説明

新規コルヒチン誘導体、方法、およびその使用

本発明は、コルヒチン誘導体、癌を治療するための方法およびその使用に関する。ある特定の実施形態では、コルヒチン誘導体は、式(I)の化合物を含み、式中、Zは、OまたはSであり、Rは、H、ハロ基、置換もしくは非置換炭化水素基、または置換もしくは非置換ヘテロ基から選択され、RおよびRはそれぞれ独立して、H、ハロ基、置換もしくは非置換炭化水素基、置換もしくは非置換ヘテロ基、置換もしくは非置換炭素環式基、置換もしくは非置換複素環式基、置換もしくは非置換芳香族、または置換もしくは非置換ヘテロ芳香族から選択され、Rは、H、または置換もしくは非置換炭化水素基から選択されるが、但し、R、R、およびRがメチル基であるときに、Rは、−COCHではないことを条件とする。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化73】


の化合物であって、
式中、
Zは、OまたはSであり、
は、H、ハロ基、置換もしくは非置換炭化水素基、または置換もしくは非置換ヘテロ基から選択され、
およびRはそれぞれ独立して、H、ハロ基、置換もしくは非置換炭化水素基、置換もしくは非置換ヘテロ基、置換もしくは非置換炭素環式基、置換もしくは非置換複素環式基、置換もしくは非置換芳香族、または置換もしくは非置換ヘテロ芳香族から選択され、
Rは、H、または置換もしくは非置換炭化水素基から選択されるが、但し、R、R、およびRがメチル基であるとき、Rは、−COCHではないことを条件とする、化合物、
ならびに/またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、光学異性体、もしくはそれらの組み合わせ。
【請求項2】
およびRはそれぞれ独立して、置換もしくは非置換アルキル基、置換もしくは非置換アルケニル基、置換もしくは非置換アルキニル基、置換もしくは非置換芳香族基、置換もしくは非置換ヘテロ芳香族基、置換もしくは非置換炭素環式基、または置換もしくは非置換複素環式基から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
およびRはそれぞれ独立して、置換もしくは非置換アルキル、CHOH、置換もしくは非置換ハロアルキル、置換もしくは非置換ヒドロキシアルキル、置換もしくは非置換シアノアルキル、置換もしくは非置換アルケニル、置換もしくは非置換アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルケニル、置換もしくは非置換アルキルシクロアルキル、置換もしくは非置換アルキルシクロアルケニル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルケニル、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクロアルケニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロアリール、アルキレン−O−アルキル、アルキレン−O−シクロアルキル、アルキレン−O−ヘテロシクロアルキル、アルキレン−O−アルキレン−シクロアルキル、またはアルキレン−O−アルキレン−ヘテロシクロアルキルから選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
およびRはそれぞれ独立して、置換もしくは非置換C−Cアルキル、置換もしくは非置換C−Cアルケニル、置換もしくは非置換C−Cアルキルカルボニル、C−Cアルキレン−O−アルキル、置換もしくは非置換アルキルシクロアルキル、置換もしくは非置換アルキルアリール、または置換もしくは非置換アルキルヘテロアリールから選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
およびRはそれぞれ独立して、置換もしくは非置換C−Cアルキル、置換もしくは非置換C−Cアルケニル、またはC−Cアルキレン−O−アルキルから選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
は、置換もしくは非置換ヘテロ基から選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項7】
は、置換もしくは非置換COXから選択され、Xは、H、置換もしくは非置換炭化水素基、置換もしくは非置換ヘテロ基から選択される、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
−COXは、−COCRであり、式中、Rはそれぞれ独立して、H、置換もしくは非置換炭化水素基、置換もしくは非置換ヘテロ基から選択される、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
はそれぞれ独立して、置換もしくは非置換アミド基から選択される、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
およびRはそれぞれ独立して、H、置換もしくは非置換アルキル基から選択され、Rは、−NR(CO)CRであり、式中、R、R、およびRはそれぞれ、H、ハロ基、置換もしくは非置換アルキル基から選択される、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
、R、およびRは、ハロ基、任意に、フルオロ基から選択され得る、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
Rは、置換もしくは非置換炭化水素基から選択される、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項13】
前記化合物は、式IA:
【化74】


の化合物である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項14】
前記化合物は、式II:
【化75】


の化合物である、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
前記化合物は、式IIA:
【化76】


の化合物である、請求項13に記載の化合物。
【請求項16】
前記化合物は、式III:
【化77】


の化合物である、請求項13に記載の化合物。
【請求項17】
C7における配置は、S配置である、請求項1〜16のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項18】
前記化合物は、約20nM未満の癌細胞集団に対するIC50を有する、請求項1〜17のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項19】
前記化合物は、コルヒチン結合部位で、β−チューブリンに結合する、請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項20】
前記化合物は、コルヒチンの結合エネルギー未満の結合エネルギーを有する、請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
癌の治療のための、請求項1〜20のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項22】
前記癌は、肺癌、子宮頸癌、卵巣癌、CNSの癌、皮膚癌、前立腺癌、肉腫、乳癌、白血病、結腸直腸癌、頭部癌、頸部癌、または腎癌から選択される、請求項21に記載の化合物。
【請求項23】
前記癌は、乳癌、急性白血病、慢性白血病、結腸直腸癌、または脳腫瘍から選択される、請求項22に記載の化合物。
【請求項24】
前記癌は、癌腫である、請求項23に記載の化合物。
【請求項25】
前記癌腫は、小細胞癌腫、子宮頸癌腫、神経膠腫、星状細胞腫、前立腺癌腫、卵巣癌腫、黒色腫、乳癌腫、または結腸直腸癌腫から選択される、請求項24に記載の化合物。
【請求項26】
前記癌腫は、肺癌腫、子宮頸癌腫、腺癌腫、神経膠腫、前骨髄球性白血病、T細胞白血病、神経芽腫、リンパ腫、膵臓癌、およびALLから選択される、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
放射線療法と組み合わせた、請求項1〜20のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項28】
請求項1〜20のいずれか一項に記載の化合物、ならびに少なくとも1つの薬学的に許容される担体および/または希釈剤を含む、薬学的組成物。
【請求項29】
抗癌剤、および請求項1〜20のいずれか一項に記載の化合物を含む、薬学的組成物。
【請求項30】
前記抗癌剤は、エストロゲン受容体モジュレータ、アンドロゲン受容体モジュレータ、レチノイド受容体モジュレータ、チロシンキナーゼ阻害剤、細胞毒性剤、抗増殖剤、プレニル−タンパク質トランスフェラーゼ阻害剤、HMG−CoA還元酵素阻害剤、HIVプロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素阻害剤、他の血管新生阻害剤、またはそれらの組み合わせから選択される、請求項29に記載の組成物。
【請求項31】
哺乳動物における癌を治療するための方法であって、前記哺乳動物に治療的有効量の請求項1〜20のいずれか一項に記載の化合物を投与することを含む、方法。
【請求項32】
前記化合物は、放射線療法と併用される、請求項31に記載の化合物。
【請求項33】
哺乳動物における癌を治療するための方法であって、前記哺乳動物に、治療的有効量の請求項28〜30のいずれか一項に記載の組成物を投与することを含む、方法。
【請求項34】
前記組成物は、放射線療法と併用される、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記哺乳動物は、ヒトである、請求項31〜34のいずれか一項に記載の方法。
【請求項36】
前記癌は、肺癌、子宮頸癌、卵巣癌、CNSの癌、皮膚癌、前立腺癌、肉腫、乳癌、白血病、結腸直腸癌、頭部癌、頸部癌、または腎癌から選択される、請求項31〜35のいずれか一項に記載の方法。
【請求項37】
前記癌は、乳癌、急性白血病、慢性白血病、結腸直腸癌、または脳腫瘍から選択される、請求項31〜35のいずれか一項に記載の方法。
【請求項38】
前記癌は、癌腫である、請求項31〜35のいずれか一項に記載の方法。
【請求項39】
前記癌腫は、小細胞癌腫、子宮頸癌腫、神経膠腫、星状細胞腫、前立腺癌腫、卵巣癌腫、黒色腫、乳癌腫、または結腸直腸癌腫から選択される、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
前記癌腫は、肺癌腫、子宮頸癌腫、腺癌腫、神経膠腫、前骨髄球性白血病、T細胞白血病、神経芽腫、リンパ腫、膵臓癌、およびALLから選択される、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記化合物は、経口および/または非経口投与される、請求項31に記載の方法。
【請求項42】
前記組成物は、経口および/または非経口投与される、請求項33に記載の方法。
【請求項43】
前記化合物は、静脈内および/または腹腔内投与される、請求項31に記載の方法。
【請求項44】
前記組成物は、静脈内および/または腹腔内投与される、請求項33に記載の方法。
【請求項45】
哺乳動物における癌の治療のための薬剤を製造するための、請求項1〜20のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項46】
哺乳動物における癌の治療のための薬剤を製造するための、請求項28〜30のいずれか一項に記載の組成物の使用。
【請求項47】
哺乳動物における癌を治療するための、請求項1〜20のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項48】
放射線療法と組み合わせた前記化合物の使用をさらに含む、請求項47に記載の使用。
【請求項49】
哺乳動物における癌を治療するための、請求項28〜30のいずれか一項に記載の組成物の使用。
【請求項50】
放射線療法と組み合わせた前記組成物の使用をさらに含む、請求項49に記載の使用。
【請求項51】
前記哺乳動物は、ヒトである、請求項45〜50のいずれか一項に記載の使用。
【請求項52】
前記癌は、肺癌、子宮頸癌、卵巣癌、CNSの癌、皮膚癌、前立腺癌、肉腫、乳癌、白血病、結腸直腸癌、頭部癌、頸部癌、または腎癌から選択される、請求項45〜51のいずれか一項に記載の使用。
【請求項53】
前記癌は、乳癌、急性白血病、慢性白血病、結腸直腸癌、または脳腫瘍から選択される、請求項45〜51のいずれか一項に記載の使用。
【請求項54】
前記癌は、癌腫である、請求項45〜51のいずれか一項に記載の使用。
【請求項55】
前記癌腫は、小細胞癌腫、子宮頸癌腫、神経膠腫、星状細胞腫、前立腺癌腫、卵巣癌腫、黒色腫、乳癌腫、または結腸直腸癌腫から選択される、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
前記癌腫は、肺癌腫、子宮頸癌腫、腺癌腫、神経膠腫、前骨髄球性白血病、T細胞白血病、神経芽腫、リンパ腫、膵臓癌、およびALLから選択される、請求項55に記載の方法。
【請求項57】
前記化合物は、経口および/または非経口投与可能である、請求項45または47に記載の使用。
【請求項58】
前記組成物は、経口および/または非経口投与が可能である、請求項46または49に記載の使用。
【請求項59】
前記化合物は、静脈内および/または腹腔内投与が可能である、請求項45または47に記載の使用。
【請求項60】
前記組成物は、静脈内および/または腹腔内投与が可能である、請求項46または49に記載の使用。
【請求項61】
3次元培養細胞への治療化合物または組成物の効果をMRで判定するための、前記細胞の使用。
【請求項62】
前記MRは、Hおよび/または19F MRである、請求項61に記載の使用。
【請求項63】
前記3次元培養細胞は、T−リンパ芽球様(CEM)細胞を含む、請求項61に記載の使用。
【請求項64】
前記治療薬物または組成物は、請求項1〜17のいずれか一項に記載の化合物を含む、請求項61〜63のいずれか一項に記載の使用。
【請求項65】
前記細胞は、中空糸型バイオリアクタ(HFB)内で培養された、請求項61〜64のいずれか一項に記載の使用。
【請求項66】
培養細胞への治療化合物または組成物の効果を判定するための方法であって、
3次元培養細胞を増殖させることと、
前記治療化合物または組成物を導入することと、
MRIを使用して、前記細胞への前記治療化合物または組成物の効果を監視することと、
を含む、方法。
【請求項67】
前記MRIは、Hおよび/または19F MRIである、請求項66に記載の使用。
【請求項68】
前記3次元培養細胞は、T−リンパ芽球様(CEM)細胞を含む、請求項67に記載の使用。
【請求項69】
前記治療薬物または組成物は、請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物を含む、請求項66〜68のいずれか一項に記載の使用。
【請求項70】
前記細胞を中空糸型バイオリアクタ(HFB)内で増殖させた、請求項66〜69のいずれか一項に記載の使用。
【請求項71】
式IB:
【化78】


の化合物であって、式中、
Zは、OまたはSであり、
11は、H、置換もしくは非置換アルコキシ、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換アルケニル、置換もしくは非置換アルキニル、置換もしくは非置換アルキルカルボニル、または−(C=O)Hから選択され、
およびRはそれぞれ独立して、H、ハロ基、置換もしくは非置換炭化水素基、置換もしくは非置換ヘテロ基、または置換もしくは非置換炭素環式基から選択される、化合物、
ならびに/またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、光学異性体、もしくはそれらの組み合わせ。
【請求項72】
およびRはそれぞれ独立して、置換もしくは非置換アルキル基、置換もしくは非置換アルケニル基、置換もしくは非置換アルキニル基、置換もしくは非置換芳香族基、置換もしくは非置換ヘテロ芳香族基、置換もしくは非置換炭素環式基、または置換もしくは非置換複素環式基から選択される、請求項71に記載の化合物。
【請求項73】
およびRはそれぞれ独立して、置換もしくは非置換アルキル、CHOH、置換もしくは非置換ハロアルキル、置換もしくは非置換ヒドロキシアルキル、置換もしくは非置換シアノアルキル、置換もしくは非置換アルケニル、置換もしくは非置換アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルケニル、置換もしくは非置換アルキルシクロアルキル、置換もしくは非置換アルキルシクロアルケニル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルケニル、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクロアルケニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロアリール、アルキレン−O−アルキル、アルキレン−O−シクロアルキル、アルキレン−O−ヘテロシクロアルキル、アルキレン−O−アルキレン−シクロアルキル、またはアルキレン−O−アルキレン−ヘテロシクロアルキルから選択される、請求項71に記載の化合物。
【請求項74】
およびRはそれぞれ独立して、置換もしくは非置換C−Cアルキル、置換もしくは非置換C−Cアルケニル、置換もしくは非置換C−Cアルキルカルボニル、C−Cアルキレン−O−アルキル、置換もしくは非置換アルキルシクロアルキル、置換もしくは非置換アルキルアリール、または置換もしくは非置換アルキルヘテロアリールから選択される、請求項71に記載の化合物。
【請求項75】
およびRはそれぞれ独立して、置換もしくは非置換C−Cアルキル、置換もしくは非置換C−Cアルケニル、またはC−Cアルキレン−O−アルキルから選択される、請求項71に記載の化合物。
【請求項76】
11は、H、置換もしくは非置換アルコキシ、または−(C=O)Hから選択される、請求項71〜75のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項77】
11は、H、置換もしくは非置換アルコキシ、または−(C=O)Hから選択される、請求項76に記載の化合物。
【請求項78】
Rは、置換もしくは非置換炭化水素基から選択される、請求項71〜77のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項79】
Rは、置換もしくは非置換C−Cアルキルから選択される、請求項78に記載の化合物。
【請求項80】
前記化合物は、式IC:
【化79】


の化合物である、請求項71〜79のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項81】
前記化合物は、式ID:
【化80】


の化合物である、請求項80に記載の化合物。
【請求項82】
前記化合物は、式IE:
【化81】


の化合物である、請求項80に記載の化合物。
【請求項83】
前記化合物は、式IF:
【化82】


の化合物である、請求項80に記載の化合物。
【請求項84】
前記化合物は、約20nM未満の癌細胞集団に対するIC50を有する、請求項71〜83のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項85】
前記化合物は、コルヒチン結合部位で、β−チューブリンに結合する、請求項71〜84のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項86】
前記化合物は、コルヒチンの前記結合エネルギー未満の結合エネルギーを有する、請求項85に記載の化合物。
【請求項87】
癌を治療するための、請求項71〜86のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項88】
前記癌は、肺癌、子宮頸癌、卵巣癌、CNSの癌、皮膚癌、前立腺癌、肉腫、乳癌、白血病、結腸直腸癌、頭部癌、頸部癌、または腎癌から選択される、請求項87に記載の化合物。
【請求項89】
前記癌は、乳癌、急性白血病、慢性白血病、結腸直腸癌、または脳腫瘍から選択される、請求項88に記載の化合物。
【請求項90】
前記癌は、癌腫である、請求項89に記載の化合物。
【請求項91】
前記癌腫は、小細胞癌腫、子宮頸癌腫、神経膠腫、星状細胞腫、前立腺癌腫、卵巣癌腫、黒色腫、乳癌腫、または結腸直腸癌腫から選択される、請求項90に記載の化合物。
【請求項92】
前記癌腫は、肺癌腫、子宮頸癌腫、腺癌腫、神経膠腫、前骨髄球性白血病、T細胞白血病、神経芽腫、リンパ腫、膵臓癌、およびALLから選択される、請求項91に記載の化合物。
【請求項93】
放射線療法と組み合わせた、請求項71〜86のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項94】
請求項71〜86にいずれか一項に記載の化合物、ならびに少なくとも1つの薬学的に許容される担体および/または希釈剤を含む、薬学的組成物。
【請求項95】
抗癌剤、および請求項71〜86のいずれか一項に記載の化合物を含む、薬学的組成物。
【請求項96】
前記抗癌剤は、エストロゲン受容体モジュレータ、アンドロゲン受容体モジュレータ、レチノイド受容体モジュレータ、チロシンキナーゼ阻害剤、細胞毒性剤、抗増殖剤、プレニル−タンパク質トランスフェラーゼ阻害剤、HMG−CoA還元酵素阻害剤、HIVプロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素阻害剤、他の血管新生阻害剤、またはそれらの組み合わせから選択される、請求項95に記載の組成物。
【請求項97】
哺乳動物における癌を治療するための方法であって、治療的有効量の請求項71〜86のいずれか一項に記載の化合物を前記哺乳動物に投与することを含む、方法。
【請求項98】
前記化合物は、放射線療法と併用される、請求項97に記載の方法。
【請求項99】
哺乳動物における癌を治療するための方法であって、治療的有効量の請求項94〜96のいずれか一項に記載の組成物を前記哺乳動物に投与することを含む、方法。
【請求項100】
前記組成物は放射線療法と併用される、請求項99に記載の方法。
【請求項101】
前記哺乳動物は、ヒトである、請求項97〜100のいずれか一項に記載の方法。
【請求項102】
前記癌は、肺癌、子宮頸癌、卵巣癌、CNSの癌、皮膚癌、前立腺癌、肉腫、乳癌、白血病、結腸直腸癌、頭部癌、頸部癌、または腎癌から選択される、請求項97〜101のいずれか一項に記載の方法。
【請求項103】
前記癌は、乳癌、急性白血病、慢性白血病、結腸直腸癌、または脳腫瘍から選択される、請求項97〜101のいずれか一項に記載の方法。
【請求項104】
前記癌は、癌腫である、請求項97〜101のいずれか一項に記載の方法。
【請求項105】
前記癌腫は、小細胞癌腫、子宮頸癌腫、神経膠腫、星状細胞腫、前立腺癌腫、卵巣癌腫、黒色腫、乳癌腫、または結腸直腸癌腫から選択される、請求項104に記載の方法。
【請求項106】
前記癌腫は、肺癌腫、子宮頸癌腫、腺癌腫、神経膠腫、前骨髄球性白血病、T細胞白血病、神経芽腫、リンパ腫、膵臓癌、およびALLから選択される、請求項105に記載の方法。
【請求項107】
前記化合物は、経口および/または非経口投与される、請求項97に記載の方法。
【請求項108】
前記組成物は、経口および/または非経口投与される、請求項99に記載の方法。
【請求項109】
前記化合物は、静脈内および/または腹腔内投与される、請求項97に記載の方法。
【請求項110】
前記組成物は、静脈内および/または腹腔内投与される、請求項99に記載の方法。
【請求項111】
哺乳動物の癌の治療のための薬剤の製造のための、請求項71〜86のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項112】
哺乳動物における癌の治療のための薬剤の製造のための、請求項94〜96のいずれか一項に記載の組成物の使用。
【請求項113】
哺乳動物における癌を治療するための、請求項71〜86のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項114】
放射線療法と組み合わせた前記化合物の使用をさらに含む、請求項113に記載の使用。
【請求項115】
哺乳動物における癌を治療するための、請求項94〜96のいずれか一項に記載の組成物の使用。
【請求項116】
放射線療法と組み合わせた前記組成物の使用をさらに含む、請求項115に記載の使用。
【請求項117】
前記哺乳動物は、ヒトである、請求項111〜116のいずれか一項に記載の使用。
【請求項118】
前記癌は、肺癌、子宮頸癌、卵巣癌、CNSの癌、皮膚癌、前立腺癌、肉腫、乳癌、白血病、結腸直腸癌、頭部癌、頸部癌、または腎癌から選択される、請求項111〜117のいずれか一項に記載の使用。
【請求項119】
前記癌は、乳癌、急性白血病、慢性白血病、結腸直腸癌、または脳腫瘍から選択される、請求項111〜117のいずれか一項に記載の使用。
【請求項120】
前記癌は、癌腫である、請求項111〜117のいずれか一項に記載の使用。
【請求項121】
前記癌腫は、小細胞癌腫、子宮頸癌腫、神経膠腫、星状細胞腫、前立腺癌腫、卵巣癌腫、黒色腫、乳癌腫、または結腸直腸癌腫から選択される、請求項120に記載の方法。
【請求項122】
前記癌腫は、肺癌腫、子宮頸癌腫、腺癌腫、神経膠腫、前骨髄球性白血病、T細胞白血病、神経芽腫、リンパ腫、膵臓癌、およびALLから選択される、請求項121に記載の方法。
【請求項123】
前記化合物は、経口および/または非経口投与可能である、請求項111または113に記載の使用。
【請求項124】
前記組成物は、経口および/または非経口投与可能である、請求項112または115に記載の使用。
【請求項125】
前記化合物は、静脈内および/または腹腔内投与可能である、請求項111または113に記載の使用。
【請求項126】
前記組成物は、静脈内および/または腹腔内投与可能である、請求項112または115に記載の使用。
【請求項127】
式IX:
【化83】


の化合物であって、式中、
Zは、OまたはSであり、
1AおよびR1Bはそれぞれ独立して、H、または置換もしくは非置換炭化水素基から選択され、
12は、H、置換もしくは非置換アルコキシ、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換アルケニル、または置換もしくは非置換アルキニルから選択され、
およびRはそれぞれ独立して、H、ハロ基、置換もしくは非置換炭化水素基、置換もしくは非置換ヘテロ基、置換もしくは非置換炭素環式基、置換もしくは非置換複素環式基、置換もしくは非置換芳香族、または置換もしくは非置換ヘテロ芳香族から選択され、
Rは、H、または置換もしくは非置換炭化水素基から選択される、化合物、
ならびに/またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、光学異性体、もしくはそれらの組み合わせ。
【請求項128】
およびRはそれぞれ独立して、置換もしくは非置換アルキル基、置換もしくは非置換アルケニル基、置換もしくは非置換アルキニル基、置換もしくは非置換芳香族基、置換もしくは非置換ヘテロ芳香族基、置換もしくは非置換炭素環式基、または置換もしくは非置換複素環式基から選択される、請求項127に記載の化合物。
【請求項129】
およびRはそれぞれ独立して、置換もしくは非置換アルキル、CHOH、置換もしくは非置換ハロアルキル、置換もしくは非置換ヒドロキシアルキル、置換もしくは非置換シアノアルキル、置換もしくは非置換アルケニル、置換もしくは非置換アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルケニル、置換もしくは非置換アルキルシクロアルキル、置換もしくは非置換アルキルシクロアルケニル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルケニル、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクロアルケニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロアリール、アルキレン−O−アルキル、アルキレン−O−シクロアルキル、アルキレン−O−ヘテロシクロアルキル、アルキレン−O−アルキレン−シクロアルキル、またはアルキレン−O−アルキレン−ヘテロシクロアルキルから選択される、請求項127に記載の化合物。
【請求項130】
およびRはそれぞれ独立して、置換もしくは非置換C−Cアルキル、置換もしくは非置換C−Cアルケニル、置換もしくは非置換C−Cアルキルカルボニル、C−Cアルキレン−O−アルキル、置換もしくは非置換アルキルシクロアルキル、置換もしくは非置換アルキルアリール、または置換もしくは非置換アルキルヘテロアリールから選択される、請求項127に記載の化合物。
【請求項131】
およびRはそれぞれ独立して、置換もしくは非置換C−Cアルキル、置換もしくは非置換C−Cアルケニル、またはC−Cアルキレン−O−アルキルから選択される、請求項127に記載の化合物。
【請求項132】
1AおよびR1Bはそれぞれ独立して、H、または置換もしくは非置換アルキル基から選択される、請求項127〜131のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項133】
12は、置換もしくは非置換アルコキシ、または置換もしくは非置換アルキルから選択される、請求項132に記載の化合物。
【請求項134】
12は、置換もしくは非置換C−Cアルコキシ基、または置換もしくは非置換C−Cアルキル基から選択される、請求項133に記載の化合物。
【請求項135】
12は、置換もしくは非置換C−Cアルコキシ基から選択される、請求項134に記載の化合物。
【請求項136】
Rは、置換もしくは非置換炭化水素基から選択される、請求項127〜135のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項137】
Rは、置換もしくは非置換C−Cアルキルから選択される、請求項136に記載の化合物。
【請求項138】
前記化合物は、式IXA:
【化84】


の化合物である、請求項127〜137のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項139】
前記化合物は、式IXB:
【化85】


の化合物である、請求項138に記載の化合物。
【請求項140】
前記化合物は、式IXC:
【化86】


の化合物である、請求項139に記載の化合物。
【請求項141】
C7における配置は、S配置である、請求項127〜140のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項142】
前記化合物は、約20nM未満の癌細胞集団に対するIC50を有する、請求項127〜141のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項143】
前記化合物は、コルヒチン結合部位で、β−チューブリンに結合する、請求項127〜142のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項144】
前記化合物は、コルヒチンの前記結合エネルギー未満の結合エネルギーを有する、請求項143に記載の化合物。
【請求項145】
癌を治療するための、請求項127〜144のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項146】
前記癌は、肺癌、子宮頸癌、卵巣癌、CNSの癌、皮膚癌、前立腺癌、肉腫、乳癌、白血病、結腸直腸癌、頭部癌、頸部癌、または腎癌から選択される、請求項145に記載の化合物。
【請求項147】
前記癌は、乳癌、急性白血病、慢性白血病、結腸直腸癌、または脳腫瘍から選択される、請求項146に記載の化合物。
【請求項148】
前記癌は、癌腫である、請求項147に記載の化合物。
【請求項149】
前記癌腫は、小細胞癌腫、子宮頸癌腫、神経膠腫、星状細胞腫、前立腺癌腫、卵巣癌腫、黒色腫、乳癌腫、または結腸直腸癌腫から選択される、請求項148に記載の化合物。
【請求項150】
前記癌腫は、肺癌腫、子宮頸癌腫、腺癌腫、神経膠腫、前骨髄球性白血病、T細胞白血病、神経芽腫、リンパ腫、膵臓癌、およびALLから選択される、請求項149に記載の化合物。
【請求項151】
放射線療法と組み合わせた、請求項127〜144のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項152】
請求項127〜144のいずれか一項に記載の化合物、ならびに少なくとも1つの薬学的に許容される担体、および/または希釈剤を含む、薬学的組成物。
【請求項153】
抗癌剤、および請求項127〜144のいずれか一項に記載の化合物を含む、薬学的組成物。
【請求項154】
前記抗癌剤は、エストロゲン受容体モジュレータ、アンドロゲン受容体モジュレータ、レチノイド受容体モジュレータ、チロシンキナーゼ阻害剤、細胞毒性剤、抗増殖剤、プレニル−タンパク質トランスフェラーゼ阻害剤、HMG−CoA還元酵素阻害剤、HIVプロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素阻害剤、他の血管新生阻害剤、またはそれらの組み合わせから選択される、請求項153に記載の組成物。
【請求項155】
哺乳動物における癌を治療するための方法であって、治療的有効量の請求項127〜144のいずれか一項に記載の化合物を前記哺乳動物に投与することを含む、方法。
【請求項156】
前記化合物は、放射線療法と併用される、請求項155に記載の方法。
【請求項157】
哺乳動物における癌を治療するための方法であって、治療的有効量の請求項152〜154のいずれか一項に記載の組成物を前記哺乳動物に投与することを含む、方法。
【請求項158】
前記組成物は放射線療法と併用される、請求項157に記載の方法。
【請求項159】
前記哺乳動物は、ヒトである、請求項155〜158のいずれか一項に記載の方法。
【請求項160】
前記癌は、肺癌、子宮頸癌、卵巣癌、CNSの癌、皮膚癌、前立腺癌、肉腫、乳癌、白血病、結腸直腸癌、頭部癌、頸部癌、または腎癌から選択される、請求項155〜159のいずれか一項に記載の方法。
【請求項161】
前記癌は、乳癌、急性白血病、慢性白血病、結腸直腸癌、または脳腫瘍から選択される、請求項155〜159のいずれか一項に記載の方法。
【請求項162】
前記癌は、癌腫である、請求項155〜159のいずれか一項に記載の方法。
【請求項163】
前記癌腫は、小細胞癌腫、子宮頸癌腫、神経膠腫、星状細胞腫、前立腺癌腫、卵巣癌腫、黒色腫、乳癌腫、または結腸直腸癌腫から選択される、請求項162に記載の方法。
【請求項164】
前記癌腫は、肺癌腫、子宮頸癌腫、腺癌腫、神経膠腫、前骨髄球性白血病、T細胞白血病、神経芽腫、リンパ腫、膵臓癌、およびALLから選択される、請求項163に記載の方法。
【請求項165】
前記化合物は、経口および/または非経口投与される、請求項155に記載の方法。
【請求項166】
前記組成物は、経口および/または非経口投与される、請求項157に記載の方法。
【請求項167】
前記化合物は、静脈内および/または腹腔内投与される、請求項155に記載の方法。
【請求項168】
前記組成物は、静脈内および/または腹腔内投与される、請求項157に記載の方法。
【請求項169】
哺乳動物における癌の治療のための薬剤の製造ための、請求項127〜144のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項170】
哺乳動物における癌の治療のための薬剤の製造のための、請求項152〜154のいずれか一項に記載の組成物の使用。
【請求項171】
哺乳動物における癌を治療するための、請求項127〜144のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項172】
放射線療法と組み合わせた前記化合物の使用をさらに含む、請求項171に記載の使用。
【請求項173】
哺乳動物における癌を治療するための、請求項152〜154のいずれか一項に記載の組成物の使用。
【請求項174】
放射線療法と組み合わせた前記組成物の使用をさらに含む、請求項173に記載の使用。
【請求項175】
前記哺乳動物は、ヒトである、請求項169〜174のいずれか一項に記載の使用。
【請求項176】
前記癌は、肺癌、子宮頸癌、卵巣癌、CNSの癌、皮膚癌、前立腺癌、肉腫、乳癌、白血病、結腸直腸癌、頭部癌、頸部癌、または腎癌から選択される、請求項169〜175のいずれか一項に記載の使用。
【請求項177】
前記癌は、乳癌、急性白血病、慢性白血病、結腸直腸癌、または脳腫瘍から選択される、請求項169〜175のいずれか一項に記載の使用。
【請求項178】
前記癌は、癌腫である、請求項169〜175のいずれか一項に記載の使用。
【請求項179】
前記癌腫は、小細胞癌腫、子宮頸癌腫、神経膠腫、星状細胞腫、前立腺癌腫、卵巣癌腫、黒色腫、乳癌腫、または結腸直腸癌腫から選択される、請求項178に記載の方法。
【請求項180】
前記癌腫は、肺癌腫、子宮頸癌腫、腺癌腫、神経膠腫、前骨髄球性白血病、T細胞白血病、神経芽腫、リンパ腫、膵臓癌、およびALLから選択される、請求項179に記載の方法。
【請求項181】
前記化合物は、経口および/または非経口投与可能である、請求項169または171に記載の使用。
【請求項182】
前記組成物は、経口および/または非経口投与可能である、請求項170または173に記載の使用。
【請求項183】
前記化合物は、静脈内および/または腹腔内投与可能である、請求項169または171に記載の使用。
【請求項184】
前記組成物は、静脈内および/または腹腔内投与可能である、請求項170または173に記載の使用。
【請求項185】
式X:
【化87】


の化合物であって、式中、
Zは、OまたはSであり、
Yは、NHまたはCHであり、
10は、H、置換もしくは非置換炭化水素基、または置換もしくは非置換ヘテロ基から選択され、
およびRはそれぞれ独立して、H、ハロ基、置換もしくは非置換炭化水素基、置換もしくは非置換ヘテロ基、置換もしくは非置換炭素環式基、置換もしくは非置換複素環式基、置換もしくは非置換芳香族、または置換もしくは非置換ヘテロ芳香族から選択され、
Rは、H、または置換もしくは非置換炭化水素基から選択される、化合物、
ならびに/またはその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、互変異性体、光学異性体、もしくはそれらの組み合わせ。
【請求項186】
およびRはそれぞれ独立して、置換もしくは非置換アルキル基、置換もしくは非置換アルケニル基、置換もしくは非置換アルキニル基、置換もしくは非置換芳香族基、置換もしくは非置換ヘテロ芳香族基、置換もしくは非置換炭素環式基、または置換もしくは非置換複素環式基から選択される、請求項185に記載の化合物。
【請求項187】
およびRはそれぞれ独立して、置換もしくは非置換アルキル、CHOH、置換もしくは非置換ハロアルキル、置換もしくは非置換ヒドロキシアルキル、置換もしくは非置換シアノアルキル、置換もしくは非置換アルケニル、置換もしくは非置換アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルケニル、置換もしくは非置換アルキルシクロアルキル、置換もしくは非置換アルキルシクロアルケニル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルケニル、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクロアルケニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロアリール、アルキレン−O−アルキル、アルキレン−O−シクロアルキル、アルキレン−O−ヘテロシクロアルキル、アルキレン−O−アルキレン−シクロアルキル、またはアルキレン−O−アルキレン−ヘテロシクロアルキルから選択される、請求項185に記載の化合物。
【請求項188】
およびRはそれぞれ独立して、置換もしくは非置換C−Cアルキル、置換もしくは非置換C−Cアルケニル、置換もしくは非置換C−Cアルキルカルボニル、C−Cアルキレン−O−アルキル、置換もしくは非置換アルキルシクロアルキル、置換もしくは非置換アルキルアリール、または置換もしくは非置換アルキルヘテロアリールから選択される、請求項185に記載の化合物。
【請求項189】
およびRはそれぞれ独立して、置換もしくは非置換C−Cアルキル、置換もしくは非置換C−Cアルケニル、またはC−Cアルキレン−O−アルキルから選択される、請求項185に記載の化合物。
【請求項190】
10は、置換もしくは非置換炭化水素基、または置換もしくは非置換ヘテロ基から選択される、請求項185〜189のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項191】
10は、置換もしくは非置換アルキル基、置換もしくは非置換アルケニル基、置換もしくは非置換アルキニル基、置換もしくは非置換芳香族基、置換もしくは非置換ヘテロ芳香族基、置換もしくは非置換炭素環式基、または置換もしくは非置換複素環式基から選択される、請求項190に記載の化合物。
【請求項192】
10は、置換もしくは非置換アルキル、CHOH、置換もしくは非置換ハロアルキル、置換もしくは非置換ヒドロキシアルキル、置換もしくは非置換シアノアルキル、置換もしくは非置換アルケニル、置換もしくは非置換アルキニル、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルケニル、置換もしくは非置換アルキルシクロアルキル、置換もしくは非置換アルキルシクロアルケニル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクロアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクロアルケニル、置換もしくは非置換アルキルヘテロシクロアルケニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換アルキルアリール、置換もしくは非置換アルキルヘテロアリール、アルキレン−O−アルキル、アルキレン−O−シクロアルキル、アルキレン−O−ヘテロシクロアルキル、アルキレン−O−アルキレン−シクロアルキル、またはアルキレン−O−アルキレン−ヘテロシクロアルキルから選択される、請求項191に記載の化合物。
【請求項193】
10は、置換もしくは非置換C−Cアルキル、置換もしくは非置換C−Cアルケニル、置換もしくは非置換C−Cアルキニル、置換もしくは非置換C−Cアルキルカルボニル、C−Cアルキレン−O−アルキル、置換もしくは非置換アルキルシクロアルキル、置換もしくは非置換アルキルアリール、または置換もしくは非置換アルキルヘテロアリールから選択される、請求項192に記載の化合物。
【請求項194】
10は、置換もしくは非置換C−Cアルキル、または置換もしくは非置換C−Cアルケニル、またはC−Cアルキニルから選択される、請求項193に記載の化合物。
【請求項195】
10は、置換もしくは非置換C−Cアルキルから選択される、請求項194に記載の化合物。
【請求項196】
Rは、置換もしくは非置換炭化水素基から選択される、請求項185〜195のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項197】
Rは、置換もしくは非置換C−Cアルキルから選択される、請求項196に記載の化合物。
【請求項198】
前記化合物は、式XAおよび/またはXB:
【化88】


【化89】


の化合物である、請求項185〜196のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項199】
前記化合物は、式XCおよび/またはXD:
【化90】



【化91】


の化合物である、請求項198に記載の化合物。
【請求項200】
前記化合物は、式XEおよび/またはXF:
【化92】


【化93】


の化合物である、請求項198に記載の化合物。
【請求項201】
C7における配置は、S配置である、請求項185〜200のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項202】
前記化合物は、約20nM未満の癌細胞集団に対するIC50を有する、請求項185〜201のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項203】
前記化合物は、コルヒチン結合部位で、β−チューブリンに結合する、請求項185〜202のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項204】
前記化合物は、コルヒチンの前記結合エネルギー未満の結合エネルギーを有する、請求項203に記載の化合物。
【請求項205】
癌の治療のための、請求項185〜204のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項206】
前記癌は、肺癌、子宮頸癌、卵巣癌、CNSの癌、皮膚癌、前立腺癌、肉腫、乳癌、白血病、結腸直腸癌、頭部癌、頸部癌、または腎癌から選択される、請求項205に記載の化合物。
【請求項207】
前記癌は、乳癌、急性白血病、慢性白血病、結腸直腸癌、または脳腫瘍から選択される、請求項206に記載の化合物。
【請求項208】
前記癌は、癌腫である、請求項207に記載の化合物。
【請求項209】
前記癌腫は、小細胞癌腫、子宮頸癌腫、神経膠腫、星状細胞腫、前立腺癌腫、卵巣癌腫、黒色腫、乳癌腫、または結腸直腸癌腫から選択される、請求項208に記載の化合物。
【請求項210】
前記癌腫は、肺癌腫、子宮頸癌腫、腺癌腫、神経膠腫、前骨髄球性白血病、T細胞白血病、神経芽腫、リンパ腫、膵臓癌、およびALLから選択される、請求項209に記載の化合物。
【請求項211】
放射線療法と組み合わせた、請求項185〜204のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項212】
請求項185〜204のいずれか一項に記載の化合物、ならびに少なくとも1つの薬学的に許容される担体および/または希釈剤を含む、薬学的組成物。
【請求項213】
抗癌剤、および請求項185〜204のいずれか一項に記載の化合物を含む、薬学的組成物。
【請求項214】
前記抗癌剤は、エストロゲン受容体モジュレータ、アンドロゲン受容体モジュレータ、レチノイド受容体モジュレータ、チロシンキナーゼ阻害剤、細胞毒性剤、抗増殖剤、プレニル−タンパク質トランスフェラーゼ阻害剤、HMG−CoA還元酵素阻害剤、HIVプロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素阻害剤、他の血管新生阻害剤、またはそれらの組み合わせから選択される、請求項213に記載の組成物。
【請求項215】
哺乳動物における癌を治療するための方法であって、治療的有効量の請求項185〜204のいずれか一項に記載の化合物を前記哺乳動物に投与することを含む、方法。
【請求項216】
前記化合物は、放射線療法と併用される、請求項215に記載の方法。
【請求項217】
哺乳動物における癌を治療するための方法であって、治療的有効量の請求項212〜214のいずれか一項に記載の組成物を前記哺乳動物に投与することを含む、方法。
【請求項218】
前記組成物は、放射線療法と併用される、請求項217に記載の方法。
【請求項219】
前記哺乳動物は、ヒトである、請求項215〜218のいずれか一項に記載の方法。
【請求項220】
前記癌は、肺癌、子宮頸癌、卵巣癌、CNSの癌、皮膚癌、前立腺癌、肉腫、乳癌、白血病、結腸直腸癌、頭部癌、頸部癌、または腎癌から選択される、請求項215〜219のいずれか一項に記載の方法。
【請求項221】
前記癌は、乳癌、急性白血病、慢性白血病、結腸直腸癌、または脳腫瘍から選択される、請求項215〜219のいずれか一項に記載の方法。
【請求項222】
前記癌は、癌腫である、請求項215〜219のいずれか一項に記載の方法。
【請求項223】
前記癌腫は、小細胞癌腫、子宮頸癌腫、神経膠腫、星状細胞腫、前立腺癌腫、卵巣癌腫、黒色腫、乳癌腫、または結腸直腸癌腫から選択される、請求項222に記載の方法。
【請求項224】
前記癌腫は、肺癌腫、子宮頸癌腫、腺癌腫、神経膠腫、前骨髄球性白血病、T細胞白血病、神経芽腫、リンパ腫、膵臓癌、およびALLから選択される、請求項223に記載の方法。
【請求項225】
前記化合物は、経口および/または非経口投与される、請求項215に記載の方法。
【請求項226】
前記組成物は、経口および/または非経口投与される、請求項217に記載の方法。
【請求項227】
前記化合物は、静脈内および/または腹腔内投与される、請求項215に記載の方法。
【請求項228】
前記組成物は、静脈内および/または腹腔内投与される、請求項217に記載の方法。
【請求項229】
哺乳動物における癌の治療のための薬剤の製造のための、請求項185〜204のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項230】
哺乳動物における癌の治療のための薬剤の製造のための、請求項212〜214のいずれか一項に記載の組成物の使用。
【請求項231】
哺乳動物における癌を治療するための、請求項185〜204のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項232】
放射線療法と組み合わせた前記化合物の使用をさらに含む、請求項231に記載の使用。
【請求項233】
哺乳動物における癌を治療するための、請求項212〜214のいずれか一項に記載の組成物の使用。
【請求項234】
放射線療法と組み合わせた前記組成物の使用をさらに含む、請求項233に記載の使用。
【請求項235】
前記哺乳動物は、ヒトである、請求項229〜234のいずれか一項に記載の使用。
【請求項236】
前記癌は、肺癌、子宮頸癌、卵巣癌、CNSの癌、皮膚癌、前立腺癌、肉腫、乳癌、白血病、結腸直腸癌、頭部癌、頸部癌、または腎癌から選択される、請求項229〜235のいずれか一項に記載の使用。
【請求項237】
前記癌は、乳癌、急性白血病、慢性白血病、結腸直腸癌、または脳腫瘍から選択される、請求項229〜235のいずれか一項に記載の使用。
【請求項238】
前記癌は、癌腫である、請求項229〜235のいずれか一項に記載の使用。
【請求項239】
前記癌腫は、小細胞癌腫、子宮頸癌腫、神経膠腫、星状細胞腫、前立腺癌腫、卵巣癌腫、黒色腫、乳癌腫、または結腸直腸癌腫から選択される、請求項238に記載の方法。
【請求項240】
前記癌腫は、肺癌腫、子宮頸癌腫、腺癌腫、神経膠腫、前骨髄球性白血病、T細胞白血病、神経芽腫、リンパ腫、膵臓癌、およびALLから選択される、請求項239に記載の方法。
【請求項241】
前記化合物は、経口および/または非経口投与可能である、請求項229または231に記載の使用。
【請求項242】
前記組成物は、経口および/または非経口投与可能である、請求項230または233に記載の使用。
【請求項243】
前記化合物は、静脈内および/または腹腔内投与可能である、請求項229または231に記載の使用。
【請求項244】
前記組成物は、静脈内および/または腹腔内投与可能である、請求項230または233に記載の使用。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図3A】
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【図4】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図4D】
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【図4E】
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【図4F】
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【図4G】
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【図4H】
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【図7】
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【図10A】
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【図10B】
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【図10C】
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【図10D】
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【図10E】
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【図11A)】
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【図11B)】
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【図11C)】
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【図11D)】
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【図12】
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【図16A)】
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【図16B)】
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【図17】
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【図5】
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【図6】
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【図8】
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【図9】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公表番号】特表2013−502441(P2013−502441A)
【公表日】平成25年1月24日(2013.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−525826(P2012−525826)
【出願日】平成22年7月30日(2010.7.30)
【国際出願番号】PCT/CA2010/001199
【国際公開番号】WO2011/022805
【国際公開日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【出願人】(512048734)アルバータ・ヘルス・サービシーズ (1)
【氏名又は名称原語表記】ALBERTA HEALTH SERVICES
【出願人】(595006223)ナショナル リサーチ カウンシル オブ カナダ (25)
【Fターム(参考)】