説明

燃料遮断弁

【課題】燃料遮断弁は、燃料タンク内から外部への燃料蒸気の大きな流れがあっても、閉弁し難い構成を実現する。
【解決手段】燃料遮断弁10は、弁室20Sを形成するケーシング20と、フロート51を有する第1弁機構50と、フロート51の下方に配置され、弁室20Sに繋がる導入口37Paを開閉する第2弁機構60とを備える。第2弁機構60は、ケーシング20の導入口37Paの開口周縁部に取り付けられ、金属製の薄板で形成された弁プレート61を備え、燃料タンクFT内から燃料遮断弁10へ向かう気流を受けた閉止体62が導入口37Paの開口面積を減少する閉弁動作をするように構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料タンクの上部に装着され、上記燃料タンク内と外部とを接続する接続通路を開閉することで燃料タンクと外部とを連通遮断する燃料遮断弁に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の燃料遮断弁として、特許文献1の技術が知られている。すなわち、燃料遮断弁は、ケーシングの弁室内にフロートを収納し、弁室内の燃料液位によりフロートを昇降させ、フロートの上部の弁部で弁室と外部のキャニスタへ接続される接続通路を開閉することで、燃料タンク内の通気を確保するとともに、燃料が外部へ流出するのを防止している。
【0003】
こうした燃料遮断弁は、ハイブリッド車の燃料タンクシステムにも使用されている。本燃料タンクシステムは、キャニスタと燃料遮断弁とを接続する管路に電磁弁をさらに設けて、モータの駆動時であってエンジンの停止中にも電磁弁を閉じることにより、燃料タンクからキャニスタへの燃料蒸気の流出を防止している。
【0004】
しかし、ハイブリッド車の燃料タンクシステムにおいて、燃料タンク内の圧力が上昇した状態にて、エンジンが駆動されて、電磁弁が開かれると、燃料タンク内の燃料蒸気がキャニスタ側への大きな気流となって、フロートを押し上げ、接続通路を閉じてしまうことがある。このため、タンク内圧が高いままとなり、給油時に、燃料キャップを開けると、燃料が吹き返してくる可能性があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2008−2383号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記従来の技術の問題点を解決することを踏まえ、燃料タンク内から外部への燃料蒸気の大きな流れがあっても、閉弁し難く、しかも簡単な構成の燃料遮断弁を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
【0008】
[適用例1]
適用例は、燃料タンクの上部に装着され、上記燃料タンク内と外部とを接続する接続通路を開閉することで上記燃料タンクと外部とを連通遮断する燃料遮断弁において、
上記接続通路と上記燃料タンク内とを連通する弁室を形成するケーシングと、
上記弁室内に収納され、上記燃料タンク内の燃料液位に応じて昇降することで上記接続通路を開閉するフロートを有する第1弁機構と、
上記フロートの下方に配置され、上記弁室に繋がる導入口を開閉する第2弁機構と、
を備え、
上記第2弁機構は、金属製の薄板で形成され、上記導入口を開閉する閉止体と、該閉止体の一端部に折曲形成され上記導入口の開口周縁部に形成された取付部に取り付けられる被取付部とを有する弁プレートを備え、上記閉止体が上記燃料タンク内から導入口を通じて上記弁室へ流れる気流を受けて上記導入口の開口面積を減少する閉弁動作をするように構成したこと、を特徴とする。
【0009】
適用例1にかかる燃料遮断弁を用いた自動車の燃料タンクにおいて、自動車が傾斜したときなどに、燃料遮断弁の付近の燃料液位が所定液位を越えたときに、弁室内に燃料が入り、第1弁機構のフロートが上昇することで接続通路を閉じ、燃料タンク内の燃料が外部へ流出するのを防止する。
【0010】
タンク内圧が急激に高くなって、燃料遮断弁から外部へ向かう気流が大きくなっても、第2弁機構の弁プレートは、燃料遮断弁の導入口の一部を閉じ、弁室に入る気流や液体燃料を遮り、フロートが受ける気流などを弱める。よって、フロートは、大きな気流や液体燃料の流れを受けないから、不用意に閉弁動作をしない。したがって、燃料遮断弁の不用意な閉弁により、タンク内圧は、高い状態を維持されず、給油時に燃料キャップを開いたときに、インレットパイプの注入口を通じて燃料の吹き返しを防止することができる。
【0011】
第2弁機構は、大きな気流を受けないときには、導入口を開いているから、燃料遮断弁の本来の機能、つまり、燃料液位によりフロートが行なう開閉動作に支障がない。
【0012】
第2弁機構は、弁プレートの閉止体に流体の力が加わったときに、被取付部と弁プレートとの連結部を支点として弾性変形する弁プレートを用いているから、別途、コイルスプリングやフロートなどの複雑な構成を必要とせず、簡単な構成である。
【0013】
適用例2の弁プレートは、該弁プレートの閉止体を貫通した接続孔を有する構成をとることができる。この構成により、第2弁機構は、弁プレートの閉止体が導入口を閉じても、接続孔を通じて弁室への通気を確保し、さらに外部への通気を確保しているから、燃料タンクを密閉状態とすることもない。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の一実施例にかかる燃料遮断弁を自動車の燃料タンクの上部に取り付けた燃料タンクシステムを説明する説明図である。
【図2】燃料遮断弁を示す断面図である。
【図3】燃料遮断弁を分解した断面図である。
【図4】第2弁機構を分解して示す斜視図である。
【図5】燃料遮断弁の動作を説明する説明図である。
【図6】第2弁機構の動作を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
(1) 燃料タンクシステムの概略構成
図1は本発明の一実施例にかかる燃料遮断弁を自動車の燃料タンクの上部に取り付けた燃料タンクシステムを説明する説明図である。燃料タンクシステムは、低速走行時などにエンジンを停止し、モータで駆動するハイブリッド車に使用する装置である。燃料タンクFTの上部には、燃料遮断弁10が装着されている。燃料遮断弁10は、電磁弁VLを介してキャニスタCSに接続されている。電磁弁VLは、エンジンコントローラECによりエンジンの低速走行時や停止時に閉じられることにより、キャニスタCSに燃料蒸気が流出するのを防止している。図2は燃料遮断弁10を示す断面図である。燃料タンクFTは、その表面がポリエチレンを含む複合樹脂材料から形成されており、そのタンク上壁FTaに取付穴FTbが形成されている。タンク上壁FTaには、燃料遮断弁10がその下部を取付穴FTbに突入した状態にて取り付けられている。燃料遮断弁10は、車両の傾斜時や揺動時に燃料タンクFT内の燃料がキャニスタへ流出することを規制するものである。
【0016】
(2) 燃料遮断弁10の各部の構成
燃料遮断弁10は、ケーシング20と、第1弁機構50と、第2弁機構60とを主要な構成として備えている。ケーシング20は、ケーシング本体30と、底部材35と、蓋体40とを備え、ケーシング本体30と底部材35とにより囲まれたスペースが弁室20Sになっており、この弁室20Sにスプリング56に支持された第1弁機構50が収納されている。
【0017】
図3は燃料遮断弁10を分解した断面図である。ケーシング本体30は、天井壁部31と、円筒状の側壁部32とにより囲まれたカップ形状であり、その下部を開口30aとしている。天井壁部31の中央部には、下方に向けて突設された通路形成突部31aが形成されており、通路形成突部31aに弁室20Sに接続する接続通路31bが貫通形成されている。通路形成突部31aの弁室20S側は、接続通路31bに臨んで形成された環状のシール部31cになっている。側壁部32には、燃料タンク内と弁室20Sとを接続する通気孔32aが形成されている。底部材35は、ケーシング本体30の開口30aを閉じるとともに第2弁機構60を取り付けるための部材であり、円板状の底部材本体36と、底部材本体36の外周部から下方に形成された円筒状の導入通路形成部材37とを備えている。底部材本体36の外周部には、溶着端36aが形成され、ケーシング本体30の下端のフランジ30bに溶着されることにより、底部材35が開口30aを閉じるようにケーシング本体30に固定されている。底部材本体36には、連通孔36bが形成され、また、その上面にスプリング56の下端を支持するためのスプリング支持部36cが形成されている。導入通路形成部材37は、燃料タンク内を連通孔36bを介して弁室20Sに連通する導入口37Paを有する導入通路37Pを形成している。また、導入通路形成部材37の下端の外周部には、第2弁機構60を取り付けるための取付部38が形成されている。なお、取付部38については、第2弁機構60との関係で説明する。
【0018】
蓋体40は、蓋本体41と、蓋本体41の中央から側方へ突出した管体部42と、蓋本体41の外周に形成されたフランジ43と、支持部44を備え、これらを一体に形成している。管体部42には、蓋側通路42aが形成されており、この蓋側通路42aの一端は、接続通路31bを通じてケーシング本体30の弁室20Sに接続され、他端はキャニスタ(図示省略)側に接続される。支持部44は、蓋本体41の下部に形成され、ケーシング本体30の上部を嵌合・支持する筒体である。支持部44には、係合穴44aが形成されている。係合穴44aは、ケーシング本体30の側壁部32に形成された係合爪32bに係合することで、蓋体40は、ケーシング本体30を保持している。また、フランジ43の下端部には、燃料タンクFTのタンク上壁FTa(図3参照)に溶着される外側溶着部43aが形成されている。
【0019】
第1弁機構50は、フロート51と、スプリング56とを備えている。フロート51は、上壁部51aと、その上壁部51aの外周から下方に形成された筒状の側壁51bとを備えた容器形状に構成されており、その内側スペースが浮力を生じるための浮力室51Sになっている。フロート51の中央上部には、接続通路31bを開閉するために円錐状に突設された弁部53が形成されている。フロート51の浮力室51S内には、スプリング56が配置されている。スプリング56は、フロート51の一端と底部材35の上面のスプリング支持部36cとの間に介在することによりフロート51を上方へ付勢している。
【0020】
図4は第2弁機構60を分解して示す斜視図である。図3および図4において、第2弁機構60は、ケーシング20の下部の取付部38に取り付けられ、導入通路37Pを開閉するための弁プレート61を備えている。取付部38は、弁プレート61を取り付けるための部位であり、挿通孔38aを備えている。
【0021】
弁プレート61は、金属製の薄板をプレス切断して一部を折曲することにより形成されており、円板状の閉止体62と、被取付部63とを一体的に板ばねとして形成したものである。閉止体62は、導入通路形成部材37の下端の円形のシール部37aの外径とほぼ同じであり、該シール部37aに着座するシール部62aを備えている。また、閉止体62のほぼ中央には、燃料タンク内と導入通路37Pとを連通する接続孔62bが貫通形成されている。
【0022】
被取付部63は、ケーシング20の取付部38に装着されることにより、閉止体62を開閉可能に支持する部位であり、閉止体62に連結された閉止体62に対して所定角度θだけ折曲された基部63aと、基部63aからさらに直角に折曲された取付本体63bと、取付本体63bの一部をプレス成形などで折曲および切り起こされることにより形成された抜止片63cおよび係止片63dとを備えている。被取付部63を取付部38に取り付けるには、被取付部63を挿通孔38aへ挿入する。これにより、抜止片63cおよび係止片63dが挿通孔38aを形成する対向壁で圧縮されつつ、被取付部63が挿通孔38aの奥側へ挿入される。そして、抜止片63cが挿通孔38aの下端から出て弾性力で戻ることで被取付部63の下端に係合して抜止めされる(図2の状態)。このとき、係止片63dは、挿通孔38a内で圧縮された状態にあるから、被取付部63は、挿通孔38a内でがたつくことなく固定される。
【0023】
(3) 燃料遮断弁10の動作
(3)−1 図5において、車両の傾斜などにより、燃料タンク内の燃料液位が上昇して、液体燃料が底部材35の導入口37Pa、導入通路37P、連通孔36bから弁室20Sに入り、燃料液位が所定の液位に達すると、フロート51の浮力およびスプリング56による上方への力と、フロート51の自重による下方への力との釣り合いによって、前者が後者を上回ったときにフロート51が上昇する。そして、フロート51の弁部53がシール部31cに着座することで接続通路31bを閉じる。これにより、車両の傾斜時などに、液体燃料が燃料タンク外へ流出するのを防止することができる。一方、燃料タンクFTの燃料液位が低下して弁室20S内の液体燃料が導入通路37Pを通じて排出されると、フロート51は、その浮力を減少して下降し、弁部53がシール部31cから離れて、接続通路31bを開く。
【0024】
(3)−2 燃料遮断弁10に向かう燃料蒸気による気流の影響について説明する。図2において、燃料遮断弁10からキャニスタCS(図1)側へ、弱い気流が生じたときに、その気流は、弁プレート61の閉止体62に閉弁方向の力を加えるが、閉止体62に加える閉弁方向への力が小さく、閉止体62が導入口37Paを閉じるに至らない。よって、気流は、弁プレート61と導入口37Paとの流路を通じて、導入通路37Pに流入し、さらに、弁室20S、接続通路31b、蓋側通路42aを通じてキャニスタCS側へ流れる。これにより、燃料タンクは、外部への通気が確保されている。
【0025】
図1に示すエンジンコントローラECからの指令により電磁弁VLが開いて、燃料遮断弁10からキャニスタCS側へ、燃料蒸気の強い気流が生じたときに、図6に示すように、その気流は、弁プレート61の閉止体62に閉弁方向へ大きな力を加える。そして、その気流により閉止体62が受ける力が、閉止体62と被取付部63とで構成されるスプリング力を上回ると、閉止体62は、被取付部63の基部63aを支点に開弁方向へ回動し、導入口37Paを閉じる。これにより、燃料タンクFTから弁室20Sに接続される通気面積は、接続孔62bだけになり、弁室20Sに流れる気流が弱められる。よって、フロート51は、その下面に大きな気流を受けないから、上昇して接続通路31bを閉じない。
【0026】
(4) 実施例の作用・効果
上記実施例による燃料遮断弁10によれば、以下の作用・効果を得ることができる。
(4)−1 図2において、タンク内圧が高い場合において、電磁弁VL(図1)が開いても、図6に示すように第2弁機構60の弁プレート61は、燃料遮断弁10の導入口37Paの一部を閉じるから、弁室20Sに入る気流や液体燃料を遮り、フロート51が受ける気流などを弱める。よって、フロート51は、大きな気流や液体燃料の流れを受けないから、不用意に閉弁動作をしない。これにより、燃料遮断弁10の不用意な閉弁により、タンク内圧は、高い状態を維持されず、給油時に燃料キャップを開いたときに、インレットパイプの注入口を通じて燃料の吹き返しを防止することができる。
【0027】
(4)−2 第2弁機構60は、弁プレート61の閉止体62が導入口37Paを閉じても、接続孔62bを通じて弁室20Sへの通気を確保し、さらに外部への通気を確保しているから、燃料タンクを密閉状態とすることもない。
【0028】
(4)−3 第2弁機構60は、大きな気流を受けないときには、導入口37Paを開いているから、燃料遮断弁10の本来の機能、つまり、燃料液位によりフロート51が行なう開閉動作に支障がない。
【0029】
(4)−4 第2弁機構60は、弁プレート61の閉止体62に流体の力が加わったときに、被取付部63の基部63aを支点として弾性変形する弁プレート61を用いているから、別途、コイルスプリングやフロートなどの複雑な構成を必要とせず、簡単な構成である。
【0030】
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
例えば、上記実施例では、燃料遮断弁をハイブリッド車の燃料タンクに適用した構成について説明したが、これに限らず、通常のロールオーバー弁や満タン規制弁についても適用することができる。
【符号の説明】
【0031】
10…燃料遮断弁
20…ケーシング
20S…弁室
30…ケーシング本体
30a…開口
30b…フランジ
31…天井壁部
31a…通路形成突部
31b…接続通路
31c…シール部
32…側壁部
32a…通気孔
32b…係合爪
35…底部材
36…底部材本体
36a…溶着端
36b…連通孔
36c…スプリング支持部
37…導入通路形成部材
37P…導入通路
37a…シール部
37Pa…導入口
38…取付部
38a…挿通孔
40…蓋体
41…蓋本体
42…管体部
42a…蓋側通路
43…フランジ
43a…外側溶着部
44…支持部
44a…係合穴
50…第1弁機構
51…フロート
51S…浮力室
51a…上壁部
51b…側壁
53…弁部
56…スプリング
60…第2弁機構
61…弁プレート
62…閉止体
62a…シール部
62b…接続孔
63…被取付部
63a…基部
63b…取付本体
63c…抜止片
63d…係止片
EC…エンジンコントローラ
VL…バルブ
CS…キャニスタ
FT…燃料タンク
FTa…タンク上壁
FTb…取付穴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
燃料タンク(FT)の上部に装着され、上記燃料タンク(FT)内と外部とを接続する接続通路(31b)を開閉することで上記燃料タンク(FT)と外部とを連通遮断する燃料遮断弁において、
上記接続通路(31b)と上記燃料タンク(FT)内とを連通する弁室(20S)を形成するケーシング(20)と、
上記弁室(20S)内に収納され、上記燃料タンク(FT)内の燃料液位に応じて昇降することで上記接続通路(31b)を開閉するフロート(51)を有する第1弁機構(50)と、
上記フロート(51)の下方に配置され、上記弁室(20S)に繋がる導入口(37Pa)を開閉する第2弁機構(60)と、
を備え、
上記第2弁機構(60)は、金属製の薄板で形成され、上記導入口(37Pa)を開閉する閉止体(62)と、該閉止体(62)の一端部に折曲形成され上記導入口(37Pa)の開口周縁部に形成された取付部(38)に取り付けられる被取付部(63)とを有する弁プレート(61)を備え、上記閉止体(62)が上記燃料タンク(FT)内から導入口(37Pa)を通じて上記弁室(20S)へ流れる気流を受けて上記導入口(37Pa)の開口面積を減少する閉弁動作をするように構成したこと、を特徴とする燃料遮断弁。
【請求項2】
請求項1に記載の燃料遮断弁において、
上記閉止体(62)は、該閉止体(62)を貫通した接続孔(62b)を有する燃料遮断弁。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2011−246031(P2011−246031A)
【公開日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−122488(P2010−122488)
【出願日】平成22年5月28日(2010.5.28)
【出願人】(000241463)豊田合成株式会社 (3,467)
【Fターム(参考)】