説明

燃料電池搭載構造

【課題】燃料電池を車体フロア下方に搭載する車両において、フロア高を低く抑えることができ、かつ乗員空間を狭めることなく燃料電池を配置できる燃料電池搭載構造を提供する。
【解決手段】フロアパネル1のフロアトンネル22に開口部23を設け、開口部23にこれを閉塞して上方へ突出する膨出部を有する炭素繊維強化樹脂のカバー25を設け、カバー25内に燃料電池スタック12がサブフレーム40を介して収納されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池搭載構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、燃料電池などを車体フロアの下方に搭載する際に、燃料電池を燃料電池ボックスに収納した後に、車体フロア下部へ締結するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2003−291857号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、上述の特許文献1ように車体フロア下方に燃料電池ボックスを配置すると、フロア高が高くなってしまう。フロア高を高くしないためには、フロアトンネル部に燃料電池ボックスを縦方向に収納することで問題が解消できる。しかしながら、その場合はフロアパネルと燃料電池ボックスとの二重構造によりフロアトンネル部の横幅が大きくなり、車幅方向の乗員空間を狭めてしまうという新たな問題があった。また、フロアトンネル部が高くなるため、ブレス成形が困難になるという問題もあった。
【0004】
そこで、本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、燃料電池を車体フロア下方に搭載する車両において、フロア高を低く抑えることができ、かつ乗員空間を狭めることなく容易に燃料電池を配置できる燃料電池搭載構造を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、フロアパネル(例えば、実施形態におけるフロアパネル1)のフロアトンネル(例えば、実施形態におけるフロアトンネル22)に開口部(例えば、実施形態における開口部23)を設け、該開口部にこれを閉塞して上方へ突出する膨出部を有する炭素繊維強化樹脂のカバー(例えば、実施形態におけるカバー25)を設け、該カバー内に燃料電池(例えば、実施形態における燃料電池スタック12)がサブフレーム(例えば、実施形態におけるサブフレーム40)を介して収納されていることを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載した発明は、前記カバーは、前記開口部の周縁に沿って繊維が配向され、前記開口部の周縁に対応する部位には車幅方向にリブ(例えば、実施形態におけるリブ32L)が形成されていることを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載した発明は、前記サブフレームに前記燃料電池を固定し、該燃料電池を前記カバーで覆って前記開口部へ挿入し、前記燃料電池を車体へ搭載することを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載した発明は、前記リブは、その左右端部においてレインフォース(例えば、実施形態におけるレインフォース26)を介してクロスメンバ(例えば、実施形態におけるクロスメンバ37)と連結されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に記載した発明によれば、燃料電池ボックスが不要となるため、車幅方向の乗員空間を狭めることがない。また、フロア高さを低く抑えることができる。更に、カバーがフロアトンネル部を形成するため、縦方向に高くなっても成形が容易であり、容易に燃料電池を配置することができる。
【0010】
請求項2に記載した発明によれば、フロアトンネルの一部を構成することとなるカバーの車幅方向の強度・剛性を向上することができるため、フロアトンネルで覆わなくても燃料電池を保護することができる効果がある。
【0011】
請求項3に記載した発明によれば、簡便な方法で燃料電池を搭載することができ、車体開口部のシールも容易になるため、製造工程を複雑化させることなく実現することができる効果がある。
【0012】
請求項4に記載した発明によれば、側突エネルギを分散することができるため、衝突安全性を確保することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
(第一実施形態)
次に、本発明の第一実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。
なお、本実施形態における各装置の取付方向や位置を示す定義は、車両進行方向を前方とし、車両進行方向に向かって右方向及び左方向を定義するものとする。なお、図中FRは車両進行方向前方を示す。(以降の実施形態においても同様。)
燃料電池自動車は、水素と酸素との電気化学反応によって発電を行う燃料電池スタックを車体のフロア下に搭載するもので、燃料電池により生じた電力で駆動モータを駆動して走行する。燃料電池は、単位電池(単位燃料電池)を多数積層してなる周知の固体高分子膜型燃料電池(PEMFC)であり、そのアノード側に燃料ガスとして水素ガスを供給し、カソード側に酸化剤ガスとして酸素を含む空気を供給することで、電気化学反応により電力を生成すると共に水を生成する。
【0014】
図1、図2に示すように、燃料電池自動車には車体前部から車体後部に亘りフロアパネル1下に車体骨格部材を形成する左右一対のサイドフレーム2が設けられている。左右のサイドフレーム2の外側壁3にはアウトリガー4を介してサイドシル5が接合されている。サイドシル5の後端部はイクステンション6を介してサイドフレーム2の後部に合流するように接続されている。
サイドフレーム2には車幅方向に車体骨格部材であるクロスメンバ7,8,9が接続されている。
【0015】
車体前部のモータルーム10にはフロントサブフレーム11が設けられ、ここに燃料電池スタック12に空気を供給するコンプレッサ13と、走行用の駆動モータ14とからなるポンプモータユニット15が配置されている。
車体後部にはサイドフレーム2に下側から図示しない車輪及びサスペンションを一体で備えたリヤサブフレーム16が取り付けられ、このリヤサブフレーム16には燃料電池スタック12の燃料である水素を貯留する水素タンク17及び蓄電池18が取り付けられている。
【0016】
このように構成されたサイドフレーム2上であって、サイドシル5,5間に亘る部位にフロアパネル1が接合されている。フロアパネル1の前端部は前側に立ち上がりダッシュロア1aへと連なり、フロアパネル1の後端部はリヤサブフレーム16の水素タンク17上部を覆う位置まで延出している。
【0017】
フロアパネル1にはダッシュロア1aの下端部から車体後部に向かう左右のフロントシート20、リヤシート21間に、上方に膨出するフロアトンネル22が形成されている。そして、フロアトンネル22の下方にはサブフレーム40が取り付けられ、燃料電池スタック12および補機類19などがサブフレーム40上に設置されている。
本実施形態において、このフロアトンネル22には左右のフロントシート20,20間で車体前後方向に沿って開口部23が形成されている。そして、開口部23を覆い、更に上方へ膨出したカバー25が取り付けられている。カバー25は、炭素繊維強化樹脂(Carbon Fiber Reinforced Plastics、以下CFRPと呼ぶ。)で形成されている。また、カバー25はサブフレーム40上に設置された燃料電池スタック12および補機類19などを覆うように構成されている。
【0018】
次に図3に示すように、サブフレーム40は、アウトリガー4に対応した位置に配置され、車幅方向に延出する前サブクロスフレーム41と後サブクロスフレーム42を備えている。前後サブクロスフレーム41,42間には、これら前後サブクロスフレーム41,42の左右の端部同士を接合するサブサイドフレーム43,43が設けられ、このサブサイドフレーム43,43はサイドフレーム2の内側壁に沿って補強フレーム28下に配置されるものである。なお、図3中、FRはフロント側を示す。
【0019】
各サブサイドフレーム43の内側にはセンターフレーム27の下側に位置するサブセンターフレーム44が車体前後方向に沿って配置されている。このサブセンターフレーム44の前端部は前サブクロスフレーム41に接続され、サブセンターフレーム44の後端部は後サブクロスフレーム42に接合され、サブセンターフレーム44は更に後サブクロスフレーム42よりも後方に延出している。左右のサブセンターフレーム44の後端部は車幅方向に配置されたエンドパイプ45によって連結され、エンドパイプ45の左右の端部と後サブクロスフレーム42の左右の端部は斜めに配置されたガセットパイプ46により接合されている。
【0020】
各サブセンターフレーム44とサブサイドフレーム43との間には、前側と後側に中間パイプ47,47が所定間隔をもって接続されている。
サブフレーム40の前後サブクロスフレーム41,42間であって、左右のサブセンターフレーム44間に燃料電池スタック12が配置されている。この燃料電池スタック12は前後サブクロスフレーム41,42に固定したブラケット48,49を介してサブフレーム40に固定されている。また、エンドパイプ45と後サブクロスフレーム42との間にはサブセンターフレーム44間に燃料電池スタック12の補機類19が配置されている。更に、左側の前後中間パイプ47,47間にはDC−DCコンバータ51が、右側の前後中間パイプ47,47間にはヒータ50が各々載置されている。
【0021】
そして、サブサイドフレーム43と前後サブクロスフレーム41,42との取付部には、車体のサイドフレーム2の補強フレーム28に対する取付点Pが設定され、サブセンターフレーム44と前後サブクロスフレーム41,42との取付部には車体のセンターフレーム27に対する取付点Pが設定され、エンドパイプ45とガセットパイプ46とサブセンターフレーム44との取付部には車体のセンターフレーム27に対する取り付け点Pが設定されている。これら10箇所の取付点Pにおいて、サブフレーム40が車体のセンターフレーム27および補強フレーム28に下方からボルト、ナットにより締め付け固定され、サイドフレーム2の上下幅寸法内に収まるようになっている。
【0022】
図4、図5に示すように、フロアトンネル22の左右の立ち上がり部24の下面部位には略三角形状の断面を形成するレインフォース26が接合され、フロアトンネル22を補強している、レインフォース26の下面には車体前後方向に沿って閉断面構造のセンターフレーム27が接合され、サイドフレーム2の内側壁とフロアパネル1とのコーナー部分には車体前後方向に沿って閉断面構造の補強フレーム28が接合されている。そして、これらセンターフレーム27と補強フレーム28との下面にはサブフレーム40が取り付けられ、このサブフレーム40に燃料電池スタック12および補機類19が搭載されている。
【0023】
本実施形態において、フロアトンネル22には前後方向に長い四角形状の開口部23が形成されている。開口部23を覆い、フロアトンネル22の上方へ膨出した形状のカバー25が取り付けられている。フロアトンネル22とカバー25とで形成された空間30に燃料電池スタック12および補機類19が収まるように構成されている。
【0024】
また、カバー25には、フロアトンネル22とカバー25との接合箇所、具体的には開口部23の周縁のうち両側縁に対応する位置に、カバー25の強度・剛性を向上させるための補強部31が形成されている。補強部31はカバー25の前端から後端まで延設されている。更に、補強部31はカバー25と一体成形されており、CFRPで形成されている。そして、補強部31は車体前後方向に繊維配向されている。また、補強部31はカバー25が折れ曲がる箇所において肉厚に形成されている。これにより、車体前後方向の強度を更に向上することができる。
フロアトンネル22とカバー25とは、接合箇所において合せ面シーラーおよびボルト若しくはリベット加締めにより接合する。
【0025】
図6に示すように、カバー25には、フロアトンネル22とカバー25との接合箇所、具体的には開口部23の周縁のうち前後縁に対応する位置に、車体左右方向にカバー25の強度・剛性を向上させるための補強部32が形成されている。補強部32はカバー25と一体成形されており、CFRPで構成されている。また、補強部32はリブ32Lを有しており、車体左右方向の強度を更に向上することができる。更に、補強部32はカバー25の左端から右端まで延設されており、補強部31と連結されている。そして、補強部32は車体左右方向に繊維配向されている。したがって、補強部31と補強部32とは、開口部23の周縁に沿って環状に形成され、カバー25を補強している。
【0026】
また、カバー25前方の補強部32、特にリブ32Lは、その左右端部において左右のクロスメンバ37(図5参照)とレインフォース26を介して連結されており、側突エネルギを分散できるように構成されている。つまり、一方のサイドシル5からの入力荷重は、一方のクロスメンバ37、レインフォース26から補強部32のリブ32Lを介して、他方のレインフォース26に伝達され、他方のクロスメンバ37に荷重分担されるのである。
また、フロアトンネル22とカバー25との接合箇所にはスティフナー33が挟持されており、フロアトンネル22とカバー25との接合箇所の強度・剛性を向上している。
【0027】
図7に示すように、フロアトンネル22は、フロントシート20に着座する乗員の足元付近の第1水平部39を備え、第一水平部39の後端に開口部23が形成されている。開口部23には、カバー25が取り付けられている。カバー25は、センターコンソール53を形成し、センターコンソール53は第一水平部39から後方上部に向かって立ち上がる第一傾斜面34を備え、フロントシート20のシートクッション20Cの上縁位置で水平に延出する第一上壁部35が第一傾斜面34に連続して形成されている。
ここで、第1上壁部35の高さはシートクッション20Cの上縁と略同一の高さに設定されている。そして、センターコンソール53はシートバック20Bを経て後方に下がりフロアトンネル22の第二水平部55に連なっている。
【0028】
ここで、フロントシート20のシートクッション20Cは、側面視で燃料電池スタック12の配置位置に重なるように配置されている。
センターコンソール53の第一上壁部35下方には燃料電池スタック12が配置され、残りの第一上壁部35の後部からフロアトンネル22の第二水平部55に亘る部位の下方に燃料電池スタック12の補機類19が配置されている。
ここで、第一上壁部35の後部直下には燃料電池スタック12の後方及び補機類19の上方に空間部57が形成され、ここに燃料電池スタック12の図示しないECU及び水素センサが配置されている。なお、センターコンソール53の上部には第一上壁部35の後部上方でこれらを覆う位置にアームレスト54が配置されている。
【0029】
ここで、燃料電池スタック12は車体前後方向に沿って単セル(単位燃料電池)を多数積層した構造のものであって、積層方向の端部である前端部と後端部には金属製のエンドプレート12FE,12REが取り付けられ、このエンドプレート12FE,12REによって積層された単セルを挟み込んで締め付け固定されている。したがって、燃料電池スタック12は車体前後方向に配置されたシートレール59と略平行となるように配置され、シートレール59は、燃料電池スタック12の上下方向略中央部付近、つまり燃料電池スタック12の重心Gの位置と略同等の高さに、前側がやや上方に傾斜した姿勢で配置されることとなる。
【0030】
本実施形態によれば、フロアトンネル22に開口部23を形成し、開口部23を覆い、かつ上方へ膨出した形状を有するカバー25を取り付けたので、車室内へ膨出するセンターコンソール53をカバー25のみで構成することができる。したがって、車室内側へ膨出するセンターコンソール53の形状を小さく抑えることができ、車室内スペースを広く確保することができる。また、部品が少なくなることもあり、シール箇所が減少し、生産効率が向上する効果もある。更に、樹脂製のカバーにすることにより大量生産が容易となり、プレス金型投資を抑えることができる効果もある。
【0031】
また、カバー25をCFRPにより形成し、かつカバー25内に補強部31,32を一体成形した。更に、補強部31は車体前後方向に繊維配向するように形成し、補強部32はリブを有した形状とした。このように構成することで、カバー25の前後方向および左右方向の強度・剛性を向上することができる。
そして、カバー25をCFRPに形成したことにより、軽金属よりも軽量化することができるため、車体の軽量化につながり、燃費の向上にも寄与する。また、フロアトンネル22の開口部23が電着塗装時のエアポケット防止用孔として機能するため、この孔を閉塞するグロメットが不要となる。更に、カバー25は電着塗装が必要ないので、エアポケット防止用孔が不要となり、車室内外の遮断を確実なものとすることができる。
【0032】
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態を図8〜図11に基づいて説明する。
なお、第一実施形態と同じ構成の箇所には、同一部分に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
ここで、第一実施形態と第二実施形態とで異なる点は、第一実施形態ではカバー25とサブフレーム40とを個別に形成し、それぞれを接合する構成であったが、本実施形態では、カバーとサブフレームとをCFRPで一体成形する構成であり、それ以外の構成は略同一である。
【0033】
図8に示すように、カバー部材61は車体フレームと接合可能に構成されたサブフレーム40と、サブフレーム40の上部に設けられたカバー25とで構成されている。カバー25およびサブフレーム40は、CFRPで一体成形されている。カバー25内には、燃料電池スタック12などが収納可能に構成されている。
図9に示すように、カバー部材61をフロアパネル1に取り付けた状態は第一実施形態と略同一のため詳細な説明を省略する。
図10、図11に示すように、カバー部材61はカバー25とサブフレーム40とが一体成形されている。カバー部材61とセンターフレーム27並びにレインフォース26とは、サブセンターフレーム44の下方からボルト締付などにより接合される。
【0034】
本実施形態によれば、カバー25とサブフレーム40とをCFRPで一体成形したので、第一実施形態と同様の効果が得られる上に、更に生産効率を向上することができる。
【0035】
尚、この発明は上述した実施形態に限られるものではなく、以下の態様を採用してもよい。
上記実施形態では、カバー内に燃料電池スタックを収容できる形状としたが、他の部品を同時に収容できるような形状としてもよい。
上記実施形態において、カバーの補強部は第一実施形態にのみ形成しているが、第二実施形態において補強部を一体成形してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の第一実施形態における車両の側面説明図である。
【図2】本発明の第一実施形態における車両の平面説明図である。
【図3】本発明の第一実施形態におけるサブフレームの平面図である。
【図4】図2のA−A線に沿うフロアパネルの断面図である。
【図5】本発明の第一実施形態におけるフロアパネルにカバーを取り付けた状態の斜視図である。
【図6】図5のB−B線に沿う要部断面図である。
【図7】図1の要部拡大断面図である。
【図8】本発明の第二実施形態におけるカバー部材の斜視図である。
【図9】本発明の第二実施形態におけるフロアパネルにカバー部材を取り付けた状態の斜視図である。
【図10】図9のC−C線に沿う要部断面図である。
【図11】図9のD−D線に沿う要部断面図である。
【符号の説明】
【0037】
1…フロアパネル 12…燃料電池スタック(燃料電池) 22…フロアトンネル 23…開口部 25…カバー 32L…リブ 40…サブフレーム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フロアパネルのフロアトンネルに開口部を設け、該開口部にこれを閉塞して上方へ突出する膨出部を有する炭素繊維強化樹脂のカバーを設け、該カバー内に燃料電池がサブフレームを介して収納されていることを特徴とする燃料電池搭載構造。
【請求項2】
前記カバーは、前記開口部の周縁に沿って繊維が配向され、前記開口部の周縁に対応する部位には車幅方向にリブが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池搭載構造。
【請求項3】
前記サブフレームに前記燃料電池を固定し、該燃料電池を前記カバーで覆って前記開口部へ挿入し、前記燃料電池を車体へ搭載することを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池搭載構造。
【請求項4】
前記リブは、その左右端部においてレインフォースを介してクロスメンバと連結されていることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池搭載構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2008−94146(P2008−94146A)
【公開日】平成20年4月24日(2008.4.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−275050(P2006−275050)
【出願日】平成18年10月6日(2006.10.6)
【出願人】(000005326)本田技研工業株式会社 (23,863)
【Fターム(参考)】