新規なJNK阻害剤
式:(1.0)の置換されたイミダゾ[1,2−a]ピリジン、イミダゾ[1,2−a]ピラジン、イミダゾ[1,2−c]ピリミジンおよびイミダゾ[1,2−d]トリアジン化合物が開示される。また、式1.0の化合物を用いてJNK1およびERK媒介疾患を治療する方法も開示される。本発明は、キナーゼ経路に関連する疾患(または状態)を治療し、または予防するのに有用な新規な化合物を提供する。従って、本発明は、例えば、JNK1、ERK1およびERK2などの、MAPキナーゼに関連する疾患(または状態)を治療し、または予防するのに有用な新規な化合物を提供する。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
式:
【化166】
(式中、
KはCH、N、−C(アルキル)−、−C(アリール)−、−C(ハロ)−、および−C(RC)−よりなる群から選択され、ここで、RCは:
【化167】
よりなる群から選択され;
LはCHまたはNであり;
QAは:
(A)−C(O)NR1R2;
(B)−N(R14)2;
(C)置換されていないヘテロアリール;
(D)置換されたヘテロアリール、ここで、該置換されたヘテロアリールは、(1)ハロ、(2)ヘテロアリール、ベンゾ縮合ヘテロアリール、(3)ヘテロシクロアルキル、(4)ベンゾジオキソリル、(5)アリール、(6)置換されたアリール、ここで、該置換基は−S(O)2アルキル、(7)アルキル、(8)−CF3よりなる群から選択される1以上の置換基で置換されており、
(E)
【化168−1】
(F)
(1)−(アルキレン)1−6−ヘテロシクロアルキル、
(2)アリール、
(3)置換されたアリール、
(4)−C(O)R11、
(5)−C(O)アリール(例えば、−C(O)フェニル)、および
(6)−(アルキレン)1−6−N(R12)2
よりなる群から選択される1以上の置換基で置換された
【化168−2】
ここで、該置換されたアリール部位(3)(例えば、置換されたフェニル)は、独立して、ハロ(例えば、ClおよびF)および−CNよりなる群から選択される1以上の置換基で置換されており;
【化169】
(J)H;
(K)−C(O)−ヘテロシクロアルキル−ヘテロアリール;
(L)−C(O)−ピペラジニル−(アルキレン)1−6−置換アリール、ここで、該置換基は、独立して、ハロから選択され;
(M)−C(O)ヘテロシクロアルキル−(アルキレン)1−6−ヘテロシクロアルキル;
(N)−C(O)−ピペラジニル(アルキレン)1−6−ヘテロアリール;
(O)アルキル(例えば、C1−6アルキル);
(P)−C(O)−ヘテロシクロアルキル、ここで、該ヘテロシクロアルキルは−(アルキレン)1−6−N(R12)2で置換されており、ここで、各R12は独立して選択され;
(Q)−C(O)−ヘテロシクロアルキル(アルキレン)1−6−(アルキル置換ヘテロシクロアルキル);
(R)−(アルキレン)1−6−ベンゾ[1,3]ジオキソリル;
(S)−(アルキレン)1−6−N(R1)(R2)、ここで、R1およびR2は前記定義の通りであり;
(T)−NH−ヘテロアリール−ヘテロアリール;
(U)−NH−(縮合ヘテロアリールヘテロアリール);
(V)−NH(置換されたヘテロアリール);
(W)−NH−ヘテロアリール−NH−ヘテロシクロアルキル;
(X)ビアリール;
(Y)ビヘテロアリール;
(Z)置換されたビアリール;および
(AA)置換されたビヘテロアリール
よりなる群から選択され、
QBは:
(A)−C(O)NR15R16;
(B)−C(O)−R21;
(C)H;
(D)−N(R12)2、ここで各R12は独立して選択され;
(E)−CH2OH;
(F)−CH2OCH3;
(G)−CH2SCH3;
(H)−CH2N(RB)、ここで、各RBは独立して:H、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、およびアリールよりなる群から選択され;
(I)−N(R12)2、ここで、各R12は独立して選択され;
(J)−NH−C(O)−アルキル;
(K)−NH−C(O)−(ヒドロキシル置換アルキル);
(L)−NH−S(O)2−アルキル;
(M)−NH−C(O)−C(=CH2)CH2(CH3)2;
(N)−NH−C(O)−C(O)−CH2(CH3)2;
(O)アルキル;および
(P)アリール
よりなる群から選択され;
QCは:
(A)ヘテロアリール;
(B)ヘテロシクロアルキル;
(C)H;
(D)アルキル;
(E)−C(O)N(R12)2;
(F)シクロアルキル;
(G)ハロ;
(H)−CN;
(I)−CF3;
(J)−CH2CF3;
(K)−SRA、ここでRAは:アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、およびアリールよりなる群から選択され;
(L)−N(RB)2、ここで、各RBは、独立して:H、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、およびアリールよりなる群から選択され;
(M)−ORA、ここで、RAは前記定義の通りであり;
(N)−C(O)RA、ここで、RAは前記定義の通りであり;
(O)アリール;
(P)アリールアルキル−;
(Q)ヘテロアリールアルキル−;
(R)置換されたアリール、ここで該置換されたアリール上には1〜3の置換基が存在し;
(S)置換されたヘテロアリール;
(T)置換されたヘテロアリールアルキル;
(U)置換されたアラルキル;
【化170】
【化171】
【化172】
よりなる群から選択され;
QDは:Hおよびアルキルよりなる群から選択され;
R1およびR2は各々独立して:
(1)H;
(2)置換されていない−(アルキレン)1−6ベンゾヘテロアリール;
(3)置換された−(アルキレン)1−6−ベンゾヘテロアリール、ここで:
(a)アルキレンまたはベンゾヘテロアリール部位のいずれかは置換されており、あるいはアルキレンおよびベンゾヘテロアリール部位の双方は置換されており、
(b)アルキレン部位が置換されている場合、置換基は、独立して:アルキル、シクロアルキル、−C(O)OH、−C(O)Oアルキルよりなる群から選択され、ここで、置換されたアルキレン部位はRまたはS立体化学中心を含み、および
(c)ベンゾヘテロアリール部位が置換されている場合、置換基は、独立して:(1)−NH2、(2)−NH(アルキル)、(3)−NHC(O)(アルキル)、(4)アルキル、(5)−S(アルキル)、および(6)ヘテロアリールよりなる群から選択され;
(4)置換されていない−(アルキレン)1−6−ヘテロアリール;
(5)独立してハロ、−C(O)N(R6)2、および−NHS(O)2R7よりなる群から選択される1以上の置換基で置換された、置換された(アルキレン)1−6−ヘテロアリール、ここで各R6は独立してHおよびアルキルから選択され、R7はアルキルであり;
(6)置換されていない−ベンゾヘテロアリール;
(7)置換された−ベンゾヘテロアリール、ここで、該置換されたベンゾヘテロアリールは、独立して、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、および−S(アルキル)よりなる群から選択される1以上の置換基で置換されており;
(8)ヘテロアリール;
(9)独立して:ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、および−S(アルキル)よりなる群から選択される1以上の置換基で置換された、置換されたヘテロアリール;
(10)アリール;
(11)独立して:ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、および−S(アルキル)よりなる群から選択される1以上の置換基で置換された、置換されたアリール:
(12)
【化173】
(13)置換されていない−(アルキレン)1−6−ヘテロシクロアルキル;
(14)置換された−(アルキレン)1−6−ヘテロシクロアルキル、ここで、該置換された部位(14)は−SO2R13よりなる群から選択される1以上の置換基で置換されており、ここで、R13は:
(a)アルキル、
(b)アリール、
(c)置換されたアリール、
(d)ヘテロアリール、
(e)置換されたヘテロアリール、
(f)−(アルキレン)1−6−ヘテロシクロアルキル、
(g)−(アルキレン)1−6−ヘテロアリール、
(h)−C(O)R11、
(i)−C(O)アリール、
(j)−(アルキレン)1−6N(R12)2
よりなる群から選択され、および
(k)ここで、該部位(14)の該置換された基(c)および(e)は、独立して:(i)ハロ、(ii)−OH、(iii)−OR11、(iv)−CF3、(v)−S(O)2R11、および(vi)−S(O)2N(R12)2から選択される1以上の置換基で、独立して置換されており;
(15)−(アルキレン)1−6−二環架橋シクロアルキル;
(16)−(アルキレン)1−6−二環架橋ヘテロシクロアルキル;
(17)−(アルキレン)1−6−二環架橋スピロシクロアルキル;
(18)−(アルキレン)1−6−二環架橋スピロヘテロシクロアルキル;
(19)−(アルキレン)1−6−(置換されたヘテロアリール)、ここで、該ヘテロアリール上の置換基は独立して:−C(O)N(R12)2から選択され、ここで、各R12は独立して、−NHS(O)2−アルキルから選択され;
(20)−シクロアルキル−ベンゾジオキソリル;
(21)−シクロアルキル−(置換されたアリール)、ここで、該置換基は、独立して、メチレンジオキシおよび−S(O)2CH3よりなる群から選択され;
(22)アルキル;
(23)シクロアルキル;
(24)アルキル;
(25)ヒドロキシル置換アルキル;
よりなる群から選択され;
R8およびR9は各々、独立して:H、アルキル、シクロアルキル、C(O)OH、−C(O)OR11、置換されたアルキル、および置換されたシクロアルキルよりなる群から選択され;
R10は:
(a)アリール(例えば、フェニル)、
(b)置換されたアリール、
(c)ヘテロアリール、
(d)置換されたヘテロアリール、
(e)ベンゾヘテロアリール、
(f)ヘテロシクロアルキル、
(g)置換されたヘテロシクロアルキル、
(h)−ピペリジニル−S(O)2−(アルキル置換ヘテロアリール)、
(i)−ピペリジニル−S(O)2−アリール−ヘテロアリール
(j)−ピペリジニル−C(O)−ピリジル、
(k)−ピペリジニル−C(O)−アルキル、
(l)−ピペリジニル−(置換されたアリール)、ここで該置換基は独立して、ハロおよびCNよりからなる群から選択され、
(m)−ピペリジニル−ピリジル、
(n)ベンゾジオキソリル、
(o)ヘテロアリール−NH−シクロアルキル、および
(p)−ヘテロアリール−NH−シクロアルキル
よりなる群から選択され、
ここで、該置換されたR8、R9およびR10基は:
(a)ハロ、
(b)−OH、
(c)−OR11、
(d)−CF3、
(e)ヘテロシクロアルキル、
(f)置換されたヘテロシクロアルキル、
(g)ヘテロアリール、
(h)置換されたヘテロアリール、
(i)アリール、
(j)置換されたアリール、
(k)−C(O)OR11、
(l)−N(R12)2、
(m)アルキル、
(n)シクロアルキル、
(o)−SO2R11、
(p)−N(アルキル)−NH−シクロアルキル、
(q)−C(O)OH、
(r)ベンゾヘテロアリール、および
(s)置換されたベンゾヘテロアリール
よりなる群から独立して選択される1以上の置換基で置換されており、
ここで、該置換された基(f)、(h)、および(j)は:
(i)ハロ、
(ii)−OH、
(iii)−OR11、
(iv)−CF3、
(v)−S(O)2R11、
(vi)S(O)2N(R12)2、
(vii)=O、
(viii)C1〜C6アルキル、シクロアルキル、−NH2、−NH(C1〜C6アルキル)、およびーN(C1〜C6アルキル)2よりなる群から独立して選択される1〜3の基で置換された、置換されたベンゾヘテロアリール、ここで、各アルキルは独立して選択され、
(ix)アルキル、
(x)CN、
(xi)シクロアルキル、
(xii)−C(O)−モルホリニル、
(xiii)アミノ、
(xiv)アルキルアミノ、および
(xv)ジアルキルアミノ
よりなる群から独立して選択される1以上の置換基で独立して置換されており;
R11はアルキルであり;
各R12は、独立して、H、アルキル、およびヒドロキシル置換アルキルよりなる群から選択され;
各R14は、独立して:H、−C(O)−(CH2)1−2−アリール、置換されたアリール、およびベンゾジオキシルよりなる群から選択され、ここで、該置換されたアリールは:ハロ、−OH、−OR11(ここで、R11は先に定義した通りである)、−CN、−CF3、アルキル、−NH2および−NO2よりなる群から独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
R15およびR16は、各々、独立して:
(1)ヒドロキシル置換アルキル、
(2)アルキル、
(3)−SO2R11、
(4)置換されていない−(アルキレン)1−6−R17、ここで、R17は;(a)ヘテロシクロアルキル、(b)ヘテロアリール、および(c)シクロアルキルよりなる群から選択され、
(5)
【化174】
(6)−C(O)−アルキル、
(7)置換されたアルキル、ここで、該置換基は−OR11から選択され、
(8)飽和した二環、
(9)ヒドロキシル置換−(アルキレン)1−6−シクロアルキル、
(10)H、
(11)ヘテロシクロアルキルで置換されたヘテロシクロアルキル、
(12)シクロアルキル、
(13)1〜2の−OH基で置換されたシクロアルキル、
(14)−(アルキレン)1−6−アリール、
(15)−OHおよびアルキルアミノよりなる群から独立して選択される1〜2の置換基で置換された−(アルキレン)1−6−アリール、
(16)−OHおよびアルキルアミノよりなる群から独立して選択される1〜2の置換基で置換された−(アルキレン)1−6−ヘテロアリール、
(17)ヘテロシクロアルキル、
(18)置換されたヘテロシクロアルキル、
(19)−(アルキレン)1−6−ヘテロシクロアルキル、ここで、該アルキレン部位はヒドロキシルで置換されており、
(20)−(アルキレン)1−6−C(O)OH、
(21)縮合したヒドロキシル置換ベンゾシクロアルキル、
(22)縮合したヒドロキシル置換アリールヘテロアリール、
(23)ヒドロキシル−(アルキレン)1−6−シクロアルキル、
(24)ヒドロキシル−(アルキレン)1−6−架橋シクロアルキル、
(25)ヒドロキシル−(アルキレン)1−6−スピロシクロアルキル、
(26)ヒドロキシル−(アルキレン)1−6−架橋ヘテロシクロアルキル、
(27)ヒドロキシル−(アルキレン)1−6−スピロヘテロシクロアルキル、および
(28)ヘテロシクロアルキル
よりなる群から選択され;
各R18および各R19は、独立して:H、アルキル、およびヒドロキシアルキル−よりなる群から選択され;
R20は:
(a)アリール、
(b)置換されたアリール、
(c)ヘテロアリール、
(d)ベンゾ縮合ヘテロアリール、
(e)−(アルキレン)1−6ヘテロアリール、
(f)−(アルキレン)1−6アリール、
(g)−OHで置換された−(アルキレン)1−6アリール、
(h)ベンゾヘテロアリール−(アルキレン)1−6−、
(i)シクロアルキルアルキル、
(j)シクロアルキル(例えば、ヘキシル)、
(k)ヘテロシクロアルキル、
(l)ハロで置換された−(アルキレン)1−6アリール
(m)−(アルキレン)1−6−S−アルキル、
(n)−(アルキレン)1−6−O−アルキル、
(o)−(アルキレン)1−6−N−アルキル、
(p)−(アルキレン)1−6−シクロアルキル
よりなる群から選択され、
ここで、該置換されたアリールは:ハロ、−OH、−OR11、−CN、−CF3、アルキル、−NH2および−NO2よりなる群から独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
R21は:
(1)ヘテロシクロアルキル、
(2)ベンゾ縮合シクロアルキル、
(3)シクロアルキル、
(4)多環シクロアルキル環、および
(5)(a)ヒドロキシル置換アルキル、(b)−OH、(c)−(アルキレン)1−6−C(O)O−(アルキル)1−6、(d)アリール、および(e)置換されたアリール(ここで、該置換されたアリールは独立してハロよりなる群から選択される1以上の置換基で置換される)よりなる群から独立して選択される1以上の置換基で置換された、置換されたヘテロシクロアルキル、
(6)アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、および−C(O)アルキルよりなる群から選択される1〜3の置換基で置換されたヘテロシクロアルキル、
(7)ヘテロシクロアルキル、
(8)ヒドロキシ置換ヘテロシクロアルキル、および
(9)−OH
よりなる群から選択される)
の化合物、またはその医薬上許容される塩、エステル、および溶媒和物。
【請求項2】
KがCHである請求項1記載の化合物。
【請求項3】
LがCHである請求項1記載の化合物。
【請求項4】
KがCHであって、LがCHである請求項1記載の化合物。
【請求項5】
R1およびR2の一方がHであって、他方が
【化175】
よりなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項6】
QAが:
【化176】
【化177】
よりなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項7】
QAが:
【化178】
である請求項1記載の化合物。
【請求項8】
QAが:
【化179】
である請求項1記載の化合物。
【請求項9】
QAが:
【化180】
である請求項1記載の化合物。
【請求項10】
QAが:
【化181】
である請求項1記載の化合物。
【請求項11】
QAが:
【化182】
である請求項1記載の化合物。
【請求項12】
QAが:
【化183】
である請求項1記載の化合物。
【請求項13】
QAが:
【化184】
である請求項1記載の化合物。
【請求項14】
QAが:
【化185】
である請求項1記載の化合物。
【請求項15】
QAが:
【化186】
である請求項1記載の化合物。
【請求項16】
QAが:
【化187】
である請求項1記載の化合物。
【請求項17】
QAが:
【化188】
である請求項1記載の化合物。
【請求項18】
QAが−NH2である請求項1記載の化合物。
【請求項19】
QAがHである請求項1記載の化合物。
【請求項20】
QBが:
【化189】
よりなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項21】
QBが:
【化190】
である請求項1記載の化合物。
【請求項22】
QBが:
【化191】
である請求項1記載の化合物。
【請求項23】
QBが:
【化192】
である請求項1記載の化合物。
【請求項24】
QBが:
【化193】
である請求項1記載の化合物。
【請求項25】
QBが:
【化194】
である請求項1記載の化合物。
【請求項26】
QBが:
【化195】
である請求項1記載の化合物。
【請求項27】
QBが:
【化196】
である請求項1記載の化合物。
【請求項28】
QBが:
【化197】
である請求項1記載の化合物。
【請求項29】
QBが−NH2
【化198】
である請求項1記載の化合物。
【請求項30】
QBがHである請求項1記載の化合物。
【請求項31】
QBが:
【化199】
【化200】
よりなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項32】
QCが:
【化201】
よりなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項33】
QCが:
【化202】
である請求項1記載の化合物。
【請求項34】
QCが:
【化203】
である請求項1記載の化合物。
【請求項35】
QCが:
【化204】
である請求項1記載の化合物。
【請求項36】
QCが:
【化205】
である請求項1記載の化合物。
【請求項37】
QCが:
【化206】
である請求項1記載の化合物。
【請求項38】
QCが:
【化207】
である請求項1記載の化合物。
【請求項39】
QCが:
【化208】
である請求項1記載の化合物。
【請求項40】
QCが:
【化209】
である請求項1記載の化合物。
【請求項41】
QCが−CH3である請求項1記載の化合物。
【請求項42】
QCがHである請求項1記載の化合物。
【請求項43】
該化合物が化合物番号:13〜94、97〜101、111〜125、130、131、139、140、150、154〜158、162、167、170〜246、271〜289、291〜303、305〜307、321〜324、326〜328、350〜354、404〜410、444〜506、542〜546、573〜576、578、584、588、590、593、597、598〜600、605〜629、635、647、650〜652、659、664〜665、673〜680、686、691、692、699、703、720〜727、734、736、740〜743、755、756、762〜776、780、784、および791〜794よりなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項44】
該化合物が化合物番号:14、16、17、22、46、47、48、56、69、93、94、111〜115、117、118、130、131、139、140、150、154、158、204〜206、209、213、215〜220、224、238、242、274、277、279、280、283、285、291、292、296、298、299、300、301、305、306、307、323、324、326、327、405、445、451、452、453、456、457、460〜466、471、472、477、478、479、480、481、483、484、485、489、490、491、502、542、543、544、545、593、598、599、605、623〜629、647、650、651、652および664よりなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項45】
該化合物が化合物番号:14、16、112、114、139、156、216、218、219、277、296、300、306、307、463、478、479、483、485、491、502、598、629、647、650、651、および652よりなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項46】
該化合物が化合物番号:112、478、479、502、629、651、および652よりなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項47】
有効量の請求項1記載の化合物および医薬上許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項48】
有効量の少なくとも1つの請求項1記載の化合物を、治療を必要とする患者に投与することを含む、該患者においてJNK1媒介疾患または状態を治療する方法。
【請求項49】
有効量の少なくとも1つの請求項1記載の化合物を、治療を必要とする患者に投与することを含む、該患者においてERK媒介疾患または状態を治療する方法。
【請求項50】
有効量の少なくとも1つの請求項1記載の化合物を、治療を必要とする患者に投与することを含む、該患者において癌を治療する方法。
【請求項51】
有効量の少なくとも1つの請求項1記載の化合物を、治療を必要とする患者に投与することを含む、該患者において疾患または状態を治療する方法であって、該疾患または状態が炎症、慢性関節リウマチ、喘息、多発性硬化症、炎症性腸疾患、乾癬、糖尿病、自己免疫疾患、代謝性疾患、神経学的疾患、疼痛および心臓血管の疾患よりなる群から選択される方法。
【請求項1】
式:
【化166】
(式中、
KはCH、N、−C(アルキル)−、−C(アリール)−、−C(ハロ)−、および−C(RC)−よりなる群から選択され、ここで、RCは:
【化167】
よりなる群から選択され;
LはCHまたはNであり;
QAは:
(A)−C(O)NR1R2;
(B)−N(R14)2;
(C)置換されていないヘテロアリール;
(D)置換されたヘテロアリール、ここで、該置換されたヘテロアリールは、(1)ハロ、(2)ヘテロアリール、ベンゾ縮合ヘテロアリール、(3)ヘテロシクロアルキル、(4)ベンゾジオキソリル、(5)アリール、(6)置換されたアリール、ここで、該置換基は−S(O)2アルキル、(7)アルキル、(8)−CF3よりなる群から選択される1以上の置換基で置換されており、
(E)
【化168−1】
(F)
(1)−(アルキレン)1−6−ヘテロシクロアルキル、
(2)アリール、
(3)置換されたアリール、
(4)−C(O)R11、
(5)−C(O)アリール(例えば、−C(O)フェニル)、および
(6)−(アルキレン)1−6−N(R12)2
よりなる群から選択される1以上の置換基で置換された
【化168−2】
ここで、該置換されたアリール部位(3)(例えば、置換されたフェニル)は、独立して、ハロ(例えば、ClおよびF)および−CNよりなる群から選択される1以上の置換基で置換されており;
【化169】
(J)H;
(K)−C(O)−ヘテロシクロアルキル−ヘテロアリール;
(L)−C(O)−ピペラジニル−(アルキレン)1−6−置換アリール、ここで、該置換基は、独立して、ハロから選択され;
(M)−C(O)ヘテロシクロアルキル−(アルキレン)1−6−ヘテロシクロアルキル;
(N)−C(O)−ピペラジニル(アルキレン)1−6−ヘテロアリール;
(O)アルキル(例えば、C1−6アルキル);
(P)−C(O)−ヘテロシクロアルキル、ここで、該ヘテロシクロアルキルは−(アルキレン)1−6−N(R12)2で置換されており、ここで、各R12は独立して選択され;
(Q)−C(O)−ヘテロシクロアルキル(アルキレン)1−6−(アルキル置換ヘテロシクロアルキル);
(R)−(アルキレン)1−6−ベンゾ[1,3]ジオキソリル;
(S)−(アルキレン)1−6−N(R1)(R2)、ここで、R1およびR2は前記定義の通りであり;
(T)−NH−ヘテロアリール−ヘテロアリール;
(U)−NH−(縮合ヘテロアリールヘテロアリール);
(V)−NH(置換されたヘテロアリール);
(W)−NH−ヘテロアリール−NH−ヘテロシクロアルキル;
(X)ビアリール;
(Y)ビヘテロアリール;
(Z)置換されたビアリール;および
(AA)置換されたビヘテロアリール
よりなる群から選択され、
QBは:
(A)−C(O)NR15R16;
(B)−C(O)−R21;
(C)H;
(D)−N(R12)2、ここで各R12は独立して選択され;
(E)−CH2OH;
(F)−CH2OCH3;
(G)−CH2SCH3;
(H)−CH2N(RB)、ここで、各RBは独立して:H、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、およびアリールよりなる群から選択され;
(I)−N(R12)2、ここで、各R12は独立して選択され;
(J)−NH−C(O)−アルキル;
(K)−NH−C(O)−(ヒドロキシル置換アルキル);
(L)−NH−S(O)2−アルキル;
(M)−NH−C(O)−C(=CH2)CH2(CH3)2;
(N)−NH−C(O)−C(O)−CH2(CH3)2;
(O)アルキル;および
(P)アリール
よりなる群から選択され;
QCは:
(A)ヘテロアリール;
(B)ヘテロシクロアルキル;
(C)H;
(D)アルキル;
(E)−C(O)N(R12)2;
(F)シクロアルキル;
(G)ハロ;
(H)−CN;
(I)−CF3;
(J)−CH2CF3;
(K)−SRA、ここでRAは:アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、およびアリールよりなる群から選択され;
(L)−N(RB)2、ここで、各RBは、独立して:H、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、およびアリールよりなる群から選択され;
(M)−ORA、ここで、RAは前記定義の通りであり;
(N)−C(O)RA、ここで、RAは前記定義の通りであり;
(O)アリール;
(P)アリールアルキル−;
(Q)ヘテロアリールアルキル−;
(R)置換されたアリール、ここで該置換されたアリール上には1〜3の置換基が存在し;
(S)置換されたヘテロアリール;
(T)置換されたヘテロアリールアルキル;
(U)置換されたアラルキル;
【化170】
【化171】
【化172】
よりなる群から選択され;
QDは:Hおよびアルキルよりなる群から選択され;
R1およびR2は各々独立して:
(1)H;
(2)置換されていない−(アルキレン)1−6ベンゾヘテロアリール;
(3)置換された−(アルキレン)1−6−ベンゾヘテロアリール、ここで:
(a)アルキレンまたはベンゾヘテロアリール部位のいずれかは置換されており、あるいはアルキレンおよびベンゾヘテロアリール部位の双方は置換されており、
(b)アルキレン部位が置換されている場合、置換基は、独立して:アルキル、シクロアルキル、−C(O)OH、−C(O)Oアルキルよりなる群から選択され、ここで、置換されたアルキレン部位はRまたはS立体化学中心を含み、および
(c)ベンゾヘテロアリール部位が置換されている場合、置換基は、独立して:(1)−NH2、(2)−NH(アルキル)、(3)−NHC(O)(アルキル)、(4)アルキル、(5)−S(アルキル)、および(6)ヘテロアリールよりなる群から選択され;
(4)置換されていない−(アルキレン)1−6−ヘテロアリール;
(5)独立してハロ、−C(O)N(R6)2、および−NHS(O)2R7よりなる群から選択される1以上の置換基で置換された、置換された(アルキレン)1−6−ヘテロアリール、ここで各R6は独立してHおよびアルキルから選択され、R7はアルキルであり;
(6)置換されていない−ベンゾヘテロアリール;
(7)置換された−ベンゾヘテロアリール、ここで、該置換されたベンゾヘテロアリールは、独立して、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、および−S(アルキル)よりなる群から選択される1以上の置換基で置換されており;
(8)ヘテロアリール;
(9)独立して:ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、および−S(アルキル)よりなる群から選択される1以上の置換基で置換された、置換されたヘテロアリール;
(10)アリール;
(11)独立して:ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、および−S(アルキル)よりなる群から選択される1以上の置換基で置換された、置換されたアリール:
(12)
【化173】
(13)置換されていない−(アルキレン)1−6−ヘテロシクロアルキル;
(14)置換された−(アルキレン)1−6−ヘテロシクロアルキル、ここで、該置換された部位(14)は−SO2R13よりなる群から選択される1以上の置換基で置換されており、ここで、R13は:
(a)アルキル、
(b)アリール、
(c)置換されたアリール、
(d)ヘテロアリール、
(e)置換されたヘテロアリール、
(f)−(アルキレン)1−6−ヘテロシクロアルキル、
(g)−(アルキレン)1−6−ヘテロアリール、
(h)−C(O)R11、
(i)−C(O)アリール、
(j)−(アルキレン)1−6N(R12)2
よりなる群から選択され、および
(k)ここで、該部位(14)の該置換された基(c)および(e)は、独立して:(i)ハロ、(ii)−OH、(iii)−OR11、(iv)−CF3、(v)−S(O)2R11、および(vi)−S(O)2N(R12)2から選択される1以上の置換基で、独立して置換されており;
(15)−(アルキレン)1−6−二環架橋シクロアルキル;
(16)−(アルキレン)1−6−二環架橋ヘテロシクロアルキル;
(17)−(アルキレン)1−6−二環架橋スピロシクロアルキル;
(18)−(アルキレン)1−6−二環架橋スピロヘテロシクロアルキル;
(19)−(アルキレン)1−6−(置換されたヘテロアリール)、ここで、該ヘテロアリール上の置換基は独立して:−C(O)N(R12)2から選択され、ここで、各R12は独立して、−NHS(O)2−アルキルから選択され;
(20)−シクロアルキル−ベンゾジオキソリル;
(21)−シクロアルキル−(置換されたアリール)、ここで、該置換基は、独立して、メチレンジオキシおよび−S(O)2CH3よりなる群から選択され;
(22)アルキル;
(23)シクロアルキル;
(24)アルキル;
(25)ヒドロキシル置換アルキル;
よりなる群から選択され;
R8およびR9は各々、独立して:H、アルキル、シクロアルキル、C(O)OH、−C(O)OR11、置換されたアルキル、および置換されたシクロアルキルよりなる群から選択され;
R10は:
(a)アリール(例えば、フェニル)、
(b)置換されたアリール、
(c)ヘテロアリール、
(d)置換されたヘテロアリール、
(e)ベンゾヘテロアリール、
(f)ヘテロシクロアルキル、
(g)置換されたヘテロシクロアルキル、
(h)−ピペリジニル−S(O)2−(アルキル置換ヘテロアリール)、
(i)−ピペリジニル−S(O)2−アリール−ヘテロアリール
(j)−ピペリジニル−C(O)−ピリジル、
(k)−ピペリジニル−C(O)−アルキル、
(l)−ピペリジニル−(置換されたアリール)、ここで該置換基は独立して、ハロおよびCNよりからなる群から選択され、
(m)−ピペリジニル−ピリジル、
(n)ベンゾジオキソリル、
(o)ヘテロアリール−NH−シクロアルキル、および
(p)−ヘテロアリール−NH−シクロアルキル
よりなる群から選択され、
ここで、該置換されたR8、R9およびR10基は:
(a)ハロ、
(b)−OH、
(c)−OR11、
(d)−CF3、
(e)ヘテロシクロアルキル、
(f)置換されたヘテロシクロアルキル、
(g)ヘテロアリール、
(h)置換されたヘテロアリール、
(i)アリール、
(j)置換されたアリール、
(k)−C(O)OR11、
(l)−N(R12)2、
(m)アルキル、
(n)シクロアルキル、
(o)−SO2R11、
(p)−N(アルキル)−NH−シクロアルキル、
(q)−C(O)OH、
(r)ベンゾヘテロアリール、および
(s)置換されたベンゾヘテロアリール
よりなる群から独立して選択される1以上の置換基で置換されており、
ここで、該置換された基(f)、(h)、および(j)は:
(i)ハロ、
(ii)−OH、
(iii)−OR11、
(iv)−CF3、
(v)−S(O)2R11、
(vi)S(O)2N(R12)2、
(vii)=O、
(viii)C1〜C6アルキル、シクロアルキル、−NH2、−NH(C1〜C6アルキル)、およびーN(C1〜C6アルキル)2よりなる群から独立して選択される1〜3の基で置換された、置換されたベンゾヘテロアリール、ここで、各アルキルは独立して選択され、
(ix)アルキル、
(x)CN、
(xi)シクロアルキル、
(xii)−C(O)−モルホリニル、
(xiii)アミノ、
(xiv)アルキルアミノ、および
(xv)ジアルキルアミノ
よりなる群から独立して選択される1以上の置換基で独立して置換されており;
R11はアルキルであり;
各R12は、独立して、H、アルキル、およびヒドロキシル置換アルキルよりなる群から選択され;
各R14は、独立して:H、−C(O)−(CH2)1−2−アリール、置換されたアリール、およびベンゾジオキシルよりなる群から選択され、ここで、該置換されたアリールは:ハロ、−OH、−OR11(ここで、R11は先に定義した通りである)、−CN、−CF3、アルキル、−NH2および−NO2よりなる群から独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
R15およびR16は、各々、独立して:
(1)ヒドロキシル置換アルキル、
(2)アルキル、
(3)−SO2R11、
(4)置換されていない−(アルキレン)1−6−R17、ここで、R17は;(a)ヘテロシクロアルキル、(b)ヘテロアリール、および(c)シクロアルキルよりなる群から選択され、
(5)
【化174】
(6)−C(O)−アルキル、
(7)置換されたアルキル、ここで、該置換基は−OR11から選択され、
(8)飽和した二環、
(9)ヒドロキシル置換−(アルキレン)1−6−シクロアルキル、
(10)H、
(11)ヘテロシクロアルキルで置換されたヘテロシクロアルキル、
(12)シクロアルキル、
(13)1〜2の−OH基で置換されたシクロアルキル、
(14)−(アルキレン)1−6−アリール、
(15)−OHおよびアルキルアミノよりなる群から独立して選択される1〜2の置換基で置換された−(アルキレン)1−6−アリール、
(16)−OHおよびアルキルアミノよりなる群から独立して選択される1〜2の置換基で置換された−(アルキレン)1−6−ヘテロアリール、
(17)ヘテロシクロアルキル、
(18)置換されたヘテロシクロアルキル、
(19)−(アルキレン)1−6−ヘテロシクロアルキル、ここで、該アルキレン部位はヒドロキシルで置換されており、
(20)−(アルキレン)1−6−C(O)OH、
(21)縮合したヒドロキシル置換ベンゾシクロアルキル、
(22)縮合したヒドロキシル置換アリールヘテロアリール、
(23)ヒドロキシル−(アルキレン)1−6−シクロアルキル、
(24)ヒドロキシル−(アルキレン)1−6−架橋シクロアルキル、
(25)ヒドロキシル−(アルキレン)1−6−スピロシクロアルキル、
(26)ヒドロキシル−(アルキレン)1−6−架橋ヘテロシクロアルキル、
(27)ヒドロキシル−(アルキレン)1−6−スピロヘテロシクロアルキル、および
(28)ヘテロシクロアルキル
よりなる群から選択され;
各R18および各R19は、独立して:H、アルキル、およびヒドロキシアルキル−よりなる群から選択され;
R20は:
(a)アリール、
(b)置換されたアリール、
(c)ヘテロアリール、
(d)ベンゾ縮合ヘテロアリール、
(e)−(アルキレン)1−6ヘテロアリール、
(f)−(アルキレン)1−6アリール、
(g)−OHで置換された−(アルキレン)1−6アリール、
(h)ベンゾヘテロアリール−(アルキレン)1−6−、
(i)シクロアルキルアルキル、
(j)シクロアルキル(例えば、ヘキシル)、
(k)ヘテロシクロアルキル、
(l)ハロで置換された−(アルキレン)1−6アリール
(m)−(アルキレン)1−6−S−アルキル、
(n)−(アルキレン)1−6−O−アルキル、
(o)−(アルキレン)1−6−N−アルキル、
(p)−(アルキレン)1−6−シクロアルキル
よりなる群から選択され、
ここで、該置換されたアリールは:ハロ、−OH、−OR11、−CN、−CF3、アルキル、−NH2および−NO2よりなる群から独立して選択される1以上の置換基で置換されており;
R21は:
(1)ヘテロシクロアルキル、
(2)ベンゾ縮合シクロアルキル、
(3)シクロアルキル、
(4)多環シクロアルキル環、および
(5)(a)ヒドロキシル置換アルキル、(b)−OH、(c)−(アルキレン)1−6−C(O)O−(アルキル)1−6、(d)アリール、および(e)置換されたアリール(ここで、該置換されたアリールは独立してハロよりなる群から選択される1以上の置換基で置換される)よりなる群から独立して選択される1以上の置換基で置換された、置換されたヘテロシクロアルキル、
(6)アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、および−C(O)アルキルよりなる群から選択される1〜3の置換基で置換されたヘテロシクロアルキル、
(7)ヘテロシクロアルキル、
(8)ヒドロキシ置換ヘテロシクロアルキル、および
(9)−OH
よりなる群から選択される)
の化合物、またはその医薬上許容される塩、エステル、および溶媒和物。
【請求項2】
KがCHである請求項1記載の化合物。
【請求項3】
LがCHである請求項1記載の化合物。
【請求項4】
KがCHであって、LがCHである請求項1記載の化合物。
【請求項5】
R1およびR2の一方がHであって、他方が
【化175】
よりなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項6】
QAが:
【化176】
【化177】
よりなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項7】
QAが:
【化178】
である請求項1記載の化合物。
【請求項8】
QAが:
【化179】
である請求項1記載の化合物。
【請求項9】
QAが:
【化180】
である請求項1記載の化合物。
【請求項10】
QAが:
【化181】
である請求項1記載の化合物。
【請求項11】
QAが:
【化182】
である請求項1記載の化合物。
【請求項12】
QAが:
【化183】
である請求項1記載の化合物。
【請求項13】
QAが:
【化184】
である請求項1記載の化合物。
【請求項14】
QAが:
【化185】
である請求項1記載の化合物。
【請求項15】
QAが:
【化186】
である請求項1記載の化合物。
【請求項16】
QAが:
【化187】
である請求項1記載の化合物。
【請求項17】
QAが:
【化188】
である請求項1記載の化合物。
【請求項18】
QAが−NH2である請求項1記載の化合物。
【請求項19】
QAがHである請求項1記載の化合物。
【請求項20】
QBが:
【化189】
よりなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項21】
QBが:
【化190】
である請求項1記載の化合物。
【請求項22】
QBが:
【化191】
である請求項1記載の化合物。
【請求項23】
QBが:
【化192】
である請求項1記載の化合物。
【請求項24】
QBが:
【化193】
である請求項1記載の化合物。
【請求項25】
QBが:
【化194】
である請求項1記載の化合物。
【請求項26】
QBが:
【化195】
である請求項1記載の化合物。
【請求項27】
QBが:
【化196】
である請求項1記載の化合物。
【請求項28】
QBが:
【化197】
である請求項1記載の化合物。
【請求項29】
QBが−NH2
【化198】
である請求項1記載の化合物。
【請求項30】
QBがHである請求項1記載の化合物。
【請求項31】
QBが:
【化199】
【化200】
よりなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項32】
QCが:
【化201】
よりなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項33】
QCが:
【化202】
である請求項1記載の化合物。
【請求項34】
QCが:
【化203】
である請求項1記載の化合物。
【請求項35】
QCが:
【化204】
である請求項1記載の化合物。
【請求項36】
QCが:
【化205】
である請求項1記載の化合物。
【請求項37】
QCが:
【化206】
である請求項1記載の化合物。
【請求項38】
QCが:
【化207】
である請求項1記載の化合物。
【請求項39】
QCが:
【化208】
である請求項1記載の化合物。
【請求項40】
QCが:
【化209】
である請求項1記載の化合物。
【請求項41】
QCが−CH3である請求項1記載の化合物。
【請求項42】
QCがHである請求項1記載の化合物。
【請求項43】
該化合物が化合物番号:13〜94、97〜101、111〜125、130、131、139、140、150、154〜158、162、167、170〜246、271〜289、291〜303、305〜307、321〜324、326〜328、350〜354、404〜410、444〜506、542〜546、573〜576、578、584、588、590、593、597、598〜600、605〜629、635、647、650〜652、659、664〜665、673〜680、686、691、692、699、703、720〜727、734、736、740〜743、755、756、762〜776、780、784、および791〜794よりなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項44】
該化合物が化合物番号:14、16、17、22、46、47、48、56、69、93、94、111〜115、117、118、130、131、139、140、150、154、158、204〜206、209、213、215〜220、224、238、242、274、277、279、280、283、285、291、292、296、298、299、300、301、305、306、307、323、324、326、327、405、445、451、452、453、456、457、460〜466、471、472、477、478、479、480、481、483、484、485、489、490、491、502、542、543、544、545、593、598、599、605、623〜629、647、650、651、652および664よりなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項45】
該化合物が化合物番号:14、16、112、114、139、156、216、218、219、277、296、300、306、307、463、478、479、483、485、491、502、598、629、647、650、651、および652よりなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項46】
該化合物が化合物番号:112、478、479、502、629、651、および652よりなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項47】
有効量の請求項1記載の化合物および医薬上許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項48】
有効量の少なくとも1つの請求項1記載の化合物を、治療を必要とする患者に投与することを含む、該患者においてJNK1媒介疾患または状態を治療する方法。
【請求項49】
有効量の少なくとも1つの請求項1記載の化合物を、治療を必要とする患者に投与することを含む、該患者においてERK媒介疾患または状態を治療する方法。
【請求項50】
有効量の少なくとも1つの請求項1記載の化合物を、治療を必要とする患者に投与することを含む、該患者において癌を治療する方法。
【請求項51】
有効量の少なくとも1つの請求項1記載の化合物を、治療を必要とする患者に投与することを含む、該患者において疾患または状態を治療する方法であって、該疾患または状態が炎症、慢性関節リウマチ、喘息、多発性硬化症、炎症性腸疾患、乾癬、糖尿病、自己免疫疾患、代謝性疾患、神経学的疾患、疼痛および心臓血管の疾患よりなる群から選択される方法。
【公表番号】特表2010−513495(P2010−513495A)
【公表日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−542845(P2009−542845)
【出願日】平成19年12月17日(2007.12.17)
【国際出願番号】PCT/US2007/025780
【国際公開番号】WO2008/082490
【国際公開日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年12月17日(2007.12.17)
【国際出願番号】PCT/US2007/025780
【国際公開番号】WO2008/082490
【国際公開日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]