説明

着信メロディ作成装置、着信メロディ作成方法及びプログラム

【課題】 ユーザが所有する音楽CDやDVD、又はネットワークからダウンロードした音楽から自分だけのオリジナル着信メロディを簡単に作成することができる着信メロディ作成装置を提供する。
【解決手段】 本発明の着信メロディ作成装置は、PC10で構成され、入力部17と、着信メロディを生成する着信メロディ生成部16と、楽曲出力部18と、携帯電話20に接続するための外部入出力部13と、一時記憶部15と、楽曲DB14と、記録媒体読取部12と、ネットワーク40に接続されたサーバ30からプロバイダ50Aを介して楽曲データをダウンロードするためにネットワーク40に通信可能に接続する通信制御部11と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話の着信メロディ(着信音や音声(歌)を含む)を作成するための着信メロディ作成装置、着信メロディ作成方法及びプログラムに関する。特には、ユーザが所有する音楽CDやDVD、又はネットワークからダウンロードした音楽から自分だけのオリジナル着信メロディを簡単に作成することができる着信メロディ作成装置、着信メロディ作成方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
今日において、携帯電話の普及が増大し、多くの人々が持ち歩くようになっている。このため、携帯電話のユーザは、人ごみの中でも自分だけに判るような特別な着信メロディを作成したり、お気に入りのアーティストの曲から作られた着信メロディをダウンロードして利用したりしている。
【0003】
例えば、特許公開2004−219790公報には、ユーザが所有する音声楽曲再生機での音声楽曲再生履歴やこの履歴を用いた嗜好分析結果を着信メロディ販売元に送信し、着信メロディ販売元はこのデータを用いて、ユーザの嗜好に合った着信メロディまたはその購入情報を携帯電話に配信するシステムが記載されている。これによって、ユーザニーズが変化してもユーザの嗜好に合った着信メロディまたはその購入情報を携帯電話に配信できるようになっている。
【特許文献1】特許公開2004−219790公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許公開2004−219790公報などの従来のシステムや方法によれば、お気に入りのアーティストの曲から作られた着信メロディを着信メロディ販売元から供給されるため、自分だけのオリジナル着信メロディを利用することにはならない。
【0005】
また、ユーザが自分だけのオリジナル着信メロディを作成する場合、携帯電話のボタンを音符ごとに押して作成する必要があり、非常に手間や時間がかかる。
【0006】
従って、本発明の目的は、ユーザが所有する音楽CDやDVD、又はネットワークからダウンロードした音楽から自分だけのオリジナル着信メロディを簡単に作成することができる着信メロディ作成装置、着信メロディ作成方法及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明の着信メロディ作成装置は、携帯電話の着信メロディを作成する着信メロディ作成装置であって、情報を入力する入力手段と、楽曲データ(音声データを含む)及び入力手段からの情報に基づいて、着信メロディを生成する着信メロディ生成手段と、着信メロディ生成手段で生成された着信メロディを記憶する楽曲記憶手段と、を備え、着信メロディ生成手段は、入力手段からの情報に基づいて、楽曲データのうち使用する範囲を指定するポイント制御手段と、入力手段からの情報に基づいて、ポイント制御手段で指定された範囲の音量を制御する音量制御手段と、入力手段からの情報に基づいて、ポイント制御手段で指定された範囲のアレンジを行うアレンジ制御手段と、ポイント制御手段、音量制御手段及び/又はアレンジ制御手段によって生成された着信メロディを再生する再生手段と、着信メロディを携帯電話に送信するための入出力制御手段と、を備える、ことを特徴とする。
【0008】
さらに、着信メロディ生成手段で生成された着信メロディを楽曲として出力する楽曲出力手段を備える、ことができる。
【0009】
また、携帯電話に接続するための外部入出力手段を備える、ことができ、外部入出力手段は、USBポートである。
【0010】
さらに、楽曲データを記憶する楽曲データ記憶手段を備え、楽曲データ記憶手段は、RAMである、ようにすることができる。または、楽曲データ記憶手段及び着信メロディを記憶する楽曲記憶手段は、HDである、ようにすることもできる。
【0011】
また、記録媒体に記録されている楽曲データを読み取る記録媒体読取手段を備え、記録媒体読取手段は、DVD/CD−ROMドライブである、ようにするとよい。
【0012】
さらに、ネットワークに接続する通信制御手段を備え、通信制御手段は、楽曲データをネットワークに接続されたサーバからダウンロードする、ことができる。
【0013】
また、着信メロディ生成手段は、接続されている携帯電話を通信端末として、楽曲データをダウンロードする、ことができる。
【0014】
また、着信メロディ生成手段は、接続されている携帯電話のみに、生成した着信メロディを送信する、ようにする。このとき、着信メロディ生成手段は、生成した着信メロディの送信回数を制限したり、生成した着信メロディを送信する携帯電話を制限する、ことができる。この携帯電話の制限を、該携帯電話固有のIDによって制御する、ようにするとよい。また、入力手段は、キーボード及び/又はマウスである。
【0015】
また、上記課題を解決するため、本発明の着信メロディ作成方法は、入力手段、楽曲出力手段、外部入出力手段、記憶手段及びデータ読取手段を備えるコンピュータにおいて携帯電話の着信メロディを作成する着信メロディ作成方法であって、(A)データ読取手段で楽曲データを読み込み、(B)入力手段からの情報に基づいて、楽曲データのうち使用する範囲を指定し、(C)入力手段からの情報に基づいて、指定された範囲の音量を制御し、(D)入力手段からの情報に基づいて、指定された範囲のアレンジを行い、(E)ステップ(B)〜(D)によって生成された着信メロディを記憶手段に記憶し、(F)記憶した着信メロディを外部入出力手段から携帯電話に送信する、ことを特徴とする。
【0016】
ステップ(E)は、さらに、生成された着信メロディを楽曲出力手段に出力する、ことができる。
【0017】
ステップ(F)は、携帯電話にUSBポートを介して送信する、ことができる。
【0018】
また、ステップ(A)は、読み込んだ楽曲データを記憶する、ことができる。このとき、読み込んだ楽曲データをコンピュータのRAMに記憶する、ことができる。または、ステップ(A)及びステップ(E)は、楽曲データ及び着信メロディをHDに記憶する、ことができる。
【0019】
また、ステップ(A)は、記録媒体に記録されている楽曲データを読み取る、ことができる。このとき、ステップ(A)は、DVD/CD−ROMドライブから記録媒体に記録されている楽曲データを読み取る、ようにするとよい。
【0020】
また、ステップ(A)は、楽曲データをネットワークに接続されたサーバからダウンロードする、ことができる。このとき、ステップ(A)は、接続されている携帯電話を通信端末として、楽曲データをダウンロードする、ようにしてもよい。
【0021】
また、ステップ(F)は、接続されている携帯電話のみに、生成した着信メロディを送信する、ようにすることができる。また、ステップ(F)は、生成した着信メロディの送信回数を制限し、または、生成した着信メロディを送信する携帯電話を制限する、ことができる。このとき、ステップ(F)は、携帯電話の制限を、該携帯電話固有のIDによって制御する、こともできる。
【0022】
また、上記課題を解決するため、本発明のプログラムは、携帯電話の着信メロディを作成するためのプログラムであって、上記何れか記載の着信メロディ作成装置の機能を、コンピュータに実現させる、ことを特徴とする。
【0023】
また、上記課題を解決するため、本発明のプログラムは、携帯電話の着信メロディを作成するためのプログラムであって、上記何れか記載の着信メロディ作成方法の処理を、コンピュータに実行させる、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0024】
本発明の着信メロディ作成装置、着信メロディ作成方法及びプログラムによれば、ユーザが所有する音楽CDやDVD、又はネットワークからダウンロードした音楽から自分だけのオリジナル着信メロディを簡単に作成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下、図面を参照して本発明の着信メロディ作成装置、着信メロディ作成方法及びプログラムの実施の形態を説明する。
【0026】
図1は、本発明の着信メロディ作成装置の一例を示す図である。図1において、この着信メロディ作成装置は、PC(Personal Computer)10で構成され、情報を入力するキーボードやマウスなどの入力部17と、楽曲データ(音声データを含む)及び入力部17からの情報に基づいて、着信メロディを生成する着信メロディ生成部16と、着信メロディ生成部16で生成された着信メロディを楽曲(音声を含む)として出力する、スピーカやヘッドホン端子などの楽曲出力部18と、携帯電話20に接続するためのUSBポートなどの外部入出力部13と、着信メロディ生成時に使用される楽曲データを一時的に記憶する、RAMなどの一時記憶部15と、楽曲データ及び着信メロディ生成部16で生成された着信メロディを記憶する、HDなどの楽曲DB14と、USBメモリ、外付けHD、メモリカード、DVD、CDなどの外部記録媒体に記録されている楽曲データを読み取る、DVD/CD−ROMドライブやUSBポートなどの記録媒体読取部12と、インターネットなどのネットワーク40に接続されたサーバ30からプロバイダ50Aを介して楽曲データをダウンロードするためにネットワーク40に通信可能に接続する通信制御部11と、を備えている。
【0027】
また、着信メロディ生成部16は、入力部17からの情報に基づいて、楽曲データのうち使用する範囲を指定するポイント制御部23と、入力部17からの情報に基づいて、ポイント制御部23で指定された範囲の音量を制御する音量制御部21手段と、入力部17からの情報に基づいて、ポイント制御部23で指定された範囲のアレンジ(変調、ミキシング、エコー処理、テンポ調整、音声楽曲から音声消去(楽曲のみ抽出)または楽曲消去(音声のみ抽出)など)を行うアレンジ制御部22と、ポイント制御部23、音量制御部21及び/又はアレンジ制御部22によって生成された着信メロディを再生する再生部24と、着信メロディを携帯電話20に送信するための入出力制御部25と、を備える。
【0028】
ここで、着信メロディ生成部16は、接続されている携帯電話20を通信端末として、プロバイダ50B及びネットワーク40を介して、サーバ30から楽曲データをダウンロードすることができる。携帯電話20でダウンロードされた楽曲データは、外部入出力部13を介して着信メロディ生成部16の入出力制御部25に送られる。また、携帯電話20によってダウンロードされた楽曲データは、楽曲DB14に記憶することができる。携帯電話20を通信端末として楽曲データをサーバ30からダウンロードする方法としては、図1に示す構成以外にも、一般的な方法として、携帯電話20を通信モデムとして利用する方法や、携帯電話20そのものに楽曲データをダウンロードし、USBポート(外部入出力部13)などからPC10のHD(楽曲DB14)に記憶する方法などがある。
【0029】
また、利用する楽曲データの著作権を保護する機能として、着信メロディ生成部16は、接続されている携帯電話20のみに、生成した着信メロディを送信するようにすることができる。すなわち、生成した着信メロディは、物理的に接続された携帯電話20のみに送信でき、ネットワーク40を介して配信することができないようにする。また、着信メロディ生成部16は、生成した着信メロディの送信回数を所定回数に制限することができる。この場合には、送信回数が制限回数に達した場合、楽曲DB14に記憶されている着信メロディを削除するようにするとよい。また、生成した着信メロディを送信する携帯電話20を制限するようにすることができる。この携帯電話20の制限を、該携帯電話固有のIDによって行うようにする。例えば、着信メロディを送信する携帯電話20の最大数を制限し、その範囲内で生成した着信メロディに携帯電話固有のIDを紐付けて楽曲DB14に登録することができる。
【0030】
図2は、本発明の着信メロディ作成方法を示すフローチャートである。図2において、ダウンロード、DVD、CDなどから楽曲データを読み込み、楽曲DB14や一時記憶部15に記憶し、楽曲(音声を含む)を再生する(ステップ201)。
【0031】
そして、着信メロディの生成処理を行う(ステップ202、ステップ203−1〜3、ステップ204)。具体的には、キーボードやマウスなどの入力部17を使用して、ポイント制御部23によって着信メロディに使用する部分(フレーズ)を楽曲データから選択(例えば、再生時間の開始と終了をポイントして指定)し(ステップ203−2)、音量制御部21で出力音量を調整し(ステップ203−1)、アレンジ制御部22で指定された範囲のアレンジ(変調、ミキシング、エコー処理、テンポ調整、音声楽曲から音声消去(楽曲のみ抽出)または楽曲消去(音声のみ抽出)など)を行う(ステップ203−3)。この着信メロディの生成処理(ステップ202、203−1〜3)は、複数の楽曲データを利用することができ、この場合には、ステップ204からステップ202の処理に戻り、ステップ202からステップ201の処理に戻る。ステップ204からステップ202の戻りにより、同一の楽曲データを複数回使用することができ、ステップ202からステップ201の戻りにより、複数の楽曲データを使用することができる。
【0032】
生成された着信メロディは、楽曲DB14に記憶される(ステップ205)。このとき、物理的に接続された携帯電話20のみに送信でき、ネットワーク40を介して配信することができないようにフラグを利用した制御を行い、フラグと共に記憶する(フラグメンテーション処理)。また、着信メロディ生成部16は、生成した着信メロディの送信回数を所定回数に制限することができ、この所定回数を着信メロディに付して記憶する。この場合には、送信回数が制限回数に達した場合、楽曲DB14に記憶されている着信メロディを削除する。また、生成した着信メロディを送信する携帯電話20を制限するようにすることができる。この携帯電話20の制限を、該携帯電話固有のIDによって行うようにする。例えば、着信メロディを送信する携帯電話20の最大数を制限し、その範囲内で生成した着信メロディに携帯電話固有のIDを紐付けて楽曲DB14に登録する。
【0033】
楽曲DB14に記憶された着信メロディを携帯電話20に送信する(ステップ206)。このとき、登録された携帯電話20以外に出力した場合や、制限回数に達していた場合には(ステップ207)、出力エラーとなり、出力先などを再指定するか終了する(ステップ209、ステップ210)。
【0034】
着信メロディが携帯電話20に送信されたら、携帯電話20で再生確認を行い、出力内容がOKであれば終了し、着信メロディを作り直したい場合にはステップ202の処理に戻る(ステップ208)。ここで、ステップ202ではなくステップ201の処理に戻ることもできる(図示せず)。
【0035】
以上、本発明の着信メロディ作成装置及び着信メロディ作成方法について説明したが、上述した着信メロディ作成装置及び着信メロディ作成方法をコンピュータなどで実現及び実行可能なプログラムとすることもできる。
【0036】
本発明の着信メロディ作成装置、着信メロディ作成方法及びプログラムによれば、ユーザが所有する音楽CDやDVD、又はネットワークからダウンロードした音楽から自分だけのオリジナル着信メロディを簡単に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の着信メロディ作成装置の一例を示す図である。
【図2】本発明の着信メロディ作成方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0038】
10 PC
11 通信制御部
12 媒体読取部
13 外部入出力部
14 楽曲DB
15 一時記憶部
16 着信メロディ生成部
17 入力部
18 楽曲出力部
20 携帯電話
21 音量制御部
22 アレンジ制御部
23 ポイント制御部
24 再生部
25 入出力制御部
30 サーバ
40 ネットワーク
50A,50B プロバイダ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯電話の着信メロディを作成する着信メロディ作成装置であって、
情報を入力する入力手段と、
楽曲データ及び前記入力手段からの情報に基づいて、着信メロディを生成する着信メロディ生成手段と、
前記着信メロディ生成手段で生成された前記着信メロディを記憶する楽曲記憶手段と、
を備え、
前記着信メロディ生成手段は、
前記入力手段からの情報に基づいて、前記楽曲データのうち使用する範囲を指定するポイント制御手段と、
前記入力手段からの情報に基づいて、前記ポイント制御手段で指定された範囲の音量を制御する音量制御手段と、
前記入力手段からの情報に基づいて、前記ポイント制御手段で指定された範囲のアレンジを行うアレンジ制御手段と、
前記ポイント制御手段、前記音量制御手段及び/又は前記アレンジ制御手段によって生成された着信メロディを再生する再生手段と、
前記着信メロディを携帯電話に送信するための入出力制御手段と、
を備える、
ことを特徴とする着信メロディ作成装置。
【請求項2】
さらに、前記着信メロディ生成手段で生成された着信メロディを楽曲として出力する楽曲出力手段を備える、ことを特徴とする請求項1記載の着信メロディ作成装置。
【請求項3】
さらに、携帯電話に接続するための外部入出力手段を備える、ことを特徴とする請求項1又は2記載の着信メロディ作成装置。
【請求項4】
前記外部入出力手段は、USBポートである、ことを特徴とする請求項3記載の着信メロディ作成装置。
【請求項5】
さらに、前記楽曲データを記憶する楽曲データ記憶手段を備える、ことを特徴とする請求項1から4何れか記載の着信メロディ作成装置。
【請求項6】
前記楽曲データ記憶手段は、RAM(Random Access Memory)である、ことを特徴とする請求項5何れか記載の着信メロディ作成装置。
【請求項7】
前記楽曲データ記憶手段及び前記着信メロディを記憶する楽曲記憶手段は、HD(Hard Disk)である、ことを特徴とする請求項5又は6何れか記載の着信メロディ作成装置。
【請求項8】
さらに、記録媒体に記録されている楽曲データを読み取る記録媒体読取手段を備える、ことを特徴とする請求項1から7何れか記載の着信メロディ作成装置。
【請求項9】
前記記録媒体読取手段は、DVD/CD−ROMドライブである、ことを特徴とする請求項8記載の着信メロディ作成装置。
【請求項10】
さらに、ネットワークに接続する通信制御手段を備え、
前記通信制御手段は、楽曲データを前記ネットワークに接続されたサーバからダウンロードする、
ことを特徴とする請求項1から9何れか記載の着信メロディ作成装置。
【請求項11】
前記着信メロディ生成手段は、接続されている携帯電話を通信端末として、楽曲データをダウンロードする、ことを特徴とする請求項1から10何れか記載の着信メロディ作成装置。
【請求項12】
前記着信メロディ生成手段は、接続されている携帯電話のみに、生成した着信メロディを送信する、ことを特徴とする請求項1から11何れか記載の着信メロディ作成装置。
【請求項13】
前記着信メロディ生成手段は、生成した着信メロディの送信回数を制限する、ことを特徴とする請求項1から12何れか記載の着信メロディ作成装置。
【請求項14】
前記着信メロディ生成手段は、生成した着信メロディを送信する携帯電話を制限する、ことを特徴とする請求項1から13何れか記載の着信メロディ作成装置。
【請求項15】
前記着信メロディ生成手段は、携帯電話の制限を、該携帯電話固有のIDによって制御する、ことを特徴とする請求項14記載の着信メロディ作成装置。
【請求項16】
前記入力手段は、キーボード及び/又はマウスである、ことを特徴とする請求項1から15何れか記載の着信メロディ作成装置。
【請求項17】
入力手段、楽曲出力手段、外部入出力手段、記憶手段及びデータ読取手段を備えるコンピュータにおいて携帯電話の着信メロディを作成する着信メロディ作成方法であって、
(A)データ読取手段で楽曲データを読み込み、
(B)入力手段からの情報に基づいて、楽曲データのうち使用する範囲を指定し、
(C)入力手段からの情報に基づいて、指定された範囲の音量を制御し、
(D)入力手段からの情報に基づいて、指定された範囲のアレンジを行い、
(E)前記ステップ(B)〜(D)によって生成された着信メロディを記憶手段に記憶し、
(F)記憶した着信メロディを外部入出力手段から携帯電話に送信する、
ことを特徴とする着信メロディ作成方法。
【請求項18】
前記ステップ(E)は、さらに、生成された着信メロディを楽曲出力手段に出力する、ことを特徴とする請求項17記載の着信メロディ作成方法。
【請求項19】
前記ステップ(F)は、携帯電話にUSBポートを介して送信する、ことを特徴とする請求項17又は18記載の着信メロディ作成方法。
【請求項20】
前記ステップ(A)は、読み込んだ前記楽曲データを記憶する、ことを特徴とする請求項17から19何れか記載の着信メロディ作成方法。
【請求項21】
前記ステップ(A)は、読み込んだ前記楽曲データをコンピュータのRAMに記憶する、ことを特徴とする請求項20記載の着信メロディ作成方法。
【請求項22】
前記ステップ(A)及び前記ステップ(E)は、楽曲データ及び着信メロディをHDに記憶する、ことを特徴とする請求項20記載の着信メロディ作成方法。
【請求項23】
前記ステップ(A)は、記録媒体に記録されている楽曲データを読み取る、ことを特徴とする請求項17から22何れか記載の着信メロディ作成方法。
【請求項24】
前記ステップ(A)は、DVD/CD−ROMドライブから記録媒体に記録されている楽曲データを読み取る、ことを特徴とする請求項23記載の着信メロディ作成方法。
【請求項25】
前記ステップ(A)は、楽曲データをネットワークに接続されたサーバからダウンロードする、ことを特徴とする請求項17から24何れか記載の着信メロディ作成方法。
【請求項26】
前記ステップ(A)は、接続されている携帯電話を通信端末として、楽曲データをダウンロードする、ことを特徴とする請求項17から25何れか記載の着信メロディ作成方法。
【請求項27】
前記ステップ(F)は、接続されている携帯電話のみに、生成した着信メロディを送信する、ことを特徴とする請求項17から26何れか記載の着信メロディ作成方法。
【請求項28】
前記ステップ(F)は、生成した着信メロディの送信回数を制限する、ことを特徴とする請求項17から27何れか記載の着信メロディ作成方法。
【請求項29】
前記ステップ(F)は、生成した着信メロディを送信する携帯電話を制限する、ことを特徴とする請求項17から28何れか記載の着信メロディ作成方法。
【請求項30】
前記ステップ(F)は、携帯電話の制限を、該携帯電話固有のIDによって制御する、ことを特徴とする請求項29記載の着信メロディ作成方法。
【請求項31】
携帯電話の着信メロディを作成するためのプログラムであって、前記請求項1から16何れか記載の着信メロディ作成装置の機能を、コンピュータに実現させる、ことを特徴とするプログラム。
【請求項32】
携帯電話の着信メロディを作成するためのプログラムであって、前記請求項17から30何れか記載の着信メロディ作成方法の処理を、コンピュータに実行させる、ことを特徴とするプログラム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2006−154353(P2006−154353A)
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−345420(P2004−345420)
【出願日】平成16年11月30日(2004.11.30)
【出願人】(597087114)ソースネクスト株式会社 (14)
【Fターム(参考)】