説明

第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法

【課題】VoIP網から伝送されるビデオ通話の画像を第3のディスプレイ機器を介して提供することが可能なビデオ通話方法を提供すること。
【解決手段】第1の移動通信端末が、第2の移動通信端末との間でビデオ通話サービスを接続するステップと、前記第1の移動通信端末が、前記第2の移動通信端末に対し画像を送受信するための装置を第3のディスプレイに変更することを要請するステップと、前記第1の移動通信端末が、前記第2の移動通信端末に対して前記第3のディスプレイに関する情報を伝送し、前記第2の移動通信端末が前記第3のディスプレイに/から画像を送受信するように制御するステップと、前記第1の移動通信端末が、前記第3のディスプレイに対して前記前記第2の移動通信端末に関する情報を伝送し、前記第3のディスプレイが前記第2の移動通信端末に/から画像を送受信するように制御するステップとを含むようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動通信システムのビデオ通話方法に係り、より詳しくは、VoIP(Voice over Internet Protocol)網から伝送されるビデオ通話の画像を第3のディスプレイ装置を介して提供可能にするビデオ通話方法に関する。
【背景技術】
【0002】
VoIPは、これまでPSTN(Public Switched Telephone Network)を介して行われていた音声サービスを、インターネットプロトコル(IP)を用いて提供する技術である。このようにIP網を用いることにより、既存の電話網においては未だ提供し得なかった多様なサービスが提供可能となる。その代表的な応用例としては、ウェブコールセンター(web call center)、インスタンスメッセージ(instance message)、CTI(computer Telephony Integration)、UMS(Unified Messaging System)などが挙げられ、現在でもさらなる応用による種々のサービスを行おうとしている。
【0003】
現在のVoIPは、ゲートウェイ、端末、及び呼接続エージェント(callconnection agent)により構成されている。ゲートウェイはPSTN網とIP網とを接続して互いに通信可能にし、呼接続エージェントがMGCP(Media Gateway Control Protocol)というプロトコルを用いてゲートウェイを制御する。そして、VoIP網においては、基本的に、H.323及びSIP(Session Initiation Protocol)が、シグナリングプロトコル(signel Protocol)として用いられている。
【0004】
一方、IS(International Standard)−95B及び95C以降の3世代の移動通信システムにおいては、データリンクの重要度が高まるに伴う種々のサービスが提案され、使用されている。その中でも、ビデオ通話技術は、どこからでも音声及び画像を伝送しながら通話可能であることから、今後、移動通信端末を用いたサービスの中核になると評価されている。
【0005】
特に、VoIP網との接続を通じた全てのIP基盤の移動通信システム(ALL-IP-based mobile communication system)においては、より一層の多様なビデオ通話サービスが提供可能になると予想される。
【0006】
図1は、従来のビデオ通話システムの概略を示す例示図である。
【0007】
図1に示すように、従来のビデオ通話システムは、移動通信端末(A)11及び移動通信端末(B)12の間で互いに音声データを伝送するためのチャンネル101及び画像データを伝送するためのチャンネル102をそれぞれ接続し、それぞれの移動通信端末(A)11及び移動通信端末(B)12のマイクとカメラを介して生成された音声データ及び画像データを各チャンネル101、102を介して相手方に伝送することにより、移動通信端末(11,12)を通じたビデオ通話が行われる。即ち、図1は、VoIP網100を介して音声データ及び画像データを伝送するためのチャンネル(101,102)がそれぞれ接続されることを示している。
【0008】
このように、従来のビデオ通話システムは、ある移動通信端末から音声データ及び画像データを相手方の移動通信端末に伝送することにより、互いに離れた位置にあるそれぞれの移動通信端末のユーザ同士で、音声及び画像による通話を可能にしている。
【0009】
しかしながら、このように従来のビデオ通話システムは、その画像伝送の目的地がそれぞれの移動通信端末に限られるが故に、携帯性は高いとはいえ、相手方に画像を伝送するためには、画像を生成するためのカメラを手にした状態で画像を伝送しながら通話しなければならないという欠点があった。
【0010】
さらに、従来のビデオ通話システムにおいては、移動通信端末の小さな表示画面(display screen)を介して画像を表示するため、実質的に相手方から高画質の画像を受信したとしても、その表示画面に表示することができないという不都合があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ある所定のディスプレイ装置のIP情報を相手方の移動通信端末に伝送し、ビデオ通話のために伝送される画像データを前記所定のディスプレイ装置を通じて提供することによって、VoIP網における第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にすることのできるビデオ通話方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の目的を達成するために、本発明は、第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法であって、第1の移動通信端末が、第2の移動通信端末との間でビデオ通話サービスを接続する第1のステップと、前記第1の移動通信端末が、前記第2の移動通信端末に対し画像を送受信するための装置を第3のディスプレイに変更することを要請する第2のステップと、前記第1の移動通信端末が、前記第2の移動通信端末に対して前記第3のディスプレイに関する情報を伝送して、前記第2の移動通信端末が前記第3のディスプレイに/から画像を送受信可能なようにする第3のステップと、前記第1の移動通信端末が、前記第3のディスプレイに対して前記前記第2の移動通信端末に関する情報を伝送し、前記第3のディスプレイが前記第2の移動通信端末に/から画像を送受信可能なようにする第4のステップと、を含むことを特徴とする。
【0013】
また、本発明は、第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法であって、第1の移動通信端末が、第2の移動通信端末とのビデオ通話サービスを接続する第1のステップと、前記第1の移動通信端末が、前記第2の移動通信端末に対し画像を送受信するための装置を第3のディスプレイに変更することを要請する第2のステップと、前記第1の移動通信端末が、前記第2の移動通信端末から受信した画像データを前記第3のディスプレイに伝送して、前記第3のディスプレイにて出力可能なようにする第3のステップと、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、ビデオ通話のために伝送される画像データを所定のディスプレイ装置を介して表示することを可能にしたことにより、ビデオ通話時においてユーザの使い勝手を良くすることが可能であるという効果がある。また、本発明によれば、別のディスプレイ装置を介して画像を受信できるので、高画質の画像データを出力することが可能になるという効果がある。
【0015】
上述した如き本発明の方法は、プログラムにより実現され、コンピュータにて読み取り可能な形態で記録媒体(例えば、CD−ROM、RAM、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスクなど)に記憶させておくことが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好適な一実施形態を詳しく説明する。なお、図中、できる限り同じ構成要素に対しては、たとえそれらが別の図面に示されているとしても、同じ参照符号及び符号を付すことによって重複説明を省略する。また、下記の説明及び添付図面において、本発明の要旨を不明瞭にすると判断される公知の技術及び構成についての詳細な説明は省略する。
【0017】
図2A及び図2Bは、本発明の一実施形態に従う第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法が適用されるVoIP網におけるビデオ通話システムの構成を示す例示図である。
【0018】
ここで、図2Aは、本発明の一実施形態に従う第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法のための設定動作を示す例示図である。
【0019】
図2Aに示すように、本発明の一実施形態に従う第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法は、移動通信端末(A)21及び移動通信端末(B)22の間で互いに音声データを伝送するためのチャンネル201及び画像データを伝送するためのチャンネル202をそれぞれ接続し、それぞれの移動通信端末(A)21及び移動通信端末(B)22のマイクとカメラを介して生成された音声データ及び画像データを、各チャンネル201、202を介して相手方に伝送することにより、移動通信端末(21,22)を通じたビデオ通話が行われる。即ち、本発明の一実施形態においては、VoIP網100を介して音声データ及び画像データを伝送するためのチャンネル(201,202)がそれぞれ接続されることを示している。
【0020】
このとき、移動通信端末(B)22において、移動通信端末(A)21から伝送される画像を、宅内のTVなどのディスプレイ23を介して受信したい場合、移動通信端末(B)22は、移動通信端末(A)21に対して該当ディスプレイ23に関する情報として該当ディスプレイ23のIPアドレスを伝送し、そして画像データを伝送するための既存のチャンネル202を切断して、画像データの伝送のための新たなチャンネルを該当ディスプレイ23との間で確立することを要請する(203)。
【0021】
さらに、移動通信端末(B)22は、ディスプレイ23に対して移動通信端末(A)21に関する情報として該当移動通信端末(A)21のIPアドレスを伝送し(204)、これにより、画像データを伝送するための新たなチャンネルが確立されたときに、ディスプレイ23が画像データの出発地アドレス(source address)を確認可能なようにする。
【0022】
図2Bは、図2Aの設定動作により画像データを伝送するための新たなチャンネル205が確立された状態を例示している。
【0023】
すなわち、図2Bは、移動通信端末(A)21と移動通信端末(B)22との間で互いに音声データを伝送するためのチャンネル201はそのまま保持され、図2Aにおける画像データを伝送するためのチャンネル202は切断されるが、移動通信端末(A)21とディスプレイ23との間に画像データを伝送するための新たなチャンネル205が確立されることを示している。
【0024】
そして、移動通信端末(A)21は、音声データについては既存のチャンネル201を介して移動通信端末B22に伝送し、画像データについては新たに確立されたチャンネル205を介してディスプレイ23に伝送する。
【0025】
このように、本発明の一実施形態に従う第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法においては、ディスプレイ23が自己のIPアドレスを有していることが必要である。言い換えると、ディスプレイ23がIPアドレスを有していなければ、移動通信端末(A)21は、画像データの送信先を探すことができない。
【0026】
このような図2A及び図2Bに示す構成により、移動通信端末(B)22のユーザは、例えばTVなどのディスプレイ23を介して相手方の画像を見ながら移動通信端末(B)22を通じたビデオ通話を行うことが可能になる。
【0027】
ここで、ディスプレイ23とは、TVに限られずIPアドレスを有しているあらゆるディスプレイ装置を適用可能である。そしてディスプレイ装置は、移動通信端末の表示画面に比して大きい表示画面を有し、且つ種々のフォーマットの画像データを受信して出力可能であるため、相手方から伝送されてくる画像データが高解像度のものであったとしても、解像度の損失無しに出力することが可能になる。なお、以上の説明では、移動通信端末(B)22側での動作例を記述したが、移動通信端末(A)21側においても同様の設定動作を行うことによって第3のディスプレイを通じたビデオ通話を可能にすることができる。
【0028】
図3は、本発明の他の実施形態に従う第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法が適用されるVoIP網におけるビデオ通話システムの構成を示す例示図である。
【0029】
図3に示すように、本発明の他の実施形態に従う第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法が適用されるVoIP網におけるビデオ通話システムは、既存のビデオ通話の接続(つまり画像データ伝送用のチャンネル)を切断することなく、ディスプレイ33への画像データの伝送を移動通信端末(B)32において行う構成である。
【0030】
すなわち、移動通信端末(A)31と移動通信端末(B)32との間で互いに音声データを伝送するためのチャンネル301及び画像データを伝送するためのチャンネル302をそれぞれ接続し、それぞれの移動通信端末(A)31及び移動通信端末(B)32のマイクとカメラを介して生成された音声データ及び画像データを各チャンネル301、302を介して相手方に伝送することにより、移動通信端末(21,22)を通じたビデオ通話が行われるが、移動通信端末(B)32が移動通信端末(A)31から受信した画像データをディスプレイ33に伝送し(303)、該当ディスプレイ33を介して画像データを表示する構成である。即ち、VoIP網100を介して音声データ及び画像データを伝送するためのチャンネル(301,302)、及び移動通信端末(B)32がディスプレイ33に画像データを伝送するためのチャンネル303が接続されることを示している。
【0031】
ここで、図3に示す実施形態では移動通信端末(B)32とディスプレイ33との間で画像データを伝送するためのチャンネルは、VoIP網100を介して接続されることを想定しているが、これに限定されることなく、ブルートゥース(登録商標)、ジグビー、無線LANなど種々の近距離通信方式により接続可能であることは言うまでもない。
【0032】
図4は、本発明の一実施形態に従う第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法のタイミングダイアグラム図である。
【0033】
図4は、本発明の一実施形態に従う第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法の手順を、図2A及び図2Bに示す構成と対応付けて例示している。
【0034】
先ず、移動通信端末(A)21及び移動通信端末(B)22はビデオ通信サービスの接続を行う。より詳しくは、移動通信端末(A)21及び移動通信端末(B)22は、UDP(User Datagram Protocol)基盤のSIP(Session Initiation Protocol)によりビデオ通話サービスセッションを設定し(ステップS401、S402)、RTP(Real-Time transport Protocol)を介してリアルタイムに音声データを互いに送受信することにより、移動通信端末(A)21及び移動通信端末(B)22の間で音声通話が可能になる(ステップS403)。
【0035】
次いで、ユーザが自己の移動通信端末の備えた操作キーなどの操作手段(不図示)を操作することによって、移動通信端末(A)21及び移動通信端末(B)22に予め格納されているビデオ通話プログラムを介して”ビデオオン(VIDEO ON)”を要請する
と(ステップS404)、それぞれの移動通信端末21、22に取り付けられているカメラのデバイスドライバから画像データを、移動通信端末21、22のデータ処理部(不図示)が受け取り、H.261をコーデックに用いて画像データを送受信する(ステップS405)。
【0036】
ここで、本発明の一実施形態に従う第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法においては、ユーザが自己の移動通信端末の備えた操作キーなどの操作手段(不図示)を操作することによって、第1の移動通信端末である移動通信端末(B)22がユーザから画像の送受信装置を変更せよとの指令を受け取り(ステップ406)、変更を予定するディスプレイ装置であるディスプレイ23のIPアドレスを含む画像サーバ変更メッセージを第2の移動通信端末である移動通信端末(A)21に伝送する(ステップS407)。さらに、変更予定のディスプレイ23に対し画像データの伝送元である移動通信端末(A)21のIPアドレスを含む画像サーバ変更メッセージを伝送する(ステップS408)。
【0037】
そして、移動通信端末(A)21と移動通信端末(B)22との間において画像データを伝送するための既存のチャンネルの接続を切断し(ステップS409)、移動通信端末(A)21とディスプレイ23との間において画像データを送受信するための新たなチャンネルを確立して、画像データを送受信する(ステップS410)。このとき、音声データの送受信は、依然として、移動通信端末(A)21と移動通信端末(B)22との間において確立されている既存のチャンネル201を介して行われる。
【0038】
以上述べたように、本発明の一実施の形態に従う第3のディスプレイは、画像データを受け取って表示することを例示しているが、該当ディスプレイにカメラなどの画像生成装置が取り付けられている場合、それを介して生成された画像データを相手方の移動通信端末に提供することが可能である。
【0039】
以上、本発明の詳細な説明の欄においては具体的な実施の形態について詳述したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限り、各種の実施形態が提供可能である。よって、本発明の真の技術的な範囲は、上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及びその均等なものに基づいて定められるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】従来のビデオ通話システムの概略構成を示す例示図である。
【図2A】本発明の一実施の形態に従う第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法が適用されるVoIP網におけるビデオ通話システムの構成を示す例示図である。
【図2B】本発明の一実施の形態に従う第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法が適用されるVoIP網におけるビデオ通話システムの構成を示す例示図である。
【図3】本発明の他の実施の形態に従う第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法が適用されるVoIP網におけるビデオ通話システムの構成を示す例示図である。
【図4】本発明の一実施の形態に従う第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法のタイミングダイアグラム図である。
【符号の説明】
【0041】
21 端末A
22 端末B
23 ディスプレイ
100 VoIP網



【特許請求の範囲】
【請求項1】
第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法であって、
第1の移動通信端末が、第2の移動通信端末との間でビデオ通話サービスを接続する第1のステップと、
前記第1の移動通信端末が、前記第2の移動通信端末に対して、画像を送受信するための装置を第3のディスプレイに変更することを要請する第2のステップと、
前記第1の移動通信端末が、前記第2の移動通信端末に対して前記第3のディスプレイに関する情報を伝送して、前記第2の移動通信端末が前記第3のディスプレイに/から画像を送受信可能なようにする第3のステップと、
前記第1の移動通信端末が、前記第3のディスプレイに対して前記前記第2の移動通信端末に関する情報を伝送して、前記第3のディスプレイが前記第2の移動通信端末に/から画像を送受信可能なようにする第4のステップと、を含むことを特徴とする第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法。
【請求項2】
前記第1のステップは、
前記第1の移動通信端末及び前記第2の移動通信端末が、UDP基盤のSIPを用いたビデオ通話サービスセッションを設定する第5のステップと、
前記ビデオ通話サービスセッションの設定によりRTPを介してリアルタイムに音声データを送受信して音声通話サービスを行う第6のステップと、
前記第1の移動通信端末及び前記第2の移動通信端末が、ビデオ通話プログラムを介して画像の提供を要請し、前記それぞれの移動通信端末に/から画像データを送受信することによりビデオ通話サービスセッションを設定する第7のステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法。
【請求項3】
前記第3のディスプレイに関する情報は、前記第3のディスプレイのIPアドレスであることを特徴とする請求項1または2に記載の第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法。
【請求項4】
前記第2の移動通信端末に関する情報は、前記第2の移動通信端末のIPアドレスであることを特徴とする請求項1または2に記載の第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法。
【請求項5】
前記第1の移動通信端末及び前記第2の移動通信端末並びに前記第3のディスプレイは、VoIP網を介して接続されることを特徴とする請求項1または2に記載の第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法。
【請求項6】
第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法であって、
第1の移動通信端末が、第2の移動通信端末とのビデオ通話サービスを接続する第1のステップと、
前記第1の移動通信端末が、前記第2の移動通信端末に対し画像を送受信するための装置を第3のディスプレイに変更することを要請する第2のステップと、
前記第1の移動通信端末が、前記第2の移動通信端末から受信した画像データを前記第3のディスプレイに伝送して、前記第3のディスプレイにて出力可能なようにする第3のステップと、を含むことを特徴とする第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法。
【請求項7】
前記第1の移動通信端末と前記第3のディスプレイは、近距離通信手段を介して接続されることを特徴とする請求項6に記載の第3のディスプレイを通じた画像提供を可能にするビデオ通話方法。


【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−217592(P2006−217592A)
【公開日】平成18年8月17日(2006.8.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−17236(P2006−17236)
【出願日】平成18年1月26日(2006.1.26)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【Fターム(参考)】