説明

新ピリジン類似体

本発明は、式(I)を有するある種の新ピリジン類似体、このような化合物を製造する方法、薬剤における、概して、そして特に、P2Y12阻害剤としておよび抗血栓薬等としてのそれらの有用性、心臓血管疾患の薬剤としてのそれらの使用、更には、それらを含有する医薬組成物に関する。
【化1】



Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化1】

{式中、Rは、ROC(O)、RC(O)、R16SC(O)、R17S、R18C(S)または基gII
【化2】

であり;
は、H、CN、ハロゲン(F、Cl、Br、I)、NO、(C−C12)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、Rは、(C−C12)アルコキシであって、1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、Rは、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C12)アルキル、(C−C12)アルキルC(O)、(C−C12)アルキルチオC(O)、(C−C12)アルキルC(S)、(C−C12)アルコキシC(O)、(C−C)シクロアルコキシ、アリール、アリールC(O)、アリール(C−C12)アルキルC(O)、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルC(O)、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルC(O)、(C−C12)アルキルスルフィニル、(C−C12)アルキルスルホニル、(C−C12)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキルチオ、アリールスルフィニル、アリールスルホニル、アリールチオ、アリール(C−C12)アルキルチオ、アリール(C−C12)アルキルスルフィニル、アリール(C−C12)アルキルスルホニル、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルチオ、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルスルフィニル、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルスルホニル、(C−C)シクロアルキル(C−C12)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキル(C−C12)アルキルスルフィニル、(C−C)シクロアルキル(C−C12)アルキルスルホニル、または式NRa(2)b(2)[式中、Ra(2)およびRb(2)は、独立して、H、(C−C12)アルキル、(C−C12)アルキルC(O)であり、または窒素原子と一緒のRa(2)およびRb(2)は、ピペリジン、ピロリジン、アゼチジンまたはアジリジンである]を有する基であり;
更に、R+Rは(ピリジン環の2個の炭素原子と)一緒に、5員または6員の環状ラクトンを形成してよく;
は、H、CN、NO、ハロゲン(F、Cl、Br、I)、(C−C12)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、Rは、(C−C12)アルコキシであって、1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、Rは、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C12)アルキル、(C−C12)アルキルC(O)、(C−C12)アルキルチオC(O)、(C−C12)アルキルC(S)、(C−C12)アルコキシC(O)、(C−C)シクロアルコキシ、アリール、アリールC(O)、アリール(C−C12)アルキルC(O)、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルC(O)、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルC(O)、(C−C12)アルキルスルフィニル、(C−C12)アルキルスルホニル、(C−C12)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキルチオ、アリールスルフィニル、アリールスルホニル、アリールチオ、アリール(C−C12)アルキルチオ、アリール(C−C12)アルキルスルフィニル、アリール(C−C12)アルキルスルホニル、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルチオ、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルスルフィニル、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルスルホニル、(C−C)シクロアルキル(C−C12)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキル(C−C12)アルキルスルフィニル、(C−C)シクロアルキル(C−C12)アルキルスルホニル、または式NRa(3)b(3)[式中、Ra(3)およびRb(3)は、独立して、H、(C−C12)アルキル、(C−C12)アルキルC(O)であり、または窒素原子と一緒のRa(3)およびRb(3)は、ピペリジン、ピロリジン、アゼチジンまたはアジリジンである]を有する基であり;
は、ハロゲン原子(F、Cl、Br、I)であり、またはCNであり;
Zは、O(酸素)またはS(硫黄)であり;
は、(C−C12)アルキルであって、酸素で中断されていてよい(但し、このような酸素はいずれも、R基を連結しているエステル酸素から少なくとも2個の炭素原子を介して離れていなければならないという条件付きである)および/またはOH、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、Rは、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C12)アルキル、アリールまたはヘテロシクリルであり;
は、(C−C12)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、Rは、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C12)アルキル、アリールまたはヘテロシクリルであり;
は、H、(C−C12)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、Rは、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C12)アルキル、(C−C12)アルコキシ、(C−C)シクロアルコキシ、アリール、ヘテロシクリル、(C−C12)アルキルスルフィニル、(C−C12)アルキルスルホニル、(C−C12)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキルチオ、アリールスルフィニル、アリールスルホニル、アリールチオ、アリール(C−C12)アルキルチオ、アリール(C−C12)アルキルスルフィニル、アリール(C−C12)アルキルスルホニル、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルチオ、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルスルフィニル、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルスルホニル、(C−C)シクロアルキル(C−C12)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキル(C−C12)アルキルスルフィニルまたは(C−C)シクロアルキル(C−C12)アルキルスルホニルであり;
14は、H、OH(但し、OH基は、B環/環系中のいずれのヘテロ原子からも少なくとも2個の炭素原子を介して離れていなければならないという条件付きである)、(C−C12)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、COOHおよびCOORの内の1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものであり;ここにおいて、Rは、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、または(C−C12)アルキルであって、ハロゲン(F、Cl、Br、I)原子、OH、アリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリルの内の1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものであり;更に、R14は、アリール、ヘテロシクリル、1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C12)アルキル、(C−C12)アルコキシ、(C−C)シクロアルコキシ、(C−C12)アルキルスルフィニル、(C−C12)アルキルスルホニル、(C−C12)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキルチオ、アリールスルフィニル、アリールスルホニル、アリールチオ、アリール(C−C12)アルキルチオ、アリール(C−C12)アルキルスルフィニル、アリール(C−C12)アルキルスルホニル、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルチオ、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルスルフィニル、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルスルホニル、(C−C)シクロアルキル(C−C12)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキル(C−C12)アルキルスルフィニルまたは(C−C)シクロアルキル(C−C12)アルキルスルホニル、式NRa(14)b(14)[式中、Ra(14)およびRb(14)は、独立して、H、(C−C12)アルキル、(C−C12)アルキルC(O)、(C−C12)アルコキシC(O)であり、または窒素原子と一緒のRa(14)およびRb(14)は、ピペリジン、ピロリジン、アゼチジンまたはアジリジンである]を有する基であり;
15は、H、OH(但し、OH基は、B環/環系中のいずれのヘテロ原子からも少なくとも2個の炭素原子を介して離れていなければならないという条件付きである)、(C−C12)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、COOHおよびCOORの内の1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものであり;ここにおいて、Rは、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、または(C−C12)アルキルであって、ハロゲン(F、Cl、Br、I)原子、OH、アリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリルの内の1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものであり;更に、R15は、アリール、ヘテロシクリル、1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C12)アルキル、(C−C12)アルコキシ、(C−C)シクロアルコキシ、(C−C12)アルキルスルフィニル、(C−C12)アルキルスルホニル、(C−C12)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキルチオ、アリールスルフィニル、アリールスルホニル、アリールチオ、アリール(C−C12)アルキルチオ、アリール(C−C12)アルキルスルフィニル、アリール(C−C12)アルキルスルホニル、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルチオ、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルスルフィニル、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルスルホニル、(C−C)シクロアルキル(C−C12)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキル(C−C12)アルキルスルフィニル、(C−C)シクロアルキル(C−C12)アルキルスルホニル、または式NRa(15)b(15)[式中、Ra(15)およびRb(15)は、独立して、H、(C−C12)アルキル、(C−C12)アルキルC(O))、(C−C12)アルコキシC(O)であり、または窒素原子と一緒のRa(15)およびRb(15)は、ピペリジン、ピロリジン、アゼチジンまたはアジリジンである]を有する基であり;
16は、(C−C12)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、R16は、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C12)アルキル、(C−C12)アルコキシ、(C−C)シクロアルコキシ、アリールまたはヘテロシクリルであり;
17は、(C−C12)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、R17は、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C12)アルキル、(C−C12)アルコキシ、(C−C)シクロアルコキシ、アリールまたはヘテロシクリルであり;
18は、(C−C12)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、R18は、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C12)アルキル、(C−C12)アルコキシ、(C−C)シクロアルコキシ、アリールまたはヘテロシクリルであり;
Yは、イミノ(−NH−)であり、または不存在であり;
は、イミノまたは(C−C)アルキレンイミノ、または未置換のまたは一置換または多置換された(C−C)アルキレン基または(C−C)オキソアルキレン基であり、ここにおいて、いずれの置換基も各々、個々におよび独立して、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシル、オキシ−(C−C)アルキル、(C−C)アルケニル、(C−C)アルキニル、(C−C)シクロアルキル、カルボキシル、カルボキシ−(C−C)アルキル、アリール、ヘテロシクリル、ニトロ、シアノ、ハロゲノ(F、Cl、Br、I)、ヒドロキシル、NRa(Rc)b(Rc)[式中、Ra(Rc)およびRb(Rc)は、個々におよび互いに独立して、水素、(C−C)アルキルであり、または窒素原子と一緒のRa(Rc)およびRb(Rc)は、ピペリジン、ピロリジン、アゼチジンまたはアジリジンである]より選択され;
19は、Hまたは(C−C)アルキルであり;
は、(C−C12)アルキル、(C−C)シクロアルキル、アリールまたはヘテロシクリルであり、そしてこれら基はいずれも、1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子でおよび/または次の、OH、CN、NO、(C−C12)アルキル、(C−C12)アルコキシC(O)、(C−C12)アルコキシ、ハロゲン置換された(C−C12)アルキル、(C−C)シクロアルキル、アリール、アリールオキシ、ヘテロシクリル、(C−C12)アルキルスルフィニル、(C−C12)アルキルスルホニル、(C−C12)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキルチオ、アリールスルフィニル、アリールスルホニル、アリールチオ、アリール(C−C12)アルキルチオ、アリール(C−C12)アルキルスルフィニル、アリール(C−C12)アルキルスルホニル、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルチオ、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルスルフィニル、ヘテロシクリル(C−C12)アルキルスルホニル、(C−C)シクロアルキル(C−C12)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキル(C−C12)アルキルスルフィニル、(C−C)シクロアルキル(C−C12)アルキルスルホニル、または式NRa(Rd)b(Rd)[式中、Ra(Rd)およびRb(Rd)は、独立して、H、(C−C12)アルキル、(C−C12)アルキルC(O)であり、または窒素原子と一緒のRa(Rd)およびRb(Rd)は、ピペリジン、ピロリジン、アゼチジンまたはアジリジンである]を有する基の内の1個またはそれを超える基で置換されていてよく;
Xは、単結合、イミノ(−NH−)、メチレン(−CH−)、イミノメチレン(−CH−NH−)(式中、炭素は、B環/環系に連結している)、メチレンイミノ(−NH−CH−)(式中、窒素は、B環/環系に連結している)であり、そしてこれら基中の炭素および/または窒素はいずれも、(C−C)アルキルで置換されていてもよく;更に、Xは、基(−CH−)n(式中、n=2〜6)であって、不飽和であってよいしおよび/またはハロゲン、ヒドロキシルまたは(C−C)アルキルの中から選択される1個またはそれを超える置換基で置換されていてよいものであってよく;そして
Bは、1個またはそれを超える窒素および場合により、酸素または硫黄より選択される1個またはそれを超える原子を含む単環式または二環式の4〜11員複素環式環/環系であって、窒素が、(式Iによる)ピリジン環に連結していて、そして更に、B環/環系が、その別の位置でXに連結しているものであり、置換基R14およびR15は、(これら連結によって)第四級アンモニウム化合物が形成されないような方法でB環/環系に連結している}
を有する化合物またはその薬学的に許容しうる塩であって;
但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項2】
が、H、CN、NO、(C−C)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、Rは、(C−C)アルコキシであって、1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、Rは、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C)アルキル、(C−C)アルキルC(O)、(C−C)アルキルチオC(O)、(C−C)アルキルC(S)、(C−C)アルコキシC(O)、(C−C)シクロアルコキシ、アリール、アリールC(O)、アリール(C−C)アルキルC(O)、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルC(O)、ヘテロシクリル(C−C)アルキルC(O)、(C−C)アルキルスルフィニル、(C−C)アルキルスルホニル、(C−C)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキルチオ、アリールスルフィニル、アリールスルホニル、アリールチオ、アリール(C−C)アルキルチオ、アリール(C−C)アルキルスルフィニル、アリール(C−C)アルキルスルホニル、ヘテロシクリル(C−C)アルキルチオ、ヘテロシクリル(C−C)アルキルスルフィニル、ヘテロシクリル(C−C)アルキルスルホニル、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルスルフィニル、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルスルホニル、または式NRa(2)b(2)[式中、Ra(2)およびRb(2)は、独立して、H、(C−C)アルキル、(C−C)アルキルC(O)であり、または窒素原子と一緒のRa(2)およびRb(2)は、ピペリジン、ピロリジン、アゼチジンまたはアジリジンである]を有する基であり;
更に、R+Rが(ピリジン環からの2個の炭素と)一緒に、5員または6員の環状ラクトンを形成してよく;
が、H、CN、NO、ハロゲン(F、Cl、Br、I)、(C−C)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン原子で置換されていてよいものであり;更に、Rは、(C−C)アルコキシであって、1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、Rは、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C)アルキル、(C−C)アルキルC(O)、(C−C)アルキルチオC(O)、(C−C)アルキルC(S)、(C−C)アルコキシC(O)、(C−C)シクロアルコキシ、アリール、アリールC(O)、アリール(C−C)アルキルC(O)、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルC(O)、ヘテロシクリル(C−C)アルキルC(O)、(C−C)アルキルスルフィニル、(C−C)アルキルスルホニル、(C−C)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキルチオ、アリールスルフィニル、アリールスルホニル、アリールチオ、アリール(C−C)アルキルチオ、アリール(C−C)アルキルスルフィニル、アリール(C−C)アルキルスルホニル、ヘテロシクリル(C−C)アルキルチオ、ヘテロシクリル(C−C)アルキルスルフィニル、ヘテロシクリル(C−C)アルキルスルホニル、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルスルフィニル、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルスルホニル、または式NRa(3)b(3)[式中、Ra(3)およびRb(3)は、独立して、H、(C−C)アルキル、(C−C)アルキルC(O)であり、または窒素原子と一緒のRa(3)およびRb(3)は、ピペリジン、ピロリジン、アゼチジンまたはアジリジンである]を有する基であり;
が、(C−C)アルキルであって、酸素で中断されていてよい(但し、このような酸素はいずれも、R基を連結しているエステル酸素から離れた少なくとも1個の炭素原子にあるべきであるという条件付きである)および/またはOH、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、Rは、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C)アルキル、アリールまたはヘテロシクリルであり;
が、(C−C)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、Rは、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C)アルキル、アリールまたはヘテロシクリルであり;
が、H、(C−C)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、Rは、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C)シクロアルコキシ、アリール、ヘテロシクリル、(C−C)アルキルスルフィニル、(C−C)アルキルスルホニル、(C−C)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキルチオ、アリールスルフィニル、アリールスルホニル、アリールチオ、アリール(C−C)アルキルチオ、アリール(C−C)アルキルスルフィニル、アリール(C−C)アルキルスルホニル、ヘテロシクリル(C−C)アルキルチオ、ヘテロシクリル(C−C)アルキルスルフィニル、ヘテロシクリル(C−C)アルキルスルホニル、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルスルフィニルまたは(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルスルホニルであり;
14が、H、OH(但し、OH基は、B環/環系中のいずれのヘテロ原子からも少なくとも2個の炭素原子を介して離れていなければならないという条件付きである)、(C−C)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、COOHおよびCOORの内の1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものであり;ここにおいて、Rは、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、または(C−C)アルキルであって、ハロゲン(F、Cl、Br、I)原子、OH、アリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリルの内の1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものであり;更に、R14は、アリール、ヘテロシクリル、1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C)シクロアルコキシ、(C−C)アルキルスルフィニル、(C−C)アルキルスルホニル、(C−C)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキルチオ、アリールスルフィニル、アリールスルホニル、アリールチオ、アリール(C−C)アルキルチオ、アリール(C−C)アルキルスルフィニル、アリール(C−C)アルキルスルホニル、ヘテロシクリル(C−C)アルキルチオ、ヘテロシクリル(C−C)アルキルスルフィニル、ヘテロシクリル(C−C)アルキルスルホニル、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルスルフィニル、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルスルホニル、または式NRa(14)b(14)[式中、Ra(14)およびRb(14)は、独立して、H、(C−C)アルキル、(C−C)アルキルC(O)、(C−C)アルコキシC(O)であり、または窒素原子と一緒のRa(14)およびRb(14)は、ピペリジン、ピロリジン、アゼチジンまたはアジリジンである]を有する基であり;
15が、H、OH(但し、OH基は、B環/環系中のいずれのヘテロ原子からも少なくとも2個の炭素原子を介して離れていなければならないという条件付きである)、(C−C)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、COOHおよびCOORの内の1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものであり;ここにおいて、Rは、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、または(C−C)アルキルであって、ハロゲン(F、Cl、Br、I)原子、OH、アリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリルの内の1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものであり;更に、R15は、アリール、ヘテロシクリル、1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C)シクロアルコキシ、(C−C)アルキルスルフィニル、(C−C)アルキルスルホニル、(C−C)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキルチオ、アリールスルフィニル、アリールスルホニル、アリールチオ、アリール(C−C)アルキルチオ、アリール(C−C)アルキルスルフィニル、アリール(C−C)アルキルスルホニル、ヘテロシクリル(C−C)アルキルチオ、ヘテロシクリル(C−C)アルキルスルフィニル、ヘテロシクリル(C−C)アルキルスルホニル、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルスルフィニル、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルスルホニル、または式NRa(15)b(15)[式中、Ra(15)およびRb(15)は、独立して、H、(C−C)アルキル、(C−C)アルキルC(O)、(C−C)アルコキシC(O)であり、または窒素原子と一緒のRa(15)およびRb(15)は、ピペリジン、ピロリジン、アゼチジンまたはアジリジンである]を有する基であり;
16が、(C−C)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、R16は、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C)シクロアルコキシ、アリールまたはヘテロシクリルであり;
17が、(C−C)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、R17は、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C)シクロアルコキシ、アリールまたはヘテロシクリルであり;
18が、(C−C)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、R18は、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C)シクロアルコキシ、アリールまたはヘテロシクリルであり;そして
が、(C−C10)アルキル、(C−C)シクロアルキル、アリールまたはヘテロシクリルであり、そしてこれら基はいずれも、1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子でおよび/または次の、OH、CN、NO、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシC(O)、(C−C)アルコキシ、ハロゲン置換された(C−C)アルキル、(C−C)シクロアルキル、アリール、アリールオキシ、ヘテロシクリル、(C−C)アルキルスルフィニル、(C−C)アルキルスルホニル、(C−C)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキルチオ、アリールスルフィニル、アリールスルホニル、アリールチオ、アリール(C−C)アルキルチオ、アリール(C−C)アルキルスルフィニル、アリール(C−C)アルキルスルホニル、ヘテロシクリル(C−C)アルキルチオ、ヘテロシクリル(C−C)アルキルスルフィニル、ヘテロシクリル(C−C)アルキルスルホニル、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルスルフィニル、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルスルホニル、または式NRa(Rd)b(Rd)[式中、Ra(Rd)およびRb(Rd)は、独立して、H、(C−C)アルキル、(C−C)アルキルC(O)であり、または窒素原子と一緒のRa(Rd)およびRb(Rd)は、ピペリジン、ピロリジン、アゼチジンまたはアジリジンである]を有する基の内の1個またはそれを超える基で置換されていてよい、請求項1に記載の化合物であって;
但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項3】
が、ROC(O)または基gII
【化3】

であり;
が、H、CN、NO、(C−C)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、Rは、(C−C)アルコキシであって、1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、Rは、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C)アルキル、(C−C)アルキルC(O)、(C−C)アルキルチオC(O)、(C−C)アルキルC(S)、(C−C)アルコキシC(O)、(C−C)シクロアルコキシ、アリール、アリールC(O)、アリール(C−C)アルキルC(O)、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルC(O)、ヘテロシクリル(C−C)アルキルC(O)、または式NRa(2)b(2)[式中、Ra(2)およびRb(2)は、独立して、H、(C−C)アルキル、(C−C)アルキルC(O)であり、または窒素原子と一緒のRa(2)およびRb(2)は、ピペリジン、ピロリジン、アゼチジンまたはアジリジンである]を有する基であり;
が、H、CN、NO、ハロゲン(F、Cl、Br、I)、(C−C)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン原子で置換されていてよいものであり;更に、Rは、(C−C)アルコキシであって、1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、Rは、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C)アルキル、(C−C)アルキルC(O)、(C−C)アルキルチオC(O)、(C−C)アルキルC(S)、(C−C)アルコキシC(O)、(C−C)シクロアルコキシ、アリール、アリールC(O)、アリール(C−C)アルキルC(O)、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルC(O)、ヘテロシクリル(C−C)アルキルC(O)、(C−C)アルキルスルフィニル、または式NRa(3)b(3)[式中、Ra(3)およびRb(3)は、独立して、H、(C−C)アルキル、(C−C)アルキルC(O)であり、または窒素原子と一緒のRa(3)およびRb(3)は、ピペリジン、ピロリジン、アゼチジンまたはアジリジンである]を有する基であり;
が、H、(C−C)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;更に、Rは、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C)シクロアルコキシ、アリールまたはヘテロシクリルであり;
14が、H、OH(但し、OH基は、B環/環系中のいずれのヘテロ原子からも少なくとも2個の炭素原子を介して離れていなければならないという条件付きである)、(C−C)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、COOHおよびCOORの内の1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものであり;ここにおいて、Rは、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、または(C−C)アルキルであって、ハロゲン(F、Cl、Br、I)原子、OH、アリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリルの内の1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものであり;更に、R14は、アリール、ヘテロシクリル、1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C)シクロアルコキシ、または式NRa(14)b(14)[式中、Ra(14)およびRb(14)は、独立して、H、(C−C)アルキル、(C−C)アルキルC(O)、(C−C)アルコキシC(O)であり、または窒素原子と一緒のRa(14)およびRb(14)は、ピペリジン、ピロリジン、アゼチジンまたはアジリジンである]を有する基であり;
15が、H、OH(但し、OH基は、B環/環系中のいずれのヘテロ原子からも少なくとも2個の炭素原子を介して離れていなければならないという条件付きである)、(C−C)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、COOHおよびCOORの内の1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものであり;ここにおいて、Rは、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、または(C−C)アルキルであって、ハロゲン(F、Cl、Br、I)原子、OH、アリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリルの内の1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものであり;更に、R15は、アリール、ヘテロシクリル、1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子、(C−C)シクロアルキル、ヒドロキシ(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C)シクロアルコキシ、または式NRa(15)b(15)[式中、Ra(15)およびRb(15)は、独立して、H、(C−C)アルキル、(C−C)アルキルC(O)、(C−C)アルコキシC(O)であり、または窒素原子と一緒のRa(15)およびRb(15)は、ピペリジン、ピロリジン、アゼチジンまたはアジリジンである]を有する基であり;
が、(C−C10)アルキル、(C−C)シクロアルキル、アリールまたはヘテロシクリルであり、そしてこれら基はいずれも、1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子でおよび/または次の、OH、CN、NO、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、ハロ置換された(C−C)アルキル、(C−C)シクロアルキル、アリール、アリールオキシ、ヘテロシクリル、(C−C)アルキルスルフィニル、(C−C)アルキルスルホニル、(C−C)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキルチオ、アリールスルフィニル、アリールスルホニル、アリールチオ、アリール(C−C)アルキルチオ、アリール(C−C)アルキルスルフィニル、アリール(C−C)アルキルスルホニル、ヘテロシクリル(C−C)アルキルチオ、ヘテロシクリル(C−C)アルキルスルフィニル、ヘテロシクリル(C−C)アルキルスルホニル、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルチオ、(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルスルフィニルまたは(C−C)シクロアルキル(C−C)アルキルスルホニルの内の1個またはそれを超える基で置換されていてよい、請求項2に記載の化合物であって;
但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項4】
が、ROC(O)または基gII
【化4】

であり;
が、H、または(C−C)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;
が、Hであり;
が、(C−C)アルキルであって、酸素で中断されていてよい(但し、このような酸素はいずれも、R基を連結しているエステル酸素から少なくとも2個の炭素原子を介して離れていなければならないという条件付きである)および/またはOH、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;
が、H、(C−C)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子で置換されていてよいものであり;
14が、H、OH(但し、OH基は、B環/環系中のいずれのヘテロ原子からも少なくとも2個の炭素原子を介して離れていなければならないという条件付きである)、(C−C)アルキルであって、酸素で中断されていてよいおよび/またはOH、COOHおよびCOORの内の1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものであり;ここにおいて、Rは、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、または(C−C)アルキルであって、ハロゲン(F、Cl、Br、I)原子、OH、アリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリルの内の1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものであり;
15が、Hであり;
が、(C−C10)アルキル、(C−C)シクロアルキル、アリールまたはヘテロシクリルであり、そしてこれら基はいずれも、1個またはそれを超えるハロゲン(F、Cl、Br、I)原子でおよび/または次の、CN、NO、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C)アルキルチオ、ハロ置換された(C−C)アルキル、アリールおよびアリールオキシの内の1個またはそれを超える基で置換されていてよく;そして
Xが、単結合、イミノ(−NH−)、メチレン(−CH−)またはイミノメチレン(−CH−NH−)であり;そして
Bが、1個またはそれを超える窒素および場合により、酸素または硫黄より選択される1個またはそれを超える原子を含む単環式4〜7員複素環式環/環系であって、窒素が、(式Iによる)ピリジン環に連結していて、そして更に、B環/環系が、その別の位置でXに連結しているものであり、置換基R14およびR15は、(これら連結によって)第四級アンモニウム化合物が形成されないような方法でB環/環系に連結している、請求項1に記載の化合物であって;
但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項5】
が、エトキシカルボニルであり;
が、H、メチルおよびトリフルオロメチルから成る群より選択され;
が、Hであり;
が、ブロモ、クロロおよびシアノから成る群より選択され;
Zが、O(酸素)またはS(硫黄)であり;
が、エチルであり;
が、エチルであり;
14が、Hおよびカルボキシエチルから成る群より選択され;
15が、Hであり;
が、不存在であることより、またはメチレン(−CH−)、メチルメチレン(−CH(CH)−)、ジメチルメチレン(−C(CH−)、エチレン(−CHCH−)、イミノ(−NH−)、カルボニル(−CO−)および1−カルボキシエチレンから成る群より選択され;
が、n−オクチル、2−フェニルシクロプロピル、フェニル、2−メチルフェニル、3−メトキシカルボニルフェニル、2−メトキシ−5−メチルフェニル、4−メトキシ−2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、4−メチルフェニル、2−メトキシフェニル、3−メトキシフェニル、4−メトキシフェニル、4−ブトキシフェニル、2,6−ジメトキシフェニル、3−チオメチルフェニル、4−チオメチルフェニル、2−エチル−6−イソプロピルフェニル、2−フルオロ−5−メチルフェニル、3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)−フェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、4−フルオロ−3−ニトロフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、(ジフルオロメトキシ)−フェニル、2−クロロフェニル、3−クロロフェニル、4−クロロフェニル、5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル、2−ブロモフェニル、3−ブロモフェニル、4−ブロモフェニル、3−シアノフェニル、2−エトキシフェニル、4−エトキシフェニル、3−ニトロフェニル、2−メチル(metyl)−3−ニトロフェニル、3,5−ジニトロフェニル、2,4−ジクロロフェニル、3,4−ジクロロフェニル、3,5−ジクロロフェニル、2,4,5−トリクロロフェニル、4,5−ジメチル−2−ニトロフェニル、4−(ジメチルアミノ)−フェニル、2−イソプロピルフェニル、4−イソプロピルフェニル、3−イソプロペニルフェニル、2−フェニルフェニル、4−フェノキシフェニル、2−ナフチル(naphtyl)、3−ナフチル(naphtyl)、2−チエニル、5−クロロ−2−チエニルおよび1,3−ベンゾジオキソール−5−イルから成る群より選択され;
Xが、単結合、イミノ(−NH−)、メチレン(−CH−)またはイミノメチレン(−CH−NH−)であり;そして
Bが、1,4−ジアゼパン−1−イレン、4−ピペラジン−1−イレン、4−ピペリジン−1−イレン、3−アゼチジン−1−イレンから成る群より選択され、そして置換基 R14およびR15は、(これら連結によって)第四級アンモニウム化合物が形成されないような方法でB環/環系に連結している、請求項1に記載の化合物であって;
但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項6】
式(Ia):
【化5】

を有する、請求項1〜5のいずれかに記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項7】
式(Ib):
【化6】

を有する、請求項1〜5のいずれかに記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項8】
式(Ic):
【化7】

を有する、請求項1〜5のいずれかに記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項9】
式(Id):
【化8】

を有する、請求項1〜5のいずれかに記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項10】
式(Ie):
【化9】

を有する、請求項1〜5のいずれかに記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項11】
式(If):
【化10】

を有する、請求項1〜5のいずれかに記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項12】
式(Ig):
【化11】

を有する、請求項1〜5のいずれかに記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項13】
式(Ih):
【化12】

を有する、請求項1〜5のいずれかに記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項14】
式(Ii):
【化13】

を有する、請求項1〜5のいずれかに記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項15】
が、ROC(O)である、請求項1〜5のいずれかに記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項16】
が、基gII
【化14】

である、請求項1〜5のいずれかに記載の化合物。
【請求項17】
式(Iaa):
【化15】

を有する、請求項15に記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項18】
式(Ibb):
【化16】

を有する、請求項15に記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項19】
式(Ibc):
【化17】

を有する、請求項15に記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項20】
式(Ibd):
【化18】

を有する、請求項15に記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項21】
式(Ibe):
【化19】

を有する、請求項15に記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項22】
式(Icc):
【化20】

を有する、請求項15に記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項23】
式(Idd):
【化21】

を有する、請求項15に記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項24】
式(Iee):
【化22】

を有する、請求項15に記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項25】
式(Ief):
【化23】

を有する、請求項15に記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項26】
式(Iff):
【化24】

を有する、請求項15に記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項27】
式(Igg):
【化25】

を有する、請求項15に記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項28】
式(Igh):
【化26】

を有する、請求項15に記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項29】
式(Ihh):
【化27】

を有する、請求項15に記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項30】
式(Ihi):
【化28】

を有する、請求項15に記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項31】
式(Iii):
【化29】

を有する、請求項15に記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項32】
式(Ijj):
【化30】

を有する、請求項16に記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項33】
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−クロロニコチン酸エチル
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−ブロモニコチン酸エチル
3−{4−(アニリノカルボニル)−1−[3−クロロ−5−(エトキシカルボニル)ピリジン−2−イル]ピペラジン−2−イル}プロパン酸
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(3,4−ジクロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(3,4−ジクロロベンジル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(2−メチルベンジル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(3−メチルベンジル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(4−メチルベンジル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(3−メトキシフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−{4−[(2−ナフチルアミノ)カルボニル]ピペラジン−1−イル}ニコチン酸エチル
6−(4−{[(3−ブロモフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−クロロニコチン酸エチル
5−クロロ−6−[4−({[4−(メチルチオ)フェニル]アミノ}カルボニル)ピペラジン−1−イル]ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−[4−({[3−(メチルチオ)フェニル]アミノ}カルボニル)ピペラジン−1−イル]ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(3,5−ジニトロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(3−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(3,5−ジクロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(2−イソプロピルフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−[4−({[(1S)−1−フェニルエチル]アミノ}カルボニル)ピペラジン−1−イル]ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−[4−({[(1S)−1−(1−ナフチル)エチル]アミノ}カルボニル)ピペラジン−1−イル]ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−{4−[(1−ナフチルアミノ)カルボニル]ピペラジン−1−イル}ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(4−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(2−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(2,6−ジメトキシフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(2−メトキシ−5−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(2−イソプロピルフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(4−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(3−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−[4−({[(1S)−1−フェニルエチル]アミノ}カルボニル)ピペラジン−1−イル]−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(2−エトキシフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
6−(4−{[(2−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(2−メチルベンジル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
6−(4−{[(2−クロロベンジル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−[4−({[(1R,2R)−2−フェニルシクロプロピル]アミノ}カルボニル)ピペラジン−1−イル]−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(3−メチルベンジル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(4−メチルベンジル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(3,4−ジクロロベンジル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(3−メトキシフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(2−フルオロ−5−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
6−(4−{[(3−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−[4−({[2−(2−チエニル)エチル]アミノ}カルボニル)ピペラジン−1−イル]−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(3−シアノフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(2−メトキシフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
6−{4−[(ベンジルアミノ)カルボニル]ピペラジン−1−イル}−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
6−(4−{[(5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(3−ニトロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−[4−({[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}カルボニル)ピペラジン−1−イル]−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−[4−({[3−(メチルチオ)フェニル]アミノ}カルボニル)ピペラジン−1−イル]−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(3−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−{4−[(2−ナフチルアミノ)カルボニル]ピペラジン−1−イル}−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
6−(4−{[(3−ブロモフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
6−(4−{[(4−ブロモフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
6−(4−{[(2−ブロモフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−クロロニコチン酸エチル
5−クロロ−6−[4−({[1−(3−イソプロペニルフェニル)−1−メチルエチル]アミノ}カルボニル)ピペラジン−1−イル]ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(2−メチル−3−ニトロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−{4−[(2−チエニルアミノ)カルボニル]ピペラジン−1−イル}ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(3−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(3,5−ジクロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(2−メチル−3−ニトロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
6−{4−[(ビフェニル−2−イルアミノ)カルボニル]ピペラジン−1−イル}−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(3,4−ジクロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−[4−({[1−(3−イソプロペニルフェニル)−1−メチルエチル]アミノ}カルボニル)ピペラジン−1−イル]−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(4−フェノキシフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(4−メトキシベンジル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
3−{1−(アニリノカルボニル)−4−[3−シアノ−5−(エトキシカルボニル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]ピペラジン−2−イル}プロパン酸
6−{4−[(アニリノカルボニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
6−{3−[(アニリノカルボニル)アミノ]アゼチジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
6−(3−{[(アニリノカルボニル)アミノ]メチル}アゼチジン−1−イル)−5−シアノ−2−メチルニコチン酸エチル
6−[3−({[(ベンジルアミノ)カルボニル]アミノ}メチル)アゼチジン−1−イル]−5−シアノ−2−メチルニコチン酸エチル
6−{3−[(アニリノカルボニル)アミノ]アゼチジン−1−イル}−5−シアノ−2−メチルニコチン酸エチル
6−(3−{[(ベンジルアミノ)カルボニル]アミノ}アゼチジン−1−イル)−5−シアノ−2−メチルニコチン酸エチル
6−{4−[(ベンゾイルアミノ)カルボノチオイル]ピペラジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
5−シアノ−2−メチル−6−(3−{[(フェニルアセチル)アミノ]メチル}アゼチジン−1−イル)ニコチン酸エチル
6−[4−(2−アニリノ−2−オキソエチル)ピペリジン−1−イル]−5−シアノ−2−メチルニコチン酸エチル
6−{4−[2−(ベンジルアミノ)−2−オキソエチル]ピペリジン−1−イル}−5−シアノ−2−メチルニコチン酸エチル
N−[[1−[3−シアノ−5−(エトキシカルボニル)−6−メチル−2−ピリジニル]−3−アゼチジニル]カルボニル]−フェニルアラニン
5−クロロ−6−(4−{[(2,4,5−トリクロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
6−{4−[(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルアミノ)カルボニル]ピペラジン−1−イル}−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(4−イソプロピルフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(2−フェニルエチル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
6−{4−[(ベンジルアミノ)カルボニル]−1,4−ジアゼパン−1−イル}−5−シアノ−2−メチルニコチン酸エチル
5−クロロ−6−[4−({[(1R,2R)−2−フェニルシクロプロピル]アミノ}カルボニル)ピペラジン−1−イル]ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(2−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(4−エトキシフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−[4−({[4−(メチルチオ)フェニル]アミノ}カルボニル)ピペラジン−1−イル]−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
6−{4−[(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルアミノ)カルボニル]ピペラジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
3−{1−{[(5−クロロ−2−チエニル)アミノ]カルボニル}−4−[3−シアノ−5−(エトキシカルボニル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]ピペラジン−2−イル}プロパン酸
5−クロロ−6−(4−{[(2,4−ジクロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(3−ニトロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(4−フルオロ−3−ニトロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−[4−({[4−(ジメチルアミノ)フェニル]アミノ}カルボニル)ピペラジン−1−イル]−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(4,5−ジメチル−2−ニトロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−(4−{[(4−メトキシ−2−メチルフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(2−メトキシフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
6−(4−{[(4−ブトキシフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−クロロニコチン酸エチル
6−{4−[(ベンジルアミノ)カルボニル]ピペラジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
5−シアノ−6−{4−[(オクチルアミノ)カルボニル]ピペラジン−1−イル}−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(2−フェニルエチル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペリジン−1−イル]−5−クロロニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(2−エチル−6−イソプロピルフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−[4−({[3−(メトキシカルボニル)フェニル]アミノ}カルボニル)ピペラジン−1−イル]−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−シアノ−6−[4−({[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]アミノ}カルボニル)ピペラジン−1−イル]−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−[4−({[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}カルボニル)ピペラジン−1−イル]ニコチン酸エチル
5−クロロ−6−(4−{[(2,6−ジメトキシフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチル
N−ベンジル−1−[3−クロロ−5−(5−エチル−1,3−オキサゾール−2−イル)ピリジン−2−イル]ピペリジン−4−カルボキサミド
より選択される、請求項1に記載の化合物;およびその薬学的に許容しうる塩。
【請求項34】
が、ROC(O)であり;
Zが、O(酸素)であり;
Xが、単結合、イミノ(−NH−)、メチレン(−CH−)、イミノメチレン(−CH−NH−)(式中、炭素は、B環/環系に連結している)、メチレンイミノ(−NH−CH−)(式中、窒素は、B環/環系に連結している)であり、そしてこれら基中の炭素および/または窒素はいずれも、(C−C)アルキルで置換されていてもよく;更に、Xは、基(−CH−)n(式中、n=2〜6)であって、不飽和であってよいしおよび/またはハロゲン、ヒドロキシルまたは(C−C)アルキルの中から選択される1個またはそれを超える置換基で置換されていてよいものであってよく;そして
Yが、イミノ(−NH−)であり、または不存在である、請求項1〜32のいずれかに記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項35】
が、RC(O)、R16SC(O)、R17S、R18C(S)または基gII
【化31】

であり;
Zが、O(酸素)であり;
Xが、単結合であり;そして
Yが、イミノ(−NH−)であり、または不存在である、請求項1〜32のいずれかに記載の化合物であって、但し、該化合物またはその薬学的に許容しうる塩は、
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
ではないという条件付きである化合物。
【請求項36】
医薬組成物であって、請求項1〜33のいずれか1項に記載の化合物を、薬学的に許容しうるアジュバント、希釈剤および/または担体との組合せで含む医薬組成物。
【請求項37】
療法に用いるための、請求項1〜35のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項38】
血小板凝集障害の処置用の薬剤の製造のための、請求項1〜35のいずれか1項に記載の化合物の、または
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチルの使用。
【請求項39】
P2Y12受容体の阻害用の薬剤の製造のための、請求項1〜35のいずれか1項に記載の化合物の、または
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチルの使用。
【請求項40】
血小板凝集障害の処置方法であって、このような障害に苦しむ患者に、治療的有効量の請求項1〜35のいずれかに記載の化合物、または
3−ピリジンカルボン酸、5−シアノ−6−[4−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]カルボニル]−1−ピペラジニル]−2−(トリフルオロメチル)−、エチルエステル、または
6−(4−{[(4−クロロフェニル)アミノ]カルボニル}ピペラジン−1−イル)−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
6−[4−(アニリノカルボニル)ピペラジン−1−イル]−5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルまたは
5−シアノ−2−(トリフルオロメチル)−6−(4−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ピペラジン−1−イル)ニコチン酸エチルまたは
6−{4−[(4−tert−ブチルフェニル)カルバモイル]ピペリジン−1−イル}−5−クロロニコチン酸エチル
を投与することを含む方法。

【公表番号】特表2009−542640(P2009−542640A)
【公表日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−518046(P2009−518046)
【出願日】平成19年6月26日(2007.6.26)
【国際出願番号】PCT/SE2007/000623
【国際公開番号】WO2008/002247
【国際公開日】平成20年1月3日(2008.1.3)
【出願人】(300022641)アストラゼネカ アクチボラグ (581)
【Fターム(参考)】