−6アルキルカルボニル
から選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいフェニル]
である請求項16記載の化合物。
【請求項18】
式(I)の部分構造式;
【化149】

は、
【化150】

[式中、
8は、1〜3個のC1−6アルコキシで置換されたフェニル]
【化151】

は、単結合;
は、C1−6アルキル;
2は、水素原子、又はヒドロキシで置換されていてもよいC1−6アルキル;
3及びR4は、共に水素原子;
5は、C1−6アルキル;
6は、C1−6アルキル;
は、C1−6アルキル、又はC1−6アルコキシ;
である請求項3記載の化合物。
【請求項19】
1-(4-メトキシフェニル)-4-(2,2,4,6,7-ペンタメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-5-イル)ピペラジン、又はその塩。
【請求項20】
1-(4-メトキシフェニル)-4-[(2R)-2,4,6,7-テトラメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-5-イル]ピペラジン、又はその塩。
【請求項21】
1-(4-メトキシフェニル)-4-[(2S)-2,4,6,7-テトラメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-5-イル]ピペラジン、又はその塩。
【請求項22】
1-(4-メトキシフェニル)-4-(7-メトキシ-2,2,4,6-テトラメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-5-イル)ピペラジン、又はその塩。
【請求項23】
1-(4-エトキシフェニル)-4-(7-メトキシ-2,2,4,6-テトラメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-5-イル)ピペラジン、又はその塩。
【請求項24】
(-)-{5-[4-(4-メトキシフェニル)ピペラジン-1-イル]-2,4,6,7-テトラメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-2-イル}メタノール、又はその塩。
【請求項25】
(+)-{5-[4-(4-メトキシフェニル)ピペラジン-1-イル]-2,4,6,7-テトラメチル-2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-2-イル}メタノール、又はその塩。
【請求項26】
請求項1〜25のいずれかに記載の化合物のプロドラッグ。
【請求項27】
請求項1〜25のいずれかに記載の化合物、又はそのプロドラッグを含有する医薬。
【請求項28】
IGF−1シグナル調節剤、又はプロテインキナーゼB活性化剤である請求項27記載の医薬。
【請求項29】
中枢神経系疾患の予防又は治療剤である請求項27記載の医薬。
【請求項30】
アルツハイマー病の予防又は治療剤である請求項27記載の医薬。
【請求項31】
哺乳動物に対して、請求項27記載の医薬を有効量投与することを特徴とする、中枢神経系疾患の予防又は治療方法。
【請求項32】
哺乳動物に対して、請求項27記載の医薬を有効量投与することを特徴とする、アルツハイマー病の予防又は治療方法。
【請求項33】
中枢神経系疾患の予防又は治療剤を製造するための、請求項1〜25記載の化合物又はそのプロドラッグの使用。
【請求項34】
アルツハイマー病の予防又は治療剤を製造するための、請求項1〜25記載の化合物又はそのプロドラッグの使用。


【公表番号】特表2012−520238(P2012−520238A)
【公表日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−538739(P2011−538739)
【出願日】平成22年3月9日(2010.3.9)
【国際出願番号】PCT/JP2010/054286
【国際公開番号】WO2010/104194
【国際公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【出願人】(000002934)武田薬品工業株式会社 (396)
【Fターム(参考)】