説明

圧電発振器及びその動作方法

【課題】各種の電子機器の回路基板に搭載されて搭載後は外部電源からの導体接続での電力供給によって動作する水晶発振器などの圧電発振器であって、調整や検査の作業効率を向上させることができるものを提供する。
【解決手段】水晶振動子12などの圧電振動子と発振回路16とを収容した容器10内に二次電池21を設け、容器10には非接触給電による電力供給を受ける受電部13を設ける。受電部13で受電した電力によって二次電池21を充電し、電源端子に外部電源電圧Vccが印加されていないときには、二次電池21に充電された電力で発振回路16等を動作させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水晶振動子などの圧電振動子とその圧電振動子を用いる発振回路とが少なくとも容器内に収容された圧電発振器と、その動作方法とに関する。
【背景技術】
【0002】
圧電発振器は、水晶振動子などの圧電振動子と、この圧電振動子を用いる発振回路を含む電子回路とを容器内に収容し、外部から電源が供給される一体型の部品として構成したものである。圧電発振器は、回路基板上などに実装し外部から電源電圧を供給するだけで所定の周波数の発振信号を出力することから、各種の電子機器において広く用いられている。圧電振動子として水晶振動子を用いる圧電発振器は、特に水晶発振器と呼ばれるが、水晶発振器は正確な周波数の信号を出力するので、例えば携帯電話に代表されるような携帯型の電子機器において、周波数や時間の基準源として内蔵されている。
【0003】
水晶振動子の振動周波数は高い安定度を有するものの、水晶に固有の温度周波数特性に基づき、温度に応じてわずかに変化する。そこで、特に正確な発振周波数を出力する水晶発振器として、水晶振動子の温度周波数特性を補償する温度補償回路を発振回路に付加した温度補償型水晶発振器(TCXO;Temperature Compensated Crystal Oscillator)や、水晶振動子の温度を一定に保つ恒温槽内に水晶振動子を格納した恒温槽付水晶発振器(OCXO;Oven Controlled Crystal Oscillator)がある。
【0004】
圧電発振器において、発振回路や温度補償回路などの電子回路は、通常は、半導体集積回路すなわちICチップ内に形成される。ただし、回路条件などによっては発振回路を構成するコンデンサなどをICチップ内に設けることができない場合があるので、そのような場合には、コンデンサなどをICチップに対する外付け部品とし、ICチップとそのような外付け部品とを内部回路基板に搭載して内部回路基板を容器内に収容する。
【0005】
ところで、圧電発振器は、電源投入あるいは通電と同時に安定した発振周波数を出力するわけではなく、一定の時間が経過しなければ安定した出力とはならない。TCXOやOCXOでは、発振周波数が安定するまでの時間が長くなる傾向にある。特に、ヒーターによって加熱される恒温槽を用いるOCXOの場合、通電開始前の無通電時間の長さや恒温槽部分の大きさ等にも依存するが、電源を投入してから周波数が安定するまでに通電開始から例えば数分〜数時間程度を要し、したがって、発振周波数が安定するまでにその程度以上の時間を要する。
【0006】
圧電発振器の出荷前の調整・検査に際して圧電発振器の発振周波数の測定を行うときは、まず圧電発振器に通電し、その後、発振周波数が安定するまで待ってから、測定を行うことになる。圧電発振器が水晶発振器であるとして、発振回路に含まれる容量の値を調整することによって水晶発振器の発振周波数の調整を行うときは、例えば、水晶発振器に通電して10分の経過を待ち、周波数を測定し、ここで周波数値が規定外であれば通電を終了して発振回路内のコンデンサを交換し、再度、水晶発振器に通電して10分の経過を待ち、周波数を測定する、というサイクルを発振周波数が規定値に至るまで行うことになる。そして水晶発振器への通電と発振周波数の測定は、通常、水晶発振器の電源端子、接地端子及び発振出力端子などの端子に対して測定装置のプローブあるいは治具を当接させて、電源端子及び接地端子を介して電力を供給しつつ、所定の時間の経過後に発振出力端子での出力を観測することによって行われる。したがって、実際の発振周波数を測定している時間は短時間であっても、周波数測定前の通電期間にわたって測定装置を占有し続けることとなり、作業効率の低下などがもたらされる。
【0007】
また、出荷時の検査などとして水晶発振器の特性(例えば、周波数、出力、安定時の消費電力などの特性)を測定する場合には、検査前に数時間程度の通電時間が必要なことがある。特に、OCXOなどの場合には、例えば、検査までに12時間程度の通電時間が設定されており、特性の測定自体は短時間で終了するとしても、12時間程度の長時間にわたって検査装置を占有することになる。
【0008】
ところで、外部からの電力供給が途絶えた場合においても圧電発振器を動作させることができるものとして、特許文献1には、OCXOを有する無線機器であって、二次電池を備え、外部からの電力供給が途絶えた場合に二次電池からOCXOに電力を供給するようにした無線機器が示されている。特許文献2には、二次電池と水晶発振器とを有し、二次電池の電力により動作する時計であって、無接触給電のみで電力を供給して二次電池を充電するようにしたものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2007−88729号公報
【特許文献2】特開2001−28841号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
測定装置や検査装置などを長時間にわたって占有しないようにするためには、実際の測定を行う前の単なる通電期間中には外部電源からの電力供給によらずに圧電発振器が発振動作を継続するようにすればよい。特許文献1,2に示すものは、二次電池を備えているので、外部電源からの電力供給が途絶えても発振動作を続けることは可能であるが、回路基板に搭載されて通常時には外部電源からの導体接続による電力供給によって動作する一体型の電子部品である圧電発振器として構成されたものではない。また、特許文献1,2に記載のものは、このような電子部品としての圧電発振器の調整や検査に要する実質的な時間を短縮して調整や検査の作業効率を向上させるものでもない。
【0011】
本発明の目的は、各種の電子機器の回路基板に搭載されて搭載後は外部電源からの導体接続での電力供給によって動作する圧電発振器であって、調整や検査の作業効率を向上させることができる圧電発振器と、そのような圧電発振器の動作方法とを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の圧電発振器は、圧電振動子と、圧電振動子を用いる発振回路を少なくとも含む電子回路と、圧電振動子と電子回路とを収容する容器と、容器に設けられ電子回路に電気的に接続する電源端子とを備える圧電発振器において、容器内に収容された二次電池と、容器に設けられ非接触給電による電力供給を受ける受電部と、を有し、受電部で受電した電力によって二次電池が充電され、電源端子に外部電源電圧が印加されていないときに二次電池からの電力が電子回路に供給されるようにしたことを特徴とする。
【0013】
本発明の圧電発振器の動作方法は、圧電振動子と、圧電振動子を用いる発振回路を少なくとも含む電子回路と、二次電池と、圧電振動子と電子回路と二次電池を収容する容器と、容器に設けられ電子回路に電気的に接続する電源端子と、容器に設けられ非接触給電による電力供給を受ける受電部とを備える圧電発振器の動作方法であって、非接触給電により受電部を介して二次電池を充電することと、電源端子に外部電源電圧が印加されない状態で二次電池に充電された電力で電子回路を動作させることと、電子回路が動作している状態で電源端子に外部電源電圧を印加して電子回路を引き続き動作させることと、を有する。
【発明の効果】
【0014】
本発明では、通常時には電源端子に印加される外部電源電圧によって動作する圧電発振器において、無接触給電による電力供給を受ける受電部と、二次電池とを設け、無接触給電により二次電池を充電できてその充電された電力によって電子回路を動作させることができるように構成している。電源端子を介した電力供給を行わないときでも発振回路等の電子回路を動作させ続けることができ、実際の測定を行う前の通電時間の期間中は電源端子を介した電力供給を行わなくても済むようになる。その結果、測定装置や検査装置などを長時間にわたって占有する必要がなくなり、測定や検査の作業効率が向上する。また、無接触給電を採用しているので、例えば送電部を有する充電用治具に圧電発振器を載置するだけで充電を行うことができ、充電操作自体も極めて効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の実施の一形態の水晶発振器の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す水晶発振器の構造の一例を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の別の実施形態の水晶発振器の構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示す水晶発振器の構造の一例を示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
次に、本発明の好ましい実施の形態の圧電発振器について、圧電振動子として水晶振動子を用いる水晶発振器として構成した例を説明する。もちろん、本発明の圧電発振器には、圧電振動子として水晶振動子以外のものを用いるものも含まれる。
【0017】
図1に示す水晶発振器は、表面実装型の温度補償水晶発振器(TCXO)として構成されたものであり、図2は、恒温槽付水晶発振器(OCXO)の構造の一例を示す分解斜視図である。
【0018】
図1に示すように、水晶発振器1は、二次電池21を備える電池部11と、水晶振動子12と、回路部13と、非接触給電(無線送電)によって電力が供給される受電部14と、を備えており、後述するように、電池部11、水晶振動子12及び回路部13は容器10内に格納され、受電部14は、容器10を構成するベースの中に埋め込まれている。二次電池21としては、例えばリチウムイオン電池などが用いられる。容器10の外表面には、外部回路との接続のために、少なくとも、電源電圧Vccの端子と接地端子GNDと、発振出力の端子とが設けられている。
【0019】
電池部11には、二次電池21の他に充放電制御回路22も設けられている。充放電制御回路22は、二次電池21の充放電の制御を行うものであるが、特に、受電部14から供給される電力によって二次電池21を充電し、二次電池21に充電されている電力を回路部13に出力する。
【0020】
回路部13には、二次電池21から供給された電力が電源端子に逆流しないようにするダイオード15と、水晶振動子12が接続する発振回路16と、発振回路16に対して温度補償信号を出力する温度補償回路17とが設けられている。発振回路16は、水晶振動子12を共振素子として用いるものであって、水晶振動子12の振動周波数に基づいて発振し、その出力を発振出力の端子に供給する。
【0021】
この水晶発振器1では、二次電池21を充電するための電力は、無接触給電により供給される。無接触給電の手法としては、電磁誘導型、電波受信型、共鳴型などの手法が知られている。電磁誘導型の無接触給電であれば、送電コイルと受電コイルとを相互に接触はしないが近接して配置した上で、送電コイルを交流電源によって駆動し、送電コイルからの電磁誘導によって受電コイルに交流電力を発生させ、これによって無接触での電力供給を可能にする。
【0022】
電磁誘導型の無接触給電を採用するとすると、受電部14には、受電コイルと、受電コイルで発生した交流電力を直流電力に変換する変換回路などとが設けられることになる。そして、送電コイルを有する送電部23を備えた給電ユニット20を用意する。送電部23には、送電コイルの他に、外部電源からの電力によって交流電力を発生し送電コイルを駆動する駆動回路が設けられる。そして、給電ユニット20上に水晶発振器1を載置することなどにより、送電部23から受電部14への無接触給電が可能になる。送電部23から受電部14に無接触給電が行われると、受電部14から直流電力が出力され、その直流電力により充放電制御回路22を介して二次電池21が充電される。
【0023】
この水晶発振器1では、電源端子に外部から電源電圧Vccが供給されているときには、その電源電圧Vccが発振回路16と温度補償回路17に供給される。電源電圧Vccが供給されていない場合であっても、無接触給電によりあらかじめ二次電池21が充電されていれば、二次電池21に充電されている電力が発振回路16と温度補償回路17に供給されることとなる。
【0024】
このような水晶発振器では、図2に示すように、カバー31とベース32とによって容器10が構成されている。板状のベース32の中央部の内部には、受電部14が埋め込まれている。ベース32上に電池部11を配置し、さらにその上に水晶振動子12と放熱シート33と回路部13とをこの順で積層し、これらの全体をカバー31で覆うことにより、容器10内に二次電池21を含む電池部11と水晶振動子12と回路部13とが収容されることになる。回路部13は、発振回路16及び温度補償回路17を少なくとも含むICチップと、ダイオード15を含む若干の外付け部品とを搭載した小型の内部回路基板として構成されている。ベース32の下面には、その外周に沿って、この水晶発振器を外部の回路基板に対して表面実装する際に用いられる複数の実装電極35が設けられている。実装電極35は、容器10の外表面に設けられていることになる。これらの実装電極35には、上述した電源電圧Vccの端子、接地端子、制御入力の端子、発振出力の端子などが含まれる。そして、電池部11や実装電極35を回路部13に電気的に接続するために、ベース32の上面には複数の金属製のピン34が設けられており、これらのピン35は回路部13の基板とも接合している。
【0025】
図2において充電用治具25は、図1における給電ユニット20に該当するものであり、平坦な上面を有し、その上面に送電部23が埋め込まれているものである。充電用治具25上に、ベース32を下にして水晶発振器を載置すると、無接触給電により、電池部11内の二次電池21が充電され、発振回路16及び温度補償回路17が動作を開始する。二次電池21が十分に充電されれば、充電用治具25から水晶発振器を取り外しても、発振回路16及び温度補償回路17は動作を継続し、発振回路16は安定して発振を続ける。その後、所定の時間の経過後に、測定装置あるいは検査装置の治具やプローブを水晶発振器に接続することによって水晶発振器の特性を即座に測定することが可能となる。また、充電終了後は水晶発振器を無給電かつ無接続状態としたまま動作させ続けることができる。これらにより、1個の水晶発振器あたりの充電用治具や測定装置あるいは検査装置の占有時間を短くでき、作業効率を大幅に向上させることができる。
【0026】
また、水晶発振器の需要家においても、入荷した水晶発振器を回路基板上に搭載する前にその水晶発振器の特性等を測定したい場合がある。そのような場合であっても本実施形態の水晶発振器によれば、測定の作業効率の向上を図ることができる。
【0027】
図3に示す水晶発振器は、恒温槽付き水晶発振器(OCXO)として構成されたものであり、図4は、図3に示す水晶発振器の構造の一例を示す分解斜視図である。
【0028】
図3に示した水晶発振器2の回路構成は、図1に示したものと同様のものであるが、水晶振動子として恒温槽型の水晶振動子18を使用し、さらに、回路部13において温度補償回路の代わりに温度制御回路19が設けられている点で、図1に示したものと異なっている。水晶振動子18は、気密容器内に水晶片XとヒータHと測温素子Thとを封入したものであり、水晶片Xが発振回路16に接続し、ヒータHと測温素子Thとが温度制御回路19に接続する。温度制御回路19は、測温素子Thでの測定値に応じてヒータHを駆動することにより、水晶片Xの温度を一定に維持する制御を行う。
【0029】
このOCXOでは、図4に示すように、カバー31とベース32とによって容器10が構成されている。板状のベース32の中央部の内部には、受電部14が埋め込まれている。ベース32上に電池部11を配置し、さらにその上に水晶振動子18とアルミニウム製の金具37と放熱シート33と回路部13とをこの順で積層してネジ36によりベース32に取り付け、これらの全体をカバー31で覆うことにより、容器10内に二次電池21を有する電池部11と水晶振動子18と回路部13とが収容されることになる。回路部13は、発振回路16及び温度制御回路19を少なくとも含むICチップと、ダイオード15を含む若干の外付け部品とを搭載した小型の内部回路基板として構成されている。この水晶発振器を外部の回路基板に対して実装する際に用いられる複数の接続ピン38が、ベース32の外周に沿って、ベース32を貫通するように設けられている。これらの接続ピン38は、上述した電源電圧Vccの端子、接地端子、制御入力の端子、発振出力の端子などを含んでおり、回路部13にも接続している。また接続ピン38は、電池部11と回路部13との電気的接続にも用いられている。
【0030】
図4において充電用治具26は、図1における給電ユニット20に該当するものである。この充電用治具26は、図2に示した充電用治具25と同様のものであるが、容器のベース32から接続ピン38が突出していることに対応して、複数の穴27が設けられており、接続ピン38が穴27に挿入されるように水晶発振器を載置することにより、送電部23と受電部14との間での非接触給電を行えるようになっている。
【0031】
このOCXOは、電池部11内の二次電池21として例えばリチウムイオン電池などのエネルギー密度の高いものを用いることにより、外部電源からの電力が途絶えているときであっても、ヒータHを駆動するために十分な電力を二次電池21から温度制御回路19に供給することが可能となり、上述した図1及び図2に示したTCXOの場合と同様の効果を奏するようになる。
【符号の説明】
【0032】
1,2:水晶発振器、10:容器、11:電池部、12,18:水晶振動子、13:回路部、14:受電部、15:ダイオード、16:発振回路、17:温度補償回路、19:温度制御回路、20:給電ユニット、21:二次電池、22:充放電制御回路、23:送電部、25,26:充電用治具、27:穴、31:カバー、32:ベース、33:放熱シート、34:ピン、35:実装電極、36:ネジ、37:金具、38:接続ピン。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
圧電振動子と、前記圧電振動子を用いる発振回路を少なくとも含む電子回路と、前記圧電振動子と前記電子回路とを収容する容器と、前記容器に設けられ前記電子回路に電気的に接続する電源端子とを備える圧電発振器において、
前記容器内に収容された二次電池と、
前記容器に設けられ非接触給電による電力供給を受ける受電部と、
を有し、
前記受電部で受電した電力によって前記二次電池が充電され、前記電源端子に外部電源電圧が印加されていないときに前記二次電池からの電力が前記電子回路に供給されるようにしたことを特徴とする圧電発振器。
【請求項2】
前記圧電振動子は水晶振動子であって、水晶発振器として構成された請求項1に記載の圧電発振器。
【請求項3】
前記電子回路は前記水晶振動子の温度周波数特性を補償する温度補償回路を含み、温度補償型水晶発振器として構成された請求項2に記載の圧電発振器。
【請求項4】
前記水晶振動子の温度を一定に制御する恒温手段を有し、恒温槽付水晶発振器として構成された請求項2に記載の圧電発振器。
【請求項5】
圧電振動子と、前記圧電振動子を用いる発振回路を少なくとも含む電子回路と、二次電池と、前記圧電振動子と前記電子回路と前記二次電池を収容する容器と、前記容器に設けられ前記電子回路に電気的に接続する電源端子と、前記容器に設けられ非接触給電による電力供給を受ける受電部とを備える圧電発振器の動作方法であって、
前記非接触給電により前記受電部を介して前記二次電池を充電することと、
前記電源端子に外部電源電圧が印加されない状態で前記二次電池に充電された電力で前記電子回路を動作させることと、
前記電子回路が動作している状態で前記電源端子に外部電源電圧を印加して前記電子回路を引き続き動作させることと、
を有する動作方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−199886(P2012−199886A)
【公開日】平成24年10月18日(2012.10.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−64131(P2011−64131)
【出願日】平成23年3月23日(2011.3.23)
【出願人】(000232483)日本電波工業株式会社 (1,148)
【Fターム(参考)】