説明

ホウ素含有小分子

本発明は、真菌感染治療するのに有用な化合物に関し、特に、爪真菌症および/または皮膚真菌感染の局所治療に関する。本発明は、真菌に対して活性であり、患者と接触した場合に、真菌に感染した皮膚、爪、毛、鉤爪または蹄の特定の部分に化合物が達することができるようにする特性を有する化合物に関する。特に、本化合物は、爪板への浸透を容易にする物理化学的特性を有する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
次式
【化1】

(式中、
およびRは、Hと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
およびRは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成してもよく、
Z1は、
【化2】

(式中、
3aおよびR4aは、Hと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
は、ハロゲンおよびOR(式中、
は、Hと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から選択されるメンバである)から選択されるメンバである)から選択されるメンバであり、
Aは、CR9aおよびNから選択されるメンバであり、
Dは、CR10aおよびNから選択されるメンバであり、
Eは、CR11aおよびNから選択されるメンバであり、
Gは、CR12aおよびNから選択されるメンバであり、
式中、
9a、R10a、R11aおよびR12aは、Hと、ORと、NR**と、SRと、−S(O)Rと、−S(O)と、−S(O)NR**と、ニトロと、ハロゲンと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
およびR**は各々、Hと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
9aおよびR10aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて環を形成し、
10aおよびR11aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて環を形成し、
11aおよびR12aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて環を形成し、
窒素の組み合わせ(A+D+E+G)が0〜3から選択される整数である)で表される構造を有し、
ただし、
【化3】

から選択されるメンバではない、化合物。
【請求項2】
前記化合物が、式(IX)
【化4】

で表される構造を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
前記RおよびRが各々、Hと、置換または非置換のメチルと、置換または非置換のエチルと、置換または非置換のプロピルと、置換または非置換のイソプロピルと、置換または非置換のブチルと、置換または非置換のt−ブチルと、置換または非置換のフェニルと、置換または非置換のベンジルと、から独立に選択されるメンバであり、
およびRは、それらが連結する原子と一緒になって、任意に、置換または非置換のジオキサボロランと、置換または非置換のジオキサボリナンと、置換または非置換のジオキサボレパンと、から選択されるメンバを形成してもよい、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
前記RおよびRが、それらが連結する原子と一緒になって、ジオキサボロランと、置換または非置換のテトラメチルジオキサボロランと、置換または非置換のフェニルジオキサボロランと、ジオキサボリナンと、ジメチルジオキサボリナンと、ジオキサボレパンと、から選択されるメンバを形成する、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
Z1が、
【化5】

から選択されるメンバであり、
は、置換または非置換のメトキシと、置換または非置換のエトキシと、置換または非置換のメトキシメトキシと、置換または非置換のエトキシエトキシと、置換または非置換のテトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシと、から選択されるメンバである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
前記R3aがHであり、R4aが、メチルと、エチルと、プロピルと、ブチルと、フェニルと、ベンジルと、シアノと、から選択されるメンバである、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
9a、R10a、R11aおよびR12aが、Hと、ハロゲンと、シアノと、ニトロと、置換または非置換のメトキシと、置換または非置換のメチルと、置換または非置換のエトキシと、置換または非置換のエチルと、トリフルオロメチルと、置換または非置換のヒドロキシメチルと、置換または非置換のヒドロキシアルキルと、置換または非置換のベンジルと、置換または非置換のフェニルと、置換または非置換のフェニルオキシと、置換または非置換のフェニルメトキシと、置換または非置換のチオフェニルオキシと、置換または非置換のピリジニルオキシと、置換または非置換のピリミジニルオキシと、置換または非置換のベンジルフランと、置換または非置換のメチルチオと、置換または非置換のメルカプトメチルと、置換または非置換のメルカプトアルキルと、置換または非置換のフェニルチオと、置換または非置換のチオフェニルチオと、置換または非置換のフェニルメチルチオと、置換または非置換のピリジニルチオと、置換または非置換のピリミジニルチオと、置換または非置換のベンジルチオフラニルと、置換または非置換のフェニルスルホニルと、置換または非置換のベンジルスルホニルと、置換または非置換のフェニルメチルスルホニルと、置換または非置換のチオフェニルスルホニルと、置換または非置換のピリジニルスルホニルと、置換または非置換のピリミジニルスルホニルと、置換または非置換のスルホンアミジルと、置換または非置換のフェニルスルフィニルと、置換または非置換のベンジルスルフィニルと、置換または非置換のフェニルメチルスルフィニルと、置換または非置換のチオフェニルスルフィニルと、置換または非置換のピリジニルスルフィニルと、置換または非置換のピリミジニルスルフィニルと、置換または非置換のアミノと、置換または非置換のアルキルアミノと、置換または非置換のジアルキルアミノと、置換または非置換のトリフルオロメチルアミノと、置換または非置換のアミノメチルと、置換または非置換のアルキルアミノメチルと、置換または非置換のジアルキルアミノメチルと、置換または非置換のアリールアミノメチルと、置換または非置換のベンジルアミノと、置換または非置換のフェニルアミノと、置換または非置換のチオフェニルアミノと、置換または非置換のピリジニルアミノと、置換または非置換のピリミジニルアミノと、置換または非置換のインドリルと、置換または非置換のモルホリノと、置換または非置換のアルキルアミドと、置換または非置換のアリールアミドと、置換または非置換のウレイドと、置換または非置換のカルバモイルと、置換または非置換のピペリジニルと、から独立に選択されるメンバである、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
9a、R10a、R11aおよびR12aが、Hと、フルオロと、クロロと、ブロモと、ニトロと、シアノと、アミノと、メチルと、ヒドロキシルメチルと、トリフルオロメチルと、メトキシと、トリフルオロメチオキシと、エチルと、ジエチルカルバモイルと、ピリジン−2−イルと、ピリジン−3−イルと、ピリジン−4−イルと、ピリミジニルと、ピペリジノと、ピペリジニルと、ピペリジノカルボニルと、ピペリジニルカルボニルと、カルボキシルと、1−テトラゾリルと、1−エトキシカルボニルメトキシと、カルボキシメトキシと、チオフェニルと、3−(ブチルカルボニル)フェニルメトキシと、1H−テトラゾル−5−イルと、1−エトキシカルボニルメチルオキシ−と、1−エトキシカルボニルメチル−と、1−エトキシカルボニル−と、カルボキシメトキシ−と、チオフェン−2−イルと、チオフェン−2−イルチオ−と、チオフェン−3−イルと、チオフェン−3−イルチオと、4−フルオロフェニルチオと、ブチルカルボニルフェニルメトキシと、ブチルカルボニルフェニルメチルと、ブチルカルボニルメチルと、1−(ピペリジン−1−イル)カルボニル)メチルと、1−(ピペリジン−1−イル)カルボニル)メトキシと、1−(ピペリジン−2−イル)カルボニル)メトキシと、1−(ピペリジン−3−イル)カルボニル)メトキシと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)メトキシと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)メチルと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニルと、1−4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イルと、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)と、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニルメチルと、(1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)−メトキシ)と、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イルと、1H−インドル−1−イルと、モルホリノ−と、モルホリニルと、モルホリノカルボニルと、モルホリニルカルボニルと、フェニルウレイドと、フェニルカルバモイルと、アセトアミドと、3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イルと、3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イルと、ベンジルアミノと、5−メトキシ−3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イルと、5−メトキシ−3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、5−クロロ−1H−インドル−1−イルと、5−クロロ−3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、ジベンジルアミノと、ベンジルアミノと、5−クロロ−3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェノキシと、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェニルと、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェニルチオと、2−シアノフェノキシと、3−シアノフェノキシと、4−シアノフェノキシと、2−シアノフェニルチオと、3−シアノフェニルチオと、4−シアノフェニルチオと、2−クロロフェノキシと、3−クロロフェノキシと、4−クロロフェノキシと、2−フルオロフェノキシと、3−フルオロフェノキシと、4−フルオロフェノキシと、2−シアノベンジルオキシと、3−シアノベンジルオキシと、4−シアノベンジルオキシと、2−クロロベンジルオキシと、3−クロロベンジルオキシと、4−クロロベンジルオキシと、2−フルオロベンジルオキシと、3−フルオロベンジルオキシと、4−フルオロベンジルオキシと、から独立に選択されるメンバである、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
9aがHであり、R12aがHである、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
前記化合物が、
【化6】

から選択されるメンバである、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
前記化合物が、
【化7】

【化8】

【化9】

【化10】

から選択されるメンバである、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
次式
【化11】

(式中、
およびRは各々、Hと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
およびRは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて環を形成し、
3aおよびR4aは、Hと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
Xは、ブロモと、ヨードと、トリフレートと、ジアゾと、から選択されるメンバであり、
Aは、CR9aおよびNから選択されるメンバであり、
Dは、CR10aおよびNから選択されるメンバであり、
Eは、CR11aおよびNから選択されるメンバであり、
Gは、CR12aおよびNから選択されるメンバであり、
式中、
9a、R10a、R11aおよびR12aは、Hと、ORと、NR**と、SRと、−S(O)Rと、−S(O)と、−S(O)NR**と、ニトロと、ハロゲンと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
およびR**は各々、Hと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
9aおよびR10aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて環を形成し、
10aおよびR11aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて環を形成し、
11aおよびR12aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて環を形成し、
窒素の組み合わせ(A+D+E+G)が0〜3から選択される整数である)で表される構造を有する、化合物。
【請求項13】
前記化合物が、式(Xa)
【化12】

で表される構造を有する、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
前記RおよびRが各々、Hと、メチルと、エチルと、プロピルと、イソプロピルと、ブチルと、t−ブチルと、フェニルと、ベンジルと、から独立に選択されるメンバであり、
およびRは、それらが連結する原子と一緒になって、置換または非置換の置換または非置換のジオキサボロランと、置換または非置換のジオキサボリナンと、置換または非置換のジオキサボレパンと、から選択されるメンバを任意に形成してもよい、請求項12に記載の化合物。
【請求項15】
Xが、ヨードおよびブロモから選択されるメンバである、請求項12に記載の化合物。
【請求項16】
前記R3aおよびR4aが各々、Hと、メチルと、エチルと、プロピルと、ブチルと、フェニルと、ベンジルと、シアノと、から独立に選択されるメンバである、請求項12に記載の化合物。
【請求項17】
前記R9a、R10a、R11aおよびR12aが、Hと、ハロゲンと、シアノと、ニトロと、置換または非置換のメトキシと、置換または非置換のメチルと、置換または非置換のエトキシと、置換または非置換のエチルと、トリフルオロメチルと、置換または非置換のヒドロキシメチルと、置換または非置換のヒドロキシアルキルと、置換または非置換のベンジルと、置換または非置換のフェニルと、置換または非置換のフェニルオキシと、置換または非置換のフェニルメトキシと、置換または非置換のチオフェニルオキシと、置換または非置換のピリジニルオキシと、置換または非置換のピリミジニルオキシと、置換または非置換のベンジルフランと、置換または非置換のメチルチオと、置換または非置換のメルカプトメチルと、置換または非置換のメルカプトアルキルと、置換または非置換のフェニルチオと、置換または非置換のチオフェニルチオと、置換または非置換のフェニルメチルチオと、置換または非置換のピリジニルチオと、置換または非置換のピリミジニルチオと、置換または非置換のベンジルチオフラニルと、置換または非置換のフェニルスルホニルと、置換または非置換のベンジルスルホニルと、置換または非置換のフェニルメチルスルホニルと、置換または非置換のチオフェニルスルホニルと、置換または非置換のピリジニルスルホニルと、置換または非置換のピリミジニルスルホニルと、置換または非置換のスルホンアミジルと、置換または非置換のフェニルスルフィニルと、置換または非置換のベンジルスルフィニルと、置換または非置換のフェニルメチルスルフィニルと、置換または非置換のチオフェニルスルフィニルと、置換または非置換のピリジニルスルフィニルと、置換または非置換のピリミジニルスルフィニルと、置換または非置換のアミノと、置換または非置換のアルキルアミノと、置換または非置換のジアルキルアミノと、置換または非置換のトリフルオロメチルアミノと、置換または非置換のアミノメチルと、置換または非置換のアルキルアミノメチルと、置換または非置換のジアルキルアミノメチルと、置換または非置換のアリールアミノメチルと、置換または非置換のベンジルアミノと、置換または非置換のフェニルアミノと、置換または非置換のチオフェニルアミノと、置換または非置換のピリジニルアミノと、置換または非置換のピリミジニルアミノと、置換または非置換のインドリルと、置換または非置換のモルホリノと、置換または非置換のアルキルアミドと、置換または非置換のアリールアミドと、置換または非置換のウレイドと、置換または非置換のカルバモイルと、置換または非置換のピペリジニルと、から独立に選択されるメンバである、請求項12に記載の化合物。
【請求項18】
前記R9a、R10a、R11aおよびR12aが、Hと、フルオロと、クロロと、ブロモと、ニトロと、シアノと、アミノと、メチルと、ヒドロキシルメチルと、トリフルオロメチルと、メトキシと、トリフルオロメチオキシと、エチルと、ジエチルカルバモイルと、ピリジン−2−イルと、ピリジン−3−イルと、ピリジン−4−イルと、ピリミジニルと、ピペリジノと、ピペリジニルと、ピペリジノカルボニルと、ピペリジニルカルボニルと、カルボキシルと、1−テトラゾリルと、1−エトキシカルボニルメトキシと、カルボキシメトキシと、チオフェニルと、3−(ブチルカルボニル)フェニルメトキシと、1H−テトラゾル−5−イルと、1−エトキシカルボニルメチルオキシ−と、1−エトキシカルボニルメチル−と、1−エトキシカルボニル−と、カルボキシメトキシ−と、チオフェン−2−イルと、チオフェン−2−イルチオ−と、チオフェン−3−イルと、チオフェン−3−イルチオと、4−フルオロフェニルチオと、ブチルカルボニルフェニルメトキシと、ブチルカルボニルフェニルメチルと、ブチルカルボニルメチルと、1−(ピペリジン−1−イル)カルボニル)メチルと、1−(ピペリジン−1−イル)カルボニル)メトキシと、1−(ピペリジン−2−イル)カルボニル)メトキシと、1−(ピペリジン−3−イル)カルボニル)メトキシと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)メトキシと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)メチルと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニルと、1−4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イルと、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)と、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニルメチルと、(1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)−メトキシ)と、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イルと、1H−インドル−1−イルと、モルホリノ−と、モルホリニルと、モルホリノカルボニルと、モルホリニルカルボニルと、フェニルウレイドと、フェニルカルバモイルと、アセトアミドと、3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イルと、3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イルと、ベンジルアミノと、5−メトキシ−3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イルと、5−メトキシ−3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、5−クロロ−1H−インドル−1−イルと、5−クロロ−3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、ジベンジルアミノと、ベンジルアミノと、5−クロロ−3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェノキシと、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェニルと、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェニルチオと、2−シアノフェノキシと、3−シアノフェノキシと、4−シアノフェノキシと、2−シアノフェニルチオと、3−シアノフェニルチオと、4−シアノフェニルチオと、2−クロロフェノキシと、3−クロロフェノキシと、4−クロロフェノキシと、2−フルオロフェノキシと、3−フルオロフェノキシと、4−フルオロフェノキシと、2−シアノベンジルオキシと、3−シアノベンジルオキシと、4−シアノベンジルオキシと、2−クロロベンジルオキシと、3−クロロベンジルオキシと、4−クロロベンジルオキシと、2−フルオロベンジルオキシと、3−フルオロベンジルオキシと、4−フルオロベンジルオキシと、から独立に選択されるメンバである、請求項12に記載の化合物。
【請求項19】
9aがHであり、R12aがHである、請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
前記化合物が、
【化13】

から選択されるメンバである構造を有する、請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
前記化合物が、
【化14】

【化15】

【化16】

【化17】

から選択されるメンバである構造を有する、請求項20に記載の化合物。
【請求項22】

【化18】

(式中、
Bはホウ素であり、
Lは、ORと、置換または非置換のプリンと、置換または非置換のピリミジンと、置換または非置換のピリジンと、置換または非置換のイミダゾールと、から選択されるメンバ(式中、
は、Hと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から選択されるメンバである)であり、
Aは、OHと、置換または非置換のモノホスフェートと、置換または非置換のジホスフェートと、置換または非置換のトリホスフェートと、
【化19】

(式中、
A1は、1から100個のヌクレオチドを含む核酸配列である)とから選択されるメンバであり、
Qは、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロアリールと、から選択されるメンバであり、
前記Qが、前記ホウ素と少なくとも1個の酸素とを含む)で表される構造を有する、化合物。
【請求項23】
前記化合物が、次式
【化20】

(Mは、OおよびSから選択されるメンバであり、
Jは、(CR3a4an1およびCR5aから選択されるメンバ(式中、
3a、R4aおよびR5aは、Hと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
n1は、0〜2から選択される整数である)であり、
Wは、C=O(カルボニル)と、(CR6a7aと、CR8aと、から選択されるメンバ(式中、
6a、R7aおよびR8aは、Hと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のアリールアルキルと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
mは、0および1から選択される整数である)であり、
Aは、CR9aおよびNから選択されるメンバであり、
Dは、CR10aおよびNから選択されるメンバであり、
Eは、CR11aおよびNから選択されるメンバであり、
Gは、CR12aおよびNから選択されるメンバであり、
式中、
9a、R10a、R11aおよびR12aは、Hと、ORと、NR**と、SRと、−S(O)Rと、−S(O)と、−S(O)NR**と、ニトロと、ハロゲンと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
およびR**は各々、Hと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
窒素の組み合わせ(A+D+E+G)が0〜3から選択される整数であり、
3a、R4aおよびR5aから選択されるメンバと、R6a、R7aおよびR8aから選択されるメンバは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
3aおよびR4aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
6aおよびR7aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
9aおよびR10aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
10aおよびR11aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
11aおよびR12aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成する)で表される構造を有する、請求項22に記載の化合物。
【請求項24】
前記化合物が、次式
【化21】

で表される構造を有する、請求項22に記載の化合物。
【請求項25】
前記化合物が、次式
【化22】

で表される構造を有する、請求項22に記載の化合物。
【請求項26】
前記R9a、R10a、R11aおよびR12aが、Hと、ハロゲンと、シアノと、ニトロと、置換または非置換のメトキシと、置換または非置換のメチルと、置換または非置換のエトキシと、置換または非置換のエチルと、トリフルオロメチルと、置換または非置換のヒドロキシメチルと、置換または非置換のヒドロキシアルキルと、置換または非置換のベンジルと、置換または非置換のフェニルと、置換または非置換のフェニルオキシと、置換または非置換のフェニルメトキシと、置換または非置換のチオフェニルオキシと、置換または非置換のピリジニルオキシと、置換または非置換のピリミジニルオキシと、置換または非置換のベンジルフランと、置換または非置換のメチルチオと、置換または非置換のメルカプトメチルと、置換または非置換のメルカプトアルキルと、置換または非置換のフェニルチオと、置換または非置換のチオフェニルチオと、置換または非置換のフェニルメチルチオと、置換または非置換のピリジニルチオと、置換または非置換のピリミジニルチオと、置換または非置換のベンジルチオフラニルと、置換または非置換のフェニルスルホニルと、置換または非置換のベンジルスルホニルと、置換または非置換のフェニルメチルスルホニルと、置換または非置換のチオフェニルスルホニルと、置換または非置換のピリジニルスルホニルと、置換または非置換のピリミジニルスルホニルと、置換または非置換のスルホンアミジルと、置換または非置換のフェニルスルフィニルと、置換または非置換のベンジルスルフィニルと、置換または非置換のフェニルメチルスルフィニルと、置換または非置換のチオフェニルスルフィニルと、置換または非置換のピリジニルスルフィニルと、置換または非置換のピリミジニルスルフィニルと、置換または非置換のアミノと、置換または非置換のアルキルアミノと、置換または非置換のジアルキルアミノと、置換または非置換のトリフルオロメチルアミノと、置換または非置換のアミノメチルと、置換または非置換のアルキルアミノメチルと、置換または非置換のジアルキルアミノメチルと、置換または非置換のアリールアミノメチルと、置換または非置換のベンジルアミノと、置換または非置換のフェニルアミノと、置換または非置換のチオフェニルアミノと、置換または非置換のピリジニルアミノと、置換または非置換のピリミジニルアミノと、置換または非置換のインドリルと、置換または非置換のモルホリノと、置換または非置換のアルキルアミドと、置換または非置換のアリールアミドと、置換または非置換のウレイドと、置換または非置換のカルバモイルと、置換または非置換のピペリジニルと、から独立に選択されるメンバである、請求項22に記載の化合物。
【請求項27】
9a、R10a、R11aおよびR12aが、Hと、フルオロと、クロロと、ブロモと、ニトロと、シアノと、アミノと、メチルと、ヒドロキシルメチルと、トリフルオロメチルと、メトキシと、トリフルオロメチオキシと、エチルと、ジエチルカルバモイルと、ピリジン−2−イルと、ピリジン−3−イルと、ピリジン−4−イルと、ピリミジニルと、ピペリジノと、ピペリジニルと、ピペリジノカルボニルと、ピペリジニルカルボニルと、カルボキシルと、1−テトラゾリルと、1−エトキシカルボニルメトキシと、カルボキシメトキシと、チオフェニルと、3−(ブチルカルボニル)フェニルメトキシと、1H−テトラゾル−5−イルと、1−エトキシカルボニルメチルオキシ−と、1−エトキシカルボニルメチル−と、1−エトキシカルボニル−と、カルボキシメトキシ−と、チオフェン−2−イルと、チオフェン−2−イルチオ−と、チオフェン−3−イルと、チオフェン−3−イルチオと、4−フルオロフェニルチオと、ブチルカルボニルフェニルメトキシと、ブチルカルボニルフェニルメチルと、ブチルカルボニルメチルと、1−(ピペリジン−1−イル)カルボニル)メチルと、1−(ピペリジン−1−イル)カルボニル)メトキシと、1−(ピペリジン−2−イル)カルボニル)メトキシと、1−(ピペリジン−3−イル)カルボニル)メトキシと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)メトキシと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)メチルと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニルと、1−4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イルと、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)と、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニルメチルと、(1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)−メトキシ)と、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イルと、1H−インドル−1−イルと、モルホリノ−と、モルホリニルと、モルホリノカルボニルと、モルホリニルカルボニルと、フェニルウレイドと、フェニルカルバモイルと、アセトアミドと、3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イルと、3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イルと、ベンジルアミノと、5−メトキシ−3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イルと、5−メトキシ−3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、5−クロロ−1H−インドル−1−イルと、5−クロロ−3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、ジベンジルアミノと、ベンジルアミノと、5−クロロ−3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェノキシと、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェニルと、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェニルチオと、2−シアノフェノキシと、3−シアノフェノキシと、4−シアノフェノキシと、2−シアノフェニルチオと、3−シアノフェニルチオと、4−シアノフェニルチオと、2−クロロフェノキシと、3−クロロフェノキシと、4−クロロフェノキシと、2−フルオロフェノキシと、3−フルオロフェノキシと、4−フルオロフェノキシと、2−シアノベンジルオキシと、3−シアノベンジルオキシと、4−シアノベンジルオキシと、2−クロロベンジルオキシと、3−クロロベンジルオキシと、4−クロロベンジルオキシと、2−フルオロベンジルオキシと、3−フルオロベンジルオキシと、4−フルオロベンジルオキシと、から独立に選択されるメンバである、請求項22に記載の化合物。
【請求項28】
前記化合物が、
【化23】

で表される構造を有する、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
前記化合物が、次式
【化24】

で表される構造を有する、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
前記Lが、置換または非置換のアデニンと、置換または非置換のグアニンと、置換または非置換のシチジンと、置換または非置換のウラシルと、置換または非置換のチミンと、から選択されるメンバである、請求項22に記載の化合物。
【請求項31】
Lがアデニンである、請求項30に記載の化合物。
【請求項32】
構造が、
【化25】

から選択されるメンバである、請求項31に記載の化合物。
【請求項33】
前記A1が、tRNAまたはtRNAの一部の核酸配列であり、前記t−RNAが、配列番号18〜62から選択されるメンバである配列を有する、請求項32に記載の化合物。
【請求項34】
前記tRNAまたはtRNAの一部が、ロイシルtRNAである、請求項33に記載の化合物。
【請求項35】
tRNA合成酵素をさらに含み、前記化合物が、前記tRNA合成酵素の修正ドメイン(editing domain)に非共有結合的に結合される、請求項22に記載の化合物。
【請求項36】
前記化合物が微生物に存在し、ただし、該微生物が、サッカロミセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)と、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)と、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)と、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)と、オーレオバシディウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)と、フザリウム・ソラニ(Fusarium solani)と、ペニシリウム・ピノフィラム(Penicillium pinophilum)と、スコプラリオプシス・ブレビカウリス(Scopulariopsis brevicaulis)と、ストレプトベルチキリウム・ワクスマニ(Streptoverticillium waksmanii)と、アルテルナリア・アルテルナータ(Alternaria alternata)と、クラドスポリウム・ヘルバレム(Cladosporium herbarum)と、フォーマ・ビオラセア(Phoma violacea)と、ステムフィリウム・デントリティカム(Stemphylium dentriticum)と、カンジダ・アルビカンス(Candida albicans)と、大腸菌(Escherichia coli)と、グリオクラディウム・ロゼウム(Gliocladium roseum)と、から選択されるメンバではない、請求項22に記載の化合物。
【請求項37】
前記化合物が真菌に存在し、ただし、該真菌が、サッカロミセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)と、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)と、オーレオバシディウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)と、フザリウム・ソラニ(Fusarium solani)と、ペニシリウム・ピノフィラム(Penicillium pinophilum)と、スコプラリオプシス・ブレビカウリス(Scopulariopsis brevicaulis)と、アルテルナリア・アルテルナータ(Alternaria alternata)と、クラドスポリウム・ヘルバレム(Cladosporium herbarum)と、フォーマ・ビオラセア(Phoma violacea)と、ステムフィリウム・デントリティカム(Stemphylium dentriticum)と、カンジダ・アルビカンス(Candida albicans)と、グリオクラディウム・ロゼウム(Gliocladium roseum)と、から選択されるメンバではない、請求項22に記載の化合物。
【請求項38】
前記化合物が、皮膚糸状菌と、白癬菌(Trichophyton)種と、小胞子菌(Microsporum)種と、表皮菌(Epidermophyton)種と、酵母様真菌と、から選択されるメンバに存在する、請求項22に記載の化合物。
【請求項39】
前記微生物が、白癬菌(Trichophyton)種から選択されるメンバである、請求項36に記載の化合物。
【請求項40】
前記微生物が、紅色白癬菌(T. rubrum)と毛蒼白癬菌(T. menagrophytes)とから選択されるメンバである、請求項39に記載の化合物。
【請求項41】
前記化合物が、ヒトまたは動物に存在する、請求項22に記載の化合物。
【請求項42】
前記化合物が、ヒトの爪の成分または動物の爪、蹄または角の成分に存在する微生物に存在する、請求項41に記載の化合物。
【請求項43】
前記化合物が、皮膚糸状菌と、白癬菌(Trichophyton)種と、小胞子菌(Microsporum)種と、表皮菌(Epidermophyton)種と、酵母様真菌と、から選択されるメンバに存在する、請求項22に記載の化合物。
【請求項44】
前記微生物が、白癬菌(Trichophyton)種から選択されるメンバである、請求項36に記載の化合物。
【請求項45】
前記微生物が、紅色白癬菌(T. rubrum)と毛蒼白癬菌(T. menagrophytes)とから選択されるメンバである、請求項44に記載の化合物。
【請求項46】
爪板を含むヒトの爪の成分に存在する微生物を殺滅または微生物の成長を阻害する方法であって、
爪板の外側の層と、爪板に浸透して前記微生物と接触できる化合物とを、前記化合物が前記爪板に浸透できるだけの十分な条件下で接触させることを含み、
前記微生物に対する前記化合物のMICが16μg/mL未満であり、
前記化合物の分子量が約100から約200Daの間であり、
前記化合物のlog P値が約1.0から約2.6の間であり、
前記化合物の水溶解性が約0.1mg/mLよりも大きいことで、前記微生物を殺滅または前記微生物の成長を阻害する、方法。
【請求項47】
前記化合物がホウ素含有化合物を含む、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
前記化合物が、次式
【化26】

(式中、Bはホウ素であり、
1aは、負電荷と、塩の対イオンと、Hと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から選択されるメンバであり、
Mは、酸素と、硫黄と、NR2aと、から選択されるメンバであり、
2aは、Hと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から選択されるメンバであり、
Jは、(CR3a4an1およびCR5aから選択されるメンバであり、
3a、R4aおよびR5aは、Hと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
n1は、0〜2から選択される整数であり、
Wは、C=O(カルボニル)と、(CR6a7am1と、CR8aと、から選択されるメンバであり、
6a、R7aおよびR8aは、Hと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
m1は、0および1から選択される整数であり、
Aは、CR9aおよびNから選択されるメンバであり、
Dは、CR10aおよびNから選択されるメンバであり、
Eは、CR11aおよびNから選択されるメンバであり、
Gは、CR12aおよびNから選択されるメンバであり、
式中、
9a、R10a、R11aおよびR12aは、Hと、ORと、NR**と、SRと、−S(O)Rと、−S(O)と、−S(O)NR**と、ニトロと、ハロゲンと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
窒素の組み合わせ(A+D+E+G)が0〜3から選択される整数であり、
およびR**は各々、Hと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
3a、R4aおよびR5aから選択されるメンバと、R6a、R7aおよびR8aから選択されるメンバは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
3aおよびR4aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
6aおよびR7aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
9aおよびR10aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
10aおよびR11aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
11aおよびR12aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成する)で表される構造を有する、請求項46に記載の方法。
【請求項49】
9a、R10a、R11aおよびR12aが、Hと、ハロゲンと、シアノと、ニトロと、置換または非置換のメトキシと、置換または非置換のメチルと、置換または非置換のエトキシと、置換または非置換のエチルと、トリフルオロメチルと、置換または非置換のヒドロキシメチルと、置換または非置換のヒドロキシアルキルと、置換または非置換のベンジルと、置換または非置換のフェニルと、置換または非置換のフェニルオキシと、置換または非置換のフェニルメトキシと、置換または非置換のチオフェニルオキシと、置換または非置換のピリジニルオキシと、置換または非置換のピリミジニルオキシと、置換または非置換のベンジルフランと、置換または非置換のメチルチオと、置換または非置換のメルカプトメチルと、置換または非置換のメルカプトアルキルと、置換または非置換のフェニルチオと、置換または非置換のチオフェニルチオと、置換または非置換のフェニルメチルチオと、置換または非置換のピリジニルチオと、置換または非置換のピリミジニルチオと、置換または非置換のベンジルチオフラニルと、置換または非置換のフェニルスルホニルと、置換または非置換のベンジルスルホニルと、置換または非置換のフェニルメチルスルホニルと、置換または非置換のチオフェニルスルホニルと、置換または非置換のピリジニルスルホニルと、置換または非置換のピリミジニルスルホニルと、置換または非置換のスルホンアミジルと、置換または非置換のフェニルスルフィニルと、置換または非置換のベンジルスルフィニルと、置換または非置換のフェニルメチルスルフィニルと、置換または非置換のチオフェニルスルフィニルと、置換または非置換のピリジニルスルフィニルと、置換または非置換のピリミジニルスルフィニルと、置換または非置換のアミノと、置換または非置換のアルキルアミノと、置換または非置換のジアルキルアミノと、置換または非置換のトリフルオロメチルアミノと、置換または非置換のアミノメチルと、置換または非置換のアルキルアミノメチルと、置換または非置換のジアルキルアミノメチルと、置換または非置換のアリールアミノメチルと、置換または非置換のベンジルアミノと、置換または非置換のフェニルアミノと、置換または非置換のチオフェニルアミノと、置換または非置換のピリジニルアミノと、置換または非置換のピリミジニルアミノと、置換または非置換のインドリルと、置換または非置換のモルホリノと、置換または非置換のアルキルアミドと、置換または非置換のアリールアミドと、置換または非置換のウレイドと、置換または非置換のカルバモイルと、置換または非置換のピペリジニルと、から独立に選択されるメンバである、請求項48に記載の方法。
【請求項50】
9a、R10a、R11aおよびR12aが、Hと、フルオロと、クロロと、ブロモと、ニトロと、シアノと、アミノと、メチルと、ヒドロキシルメチルと、トリフルオロメチルと、メトキシと、トリフルオロメチオキシと、エチルと、ジエチルカルバモイルと、ピリジン−2−イルと、ピリジン−3−イルと、ピリジン−4−イルと、ピリミジニルと、ピペリジノと、ピペリジニルと、ピペリジノカルボニルと、ピペリジニルカルボニルと、カルボキシルと、1−テトラゾリルと、1−エトキシカルボニルメトキシと、カルボキシメトキシと、チオフェニルと、3−(ブチルカルボニル)フェニルメトキシと、1H−テトラゾル−5−イルと、1−エトキシカルボニルメチルオキシ−と、1−エトキシカルボニルメチル−と、1−エトキシカルボニル−と、カルボキシメトキシ−と、チオフェン−2−イルと、チオフェン−2−イルチオ−と、チオフェン−3−イルと、チオフェン−3−イルチオと、4−フルオロフェニルチオと、ブチルカルボニルフェニルメトキシと、ブチルカルボニルフェニルメチルと、ブチルカルボニルメチルと、1−(ピペリジン−1−イル)カルボニル)メチルと、1−(ピペリジン−1−イル)カルボニル)メトキシと、1−(ピペリジン−2−イル)カルボニル)メトキシと、1−(ピペリジン−3−イル)カルボニル)メトキシと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)メトキシと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)メチルと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニルと、1−4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イルと、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)と、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニルメチルと、(1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)−メトキシ)と、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イルと、1H−インドル−1−イルと、モルホリノ−と、モルホリニルと、モルホリノカルボニルと、モルホリニルカルボニルと、フェニルウレイドと、フェニルカルバモイルと、アセトアミドと、3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イルと、3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イルと、ベンジルアミノと、5−メトキシ−3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イルと、5−メトキシ−3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、5−クロロ−1H−インドル−1−イルと、5−クロロ−3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、ジベンジルアミノと、ベンジルアミノと、5−クロロ−3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェノキシと、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェニルと、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェニルチオと、2−シアノフェノキシと、3−シアノフェノキシと、4−シアノフェノキシと、2−シアノフェニルチオと、3−シアノフェニルチオと、4−シアノフェニルチオと、2−クロロフェノキシと、3−クロロフェノキシと、4−クロロフェノキシと、2−フルオロフェノキシと、3−フルオロフェノキシと、4−フルオロフェノキシと、2−シアノベンジルオキシと、3−シアノベンジルオキシと、4−シアノベンジルオキシと、2−クロロベンジルオキシと、3−クロロベンジルオキシと、4−クロロベンジルオキシと、2−フルオロベンジルオキシと、3−フルオロベンジルオキシと、4−フルオロベンジルオキシと、から独立に選択されるメンバである、請求項48に記載の方法。
【請求項51】
9aがHであり、R12aがHである、請求項49に記載の方法。
【請求項52】
前記化合物が、1,3−ジヒドロ−5−フルオロ−1−ヒドロキシ−2,1−ベンゾキサボロールである、請求項48に記載の方法。
【請求項53】
爪板を含むヒトの爪の成分に存在する微生物によって生じる疾患を治療する方法であって、
爪板の外側の層と、爪板に浸透して前記微生物と接触できる化合物とを、前記化合物が前記爪板に浸透して前記疾患を治療するのに十分な条件下で接触させることを含み、
前記微生物に対する前記化合物のMICが16μg/mL未満であり、
前記化合物の分子量が約100から約200Daの間であり、
前記化合物のlog P値が約1.0から約2.6の間であり、
前記化合物の水溶解性が約0.1mg/mLよりも大きいことで、前記疾患を治療する、方法。
【請求項54】
前記化合物が、次式
【化27】

(式中、Bはホウ素であり、
1aは、負電荷と、塩の対イオンと、Hと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から選択されるメンバであり、
Mは、酸素と、硫黄と、NR2aと、から選択されるメンバであり、
2aは、Hと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から選択されるメンバであり、
Jは、(CR3a4an1およびCR5aから選択されるメンバであり、
3a、R4aおよびR5aは、Hと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
n1は、0〜2から選択される整数であり、
Wは、C=O(カルボニル)と、(CR6a7am1と、CR8aと、から選択されるメンバであり、
6a、R7aおよびR8aは、Hと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
m1は、0および1から選択される整数であり、
Aは、CR9aおよびNから選択されるメンバであり、
Dは、CR10aおよびNから選択されるメンバであり、
Eは、CR11aおよびNから選択されるメンバであり、
Gは、CR12aおよびNから選択されるメンバであり、
9a、R10a、R11aおよびR12aは、Hと、ORと、NR**と、SRと、−S(O)Rと、−S(O)と、−S(O)NR**と、ニトロと、ハロゲンと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
窒素の組み合わせ(A+D+E+G)が0〜3から選択される整数であり、
およびR**は各々、Hと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
3a、R4aおよびR5aから選択されるメンバと、R6a、R7aおよびR8aから選択されるメンバは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
3aおよびR4aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
6aおよびR7aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
9aおよびR10aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
10aおよびR11aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
11aおよびR12aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成する)で表される構造を有する、請求項53に記載の方法。
【請求項55】
9a、R10a、R11aおよびR12aが、Hと、ハロゲンと、シアノと、ニトロと、置換または非置換のメトキシと、置換または非置換のメチルと、置換または非置換のエトキシと、置換または非置換のエチルと、トリフルオロメチルと、置換または非置換のヒドロキシメチルと、置換または非置換のヒドロキシアルキルと、置換または非置換のベンジルと、置換または非置換のフェニルと、置換または非置換のフェニルオキシと、置換または非置換のフェニルメトキシと、置換または非置換のチオフェニルオキシと、置換または非置換のピリジニルオキシと、置換または非置換のピリミジニルオキシと、置換または非置換のベンジルフランと、置換または非置換のメチルチオと、置換または非置換のメルカプトメチルと、置換または非置換のメルカプトアルキルと、置換または非置換のフェニルチオと、置換または非置換のチオフェニルチオと、置換または非置換のフェニルメチルチオと、置換または非置換のピリジニルチオと、置換または非置換のピリミジニルチオと、置換または非置換のベンジルチオフラニルと、置換または非置換のフェニルスルホニルと、置換または非置換のベンジルスルホニルと、置換または非置換のフェニルメチルスルホニルと、置換または非置換のチオフェニルスルホニルと、置換または非置換のピリジニルスルホニルと、置換または非置換のピリミジニルスルホニルと、置換または非置換のスルホンアミジルと、置換または非置換のフェニルスルフィニルと、置換または非置換のベンジルスルフィニルと、置換または非置換のフェニルメチルスルフィニルと、置換または非置換のチオフェニルスルフィニルと、置換または非置換のピリジニルスルフィニルと、置換または非置換のピリミジニルスルフィニルと、置換または非置換のアミノと、置換または非置換のアルキルアミノと、置換または非置換のジアルキルアミノと、置換または非置換のトリフルオロメチルアミノと、置換または非置換のアミノメチルと、置換または非置換のアルキルアミノメチルと、置換または非置換のジアルキルアミノメチルと、置換または非置換のアリールアミノメチルと、置換または非置換のベンジルアミノと、置換または非置換のフェニルアミノと、置換または非置換のチオフェニルアミノと、置換または非置換のピリジニルアミノと、置換または非置換のピリミジニルアミノと、置換または非置換のインドリルと、置換または非置換のモルホリノと、置換または非置換のアルキルアミドと、置換または非置換のアリールアミドと、置換または非置換のウレイドと、置換または非置換のカルバモイルと、置換または非置換のピペリジニルと、から独立に選択されるメンバである、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
9a、R10a、R11aおよびR12aが、Hと、フルオロと、クロロと、ブロモと、ニトロと、シアノと、アミノと、メチルと、ヒドロキシルメチルと、トリフルオロメチルと、メトキシと、トリフルオロメチオキシと、エチルと、ジエチルカルバモイルと、ピリジン−2−イルと、ピリジン−3−イルと、ピリジン−4−イルと、ピリミジニルと、ピペリジノと、ピペリジニルと、ピペリジノカルボニルと、ピペリジニルカルボニルと、カルボキシルと、1−テトラゾリルと、1−エトキシカルボニルメトキシと、カルボキシメトキシと、チオフェニルと、3−(ブチルカルボニル)フェニルメトキシと、1H−テトラゾル−5−イルと、1−エトキシカルボニルメチルオキシ−と、1−エトキシカルボニルメチル−と、1−エトキシカルボニル−と、カルボキシメトキシ−と、チオフェン−2−イルと、チオフェン−2−イルチオ−と、チオフェン−3−イルと、チオフェン−3−イルチオと、4−フルオロフェニルチオと、ブチルカルボニルフェニルメトキシと、ブチルカルボニルフェニルメチルと、ブチルカルボニルメチルと、1−(ピペリジン−1−イル)カルボニル)メチルと、1−(ピペリジン−1−イル)カルボニル)メトキシと、1−(ピペリジン−2−イル)カルボニル)メトキシと、1−(ピペリジン−3−イル)カルボニル)メトキシと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)メトキシと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)メチルと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニルと、1−4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イルと、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)と、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニルメチルと、(1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)−メトキシ)と、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イルと、1H−インドル−1−イルと、モルホリノ−と、モルホリニルと、モルホリノカルボニルと、モルホリニルカルボニルと、フェニルウレイドと、フェニルカルバモイルと、アセトアミドと、3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イルと、3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イルと、ベンジルアミノと、5−メトキシ−3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イルと、5−メトキシ−3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、5−クロロ−1H−インドル−1−イルと、5−クロロ−3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、ジベンジルアミノと、ベンジルアミノと、5−クロロ−3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェノキシと、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェニルと、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェニルチオと、2−シアノフェノキシと、3−シアノフェノキシと、4−シアノフェノキシと、2−シアノフェニルチオと、3−シアノフェニルチオと、4−シアノフェニルチオと、2−クロロフェノキシと、3−クロロフェノキシと、4−クロロフェノキシと、2−フルオロフェノキシと、3−フルオロフェノキシと、4−フルオロフェノキシと、2−シアノベンジルオキシと、3−シアノベンジルオキシと、4−シアノベンジルオキシと、2−クロロベンジルオキシと、3−クロロベンジルオキシと、4−クロロベンジルオキシと、2−フルオロベンジルオキシと、3−フルオロベンジルオキシと、4−フルオロベンジルオキシと、から独立に選択されるメンバである、請求項54に記載の方法。
【請求項57】
9aがHであり、およびR12aがHである、請求項55に記載の方法。
【請求項58】
前記化合物が、1,3−ジヒドロ−5−フルオロ−1−ヒドロキシ−2,1−ベンゾキサボロールである、請求項54に記載の方法。
【請求項59】
化合物を爪板の外側の層から爪床まで送達させる方法であって、
爪板の前記外側の層と爪板に浸透できる化合物とを、前記爪板に浸透するのに十分な条件下で接触させることを含み、
前記化合物の効力係数が10を超えることで、前記化合物を送達させる方法。
【請求項60】
前記化合物がホウ素を含む、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
爪板を含むヒトの爪の成分に存在する微生物によって生じる疾患を治療する方法であって、
爪板の外側の層と、爪板に浸透して前記微生物と接触できる化合物とを、前記化合物が前記爪板に浸透して前記疾患を治療するのに十分な条件下で接触させることを含み、
前記化合物の効力係数が10を超えることで、前記疾患を治療する方法。
【請求項62】
前記化合物が、次式
【化28】

(式中、Bはホウ素であり、
1aは、負電荷と、塩の対イオンと、Hと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から選択されるメンバであり、
Mは、酸素と、硫黄と、NR2aと、から選択されるメンバであり、
2aは、Hと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から選択されるメンバであり、
Jは、(CR3a4an1およびCR5aから選択されるメンバであり、
3a、R4aおよびR5aは、Hと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
n1は、0〜2から選択される整数であり、
Wは、C=O(カルボニル)と、(CR6a7am1と、CR8aと、から選択されるメンバであり、
6a、R7aおよびR8aは、Hと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
m1は、0および1から選択される整数であり、
Aは、CR9aおよびNから選択されるメンバであり、
Dは、CR10aおよびNから選択されるメンバであり、
Eは、CR11aおよびNから選択されるメンバであり、
Gは、CR12aおよびNから選択されるメンバであり、
9a、R10a、R11aおよびR12aは、Hと、ORと、NR**と、SRと、−S(O)Rと、−S(O)と、−S(O)NR**と、ニトロと、ハロゲンと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
窒素の組み合わせ(A+D+E+G)が0〜3から選択される整数であり、
およびR**は各々、Hと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
3a、R4aおよびR5aから選択されるメンバと、R6a、R7aおよびR8aから選択されるメンバは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
3aおよびR4aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
6aおよびR7aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
9aおよびR10aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
10aおよびR11aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
11aおよびR12aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成する)で表される構造を有する、請求項61に記載の方法。
【請求項63】
9a、R10a、R11aおよびR12aが、Hと、ハロゲンと、シアノと、ニトロと、置換または非置換のメトキシと、置換または非置換のメチルと、置換または非置換のエトキシと、置換または非置換のエチルと、トリフルオロメチルと、置換または非置換のヒドロキシメチルと、置換または非置換のヒドロキシアルキルと、置換または非置換のベンジルと、置換または非置換のフェニルと、置換または非置換のフェニルオキシと、置換または非置換のフェニルメトキシと、置換または非置換のチオフェニルオキシと、置換または非置換のピリジニルオキシと、置換または非置換のピリミジニルオキシと、置換または非置換のベンジルフランと、置換または非置換のメチルチオと、置換または非置換のメルカプトメチルと、置換または非置換のメルカプトアルキルと、置換または非置換のフェニルチオと、置換または非置換のチオフェニルチオと、置換または非置換のフェニルメチルチオと、置換または非置換のピリジニルチオと、置換または非置換のピリミジニルチオと、置換または非置換のベンジルチオフラニルと、置換または非置換のフェニルスルホニルと、置換または非置換のベンジルスルホニルと、置換または非置換のフェニルメチルスルホニルと、置換または非置換のチオフェニルスルホニルと、置換または非置換のピリジニルスルホニルと、置換または非置換のピリミジニルスルホニルと、置換または非置換のスルホンアミジルと、置換または非置換のフェニルスルフィニルと、置換または非置換のベンジルスルフィニルと、置換または非置換のフェニルメチルスルフィニルと、置換または非置換のチオフェニルスルフィニルと、置換または非置換のピリジニルスルフィニルと、置換または非置換のピリミジニルスルフィニルと、置換または非置換のアミノと、置換または非置換のアルキルアミノと、置換または非置換のジアルキルアミノと、置換または非置換のトリフルオロメチルアミノと、置換または非置換のアミノメチルと、置換または非置換のアルキルアミノメチルと、置換または非置換のジアルキルアミノメチルと、置換または非置換のアリールアミノメチルと、置換または非置換のベンジルアミノと、置換または非置換のフェニルアミノと、置換または非置換のチオフェニルアミノと、置換または非置換のピリジニルアミノと、置換または非置換のピリミジニルアミノと、置換または非置換のインドリルと、置換または非置換のモルホリノと、置換または非置換のアルキルアミドと、置換または非置換のアリールアミドと、置換または非置換のウレイドと、置換または非置換のカルバモイルと、置換または非置換のピペリジニルと、から独立に選択されるメンバである、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
9a、R10a、R11aおよびR12aが、Hと、フルオロと、クロロと、ブロモと、ニトロと、シアノと、アミノと、メチルと、ヒドロキシルメチルと、トリフルオロメチルと、メトキシと、トリフルオロメチオキシと、エチルと、ジエチルカルバモイルと、ピリジン−2−イルと、ピリジン−3−イルと、ピリジン−4−イルと、ピリミジニルと、ピペリジノと、ピペリジニルと、ピペリジノカルボニルと、ピペリジニルカルボニルと、カルボキシルと、1−テトラゾリルと、1−エトキシカルボニルメトキシと、カルボキシメトキシと、チオフェニルと、3−(ブチルカルボニル)フェニルメトキシと、1H−テトラゾル−5−イルと、1−エトキシカルボニルメチルオキシ−と、1−エトキシカルボニルメチル−と、1−エトキシカルボニル−と、カルボキシメトキシ−と、チオフェン−2−イルと、チオフェン−2−イルチオ−と、チオフェン−3−イルと、チオフェン−3−イルチオと、4−フルオロフェニルチオと、ブチルカルボニルフェニルメトキシと、ブチルカルボニルフェニルメチルと、ブチルカルボニルメチルと、1−(ピペリジン−1−イル)カルボニル)メチルと、1−(ピペリジン−1−イル)カルボニル)メトキシと、1−(ピペリジン−2−イル)カルボニル)メトキシと、1−(ピペリジン−3−イル)カルボニル)メトキシと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)メトキシと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)メチルと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニルと、1−4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イルと、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)と、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニルメチルと、(1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)−メトキシ)と、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イルと、1H−インドル−1−イルと、モルホリノ−と、モルホリニルと、モルホリノカルボニルと、モルホリニルカルボニルと、フェニルウレイドと、フェニルカルバモイルと、アセトアミドと、3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イルと、3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イルと、ベンジルアミノと、5−メトキシ−3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イルと、5−メトキシ−3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、5−クロロ−1H−インドル−1−イルと、5−クロロ−3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、ジベンジルアミノと、ベンジルアミノと、5−クロロ−3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェノキシと、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェニルと、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェニルチオと、2−シアノフェノキシと、3−シアノフェノキシと、4−シアノフェノキシと、2−シアノフェニルチオと、3−シアノフェニルチオと、4−シアノフェニルチオと、2−クロロフェノキシと、3−クロロフェノキシと、4−クロロフェノキシと、2−フルオロフェノキシと、3−フルオロフェノキシと、4−フルオロフェノキシと、2−シアノベンジルオキシと、3−シアノベンジルオキシと、4−シアノベンジルオキシと、2−クロロベンジルオキシと、3−クロロベンジルオキシと、4−クロロベンジルオキシと、2−フルオロベンジルオキシと、3−フルオロベンジルオキシと、4−フルオロベンジルオキシと、から独立に選択されるメンバである、請求項62に記載の方法。
【請求項65】
9aがHであり、およびR12aがHである、請求項63に記載の方法。
【請求項66】
前記化合物が、1,3−ジヒドロ−5−フルオロ−1−ヒドロキシ−2,1−ベンゾキサボロールである、請求項66に記載の方法。
【請求項67】
(a)ホウ素含有化合物と、2’−アミノリボフラノース含有化合物と、3’−アミノリボフラノース含有化合物と、これらの組み合わせと、から選択されるメンバである化合物と、
(b)ヒトの爪部分と、皮膚と、毛とから選択されるメンバであるケラチン含有成分と、を含む製剤であって、
(a)部の化合物が(b)部の成分と接触する、製剤。
【請求項68】
前記ケラチン含有成分が、ヒトの爪部分の爪板である、請求項67に記載の製剤。
【請求項69】
前記ケラチン含有成分が、ヒトの爪部分の爪床である、請求項67に記載の製剤。
【請求項70】
前記化合物が、約0.001%と、0.01%と、約0.05%と、約0.1%と、約0.5%と、約1%と、約1.5%と、約2%と、約2.5%と、約3%と、から選択されるメンバである濃度で前記製剤中に存在する、請求項67に記載の製剤。
【請求項71】
前記ケラチン含有成分が、約99.999%と、約99.99%と、約99.95%と、約99.90%と、約99.5%と、約99.0%と、約98.5%と、約98.0%と、約97.5%と、約97%と、から選択されるメンバである濃度で前記製剤中に存在する、請求項67に記載の製剤。
【請求項72】
前記化合物がホウ素含有化合物である、請求項67に記載の製剤。
【請求項73】
前記ホウ素含有化合物が、環状ボロン酸エステルおよび環状ボリン酸エステルから選択されるメンバである、請求項72に記載の製剤。
【請求項74】
前記化合物が、次式
【化29】

(式中、Bはホウ素であり、
1aは、負電荷と、塩の対イオンと、Hと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から選択されるメンバであり、
Mは、酸素と、硫黄と、NR2aと、から選択されるメンバであり、
2aは、Hと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から選択されるメンバであり、
Jは、(CR3a4an1およびCR5aから選択されるメンバであり、
3a、R4aおよびR5aは、Hと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
n1は、0〜2から選択される整数であり、
Wは、C=O(カルボニル)と、(CR6a7am1と、CR8aと、から選択されるメンバであり、
6a、R7aおよびR8aは、Hと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
m1は、0および1から選択される整数であり、
Aは、CR9aおよびNから選択されるメンバであり、
Dは、CR10aおよびNから選択されるメンバであり、
Eは、CR11aおよびNから選択されるメンバであり、
Gは、CR12aおよびNから選択されるメンバであり、
9a、R10a、R11aおよびR12aは、Hと、ORと、NR**と、SRと、−S(O)Rと、−S(O)と、−S(O)NR**と、ニトロと、ハロゲンと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
窒素の組み合わせ(A+D+E+G)が0〜3から選択される整数であり、
およびR**は各々、Hと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
3a、R4aおよびR5aから選択されるメンバと、R6a、R7aおよびR8aから選択されるメンバは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
3aおよびR4aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
6aおよびR7aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
9aおよびR10aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
10aおよびR11aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成し、
11aおよびR12aは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成する)で表される構造を有する、請求項67に記載の製剤。
【請求項75】
前記R9a、R10a、R11aおよびR12aが、Hと、ハロゲンと、シアノと、ニトロと、置換または非置換のメトキシと、置換または非置換のメチルと、置換または非置換のエトキシと、置換または非置換のエチルと、トリフルオロメチルと、置換または非置換のヒドロキシメチルと、置換または非置換のヒドロキシアルキルと、置換または非置換のベンジルと、置換または非置換のフェニルと、置換または非置換のフェニルオキシと、置換または非置換のフェニルメトキシと、置換または非置換のチオフェニルオキシと、置換または非置換のピリジニルオキシと、置換または非置換のピリミジニルオキシと、置換または非置換のベンジルフランと、置換または非置換のメチルチオと、置換または非置換のメルカプトメチルと、置換または非置換のメルカプトアルキルと、置換または非置換のフェニルチオと、置換または非置換のチオフェニルチオと、置換または非置換のフェニルメチルチオと、置換または非置換のピリジニルチオと、置換または非置換のピリミジニルチオと、置換または非置換のベンジルチオフラニルと、置換または非置換のフェニルスルホニルと、置換または非置換のベンジルスルホニルと、置換または非置換のフェニルメチルスルホニルと、置換または非置換のチオフェニルスルホニルと、置換または非置換のピリジニルスルホニルと、置換または非置換のピリミジニルスルホニルと、置換または非置換のスルホンアミジルと、置換または非置換のフェニルスルフィニルと、置換または非置換のベンジルスルフィニルと、置換または非置換のフェニルメチルスルフィニルと、置換または非置換のチオフェニルスルフィニルと、置換または非置換のピリジニルスルフィニルと、置換または非置換のピリミジニルスルフィニルと、置換または非置換のアミノと、置換または非置換のアルキルアミノと、置換または非置換のジアルキルアミノと、置換または非置換のトリフルオロメチルアミノと、置換または非置換のアミノメチルと、置換または非置換のアルキルアミノメチルと、置換または非置換のジアルキルアミノメチルと、置換または非置換のアリールアミノメチルと、置換または非置換のベンジルアミノと、置換または非置換のフェニルアミノと、置換または非置換のチオフェニルアミノと、置換または非置換のピリジニルアミノと、置換または非置換のピリミジニルアミノと、置換または非置換のインドリルと、置換または非置換のモルホリノと、置換または非置換のアルキルアミドと、置換または非置換のアリールアミドと、置換または非置換のウレイドと、置換または非置換のカルバモイルと、置換または非置換のピペリジニルと、から独立に選択されるメンバである、請求項74に記載の製剤。
【請求項76】
前記R9a、R10a、R11aおよびR12aが、Hと、フルオロと、クロロと、ブロモと、ニトロと、シアノと、アミノと、メチルと、ヒドロキシルメチルと、トリフルオロメチルと、メトキシと、トリフルオロメチオキシと、エチルと、ジエチルカルバモイルと、ピリジン−2−イルと、ピリジン−3−イルと、ピリジン−4−イルと、ピリミジニルと、ピペリジノと、ピペリジニルと、ピペリジノカルボニルと、ピペリジニルカルボニルと、カルボキシルと、1−テトラゾリルと、1−エトキシカルボニルメトキシと、カルボキシメトキシと、チオフェニルと、3−(ブチルカルボニル)フェニルメトキシと、1H−テトラゾル−5−イルと、1−エトキシカルボニルメチルオキシ−と、1−エトキシカルボニルメチル−と、1−エトキシカルボニル−と、カルボキシメトキシ−と、チオフェン−2−イルと、チオフェン−2−イルチオ−と、チオフェン−3−イルと、チオフェン−3−イルチオと、4−フルオロフェニルチオと、ブチルカルボニルフェニルメトキシと、ブチルカルボニルフェニルメチルと、ブチルカルボニルメチルと、1−(ピペリジン−1−イル)カルボニル)メチルと、1−(ピペリジン−1−イル)カルボニル)メトキシと、1−(ピペリジン−2−イル)カルボニル)メトキシと、1−(ピペリジン−3−イル)カルボニル)メトキシと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)メトキシと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)メチルと、1−(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニルと、1−4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イルと、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)と、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニルメチルと、(1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)−メトキシ)と、1−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イルと、1H−インドル−1−イルと、モルホリノ−と、モルホリニルと、モルホリノカルボニルと、モルホリニルカルボニルと、フェニルウレイドと、フェニルカルバモイルと、アセトアミドと、3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イルと、3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イルと、ベンジルアミノと、5−メトキシ−3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イルと、5−メトキシ−3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、5−クロロ−1H−インドル−1−イルと、5−クロロ−3−(2−シアノエチルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、ジベンジルアミノと、ベンジルアミノと、5−クロロ−3−(フェニルチオ)−1H−インドル−1−イル))と、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェノキシと、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェニルと、4−(1H−テトラゾル−5−イル)フェニルチオと、2−シアノフェノキシと、3−シアノフェノキシと、4−シアノフェノキシと、2−シアノフェニルチオと、3−シアノフェニルチオと、4−シアノフェニルチオと、2−クロロフェノキシと、3−クロロフェノキシと、4−クロロフェノキシと、2−フルオロフェノキシと、3−フルオロフェノキシと、4−フルオロフェノキシと、2−シアノベンジルオキシと、3−シアノベンジルオキシと、4−シアノベンジルオキシと、2−クロロベンジルオキシと、3−クロロベンジルオキシと、4−クロロベンジルオキシと、2−フルオロベンジルオキシと、3−フルオロベンジルオキシと、4−フルオロベンジルオキシと、から独立に選択されるメンバである、請求項74に記載の製剤。
【請求項77】
9aがHであり、R12aがHである、請求項75に記載の製剤。
【請求項78】
前記ホウ素含有化合物が、1,3−ジヒドロ−5−フルオロ−1−ヒドロキシ−2,1−ベンゾキサボロールである、請求項74に記載の製剤。
【請求項79】
tRNA分子が装填されたtRNA分子に変換されるのを阻害する方法であって、
tRNA合成酵素と、前記tRNA合成酵素の修正ドメインの活性を阻害するのに有効な化合物とを、前記活性を阻害するのに十分な条件下で接触させることにより、前記変換を阻害することを含み、
前記化合物が、環状ボロン酸エステルと、環状ボリン酸エステルと、2’−アミノリボフラノース部分と、3’−アミノリボフラノース部分と、から選択されるメンバを含む、方法。
【請求項80】
阻害が微生物内で起こる、請求項79に記載の方法。
【請求項81】
前記微生物が、細菌と、真菌と、酵母と、寄生生物と、から選択されるメンバである、請求項80に記載の方法。
【請求項82】
前記tRNA合成酵素が、ミトコンドリアtRNA合成酵素および細胞質tRNA合成酵素から選択されるメンバである、請求項79に記載の方法。
【請求項83】
前記tRNA合成酵素が、アラニルtRNA合成酵素と、イソロイシルtRNA合成酵素と、ロイシルtRNA合成酵素と、メチオニルtRNA合成酵素と、リジルtRNA合成酵素と、フェニルアラニルtRNA合成酵素と、プロリルtRNA合成酵素と、スレオニルtRNA合成酵素と、バリルtRNA合成酵素と、から選択されるメンバである、請求項82に記載の方法。
【請求項84】
前記tRNA合成酵素の合成ドメインに対する前記化合物のKD,合成が100μMより大きい、請求項79に記載の方法。
【請求項85】
前記修正ドメインを阻害する前記化合物の最小濃度と前記tRNA合成酵素の前記合成ドメインを阻害する前記化合物の最小濃度との比(KD,修正/KD,合成で表される)が1未満である、請求項84に記載の方法。
【請求項86】
前記化合物の前記KD,修正/KD,合成が、0.5未満と、0.1未満と、0.05未満と、から選択されるメンバである、請求項85に記載の方法。
【請求項87】
前記2’−アミノリボフラノース部分が、次式
【化30】

で表される構造を有し、
前記3’−アミノリボフラノース部分が、次式
【化31】

で表される構造を有する(式中、
Lは、置換または非置換のプリンと、置換または非置換のピリミジンと、置換または非置換のピリジンと、置換または非置換のイミダゾールと、から選択されるメンバであり、
M1は、OおよびSから選択されるメンバであり、
40およびR41は、Hと、アラルキルと、置換アラルキルと、(CHOHと、COHと、COアルキルと、C(O)NHと、C(O)NHアルキルと、CON(アルキル)と、C(O)R42と、OHと、アルコキシと、アリールオキシと、SHと、S−アルキルと、S−アリールと、SOアルキルと、SOHと、SCFと、CNと、ハロゲンと、CFと、NOと、(CHNR2627と、SONHと、OCHCHNHと、OCHCHNHアルキルと、OCHCHN(アルキル)と、オキサゾリジン−2−イルと、アルキル置換オキサゾリジン−2−イルと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、
【化32】

から独立に選択されるメンバ(式中、
26およびR27は、水素と、アルキルと、アルカノイルと、から独立に選択され、
tは、0〜2から選択される整数であり、
sは、1〜3から選択される整数であり、
42は、Hと、ハロアルキルと、アラルキルと、置換アラルキルと、(CH2)OHと、OHと、CHNR2627と、COHと、COアルキルと、CONHと、S−アルキルと、S−アリールと、SOアルキルと、SOHと、SCFと、CNと、ハロゲンと、CFと、NOと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から選択されるメンバ(式中、
rは、1〜6から選択される整数である)であり、
43、R44およびR45は各々、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバである)である)、請求項79に記載の方法。
【請求項88】
前記微生物が爪真菌症の病原因子である、請求項80に記載の方法。
【請求項89】
前記微生物は、皮膚糸状菌と、白癬菌(Trichophyton)種と、小胞子菌(Microsporum)種と、表皮菌(Epidermophyton)種と、酵母様真菌と、から選択されるメンバである、請求項80に記載の方法。
【請求項90】
前記微生物が、白癬菌(Trichophyton)種から選択されるメンバである、請求項89に記載の方法。
【請求項91】
前記微生物が、紅色白癬菌(T. rubrum)と毛蒼白癬菌(T. menagrophytes)とから選択されるメンバである、請求項90に記載の方法。
【請求項92】
前記化合物が、前記tRNA合成酵素による、不適切に装填されたtRNAのトランスファー後の修正を阻害する、請求項79に記載の方法。
【請求項93】
ヒトまたは動物における微生物を殺滅または微生物の成長を阻害する方法であって、前記微生物を、前記微生物のtRNA合成酵素の修正ドメインの活性を阻害するのに有効な量の医薬製剤と接触させることを含む方法。
【請求項94】
前記医薬製剤が、環状ボロン酸エステルと、環状ボリン酸エステルと、2’−アミノリボフラノース部分と、3’−アミノリボフラノース部分と、から選択されるメンバを含む、請求項93に記載の方法。
【請求項95】
前記微生物が、細菌と、真菌と、酵母と、寄生生物と、から選択されるメンバである、請求項93に記載の方法。
【請求項96】
前記真菌が、カンジダ(Candida)種と、白癬菌(Trichophyton)種と、小胞子菌(Microsporium)種と、アスペルギルス(Aspergillus)種と、クリプトコッカス(Cryptococcus)種と、ブラストミセス(Blastomyces)種と、コクシジオイデス(Cocciodiodes)種と、ヒストプラスマ(Histoplasma)種と、パラコクシジオイデス(Paracoccidiodes)種と、藻菌類(Phycomycetes)種と、マラセチア(Malassezia)種と、フザリウム(Fusarium)種と、表皮菌(Epidermophyton)種と、スキタリジウム(Scytalidium)種と、スコプラリオプシス(Scopulariopsis)種と、アルテルナリア(Alternaria)種と、ペニシリウム(Penicillium)種と、フィアロフォラ(Phialophora)種と、クモノスカビ(Rhizopus)種と、セドスポリウム(Scedosporium)種と、接合菌類(Zygomycetes)クラスと、から選択されるメンバである、請求項95に記載の方法。
【請求項97】
前記微生物が、爪真菌症の病原因子である、請求項93に記載の方法。
【請求項98】
前記医薬製剤が、皮膚糸状菌と、白癬菌(Trichophyton)種と、小胞子菌(Microsporum)種と、表皮菌(Epidermophyton)種と、酵母様真菌と、から選択されるメンバに存在する、請求項93に記載の方法。
【請求項99】
前記微生物が、白癬菌(Trichophyton)種から選択されるメンバである、請求項98に記載の方法。
【請求項100】
前記微生物が、紅色白癬菌(T. rubrum)と毛蒼白癬菌(T. menagrophytes)とから選択されるメンバである、請求項99に記載の方法。
【請求項101】
前記医薬製剤が、次式
【化33】

(式中、qは1〜5から選択される整数である)で表される構造を含まないことを条件とする、請求項93に記載の方法。
【請求項102】
前記医薬製剤が、2’−アミノリボフラノース部分および3’−アミノリボフラノース部分から選択されるメンバを含む、請求項93に記載の方法。
【請求項103】
前記2’−アミノリボフラノース部分が、次式
【化34】

で表される構造を有し、
前記3’−アミノリボフラノース部分が、次式
【化35】

で表される構造を有する(式中、
Lは、置換または非置換のプリンと、置換または非置換のピリミジンと、置換または非置換のピリジンと、置換または非置換のイミダゾールと、から選択されるメンバであり、
M1は、OおよびSから選択されるメンバであり、
40およびR41は、Hと、アラルキルと、置換アラルキルと、(CHOHと、COHと、COアルキルと、C(O)NHと、C(O)NHアルキルと、CON(アルキル)と、C(O)R42と、OHと、アルコキシと、アリールオキシと、SHと、S−アルキルと、S−アリールと、SOアルキルと、SOHと、SCFと、CNと、ハロゲンと、CFと、NOと、(CHNR2627と、SONHと、OCHCHNHと、OCHCHNHアルキルと、OCHCHN(アルキル)と、オキサゾリジン−2−イルと、アルキル置換オキサゾリジン−2−イルと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、
【化36】

から独立に選択されるメンバ(式中、
26およびR27は、水素と、アルキルと、アルカノイルと、から独立に選択され、
tは、0〜2から選択される整数であり、
sは、1〜3から選択される整数であり、
42は、Hと、ハロアルキルと、アラルキルと、置換アラルキルと、(CHOHと、OHと、CHNR2627と、COHと、COアルキルと、CONHと、S−アルキルと、S−アリールと、SOアルキルと、SOHと、SCFと、CNと、ハロゲンと、CFと、NOと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から選択されるメンバ(式中、
rは、1〜6から選択される整数である)であり、
43、R44およびR45は各々、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバである)である)、請求項102に記載の方法。
【請求項104】
前記環状ボロン酸エステルが、1,3−ジヒドロ−5−フルオロ−1−ヒドロキシ−2,1−ベンゾキサボロールである、請求項94に記載の方法。
【請求項105】
ヒトまたは動物における微生物による感染を治療または予防する方法であって、
前記微生物のtRNA合成酵素の修正ドメインの活性を阻害するのに有効な量の医薬製剤を前記ヒトまたは動物に投与することを含む、方法。
【請求項106】
前記医薬製剤が、環状ボロン酸エステルと、環状ボリン酸エステルと、2’−アミノリボフラノース部分と、3’−アミノリボフラノース部分と、から選択されるメンバを含む、請求項105に記載の方法。
【請求項107】
前記微生物が、細菌と、真菌と、酵母と、寄生生物と、から選択されるメンバである、請求項105に記載の方法。
【請求項108】
前記tRNA合成酵素が、ミトコンドリアtRNA合成酵素と、細胞質tRNA合成酵素と、から選択されるメンバである、請求項105に記載の方法。
【請求項109】
前記tRNA合成酵素が、アラニルtRNA合成酵素と、イソロイシルtRNA合成酵素と、ロイシルtRNA合成酵素と、メチオニルtRNA合成酵素と、リジルtRNA合成酵素と、フェニルアラニルtRNA合成酵素と、プロリルtRNA合成酵素と、スレオニルtRNA合成酵素と、バリルtRNA合成酵素と、から選択されるメンバである、請求項108に記載の方法。
【請求項110】
前記tRNA合成酵素の合成ドメインに対する前記化合物のKD,合成が100μMより大きい、請求項105に記載の方法。
【請求項111】
前記修正ドメインを阻害する前記化合物の最小濃度と前記tRNA合成酵素の合成ドメインを阻害する前記化合物の最小濃度との比(KD,修正/KD,合成で表される)が1未満である、請求項110に記載の方法。
【請求項112】
前記化合物の前記KD,修正/KD,合成が、0.5未満と、0.1未満と、0.05未満と、から選択されるメンバである、請求項111に記載の方法。
【請求項113】
前記医薬製剤が、次式
【化37】

(式中、qは1〜5から選択される整数である)で表される構造を含まないことを条件とする、請求項105に記載の方法。
【請求項114】
前記医薬製剤が、2’−アミノリボフラノース部分および3’−アミノリボフラノース部分から選択されるメンバを含む、請求項106に記載の方法。
【請求項115】
前記医薬製剤が、2’−アミノリボフラノース部分を含み、前記2’−アミノリボフラノース部分が、次式
【化38】

で表される構造を有し、
前記3’−アミノリボフラノース部分が、次式
【化39】

で表される構造を有する(式中、
Lは、置換または非置換のプリンと、置換または非置換のピリミジンと、置換または非置換のピリジンと、置換または非置換のイミダゾールと、から選択されるメンバであり、
M1は、OおよびSから選択されるメンバであり、
40およびR41は、Hと、アラルキルと、置換アラルキルと、(CHOHと、COHと、COアルキルと、C(O)NHと、C(O)NHアルキルと、CON(アルキル)と、C(O)R42と、OHと、アルコキシと、アリールオキシと、SHと、S−アルキルと、S−アリールと、SOアルキルと、SOHと、SCFと、CNと、ハロゲンと、CFと、NOと、(CHNR2627と、SONHと、OCHCHNHと、OCHCHNHアルキルと、OCHCHN(アルキル)と、オキサゾリジン−2−イルと、アルキル置換オキサゾリジン−2−イルと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、
【化40】

から独立に選択されるメンバ(式中、
26およびR27は、水素と、アルキルと、アルカノイルと、から独立に選択され、
tは、0〜2から選択される整数であり、
sは、1〜3から選択される整数であり、
42は、Hと、ハロアルキルと、アラルキルと、置換アラルキルと、(CHOHと、OHと、CHNR2627と、COHと、COアルキルと、CONHと、S−アルキルと、S−アリールと、SOアルキルと、SOHと、SCFと、CNと、ハロゲンと、CFと、NOと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から選択されるメンバ(式中、
rは、1〜6から選択される整数である)であり、
43、R44およびR45は各々、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバである)である)、請求項114に記載の方法。
【請求項116】
前記医薬製剤が、2’−アミノリボフラノース部分を含み、前記2’−アミノリボフラノース部分が、次式
【化41】

で表される構造を有する、請求項115に記載の方法。
【請求項117】
前記環状ボロン酸エステルが、1,3−ジヒドロ−5−フルオロ−1−ヒドロキシ−2,1−ベンゾキサボロールである、請求項106に記載の方法。
【請求項118】
前記感染が、全身感染と、爪感染と、爪周囲感染と、爪下感染と、皮膚感染と、から選択されるメンバである、請求項105に記載の方法。
【請求項119】
前記感染が爪真菌症である、請求項105に記載の方法。
【請求項120】
前記感染が、緑爪と、爪周囲炎と、類丹毒と、爪縦裂症と、淋病と、プール肉芽腫と、幼虫移行症と、らい病と、伝染性深膿痂疹小結節と、搾乳者小結節と、ヘルペス性ひょう疽と、急性細菌性痕跡爪皮と、慢性痕跡爪皮と、スポロトリクム症と、梅毒と、皮膚疣状結核と、野兎病と、スナノミ症と、爪囲・爪下疣贅と、帯状疱疹と、爪ジストロフィ(粗造爪)と、皮膚科学的な疾患と、乾癬と、膿疱性乾癬と、円形脱毛症と、膿疱性不全角化症と、接触皮膚症と、ライター症候群と、乾癬状肢端皮膚炎と、扁平苔癬と、爪における特発性萎縮と、光沢苔癬と、線状苔癬と、炎症性線状疣贅状表皮母斑(ILVEN)と、脱毛症と、天疱瘡と、水疱性類天疱瘡と、後天性表皮水疱症と、ダリエル病と、毛孔性紅色粃糠疹と、掌蹠角化症と、接触性湿疹と、多型紅斑と、疥癬と、バゼックス症候群と、全身性強皮症と、全身性紅斑性狼瘡と、慢性紅斑性狼瘡と、皮膚筋炎と、スポロトリクム症と、真菌性角膜炎と、伸展性眼真菌症と、内在性眼真菌症と、ロボ真菌症と、菌腫と、砂毛症と、癜風と、体部白癬と、股部白癬と、足部白癬と、白癬性毛瘡と、頭部白癬と、黒癬と、耳真菌症と、黄癬と、黒色真菌症と、渦状癬と、から選択されるメンバである、請求項105に記載の方法。
【請求項121】
tRNA合成酵素の修正ドメインを阻害することで、tRNA分子が微生物によって装填されたtRNA分子に変換されるのを阻害するのに有効な量の化合物からなる単位量製剤。
【請求項122】
薬学的に許容される賦形剤をさらに含む、請求項121に記載の製剤。
【請求項123】
前記細胞が微生物細胞である、請求項121に記載の製剤。
【請求項124】
前記微生物が、細菌と、真菌と、酵母と、寄生生物と、から選択されるメンバである、請求項121に記載の製剤。
【請求項125】
前記tRNA合成酵素が、ミトコンドリアtRNA合成酵素と、細胞質tRNA合成酵素と、から選択されるメンバである、請求項121に記載の製剤。
【請求項126】
前記tRNA合成酵素が、アラニルtRNA合成酵素と、イソロイシルtRNA合成酵素と、ロイシルtRNA合成酵素と、メチオニルtRNA合成酵素と、リジルtRNA合成酵素と、フェニルアラニルtRNA合成酵素と、プロリルtRNA合成酵素と、スレオニルtRNA合成酵素と、バリルtRNA合成酵素と、から選択されるメンバである、請求項125に記載の製剤。
【請求項127】
前記tRNA合成酵素の合成ドメインに対する前記化合物のKD,合成が100μMより大きい、請求項121に記載の製剤。
【請求項128】
前記修正ドメインを阻害する前記化合物の最小濃度と前記tRNA合成酵素の合成ドメインを阻害する前記化合物の最小濃度との比(KD,修正/KD,合成で表される)が1未満である、請求項127に記載の製剤。
【請求項129】
前記製剤の前記KD,修正/KD,合成が、0.5未満と、0.1未満と、0.05未満と、から選択されるメンバである、請求項128に記載の製剤。
【請求項130】
前記製剤が、環状ボロン酸エステルと、環状ボリン酸エステルと、2’−アミノリボフラノース部分と、3’−アミノリボフラノース部分と、から選択されるメンバである化合物を含む、請求項121に記載の製剤。
【請求項131】
前記2’−アミノリボフラノース部分が、次式
【化42】

で表される構造を有し、
前記3’−アミノリボフラノース部分が、次式
【化43】

で表される構造を有する(式中、
Lは、置換または非置換のプリンと、置換または非置換のピリミジンと、置換または非置換のピリジンと、から選択されるメンバであり、
M1は、OおよびSから選択されるメンバであり、
40およびR41は、Hと、アラルキルと、置換アラルキルと、(CHOHと、COHと、COアルキルと、C(O)NHと、C(O)NHアルキルと、CON(アルキル)と、C(O)R42と、OHと、アルコキシと、アリールオキシと、SHと、S−アルキルと、S−アリールと、SOアルキルと、SOHと、SCFと、CNと、ハロゲンと、CFと、NOと、(CHNR2627と、SONHと、OCHCHNHと、OCHCHNHアルキルと、OCHCHN(アルキル)と、オキサゾリジン−2−イルと、アルキル置換オキサゾリジン−2−イルと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、
【化44】

から独立に選択されるメンバ(式中、
26およびR27は、水素と、アルキルと、アルカノイルと、から独立に選択され、
tは、0〜2から選択される整数であり、
sは、1〜3から選択される整数であり、
42は、Hと、ハロアルキルと、アラルキルと、置換アラルキルと、(CH2)OHと、OHと、CHNR2627と、COHと、COアルキルと、CONHと、S−アルキルと、S−アリールと、SOアルキルと、SOHと、SCFと、CNと、ハロゲンと、CFと、NOと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から選択されるメンバ(式中、
rは、1〜6から選択される整数である)であり、
43、R44およびR45は各々、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバである)である)、請求項130に記載の製剤。
【請求項132】
前記化合物が、次式
【化45】

で表される構造を有さないことを条件とする、請求項131に記載の製剤。
【請求項133】
前記環状ボロン酸エステルが、1,3−ジヒドロ−5−フルオロ−1−ヒドロキシ−2,1−ベンゾキサボロールである、請求項130に記載の製剤。
【請求項134】
前記細胞が、爪真菌症の病原因子の細胞である、請求項121に記載の製剤。
【請求項135】
前記細胞が、白癬菌(Trichophyton)種から選択されるメンバである、請求項121に記載の製剤。
【請求項136】
前記tRNA合成酵素の合成ドメインに対する前記化合物のKD,合成が100μMより大きい、請求項121に記載の製剤。
【請求項137】
tRNA合成酵素の修正ドメインに結合する化合物を同定する方法であって、
a)結合に適した条件下で、前記修正ドメインを被検化合物と接触させることと、
b)前記修正ドメインへの前記被検化合物の結合を検出することとを含む、方法。
【請求項138】
前記化合物の結合を検出することが、前記化合物に結合した少なくとも1つの検出可能な元素、アイソトープ、または化学標識を使用することを含む、請求項137に記載の方法。
【請求項139】
前記元素、アイソトープまたは化学標識が、蛍光、発光、放射能、または吸光度の計測値によって検出される、請求項138に記載の方法。
【請求項140】
前記被検化合物を前記修正ドメインと接触させることが、前記被検化合物および前記修正ドメインをAMPおよび末端アデノシンを有する分子から選択されるメンバと接触させることをさらに含む、請求項137に記載の方法。
【請求項141】
前記tRNA合成酵素が、アラニルtRNA合成酵素と、イソロイシルtRNA合成酵素と、ロイシルtRNA合成酵素と、メチオニルtRNA合成酵素と、リジルtRNA合成酵素と、フェニルアラニルtRNA合成酵素と、プロリルtRNA合成酵素と、スレオニルtRNA合成酵素と、バリルtRNA合成酵素と、から選択されるメンバ由来である、請求項137に記載の方法。
【請求項142】
前記tRNA合成酵素が、ロイシルtRNA合成酵素由来である、請求項141に記載の方法。
【請求項143】
前記tRNA合成酵素が変異tRNA合成酵素由来であり、前記変異tRNA合成酵素が修正ドメインにアミノ酸変異を含む、請求項141に記載の方法。
【請求項144】
前記変異tRNA合成酵素が、表4に列挙したようなアミノ酸変異を修正ドメインに含む、請求項143に記載の方法。
【請求項145】
tRNA合成酵素の前記修正ドメインが、配列番号1〜15のアミノ酸配列を含む、請求項137に記載の方法。
【請求項146】
tRNA合成酵素の修正ドメインに結合する化合物を同定する方法であって、前記アッセイが、
a)前記化合物とtRNA合成酵素の前記修正ドメインとの結合に適した条件下で、tRNA合成酵素の前記修正ドメインと前記化合物とを接触させることと、
b)前記化合物に接触しているtRNA合成酵素の前記修正ドメインの生物活性を、前記化合物に接触していないときの前記生物活性と比較することと、
c)前記化合物に接触しているときにtRNA合成酵素の前記修正ドメインの前記生物活性が低下する場合、tRNA合成酵素の前記修正ドメインに結合しているとして前記化合物を同定することとを含む、方法。
【請求項147】
前記生物活性が非同種アミノ酸の加水分解である、請求項146に記載の方法。
【請求項148】
前記非同種アミノ酸の前記加水分解が、1種以上の標識を用いて検出される、請求項147に記載の方法。
【請求項149】
前記標識が、放射性標識、蛍光マーカー、抗体、またはこれらの組み合わせを含む、請求項148に記載の方法。
【請求項150】
前記標識が、分光法を用いて検出可能である、請求項148に記載の方法。
【請求項151】
tRNA合成酵素の前記修正ドメインが、アラニルtRNA合成酵素と、イソロイシルtRNA合成酵素と、ロイシルtRNA合成酵素と、メチオニルtRNA合成酵素と、リジルtRNA合成酵素と、フェニルアラニルtRNA合成酵素と、プロリルtRNA合成酵素と、スレオニルtRNA合成酵素と、バリルtRNA合成酵素と、から選択されるメンバ由来である、請求項146に記載の方法。
【請求項152】
tRNA合成酵素の前記修正ドメインがロイシルtRNA合成酵素由来である、請求項151に記載の方法。
【請求項153】
非同種アミノ酸を有するtRNA分子を生成する方法であって、
a)変化したアミノ酸修正ドメインを有する変異tRNA合成酵素を作製または単離することと、
b)前記変異tRNA合成酵素および非同種アミノ酸にtRNA分子を接触させることとを含む、方法。
【請求項154】
前記変異tRNA合成酵素が、修正ドメインに1つ以上のアミノ酸変異を含有する、請求項153に記載の方法。
【請求項155】
前記変異tRNA合成酵素が、1,3−ジヒドロ−5−フルオロ−1−ヒドロキシ−2,1−ベンゾキサボロールに結合できない、請求項153に記載の方法。
【請求項156】
前記変異tRNA合成酵素が、1,3−ジヒドロ−5−フルオロ−1−ヒドロキシ−2,1−ベンゾキサボロールに結合できる、請求項153に記載の方法。
【請求項157】
非同種アミノ酸に結合した1種以上のtRNA分子を含む組成物であって、前記tRNA分子が、微生物または微生物由来の細胞株から単離された1種以上の変異tRNA合成酵素を用いて合成される、組成物。
【請求項158】
前記微生物が真菌または酵母である、請求項157に記載の組成物。
【請求項159】
前記変異tRNA合成酵素が、その修正ドメインにアミノ酸変異を含有する、請求項157に記載の組成物。
【請求項160】
前記変異tRNA合成酵素が、表4に列挙したような点変異を修正ドメインに含む、請求項157に記載の組成物。
【請求項161】
テトラヒドロピラン含有ボロン酸エステルを製造する方法であって、前記エステルが、次式
【化46】

(式中、
およびRは、Hと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバであり、
およびRは、それらが結合する原子と一緒になって、任意に連結されて4員から7員の環を形成してもよく、
9a、R10a、R11aおよびR12aは、Hと、ORと、NR**と、SRと、−S(O)Rと、−S(O)と、−S(O)NR**と、ニトロと、ハロゲンと、シアノと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から独立に選択されるメンバ(式中、
およびR**は、Hと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から選択されるメンバである)である)で表される構造を有し、
a)式
【化47】

で表される構造を有する第1の化合物をグリニャールまたは有機リチウム条件に付すことと、
b)工程a)の生成物をホウ酸エステルと接触させることで、前記テトラヒドロピラン含有ボロン酸エステルを形成することとを含む、方法。
【請求項162】
前記ハロゲンが、ヨードおよびブロモから選択されるメンバである、請求項161に記載の方法。
【請求項163】
前記ホウ酸エステルが、B(OR(OR)(式中、
前記RおよびRが各々、Hと、置換または非置換のメチルと、置換または非置換のエチルと、置換または非置換のプロピルと、置換または非置換のイソプロピルと、置換または非置換のブチルと、置換または非置換のt−ブチルと、置換または非置換のフェニルと、置換または非置換のベンジルと、から独立に選択されるメンバであり、
およびRは、それらが連結する原子と一緒になって、任意に、置換または非置換のジオキサボロランと、置換または非置換のジオキサボリナンと、置換または非置換のジオキサボレパンと、から選択されるメンバを形成してもよい)から選択されるメンバである、請求項161に記載の方法。
【請求項164】
前記ホウ酸エステルが、B(OR(OR)(式中、RおよびRは、それらが連結する原子と一緒になって、ジオキサボロランと、置換または非置換のテトラメチルジオキサボロランと、置換または非置換のフェニルジオキサボロランと、ジオキサボリナンと、ジメチルジオキサボリナンと、ジオキサボレパンと、から選択されるメンバを形成する)から選択されるメンバである、請求項161に記載の方法。
【請求項165】
前記グリニャールまたは有機リチウム条件が、水素化ジイソブチルアルミニウムをさらに含む、請求項161に記載の方法。
【請求項166】
グリニャール反応の温度が35℃を超えない、請求項161に記載の方法。
【請求項167】
工程(b)が、約−30℃から約−20℃の温度で実施される、請求項161に記載の方法。
【請求項168】
前記テトラヒドロピラン含有ボロン酸エステルが、
【化48】

である、請求項161に記載の方法。
【請求項169】

【化49】

で表される構造を有する化合物を製造する方法であって、
a)式
【化50】

で表される構造を有する第1の化合物をグリニャールまたは有機リチウム条件に付すことと、
b)前記付す反応を水および有機酸でクエンチすることで、前記化合物を形成することを含む、方法。
【請求項170】
前記有機酸が、酢酸から選択されるメンバである、請求項169に記載の方法。
【請求項171】
前記クエンチ工程が、本質的に強酸に接触しない、請求項169に記載の方法。
【請求項172】
前記化合物が、
【化51】

である、請求項169に記載の方法。
【請求項173】
前記化合物が、再結晶化溶媒からの再結晶化によって精製され、前記再結晶化溶媒が、本質的にアセトニトリルを含有しない、請求項169に記載の方法。
【請求項174】
前記再結晶化溶媒がトルエンおよびヘプタンを含む、請求項173に記載の方法。
【請求項175】

【化52】

から選択されるメンバ(式中、
qは0から1の間の数であり、
はハロゲンであり、
、R、R、RおよびRは、Hと、置換または非置換のアルキルと、置換または非置換のヘテロアルキルと、置換または非置換のシクロアルキルと、置換または非置換のヘテロシクロアルキルと、置換または非置換のアリールと、置換または非置換のヘテロアリールと、から選択されるメンバから独立に選択されるメンバである)である構造を有し、
【化53】

から選択されるメンバではないことを条件とする、化合物。
【請求項176】
前記構造が、
【化54】

から選択されるメンバである、請求項175に記載の化合物。
【請求項177】
、RおよびRが各々、
【化55】

から独立に選択されるメンバである、請求項175または176に記載の化合物。
【請求項178】
およびRが、Hと、メチルと、
【化56】

とから独立に選択されるメンバであり、RおよびRは、それらが結合する窒素と一緒になって、任意に連結されて、
【化57】

から選択されるメンバを形成する、請求項175または176に記載の化合物。
【請求項179】
がHであり、Rが、Hと、メチルと、
【化58】

とから選択されるメンバである、請求項175に記載の化合物。
【請求項180】
およびRが、任意に連結されて、
【化59】

から選択されるメンバを形成する、請求項175に記載の化合物。
【請求項181】
が、
【化60】

から選択されるメンバである、請求項175に記載の化合物。
【請求項182】
が、
【化61】

から選択されるメンバである、請求項175に記載の化合物。
【請求項183】
が、
【化62】

から選択されるメンバである、請求項175に記載の化合物。
【請求項184】

【化63】

【化64】

【化65】

から選択されるメンバである構造を有する化合物。
【請求項185】
a)薬学的に許容される賦形剤と、
b)請求項184で得られる化合物と、
を含む、医薬製剤。
【請求項186】
a)薬学的に許容される賦形剤と、
b)
【化66】

から選択されるメンバである化合物と、
を含む、医薬製剤。
【請求項187】
微生物を殺滅または微生物の成長を阻害する方法であって、前記微生物を請求項186に記載の治療有効量の化合物と接触させることを含む、方法。
【請求項188】
微生物を殺滅または微生物の成長を阻害する方法であって、前記微生物を請求項185または請求項186に記載の治療有効量の医薬製剤に接触させることを含む、方法。
【請求項189】
動物における感染を治療または予防する方法であって、請求項184に記載の治療有効量の化合物を動物に投与することを含む、方法。
【請求項190】
ヒトまたは動物における感染を治療または予防する方法であって、請求項185または請求項186に記載の治療有効量の医薬製剤を動物に投与することを含む、方法。
【請求項191】
請求項184に記載の化合物を製造する方法。
【請求項192】
請求項185または請求項186に記載の医薬製剤を製造する方法。

【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10(1)】
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【図10(2)】
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【図10(3)】
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【図10(4)】
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【図10(5)】
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【図10(6)】
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【図10(7)】
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【図10(8)】
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【図10(9)】
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【図11A】
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【図11B】
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【図11C】
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【図11D】
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【図11E】
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【図11F】
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【図12A】
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【図12B】
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【図12C】
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【図12D】
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【図12E】
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【図12F】
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【図12G】
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【図12H】
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【図12I】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18A】
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【図18B】
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【図18C】
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【図19A】
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【図19B】
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【図19C】
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【図19D】
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【図19E】
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【図19F】
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【図19G】
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【図19H】
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【図19I】
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【図19J】
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【図19K】
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【図20A】
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【図20B】
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【図20C】
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【図20D】
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【図20E】
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【図20F】
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【図20G】
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【図20H】
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【公表番号】特表2009−526751(P2009−526751A)
【公表日】平成21年7月23日(2009.7.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−548499(P2008−548499)
【出願日】平成18年8月16日(2006.8.16)
【国際出願番号】PCT/US2006/032238
【国際公開番号】WO2007/078340
【国際公開日】平成19年7月12日(2007.7.12)
【出願人】(505465841)アナコール ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド (19)
【Fターム(参考)】