説明

機能設定装置、画像形成装置およびプログラム

【課題】複数の設定項目からなる機能を設定する際に、数字キーを用いた簡単な設定操作を可能とする。
【解決手段】選択項目抽出部は、予め格納されている複数の設定項目リストの中から8つの設定項目を選択項目リストとして抽出する。表示制御部は、抽出された8つの設定項目をテンキー61の数字に対応させ、選択項目表示リスト72として画像形成装置の表示パネル内に表示する。通常のタッチパネル操作およびテンキー61の操作のいずれによっても設定項目の選択が可能となる。また、表示パネル内の表示内容は、テンキー61の操作に連動して変化する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、機能設定装置、画像形成装置およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、各機能メニューの項目に対して番号を割り付けておき、この番号を入力することによって該当する機能の設定画面を開いたり、条件の設定を行うことが開示されている。
【0003】
特許文献2には、各メニューを、各メニューの階層位置を表す番号と対応付けておくことで、設定したい機能に対応付けられた番号を入力することにより設定したい機能を選択することが開示されている。
【0004】
【特許文献1】特開2003−21986号公報
【特許文献2】特開2003−323081号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、複数の設定項目からなる機能を設定する際に、数字キーを用いた簡単な設定操作が可能な機能設定装置、画像形成装置およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[機能設定装置]
請求項1に係る本発明は、複数の数字に対応したキーにより構成される数字キーと、
機能を設定するための画面を表示するとともに、前記画面への操作位置を検出する表示操作検出手段と、
処理の機能を設定するための複数の設定項目からなる設定項目リストを格納する格納手段と、
前記格納手段に格納されている設定項目リストの中から予め定められた項目数の設定項目を選択項目リストとして抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された選択項目リストを番号に対応付けて前記表示操作検出手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示操作検出手段により検出された位置に対応する設定項目および押下された前記数字キーの番号に対応する設定項目の機能設定を行う機能設定手段とを有する機能設定装置である。
【0007】
[画像形成装置]
請求項2に係る本発明は、複数の数字に対応したキーにより構成される数字キーと、
機能を設定するための画面を表示するとともに、前記画面への操作位置を検出する表示操作検出手段と、
画像処理の機能を設定するための複数の設定項目からなる設定項目リストを格納する格納手段と、
前記格納手段に格納されている設定項目リストの中から予め定められた項目数の設定項目を選択項目リストとして抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された選択項目リストを番号に対応付けて前記表示操作検出手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示操作検出手段により検出された位置に対応する設定項目および押下された前記数字キーの番号に対応する設定項目の機能設定を行う機能設定手段とを有する画像形成装置である。
【0008】
請求項3に係る本発明は、前記抽出手段により選択項目リストとして抽出される設定項目リストの順序を設定するための順序設定手段をさらに有する請求項2記載の画像形成装置である。
【0009】
請求項4に係る本発明は、前記抽出手段が設定項目リストの中から選択項目リストとして抽出する項目数が8以下である請求項2または3記載の画像形成装置である。
【0010】
請求項5に係る本発明は、複数の数字に対応したキーにより構成される数字キーと、
機能を設定するための画面を表示するとともに、前記画面への操作位置を検出する表示操作検出手段と、
画像処理の機能を設定するための複数の設定項目からなる設定項目リストを格納する格納手段と、
前記格納手段に格納されている設定項目リストが選択される順序を設定するための順序設定手段と、
前記順序設定手段により選択順序が設定された設定項目リストの中から予め定められた項目数だけ選択された選択項目リストを番号に対応付けて前記表示操作検出手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示操作検出手段により検出された位置に対応する設定項目および押下された前記数字キーの番号に対応する設定項目の機能設定を行う機能設定手段とを有する画像形成装置である。
【0011】
請求項6に係る本発明は、前記表示制御手段により前記表示操作検出手段に表示される選択項目リストの項目数が8以下である請求項5記載の画像形成装置である。
【0012】
請求項7に係る本発明は、前記表示制御手段は、前記数字キーの押下に連動して前記表示操作検出手段に表示させる設定項目の内容を変化させる請求項2から6のいずれか1項記載の画像形成装置である。
【0013】
[プログラム]
請求項8に係る本発明は、画像処理の機能を設定するための複数の設定項目からなる設定項目リストが選択される順序を設定するステップと、
選択する順序が設定された前記設定項目リストの中から予め定められた項目数の設定項目を選択項目リストとして抽出するステップと、
抽出された前記選択項目リストを番号に対応付けて表示装置に表示させるステップと、
表示装置に接触した物体の位置に対応する設定項目および押下された数字キーの番号に対応する設定項目の機能設定を行うステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0014】
請求項9に係る本発明は、画像処理の機能を設定するための複数の設定項目からなる設定項目リストが選択される順序を設定するステップと、
選択する順序が設定された前記設定項目リストの中から予め定められた項目数だけ選択された選択項目リストを番号に対応付けて表示装置に表示させるステップと、
表示装置に接触した物体の位置に対応する設定項目および押下された数字キーの番号に対応する設定項目の機能設定を行うステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0015】
請求項1に係る本発明によれば、本発明を採用しない場合と比較して、複数の設定項目からなる機能を設定する際に、数字キーを用いた簡単な設定操作が可能な機能設定装置を提供することができる。
【0016】
請求項2に係る本発明によれば、本発明を採用しない場合と比較して、複数の設定項目からなる機能を設定する際に、数字キーを用いた簡単な設定操作が可能な画像形成装置を提供することができる。
【0017】
請求項3に係る本発明によれば、請求項2に係る発明により得られる効果に加えて、頻繁に変更を行うことが予想される設定項目が選択項目リストに含まれるようにすることが可能な画像形成装置を提供することができる。
【0018】
請求項4に係る本発明によれば、請求項2または3に係る発明により得られる効果に加えて、数字キーに対する1回の操作のみで選択する設定項目を確定することが可能な画像形成装置を提供することができる。
【0019】
請求項5に係る本発明によれば、複数の設定項目からなる機能を設定する際に、数字キーを用いた簡単な設定操作が可能な画像形成装置を提供することができる。
【0020】
請求項6に係る本発明によれば、請求項5に係る発明により得られる効果に加えて、数字キーに対する1回の操作のみで選択する設定項目を確定することが可能な画像形成装置を提供することができる。
【0021】
請求項7に係る本発明によれば、請求項2から6のいずれか1項に係る発明により得られる効果に加えて、表示操作検出手段に表示させる設定項目の内容を数字キーの押下に連動して変化させることが可能な画像形成装置を提供することができる。
【0022】
請求項8に係る本発明によれば、複数の設定項目からなる機能を設定する際に、数字キーを用いた簡単な設定操作が可能なプログラムを提供することができる。
【0023】
請求項9に係る本発明によれば、複数の設定項目からなる機能を設定する際に、数字キーを用いた簡単な設定操作が可能なプログラムを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の画像形成システムの構成を示すブロック図である。
【0025】
本発明の一実施形態の画像形成システムは、図1に示されるように、ネットワーク30により相互に接続された画像形成装置10、および端末装置20により構成される。端末装置20は、印刷データを生成して、ネットワーク30経由にて生成した印刷データを画像形成装置10に対して送信する。画像形成装置10は、端末装置20から送信された印刷データを受け付けて、印刷データに応じた画像を用紙上に出力する。なお、画像形成装置10は、印刷(プリント)機能、スキャン機能、複写(コピー)機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有するいわゆる複合機と呼ばれる装置である。
【0026】
次に、本実施形態の画像形成システムにおける画像形成装置10のハードウェア構成を図2に示す。
画像形成装置10は、図2に示されるように、CPU11、メモリ12、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置13、ネットワーク30を介して外部の装置等との間でデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IF)14、タッチパネル又は液晶ディスプレイ並びにキーボードを含むユーザインタフェース(UI)装置15、スキャナ16、プリントエンジン17を有する。これらの構成要素は、制御バス18を介して互いに接続されている。
【0027】
CPU11は、メモリ12または記憶装置13に格納された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行して、画像形成装置10の動作を制御する。
なお、本実施形態では、CPU11は、メモリ12または記憶装置13内に格納された制御プログラムを読み出して実行するものとして説明したが、当該プログラムをCD−ROM等の記憶媒体に格納してCPU11に提供することも可能である。
【0028】
図3は、上記の制御プログラムが実行されることにより実現される画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。
本実施形態の画像形成装置10は、図3に示されるように、表示パネル31と、表示制御部32と、選択項目抽出部33と、設定項目リスト格納部34と、設定項目リスト順序設定部35と、タッチパネルセンサ36と、機能設定部37と、テンキー(数字キー)61とを備えている。
【0029】
テンキー61は、0〜9の10個の数字に対応したキーおよび「*」、「#」という文字に対応したキーにより構成されている。
【0030】
表示パネル31は、表示制御部32による制御に基づいて、機能を設定するための画面を表示する。設定項目リスト格納部34は、複数の設定項目からなる設定項目リストを格納する。
【0031】
選択項目抽出部33は、設定項目リスト格納部34に格納されている設定項目リストの中から予め定められた項目数の設定項目を選択項目リストとして抽出する。本実施形態においては、選択項目リスト抽出部33は、設定項目リストの中から選択項目リストとして抽出する項目数を8以下とする。
【0032】
例えば、図4に示すような設定項目リスト41が設定項目リスト格納部34に格納されている場合、選択項目リスト抽出部33は、8つの設定項目を選択項目リスト42として抽出する。
【0033】
設定項目リスト順序設定部35は、図5に示すように、設定項目リスト格納部34に格納されている設定項目リスト41が選択される順序を設定する。つまり、ユーザは、設定項目リスト41の並び順序をカスタマイズすることにより頻繁に設定を変更する設定項目を上位の順番に設定することができる。
【0034】
設定項目リスト順序設定部35が設定項目リストの選択順序を変更するための方法としては、対象の設定項目の順序を1つずつ繰り上げるような、いわゆるバブルソートと呼ばれる方法や、直接指定する順序に割り込ませる方法等を用いることができる。
【0035】
図5に示した例は、「サンプルコピー」という設定項目の並び順序を上位から4番目に設定するようにした例であり、このような順序設定とすることにより、選択項目抽出部33により最初に抽出される選択項目リスト中に「サンプルコピー」という設定項目が含まれるようになる。
【0036】
なお、図5では、選択項目抽出部33は、設定項目リスト格納部34に格納されている設定項目リスト41のうち順序が上位の設定項目から順に8項目ずつ抽出する場合を示しているが、予め設定された抽出順序に基づいて設定項目を抽出するようにしてもよい。この場合には、設定項目リスト順序設定部35は、選択項目リスト抽出部33により選択項目リストとして抽出される設定項目リストの順序を設定する。
【0037】
表示制御部32は、選択項目リスト抽出部33により抽出された選択項目リストを番号に対応付けて表示パネル31に表示させる。また、表示制御部32は、テンキー61の押下に連動して表示パネル31に表示させる設定項目の内容を変化させる。
【0038】
タッチパネルセンサ36は、ユーザの指先等の物体が表示パネル31の画面に接触した場合、この画面への操作位置を検出する。そして、タッチパネルセンサ36と表示パネル31とにより表示操作検出手段が構成される。
【0039】
機能設定部37は、タッチパネルセンサ36により検出された位置に対応する設定項目および押下されたテンキー61の番号に対応する設定項目の機能設定を行う。
【0040】
次に、本実施形態の画像形成装置10の表示パネル31に表示される内容の具体例を図面を参照して説明する。
【0041】
先ず画像形成装置10の初期状態において表示パネル31内に表示される表示例を図6に示す。
図6に示す例では、表示パネル31中にメニューボタン51が表示されている。また、ハードキーであるテンキー61が表示パネル31とは別の場所に設置されている。ユーザがこのメニューボタン51に指を触れると、メニューボタン51への接触がタッチパネルセンサ36により検出され、図7に示すように、選択項目リスト表示71が表示パネル31中に表示されるようになる。
【0042】
この図7に示す例では、画像形成装置10の機能を選択するための表示であるため4つの項目しか表示されていないが、選択項目リスト表示71には8つの項目の表示が可能となっている。
【0043】
なお、図6に示した例では、メニューボタン51を押下することにより選択項目リスト表示71を表示パネル31に表示するようにしていたが、例えば、「*」キーと「#」キーの同時押しや、特定の操作キーの長押し等により選択項目リスト71が表示パネル中31に表示されるようにしてもよい。
【0044】
そして、図7に示す表示例において、コピー機能を使用しようとしたユーザがテンキー61の「1」ボタンを押下すると、図8に示すような表示内容が表示パネル31中に表示される。
【0045】
図8では、図4に示した設定項目リスト41における上位8項目分の設定項目が選択項目リスト42として抽出されて選択項目リスト表示72として表示された例が示されている。
【0046】
なお、この選択項目リスト表示72では8項目分の設定項目のみが抽出されて表示されているが、この8項目を1ページとして、テンキー61の「9」を押下することにより前ページが表示され、「0」を押下することにより次ページが表示される。
【0047】
例えば、図4に示すような選択順序により設定項目リスト41が用意されている場合、「0」が押下されることにより、選択項目リスト表示72の表示内容は、「ブック両面 1」、「原稿サイズ 2」、・・・・、「複製管理 8」という表示内容に切り替わる。また、この状態において「9」が押下されることにより、選択項目リスト表示72の表示内容は元の表示内容に戻ることになる。
【0048】
この図8に示した表示例において、ユーザが倍率の設定を変更しようとした場合、テンキー61の「2」を押下することにより図9に示されるよう表示が行われるようになる。図9に示す例では、選択項目リスト表示72の横に、さらに下位の設定項目を表示するための選択項目リスト表示73が表示されている。
【0049】
そして、図9に示した表示例において、ユーザが独立変倍の設定を行おうとしてテンキー61の「7」を押下すると、図10に示すような表示が行われる。
【0050】
図10に示した表示例では、独立変倍の設定を行うためのさらに下記の選択項目リスト表示74が表示されている。この図10に示すような表示画面において、縦方向の倍率を設定しようとしたユーザがテンキー61の「1」を押下すると、図11に示すような縦方向の倍率を設定するための画面が表示されることとなる。
【0051】
このように、本実施形態の画像形成装置10では、選択項目リスト表示を表示するためのメニュー画面選択をテンキー61により行うようにすれば、表示パネル31をタッチすることによるタッチパネル操作を行うことなく、テンキー61の操作のみで様々な機能設定ができる。
【0052】
なお、テンキー61の操作に伴い表示パネル31内の表示内容も連動して切り替わるため、表示パネル31の表示内容を直接触ることによるタッチパネル操作による設定機能の選択も可能である。そのため、ユーザは、テンキー61による操作とタッチパネル操作のうち、操作し易い方法により変更しようとする設定機能を選択するようにすることが可能である。
【0053】
例えば、図6〜図11に示した操作に加えて縦方向、横方向の倍率の設定を全てテンキー61の操作により行った場合の例を図12に示す。
【0054】
図12に示した操作方法では、先ず、テンキー61の「#」、「*」を同時押しすることによりメニュー画面表示を選択して、選択項目リストを表示させる。その後、テンキー61の「1」を押下してコピー機能を選択し、「2」を押下して倍率の設定を選択する。さらにテンキー61の「7」を押下して独立変倍を選択し、「1」を押下して縦方向の倍率の設定を選択し、続けて「1」、「4」、「1」を押下することにより倍率を141%に設定する。さらに、「2」を押下して横方向の倍率の設定を選択し、続けて「8」、「6」を押下することにより倍率を86%に設定する。最後に、テンキー61の「3」を押下することにより元の画面表示に戻る。
【0055】
[変形例]
なお、上記実施形態では、テンキー61の「9」を前ページの選択に割り当て、「0」を次ページの選択に割り当てているため選択項目リスト表示72内に表示する項目数を8としていたが本発明はこのような場合に限定されるものではない。例えば、前ページの選択や次ページの選択を他の操作ボタンに割当てるようにすれば、選択項目リスト表示72内に表示する項目数を8以外の9または10とするようにしても、テンキー61の1回の操作で選択結果を確定することができる。
【0056】
さらに、上記実施形態では、画像形成装置10に対する機能設定を行う場合を用いて説明しているが、本発明は、画像形成装置10以外の他の装置に対する機能設定を行う機能設定装置に対しても同様に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】本発明の一実施形態の画像形成システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態の画像形成装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態の画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。
【図4】選択項目リスト格納部34に格納される設定項目リスト41および選択項目リスト抽出部33により抽出される選択項目リスト42の一例を示す図である。
【図5】設定項目リスト順序設定部35による設定項目リストの並び替え処理を説明するための図である。
【図6】本発明の一実施形態における画像形成装置10の表示パネル31内に表示される表示例示す図である。
【図7】本発明の一実施形態における画像形成装置10の表示パネル31内に表示される表示例示す図である。
【図8】本発明の一実施形態における画像形成装置10の表示パネル31内に表示される表示例示す図である。
【図9】本発明の一実施形態における画像形成装置10の表示パネル31内に表示される表示例示す図である。
【図10】本発明の一実施形態における画像形成装置10の表示パネル31内に表示される表示例示す図である。
【図11】本発明の一実施形態における画像形成装置10の表示パネル31内に表示される表示例示す図である。
【図12】本発明の一実施形態の画像形成装置10における操作例を説明するための図である。
【符号の説明】
【0058】
10 画像形成装置
11 CPU
12 メモリ
13 記憶装置
14 通信インタフェース(IF)
15 ユーザインタフェース(UI)装置
16 スキャナ
17 プリントエンジン
18 制御バス
20 端末装置
30 ネットワーク
31 表示パネル
32 表示制御部
33 選択項目抽出部
34 設定項目リスト格納部
35 設定項目リスト順序設定部
36 タッチパネルセンサ
37 機能設定部
41 設定項目リスト
42 選択項目リスト
51 メニューボタン
61 テンキー
71〜74 選択項目リスト表示

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の数字に対応したキーにより構成される数字キーと、
機能を設定するための画面を表示するとともに、前記画面への操作位置を検出する表示操作検出手段と、
処理の機能を設定するための複数の設定項目からなる設定項目リストを格納する格納手段と、
前記格納手段に格納されている設定項目リストの中から予め定められた項目数の設定項目を選択項目リストとして抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された選択項目リストを番号に対応付けて前記表示操作検出手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示操作検出手段により検出された位置に対応する設定項目および押下された前記数字キーの番号に対応する設定項目の機能設定を行う機能設定手段と、
を有する機能設定装置。
【請求項2】
複数の数字に対応したキーにより構成される数字キーと、
機能を設定するための画面を表示するとともに、前記画面への操作位置を検出する表示操作検出手段と、
画像処理の機能を設定するための複数の設定項目からなる設定項目リストを格納する格納手段と、
前記格納手段に格納されている設定項目リストの中から予め定められた項目数の設定項目を選択項目リストとして抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された選択項目リストを番号に対応付けて前記表示操作検出手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示操作検出手段により検出された位置に対応する設定項目および押下された前記数字キーの番号に対応する設定項目の機能設定を行う機能設定手段と、
を有する画像形成装置。
【請求項3】
前記抽出手段により選択項目リストとして抽出される設定項目リストの順序を設定するための順序設定手段をさらに有する請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記抽出手段が設定項目リストの中から選択項目リストとして抽出する項目数が8以下である請求項2または3記載の画像形成装置。
【請求項5】
複数の数字に対応したキーにより構成される数字キーと、
機能を設定するための画面を表示するとともに、前記画面への操作位置を検出する表示操作検出手段と、
画像処理の機能を設定するための複数の設定項目からなる設定項目リストを格納する格納手段と、
前記格納手段に格納されている設定項目リストが選択される順序を設定するための順序設定手段と、
前記順序設定手段により選択順序が設定された設定項目リストの中から予め定められた項目数だけ選択された選択項目リストを番号に対応付けて前記表示操作検出手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示操作検出手段により検出された位置に対応する設定項目および押下された前記数字キーの番号に対応する設定項目の機能設定を行う機能設定手段と、
を有する画像形成装置。
【請求項6】
前記表示制御手段により前記表示操作検出手段に表示される選択項目リストの項目数が8以下である請求項5記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記表示制御手段は、前記数字キーの押下に連動して前記表示操作検出手段に表示させる設定項目の内容を変化させる請求項2から6のいずれか1項記載の画像形成装置。
【請求項8】
画像処理の機能を設定するための複数の設定項目からなる設定項目リストが選択される順序を設定するステップと、
選択する順序が設定された前記設定項目リストの中から予め定められた項目数の設定項目を選択項目リストとして抽出するステップと、
抽出された前記選択項目リストを番号に対応付けて表示装置に表示させるステップと、
表示装置に接触した物体の位置に対応する設定項目および押下された数字キーの番号に対応する設定項目の機能設定を行うステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項9】
画像処理の機能を設定するための複数の設定項目からなる設定項目リストが選択される順序を設定するステップと、
選択する順序が設定された前記設定項目リストの中から予め定められた項目数だけ選択された選択項目リストを番号に対応付けて表示装置に表示させるステップと、
表示装置に接触した物体の位置に対応する設定項目および押下された数字キーの番号に対応する設定項目の機能設定を行うステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2009−104499(P2009−104499A)
【公開日】平成21年5月14日(2009.5.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−277122(P2007−277122)
【出願日】平成19年10月25日(2007.10.25)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】