説明

分泌型ホスホリパーゼA2(SPLA2)インヒビターを用いる心血管疾患および脂質異常症の治療およびSPLA2インヒビター併用療法

sPLA2インヒビターの投与が、マウスのコレステロールレベル、アテローム性動脈硬化プラーク形成および大動脈瘤を減少させること、およびヒトのコレステロールおよびトリグリセリドレベルを減少させることが見出されている。興味深いことに、sPLA2インヒビターを1日1回だけ投与したときでさえ、該インヒビターの投与が、コレステロールレベルを減少させることがわかった。したがって、本発明は、1種以上のsPLA2インヒビターを投与することによる、 脂質異常症、CVDならびにアテローム性動脈硬化および内臓脂肪症候群などのCVDに伴う病気の治療方法を提供する。sPLA2インヒビターおよびたとえばスタチンなどのCVDの治療に用いられる様々な化合物の投与が、相乗的にLDLおよびLDL粒子レベルを大きく減少させることは意味のあることであった。さらに、sPLA2インヒビターおよびスタチンの投与は、プラーグ含量を相乗的に減少させた。したがって、本発明はまた、1種以上のsPLA2インヒビターおよびたとえばスタチンなどの1種以上のCVDの治療に用いられる化合物を含む組成物ならびに 脂質異常症、CVDならびにアテローム性動脈硬化および内臓脂肪症候群などのCVDに伴う病気を治療すつためのこれらの組成物の使用方法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
治療有効量の1種以上のsPLA2インヒビターを、それを必要とする患者に投与することを含む、該患者の脂質異常症の治療方法。
【請求項2】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、コレステロールレベルを減少させる請求項1に記載の方法。
【請求項3】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、総コレステロールレベルを減少させる請求項2に記載の方法。
【請求項4】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、非HDLコレステロールレベルを減少させる請求項2に記載の方法。
【請求項5】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、LDLレベルを減少させる請求項2に記載の方法。
【請求項6】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、LDL粒子レベルを減少させる請求項5に記載の方法。
【請求項7】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、小LDL粒子レベルを減少させる請求項6に記載の方法。
【請求項8】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、酸化LDLレベルを減少させる請求項5に記載の方法。
【請求項9】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、アポリポタンパク質Bレベルを減少させる請求項5に記載の方法。
【請求項10】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、LDL粒子サイズを増加させる請求項1に記載の方法。
【請求項11】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、HDLレベルを増加させる請求項1に記載の方法。
【請求項12】
種以上のsPLA2インヒビターの投与が、HDL/LDL比を増加させる請求項2に記載の方法。
【請求項13】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、トリグリセリドレベルを減少させる請求項1に記載の方法。
【請求項14】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1種以上の炎症マーカーのレベルを減少させる請求項1に記載の方法。
【請求項15】
1種以上の炎症マーカーが、sPLA2、CRPおよびIL-6から選ばれる請求項14に記載の方法。
【請求項16】
1種以上のsPLA2インヒビターが、((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸およびその医薬的に許容しうる塩、多形、共結晶、溶媒和物またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項1に記載の方法。
【請求項17】
プロドラッグ誘導体が、[[3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル]オキシ]酢酸メチルエステルおよび((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-メチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸N-モルホリノエチルエステルから選ばれる請求項16に記載の方法。
【請求項18】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回以上行われる請求項1に記載の方法。
【請求項19】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回行われる請求項18に記載の方法。
【請求項20】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日1回行われる請求項1に記載の方法。
【請求項21】
治療有効量の1種以上のsPLA2インヒビターを、それを必要とする患者に投与することを含む、該投与がコレステロールレベルを減少させる、該患者のコレステロールレベルを減少させる方法。
【請求項22】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、総コレステロールレベルを減少させる請求項21に記載の方法。
【請求項23】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、非HDLコレステロールレベルを減少させる請求項21に記載の方法。
【請求項24】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、LDLレベルを減少させる請求項21に記載の方法。
【請求項25】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、LDL粒子レベルを減少させる請求項24に記載の方法。
【請求項26】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、小LDL粒子レベルを減少させる請求項25に記載の方法。
【請求項27】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、酸化LDLレベルを減少させる請求項24に記載の方法。
【請求項28】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、アポリポタンパク質Bレベルを減少させる請求項24に記載の方法。
【請求項29】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、LDL粒子サイズを増加させる請求項21に記載の方法。
【請求項30】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、HDL/LDL比を増加させる請求項21に記載の方法。
【請求項31】
1種以上のsPLA2インヒビターが、((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸およびその医薬的に許容しうる塩、多形、共結晶、溶媒和物またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項21に記載の方法。
【請求項32】
プロドラッグ誘導体が、[[3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル]オキシ]酢酸メチルエステルおよび((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-メチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸N-モルホリノエチルエステルから選ばれる請求項31に記載の方法。
【請求項33】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回以上行われる請求項21に記載の方法。
【請求項34】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回行われる請求項33に記載の方法。
【請求項35】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日1回行われる請求項21に記載の方法。
【請求項36】
治療有効量の1種以上のsPLA2インヒビターを、それを必要とする患者に投与することを含む、該投与がトリグリセリドレベルを減少させる、該患者のトリグリセリドレベルを減少させる方法。
【請求項37】
1種以上のsPLA2インヒビターが、((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸およびその医薬的に許容しうる塩、多形、共結晶、溶媒和物またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項36に記載の方法。
【請求項38】
プロドラッグ誘導体が、[[3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル]オキシ]酢酸メチルエステルおよび((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-メチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸N-モルホリノエチルエステルから選ばれる請求項37に記載の方法。
【請求項39】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回以上行われる請求項36に記載の方法。
【請求項40】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回行われる請求項39に記載の方法。
【請求項41】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日1回行われる請求項36に記載の方法。
【請求項42】
治療有効量の1種以上のsPLA2インヒビターを、それを必要とする患者に投与することを含む、該投与がHDLレベルを増加させる、該患者のHDLレベルを増加させる方法。
【請求項43】
1種以上のsPLA2インヒビターが、((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸およびその医薬的に許容しうる塩、多形、共結晶、溶媒和物またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項42に記載の方法。
【請求項44】
プロドラッグ誘導体が、[[3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル]オキシ]酢酸メチルエステルおよび((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-メチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸N-モルホリノエチルエステルから選ばれる請求項43に記載の方法。
【請求項45】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、HDL/LDL比を増加させる請求項42に記載の方法。
【請求項46】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回以上行われる請求項42に記載の方法。
【請求項47】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回行われる請求項46に記載の方法。
【請求項48】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日1回行われる請求項42に記載の方法。
【請求項49】
治療有効量の1種以上のsPLA2インヒビターを、それを必要とする患者に投与することを含む、該患者の心血管疾患または心血管疾患に伴う病気を治療する方法。
【請求項50】
心血管疾患が、アテローム性動脈硬化、冠動脈疾患、冠動脈性心疾患、冠動脈疾患または冠動脈性心疾患に伴う病気、脳血管疾患、脳血管疾患に伴う病気、末梢血管疾患、末梢血管疾患に伴う病気、動脈瘤、血管炎、静脈血栓症、糖尿病および内臓脂肪症候群から選ばれる請求項49に記載の方法。
【請求項51】
1種以上のsPLA2インヒビターが、((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸およびその医薬的に許容しうる塩、多形、共結晶、溶媒和物またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項49に記載の方法。
【請求項52】
プロドラッグ誘導体が、[[3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル]オキシ]酢酸メチルエステルおよび((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-メチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸N-モルホリノエチルエステルから選ばれる請求項51に記載の方法。
【請求項53】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1種以上の炎症マーカーのレベルを減少させる請求項49に記載の方法。
【請求項54】
1種以上の炎症マーカーが、sPLA2、CRPおよびIL-6から選ばれる請求項53に記載の方法。
【請求項55】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回以上行われる請求項49に記載の方法。
【請求項56】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回行われる請求項55に記載の方法。
【請求項57】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日1回行われる請求項49に記載の方法。
【請求項58】
治療有効量の1種以上のsPLA2インヒビターを、それを必要とする患者に投与することを含む、該患者の内臓脂肪症候群を治療する方法。
【請求項59】
1種以上のsPLA2インヒビターが、((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸およびその医薬的に許容しうる塩、多形、共結晶、溶媒和物またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項58に記載の方法。
【請求項60】
プロドラッグ誘導体が、[[3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル]オキシ]酢酸メチルエステルおよび((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-メチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸N-モルホリノエチルエステルから選ばれる請求項59に記載の方法。
【請求項61】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1種以上の炎症マーカーのレベルを減少させる請求項58に記載の方法。
【請求項62】
1種以上の炎症マーカーが、sPLA2、CRPおよびIL-6から選ばれる請求項61に記載の方法。
【請求項63】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回以上行われる請求項58に記載の方法。
【請求項64】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回行われる請求項63に記載の方法。
【請求項65】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日1回行われる請求項58に記載の方法。
【請求項66】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物を含む組成物。
【請求項67】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、1種以上のスタチンを含む請求項66に記載の組成物。
【請求項68】
1種以上のスタチンが、アトロバスタチン、セリバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、メバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチン、シンバスタチン、エゼチミブ+シンバスタチンおよびその医薬的に許容しうる塩、溶媒和物、立体異性体またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項67に記載の組成物。
【請求項69】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、1種以上のスタチン複合薬を含む請求項66に記載の組成物。
【請求項70】
1種以上のスタチン複合薬が、アトロバスタチン+エゼチミブ、アトロバスタチン+アムロジピン、アトロバスタチン+CP-529414、アトロバスタチン+APA-01、シンバスタチン+エゼチミブ、シンバスタチン+徐放性ナイアシン、シンバスタチン+MK-0524A、ロバスタチン+徐放性ナイアシン、ロスバスタチン+フェノフィブレート、プラバスタチン+フェノフィブレートおよびスタチン+TAK-457から選ばれる請求項69に記載の組成物。
【請求項71】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、胆汁酸金属イオン封鎖剤、フィブレート、ナイアシンまたはナイアシン誘導体、コレステロール吸収インヒビター、コレステリルエステル輸送タンパク質(CETP)インヒビター、ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(MTP)インヒビター、スクアレンシンターゼインヒビター、ACEインヒビター、アンギオテンシンII受容体アンタゴニスト、βアドレナリン遮断薬、カルシウムチャネル遮断薬および抗血栓薬から選ばれる1種以上の非スタチン化合物を含む請求項66に記載の組成物。
【請求項72】
1種以上のsPLA2インヒビターが、((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸およびその医薬的に許容しうる塩、溶媒和物、立体異性体またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項66に記載の組成物。
【請求項73】
プロドラッグ誘導体が、[[3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル]オキシ]酢酸メチルエステルおよび((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-メチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸N-モルホリノエチルエステルから選ばれる請求項72に記載の組成物。
【請求項74】
1種以上の医薬的に許容しうる担体をさらに含む請求項66に記載の組成物。
【請求項75】
治療有効量の1種以上のsPLA2インヒビターおよび治療有効量の1種以上のCVDの治療に用いられる化合物を、それを必要とする患者に投与することを含む、該患者の脂質異常症を治療する方法。
【請求項76】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、コレステロールレベルを減少させる請求項75に記載の方法。
【請求項77】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、総コレステロールレベルを減少させる請求項76に記載の方法。
【請求項78】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、非HDLコレステロールレベルを減少させる請求項76に記載の方法。
【請求項79】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、LDLレベルを減少させる請求項76に記載の方法。
【請求項80】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、LDL粒子レベルを減少させる請求項79に記載の方法。
【請求項81】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、小LDL粒子レベルを減少させる請求項80に記載の方法。
【請求項82】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、酸化LDLレベルを減少させる請求項79に記載の方法。
【請求項83】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、アポリポタンパク質Bレベルを減少させる請求項79に記載の方法。
【請求項84】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、LDL粒子サイズを増加させる請求項75に記載の方法。
【請求項85】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、HDLレベルを増加させる請求項75に記載の方法。
【請求項86】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、HDL/LDL比を増加させる請求項75に記載の方法。
【請求項87】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、トリグリセリドレベルを減少させる請求項75に記載の方法。
【請求項88】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、1種以上の炎症マーカーのレベルを減少させる請求項75に記載の方法。
【請求項89】
1種以上の炎症マーカーが、sPLA2、CRPおよびIL-6から選ばれる請求項88に記載の方法。
【請求項90】
1種以上のsPLA2インヒビターが、((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸およびその医薬的に許容しうる塩、多形、共結晶、溶媒和物またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項75に記載の方法。
【請求項91】
プロドラッグ誘導体が、[[3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル]オキシ]酢酸メチルエステルおよび((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-メチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸N-モルホリノエチルエステルから選ばれる請求項90に記載の方法。
【請求項92】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、1種以上のスタチンを含む請求項75に記載の方法。
【請求項93】
1種以上のスタチンが、アトロバスタチン、セリバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、メバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチン、シンバスタチン、エゼチミブ+シンバスタチンおよびその医薬的に許容しうる塩、溶媒和物、立体異性体またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項92に記載の方法。
【請求項94】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、1種以上のスタチン複合薬を含む請求項75に記載の方法。
【請求項95】
1種以上のスタチン複合薬が、アトロバスタチン+エゼチミブ、アトロバスタチン+アムロジピン、アトロバスタチン+CP-529414、アトロバスタチン+APA-01、シンバスタチン+エゼチミブ、シンバスタチン+徐放性ナイアシン、シンバスタチン+MK-0524A、ロバスタチン+徐放性ナイアシン、ロスバスタチン+フェノフィブレート、プラバスタチン+フェノフィブレートおよびスタチン+TAK-457から選ばれる請求項94に記載の方法。
【請求項96】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、胆汁酸金属イオン封鎖剤、フィブレート、ナイアシンまたはナイアシン誘導体、コレステロール吸収インヒビター、コレステリルエステル輸送タンパク質(CETP)インヒビター、ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(MTP)インヒビター、スクアレンシンターゼインヒビター、ACEインヒビター、アンギオテンシンII受容体アンタゴニスト、βアドレナリン遮断薬、カルシウムチャネル遮断薬および抗血栓薬から選ばれる1種以上の非スタチン化合物を含む請求項75に記載の方法。
【請求項97】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、同時に投与される請求項75に記載の方法。
【請求項98】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、同じ製剤で投与される請求項97に記載の方法。
【請求項99】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、連続して投与される請求項75に記載の方法。
【請求項100】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回以上行われる請求項75に記載の方法。
【請求項101】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回行われる請求項100に記載の方法。
【請求項102】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日1回行われる請求項75に記載の方法。
【請求項103】
治療有効量の1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物を、それを必要とする患者に投与することを含む、該投与がコレステロールレベルを減少させる、該患者のコレステロールレベルを減少させる方法。
【請求項104】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、総コレステロールレベルを減少させる請求項103に記載の方法。
【請求項105】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、非HDLコレステロールレベルを減少させる請求項103に記載の方法。
【請求項106】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、LDLレベルを減少させる請求項103に記載の方法。
【請求項107】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、LDL粒子レベルを減少させる請求項106に記載の方法。
【請求項108】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、小LDL粒子レベルを減少させる請求項107に記載の方法。
【請求項109】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、酸化LDLレベルを減少させる請求項106に記載の方法。
【請求項110】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、アポリポタンパク質Bレベルを減少させる請求項106に記載の方法。
【請求項111】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、LDL粒子サイズを増加させる請求項103に記載の方法。
【請求項112】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、HDL/LDL比を増加させる請求項103に記載の方法。
【請求項113】
1種以上のsPLA2インヒビターが、((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸およびその医薬的に許容しうる塩、多形、共結晶、溶媒和物またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項103に記載の方法。
【請求項114】
プロドラッグ誘導体が、[[3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル]オキシ]酢酸メチルエステルおよび((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-メチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸N-モルホリノエチルエステルから選ばれる請求項113に記載の方法。
【請求項115】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、1種以上のスタチンを含む請求項103に記載の方法。
【請求項116】
1種以上のスタチンが、アトロバスタチン、セリバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、メバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチン、シンバスタチン、エゼチミブ+シンバスタチンおよびその医薬的に許容しうる塩、溶媒和物、立体異性体またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項115に記載の方法。
【請求項117】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、1種以上のスタチン複合薬を含む請求項103に記載の方法。
【請求項118】
1種以上のスタチン複合薬が、アトロバスタチン+エゼチミブ、アトロバスタチン+アムロジピン、アトロバスタチン+CP-529414、アトロバスタチン+APA-01、シンバスタチン+エゼチミブ、シンバスタチン+徐放性ナイアシン、シンバスタチン+MK-0524A、ロバスタチン+徐放性ナイアシン、ロスバスタチン+フェノフィブレート、プラバスタチン+フェノフィブレートおよびスタチン+TAK-457から選ばれる請求項117に記載の方法。
【請求項119】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、胆汁酸金属イオン封鎖剤、フィブレート、ナイアシンまたはナイアシン誘導体、コレステロール吸収インヒビター、コレステリルエステル輸送タンパク質(CETP)インヒビター、ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(MTP)インヒビター、スクアレンシンターゼインヒビター、ACEインヒビター、アンギオテンシンII受容体アンタゴニスト、βアドレナリン遮断薬、カルシウムチャネル遮断薬および抗血栓薬から選ばれる1種以上の非スタチン化合物を含む請求項103に記載の方法。
【請求項120】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、同時に投与される請求項103に記載の方法。
【請求項121】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、同じ製剤で投与される請求項120に記載の方法。
【請求項122】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、連続して投与される請求項103に記載の方法。
【請求項123】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回以上行われる請求項103に記載の方法。
【請求項124】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回行われる請求項123に記載の方法。
【請求項125】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日1回行われる請求項103に記載の方法。
【請求項126】
治療有効量の1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物を、それを必要とする患者に投与することを含む、該投与がトリグリセリドレベルを減少させる、該患者のトリグリセリドレベルを減少させる方法。
【請求項127】
1種以上のsPLA2インヒビターが、((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸およびその医薬的に許容しうる塩、多形、共結晶、溶媒和物またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項126に記載の方法。
【請求項128】
プロドラッグ誘導体が、[[3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル]オキシ]酢酸メチルエステルおよび((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-メチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸N-モルホリノエチルエステルから選ばれる請求項127に記載の方法。
【請求項129】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、1種以上のスタチンを含む請求項126に記載の方法。
【請求項130】
1種以上のスタチンが、アトロバスタチン、セリバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、メバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチン、シンバスタチン、エゼチミブ+シンバスタチンおよびその医薬的に許容しうる塩、溶媒和物、立体異性体またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項129に記載の方法。
【請求項131】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、1種以上のスタチン複合薬を含む請求項126に記載の方法。
【請求項132】
1種以上のスタチン複合薬が、アトロバスタチン+エゼチミブ、アトロバスタチン+アムロジピン、アトロバスタチン+CP-529414、アトロバスタチン+APA-01、シンバスタチン+エゼチミブ、シンバスタチン+徐放性ナイアシン、シンバスタチン+MK-0524A、ロバスタチン+徐放性ナイアシン、ロスバスタチン+フェノフィブレート、プラバスタチン+フェノフィブレートおよびスタチン+TAK-457から選ばれる請求項131に記載の方法。
【請求項133】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、胆汁酸金属イオン封鎖剤、フィブレート、ナイアシンまたはナイアシン誘導体、コレステロール吸収インヒビター、コレステリルエステル輸送タンパク質(CETP)インヒビター、ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(MTP)インヒビター、スクアレンシンターゼインヒビター、ACEインヒビター、アンギオテンシンII受容体アンタゴニスト、βアドレナリン遮断薬、カルシウムチャネル遮断薬および抗血栓薬から選ばれる1種以上の非スタチン化合物を含む請求項126に記載の方法。
【請求項134】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、同時に投与される請求項126に記載の方法。
【請求項135】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、同じ製剤で投与される請求項134に記載の方法。
【請求項136】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、連続して投与される請求項126に記載の方法。
【請求項137】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回以上行われる請求項126に記載の方法。
【請求項138】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回行われる請求項137に記載の方法。
【請求項139】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日1回行われる請求項126に記載の方法。
【請求項140】
治療有効量の1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物を、それを必要とする患者に投与することを含む、該投与がHDLレベルを増加させる、該患者のHDLレベルを増加させる方法。
【請求項141】
1種以上のsPLA2インヒビターが、((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸およびその医薬的に許容しうる塩、多形、共結晶、溶媒和物またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項140に記載の方法。
【請求項142】
プロドラッグ誘導体が、[[3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル]オキシ]酢酸メチルエステルおよび((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-メチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸N-モルホリノエチルエステルから選ばれる請求項141に記載の方法。
【請求項143】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、1種以上のスタチンを含む請求項140に記載の方法。
【請求項144】
1種以上のスタチンが、アトロバスタチン、セリバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、メバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチン、シンバスタチン、エゼチミブ+シンバスタチンおよびその医薬的に許容しうる塩、溶媒和物、立体異性体またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項143に記載の方法。
【請求項145】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、1種以上のスタチン複合薬を含む請求項140に記載の方法。
【請求項146】
1種以上のスタチン複合薬が、アトロバスタチン+エゼチミブ、アトロバスタチン+アムロジピン、アトロバスタチン+CP-529414、アトロバスタチン+APA-01、シンバスタチン+エゼチミブ、シンバスタチン+徐放性ナイアシン、シンバスタチン+MK-0524A、ロバスタチン+徐放性ナイアシン、ロスバスタチン+フェノフィブレート、プラバスタチン+フェノフィブレートおよびスタチン+TAK-457から選ばれる請求項145に記載の方法。
【請求項147】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、胆汁酸金属イオン封鎖剤、フィブレート、ナイアシンまたはナイアシン誘導体、コレステロール吸収インヒビター、コレステリルエステル輸送タンパク質(CETP)インヒビター、ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(MTP)インヒビター、スクアレンシンターゼインヒビター、ACEインヒビター、アンギオテンシンII受容体アンタゴニスト、βアドレナリン遮断薬、カルシウムチャネル遮断薬および抗血栓薬から選ばれる1種以上の非スタチン化合物を含む請求項140に記載の方法。
【請求項148】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、同時に投与される請求項140に記載の方法。
【請求項149】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、同じ製剤で投与される請求項148に記載の方法。
【請求項150】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、連続して投与される請求項140に記載の方法。
【請求項151】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回以上行われる請求項140に記載の方法。
【請求項152】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回行われる請求項151に記載の方法。
【請求項153】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日1回行われる請求項140に記載の方法。
【請求項154】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、HDL/LDL比を増加させる請求項140に記載の方法。
【請求項155】
治療有効量の1種以上のsPLA2インヒビターおよび治療有効量の1種以上のスタチンを、それを必要とする患者に投与することを含む、該患者の心血管疾患または心血管疾患に伴う病気を治療する方法。
【請求項156】
心血管疾患が、アテローム性動脈硬化、冠動脈疾患、冠動脈性心疾患、冠動脈疾患または冠動脈性心疾患に伴う病気、脳血管疾患、脳血管疾患に伴う病気、末梢血管疾患、末梢血管疾患に伴う病気、動脈瘤、血管炎、静脈血栓症、糖尿病および内臓脂肪症候群から選ばれる請求項155に記載の方法。
【請求項157】
1種以上のsPLA2インヒビターが、((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸およびその医薬的に許容しうる塩、多形、共結晶、溶媒和物またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項155に記載の方法。
【請求項158】
プロドラッグ誘導体が、[[3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル]オキシ]酢酸メチルエステルおよび((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-メチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸N-モルホリノエチルエステルから選ばれる請求項157に記載の方法。
【請求項159】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、1種以上のスタチンを含む請求項155に記載の方法。
【請求項160】
1種以上のスタチンが、アトロバスタチン、セリバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、メバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチン、シンバスタチン、エゼチミブ+シンバスタチンおよびその医薬的に許容しうる塩、溶媒和物、立体異性体またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項159に記載の方法。
【請求項161】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、1種以上のスタチン複合薬を含む請求項155に記載の方法。
【請求項162】
1種以上のスタチン複合薬が、アトロバスタチン+エゼチミブ、アトロバスタチン+アムロジピン、アトロバスタチン+CP-529414、アトロバスタチン+APA-01、シンバスタチン+エゼチミブ、シンバスタチン+徐放性ナイアシン、シンバスタチン+MK-0524A、ロバスタチン+徐放性ナイアシン、ロスバスタチン+フェノフィブレート、プラバスタチン+フェノフィブレートおよびスタチン+TAK-457から選ばれる請求項161に記載の方法。
【請求項163】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、胆汁酸金属イオン封鎖剤、フィブレート、ナイアシンまたはナイアシン誘導体、コレステロール吸収インヒビター、コレステリルエステル輸送タンパク質(CETP)インヒビター、ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(MTP)インヒビター、スクアレンシンターゼインヒビター、ACEインヒビター、アンギオテンシンII受容体アンタゴニスト、βアドレナリン遮断薬、カルシウムチャネル遮断薬および抗血栓薬から選ばれる1種以上の非スタチン化合物を含む請求項155に記載の方法。
【請求項164】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、同時に投与される請求項155に記載の方法。
【請求項165】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、同じ製剤で投与される請求項164に記載の方法。
【請求項166】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、連続して投与される請求項155に記載の方法。
【請求項167】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回以上行われる請求項155に記載の方法。
【請求項168】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回行われる請求項167に記載の方法。
【請求項169】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日1回行われる請求項155に記載の方法。
【請求項170】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の投与が、1種以上の炎症マーカーのレベルを減少させる請求項155に記載の方法。
【請求項171】
1種以上の炎症マーカーが、sPLA2、CRPおよびIL-6から選ばれる請求項170に記載の方法。
【請求項172】
治療有効量の1種以上のsPLA2インヒビターおよび治療有効量の1種以上のスタチンを、それを必要とする患者に投与することを含む、該患者の内臓脂肪症候群を治療する方法。
【請求項173】
1種以上のsPLA2インヒビターが、((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸およびその医薬的に許容しうる塩、多形、共結晶、溶媒和物またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項172に記載の方法。
【請求項174】
プロドラッグ誘導体が、[[3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル]オキシ]酢酸メチルエステルおよび((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-メチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸N-モルホリノエチルエステルから選ばれる請求項173に記載の方法。
【請求項175】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、1種以上のスタチンを含む請求項172に記載の方法。
【請求項176】
1種以上のスタチンが、アトロバスタチン、セリバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、メバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチン、シンバスタチン、エゼチミブ+シンバスタチンおよびその医薬的に許容しうる塩、溶媒和物、立体異性体またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項175に記載の方法。
【請求項177】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、1種以上のスタチン複合薬を含む請求項172に記載の方法。
【請求項178】
1種以上のスタチン複合薬が、アトロバスタチン+エゼチミブ、アトロバスタチン+アムロジピン、アトロバスタチン+CP-529414、アトロバスタチン+APA-01、シンバスタチン+エゼチミブ、シンバスタチン+徐放性ナイアシン、シンバスタチン+MK-0524A、ロバスタチン+徐放性ナイアシン、ロスバスタチン+フェノフィブレート、プラバスタチン+フェノフィブレートおよびスタチン+TAK-457から選ばれる請求項177に記載の方法。
【請求項179】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、胆汁酸金属イオン封鎖剤、フィブレート、ナイアシンまたはナイアシン誘導体、コレステロール吸収インヒビター、コレステリルエステル輸送タンパク質(CETP)インヒビター、ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(MTP)インヒビター、スクアレンシンターゼインヒビター、ACEインヒビター、アンギオテンシンII受容体アンタゴニスト、βアドレナリン遮断薬、カルシウムチャネル遮断薬および抗血栓薬から選ばれる1種以上の非スタチン化合物を含む請求項172に記載の方法。
【請求項180】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、同時に投与される請求項172に記載の方法。
【請求項181】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、同じ製剤で投与される請求項180に記載の方法。
【請求項182】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、連続して投与される請求項172に記載の方法。
【請求項183】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回以上行われる請求項172に記載の方法。
【請求項184】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回行われる請求項183に記載の方法。
【請求項185】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日1回行われる請求項172に記載の方法。
【請求項186】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、1種以上の炎症マーカーのレベルを減少させる請求項172に記載の方法。
【請求項187】
1種以上の炎症マーカーが、sPLA2、CRPおよびIL-6から選ばれる請求項186に記載の方法。
【請求項188】
治療有効量の1種以上のsPLA2インヒビターを患者に投与することを含む、該患者における1種以上のCVDの治療に用いられる化合物の有効性を増加させる方法。
【請求項189】
1種以上のsPLA2インヒビターが、((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸およびその医薬的に許容しうる塩、多形、共結晶、溶媒和物またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項188に記載の方法。
【請求項190】
プロドラッグ誘導体が、[[3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-エチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル]オキシ]酢酸メチルエステルおよび((3-(2-アミノ-1,2-ジオキソエチル)-2-メチル-1-(フェニルメチル)-1H-インドール-4-イル)オキシ)酢酸N-モルホリノエチルエステルから選ばれる請求項189に記載の方法。
【請求項191】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、1種以上のスタチンを含む請求項188に記載の方法。
【請求項192】
1種以上のスタチンが、アトロバスタチン、セリバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、メバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチン、シンバスタチン、エゼチミブ+シンバスタチンおよびその医薬的に許容しうる塩、溶媒和物、立体異性体またはプロドラッグ誘導体から選ばれる請求項191に記載の方法。
【請求項193】
1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、1種以上のスタチン複合薬を含む請求項188に記載の方法。
【請求項194】
1種以上のスタチン複合薬が、アトロバスタチン+エゼチミブ、アトロバスタチン+アムロジピン、アトロバスタチン+CP-529414、アトロバスタチン+APA-01、シンバスタチン+エゼチミブ、シンバスタチン+徐放性ナイアシン、シンバスタチン+MK-0524A、ロバスタチン+徐放性ナイアシン、ロスバスタチン+フェノフィブレート、プラバスタチン+フェノフィブレートおよびスタチン+TAK-457から選ばれる請求項193に記載の方法。
【請求項195】
種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、胆汁酸金属イオン封鎖剤、フィブレート、ナイアシンまたはナイアシン誘導体、コレステロール吸収インヒビター、コレステリルエステル輸送タンパク質(CETP)インヒビター、ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(MTP)インヒビター、スクアレンシンターゼインヒビター、ACEインヒビター、アンギオテンシンII受容体アンタゴニスト、βアドレナリン遮断薬、カルシウムチャネル遮断薬および抗血栓薬から選ばれる1種以上の非スタチン化合物を含む請求項188に記載の方法。
【請求項196】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、同時に投与される請求項188に記載の方法。
【請求項197】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、同じ製剤で投与される請求項196に記載の方法。
【請求項198】
1種以上のsPLA2インヒビターおよび1種以上のCVDの治療に用いられる化合物が、連続して投与される請求項188に記載の方法。
【請求項199】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回以上行われる請求項188に記載の方法。
【請求項200】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日2回行われる請求項199に記載の方法。
【請求項201】
1種以上のsPLA2インヒビターの投与が、1日1回行われる請求項188に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9A】
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【図9B】
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【図9C】
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【図9D】
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【公表番号】特表2010−526152(P2010−526152A)
【公表日】平成22年7月29日(2010.7.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−507578(P2010−507578)
【出願日】平成20年5月2日(2008.5.2)
【国際出願番号】PCT/US2008/062577
【国際公開番号】WO2008/137803
【国際公開日】平成20年11月13日(2008.11.13)
【出願人】(509305136)アンセラ・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド (3)
【氏名又は名称原語表記】ANTHERA PHARMACEUTICALS, INC.
【Fターム(参考)】