説明

座標空間における位置を表示可能にする方法および装置

方法、装置、コンピュータプログラム、およびユーザインターフェースであって、方法は、座標情報が座標空間における位置として住所を一意的に識別する第1のアプリケーションから座標情報を取得することと、第2のアプリケーションを使用して、座標情報が、住所を標示する連絡先情報に関連付けられるように、座標情報を格納することと、格納された連絡先情報に関連付けられた制御要素のユーザ選択を検出することと、制御要素のユーザ選択の検出に応答して、座標情報を第1のアプリケーションに提供することとを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、方法、装置、コンピュータプログラム、およびユーザインターフェースに関する。具体的には、本発明の実施形態は、座標空間における位置を表示可能にする方法、装置、コンピュータプログラム、およびユーザインターフェースに関する。
【背景】
【0002】
ユーザが座標空間内の位置を探索および視認することを可能にする装置は周知である。例えば、衛星ナビゲーションシステム等の装置は、ユーザが、住所を入力し、次いで、座標空間の地図上の対応する位置を視認することを可能にする。また、このような装置は、ユーザが、その位置と他の位置との間の方向を取得することを可能にし、またはその位置付近の関心事を探索することも可能にするよう構成される。
【0003】
このような装置を、ユーザが使用するために容易かつ直感的にすることが有利である。
【実施形態の摘要】
【0004】
種々であるが必ずしも全てではない本発明の実施形態によると、座標情報が座標空間における位置として住所を一意的に識別する第1のアプリケーションから前記座標情報を取得することと、第2のアプリケーションを使用して、前記座標情報が、前記住所を標示する連絡先情報に関連付けられるように、前記座標情報を格納することと、前記格納された連絡先情報に関連付けられた制御要素のユーザ選択を検出することと、前記制御要素の前記ユーザ選択の前記検出に応答して、前記座標情報を前記第1のアプリケーションに提供することと、を含む方法が提供される。
【0005】
本発明のいくつかの実施形態では、前記第1のアプリケーションは、前記位置を表示することを可能にするために前記座標情報を使用してもよい。
【0006】
本発明のいくつかの実施形態では、前記連絡先情報は、ユーザによって入力されてもよい。本発明のいくつかの実施形態では、前記連絡先情報は、完全な住所を含んでもよい。
【0007】
本発明のいくつかの実施形態では、前記連絡先情報は、前記第1のアプリケーションが前記座標情報を探索することを可能にするために、前記第2のアプリケーションによって前記第1のアプリケーションに提供されてもよい。
【0008】
本発明のいくつかの実施形態では、前記連絡先情報は、前記ユーザによって前記第1のアプリケーションに入力されてもよく、前記連絡先情報を格納することを可能にするために、前記第1のアプリケーションから前記第2のアプリケーションに提供されてもよい。
【0009】
本発明のいくつかの実施形態では、前記第1のアプリケーションは、地図アプリケーションであってもよい。本発明のいくつかの実施形態では、前記第2のアプリケーションは、データベースアプリケーションであってもよい。
【0010】
本発明のいくつかの実施形態では、前記第1のアプリケーションは、前記第2のアプリケーションと同じ装置内に存在してもよい。本発明の他の実施形態では、前記第1のアプリケーションは、前記第2のアプリケーションとは異なる装置内に存在してもよい。
【0011】
種々であるが必ずしも全てはない本発明の実施形態によると、位置を表示するように構成されたディスプレイと、ユーザが制御要素を選択することを可能にするように構成されたユーザ入力機器と、座標情報が、座標空間における位置として住所を一意的に識別する第1のアプリケーションから前記座標情報を取得するように構成され、また、前記座標情報が、前記住所を標示する連絡先情報に関連付けられるように、前記座標情報を格納するために、第2のアプリケーションを使用するように構成され、また、制御要素を選択するための前記ユーザ入力機器の作動を検出し、前記制御要素の前記選択の前記検出に応答して、前記座標情報を前記第1のアプリケーションに提供するように構成されたコントローラと、を備える装置が提供される。
【0012】
本発明のいくつかの実施形態では、前記コントローラは、前記位置を前記ディスプレイ上に表示することを可能にするために、前記座標情報を使用するように構成されてもよい。
【0013】
本発明のいくつかの実施形態では、前記連絡先情報は、ユーザによって入力されてもよい。本発明のいくつかの実施形態では、前記連絡先情報は、完全な住所を含んでもよい。
【0014】
本発明のいくつかの実施形態では、前記第1のアプリケーションは、地図アプリケーションであってもよい。本発明のいくつかの実施形態では、前記第2のアプリケーションは、データベースアプリケーションであってもよい。
【0015】
本発明のいくつかの実施形態では、前記第1のアプリケーションは、前記第2のアプリケーションと同じ装置内に存在してもよい。本発明のいくつかの実施形態では、前記第1のアプリケーションは、前記第2のアプリケーションとは異なる装置内に存在してもよい。
【0016】
前記装置は、無線通信またはナビゲーションを可能にするためのものであってもよい。
【0017】
種々であるが必ずしも全てはない本発明の実施形態によると、装置を制御するように構成されたコンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラムであって、前記プログラム命令は、プロセッサにロードされる場合に、座標情報が座標空間における位置として住所を一意的に識別する第1のアプリケーションから前記座標情報を取得する手段と、第2のアプリケーションを使用して、前記座標情報が、前記住所を標示する連絡先情報に関連付けられるように、前記座標情報を格納する手段と、前記格納された連絡先情報に関連付けられた制御要素のユーザ選択を検出する手段と、前記制御要素の前記ユーザ選択の前記検出に応答して、前記座標情報を前記第1のアプリケーションに提供する手段と、を提供するコンピュータプログラムが提供される。
【0018】
本発明のいくつかの実施形態では、上記段落に説明したコンピュータプログラムを具現化する物理的実体が提供される。
【0019】
本発明のいくつかの実施形態では、上記段落に説明したコンピュータプログラムを搬送する電磁搬送波信号が提供される。
【0020】
本発明のいくつかの実施形態では、上述の方法をコントローラに実行させるためのプログラム命令を含むコンピュータプログラムが提供される。
【0021】
種々であるが必ずしも全てはない本発明の実施形態によると、住所を標示する連絡先情報を表示するように構成されたディスプレイであって、座標空間における位置として住所を一意的に識別する座標情報は、前記連絡先情報に関連付けられるディスプレイと、
ユーザが、前記連絡先情報に関連付けられた制御要素を選択することを可能にするように構成されたユーザ入力機器と、を備え、前記制御要素の前記ユーザ選択の検出に応答して、前記座標情報が、前記位置を前記ディスプレイ上に表示することを可能にするために、第1のアプリケーションに提供されるように構成される、ユーザインターフェースが提供される。
【0022】
本発明のいくつかの実施形態では、第2のアプリケーションは、前記連絡先情報を格納するために使用される。
【0023】
種々であるが必ずしも全てはない本発明の実施形態によると、第1のアプリケーションを使用して、住所の座標情報を探索することであって、前記座標情報は、座標空間内における位置を一意的に識別することと、前記第2のアプリケーションを使用して格納された連絡先情報に前記座標情報を関連付けることを可能にするために、前記座標情報を第2のアプリケーションに提供することと、制御要素のユーザ選択の検出に応答して、第2のアプリケーションから前記座標情報を読み出すことと、前記位置を表示することを可能にするために、前記読み出された座標情報を使用することと、を含む方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0024】
本発明の実施形態の種々の例をさらに理解するために、次に、ほんの例として、添付の図面を参照されたい。
【図1】本発明のある実施形態に従う装置を概略的に図示する。
【図2】本発明のある実施形態に従う方法を概略的に示すブロック図である。
【図3】使用時の本発明のある実施形態を図示する。
【図4】使用時の本発明の別の実施形態を図示する。
【図5】本発明のさらなる実施形態に従う方法を概略的に示すブロック図である。
【図6】使用時の本発明のさらなる実施形態を図示する。
【実施形態の詳細な説明】
【0025】
図面は、座標情報が座標空間における位置として住所を一意的に識別する第1のアプリケーションから座標情報を取得すること39と、第2のアプリケーションを使用して、座標情報が、住所を標示する連絡先情報に関連付けられるように、座標情報を格納すること41と、格納された連絡先情報に関連付けられた制御要素のユーザ選択を検出することと、制御要素のユーザ選択の検出に応答して、座標情報を第1のアプリケーションに提供すること49と、を含む方法を示す。
【0026】
図1は、本発明のある実施形態に従う装置1を概略的に示す。装置1は、電子装置であってもよい。以下で説明される特徴のみが図示される。しかしながら、装置1が、図示されない追加の特徴を備えてもよいことを理解されたい。装置1は、例えば、携帯電話機、パーソナルコンピュータ、全地球測位システム(global positioning system; GPS)機器もしくはナビゲーション機器、またはユーザが、格納された連絡先情報にアクセスすることを可能にし、また、座標空間内の位置を探索および視認することを可能にする任意の他の装置であってもよい。装置1は、ユーザの手、ハンドバック、またはポケットで持ち運び可能なハンドヘルド型装置1であってもよい。
【0027】
図示する装置1は、ユーザインターフェース17およびコントローラ7を備える。図示する実施形態では、コントローラ7は、プロセッサ3およびメモリ5を備え、ユーザインターフェース17は、ディスプレイ19およびユーザ入力機器21を備える。
【0028】
コントローラ7は、装置1を制御する手段を提供する。コントローラ7は、ハードウェア機能性を可能にする命令を使用して、例えば、汎用または特殊用途のプロセッサ3において、実行可能なコンピュータプログラム命令9を使用することによって、実装されてもよく、実行可能なコンピュータプログラム命令9は、このようなプロセッサ3により実行されるコンピュータ可読ストレージ媒体25(例えば、ディスク、メモリ等)上に格納されてもよい。
【0029】
プロセッサ3は、ユーザインターフェース17から入力コマンドを受信するように構成され、また、ユーザインターフェース17に出力コマンドを提供するようにも構成される。また、プロセッサ3は、メモリ5に書き込みまたはメモリ5から読み出しするようにも構成される。
【0030】
ユーザインターフェース17は、ユーザが、装置1の制御に使用され得る入力を行うことを可能にする手段を提供する。
【0031】
ディスプレイ19は、装置1のユーザに情報を表示することを可能にするように構成される。情報は、テキスト、画像、またはユーザ選択可能アイコン等の項目を含んでもよい。情報は、メモリ5に格納される情報を含み得る。情報は、ユーザ入力機器21を使用してユーザが入力した情報、または遠隔サーバ等の別の装置から装置1が受信した情報を含んでもよい。
【0032】
また、ディスプレイ19は、地図75等の座標空間の表現を表示するようにも構成されてもよい。ディスプレイ19は、住所または特定の位置を標示する、地図上のアイコンを標示するように構成されてもよい。座標空間および住所に関する情報は、メモリ5に格納されてもよい。本発明のいくつかの実施形態では、座標空間および座標空間内の位置に関する情報は、遠隔サーバ等の遠隔装置から受信されてもよい。
【0033】
また、ディスプレイ19は、グラフィカルユーザインターフェース61をユーザに提示するようにも構成される。ディスプレイ19上に提示されてもよいグラフィカルユーザインターフェース61の例は、図3Aから図3H、図4Aから図4B、および図6Aから図6Iに示される。
【0034】
ユーザ入力機器21は、ユーザが情報を装置1に入力することを可能にする任意の手段であってもよい。例えば、ユーザ入力機器21には、タッチセンサーディスプレイ等のタッチセンサー式ユーザ入力機器が含まれてもよい。本発明のいくつかの実施形態では、タッチセンサー式ユーザ入力機器17は、タッチセンサーディスプレイ15を形成するように、ディスプレイ15と一体型であってもよい。本発明の他の実施形態では、ユーザ入力機器には、1つ以上のキー、キーパッド、ジョイスティック、または任意の他の種類のユーザ入力が含まれてもよい。
【0035】
ユーザ入力機器21の出力は、コントローラ7への入力として提供されてもよい。
【0036】
メモリ5は、プロセッサ3内にロードされる場合に、装置1の動作を制御するコンピュータプログラム命令9を含むコンピュータプログラム11を格納する。コンピュータプログラム命令9は、装置1が図2および図5に示す方法を実行することを可能にする論理およびルーチンを提供する。プロセッサ3は、メモリ5を読み込むことによって、コンピュータプログラム11をロードおよび実行することができる。
【0037】
コンピュータプログラム命令9は、座標情報が、座標空間における位置として住所を一意的に識別する第1のアプリケーション13から座標情報を取得するためのコンピュータ可読プログラム手段を提供してもよい。
【0038】
また、コンピュータプログラム命令9は、第2のアプリケーション15を使用して、座標情報が、住所を標示する連絡先情報に関連付けられるように、座標情報を格納するためのコンピュータ可読プログラム手段と、格納された連絡先情報に関連付けられた制御要素のユーザ選択を検出する手段と、制御要素のユーザ選択の検出に応答して、座標情報を第1のアプリケーション13に提供する手段とを提供してもよい。
【0039】
コンピュータプログラム11は、任意の適切な配信機構を介して、装置に到達してもよい。配信機構は、例えば、コンピュータ可読ストレージ媒体、コンピュータプログラム製品25、メモリ機器、CD-ROMまたはDVD等の記録媒体、コンピュータプログラム11を有形に具現化する製造品であってもよい。配信機構は、コンピュータプログラム11を確実に転送するように構成された信号23であってもよい。装置1は、コンピュータデータ信号としてコンピュータプログラム11を伝搬または伝送してもよい。
【0040】
メモリ5は、単一の構成要素として図示されるが、1つ以上の別々の構成要素として実装されてもよく、その別々の構成要素のうちのいくつかまたは全部が、一体型/着脱可能であってもよく、および/または永久/半永久/動的/キャッシュストレージを提供してもよい。
【0041】
「コンピュータ可読ストレージ媒体」、「コンピュータプログラム製品」、「有形に具現化されたコンピュータプログラム」等、または「コントローラ」、「コンピュータ」、「プロセッサ」等が表すことは、単一/多重プロセッサアーキテクチャおよび順次(例えば、フォンイノマン)/並列アーキテクチャ等の異なるアーキテクチャを有するコンピュータだけでなく、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field-programmable gate array; FPGA)、特定用途向け集積回路(application specific integration circuit; ASIC)、信号処理機器、および他の機器等の特殊回路も包含することを理解されたい。コンピュータプログラム、命令、コード等の表現は、プロセッサの命令、または固定機能機器の構成設計、ゲートアレイ、またはプログラム可能論理機器等であるか否かにかかわらず、例えば、ハードウェア機器のプログラム可能コンテンツ等の、プログラム可能プロセッサまたはファームウェアのためのソフトウェアを包含することを理解されたい。
【0042】
図示する実施形態では、メモリ5は、第1のアプリケーション13および第2のアプリケーション15も含む。本発明の他の実施形態では、第1のアプリケーション13は、遠隔サーバ等の異なる装置1に格納されてもよい。アプリケーション13、15は、特定の機能を実行するように設計されたコンピュータプログラムであってもよい。
【0043】
第1のアプリケーション13は、地図アプリケーションであってもよい。地図アプリケーション13は、地図75または衛星画像等の座標空間の表現をディスプレイ19上に表示することを可能にしてもよい。地図アプリケーション13は、住所等の特定の位置を座標空間内で探索することを可能にしてもよく、ディスプレイ上にこれらの位置を標示してもよい。また、地図アプリケーション13は、ユーザが、特定の位置に関連する機能を実行することを可能にしてもよい。例えば、地図アプリケーション13は、ユーザが、特定の位置と1つ以上の他の位置との間をナビゲートすることを可能にしてもよい。また、地図アプリケーション13は、ユーザが、特定の位置付近の会社または関心事を位置付けることも可能にしてもよい。
【0044】
第2のアプリケーション15は、データベースアプリケーションであってもよい。データベースアプリケーション15は、装置1のユーザが、住所録またはカレンダー等の情報を格納することを可能にする任意のアプリケーションであってもよい。データベースアプリケーション15を使用して格納される情報には、装置1のユーザが入力した情報が含まれてもよい。本発明のいくつかの実施形態では、データベースアプリケーション15を使用して格納される情報には、装置1が受信した情報も含まれてもよい。
【0045】
データベースアプリケーション15を使用して格納された情報には、連絡先情報が含まれてもよい。連絡先情報は、人または位置に連絡することを可能にする任意の情報であってもよい。連絡先情報は、複数の記録において格納されてもよい。各記録は、異なる人、位置、イベントに対応してもよい。各記録は、人、位置、またはイベントに関連する1つ以上の情報を含んでもよい。例えば、記録は、人の名前、電話番号、電子メールアドレス、および自宅住所または職場住所を含んでもよい。
【0046】
インターフェースは、2つのアプリケーション13、15の間でデータを交換可能にするように2つのアプリケーション13、15の間に提供されてもよい。インターフェースは、コンピュータプログラム11によって提供されてもよい。
【0047】
本発明の実施形態に従う、装置1を制御する方法について、図2および図5に概略的に示す。
【0048】
図2に示す方法では、ブロック31および45は、ユーザによって実行され、ブロック33、35、37、51、および53は、第1のアプリケーション13によって実行され、ブロック39、41、43、47、および49は、第2のアプリケーション15を使用して実行される。
【0049】
ブロック31において、ユーザは、ユーザ入力機器21を使用して、住所を装置1に入力する。住所は、一連のアルファベット文字として入力されてもよい。住所は、郵便番号(post code/zip code)等のコードを含んでもよい。また、住所は、番地等の数字情報および通りまたは町または会社の名前等の名前も含んでもよい。
【0050】
図2に示す例示的実施形態では、住所は、ブロック33において、第1のアプリケーション13が住所を受信するように、第1のアプリケーションに直接提供される。
【0051】
ブロック35において、第1のアプリケーションは、住所の座標情報を決定するために使用される。座標情報は、住所に対応する座標空間における位置を一意的に識別する。本発明のいくつかの実施形態では、入力住所は、座標空間における1つだけの位置に対応してもよいため、この位置は、住所が入力された後、任意のさらなるユーザ入力を行わずに、自動的に決定されてもよい。座標情報が決定されると、位置は、ディスプレイ19上に表示されてもよい。
【0052】
本発明の他の実施形態では、ユーザが入力した住所は、座標空間内の単一の位置を決定可能であるように十分具体的でなくてもよい。このような実施形態では、可能な住所の複数のオプションをユーザに提示してもよく、ユーザは、住所および対応する座標情報を、複数のオプションから選択することが可能であってもよい。本発明のいくつかの実施形態では、ユーザは、選択を確認する前に、候補住所に対応する位置を視認することが可能になる。
【0053】
位置および対応する座標情報が決定されると、座標情報は、ブロック37において第2のアプリケーションに提供される。本発明のいくつかの実施形態では、住所を含むテキストも、第2のアプリケーション15に提供されてもよい。テキストは、ユーザにより入力されたテキストであってもよく、または特定の位置に関連する第1のアプリケーション13により探索されたテキストであってもよい。
【0054】
ブロック39において、第2のアプリケーション15は、第1のアプリケーション13から座標情報を受信し、座標情報を取得する。上述のように、第2のアプリケーション15は、住所を含むテキストも受信してもよい。
【0055】
ブロック41において、第2のアプリケーションは、座標情報を格納するために使用される。本発明の実施形態では、座標情報は、連絡先情報の記録67が表示される場合に、座標情報にもアクセスできるように、連絡先情報の記録67に関連付けられる。第1のアプリケーション13から取得した任意のテキストも、連絡先情報の記録67内に格納されてもよい。
【0056】
座標情報が格納され、連絡先情報の記録67に関連付けられると、ブロック43において、アイコン72が、連絡先情報の記録67に関連付けられてもよい。アイコン72は、連絡先情報の記録67がディスプレイ19上に表示される時はいつでも表示されてもよい。アイコン72は、座標情報が記録67に関連付けられること、および連絡先情報の記録67に格納された住所が有効であることを標示してもよい。これにより、ユーザは確実に住所を容易に視認することができ、さらなる検索を実行することを必要とせずに、有効な住所に関する任意の機能を実行することができる。
【0057】
ブロック45において、装置1のユーザは、ユーザ入力機器21を使用して、制御要素を選択する。ブロック43とブロック45との間に時間間隔があってもよい。時間遅延は、分または秒等の短時間であってもよく、または週または月等の長期間であってもよい。
【0058】
制御要素は、連絡先情報の記録67に関連付けられた座標情報にアクセスすることを可能にする任意のユーザ選択可能オプションであってもよい。例えば、制御要素は、連絡先情報の記録67が表示される場合にディスプレイ19上に提示されるアイコンであってもよい。本発明の他の実施形態では、制御要素は、連絡先情報の記録がディスプレイ19上に表示される場合にアクセスされるメニューオプションであってもよく、または制御要素は、ユーザ入力機器21を作動することによって選択されるリストにおける項目であってもよい。
【0059】
コントローラ7は、制御要素の選択を検出し、制御要素の選択の検出に応答して、ブロック47において、格納された座標情報にアクセスし、かつこれを読み出すために、第2のアプリケーション15を使用する。ブロック49において、読み出された座標情報は、第1のアプリケーション13に提供される。
【0060】
ブロック51において、第1のアプリケーションは、読み出された座標情報を受信し、ブロック53において、読み出された座標情報を使用して、ディスプレイ19上に、座標情報に対応する位置を表示する。
【0061】
図3Aから図3Hは、上述の方法に従う、使用時の本発明のある実施形態を示す。
【0062】
図3Aは、本発明の第1の実施形態において、ディスプレイ19上に表示されるグラフィカルユーザインターフェース61を示す。図3Aから図3Hに示す実施形態では、ユーザ入力機器21は、ディスプレイ19の適切な部分を作動させることによってユーザがオプションを選択することができるように、ディスプレイ19のタッチセンサー式部分を備えてもよい。ユーザ入力機器21は、ユーザがアルファベット文字を入力することを可能にするキーパッドも備えてもよい。
【0063】
図3Aに示すグラフィカルユーザインターフェース61では、ユーザは、データベースアプリケーション15にアクセスしており、連絡先情報の記録67がディスプレイ19上に表示される。連絡先情報の記録は、複数のフィールド69A、69B、69C、および69Dを含む。フィールド69Dは、連絡先情報の記録67に関連付けられた人の名前に対応する。図示する実施形態では、記録は、「John」に関連付けられる。記録67は、図3Aに表示するグラフィカルユーザインターフェース61に提示されない追加の情報を含んでもよい。
【0064】
図3Aに表示するグラフィカルユーザインターフェース61では、フィールド69A、69B、および69Cは、Johnの住所の一部に対応する。図3Aでは、ユーザは、この情報をまだ入力していないので、これらのフィールドは空白である。
【0065】
また、複数のユーザ選択可能オプションも、図3Aのグラフィカルユーザインターフェース61に提示される。第1のユーザ選択可能オプション63は、ディスプレイ19の左下隅に表示され、第2のユーザ選択可能オプション65は、ディスプレイ19の右下隅に表示される。これらのユーザ選択可能オプション63、65は、ソフトキーに対応してもよく、これらのオプション63、65に関連付けられる機能は、装置1の状態に依存してもよい。図3Aに示す例では、第1のユーザ選択可能オプション63は、第1のユーザ選択可能オプション63の選択によって、連絡先情報の記録67について実行されてもよい機能の選択のオプションのメニューにユーザがアクセスすることが可能になるように、「オプション」に関連付けられる。第2のユーザ選択可能オプション65は、ユーザが、データベースアプリケーション15を終了させることを可能にする。
【0066】
第3のユーザ選択可能オプション71は、連絡先情報の記録67内に提示される。第3のユーザ選択可能オプション71は、ユーザが地図アプリケーション13にアクセスすることを可能にする。
【0067】
第3のユーザ選択可能オプション71の選択に応答して、コントローラ7は、地図アプリケーション13にアクセスし、図3Bに示すグラフィカルユーザインターフェース61を表示するようにディスプレイ19を制御する。
【0068】
また、図3Bのグラフィカルユーザインターフェース61も、ディスプレイ19の左下隅に第1のユーザ選択可能オプション63と、ディスプレイ19の右下隅に第2のユーザ選択可能オプション65とを含む。図3Bでは、第1のユーザ選択可能オプション63は、依然として「オプション」に関連付けられるが、第2のユーザ選択可能オプション65に関連付けられる機能は変更している。第2のユーザ選択可能オプション65は、ここでは、ユーザが実行から機能の実行を停止し、かつ装置を前の状態に戻すことを可能にする機能「キャンセル」に関連付けられる。
【0069】
また、グラフィカルユーザインターフェース61は、テキスト記入フィールド73も含み、テキスト記入フィールドは、ユーザが装置1にテキストを入力することを可能にする。テキストは、座標空間における特定の位置を探索するために使用されてもよい任意の情報であってもよい。例えば、テキストは、会社名もしくは会社の種類、通りの名前および番地等の住所の一部、または郵便番号(post code/zip code)等のコード等の住所の一部であってもよい。
【0070】
図3Bに示すグラフィカルユーザインターフェースでは、地図75の一部もディスプレイ上に表示される。地図は、座標空間のグラフィック表現である。衛星画像等の座標空間の他の表現も使用してもよい。ユーザ入力機器21は、ユーザが、地図75をスクロールすることを可能にするように、または地図75を拡大および縮小することを可能にするように、構成されてもよい。
【0071】
ラベル77は、地図75上に提示された領域を表示する。図示する実施形態では、ラベル77は、地図75がヘルシンキのものであることを標示する。
【0072】
図3Cでは、ユーザは、テキスト「車センター」をテキスト記入フィールド73に入力31している。図3Cのグラフィカルユーザインターフェース61は、図3Bのグラフィカルユーザインターフェースと同じであるが、ここでは、テキストがテキスト記入フィールド73に入力されており、第1のユーザ選択可能オプション63に関連付けられた機能が、「オプション」から「検索」に変更していることを例外とする。ここで、第1のユーザ選択可能オプション63の選択によって、コントローラ7が地図アプリケーション13を使用して、テキスト記入フィールド73におけるテキストに対応する位置を検索することが可能になる。
【0073】
図3Dでは、ユーザは、第1のユーザ選択可能オプション63を選択しており、検索が実行中である。図3Dに示すグラフィカルユーザインターフェース61は、図3Eのグラフィカルユーザインターフェースと同じであるが、ここでは、検索が実行中であることを標示する通知79がディスプレイ19上に表示され、検索が実行中であるため、テキスト記入フィールド73および第1のユーザ選択可能オプション63が非表示であることを例外とする。第2のユーザ選択可能オプション65は、これにより、ユーザが検索をキャンセルすることが可能になるため、依然として表示される。
【0074】
図3Eに示すグラフィカルユーザインターフェースでは、検索が完了し、検索結果の要約が、ディスプレイ19上に表示される。検索を実行するために使用されたテキストを標示するラベル81が表示される。検索の結果の要約83は、ラベル81の下に表示される。図示する例では、ユーザは、単語「車センター」と記入しただけである。これは、特定の住所ではないので、検索は、1つの位置だけではなく、検索用語「車センター」に対応する複数の可能な位置を探索している。結果の要約83は、探索された位置を、位置の種類にグループ化する。これにより、ユーザは、所望する位置をより簡単に探索することが可能になる。探索された全種類の位置のリスト84が提供される。また、リスト84は、探索された種類の位置の各々の数の標示も提供してもよく、例えば、図示する実施形態では、結果の要約83は、25個の場所が探索されたことを標示する。
【0075】
ユーザは、ユーザ入力機器21を使用して、リスト84をスクロールすることが可能であってもよい。ユーザがリスト84をスクロールする際、リスト84における異なる項目が強調されてもよい。リスト84における項目が強調されると、機能がその項目に実行されてもよいように、その項目が選択されてもよい。
【0076】
図3Eに提示するグラフィカルユーザインターフェースでは、テキスト記入フィールド73が表示される。これにより、例えば、結果がユーザの予測していたものではない場合に、ユーザは、別の検索を実行することが可能になる。
【0077】
また、第1のユーザ選択可能オプション63および第2のユーザ選択可能オプション65も表示される。図3Eでは、第1のユーザ選択可能オプション63は、機能「選択」に関連付けられる。第1のユーザ選択可能オプション63の作動によって、ユーザは、結果要約83から、強調中の項目を選択し、その項目をより詳細に視認することが可能になる。ここで、第2のユーザ選択可能オプション65は、機能「戻る」に関連付けられ、「戻る」によって、装置を図3Bに図示するグラフィカルユーザインターフェース61に戻すことが可能になる。
【0078】
図3Fに示すグラフィカルユーザインターフェースでは、ユーザは、第1のユーザ選択可能オプション63を作動させており、検索結果85がより詳細に提示される。また、検索を実行するために使用されたテキストを標示するラベル81も提示される。
【0079】
詳細な検索結果85が、選択され得る項目87A、87B、および87Cのリスト86として提示される。リストにおける項目87A、87B、および87Cの各々は、座標空間における位置に対応する。本発明のいくつかの実施形態では、位置の詳細、例えば、位置の特定の住所または装置1のユーザと位置との間の距離の標示も表示されてもよい。図示する実施形態では、装置1のユーザとリスト86における位置との間の距離の標示は、ディスプレイ上に表示される。これにより、ユーザは、ユーザに最も近い位置を迅速に選択することが可能になってもよい。
【0080】
ユーザは、ユーザ入力機器21を使用して、リスト86をスクロールし、リスト86上の全ての項目を視認することが可能であってもよい。また、ユーザは、リストをスクロールする際に、リストにおける異なる項目87A、87B、および87Cを強調することも可能であってもよい。項目87A、87B、および87Cが強調されると、その項目は、第1のユーザ選択可能オプション63を使用して選択されてもよい。
【0081】
図3Fに提示するグラフィカルユーザインターフェースでは、テキスト記入フィールド73が表示される。これにより、ユーザは、例えば、リスト86においてユーザが所望していた位置を探索することができない場合に、別の検索を実行することが可能になる。
【0082】
また、第1のユーザ選択可能オプション63および第2のユーザ選択可能オプション65も表示される。図3Fでは、第1のユーザ選択可能オプション63は、機能「オプション」に関連付けられる。第1のユーザ選択可能オプション63の作動によって、ユーザは、リスト86において強調された項目について実行され得る機能のメニューにアクセスすることが可能になる。第2のユーザ選択可能オプション65は、機能「戻る」に関連付けられ、「戻る」によって、装置1を図3Eに示すグラフィカルユーザインターフェース61に戻すことが可能になる。
【0083】
図3Gでは、ユーザは、第1のユーザ選択可能オプション63を選択している。ここでは、オプションのメニュー89がディスプレイ上に提示される。第1のメニューオプション91Aは、結果リストからの強調された位置を、地図上に表示することを可能にする。これにより、ユーザは、選択された位置が正確な位置であるか否かを決定することが可能になる。
【0084】
第2のメニューオプション91Bは、ユーザが、強調された位置を選択することを可能にする。位置を選択することは、選択された位置の座標情報をデータベースアプリケーションに提供する37ように装置1を制御する。本発明の図示する実施形態では、地図アプリケーションも、住所ならびに座標情報をデータベースアプリケーションに提供してもよい37。
【0085】
ユーザは、ユーザ入力機器21を使用して、オプションのメニュー89をスクロールすることが可能であってもよい。オプションのメニュー89における異なるオプションは、ユーザがメニューをスクロールする際に強調されてもよい。
【0086】
図3Gに示すグラフィカルユーザインターフェースでは、第1のユーザ選択可能オプション63に関連付けられる機能は、ここでは、「OK」である。第1のユーザ選択可能オプション63の作動により、強調されたメニューオプションを選択し、関連付けられた機能を、リスト86からの強調された項目87Aについて実行することが可能になる。
【0087】
第2のユーザ選択可能オプション65に関連付けられる機能は、「キャンセル」である。第2のユーザ選択可能オプション65の作動によって、装置1は、オプションのメニュー89を終了させ、リストにおいて強調された項目87Aについて機能を実行せずに、図3Fに示すグラフィカルユーザインターフェースに戻ることが可能になる。
【0088】
図3Hでは、ユーザは、オプションのメニュー89から「選択」メニューオプション91Bを選択することによって、リストから強調された項目87Aを選択している。ここで、コントローラ7は、再びデータベースアプリケーション15にアクセスしており、図3Hに示すグラフィカルユーザインターフェース61が表示される。図3Hのグラフィカルユーザインターフェース61は、図3Aのグラフィカルユーザインターフェースに類似する。しかしながら、図3Hでは、座標情報および対応する住所は、データベースアプリケーション15によって受信されており41、メモリ5に格納されている43。受信された住所情報は、連絡先情報の記録67のそれぞれのフィールド69A、69B、および69Cに記入するために使用されている。
【0089】
座標情報は、連絡先情報の記録67に関連付けられ、記録67がディスプレイ上に表示される場合に、座標情報にもアクセスできるように格納される。座標情報は、メモリ5に格納されてもよい。アイコン72は、座標情報が連絡先情報の記録67に関連付けられること、および住所が完全かつ正確な情報として有効であることを標示するために記録に表示される。これにより、ユーザは、データベースアプリケーション15を使用して格納されたどの情報が、有効な住所かを容易に決定することが可能になる。
【0090】
図4Aおよび図4Bは、使用時の本発明のある実施形態を示す。
【0091】
図4Aでは、図3Aから図3Hに示す方法または類似の方法が、Johnの連絡先情報の記録に関連付けられた座標情報が格納されるように、既に実行されている。
【0092】
図4Aでは、ユーザは、連絡先情報の記録67にアクセスしている。図4Aに示すグラフィカルユーザインターフェース61は、ディスプレイ19の左下隅に表示される第1のユーザ選択可能オプション63と、ディスプレイ19の右下隅に表示される第2のユーザ選択可能オプション65とを含む。図4Aに示す例では、第1のユーザ選択可能オプション63は、第1のユーザ選択可能オプション63の選択によって、連絡先情報の記録67について実行され得る機能のオプションのメニューにユーザがアクセスすることが可能になるように、「オプション」に関連付けられる。第2のユーザ選択可能オプション65は、ユーザが、データベースアプリケーション15を終了させることを可能にする。
【0093】
連絡先情報の記録67は、複数の項目101A、101B、101C、および101Dを含む。項目の各々は、連絡先情報の記録67に関連付けられる情報を使用して、機能を実行することを可能にするように、ユーザにより選択され得る制御要素を含む。第1の項目101Aの選択によって、電話番号を使用してJohnにメッセージを送信することが可能になる。第2の項目101Bによって、電話番号を使用して、Johnに電話をかけることが可能になる。第3の項目101Cによって、連絡先情報の記録67からの電子メールアドレスを使用して、電子メールメッセージをJohnに送信することが可能になる。第4の項目101Dによって、前に格納した座標情報を使用して、ディスプレイ19上に位置を表示することが可能になる。
【0094】
図示する実施形態では、ユーザは、ユーザ入力機器21を使用して入力を行い、第4の項目101Dを選択する45。ユーザ入力の検出に応答して、コントローラ7は、地図アプリケーション13にアクセスし、図4Bに示すグラフィカルユーザインターフェース61を表示するようにディスプレイ19を制御する。
【0095】
ユーザ入力の検出に応答して、コントローラ7は、連絡先情報の記録67に関連付けられる座標情報も読み出し47、座標情報を地図アプリケーション13に提供する49。
【0096】
地図アプリケーション13は、座標情報を受信し51、座標情報を使用して、連絡先情報の記録に格納された住所に対応する位置を、さらなる検索を実行することを必要とせずに表示する53ことを可能にする。これにより、ユーザがさらなる検索用語を入力しなければならないか、任意のさらなる選択を行わなければならないか、または検索実行中の間待機しなくてはならない任意の介在するインターフェース無しに、図4Bに示すユーザインターフェース61を即座に表示することができる。
【0097】
図4Bに示すグラフィカルユーザインターフェース61では、地図が表示され、この場合、位置は、連絡先情報の記録67に格納された住所に対応する。住所を標示するアイコン102が表示される。第1のユーザ選択可能オプション63および第2のユーザ選択可能オプション65は、前述の実施形態のように表示される。
【0098】
ゆえに、上述の本発明の実施形態は、格納された住所に対応する位置の地図にユーザが迅速にアクセスすることを可能にする方式を提供する。座標情報を格納し、これを連絡先情報に関連付けることによって、極めて少ないユーザ入力で位置を迅速かつ容易に表示することが可能になり、これにより、装置1は、ユーザが使用するためにより容易かつ直感的になる。
【0099】
また、本発明の実施形態により、ユーザは、地図アプリケーションにおいて住所を探索することによって、正確かつ完全な住所を有するか否かを迅速かつ容易に確認することが可能になる。
【0100】
また、本発明の実施形態によって、装置の種々のアプリケーション間のショートカットが提供され、これにより、装置は、ユーザが使用するためにより迅速かつ容易になる。
【0101】
本発明のある実施形態に従う装置1を制御する別の方法を図5に概略的に示す。
【0102】
図5に示す方法では、ブロック111は、ユーザによって実行され、ブロック119、121、および123は、第1のアプリケーション13を使用して実行され、ブロック113、115、117、125、127、および129は、第2のアプリケーション15を使用して実行される。
【0103】
ブロック111において、ユーザは、ユーザ入力機器21を使用して、住所を装置1に入力する。上述の方法と同様に、住所は、一連のアルファベット文字として入力されてもよい。住所は、郵便番号(post code/zip code)等のコードを含んでもよい。また、住所は、番地等の数字情報および通りもしくは町もしくは会社の名前等の名前または会社の種類も含んでもよい。
【0104】
ブロック113において、第2のアプリケーション15は、住所を受信し、ブロック115において、住所は、第2のアプリケーション15を使用して格納される。住所は、連絡先情報の記録67において情報の項目として保存されてもよい。
【0105】
ブロック117において、住所情報は、第1のアプリケーション13に提供される。住所情報は、さらなるユーザ入力に応答して提供されてもよい。例えば、ユーザは、地図における住所を視認したいことを標示する入力を行ってもよい。代替として、住所情報は、住所を正確な住所として確認できるようにするために、任意の介在するユーザ入力を行わずに、自動的に第1のアプリケーション13に提供されてもよい。
【0106】
ブロック119において、第1のアプリケーション13は、住所情報を受信し、ブロック121において、住所の座標情報を決定する。前の例のように、座標情報は、住所に対応する座標空間における位置を一意的に識別する。本発明のいくつかの実施形態では、入力住所は、座標空間における1つだけの位置に対応し得るため、この位置は、自動的に決定されてもよい。
【0107】
本発明の他の実施形態では、入力住所は、座標空間内の単一の位置を識別可能であるように十分具体的でなくてもよい。このような実施形態では、可能な住所の複数のオプションをユーザに提示してもよく、ユーザは、正確な住所および対応する座標情報を、複数のオプションから選択することが可能になってもよい。本発明のいくつかの実施形態では、ユーザは、選択された住所をディスプレイ19上で視認することが可能であってもよい。
【0108】
位置および対応する座標情報が決定されると、座標情報は、ブロック123において第2のアプリケーション15に提供される。本発明のいくつかの実施形態では、住所を含むテキストも、第2のアプリケーション15に提供されてもよい。例えば、第1のアプリケーション13に提供された住所が、単一の位置を識別可能であるように十分具体的ではない場合、ユーザが位置を選択する際に、さらなる住所情報を提供してもよい。
【0109】
ブロック125において、第2のアプリケーション15は、第1のアプリケーション13から座標情報を受信し、座標情報を取得する。上述のように、第2のアプリケーション15は、テキストも受信してもよく、住所を完全にすることを可能にする。
【0110】
ブロック127において、第2のアプリケーションは、座標情報を格納するために使用される。座標情報は、連絡先情報の記録に関連付けられ、この場合、住所情報は、連絡先情報の記録67が表示される場合に、座標情報にもアクセスできるように格納される。第1のアプリケーション13から取得した任意のテキストまたはさらなる住所情報も、連絡先情報の記録67内に格納されてもよい。
【0111】
座標情報が格納され、連絡先情報の記録に関連付けられると、アイコンは、連絡先情報の記録がディスプレイ19上に表示される時はいつでも、アイコンも表示されるように、ブロック129において、連絡先情報の記録に関連付けられてもよい。アイコンは、座標情報が記録に関連付けられ、連絡先情報の記録内の住所が有効であることを標示してもよい。これにより、ユーザは確実に住所を容易に視認することができ、有効な住所について任意の機能を実行することができる。
【0112】
図6Aから図6Iは、図5に示す使用時の本発明のある実施形態を示す。
【0113】
図6Aでは、ユーザは、Johnに対応する連絡先情報の記録67にアクセスしている。ユーザは、いくつかの住所情報を既に入力している111。しかしながら、本例では、住所情報は、通りの名前だけであり、完全な住所ではなく、座標空間における一意的な位置を規定するのに十分具体的ではない。入力情報は、第2のアプリケーションによって受信され113、連絡先情報の記録67に格納される115.
【0114】
図6Aのグラフィカルユーザインターフェース61は、第1のユーザ選択可能オプション63および第2のユーザ選択可能オプション65も含む。前述の実施形態と同様に、第1のユーザ選択可能オプション63は、ディスプレイ19の左下隅に表示され、第2のユーザ選択可能オプション65は、ディスプレイ19の右下隅に表示される。図6Aに示す例では、第1のユーザ選択可能オプション63は、第1のユーザ選択可能オプション63の選択によって、連絡先情報の記録67について実行され得る機能のオプションのメニューにユーザがアクセスすることが可能になるように、「オプション」に関連付けられる。第2のユーザ選択可能オプション65は、ユーザが、データベースアプリケーション15を終了させることを可能にする。
【0115】
連絡先情報の記録67は、複数の項目101A、101B、101C、および101Eを含む。アイコンの各々は、連絡先情報の記録67に関連付けられる情報を使用して、機能を実行することを可能にするように、ユーザにより選択され得る制御要素である。例えば、第1の項目101Aの選択によって、電話番号を使用してJohnにメッセージを送信することが可能になる。第2の項目101Bによって、電話番号を使用して、Johnに電話をかけることが可能になる。第3の項目101Cによって、連絡先情報の記録67からの電子メールアドレスを使用して、電子メールメッセージをJohnに送信することが可能になる。第4の項目101Eによって、ユーザが、地図アプリケーションにアクセスし、地図上で有効であると確認されなかった住所を探索することが可能になる。住所は、まだ確認されていないため、項目101Eは、図4Aに示す項目101Dとは異なって見える。図4Aの項目101Dは、フラグを含むが、一方、図6Aの項目101Eは、空白の四角形を含む。本発明の他の実施形態では、異なるアイコンを使用して、住所が有効であるか否かを標示してもよいことを理解されたい。
【0116】
ユーザは、コントローラ7が地図アプリケーション13にアクセスし、図6Bに示すグラフィカルユーザインターフェース61がディスプレイ19上に表示されるように、ユーザ入力を行ってアイコン101Cを選択する。住所情報は、データベースアプリケーションから地図アプリケーションに提供される112。地図アプリケーションが住所情報を受信すると119、地図アプリケーションは、住所に対応する位置を検索する。
【0117】
図6Bに示すグラフィカルユーザインターフェース61では、地図75の一部が表示される。検索が実行中であることを標示するアイコン79がディスプレイ19上に表示される。第1のユーザ選択可能オプション63は、検索が実行中であるため、図6Bに示すグラフィカルユーザインターフェース61に表示されない。第2のユーザ選択可能オプション65は、これにより、ユーザが検索をキャンセルすることが可能になるため、依然として表示される。
【0118】
検索が完了すると、図6Cに示すグラフィカルユーザインターフェース61が表示され、ここで、検索の結果が提示される。検索を実行するために使用されたテキストを標示するラベル81が表示される。テキストは、連絡先情報の記録67の住所フィールドに格納されたテキストであってもよい。
【0119】
前述した実施形態と同様に、検索の結果の要約83が、ラベル81の下に表示される。検索を実行するために使用された住所は、単一の位置を探索するのに十分具体的ではないので、検索は、ユーザが所望する住所に対応し得る複数の異なる位置を探索している。結果の要約では、位置は、位置の種類、例えば、住所、ガイド、および場所でグループ化される。異なる種類の位置が、ユーザ選択可能オプションとしてリスト105において提示される。
【0120】
図6Cに提示するグラフィカルユーザインターフェースでは、テキスト記入フィールド73が表示される。これにより、例えば、結果がユーザの予測していたものではない場合に、ユーザは、別の検索を実行することが可能になる。
【0121】
また、第1のユーザ選択可能オプション63および第2のユーザ選択可能オプション65も表示される。図6Cでは、第1のユーザ選択可能オプション63は、機能「選択」に関連付けられる。第1のユーザ選択可能オプション63の作動によって、ユーザは、リスト105から項目を選択し、その項目をより詳細に視認することが可能になる。ここで、第2のユーザ選択可能オプション65は、機能「戻る」に関連付けられ、「戻る」によって、装置を図6Aに示すグラフィカルユーザインターフェース61に戻すことが可能になる。
【0122】
図6Dに示すグラフィカルユーザインターフェース61では、ユーザは、第1のユーザ選択可能オプション63を作動させており、検索結果85の一部がより詳細に提示される。また、検索を実行するために使用されたテキストを標示するラベル81も提示される。
【0123】
前述の実施形態と同様に、詳細な検索結果85が、選択され得る項目131A、131B、および131Cのリストとして提示される。リストにおける項目131A、131B、および131Cの各々は、座標空間における位置に対応する。本発明のいくつかの実施形態では、リストにおける項目131A、131B、および131Cは、位置の詳細を含んでもよい。例えば、リストにおける項目131A、131B、および131Cは、位置の住所または装置1のユーザと位置との間の距離の標示を含んでもよい。ユーザは、ユーザ入力機器21を使用して、リストをスクロールし、リスト上の全ての項目を視認することが可能であってもよい。また、ユーザは、リストをスクロールする際に、リストにおける異なる項目131A、131B、および131Cを強調することも可能であってもよい。項目131A、131B、および131Cが強調されると、その項目は、図6Eに示すように、第1のユーザ選択可能オプション63を使用して選択されてもよい。
【0124】
図6Dに提示するグラフィカルユーザインターフェースでは、テキスト記入フィールド73が表示される。これにより、ユーザは、例えば、リストにおいてユーザが所望していた位置を探索することができない場合に、別の検索を実行することが可能になる。
【0125】
ユーザが、リストから項目131Aを強調し、第1のユーザ選択可能オプション63を選択すると、図6Eに示すグラフィカルユーザインターフェース61が表示され、ここで、オプション135のメニューが提供される。ユーザは、ユーザ入力機器21を使用して、オプション135のメニューをスクロールしてもよい。ユーザは、第1のユーザ選択可能オプション63を使用して、オプション135のメニューからオプション137A、137Bを選択してもよい。
【0126】
図示する実施形態では、第1のメニューオプション137Aの選択は、地図上の強調された位置を表示するように装置1を制御する。これにより、ユーザは、位置の選択を確認する前に、地図上で検索結果を視認することが可能になる。図6Fは、ユーザが第1のメニューオプション137Aを選択した後に提示され得るグラフィカルユーザインターフェース61の例を示す。図6Fのグラフィカルユーザインターフェース61では、地図75が表示され、地図75上に強調された位置を標示するアイコン102も表示される。
【0127】
第2のメニューオプション137Bは、強調された位置を連絡先情報の記録67に追加するように、装置1を制御する。図6Gは、ユーザが第1のメニューオプション137Aを選択した後に提示され得るグラフィカルユーザインターフェース61の例を示す。図6Gでは、装置は、データベースアプリケーションにアクセスしており、図6Gのグラフィカルユーザインターフェースは、図6Aのグラフィカルユーザインターフェース61に類似する。図6Gでは、ユーザが、連絡先情報の記録67に現在格納されている位置情報を、地図アプリケーション13から受信した情報と置換したいか否かの確認を要求する確認クエリ141が表示される。ユーザは、ユーザ選択可能オプション63、65を使用して、住所置換を確認またはキャンセルしてもよい。
【0128】
図示する実施形態では、ユーザは、第1のユーザ選択可能オプション63を選択することによって、住所置換を確認し、図6Hに示すグラフィカルユーザインターフェース61が表示される。図6Hのグラフィカルユーザインターフェース61は、データベースアプリケーション15が地図アプリケーション13から住所および座標情報を受信したことを確認する通知143を含む。住所情報および座標情報は、格納されており127、連絡先情報の記録における住所は、更新されている。次いで、装置は、図6Iに示すグラフィカルユーザインターフェース61を表示する。図6Iのグラフィカルユーザインターフェース61は、図6Aのグラフィカルユーザインターフェース61に類似するが、ここでは、住所が有効であると確認されており、これを標示するアイコン72が表示され、ここでは、ユーザが、地図上に直接住所を位置付けるオプションを有することを例外とする。
【0129】
図2および図5に示すブロックは、方法におけるステップおよび/またはコンピュータプログラム11におけるコードの区分を表現してもよい。ブロックの特定の順番の例示は、必ずしも、ブロックに必須または好適な順番が存在することを暗示するのではなく、ブロックの順番および配置は変動してもよい。さらに、いくつかのステップを省略することが可能であってもよい。
【0130】
本発明の実施形態について、種々の例を参照して、先行する段落において説明したが、請求される本発明の範囲から逸脱することなく、提供された例に対して修正を加えてもよいことを理解されたい。例えば、上述の本発明の実施形態では、ユーザは、連絡先アプリケーションに保存された住所情報を使用する。カレンダーまたは日記アプリケーション等の他のアプリケーションから住所情報を取得してもよいことを理解されたい。例えば、ユーザは、イベントへの招待を含むメッセージを受信および格納してもよい。招待は、イベントの位置に関する位置情報を含んでもよい。ユーザは、上述の本発明のある実施形態を使用して、住所を確認し、住所が有効であると確認されると、住所が有効であるという標示をユーザに提供してもよい。
【0131】
先行する記載において説明された特徴は、明示的に説明された組み合わせ以外の組み合わせで使用されてもよい。
【0132】
機能について一定の特徴を参照して説明しているが、これらの機能は、説明されているか否かにかかわらず、他の特徴によって実行可能であってもよい。
【0133】
特徴について一定の実施形態を参照して説明しているが、これらの特徴は、説明されているか否かにかかわらず、他の実施形態にも提示されてもよい。
【0134】
前述の明細書では、特に重要であると考えられる本発明の特徴に注目するようにしているが、出願者は、本明細書に記載および/または図示された特許可能な特徴および特徴の組み合わせについて、それらが特に強調されたか否かにかかわらず、保護を主張することを理解されたい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のアプリケーションから座標情報を取得することであって、前記座標情報が座標空間における位置として住所を一意的に識別する、前記取得することと、
第2のアプリケーションを使用して、前記座標情報が、前記住所を標示する連絡先情報に関連付けられるように、前記座標情報を格納することと、
前記格納された連絡先情報に関連付けられた制御要素のユーザ選択を検出することと、
前記制御要素の前記ユーザ選択の前記検出に応答して、前記座標情報を前記第1のアプリケーションに提供することと、
を含む、方法。
【請求項2】
前記第1のアプリケーションは、前記位置を表示することを可能にするために前記座標情報を使用する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記連絡先情報は、ユーザによって入力される、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項4】
前記連絡先情報は、完全な住所を含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項5】
前記連絡先情報は、前記第1のアプリケーションが前記座標情報を探索することを可能にするために、前記第2のアプリケーションによって前記第1のアプリケーションに提供される、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項6】
前記連絡先情報は、前記ユーザによって前記第1のアプリケーションに入力され、前記連絡先情報を格納することを可能にするために、前記第1のアプリケーションから前記第2のアプリケーションに提供される、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
【請求項7】
前記第1のアプリケーションは、地図アプリケーションである、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項8】
前記第2のアプリケーションは、データベースアプリケーションである、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項9】
前記第1のアプリケーションは、前記第2のアプリケーションと同じ装置内に存在する、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項10】
前記第1のアプリケーションは、前記第2のアプリケーションとは異なる装置内に存在する、請求項1から9のいずれかに記載の方法。
【請求項11】
位置を表示するように構成されたディスプレイと、
ユーザが制御要素を選択することを可能にするように構成されたユーザ入力機器と、
コントローラであって、以下をする:
・第1のアプリケーションから座標情報を取得する、ただし、前記座標情報は座標空間における位置として住所を一意的に識別する、前記取得し;
・前記座標情報を格納して、前記座標情報が前記住所を標示する連絡先情報に関連付けられるように、第2のアプリケーションを使用し;
・制御要素を選択するための前記ユーザ入力機器の作動を検出するただし、前記制御要素の前記選択の前記検出に応答して、前記座標情報を前記第1のアプリケーションに提供する、前記検出する;
ように構成された前記コントローラと、
を備える、装置。
【請求項12】
前記コントローラは、前記位置を前記ディスプレイ上に表示することを可能にするために、前記座標情報を使用するように構成される、請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記連絡先情報は、ユーザによって入力される、請求項11から12のいずれかに記載の装置。
【請求項14】
前記連絡先情報は、完全な住所を含む、請求項11から13のいずれかに記載の装置。
【請求項15】
前記第1のアプリケーションは、地図アプリケーションである、請求項11から14のいずれかに記載の装置。
【請求項16】
前記第2のアプリケーションは、データベースアプリケーションである、請求項11から15のいずれかに記載の装置。
【請求項17】
前記第1のアプリケーションは、前記第2のアプリケーションと同じ装置内に存在する、請求項11から16のいずれかに記載の装置。
【請求項18】
前記第1のアプリケーションは、前記第2のアプリケーションとは異なる装置内に存在する、請求項11から17のいずれかに記載の装置。
【請求項19】
装置を制御するように構成されたコンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラムであって、前記プログラム命令は、プロセッサにロードされると、
第1のアプリケーションから前記座標情報を取得する手段であって、前記座標情報が座標空間における位置として住所を一意的に識別する、前記取得する手段と、
第2のアプリケーションを使用して、前記座標情報が、前記住所を標示する連絡先情報に関連付けられるように、前記座標情報を格納する手段と、
前記格納された連絡先情報に関連付けられた制御要素のユーザ選択を検出する手段と、
前記制御要素の前記ユーザ選択の前記検出に応答して、前記座標情報を前記第1のアプリケーションに提供する手段と、
を提供する、コンピュータプログラム。
【請求項20】
請求項19に記載のコンピュータプログラムを具現化する物理的実体。
【請求項21】
請求項19に記載のコンピュータプログラムを搬送する電磁搬送波信号。
【請求項22】
請求項1から10のいずれかに記載の方法をコントローラに実行させるプログラム命令を含むコンピュータプログラム。
【請求項23】
住所を標示する連絡先情報を表示するように構成されたディスプレイであって、座標空間における位置として住所を一意的に識別する座標情報は、前記連絡先情報に関連付けられるディスプレイと、
ユーザが、前記連絡先情報に関連付けられた制御要素を選択することを可能にするように構成されたユーザ入力機器と、
を備え、
前記制御要素の前記ユーザ選択の検出に応答して、前記座標情報が、前記位置を前記ディスプレイ上に表示することを可能にするために、第1のアプリケーションに提供されるように構成される、
ユーザインターフェース。
【請求項24】
第2のアプリケーションは、前記連絡先情報を格納するために使用される、請求項23に記載のユーザインターフェース。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2012−521556(P2012−521556A)
【公表日】平成24年9月13日(2012.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−501428(P2012−501428)
【出願日】平成22年2月19日(2010.2.19)
【国際出願番号】PCT/IB2010/050754
【国際公開番号】WO2010/109358
【国際公開日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【出願人】(398012616)ノキア コーポレイション (1,359)
【Fターム(参考)】