説明

切替電力供給ノイズの抑制を伴う磁歪変位変換器

変換器116は、磁歪要素102上の繰り返しパルス120を感知し、変換器出力バースト122を提供する。変換器回路126は、変換器出力バーストを検出する。エネルギー貯蔵デバイス130は、変換器回路の電力入力128に結合する。切替電力供給132は、エネルギー貯蔵デバイスに結合し、その間に切替電力供給の切替が抑制される繰り返し抑制状態を有する。シーケンス回路140は、変換器出力バーストとの切替電力供給の繰り返し抑制状態の同期化を提供する。

【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
(背景)
以下の論議は、一般的な背景情報のために提供されるにすぎず、請求された主題の範囲を決定する補助として使用されることを目的としない。
【0002】
磁歪変位変換器は、通常は、機械部品の変位または水準感知フロートの変位を感知する際に使用するための工業設備に取り付けられる。磁歪変位電子機器は、通常は、機械またはタンクに取り付けられた筐体で囲まれる。磁歪変位変換器の用途の範囲が拡張するにつれて、ますます高いデータ転送速度およびより低い変位ジッターレベルで、変位をサンプリングする所望がある。過去には、線形電力供給調節器が筐体の中で使用されてきたが、データ転送速度が増加するにつれて、筐体中の加熱が過剰になった。切替電力供給調節器が加熱を低減するために使用されてきたが、切替調節器によって生成される切替ノイズが、望ましくないことにジッターレベルを増加させてきた。切替調節器の切替は、自律的で可変であり、他の回路ブロックと同期しておらず、したがって、スイッチのノイズパルスの時間は予測可能ではない。筐体中の切替電力供給調節器を使用する磁歪変位変換器における、高分解能で安定した低ジッター変位測定の所望がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
(概要)
本概要および要約は、以下の発明を実施するための形態でさらに説明される単純化形態で、いくつかの概念を紹介するために提供される。本概要および要約は、請求された主題の重要な特徴または本質的特徴を識別することを目的とせず、それらは、請求された主題の範囲を決定する補助として使用されることも目的としない。加えて、本明細書で提供される説明および請求された主題は、背景技術で論議される欠点のうちのいずれかの対処を対象とするものとして解釈されるべきではない。
【0004】
変換器アセンブリを開示する。変換器アセンブリは、変換器を備える。変換器は、磁歪要素上の繰り返しパルスを感知し、変換器出力バーストを提供する。
【0005】
変換器アセンブリは、変換器回路を備える。変換器回路は、変換器出力バーストを繰り返し検出し、変位を表す出力を提供する。
【0006】
変換器アセンブリは、エネルギー貯蔵デバイスを備える。エネルギー貯蔵デバイスは、変換器回路の電力入力に結合する。変換器アセンブリは、切替電力供給を備える。切替電力供給は、エネルギー貯蔵デバイスに結合する。切替電力供給は、その間に切替電力供給の切替が抑制される、繰り返し抑制状態を有する。
【0007】
さらなる実施形態では、変換器アセンブリは、シーケンス回路を備える。シーケンス回路は、切替電力供給および変換器回路に結合する。シーケンス回路は、変換器出力バーストとの切替電力供給の繰り返し抑制状態の同期化を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】図1は、変換器アセンブリを示す。
【図2】図2は、パルス検出回路を含む変換器アセンブリを示す。
【図3】図3は、ゲート回路を含む変換器アセンブリを示す。
【図3A】図3Aは、分圧器を含む変換器アセンブリを示す。
【図4】図4は、ワンショット回路を含む変換器アセンブリを示す。
【図5】図5は、図4に図示された変換器アセンブリと関連するタイミング図を示す。
【図6】図6は、変換器アセンブリの変位出力上の切替ノイズを示す。
【図7】図7は、変換器アセンブリのブロック図を示す。
【図8】図8は、図7に図示された変換器アセンブリと関連するタイミング図を示す。
【図9】図9は、図7に図示された変換器アセンブリと関連するフロー図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(詳細な説明)
以下で説明される実施形態では、磁歪変換器アセンブリは、切替ノイズを生成する切替電力供給を含む。磁歪変換器アセンブリの中の変換器回路が、変換器バーストの第1の部分を受信すると、バイアスレベルを越える変換器バーストの後半部のタイミングを検出するための低ノイズ時間間隔を提供するために、切替電力供給の切替が瞬間的に抑制される。エネルギー貯蔵デバイスは、切替が抑制されている間に、変換器回路に電力を提供する。タイミングが検出された後、切替電力供給は、抑制されていない動作に戻る。磁歪変換器アセンブリの出力におけるジッターが低減され、分解能が改善される。個別に、または組み合わせて、本発明の実施形態を備える、種々の局面を論議する。
【0010】
図1は、磁歪要素102に結合された変換器アセンブリ100を示す。磁歪要素102は、磁石106の変位経路104に沿って延在し、磁石106の変位を感知する。磁石106は、移動機械部品またはタンク中の移動フロート(図示せず)等の移動部品に取り付けられる。磁石106は、磁歪要素102に対して移動する。磁歪要素102は、変換器アセンブリ100へと延在する。導線108、110は、磁歪要素102の長さに沿って流れる、一連の繰り返し電流パルス112を提供する。
【0011】
磁石106は、磁歪要素102へと延在する外部磁界107を生じる。外部磁界107は、磁歪要素102の長さに対してほぼ直角である第1の方向に隣接する局所領域114を磁化する。電流パルス112が磁歪要素102を通過するにつれて、電流パルスは、磁歪要素102の中で内部磁界を生じる。内部磁界は、磁石106からの外部磁界107を克服するのに十分大きく、局所領域114中の磁化は、ほぼ横断方向から磁歪要素102の主軸の周囲のほぼ同心方向に、急に変化する。磁歪要素102の磁歪性質により、磁界方向の急激な変化は、磁歪要素102の対応する急激な局所寸法変化(機械的パルス)を生じる。
【0012】
機械的パルスは、局所領域114から、パルスが変換器116によって検出される変換器アセンブリ100まで、音速で磁歪要素102の長さに沿って伝わる。磁歪要素102は、音波遅延線として機能する。電気パルス112の印加と、変換器116における機械的パルスの検出との間の時間遅延は、磁石106の変位(位置)を表す。変換器116は、バイアス磁石およびテープコアの周囲に巻装されたコイル、コアのないコイル、圧電センサ、磁気抵抗センサ、巨大磁気抵抗(GMR)センサ、ホール効果センサ、SQUIDセンサ、またはパルスを検出することができる他の既知のセンサを備えることができる。変換器116は、磁歪要素102の磁気または機械的撹乱を感知することができる。変換器アセンブリ100は、繰り返しパルス112を生成し、時間遅延を測定し、磁石106の変位を表す変位出力118を提供する、電子回路を含む。一局面によれば、変位出力118は、Profibus、Canbus、または他の既知のデジタル通信プロトコル等のデジタル通信プロトコルに従って、デジタルバス信号を備える。別の局面によれば、変位出力118は、制御されたアナログ電流または制御されたアナログ電圧等のアナログ出力を備える。さらに別の局面によれば、変位出力118は、パルス幅変調(PMW)出力、周波数力、または起動/停止出力等の、単純デジタル出力を備える。
【0013】
変換器アセンブリ100は、磁歪要素102からの線121上で繰り返しパルス120を感知する、変換器116を備える。変換器116は、変換器出力124において変換器出力バースト122を提供する。本明細書で使用されるような「バースト」という用語は、通常は同じ周波数である、いくつかの正弦波サイクルのグループを備える波形を指す。バースト波形は、通常は、減衰包絡線を有する。各グループは、単一電気パルス112と一致する。
【0014】
変換器出力124は、変換器回路126に結合する。変換器回路126は、変換器出力バースト122を繰り返し検出する。変換器回路126は、変位を表す出力118を提供する。
【0015】
変換器回路126は、電力入力128を備える。コンデンサ130は、電圧VDDを有し、電圧VDDは、電力入力128に結合する。コンデンサ130は、一種のエネルギー貯蔵デバイスである。コンデンサ130の代替案として、超コンデンサ(ウルトラコンデンサとも呼ばれる)、再充電式バッテリ、またはインダクタ等の、他の種類のエネルギー貯蔵デバイスも、関連回路への適応とともに使用することができる。変換器アセンブリ100は、切替電力供給132を備える。切替電力供給132は、外部電源から導体134、136において励起される。一局面によれば、外部電源は、変位出力118の通信バスと関連する通信バスを備える。切替電力供給132は、線138に沿って、電力をコンデンサ130に結合する。切替電力供給132は、切替電力供給132の切替が抑制される、繰り返し抑制状態を有する。切替電力供給132が抑制されていない状態である時に、切替電力供給132は、コンデンサ130に電力を提供し、望ましくないレベルの切替電力供給ノイズを生じる。切替電力供給132が抑制状態である時は、切替が抑制され、コンデンサ130への電力の提供が抑制され、切替電力供給132が望ましくない高レベルの切替電力供給ノイズを生じない。抑制されていない切替電力供給ノイズが変換器出力124において存在する場合は、出力バースト122の検出の再現性に悪影響を及ぼす。エネルギー貯蔵デバイスである、コンデンサ130は、繰り返し抑制状態中に、変換器回路126に貯蔵電力を提供する。変換器回路126は、抑制状態中に、コンデンサ130に貯蔵されたエネルギーで動作し続ける。一局面によれば、コンデンサ130は、1つまたは2つの連続変換器出力バーストの間の時間間隔を通して変換器回路126を励起するのに十分なエネルギー貯蔵容量を有する。
【0016】
一局面によれば、切替電力供給132は、無効入力を備え、無効入力に切替制御出力142を印加し、切替電力供給132を遮断することによって、抑制される。別の局面によれば、切替電力供給132は、切替電力供給132の電力出力を低減することによって抑制される。さらに別の局面によれば、切替電力供給132は、切替電力供給132の切替の周波数を低減することによって抑制される。
【0017】
変換器アセンブリ100は、シーケンス回路140を備える。シーケンス回路140は、切替制御出力142を切替電力供給132に結合する。シーケンス回路140は、制御バス144に沿って変換器回路126に結合する。シーケンス回路140は、変換器回路126による変換器出力バースト122の繰り返し検出との切替電力供給132の繰り返し抑制状態の同期化を提供する。同期化は、高レベルの切替ノイズが検出時に存在しないように、検出の時間が抑制状態中であることを確実にする。
【0018】
一局面によれば、シーケンス回路140によって提供される同期化は、変換器回路126が変換器出力バースト122を検出する時間間隔中に、切替電力供給ノイズを抑制する。この時間間隔は、図5に図示される実施例によって、以下でより詳細に説明される。変位測定の再現性は、切替電力供給ノイズの抑制によって強化される。強化された再現性は、図6に図示される実施例によって、以下でより詳細に説明される。
【0019】
一局面によれば、変換器回路126は、制御バス144に沿った第1の同期化パルスをシーケンス回路140に結合し、シーケンス回路140は、切替制御出力142を切替電力供給132に結合する。この順序付けの局面では、順序付けは、1つの変換器出力バースト122の少なくとも第1の部分の検出によって開始される。この局面は、図2、3、3A、および4に示される実施例によって、以下でより詳細に説明される。
【0020】
別の局面によれば、順序付けは、あるいは、切替電力供給132によって開始することができる。この代替的局面によれば、切替電力供給132は、切替制御出力142をシーケンス回路140に結合し、シーケンス回路140は、制御バス144に沿った第2の同期化出力を変換器回路に結合する。この局面によれば、切替が測定間隔の全体を通して抑制され、コンデンサ130は、測定間隔の全体を通して電力を提供するのに十分大きいサイズを有する。
【0021】
さらに別の局面によれば、順序付けは、あるいは、シーケンス回路140によって開始することができる。この代替的局面によれば、シーケンス回路140は、制御バス144および切替制御出力142上で第1の同期化出力を自律的に生成する。
【0022】
一局面によれば、切替電力供給ノイズの抑制は、変換器出力バーストを検出する際の信号対雑音比を改善する。変換器アセンブリ100の局面は、図2に示される実施例の変換器アセンブリ200によって、以下でより詳細に説明される。
【0023】
図2は、変換器アセンブリ200を示す。変換器アセンブリ200は、変換器アセンブリ100と同様である。簡略にするために、後の図に出てくる参照番号と同じである、先の図に出てくる参照番号は、同じまたは同様の特徴を識別し、それらの説明は反復しない。
【0024】
図2では、変換器回路201(図1の変換器回路126に相当する)は、パルス検出回路202を備える。パルス検出回路202は、線124上で変換器出力バースト122を受信する。パルス検出回路202は、増幅出力204を提供する。変位計算回路206は、増幅出力204を受信する。変位計算回路206は、電流パルス112のタイミングに対する変換器出力バースト122のタイミングを測定する。変位計算回路206は、相対的タイミングおよび磁歪要素110に沿ったパルス伝搬の既知の音速の関数として、変位出力118を計算する。音速は、磁歪要素102の試験から、または変換器回路201の較正から決定することができる。変位計算回路206は、変位を表す出力118を生成する。
【0025】
パルス検出回路202は、シーケンス回路140に第2の増幅出力208を提供する。シーケンス回路140は、変換器出力バースト122の前半部分を検出し、この前半部分は、シーケンス回路140の一連の制御出力のタイミングを誘起する。シーケンス回路140は、抑制モードになるように切替電力供給132を制御する、切替制御出力142を提供する。次に、シーケンス回路140は、変位計算回路206に制御出力210を提供する。制御出力210は、その間にバーストの後半部分のタイミングを検出することができる、時間窓を画定する。切替電力供給132は、切替電力供給ノイズが変位計算回路206によるタイミング測定に影響を及ぼすほど高くならないように、このバーストの後半部分中には抑制モードである。タイミング測定が完了した後、切替電力供給132は、コンデンサ130を充電するステップと、変換器回路201およびシーケンス回路140に励磁を提供するステップとを含む動作のために、抑制されていないモードに戻される。一局面によれば、変換器116、変換器回路201、および切替電力供給132は、共通筐体の中で相互の150ミリメートル以内にごく接近して配置される。近接近は、切替電力供給132からパルス検出回路202までの干渉ノイズを増加させるが、タイミング測定中の電力供給132の抑制は、タイミング測定が行われる時に干渉を低減する。
【0026】
変換器アセンブリ200の動作は、図3、3A、4、5、および6に示される実施例によって、以下でより詳細に説明される。
【0027】
図3は、変換器アセンブリ300を示す。変換器アセンブリ300は、図2の変換器アセンブリ200と同様である。簡略にするために、図2に出て来る参照番号と同じである、図3に出てくる参照番号は、同じまたは同様の特徴を識別し、それらの説明はここで反復しない。図3では、変換器116は、磁気テープコア308と、バイアス磁石310と、コア308の周囲に巻装される磁気ピックアップコイル312とを備える。
【0028】
図3では、変位計算回路206は、遅延時間を測定し、遅延時間に基づいて変位出力118を計算し、生成する、時間測定回路302を備える。変位計算回路206は、ゲート回路304を備える。ゲート回路304は、図4に示される実施例において、以下でより詳細に説明される。ゲート回路304は、時間測定回路302に結合する、ゲート回路出力306を生成する。電流パルス112の生成は、その間に磁歪要素102に沿った時間遅延が時間測定回路302によって測定される、測定時間間隔(測定サイクルとも呼ばれる)を開始する。
【0029】
図3では、シーケンス回路140は、パルス検出回路202から増幅出力208を受信する。シーケンス回路140は、ゲート回路304からゲート出力314を受信する。シーケンス回路140は、切替電力供給132に切替制御出力142を提供する。シーケンス回路140は、ゲート回路304にシーケンス回路出力316、318を提供する。シーケンス回路入力および出力314、316、318は、まとめて制御バス144と呼ばれる。
【0030】
ゲート回路304、シーケンス回路140、および制御バス144の機能およびタイミングは、図4、5に図示される実施例によって、以下でより詳細に説明される。
【0031】
図3Aは、変換器アセンブリ350を示す。簡略にするために、図3に出て来る参照番号と同じである、図3Aに出てくる参照番号は、同じまたは同様の特徴を識別し、それらの説明はここで反復しない。
【0032】
図3Aでは、切替電力供給132は、分圧器抵抗器322、324に結合する、電圧フィードバック入力320を備える。分圧器抵抗器322、324は、電圧VDDのDCレベルを調節するための入力320へのフィードバックとして、VDDの一部分を提供する。切替制御出力142は、コンデンサ326を通してパルスを電圧フィードバック入力320に容量結合する。切替制御出力142は、電圧フィードバック入力320における電圧を一時的に増加させ、切替電力供給132に切替を一時的に抑制させる。抑制時間の持続時間は、コンデンサ326のRC時定数、分圧器抵抗器322、324、および切替制御出力142上のパルスの時間幅の関数である。別の局面によれば、切替制御出力142は、切替電力供給132の中の出力直列パストランジスタ(図示せず)の入力に結合して、切替を抑制する。切替を抑制する、切替制御出力142から切替電力供給132までの他の接続もまた、使用することができる。
【0033】
1つの代替的局面によれば、切替電力供給134は、オプションの切替発振器制御入力133を備える。切替制御出力142は、この代替的局面によれば、切替発振器制御入力133に結合して、切替周波数を制御する。
【0034】
図4は、変換器アセンブリ400を示す。簡略にするために、図3に出て来る参照番号と同じである、図4に出てくる参照番号は、同じまたは同様の特徴を識別し、それらの説明はここで反復しない。
【0035】
図4では、パルス検出回路202は、増幅器と、フィルタとを備え、変換器出力124の増幅およびフィルタ処理された表現である、増幅出力204を提供する。ゲート回路304は、バイアス源402と、コンパレータ404と、インバータ406と、NORゲート408とを備える。コンパレータ404(U1とも呼ばれる)は、バイアス源402からのバイアス電圧を増幅出力204と比較する。コンパレータ404がシーケンス回路出力318によって有効化されると、コンパレータ404は、増幅出力204がバイアス源402より大きいかどうかを示す、ゲート出力314を提供する。コンパレータ404のゲート出力314は、インバータ406の入力に結合する。インバータ406は、NORゲート408の第1の入力に結合する、インバータ出力を提供する。NORゲート408の第2の入力は、シーケンス回路出力316を受信する。NORゲート408の出力は、時間測定回路302に結合する、ゲート回路出力306を提供する。
【0036】
図4では、シーケンス回路140は、固定閾値源410と、コンパレータ412と、第1のワンショット回路414と、第2のワンショット回路416と、NORゲート418とを備える。 閾値源410は、閾値電圧レベルをコンパレータ412の第1の入力に結合する。パルス検出回路202からの増幅出力208は、コンパレータ412の第2の入力に結合する。コンパレータ412は、第1および第2のワンショット回路414、416の「A」入力に結合する、コンパレータ出力を生成する。コンパレータ412の出力は、増幅出力208が閾値電圧レベルを通り越すと切り替わる。一局面によれば、ワンショット回路414、416は、National Semiconductor Corporation(Arlington TX USA)、ならびに他の集積回路製造業者から入手可能である、デュアル再誘起型ワンショットタイプ74×123を備える。第1のワンショット回路414は、第1の時定数を伴う第1のタイマとして機能するように、第1のRC回路R1−C1に接続される。第2のワンショット回路416は、第2の時定数を伴う第2のタイマとして機能するように、第2のRC回路R2−C2に接続される。
【0037】
第1のワンショット回路414の/Q(「NOT Q」とも呼ばれる)出力は、シーケンス回路出力316を生成する。第2のワンショット回路のQ出力は、NORゲート418の第1の入力に結合する。ゲート回路304からのゲート出力314は、NORゲート418の第2の入力に結合する。NORゲート418の出力は、シーケンス回路出力318および切替制御出力142を生成する。切替制御出力142は、切替電力供給132に結合して、切替を抑制する。シーケンス回路140およびゲート回路304の動作は、図5に図示される例示的タイミング図に関連して、以下でより詳細に説明される。
【0038】
図5は、図4に図示された回路の例示的タイミング図を示す。図5の時間軸は、水平線によって表され、複数の出力および状態は、時間軸に沿って垂直に図示される。図5に示された時間の部分は、タイミング図の左側の開始時間から開始する、測定サイクルを例示する。
【0039】
図4−5では、電流パルス502(図5)が磁歪要素102に印加され、測定サイクルを開始する。時間測定回路302(図4)は、ブランキングパルス504(図5)を生成する。ブランキングパルス504は、ワンショット414、416の/CLEAR(「NOT CLEAR」とも呼ばれる)入力に結合され、ワンショット414、416が解放され、時間測定が終了した時に切替を抑制するために誘起される準備ができていることを確実にする。
【0040】
可変音波時間遅延506(磁石106の変位に依存する)後、バースト(リンギングパルスとも呼ばれる)508が、増幅出力204、208において存在する。リンギングパルス508が時間512で閾値レベル510を最初に超えると、切替制御出力142およびシーケンス回路出力318(CMP有効とも呼ばれる)は、時間514で高い状態に切り替わり、切替電力供給132は、時間516において抑制される。
【0041】
リンギングパルス508が時間520でバイアスレベル518を超えると、ゲート回路出力306(停止とも呼ばれる)は、時間522で変化する。ゲート回路出力306は、時間測定回路302に結合し、時間520で時間測定回路302において測定された音波遅延524を数えることを止める。測定された音波遅延524は、通常は、実質的に固定された時間間隔だけ音波遅延506とは異なり、この実質的に固定された時間差は、変位出力118が正確となるように、較正中に出力から取り消される。
【0042】
時間530では、CMP有効が低く切り替わり、時間526では、ゲート回路出力306(停止)が低く切り替わり、時間528では、切替電力供給132が抑制されていない切替に再び戻される。時間520の臨界測定は、切替電力供給が瞬間的に抑制され、高レベルの切替電力供給ノイズを生じていない時に行われる。
【0043】
図5のタイミング図等のタイミング図は、簡略化表現であり、種々の出力において存在する場合のある全てのノイズおよび他のアーチファクトを示すわけではないことが、当業者によって理解される。
【0044】
図6は、切替ノイズを含む変位出力(図4の変位出力118等)を示す。図6では、水平軸602は、ミリ秒で時間を表し、垂直軸604は、ミクロンで測定された変位を表す。図6では、切替電力供給は、時間間隔606、608中にオンであり、切替電力供給の切替は、時間間隔610中に抑制される。図6では、磁石(磁石106等)は、固定位置にある。図6の検討によって、切替電力供給が時間間隔606、608中に抑制されていない時に、変位ノイズが15ミクロンもの高さの最大振幅となり得ることが分かる。図6の検討によって、切替が時間間隔610中に一時的に抑制されると、変位切替ノイズが約2〜3ミクロンの最大振幅まで低減されることが分かる。切替が一時的に抑制されて変位測定が行われると、有意な信号対雑音比の改善が達成される。たとえ切替電力供給が変換器回路内に収納されても、変位のより安定した測定値が提供される。
【0045】
図7は、変換器アセンブリ700のブロック図を示す。変換器アセンブリ700は、図2に図示される変換器アセンブリ200と同様である。図2で使用される参照番号と同じである、図7で使用される参照番号は、図2および図7の両方において、同じまたは同様の特徴を表す。図2の変換器アセンブリ200では、切替電力供給132の繰り返し抑制状態は、変換器出力バースト120の繰り返し検出の関数として制御される。しかしながら、図7の変換器アセンブリ700では、切替電力供給132の繰り返し抑制状態は、固定時間間隔(M)702と以前に完了した測定サイクル時間からの測定サイクル時間間隔(最終T)704との間の計算された差(TN−1−M)706の関数として、(図8のタイミングに図示されるように)制御される。
【0046】
変換器アセンブリ700は、シーケンス回路708を備える。シーケンス回路708は、702における時間間隔Mの記憶された事前設定値と、704における記憶された更新済みの最終時間間隔Tと、(TN−1−M)を計算する、706における計算回路と、切替電力供給132の切替の抑制を制御する、切替装置時間コントローラ710とを備える。
【0047】
変換器アセンブリ700は、変換器回路712を備える。変換器回路712は、電流パルス時間コントローラ714を備える。電流パルス時間コントローラ714は、記憶された事前設定電流パルス幅値716を備える。電流パルス時間コントローラは、トリガ入力718における誘起信号によって誘起されると、電流パルス112を生じる。変換器回路712は、線124上で変換器バーストを受信する、バースト時間測定回路720を備える。バースト時間測定回路720は、各測定サイクルの終わりに、線に沿って、記憶された最終T間隔704に更新を提供する。バースト時間測定回路720は、電流パルス時間コントローラ714の入力718および切替装置時間コントローラ710にトリガ信号を提供する。変位出力118は、バースト時間測定回路720からのバースト時間測定の関数として計算される。変換器アセンブリ700の動作は、図8の実施例のタイミング図および図9の例示的フロー図によって、以下でより詳細に説明される。
【0048】
図8は、図7に図示された変換器アセンブリと関連する例示的タイミング図を示す。水平軸802、804、806は、時間を表す。電流パルス808、810、812、814は、電流パルス時間コントローラ714(図7)によって生成される。電流パルス808、810、812、814の各々は、記憶された電流パルス幅値716(図7)によって設定される、固定電流パルス幅PWを有する。電流パルス808、810、812、814のタイミングは、測定サイクルを画定する。測定サイクルは、測定サイクルの中にある第1の電流パルスの開始から、後続の第2の電流パルスの開始までに及ぶ、時間間隔を備える。図8に図示されるように、完全測定サイクル1、2、および3が図示されている。
【0049】
各測定サイクルでは、音波遅延後、電流パルスに応答して変換器バーストが生成される。測定サイクル2の開始時の電流パルス810は、例えば、音波遅延818後に変換器バースト816をもたらす。変換器バースト816は、測定サイクル2の中にある。出力バースト(出力バースト816等)の各検出後、切替電力供給の切替が再開される。各測定サイクルの開始時に、切替電力供給132(図7)は、コンデンサ130(図7)に電荷を提供するように切り替わっている。切替電力供給132は、必要に応じて、時間間隔(TN−1−M)に対する測定サイクルNにおいてコンデンサ130上で電荷を維持するように、切り替わることが許可され、TN−1は、直前の測定サイクルN−1の時間の長さであり、Mは、記憶された時間間隔値702(図7)によって設定される固定時間間隔である。時間の長さ(TN−1−M)は、電流パルスの開始時に開始する。切替電力供給132は、出力バーストの検出から電流パルスの開始後の時間の長さ(TN−1−M)の終了までのサイクル時間830にわたって切り替わる。
【0050】
例えば、測定サイクル2(N=2)では、切替電力供給132(「切替器」)は、測定サイクル2の開始後の時間間隔(T1−M)にわたって、切替を続けることが拒否される。Mの値は、切替を停止し、抑制された切替時間間隔820を提供するように選択される。抑制された切替時間間隔820は、変換器バースト816のタイミングが検出された時に切替ノイズが抑制されるように、変換器バースト816の前に開始する。変換器バースト816が検出されるとすぐに、電力供給の切替が再開する。
【0051】
変換器バースト816のタイミングが検出された後に、次の測定サイクルが開始する。一局面によれば、測定サイクルの長さは、可変であり、遭遇する音波遅延に依存する。音波遅延の長さは、磁石106(図7)の機械的運動の関数であり、音波遅延の変化は、磁石106の制限された速度により、(測定サイクルの時間の長さに対して)ゆっくりと発生することが理解される。したがって、直前の測定サイクルの長さは、現在の測定サイクルの開始時にはまだ正確に分からない、現在の測定サイクルの長さの十分な近似値である。この十分な近似値は、抑制された切替時間間隔が変換器バーストの前に開始することを確実にする。
【0052】
図9は、図7に図示された変換器アセンブリ700と関連するフロー図を示す。図9のフロー図は、測定サイクルN中の処理を示す。処理は、以前の測定サイクル902の終了時に開始する。処理は、線904に沿ってアクションブロック906へと続く。アクションブロック906では、時間間隔(TN−1−M)が計算される。アクションブロック906の完了後、処理は、線908に沿ってアクションブロック910へと続く。
【0053】
アクションブロック910では、電流パルスコントローラ714、切替装置時間コントローラ710、およびバースト時間測定回路720が、時間t=0で誘起される。電流パルスが時間t=0で開始し、切替電力供給132の切替が時間t=0で開始し、音波遅延の測定が時間t=0で開始する。アクションブロック910の完了後、処理は、線912に沿ってアクションブロック914へと続く。アクションブロック914では、電流パルスが時間t=電流パルス幅716で止まる。アクションブロック914の完了後、処理は、線916に沿ってアクションブロック918へと続く。
【0054】
アクションブロック918では、切替電力供給の切替が、t=(TN−1−M)で遮断される。時間t=(TN−1−M)の後、およびN番目の測定サイクルの残りの間、切替が切替電力供給において抑制される。アクションブロック918の完了後、処理は、線920に沿ってアクションブロック922へと続く。
【0055】
アクションブロック922では、バースト時間測定が、t=バースト時間で停止される。バースト時間測定は、変位出力118を検出するように移行される。バースト時間測定は、704における最終T間隔に移行される。アクションブロック922の完了後、処理は、線924に沿ってアクションブロック926へと続く。
【0056】
アクションブロック926では、時間tが、次の測定サイクルに備えて、t=0にリセットされる。アクションブロック926の完了後、処理は、線928に沿って次の測定サイクル930へと続く。
【0057】
図7、8、および9において上記で説明されるように、変換器116は、磁歪要素102上の繰り返しパルスを感知し、線124上で変換器出力バースト122を提供する。変換器アセンブリ700は、変換器回路712を備える。変換器回路712は、変換器出力バースト122を繰り返し検出し、変位を表す出力118を提供する。
【0058】
変換器アセンブリ700は、エネルギー貯蔵デバイス130を備える。エネルギー貯蔵デバイス130は、変換器回路712の電力入力VDDに結合する。変換器アセンブリ700は、切替電力供給132を備える。切替電力供給132は、エネルギー貯蔵デバイス130に結合する。切替電力供給132は、その間に切替電力供給132の切替が抑制される、繰り返し抑制状態(時間間隔820中等)を有する。
【0059】
変換器アセンブリ700は、シーケンス回路708を備える。シーケンス回路708は、切替電力供給132および変換器回路712に結合する。シーケンス回路708は、線122上の変換器出力バースト122との切替電力供給132の繰り返し抑制状態の同期化を提供する。
【0060】
本主題を、構造的特徴および/または方法論的行為に特有の用語で説明したが、添付の請求項で規定される本主題は、審議されてきたように上記で説明される特定の特徴または行為に限定されないことを理解されたい。むしろ、上記で説明される特定の特徴および行為は、請求項を実施する実施例の形として開示される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
変換器出力バーストを提供する変換器と、
該変換器出力バーストを繰り返し検出し、変位を表す出力を提供する、変換器回路と、
該変換器回路の電力入力に結合される、エネルギー貯蔵デバイスと、
該エネルギー貯蔵デバイスに結合し、その間に切替電力供給の切替が抑制される繰り返し抑制状態を有する、切替電力供給と、
該切替電力供給および該変換器回路に結合する、シーケンス回路であって、該シーケンス回路は、該切替電力供給の該繰り返し抑制状態の、該変換器出力バーストの繰り返し検出との同期化を提供する、シーケンス回路と
を備える、変換器アセンブリ。
【請求項2】
前記同期化は、前記変換器回路が前記変換器出力バーストを検出する時間間隔中に、切替電力供給ノイズを抑制する、請求項1に記載の変換器アセンブリ。
【請求項3】
前記変換器回路は、制御バスに沿った同期化を前記シーケンス回路に結合し、該シーケンス回路は、切替制御出力を前記切替電力供給に結合する、請求項2に記載の変換器アセンブリ。
【請求項4】
前記切替電力供給は、切替制御出力を前記シーケンス回路に結合し、該シーケンス回路は、制御バスに沿った同期化を前記変換器回路に結合する、請求項2に記載の変換器アセンブリ。
【請求項5】
前記シーケンス回路は、過去の測定サイクル時間と固定時間間隔との間の差の関数として前記抑制状態を制御する、切替装置時間コントローラを備える、請求項1に記載の変換器アセンブリ。
【請求項6】
前記エネルギー貯蔵デバイスは、前記繰り返し抑制状態中に前記変換器回路を励起する、請求項1に記載の変換器アセンブリ。
【請求項7】
前記変換器回路は、
前記変換器出力バーストを受信し、増幅出力を提供する、パルス検出回路と、
該増幅出力を受信し、変位を表す出力を生成する、変位計算回路と
を備える、請求項1に記載の変換器アセンブリ。
【請求項8】
前記パルス検出回路は、第2の増幅出力を前記シーケンス回路に結合し、該シーケンス回路は、該パルス検出回路が変換器出力バーストの第1の部分を検出した後に、切替制御出力を前記切替電力供給に結合する、請求項7に記載の変換器アセンブリ。
【請求項9】
前記シーケンス回路は、前記パルス検出回路が変換器出力バーストの第2の部分を検出した後に、シーケンス回路出力を前記変位計算回路に結合する、請求項8に記載の変換器アセンブリ。
【請求項10】
前記切替電力供給は、前記切替制御出力を受信する無効入力を備える、請求項8に記載の変換器アセンブリ。
【請求項11】
前記切替電力供給は、前記切替制御出力を受信する電圧フィードバック入力を備える、請求項8に記載の変換器アセンブリ。
【請求項12】
前記切替電力供給は、前記切替制御出力を受信する切替発振器制御入力を備える、請求項8に記載の変換器アセンブリ。
【請求項13】
前記エネルギー貯蔵デバイスは、単一変換器出力バースト中に、前記変換器回路を励起するのに十分なエネルギー貯蔵容量を有する、請求項1に記載の変換器アセンブリ。
【請求項14】
前記エネルギー貯蔵デバイスは、2つの連続変換器出力バーストの間の時間間隔中に、前記変換器回路を励起するのに十分なエネルギー貯蔵容量を有する、請求項1に記載の変換器アセンブリ。
【請求項15】
前記変換器、前記変換器回路、および前記切替電力供給は、筐体内で相互から150ミリメートル以内に配置される、請求項1に記載の変換器アセンブリ。
【請求項16】
磁歪要素上の繰り返しパルスを表す、変換器出力バーストを提供することと、
変位を表す出力を提供するように、変換器回路で該変換器出力バーストを繰り返し検出することと、
エネルギー貯蔵デバイスおよび切替電力供給で該変換器回路を励起することと、
該切替電力供給に繰り返し抑制状態を提供することであって、その間に該切替電力供給の切替が抑制される、ことと、
該切替電力供給の該繰り返し抑制状態を、該変換器出力バーストの該繰り返し検出と同期化することと
を含む、変位を変換する方法。
【請求項17】
前記同期化することは、前記変換器回路が前記変換器出力バーストを検出する時間間隔中に、切替電力供給ノイズを抑制する、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記変換器回路からの制御バスに沿った同期化をシーケンス回路に結合し、該シーケンス回路は、切替制御出力を前記切替電力供給に結合する、前記変換器回路を結合する、請求項16に記載の方法。
【請求項19】
前記切替電力供給からの切替制御出力を前記シーケンス回路に結合し、該シーケンス回路は、制御バスに沿った同期化を前記変換器回路に結合する、請求項16に記載の方法。
【請求項20】
前記エネルギー貯蔵デバイスは、前記繰り返し抑制状態中に前記変換器回路を励起する、請求項16に記載の方法。
【請求項21】
変換器出力バーストを提供する変換器と、
エネルギー貯蔵デバイスと、
該エネルギー貯蔵デバイスに結合し、繰り返し抑制状態を有する切替電力供給であって、その間に該切替電力供給の切替が抑制される、切替電力供給と、
該切替エネルギー貯蔵デバイスに結合する電力入力を有する、変換器回路であって、該変換器回路は、該変換器出力バーストを繰り返し検出し、かつ変位を表す出力を提供し、該繰り返し抑制状態は、該変換器出力バーストと同期化される、変換器回路と
を備える、変換器アセンブリ。
【請求項22】
変換器出力バーストを提供する変換器と、
エネルギー貯蔵デバイスと、
該エネルギー貯蔵デバイスに結合し、繰り返し抑制状態を有する切替電力供給であって、その間に該切替電力供給の切替が抑制される、切替電力供給と、
該切替電力供給が抑制状態である時に該変換器出力バーストを繰り返し検出するため、および変位を表す出力を提供するための手段と
を備える、変換器アセンブリ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図3A】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2011−506963(P2011−506963A)
【公表日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−537938(P2010−537938)
【出願日】平成20年12月5日(2008.12.5)
【国際出願番号】PCT/US2008/013390
【国際公開番号】WO2009/078919
【国際公開日】平成21年6月25日(2009.6.25)
【出願人】(505383383)エムティーエス システムズ コーポレイション (18)
【Fターム(参考)】