共同玄関ドア開錠システム
【課題】
【課題】
安価で、来訪者と住戸の会話が途切れることのない、防犯性に優れた簡単な共同玄関ドア開錠システムを提供することを目的とする。
【解決手段】
集合住宅の住戸の電話機と公衆通信回線を介して通話ができ、当該集合住宅の共同玄関のオートロックドアの開錠指令をする住戸選択通話装置を備える共同玄関ドア開錠システムにおいて、前記住戸選択通話装置は、テンキーと、テンキー入力コード識別部と、
前記テンキー入力コード識別部により識別されたコードが住戸番号であると判別する住戸番号判別部と、前記テンキーから入力された住戸人指示の前記共同玄関ドアの開錠コードを入力コードと判別する入力コード判別部と、前記共同玄関のオートロックドアの開錠指令信号を発するドア開錠指令部と、を備えることを特徴とする共同玄関ドア開錠システム。
【課題】
安価で、来訪者と住戸の会話が途切れることのない、防犯性に優れた簡単な共同玄関ドア開錠システムを提供することを目的とする。
【解決手段】
集合住宅の住戸の電話機と公衆通信回線を介して通話ができ、当該集合住宅の共同玄関のオートロックドアの開錠指令をする住戸選択通話装置を備える共同玄関ドア開錠システムにおいて、前記住戸選択通話装置は、テンキーと、テンキー入力コード識別部と、
前記テンキー入力コード識別部により識別されたコードが住戸番号であると判別する住戸番号判別部と、前記テンキーから入力された住戸人指示の前記共同玄関ドアの開錠コードを入力コードと判別する入力コード判別部と、前記共同玄関のオートロックドアの開錠指令信号を発するドア開錠指令部と、を備えることを特徴とする共同玄関ドア開錠システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は，集合住宅の共同玄関のオートロックドア開錠システムに関する。
【背景技術】
【０００２】
従来の集合住宅（共同住宅）の共同玄関ドア開錠システム又は入館規制設備制御装置等は、特開２００３−２７４０３４号公報に掲載されているように、共用玄関ドアのオートロックを制御する入館規制設備制御装置にて，エントランスホールに設置されたいわゆるピンク電話機（特殊簡易公衆電話機）に接続し、共同住宅の各室（住戸）にある電話機の電話番号を記憶し，ピンク電話機から記憶された電話番号への通話中に，所定の信号を検知すると，ピンク電話機との間に設けられた回線のみを切断し，ピンク電話機間との回線切断後に，さらに続いて所定の信号を検知すると共用玄関ドアのオートロックを解錠するようにしたシステムが知られている。
【０００３】
【特許文献１】特開２００３−２７４０３４号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来の公衆通信回線を用いた安価な共同玄関のオートロックドア開錠システムにおいては，共同玄関にいる来訪者と住戸の住人が公衆通信回線（電話回線）を介して会話し、住戸の住人が来訪者の入館を許可する場合には住戸の電話機にて予め決められた開錠コードの入力操作を行い住戸から共同玄関のオートロックドアを開錠していた。
しかし，このような来訪者と住戸の住人との会話中に住戸の電話機からドア開錠用の信号を送信し、その信号を検知するための装置は、一旦電話回線を信号検知部に切り替える必要があり，また，玄関ドアを開錠するための信号を送信している間は来訪者との会話が中断してしまうなどの課題がある。
【０００５】
本発明は、既存の集合住宅に新たな配線や配線用パイプの配管作業、費用をほとんど必要としない、公衆通信回線を用いた安価な共同玄関のオートロックドア開錠システムであって、玄関に設置される制御装置が単純な構成でよく，また，玄関ドア開錠時も住戸の住人と来訪者の電話による会話が途切れることなく，且つ来訪者に玄関ドア開錠操作をさせてもなんら防犯性の低下しない共同玄関ドア開錠システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記の課題を解決するために、本願の請求項１記載の発明は、集合住宅の住戸の電話機と公衆通信回線を介して通話ができ、当該集合住宅の共同玄関のオートロックドアの開錠指令をする住戸選択通話装置を備える共同玄関ドア開錠システムにおいて、前記住戸選択通話装置は、選択住戸を特定する住戸コードの入力及び前記共同玄関オートロックドアの開錠コードの入力をするテンキーと、前記テンキーにより入力されたコードを識別するためのテンキー入力コード識別部と、前記テンキー入力コード識別部により識別されたコードが住戸番号であると判別する住戸番号判別部と、前記住戸番号判別部により住戸番号が入力されたと判断された場合に各住戸番号に対応して予め登録してある各住戸の電話機の電話番号の中から対応する当該住戸番号の電話機に電話を掛ける発着信処理部と、前記発着信処理部により公衆通信回線を介して接続される住戸の電話機との間で通話をするためのマイク及びスピーカーを備えた会話装置部と、前記テンキーから入力された前記会話装置部による住戸人指示の前記共同玄関ドアの開錠コードを前記テンキー入力コード識別部を介して入力コードと判別する入力コード判別部と、前記入力コード判別部により入力コードと判断された場合に前記共同玄関のオートロックドアを開錠するための開錠指令信号を発するドア開錠指令部と、を備えたことを特徴とする。
【０００７】
また、上記の課題を解決するために、本願の請求項２記載の発明は、集合住宅の住戸の電話機と公衆通信回線を介して通話ができ、当該集合住宅の共同玄関のオートロックドアの開錠指令をする住戸選択通話装置を備える共同玄関ドア開錠システムにおいて、前記住戸選択通話装置は、選択住戸を特定する住戸コードの入力及び前記共同玄関オートロックドアの開錠コードの入力をするテンキーと、前記テンキーにより入力されたコードを識別するためのテンキー入力コード識別部と、前記テンキー入力コード識別部により識別されたコードが住戸番号であると判別する住戸番号判別部と、前記住戸番号判別部により住戸番号が入力されたと判断された場合に各住戸番号に対応して予め登録してある各住戸の電話機の電話番号の中から対応する当該住戸番号の電話機に電話を掛ける発着信処理部と、前記発着信処理部により公衆通信回線を介して接続される住戸の電話機との間で通話をするためのマイク及びスピーカーを備えた会話装置部と、前記テンキーから入力された前記会話装置部による住戸人指示の前記共同玄関ドアの開錠コードを前記テンキー入力コード識別部を介して入力コードと判別する入力コード判別部と、予め決められた関数と引数によって各住戸別に複数桁の数列からなる開錠コードを算出する開錠コード計算部と、前記入力コード判別部により判別された入力コードと前記開錠コード計算部で算出された開錠コードとを比較するコード照合部と、前記コード照合部により入力コードが開錠コードと一致した場合に前記共同玄関のオートロックドアを開錠するための開錠指令信号を発するドア開錠指令部と、を備えたことを特徴とする。
【０００８】
また、上記の課題を解決するために、本願の請求項３記載の発明は、請求項１または２記載の共同玄関ドア開錠システムにおいて、前記入力コード判別部は、前記住戸選択通話装置と前記住戸の電話機との電話回線が通話中として接続されている間のみ入力コードと判別することを特徴とする。
【０００９】
また、上記の課題を解決するために、本願の請求項４記載の発明は、請求項１または２記載の共同玄関ドア開錠システムにおいて、前記テンキーから前記共同玄関ドアの開錠コードの入力ができる期間は、前記住戸選択通話装置と前記住戸の電話機との電話回線が通話中として接続されている間のみであることを特徴とする。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば，公衆通信回線を用いた安価な共同玄関のオートロックドア開錠システムであって、玄関に設置される制御装置が単純な構成でよく，また，玄関ドア開錠時も住戸の住人と来訪者の電話による会話が途切れることなく，且つ来訪者に玄関ドア開錠操作をさせてもなんら防犯性が低下しない共同玄関ドア開錠システムを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１１】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図１は，本発明の一実施例である共同玄関ドア開錠システムの構成を示す図で、図２は、本発明の一実施例である共同玄関に設置される居室選択通話装置の構成を示す図である。
図１において，1は集合住宅の共同玄関のオートロックドア，2は共同玄関のオートロックドア1の玄関ドア錠，3は住戸選択通話装置，4はテンキー，5はスピーカー及びマイク等から成る会話装置，6は住人用共同玄関のオートロック開錠部，7は住戸に備える住戸の電話機，8はパーソナルコンピューター等を使用した開錠コード表示器， 16は、信号線で、玄関ドア錠2と住戸選択通話装置3と接続されている。
【００１２】
集合住宅住人は住人用共同玄関のオートロックドア開錠部6にて個人認証カード又は鍵を用い共同玄関ドア錠2を開錠し入館できる。来訪者は住人から電話により告げられた複数桁の数列からなる開錠コードを前記テンキーにて入力することにより，共同玄関ドア錠2を開錠し入館する。
【００１３】
図２において，住戸選択通話装置3は、テンキー4と、このテンキー4にて入力される番号又はコードを識別するテンキー入力コード識別部9と，テンキー4にて入力された番号又はコードが住戸番号であると判別する住戸番号判別部10と，住戸番号判別部10にて住戸番号が入力されたと判断された場合に前記住戸番号に対応して予め登録してあるその住戸の電話機7に公衆通信回線（電話回線）介して接続するための発着信処理部11を備えている。
【００１４】
また、住戸選択通話装置3は、発着信処理部11により，住居選択通話装置3の会話装置5により住戸の電話機7との間で、電話回線が通話中として接続されている間（いわゆる会話可能な間）前記テンキー4にて入力された複数桁からなる数列のコードを前記テンキー入力コード識別部9経由で入力コードと判別する入力コード判別部12と，予め決められた関数と引数によって各住戸別に複数桁の数列からなる開錠コードを算出する開錠コード計算部13と，前記入力コード判別部12で入力コードと判別された複数桁からなる数列のコードと前記開錠コード計算部13にて算出された複数桁からなる開錠コードを比較するコード照合部14と，前記コード照合部14で前記入力コードと前記開錠コードが一致したと判断された場合に共同玄関のオートロックドアのドア錠2を開錠するための開錠指令信号を発するドア開錠指令部15を備えている。
【００１５】
次に上記実施形態の動作を説明する。
集合住宅に来訪者があった場合，共同玄関のオートロックドア1に備えたドア錠2の開錠は，次のように行われる。
【００１６】
この前提として予め、各住戸に玄関ドア錠2を開錠するための開錠コードを通知しておくか、又は、開錠コードを表示する開錠コード表示装置8を予め配布（または既に所持しているパーソナルコンピューターに計算プログラムをインストールする）し、この開錠コード表示装置により開錠コードを通知しておく。
【００１７】
この開錠コードについて説明すると、開錠コードを算出するための関数ｆの設定及び引数となる各々の住戸番号と現在日時及びその他引数ａを追加で設定してある場合はその他引数も合わせて与え，開錠コードの桁数を住人が任意に設定しておく。この設定で前記開錠コード表示装置8は現在共同玄関を開錠するための開錠コードを設定した桁数で常に表示する。
【００１８】
同様に住戸選択通話装置3内部の開錠コード計算部13にも前記関数ｆの設定及び引数となる各々の住戸番号と現在日時及びその他引数ａを追加で設定してある場合はその他引数も合わせて与え，開錠コードの桁数を設定し，各々の住戸毎に常に開錠コードを計算しておく。
【００１９】
ここで，ある住戸で開錠コード表示装置8が表示している予め決められた桁数の数列である開錠コードと，前記開錠コード計算部13で計算された前記住戸に対応する予め決められた桁数の数列である開錠コードは一致している。
【００２０】
来訪者は，集合住宅内の住戸を訪問する場合，共同玄関の住戸選択通話装置3のテンキー4にて来訪目的の複数桁の数列からなる住戸コード（住戸番号の最後に“＃”を付加したコード）を入力する。
【００２１】
住戸選択通話装置3は、テンキー4から入力された“＃”の前に押下された複数桁の数列を住戸番号判別部10にて住戸番号か否かを判別し，前記住戸番号判別部10にて住戸番号であると判別されると，発着信処理部11にて入力された住戸番号の住人が予め登録（記憶部への記憶）した住戸の電話機7の電話番号に公衆通信回線（電話回線）を介して回線接続し，電話機7を呼出す。
【００２２】
電話機7の受話器を挙げると電話機7と会話装置5にて通話が可能になり，来訪者は会話装置5にて住戸の電話機7に出た住人に来訪目的を伝える。
住人が来訪者の入館を許可する場合は，住人が、知らされている開錠コード又は所持している開錠コード表示装置8に表示されている複数桁の数列からなる現在の開錠コードを，電話機7と会話装置5が会話可能な状態（電話回線が通話中として接続されている間）でテンキー4にて入力するよう来訪者に伝える。
【００２３】
来訪者によって入力された開錠コードは，住戸選択通話装置3内部のテンキー入力コード識別部9にてテンキーコードを識別し，入力コード判別部12にて電話機7と会話装置5が会話可能な状態（電話回線が通話中として接続されている間）であることより、開錠のための入力コードと判断し，複数桁の数列として記憶する。
開錠コード計算部13は、常に各々の住戸に対する開錠コードを計算しているが，入力コード判別部12は テンキー4から玄関ドア開錠の入力コードが入力されたと判断すると，来訪者が訪問時に入力した住戸番号から対応する現在の開錠コードをコード照合部14に送信する。
【００２４】
コード照合部14は、開錠コード計算部13で算出された複数桁の数列からなる開錠コードと，入力コード判別部12で入力コードと判断された複数桁の数列であるコードを，桁数及び数値で比較する。
コード照合部14が一致すると判断すると，ドア開錠指令部15から玄関ドア錠2を開錠するための指令が通信線16を介し送信され，共同玄関オートロックドア1の玄関ドア錠2を開錠し、来訪者は入館可能となる。
住人は共同玄関ドア開錠を来訪者との会話で確認してから電話機7の受話器を置くことにより、電話回線接続が切れ、住戸選択通話装置3の会話装置5との通話を終了する。
【００２５】
なお、来訪者がテンキー４にて住戸コードを入力した場合，その住戸コードが集合住宅に存在せず，住戸選択通話装置3の記憶部に登録（記憶）されていない場合は，住戸選択通話装置3は何も処理しない。
また，来訪者が住人から教えられた開錠コードをテンキー4から入力した場合に，入力コード判別部12で入力コードと判断するのは，会話装置5と電話機7が会話可能な状態（電話回線が接続されている間）のときのみとし，その他の状態では入力コード判別部14で入力コードと判断せず，また，会話装置5と住戸の電話機7が会話可能な状態でも来訪者によってテンキー4にて入力された入力コードが現在の会話中の住戸の開錠コードと一致しなかった場合は玄関ドアを開錠しない。
【００２６】
また，玄関ドアを開錠するための開錠コードを算出するための引数に日時を用いたが，その開錠コードの変化周期は住人が任意に設定可能とし，来訪者と住人の会話中に開錠コードが変更されることもあり得るので，開錠コード表示装置8は前回及び今回及び次回の開錠コードも常に表示しているものとする。
【００２７】
この複数桁の数列からなる開錠コードであるが，その課程から来訪者がどの住戸に来訪するものか判断可能であり，例えば，その結果を玄関ドア開錠と共にエレベーターなどに送信することで，エレベーターを玄関階の呼寄せ，訪問目的階のかご呼びを予め登録しておくなどの利便性向上に利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【００２８】
【図１】本発明の一実施例である共同玄関ドア開錠システムの構成を示す図。
【図２】本発明の一実施例である共同玄関ドア開錠システムの住戸選択通話装置の構成を示す図。
【符号の説明】
【００２９】
1 共同玄関のオートロックドア
2 玄関ドア錠
3 住戸選択通話装置
4 テンキー
5 会話装置部
6 住人用玄関オートロックドア開錠部
7 住戸の電話機
8 開錠コード表示装置
9 テンキー入力コード識別部
10 住戸番号判別部
11 発着信処理部
12 入力コード判別部
13 開錠コード計算部
14 コード照合部
15 ドア開錠指令部
16 通信線
【技術分野】
【０００１】
本発明は，集合住宅の共同玄関のオートロックドア開錠システムに関する。
【背景技術】
【０００２】
従来の集合住宅（共同住宅）の共同玄関ドア開錠システム又は入館規制設備制御装置等は、特開２００３−２７４０３４号公報に掲載されているように、共用玄関ドアのオートロックを制御する入館規制設備制御装置にて，エントランスホールに設置されたいわゆるピンク電話機（特殊簡易公衆電話機）に接続し、共同住宅の各室（住戸）にある電話機の電話番号を記憶し，ピンク電話機から記憶された電話番号への通話中に，所定の信号を検知すると，ピンク電話機との間に設けられた回線のみを切断し，ピンク電話機間との回線切断後に，さらに続いて所定の信号を検知すると共用玄関ドアのオートロックを解錠するようにしたシステムが知られている。
【０００３】
【特許文献１】特開２００３−２７４０３４号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来の公衆通信回線を用いた安価な共同玄関のオートロックドア開錠システムにおいては，共同玄関にいる来訪者と住戸の住人が公衆通信回線（電話回線）を介して会話し、住戸の住人が来訪者の入館を許可する場合には住戸の電話機にて予め決められた開錠コードの入力操作を行い住戸から共同玄関のオートロックドアを開錠していた。
しかし，このような来訪者と住戸の住人との会話中に住戸の電話機からドア開錠用の信号を送信し、その信号を検知するための装置は、一旦電話回線を信号検知部に切り替える必要があり，また，玄関ドアを開錠するための信号を送信している間は来訪者との会話が中断してしまうなどの課題がある。
【０００５】
本発明は、既存の集合住宅に新たな配線や配線用パイプの配管作業、費用をほとんど必要としない、公衆通信回線を用いた安価な共同玄関のオートロックドア開錠システムであって、玄関に設置される制御装置が単純な構成でよく，また，玄関ドア開錠時も住戸の住人と来訪者の電話による会話が途切れることなく，且つ来訪者に玄関ドア開錠操作をさせてもなんら防犯性の低下しない共同玄関ドア開錠システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記の課題を解決するために、本願の請求項１記載の発明は、集合住宅の住戸の電話機と公衆通信回線を介して通話ができ、当該集合住宅の共同玄関のオートロックドアの開錠指令をする住戸選択通話装置を備える共同玄関ドア開錠システムにおいて、前記住戸選択通話装置は、選択住戸を特定する住戸コードの入力及び前記共同玄関オートロックドアの開錠コードの入力をするテンキーと、前記テンキーにより入力されたコードを識別するためのテンキー入力コード識別部と、前記テンキー入力コード識別部により識別されたコードが住戸番号であると判別する住戸番号判別部と、前記住戸番号判別部により住戸番号が入力されたと判断された場合に各住戸番号に対応して予め登録してある各住戸の電話機の電話番号の中から対応する当該住戸番号の電話機に電話を掛ける発着信処理部と、前記発着信処理部により公衆通信回線を介して接続される住戸の電話機との間で通話をするためのマイク及びスピーカーを備えた会話装置部と、前記テンキーから入力された前記会話装置部による住戸人指示の前記共同玄関ドアの開錠コードを前記テンキー入力コード識別部を介して入力コードと判別する入力コード判別部と、前記入力コード判別部により入力コードと判断された場合に前記共同玄関のオートロックドアを開錠するための開錠指令信号を発するドア開錠指令部と、を備えたことを特徴とする。
【０００７】
また、上記の課題を解決するために、本願の請求項２記載の発明は、集合住宅の住戸の電話機と公衆通信回線を介して通話ができ、当該集合住宅の共同玄関のオートロックドアの開錠指令をする住戸選択通話装置を備える共同玄関ドア開錠システムにおいて、前記住戸選択通話装置は、選択住戸を特定する住戸コードの入力及び前記共同玄関オートロックドアの開錠コードの入力をするテンキーと、前記テンキーにより入力されたコードを識別するためのテンキー入力コード識別部と、前記テンキー入力コード識別部により識別されたコードが住戸番号であると判別する住戸番号判別部と、前記住戸番号判別部により住戸番号が入力されたと判断された場合に各住戸番号に対応して予め登録してある各住戸の電話機の電話番号の中から対応する当該住戸番号の電話機に電話を掛ける発着信処理部と、前記発着信処理部により公衆通信回線を介して接続される住戸の電話機との間で通話をするためのマイク及びスピーカーを備えた会話装置部と、前記テンキーから入力された前記会話装置部による住戸人指示の前記共同玄関ドアの開錠コードを前記テンキー入力コード識別部を介して入力コードと判別する入力コード判別部と、予め決められた関数と引数によって各住戸別に複数桁の数列からなる開錠コードを算出する開錠コード計算部と、前記入力コード判別部により判別された入力コードと前記開錠コード計算部で算出された開錠コードとを比較するコード照合部と、前記コード照合部により入力コードが開錠コードと一致した場合に前記共同玄関のオートロックドアを開錠するための開錠指令信号を発するドア開錠指令部と、を備えたことを特徴とする。
【０００８】
また、上記の課題を解決するために、本願の請求項３記載の発明は、請求項１または２記載の共同玄関ドア開錠システムにおいて、前記入力コード判別部は、前記住戸選択通話装置と前記住戸の電話機との電話回線が通話中として接続されている間のみ入力コードと判別することを特徴とする。
【０００９】
また、上記の課題を解決するために、本願の請求項４記載の発明は、請求項１または２記載の共同玄関ドア開錠システムにおいて、前記テンキーから前記共同玄関ドアの開錠コードの入力ができる期間は、前記住戸選択通話装置と前記住戸の電話機との電話回線が通話中として接続されている間のみであることを特徴とする。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば，公衆通信回線を用いた安価な共同玄関のオートロックドア開錠システムであって、玄関に設置される制御装置が単純な構成でよく，また，玄関ドア開錠時も住戸の住人と来訪者の電話による会話が途切れることなく，且つ来訪者に玄関ドア開錠操作をさせてもなんら防犯性が低下しない共同玄関ドア開錠システムを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１１】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図１は，本発明の一実施例である共同玄関ドア開錠システムの構成を示す図で、図２は、本発明の一実施例である共同玄関に設置される居室選択通話装置の構成を示す図である。
図１において，1は集合住宅の共同玄関のオートロックドア，2は共同玄関のオートロックドア1の玄関ドア錠，3は住戸選択通話装置，4はテンキー，5はスピーカー及びマイク等から成る会話装置，6は住人用共同玄関のオートロック開錠部，7は住戸に備える住戸の電話機，8はパーソナルコンピューター等を使用した開錠コード表示器， 16は、信号線で、玄関ドア錠2と住戸選択通話装置3と接続されている。
【００１２】
集合住宅住人は住人用共同玄関のオートロックドア開錠部6にて個人認証カード又は鍵を用い共同玄関ドア錠2を開錠し入館できる。来訪者は住人から電話により告げられた複数桁の数列からなる開錠コードを前記テンキーにて入力することにより，共同玄関ドア錠2を開錠し入館する。
【００１３】
図２において，住戸選択通話装置3は、テンキー4と、このテンキー4にて入力される番号又はコードを識別するテンキー入力コード識別部9と，テンキー4にて入力された番号又はコードが住戸番号であると判別する住戸番号判別部10と，住戸番号判別部10にて住戸番号が入力されたと判断された場合に前記住戸番号に対応して予め登録してあるその住戸の電話機7に公衆通信回線（電話回線）介して接続するための発着信処理部11を備えている。
【００１４】
また、住戸選択通話装置3は、発着信処理部11により，住居選択通話装置3の会話装置5により住戸の電話機7との間で、電話回線が通話中として接続されている間（いわゆる会話可能な間）前記テンキー4にて入力された複数桁からなる数列のコードを前記テンキー入力コード識別部9経由で入力コードと判別する入力コード判別部12と，予め決められた関数と引数によって各住戸別に複数桁の数列からなる開錠コードを算出する開錠コード計算部13と，前記入力コード判別部12で入力コードと判別された複数桁からなる数列のコードと前記開錠コード計算部13にて算出された複数桁からなる開錠コードを比較するコード照合部14と，前記コード照合部14で前記入力コードと前記開錠コードが一致したと判断された場合に共同玄関のオートロックドアのドア錠2を開錠するための開錠指令信号を発するドア開錠指令部15を備えている。
【００１５】
次に上記実施形態の動作を説明する。
集合住宅に来訪者があった場合，共同玄関のオートロックドア1に備えたドア錠2の開錠は，次のように行われる。
【００１６】
この前提として予め、各住戸に玄関ドア錠2を開錠するための開錠コードを通知しておくか、又は、開錠コードを表示する開錠コード表示装置8を予め配布（または既に所持しているパーソナルコンピューターに計算プログラムをインストールする）し、この開錠コード表示装置により開錠コードを通知しておく。
【００１７】
この開錠コードについて説明すると、開錠コードを算出するための関数ｆの設定及び引数となる各々の住戸番号と現在日時及びその他引数ａを追加で設定してある場合はその他引数も合わせて与え，開錠コードの桁数を住人が任意に設定しておく。この設定で前記開錠コード表示装置8は現在共同玄関を開錠するための開錠コードを設定した桁数で常に表示する。
【００１８】
同様に住戸選択通話装置3内部の開錠コード計算部13にも前記関数ｆの設定及び引数となる各々の住戸番号と現在日時及びその他引数ａを追加で設定してある場合はその他引数も合わせて与え，開錠コードの桁数を設定し，各々の住戸毎に常に開錠コードを計算しておく。
【００１９】
ここで，ある住戸で開錠コード表示装置8が表示している予め決められた桁数の数列である開錠コードと，前記開錠コード計算部13で計算された前記住戸に対応する予め決められた桁数の数列である開錠コードは一致している。
【００２０】
来訪者は，集合住宅内の住戸を訪問する場合，共同玄関の住戸選択通話装置3のテンキー4にて来訪目的の複数桁の数列からなる住戸コード（住戸番号の最後に“＃”を付加したコード）を入力する。
【００２１】
住戸選択通話装置3は、テンキー4から入力された“＃”の前に押下された複数桁の数列を住戸番号判別部10にて住戸番号か否かを判別し，前記住戸番号判別部10にて住戸番号であると判別されると，発着信処理部11にて入力された住戸番号の住人が予め登録（記憶部への記憶）した住戸の電話機7の電話番号に公衆通信回線（電話回線）を介して回線接続し，電話機7を呼出す。
【００２２】
電話機7の受話器を挙げると電話機7と会話装置5にて通話が可能になり，来訪者は会話装置5にて住戸の電話機7に出た住人に来訪目的を伝える。
住人が来訪者の入館を許可する場合は，住人が、知らされている開錠コード又は所持している開錠コード表示装置8に表示されている複数桁の数列からなる現在の開錠コードを，電話機7と会話装置5が会話可能な状態（電話回線が通話中として接続されている間）でテンキー4にて入力するよう来訪者に伝える。
【００２３】
来訪者によって入力された開錠コードは，住戸選択通話装置3内部のテンキー入力コード識別部9にてテンキーコードを識別し，入力コード判別部12にて電話機7と会話装置5が会話可能な状態（電話回線が通話中として接続されている間）であることより、開錠のための入力コードと判断し，複数桁の数列として記憶する。
開錠コード計算部13は、常に各々の住戸に対する開錠コードを計算しているが，入力コード判別部12は テンキー4から玄関ドア開錠の入力コードが入力されたと判断すると，来訪者が訪問時に入力した住戸番号から対応する現在の開錠コードをコード照合部14に送信する。
【００２４】
コード照合部14は、開錠コード計算部13で算出された複数桁の数列からなる開錠コードと，入力コード判別部12で入力コードと判断された複数桁の数列であるコードを，桁数及び数値で比較する。
コード照合部14が一致すると判断すると，ドア開錠指令部15から玄関ドア錠2を開錠するための指令が通信線16を介し送信され，共同玄関オートロックドア1の玄関ドア錠2を開錠し、来訪者は入館可能となる。
住人は共同玄関ドア開錠を来訪者との会話で確認してから電話機7の受話器を置くことにより、電話回線接続が切れ、住戸選択通話装置3の会話装置5との通話を終了する。
【００２５】
なお、来訪者がテンキー４にて住戸コードを入力した場合，その住戸コードが集合住宅に存在せず，住戸選択通話装置3の記憶部に登録（記憶）されていない場合は，住戸選択通話装置3は何も処理しない。
また，来訪者が住人から教えられた開錠コードをテンキー4から入力した場合に，入力コード判別部12で入力コードと判断するのは，会話装置5と電話機7が会話可能な状態（電話回線が接続されている間）のときのみとし，その他の状態では入力コード判別部14で入力コードと判断せず，また，会話装置5と住戸の電話機7が会話可能な状態でも来訪者によってテンキー4にて入力された入力コードが現在の会話中の住戸の開錠コードと一致しなかった場合は玄関ドアを開錠しない。
【００２６】
また，玄関ドアを開錠するための開錠コードを算出するための引数に日時を用いたが，その開錠コードの変化周期は住人が任意に設定可能とし，来訪者と住人の会話中に開錠コードが変更されることもあり得るので，開錠コード表示装置8は前回及び今回及び次回の開錠コードも常に表示しているものとする。
【００２７】
この複数桁の数列からなる開錠コードであるが，その課程から来訪者がどの住戸に来訪するものか判断可能であり，例えば，その結果を玄関ドア開錠と共にエレベーターなどに送信することで，エレベーターを玄関階の呼寄せ，訪問目的階のかご呼びを予め登録しておくなどの利便性向上に利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【００２８】
【図１】本発明の一実施例である共同玄関ドア開錠システムの構成を示す図。
【図２】本発明の一実施例である共同玄関ドア開錠システムの住戸選択通話装置の構成を示す図。
【符号の説明】
【００２９】
1 共同玄関のオートロックドア
2 玄関ドア錠
3 住戸選択通話装置
4 テンキー
5 会話装置部
6 住人用玄関オートロックドア開錠部
7 住戸の電話機
8 開錠コード表示装置
9 テンキー入力コード識別部
10 住戸番号判別部
11 発着信処理部
12 入力コード判別部
13 開錠コード計算部
14 コード照合部
15 ドア開錠指令部
16 通信線
【特許請求の範囲】
【請求項１】
集合住宅の住戸の電話機と公衆通信回線を介して通話ができ、当該集合住宅の共同玄関のオートロックドアの開錠指令をする住戸選択通話装置を備える共同玄関ドア開錠システムにおいて、前記住戸選択通話装置は、選択住戸を特定する住戸コードの入力及び前記共同玄関オートロックドアの開錠コードの入力をするテンキーと、前記テンキーにより入力されたコードを識別するためのテンキー入力コード識別部と、前記テンキー入力コード識別部により識別されたコードが住戸番号であると判別する住戸番号判別部と、前記住戸番号判別部により住戸番号が入力されたと判断された場合に各住戸番号に対応して予め登録してある各住戸の電話機の電話番号の中から対応する当該住戸番号の電話機に電話を掛ける発着信処理部と、前記発着信処理部により公衆通信回線を介して接続される住戸の電話機との間で通話をするためのマイク及びスピーカーを備えた会話装置部と、前記テンキーから入力された前記会話装置部による住戸人指示の前記共同玄関ドアの開錠コードを前記テンキー入力コード識別部を介して入力コードと判別する入力コード判別部と、前記入力コード判別部により入力コードと判断された場合に前記共同玄関のオートロックドアを開錠するための開錠指令信号を発するドア開錠指令部と、を備えたことを特徴とする共同玄関ドア開錠システム。
【請求項２】
集合住宅の住戸の電話機と公衆通信回線を介して通話ができ、当該集合住宅の共同玄関のオートロックドアの開錠指令をする住戸選択通話装置を備える共同玄関ドア開錠システムにおいて、前記住戸選択通話装置は、選択住戸を特定する住戸コードの入力及び前記共同玄関オートロックドアの開錠コードの入力をするテンキーと、前記テンキーにより入力されたコードを識別するためのテンキー入力コード識別部と、前記テンキー入力コード識別部により識別されたコードが住戸番号であると判別する住戸番号判別部と、前記住戸番号判別部により住戸番号が入力されたと判断された場合に各住戸番号に対応して予め登録してある各住戸の電話機の電話番号の中から対応する当該住戸番号の電話機に電話を掛ける発着信処理部と、前記発着信処理部により公衆通信回線を介して接続される住戸の電話機との間で通話をするためのマイク及びスピーカーを備えた会話装置部と、前記テンキーから入力された前記会話装置部による住戸人指示の前記共同玄関ドアの開錠コードを前記テンキー入力コード識別部を介して入力コードと判別する入力コード判別部と、予め決められた関数と引数によって各住戸別に複数桁の数列からなる開錠コードを算出する開錠コード計算部と、前記入力コード判別部により判別された入力コードと前記開錠コード計算部で算出された開錠コードとを比較するコード照合部と、前記コード照合部により入力コードが開錠コードと一致した場合に前記共同玄関のオートロックドアを開錠するための開錠指令信号を発するドア開錠指令部と、を備えたことを特徴とする共同玄関ドア開錠システム。
【請求項３】
請求項１または２記載の共同玄関ドア開錠システムにおいて、前記入力コード判別部は、前記住戸選択通話装置と前記住戸の電話機との電話回線が通話中として接続されている間のみ入力コードと判別することを特徴とする共同玄関ドア開錠システム。
【請求項４】
請求項１または２記載の共同玄関ドア開錠システムにおいて、前記テンキーから前記共同玄関ドアの開錠コードの入力ができる期間は、前記住戸選択通話装置と前記住戸の電話機との電話回線が通話中として接続されている間のみであることを特徴とする共同玄関ドア開錠システム。
【請求項１】
集合住宅の住戸の電話機と公衆通信回線を介して通話ができ、当該集合住宅の共同玄関のオートロックドアの開錠指令をする住戸選択通話装置を備える共同玄関ドア開錠システムにおいて、前記住戸選択通話装置は、選択住戸を特定する住戸コードの入力及び前記共同玄関オートロックドアの開錠コードの入力をするテンキーと、前記テンキーにより入力されたコードを識別するためのテンキー入力コード識別部と、前記テンキー入力コード識別部により識別されたコードが住戸番号であると判別する住戸番号判別部と、前記住戸番号判別部により住戸番号が入力されたと判断された場合に各住戸番号に対応して予め登録してある各住戸の電話機の電話番号の中から対応する当該住戸番号の電話機に電話を掛ける発着信処理部と、前記発着信処理部により公衆通信回線を介して接続される住戸の電話機との間で通話をするためのマイク及びスピーカーを備えた会話装置部と、前記テンキーから入力された前記会話装置部による住戸人指示の前記共同玄関ドアの開錠コードを前記テンキー入力コード識別部を介して入力コードと判別する入力コード判別部と、前記入力コード判別部により入力コードと判断された場合に前記共同玄関のオートロックドアを開錠するための開錠指令信号を発するドア開錠指令部と、を備えたことを特徴とする共同玄関ドア開錠システム。
【請求項２】
集合住宅の住戸の電話機と公衆通信回線を介して通話ができ、当該集合住宅の共同玄関のオートロックドアの開錠指令をする住戸選択通話装置を備える共同玄関ドア開錠システムにおいて、前記住戸選択通話装置は、選択住戸を特定する住戸コードの入力及び前記共同玄関オートロックドアの開錠コードの入力をするテンキーと、前記テンキーにより入力されたコードを識別するためのテンキー入力コード識別部と、前記テンキー入力コード識別部により識別されたコードが住戸番号であると判別する住戸番号判別部と、前記住戸番号判別部により住戸番号が入力されたと判断された場合に各住戸番号に対応して予め登録してある各住戸の電話機の電話番号の中から対応する当該住戸番号の電話機に電話を掛ける発着信処理部と、前記発着信処理部により公衆通信回線を介して接続される住戸の電話機との間で通話をするためのマイク及びスピーカーを備えた会話装置部と、前記テンキーから入力された前記会話装置部による住戸人指示の前記共同玄関ドアの開錠コードを前記テンキー入力コード識別部を介して入力コードと判別する入力コード判別部と、予め決められた関数と引数によって各住戸別に複数桁の数列からなる開錠コードを算出する開錠コード計算部と、前記入力コード判別部により判別された入力コードと前記開錠コード計算部で算出された開錠コードとを比較するコード照合部と、前記コード照合部により入力コードが開錠コードと一致した場合に前記共同玄関のオートロックドアを開錠するための開錠指令信号を発するドア開錠指令部と、を備えたことを特徴とする共同玄関ドア開錠システム。
【請求項３】
請求項１または２記載の共同玄関ドア開錠システムにおいて、前記入力コード判別部は、前記住戸選択通話装置と前記住戸の電話機との電話回線が通話中として接続されている間のみ入力コードと判別することを特徴とする共同玄関ドア開錠システム。
【請求項４】
請求項１または２記載の共同玄関ドア開錠システムにおいて、前記テンキーから前記共同玄関ドアの開錠コードの入力ができる期間は、前記住戸選択通話装置と前記住戸の電話機との電話回線が通話中として接続されている間のみであることを特徴とする共同玄関ドア開錠システム。
【図１】
【図２】
【図２】
【公開番号】特開２００６−２８８８３（Ｐ２００６−２８８８３Ａ）
【公開日】平成１８年２月２日（２００６．２．２）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００４−２０９１４２（Ｐ２００４−２０９１４２）
【出願日】平成１６年７月１５日（２００４．７．１５）
【出願人】（０００２３２９５５）株式会社日立ビルシステム (895)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１８年２月２日（２００６．２．２）
【国際特許分類】
【出願日】平成１６年７月１５日（２００４．７．１５）
【出願人】（０００２３２９５５）株式会社日立ビルシステム (895)
【Ｆターム（参考）】
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