画像形成装置および画像形成方法
【課題】複数のレンズ行を用いて感光体等の潜像担持体の表面を露光するにあたって、潜像担持体の表面の曲率形状に依らず露光不良の発生を抑制する技術の提供を目的とする。
【解決手段】複数のレンズそれぞれによる光ビームの結像位置は、潜像担持体表面の曲率形状に応じた位置となるように調整されており、しかも、スポットピッチがスポットグループに依らず一定となるように、複数の発光素子グループのそれぞれでは発光素子の配置が調整されている。
【解決手段】複数のレンズそれぞれによる光ビームの結像位置は、潜像担持体表面の曲率形状に応じた位置となるように調整されており、しかも、スポットピッチがスポットグループに依らず一定となるように、複数の発光素子グループのそれぞれでは発光素子の配置が調整されている。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
表面が主走査方向と略直交する副走査方向に搬送される潜像担持体と、
前記主走査方向に対応する長手方向に複数のレンズを並べてなるレンズ行を、N行(Nは3以上の整数)前記副走査方向に対応する幅方向の互いに異なる配置位置に前記潜像担持体表面に対向して配置したレンズアレイと、複数の発光素子グループを前記複数のレンズに対応して配置したヘッド基板とを有するラインヘッドと
を備え、
前記複数の発光素子グループのそれぞれでは、複数の発光素子が前記長手方向に所定の発光素子ピッチで配置されるとともに、該発光素子グループの前記発光素子はそれぞれ前記潜像担持体表面の前記副走査方向の移動に応じたタイミングで光ビームを射出し、該発光素子グループからの光ビームが該発光素子グループに対応する前記レンズにより前記潜像担持体表面に向けて結像されて、前記主走査方向に所定のスポットピッチで並ぶ複数のスポットからなるスポットグループが該発光素子グループに対応して前記潜像担持体表面に形成され、
前記N行のレンズ行のそれぞれは、前記潜像担持体表面の前記副走査方向において互いに異なる対向位置に対向しており、
前記潜像担持体の表面のうち前記レンズアレイと対向する表面領域は副走査断面において曲率を有しており、
前記複数のレンズそれぞれによる光ビームの結像位置は、前記潜像担持体表面の曲率形状に応じた位置となるように調整されており、しかも、
前記スポットピッチが前記スポットグループに依らず一定となるように、前記複数の発光素子グループのそれぞれでは前記発光素子の配置が調整されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記スポットピッチが前記スポットグループに依らず一定となるように、前記複数の発光素子グループのそれぞれでは前記複数の発光素子の前記発光素子ピッチが調整されている請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記複数の発光素子グループのそれぞれでは、前記長手方向に所定個数の前記発光素子を並べてなる発光素子行が前記幅方向に所定の発光素子行ピッチで複数行配置されるように、前記複数の発光素子は配置されており、更に、前記発光素子行ピッチも調整されている請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記発光素子ピッチは、前記幅方向の一方方向の上流側の前記発光素子グループから前記一方方向の下流側の前記発光素子グループに向うに連れて、大きくなる請求項2または3記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記N行のレンズ行は、前記幅方向に所定のレンズ行ピッチで並ぶとともに、前記幅方向に略垂直な対称軸に対して前記幅方向において略対称に配置されており、
前記複数の発光素子グループのうち、前記N行のレンズ行のうちの前記対称軸に最も近い前記レンズ行に属する前記レンズに対応する前記発光素子グループを中央発光素子グループと定義し、前記N行のレンズ行のうちの前記幅方向の各端部のレンズ行に属するレンズに対応する前記発光素子グループを端部発光素子グループと定義したとき、
前記発光素子ピッチは、前記中央発光素子グループから前記端部発光素子グループに向うに連れて小さくなる請求項2または3記載の画像形成装置。
【請求項6】
表面が主走査方向と略直交する副走査方向に搬送される潜像担持体の前記表面をラインヘッドにより露光する露光工程を備え、
前記ラインヘッドは、前記主走査方向に対応する長手方向に複数のレンズを並べてなるレンズ行を、N行(Nは3以上の整数)前記副走査方向に対応する幅方向の互いに異なる配置位置に前記潜像担持体表面に対向して配置したレンズアレイと、複数の発光素子グループを前記複数のレンズに対応して配置したヘッド基板とを有し、
前記複数の発光素子グループのそれぞれでは、複数の発光素子が前記長手方向に所定の発光素子ピッチで配置されるとともに、該発光素子グループの前記発光素子はそれぞれ前記潜像担持体表面の前記副走査方向の移動に応じたタイミングで光ビームを射出し、該発光素子グループからの光ビームが該発光素子グループに対応する前記レンズにより前記潜像担持体表面に向けて結像されて、前記主走査方向に所定のスポットピッチで並ぶ複数のスポットからなるスポットグループが該発光素子グループに対応して前記潜像担持体表面に形成され、
前記N行のレンズ行のそれぞれは、前記潜像担持体表面の前記副走査方向において互いに異なる対向位置に対向しており、
前記潜像担持体の表面のうち前記レンズアレイと対向する表面領域は副走査断面において曲率を有しており、
前記複数のレンズそれぞれによる光ビームの結像位置は、前記潜像担持体表面の曲率形状に応じた位置となるように調整されており、しかも、
前記スポットピッチが前記スポットグループに依らず一定となるように、前記複数の発光素子グループのそれぞれでは前記発光素子の配置が調整されていることを特徴とする画像形成方法。
【請求項1】
表面が主走査方向と略直交する副走査方向に搬送される潜像担持体と、
前記主走査方向に対応する長手方向に複数のレンズを並べてなるレンズ行を、N行(Nは3以上の整数)前記副走査方向に対応する幅方向の互いに異なる配置位置に前記潜像担持体表面に対向して配置したレンズアレイと、複数の発光素子グループを前記複数のレンズに対応して配置したヘッド基板とを有するラインヘッドと
を備え、
前記複数の発光素子グループのそれぞれでは、複数の発光素子が前記長手方向に所定の発光素子ピッチで配置されるとともに、該発光素子グループの前記発光素子はそれぞれ前記潜像担持体表面の前記副走査方向の移動に応じたタイミングで光ビームを射出し、該発光素子グループからの光ビームが該発光素子グループに対応する前記レンズにより前記潜像担持体表面に向けて結像されて、前記主走査方向に所定のスポットピッチで並ぶ複数のスポットからなるスポットグループが該発光素子グループに対応して前記潜像担持体表面に形成され、
前記N行のレンズ行のそれぞれは、前記潜像担持体表面の前記副走査方向において互いに異なる対向位置に対向しており、
前記潜像担持体の表面のうち前記レンズアレイと対向する表面領域は副走査断面において曲率を有しており、
前記複数のレンズそれぞれによる光ビームの結像位置は、前記潜像担持体表面の曲率形状に応じた位置となるように調整されており、しかも、
前記スポットピッチが前記スポットグループに依らず一定となるように、前記複数の発光素子グループのそれぞれでは前記発光素子の配置が調整されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記スポットピッチが前記スポットグループに依らず一定となるように、前記複数の発光素子グループのそれぞれでは前記複数の発光素子の前記発光素子ピッチが調整されている請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記複数の発光素子グループのそれぞれでは、前記長手方向に所定個数の前記発光素子を並べてなる発光素子行が前記幅方向に所定の発光素子行ピッチで複数行配置されるように、前記複数の発光素子は配置されており、更に、前記発光素子行ピッチも調整されている請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記発光素子ピッチは、前記幅方向の一方方向の上流側の前記発光素子グループから前記一方方向の下流側の前記発光素子グループに向うに連れて、大きくなる請求項2または3記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記N行のレンズ行は、前記幅方向に所定のレンズ行ピッチで並ぶとともに、前記幅方向に略垂直な対称軸に対して前記幅方向において略対称に配置されており、
前記複数の発光素子グループのうち、前記N行のレンズ行のうちの前記対称軸に最も近い前記レンズ行に属する前記レンズに対応する前記発光素子グループを中央発光素子グループと定義し、前記N行のレンズ行のうちの前記幅方向の各端部のレンズ行に属するレンズに対応する前記発光素子グループを端部発光素子グループと定義したとき、
前記発光素子ピッチは、前記中央発光素子グループから前記端部発光素子グループに向うに連れて小さくなる請求項2または3記載の画像形成装置。
【請求項6】
表面が主走査方向と略直交する副走査方向に搬送される潜像担持体の前記表面をラインヘッドにより露光する露光工程を備え、
前記ラインヘッドは、前記主走査方向に対応する長手方向に複数のレンズを並べてなるレンズ行を、N行(Nは3以上の整数)前記副走査方向に対応する幅方向の互いに異なる配置位置に前記潜像担持体表面に対向して配置したレンズアレイと、複数の発光素子グループを前記複数のレンズに対応して配置したヘッド基板とを有し、
前記複数の発光素子グループのそれぞれでは、複数の発光素子が前記長手方向に所定の発光素子ピッチで配置されるとともに、該発光素子グループの前記発光素子はそれぞれ前記潜像担持体表面の前記副走査方向の移動に応じたタイミングで光ビームを射出し、該発光素子グループからの光ビームが該発光素子グループに対応する前記レンズにより前記潜像担持体表面に向けて結像されて、前記主走査方向に所定のスポットピッチで並ぶ複数のスポットからなるスポットグループが該発光素子グループに対応して前記潜像担持体表面に形成され、
前記N行のレンズ行のそれぞれは、前記潜像担持体表面の前記副走査方向において互いに異なる対向位置に対向しており、
前記潜像担持体の表面のうち前記レンズアレイと対向する表面領域は副走査断面において曲率を有しており、
前記複数のレンズそれぞれによる光ビームの結像位置は、前記潜像担持体表面の曲率形状に応じた位置となるように調整されており、しかも、
前記スポットピッチが前記スポットグループに依らず一定となるように、前記複数の発光素子グループのそれぞれでは前記発光素子の配置が調整されていることを特徴とする画像形成方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【公開番号】特開2008−221707(P2008−221707A)
【公開日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−65204(P2007−65204)
【出願日】平成19年3月14日(2007.3.14)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年3月14日(2007.3.14)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】
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