説明

可変剛性スタビライザー装置

【課題】 捩じり剛性の大きさが可変な可変剛性スタビライザー装置の小型化を図る。
【解決手段】 可変剛性スタビライザー装置のアクチュエータ15を、一方のトーションバーに連結したシリンダ16に、他方のトーションバーに連結した回転軸20に設けたベーン22を嵌合させることで、シリンダ16内に隔壁24およびベーン22によって仕切られた第1、第2液室29,30を区画し、隔壁24のオリフィス24aを通過する磁気粘性流体の流量をシリンダ16の内部に配置したコイル28への通電量で制御するので、スタビライザーの左右のトーションバーの捩じり剛性を変化させて車両の操安性や乗り心地を調整することができる。流量制御手段であるコイル28をシリンダ16の内部に配置したので、可変剛性スタビライザー装置を小型化して車両への搭載性を高めることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、左右の車輪にそれぞれ接続された一対のトーションバーの対向端部間をアクチュエータで連結した可変剛性スタビライザー装置に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車等のサスペンション装置用のロータリダンパーにおいて、揺動軸に設けられたベーンを、セパレートブロックが設けられたケーシングの内部に配置し、ベーンおよびセパレートブロック間に区画された油室をベーンに設けたオリフィスおよびチェック弁で相互に連通させることで、発生する減衰力の大きさを揺動軸の回転方向に応じて異ならせたものが、下記特許文献1により公知である。
【0003】
また自動車等のスタビライザー用の捩じり剛性制御装置において、隔壁を有する円筒状のハウジングの内部にベーンを有するロータを回転自在に収納し、隔壁およびベーン間に区画された圧力室に油圧を供給・排出することでスタビライザーの捩じり剛性を変化させるものが、下記特許文献2により公知である。
【特許文献1】実開平4−97131号公報
【特許文献2】特開2004−136814号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に記載されたものは、発生する減衰力の大きさおよび方向がオリフィスおよびチェック弁により予め決まってしまうので、減衰力の大きさを任意に制御することができないという問題があった。
【0005】
また上記特許文献2に記載されたものは、スタビライザーの外部に油圧ポンプやバルブブロックを設ける必要があるため、付属品を含めたスタビライザーの寸法が大型化するという問題があった。
【0006】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、捩じり剛性の大きさが可変な可変剛性スタビライザー装置の小型化を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、左右の車輪にそれぞれ接続された一対のトーションバーの対向端部間をアクチュエータで連結した可変剛性スタビライザー装置において、前記アクチュエータは、一方のトーションバーに連結されて内部に作動流体を保持するシリンダと、他方のトーションバーに連結されて前記シリンダに対して相対回転可能な回転軸と、前記シリンダの内周から径方向内向きに延びる隔壁と、前記回転軸に設けられ、前記隔壁と協働して前記シリンダの内部に第1、第2液室を区画するベーンと、前記隔壁に形成されて前記第1、第2液室を連通させるオリフィスと、前記シリンダの内部に配置されて前記オリフィスを通過する作動流体の流量を制御する流量制御手段とを備えることを特徴とする可変剛性スタビライザー装置が提案される。
【0008】
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記作動流体は磁気粘性流体あるいは磁性流体であり、前記流量制御手段は前記オリフィスの近傍に配置されたコイルであり、前記コイルに通電して前記オリフィスを通過する作動流体の粘度を変化させることで、前記アクチュエータが発生する減衰力を制御することを特徴とする可変剛性スタビライザー装置が提案される。
【0009】
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記流量制御手段は、前記隔壁に摺動自在に設けられた弁板と、前記弁板に形成されて前記オリフィスに連通可能な弁孔と、前記弁板を摺動させる駆動源とを備え、前記駆動源で前記弁板を摺動させて前記弁孔と前記オリフィスとの連通面積を変化させることで、前記アクチュエータが発生する減衰力を制御することを特徴とする可変剛性スタビライザー装置が提案される。
【0010】
また請求項4に記載された発明によれば、請求項2または請求項2の構成に加えて、前記オリフィスは軸線方向に複数配置され、前記ベーンの外周と前記シリンダの内周との間に第1隙間が形成されるとともに、前記隔壁の内周と前記回転軸の外周との間に第2間隙が形成され、前記第1、第2隙間の総断面積は前記オリフィスの総断面積よりも小さいことを特徴とする可変剛性スタビライザー装置が提案される。
【0011】
尚、実施の形態の左右のトーションバー13L,13Rは本発明のトーションバーに対応し、実施の形態のコイル28は本発明の流量制御手段に対応し、実施の形態のリニアソレノイド32は本発明の駆動源に対応する。
【発明の効果】
【0012】
請求項1の構成によれば、可変剛性スタビライザー装置のアクチュエータを、一方のトーションバーに連結したシリンダに、他方のトーションバーに連結した回転軸に設けたベーンを嵌合させることで、シリンダの隔壁と回転軸のベーンとによって仕切られた第1、第2液室を区画し、シリンダの内部に配置した流量制御手段で隔壁に形成したオリフィスを通過して第1、第2液室間を行き来する作動流体の流量を制御するので、スタビライザーの左右のトーションバーの捩じり剛性を変化させて車両の操安性や乗り心地を調整することができる。そして流量制御手段をシリンダの内部に配置したので、可変剛性スタビライザー装置を小型化して車両への搭載性を高めることができる。
【0013】
また請求項2の構成によれば、作動流体を磁気粘性流体あるいは磁性流体で構成し、流量制御手段をオリフィスの近傍に配置されたコイルで構成したので、コイルに通電してオリフィスを通過する作動流体の粘度を変化させることで、アクチュエータが発生する減衰力を制御することができる。
【0014】
また請求項3の構成によれば、弁孔を有する弁板を隔壁に摺動自在に設けて流量制御手段を構成したので、駆動源で弁板を摺動させて弁孔とオリフィスとの連通面積を変化させることで、アクチュエータが発生する減衰力を制御することができる。
【0015】
また請求項4の構成によれば、ベーンの外周とシリンダの内周との間に第1隙間を形成し、隔壁の内周と回転軸の外周との間に第2間隙を形成し、第1、第2隙間の総断面積を、軸線方向に複数配置したオリフィスの総断面積よりも小さくしたので、前記第1、第2隙間の部分からシール部材を廃止して部品点数を削減しながら、可及的に多くの作動流体がオリフィスを通過するようにして流量制御手段による減衰力の制御幅を広げ、自動車の操安性および乗り心地を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
【0017】
図1〜図3は本発明の第1の実施の形態を示すもので、図1はスタビライザーの平面図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3−3線断面図である。
【0018】
図1に示すように、車両の左右の車輪を回転自在に支持するナックル(不図示)に、ボールジョイント11,11を介してスタビライザー12の両端部が接続される。スタビライザー12は左右に2分割された左トーションバー13Lおよび右トーションバー13Rを備えており、左右のトーションバー13L,13Rは、車幅方向に延びるトーション部13a,13aと、トーション部13a,13aの車幅方向外端から前後方向に屈曲して前記ボールジョイント11,11に接続されるアーム部13b,13bとを備える。左右のトーションバー13L,13Rのトーション部13a,13aがブラケット14,14を介して車体フレームに回転自在に支持されており、両トーション部13a,13aの車幅方向内端間がアクチュエータ15により連結される。
【0019】
次に、図2および図3に基づいてアクチュエータ15の構造を説明する。
【0020】
一方のトーションバー(例えば、右トーションバー13R)のトーション部13aの車幅方向内端に有底円筒状のシリンダ16のフランジ部16aが同軸に接続されており、フランジ部16aと反対側の開口部にシール部材17を介して当接する端板18が複数本のボルト19…で固定される。端板18の中心に形成された貫通孔18aを左トーションバー13Lの車幅方向内端に同軸に接続された回転軸20がシール部材21を介して嵌合し、その回転軸20の先端がシリンダ16のフランジ部16aの中心の支持孔16bに回転自在に嵌合する。回転軸20の外周には、180°間隔で2枚のベーン22,22が固定されており、各ベーン22の外周とシリンダ16の内周との間には線状のシール部材23が装着される。
【0021】
シリンダ16の内周壁には、180°の位相差を持つ2枚の隔壁24,24が、それぞれ線状のシール部材25,25を介して当接し、複数本のボルト26…で固定される。各隔壁24の内周と回転軸20の外周との間には線状のシール部材27,27が装着される。隔壁24には、その両側面を連通させるように複数個のオリフィス24a…が貫通しており、オリフィス24a…を囲むようにコイル28…が設けられる。
【0022】
2枚のベーン22,22と2枚の隔壁24,24との間に、磁気粘性流体(MRF: Magneto-Rheological Fluids )が封入された各2個の第1液室29,29および第2液室30,30が区画されており、隣接する第1、第2液室29,30が隔壁24に形成したオリフィス24a…を介して相互に連通する。磁気粘性流体はマイクロスケールの鉄粒子を混入した流体であって、磁気が作用すると粘性が変化する性質を備えている。
【0023】
次に、上記構成を備えた本発明の第1の実施の形態の作用を説明する。
【0024】
車両の走行中に左右の車輪の一方が路面の凹凸に乗り上げてバンプあるいはリバウンドすると、スタビライザー12の左右のトーションバー13L,13Rの一方のトーション部13aが捩じれ変形し、そのトルクが他方のトーション部13aに伝達することで、左右の車輪が同位相でバンプあるいはリバウンドする力が作用するため、車体のローリングを抑制して乗り心地を高めることができる。通常、スタビライザー12の特性はトーションバー13L,13Rの捩じり剛性によって決まるるため、スタビライザー12を交換しないと特性を変更することがでないが、本実施の形態によれば、アクチュエータ15が発生する減衰力を変化させることでスタビライザー12の特性を変更することができる。
【0025】
即ち、左右のトーションバー13L,13Rが相対回転すると、右トーションバー13Rと一体のシリンダ16に対して左トーションバー13Lと一体のベーン22,22が相対回転する。その結果、図3から明らかなように、ベーン22,22が時計方向に相対回転すると、第1液室29,29の容積が縮小して第2液室30,30の容積が拡大することで、第1液室29,29の磁気粘性流体が隔壁24,24のオリフィス24a…を通過して第2液室30,30に流入し、その際の流通抵抗により減衰力が発生する。
【0026】
逆に、ベーン22,22が反時計方向に相対回転すると、第2液室30,30の容積が縮小して第1液室29,29の容積が拡大することで、第2液室30,30の磁気粘性流体が隔壁24,24のオリフィス24a…を通過して第1液室29,29に流入し、その際の流通抵抗により減衰力が発生する。
【0027】
その過程で、オリフィス24a…を囲むコイル28…に供給する電流量を増加させると、コイル28…が発生する磁力が強まってオリフィス24a…を通過する磁気粘性流体の粘性が高くなることで、シリンダ16および回転軸20が相対回転し難くなり、スタビライザー12の捩じれ剛性が増加する。逆に、オリフィス24a…を囲むコイル28…に供給する電流量を減少させると、コイル28…が発生する磁力が弱まってオリフィス24a…を通過する磁気粘性流体の粘性が低くなることで、シリンダ16および回転軸20が相対回転し易くなり、スタビライザー12の捩じれ剛性が減少する。
【0028】
従って、通常時にはスタビライザー12の捩じれ剛性を低くして乗り心地を高めながら、高速コーナリング時に捩じれ剛性を高くして遠心力による旋回方向外側への車体の傾きを防止し、操安性を高めることができる。スタビライザー12の捩じれ剛性の変更は、運転者のスイッチ操作に基づいて行っても良いし、車速、ステアリングホイールの操舵角、車輪の転舵角、横加速度、ヨーレート等に基づいて行っても良い。
【0029】
このように、コイル28…への通電量を変化させるだけの簡単な制御でスタビライザー12の捩じれ剛性を任意に制御することができ、しかも磁気粘性流体の流量制御手段であるコイル28…はアクチュエータ15の内部に収納されるので、外部の液圧ポンプ、バルブブロック、流体配管等が不要になってスタビライザー12の小型化に寄与することができる。
【0030】
図4〜図6は本発明の第2の実施の形態を示すもので、図4はアクチュエータの縦断面図、図5は図4の5−5線断面図、図6は図4の6−6線拡大断面図である。
【0031】
第1の実施の形態では、作動流体として磁気粘性流体を用いてスタビライザー12の捩じれ剛性を任意の大きさに制御しているが、第2の実施の形態では、一般的な作動流体を用い、隔壁24のオリフィス24a…の開度を増減することでスタビライザー12の捩じれ剛性を任意の大きさに制御している。
【0032】
即ち、隔壁24には、その内周面に開口してオリフィス24a…に連通するスリット24bが軸線L方向に形成されており、そのスリット24bに板状の弁板31が軸線L方向に摺動自在に収納される。弁板31には、隔壁24のオリフィス24a…に連通可能な弁孔31a…が形成される。隔壁24の左端に形成した空間24cにリニアソレノイド32が設けられており、その出力ロッド32aが弁板31の左端に接続される。
【0033】
前記弁板31およびリニアソレノイド32は、第2の実施の形態の流量制御手段33を構成する。
【0034】
また第1の実施の形態では、各ベーン22の外周とシリンダ16の内周との間に線状のシール部材23が装着され、かつ隔壁24の内周と回転軸20の外周との間は線状のシール部材27が装着されるが、第2の実施の形態では前記シール部材23の位置に微小な第1隙間αが形成されるとともに、前記シール部材27の位置に微小な第2隙間βが形成さる。隙間α,βの総断面積は、オリフィス24aの全開時の総断面積よりも小さく設定される。
【0035】
しかして、リニアソレノイド32で弁板31を摺動させることで、隔壁24のオリフィス24a…と弁板31の弁孔31a…との重なり量(つまり開度)を無段階に変化させ、そこを通過する作動流体の流通抵抗を変化させることで、スタビライザー12の捩じれ剛性を無段階に制御することができる(図6参照)。この場合も、作動流体の流量制御手段33はアクチュエータ15の内部に収納されるので、スタビライザー12の小型化に寄与することができる。
【0036】
またベーン22およびシリンダ16間の線状のシール部材23と、隔壁24および回転軸20間のシール部材27とを廃止し、その部分に第1、第2隙間α,βを形成したので、シール部材23,27を廃止した分だけ部品点数を削減しながら、オリフィス24a…に充分な量の作動流体を通過させて流量制御手段33の機能を充分に発揮させることができる。
【0037】
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0038】
例えば、第1の実施の形態のスタビライザー12は磁気粘性流体を用いているが、磁気粘性流体に代えて磁性流体(ナノスケールの磁性体金属微粒子を混入した流体)を用いても、同様の作用効果を達成することができる。
【0039】
また第2の実施の形態のリニアソレノイド32をON/OFFソレノイドに代えてオリフィス24a…の開度を2段階に制御しても良い。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】第1の実施の形態に係るスタビライザーの平面図
【図2】図1の2−2線拡大断面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】第2の実施の形態に係るアクチュエータの縦断面図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】図4の6−6線拡大断面図
【符号の説明】
【0041】
13L 左トーションバー(トーションバー)
13R 右トーションバー(トーションバー)
15 アクチュエータ
16 シリンダ
20 回転軸
22 ベーン
24 隔壁
24a オリフィス
28 コイル(流量制御手段)
29 第1液室
30 第2液室
31 弁板
31a 弁孔
32 リニアソレノイド(駆動源)
33 流量制御手段
L 軸線
α 第1隙間
β 第2隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
左右の車輪にそれぞれ接続された一対のトーションバー(13L,13R)の対向端部間をアクチュエータ(15)で連結した可変剛性スタビライザー装置において、
前記アクチュエータ(15)は、
一方のトーションバー(13R)に連結されて内部に作動流体を保持するシリンダ(16)と、
他方のトーションバー(13L)に連結されて前記シリンダ(16)に対して相対回転可能な回転軸(20)と、
前記シリンダ(16)の内周から径方向内向きに延びる隔壁(24)と、
前記回転軸(20)に設けられ、前記隔壁(24)と協働して前記シリンダ(16)の内部に第1、第2液室(29,30)を区画するベーン(22)と、
前記隔壁(24)に形成されて前記第1、第2液室(29,30)を連通させるオリフィス(24a)と、
前記シリンダ(16)の内部に配置されて前記オリフィス(24a)を通過する作動流体の流量を制御する流量制御手段(28,33)と、
を備えることを特徴とする可変剛性スタビライザー装置。
【請求項2】
前記作動流体は磁気粘性流体あるいは磁性流体であり、前記流量制御手段は前記オリフィス(24a)の近傍に配置されたコイル(28)であり、
前記コイル(28)に通電して前記オリフィス(24a)を通過する作動流体の粘度を変化させることで、前記アクチュエータ(15)が発生する減衰力を制御することを特徴とする、請求項1に記載の可変剛性スタビライザー装置。
【請求項3】
前記流量制御手段は、
前記隔壁(24)に摺動自在に設けられた弁板(31)と、前記弁板(31)に形成されて前記オリフィス(24a)に連通可能な弁孔(31a)と、前記弁板(31)を摺動させる駆動源(32)とを備え、
前記駆動源(32)で前記弁板(31)を摺動させて前記弁孔(31a)と前記オリフィス(24a)との連通面積を変化させることで、前記アクチュエータ(15)が発生する減衰力を制御することを特徴とする、請求項1に記載の可変剛性スタビライザー装置。
【請求項4】
前記オリフィス(24a)は軸線(L)方向に複数配置され、
前記ベーン(22)の外周と前記シリンダ(16)の内周との間に第1隙間(α)が形成されるとともに、前記隔壁(24)の内周と前記回転軸(20)の外周との間に第2間隙(β)が形成され、
前記第1、第2隙間(α、β)の総断面積は前記オリフィス(24a)の総断面積よりも小さいことを特徴とする、請求項2または請求項3に記載の可変剛性スタビライザー装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−23528(P2010−23528A)
【公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−183365(P2008−183365)
【出願日】平成20年7月15日(2008.7.15)
【出願人】(000005326)本田技研工業株式会社 (23,863)
【Fターム(参考)】