説明

置換3−(4−ヒドロキシフェニル)−インドリン−2−オン化合物

本発明は、式(I)


で示される置換3−(4−ヒドロキシフェニル)−インドリン−2−オン化合物(オキシインドール化合物)、ならびに哺乳動物、特にヒトにおける癌の処置のための医薬の製造を目的としたかかる化合物の使用を開示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明の分野
本発明は、新規の置換3−(4−ヒドロキシフェニル)−インドリン−2−オン化合物(オキシインドール化合物)、および哺乳動物における癌の処置のための医薬の製造を目的としたかかる化合物の使用に関する。
【背景技術】
【0002】
発明の背景
US1,624,675は、ジフェノールイサチンのO−O−ジアシル誘導体およびこれらの化合物が緩下作用を有していることを記載する。
【0003】
US2004/0242563A1は、異常な細胞増殖によって特徴付けられる疾患の処置または予防に有用である置換ジフェニルインダノン、インダンおよびインドール化合物ならびにそれらの類似体を開示する。
【0004】
Magnusらの文献(Magnus P and Turnbull R (2006) 有機 Letters 8(16): 3497−3499)は、以下のオキシインドールの合成を記載する:
【表1】

【0005】
Feldingらの文献(WO2005/097107)は、抗癌剤としての多くのオキシインドール類、例えば以下のオキシインドール類を記載する:
【表2】

【0006】
Halperinらの文献(WO 2005/080335)は、可能性のある抗癌剤としての多くのオキシインドール類、例えば以下のオキシインドール類を記載する;
【表3】

【0007】
Baskakovaらの文献(SU 90−4875262)は、幾何学的化合物(optical articles)の製造のための以下のオキシインドールを記載する。
【表4】

【0008】
Kawadaらの文献(JP 94−114510)は、レジスト剤としての以下のオキシインドールを記載する:
【表5】

【0009】
Hosta Pujolらの文献(DE 2521966)は、可能性のある緩下剤としての以下のオキシインドールの合成を記載する:
【表6】

【0010】
Esteve Subiranaらの文献(DE 2451592)は、緩下剤としての以下のオキシインドールを記載する:
【表7】

【0011】
Kornowski(Kornowski H (1963) Bulletin de la Societe Chimique de France 10: 2035−2036)は、以下のオキシインドールの合成を記載する:
【表8】

【0012】
Aktiebolaget “Ferrosan” ((1957) British patent application no. GB 1955−34509)は、緩下剤としての以下のオキシインドールを記載する:
【表9】

【0013】
Geigy JR ((1955) British patent application no. GB 1952−23426)は、以下のオキシインドール類の合成を記載する:
【表10】

【0014】
【表11】


【表12】

【0015】
Lukらの文献(WO2006/136606)は、可能性のある抗癌剤としてのオキシインドール類を記載する:
【表13】

【0016】
これらの化合物は、1個のみのR置換基を含むことが特記される。また、RもRも、パラ−ヒドロキシフェニルではない。
【0017】
FeldingらおよびHalperinらの文献は、抗癌剤として種々のオキシインドール−2−オン型化合物を記載するが、薬剤候補の選択のための有用な代替物を提供する、抗癌剤としての新規オキシインドール−2−オン型化合物が依然として必要とされている。
【発明の概要】
【0018】
発明の簡単な説明
本発明者らは、新規クラスの化合物が、抗癌剤として現存するオキシインドール−2−オン型化合物の優れた代替物であり、該新規化合物が、公知化合物と比較して有効であるか、または改善された効力さえも有することを見出した。
【0019】
故に、本発明は、一般式(I)および(Ia)の化合物を提供する(請求項1、24および25を参照のこと)。
【0020】
本発明はさらに、医薬組成物(請求項26を参照のこと)、医薬における一般式(I)および(Ia)の化合物の使用(請求項28、29および31を参照のこと)を提供する。
【0021】
発明の詳細な説明
一般式(I)の化合物
本発明は、とりわけ、哺乳動物の癌の処置に有用である特定のプロドラッグ化合物に関する。
【0022】
有用なプロドラッグ化合物は、一般式(I)、すなわち、
【化1】


〔式中、
rは、0または1であり;
Xは、−CH−、−O−、−S−、−S(O)−、−S(O)−および−NR−(ここで、Rは、水素および所望により置換されていてよいC1−6−アルキルから選択される)から選択され;
Zは、所望により置換されていてよいC1−12−アルキル、所望により置換されていてよいC3−12−シクロアルキル、所望により置換されていてよいC2−12−アルケニル、所望により置換されていてよいC3−12−シクロアルケニル、所望により置換されていてよいC2−12−アルキニル、所望により置換されていてよいヘテロシクリル、所望により置換されていてよいアリールおよび所望により置換されていてよいヘテロアリールから選択され(ただし、rが0のとき、Zは、パラ−一置換フェニルではなく、特に一置換フェニルではない。);
、V、VおよびVは、独立して、炭素原子、非四級窒素原子、酸素原子、および硫黄原子から選択され、ここで、−V−V−V−V−が、VおよびVが結合する原子と一体となって、芳香環またはヘテロ芳香環を形成するように、Vはさらに結合から選択されてよく;
【0023】
、R、RおよびRは、炭素原子と結合するとき、独立して、水素、所望により置換されていてよいC1−12−アルキル、所望により置換されていてよいC3−12−シクロアルキル、所望により置換されていてよいC2−12−アルケニル、所望により置換されていてよいC3−12−シクロアルケニル、ヒドロキシ、所望により置換されていてよいC1−12−アルコキシ、所望により置換されていてよいC2−12−アルケニルオキシ、カルボキシ、所望により置換されていてよいC1−12−アルコキシカルボニル、所望により置換されていてよいC1−12−アルキルカルボニル、所望により置換されていてよいC1−12−アルキルカルボニルオキシ、ホルミル、アミノ、モノ−およびジ(C1−12−アルキル)アミノ、カルバモイル、モノ−およびジ(C1−12−アルキル)アミノカルボニル、C1−12−アルキルカルボニルアミノ、C1−12−アルキルスルホニルアミノ、シアノ、カルバミド、モノ−およびジ(C1−12−アルキル)アミノカルボニルアミノ、C1−12−アルカノイルオキシ、C1−12−アルキルスルホニル、C1−12−アルキルスルフィニル、アミノスルホニル、モノ−およびジ(C1−12−アルキル)アミノスルホニル、ニトロ、所望により置換されていてよいC1−12−アルキルチオ、アリール、アリールオキシ、アリールカルボニル、アリールアミノ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヘテロシクリルアミノ、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ならびにハロゲンから選択され、ここで、アミノ換基としてのC1−12−アルキルは、所望によりヒドロキシ、C1−12−アルコキシ、アミノ、モノ−およびジ(C1−12−アルキル)アミノ、カルボキシ、C1−12−アルキルカルボニルアミノ、C1−12−アルキルアミノカルボニル、またはハロゲン(複数可)で置換されていてよく、そしてアリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、所望により置換されていてよく;
【0024】
、R、RおよびRは、窒素原子と結合するとき、独立して、水素、所望により置換されていてよいC1−12−アルキル、ヒドロキシ、オキシド、所望により置換されていてよいC1−12−アルコキシ、所望により置換されていてよいC1−12−アルコキシカルボニル、所望により置換されていてよいC1−12−アルキルカルボニル、ホルミル、モノ−およびジ(C1−12−アルキル)アミノカルボニル、アミノ、C1−12−アルキルカルボニルアミノ、モノ−およびジ(C1−12−アルキル)アミノ、C1−12−アルキルスルホニル、C1−12−アルキルスルフィニル、アリール、アリールオキシ、アリールカルボニル、アリールアミノ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロシクリルアミノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールカルボニル、およびヘテロアリールアミノから選択され;ここで、アミノ置換基としてのC1−12−アルキルは、所望によりヒドロキシ、C1−12−アルコキシ、アミノ、モノ−およびジ(C1−12−アルキル)アミノ、カルボキシ、C1−12−アルキルカルボニルアミノ、C1−12−アルキルアミノカルボニル、またはハロゲン(複数可)で置換されていてよく、そしてアリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、所望により置換されていてよいか;
または、RおよびRは、それらが結合する炭素原子と一体となって、環を形成する。
ただし、置換基R、R、RおよびRの少なくとも1個は、水素ではない。〕
で示される化合物、ならびにその薬学的に許容される塩およびプロドラッグである。
【0025】
定義
本明細書中、用語“C1−12−アルキル”および“C1−6−アルキル”は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ペンチル、シクロペンチル、ヘキシル、シクロヘキシルのような、それぞれ1ないし12個および1ないし6個の炭素原子を有する直鎖、環状または分枝状の炭化水素基を意味することを意図する。用語“C1−4−アルキル”は、1ないし4個の炭素原子を有する直鎖、環状または分枝状の炭化水素基、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、シクロプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、シクロブチルを包含することを意図する。
【0026】
用語“C3−12−シクロアルキル”は、用語“C1−12−アルキル”に包含されるが、それは、具体的に、環外原子を有するアルキル基、例えばシクロヘキシル−メチルを包含する、単および二環式対応物を意味する。
【0027】
同様に、用語“C2−12−アルケニル”および“C2−6−アルケニル”は、それぞれ2ないし12個の炭素原子および2ないし6個の炭素原子を有し、(少なくとも)1個の不飽和結合を含む、直鎖、環状または分枝状の炭化水素基を包含することを意図する。アルケニル基の例は、ビニル、アリル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニル、ヘプテニル、オクテニル、ヘプタデカエニル(heptadecaenyl)である。アルケニルの好ましい例は、ビニル、アリル、ブテニル、とりわけアリルである。
【0028】
用語“C3−12−シクロアルケニル”は、用語“C2−12−アルケニル”に包含されるが、それは、具体的に、環外原子を有するアルケニル基、例えばシクロヘキセニル−メチルを含む、単および二環式対応物を意味する。
【0029】
本明細書中、すなわち用語“アルキル”、“シクロアルキル”、“アルキリデン”、“アルコキシ”、“アルケニル”、“シクロアルケニル”などに関連して、用語“所望により置換されていてよい”は、当該基が、ヒドロキシ(不飽和炭素原子に結合するとき、互変異性のケト型で存在してよい)、C1−6−アルコキシ(すなわち、C1−6−アルキル−オキシ)、C2−6−アルケニルオキシ、カルボキシ、オキソ(ケトまたはアルデヒド官能基を形成する)、C1−6−アルコキシカルボニル、C1−6−アルキルカルボニル、ホルミル、アリール、アリールオキシ、アリールアミノ、アリールカルボニル、アリールオキシカルボニル、アリールカルボニルオキシ、アリールアミノカルボニル、アリールカルボニルアミノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、ヘテロアリールカルボニルオキシ、ヘテロアリールアミノカルボニル、ヘテロアリールカルボニルアミノ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヘテロシクリルアミノ、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロシクリルオキシカルボニル、ヘテロシクリルカルボニルオキシ、ヘテロシクリルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニルアミノ、アミノ、モノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノ、−N(C1−4−アルキル)、カルバモイル、モノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノカルボニル、C1−6−アルキルカルボニルアミノ、シアノ、グアニジノ、カルバミド、C1−6−アルキル−スルホニル−アミノ、アリール−スルホニル−アミノ、ヘテロアリール−スルホニル−アミノ、C1−6−アルカノイルオキシ、C1−6−アルキル−スルホニル、C1−6−アルキル−スルフィニル、C1−6−アルキルスルホニルオキシ、ニトロ、C1−6−アルキルチオ、およびハロゲン(ここで、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルは、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルについて以下に具体的に記載の通り置換されていてよいく、そして置換基として示されるアルキル、アルコキシなどは、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、アミノ、モノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノ、カルボキシ、C1−6−アルキルカルボニルアミノ、C1−6−アルキルアミノカルボニル、またはハロゲン(複数可)で置換されていてよい)から選択される基で、1回または数回、好ましくは1〜3回置換されていてよいことを意味することを意図する。
【0030】
典型的に、該置換基は、ヒドロキシ(不飽和炭素原子に結合するとき、互変異性ケト型で存在してよい)、C1−6−アルコキシ(すなわち、C1−6−アルキル−オキシ)、C2−6−アルケニルオキシ、カルボキシ、オキソ(ケトまたはアルデヒド官能基を形成する)、C1−6−アルキルカルボニル、ホルミル、アリール、アリールオキシ、アリールアミノ、アリールカルボニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヘテロシクリルアミノ、ヘテロシクリルカルボニル、アミノ、モノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノ、カルバモイル、モノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノカルボニル、アミノ−C1−6−アルキル−アミノカルボニル、モノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノ−C1−6−アルキル−アミノカルボニル、C1−6−アルキルカルボニルアミノ、グアニジノ、カルバミド、C1−6−アルキル−スルホニル−アミノ、C1−6−アルキル−スルホニル、C1−6−アルキル−スルフィニル、C1−6−アルキルチオ、ハロゲン(ここで、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルは、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルについて具体的に以下に記載の通り置換されていてよい)から選択される。
【0031】
いくつかの態様において、置換基は、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、アミノ、モノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノ、カルボキシ、C1−6−アルキルカルボニルアミノ、C1−6−アルキルアミノカルボニル、またはハロゲンから選択される。
【0032】
用語“ハロゲン”は、フルオロ、クロロ、ブロモおよびヨードを含む。
【0033】
本明細書中、用語“アリール”は、フェニル、ナフチル、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、アントラシル、フェナントラシル、ピレニル、ベンゾピレニル、フルオレニルおよびキサンテニルのような完全または部分的芳香族性炭素環式環または環系を意味することを意図し、それらの例のうち、フェニルが好ましい。
【0034】
用語“ヘテロアリール”は、1個以上の炭素原子が、ヘテロ原子、例えば窒素(=N−または−NH−)、硫黄、および/または酸素原子で置換されている、完全または部分的芳香族性炭素環式環または環系を意味することを意図する。かかるヘテロアリール基の例は、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、トリアジニル、クマリル、フラニル、チエニル、キノリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾジアゾリル、ベンゾオキサゾリル(benzooxozolyl)、フタラジニル、フタラニル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソキノリル、アクリジニル、カルバゾリル、ジベンゾアゼピニル、インドリル、ベンゾピラゾリル、フェノキサゾニルである。特に興味深いヘテロアリール基は、ベンゾイミダゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、フリル、チエニル、キノリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソキノリル、インドリルであり、特にベンゾイミダゾリル、ピロリル、イミダゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、フリル、チエニル、キノリル、テトラゾリル、およびイソキノリルである。
【0035】
用語“ヘテロシクリル”は、1個以上の炭素原子が、ヘテロ原子、例えば窒素(=N−または−NH−)、硫黄、および/または酸素原子で置換されている、非芳香族炭素環式環または環系を意味することを意図する。かかるヘテロシクリル基(環によって称される)の例は、イミダゾリジン、ピペラジン、ヘキサヒドロピリダジン、ヘキサヒドロピリミジン、ジアゼパン、ジアゾカン、ピロリジン、ピペリジン、アゼパン、アゾカン、アジリジン、アジリン、アゼチジン、ピロリン、トロパン、オキサジナン(モルホリン)、アゼピン、ジヒドロアゼピン、テトラヒドロアゼピン、およびヘキサヒドロアゼピン、オキサゾラン、オキサゼパン、オキサゾカン、チアゾラン、チアジナン、チアゼパン、チアゾカン、オキサゼタン、ジアゼタン、チアゼタン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、オキセパン、テトラヒドロチオフェン、テトラヒドロチオピラン、チエパン、ジチアン、ジチエパン、ジオキサン、ジオキセパン、オキサチアン、オキサチエパンである。最も興味深い例は、テトラヒドロフラン、イミダゾリジン、ピペラジン、ヘキサヒドロピリダジン、ヘキサヒドロピリミジン、ジアゼパン、ジアゾカン、ピロリジン、ピペリジン、アゼパン、アゾカン、アゼチジン、トロパン、オキサジナン(モルホリン)、オキサゾラン、オキサゼパン、チアゾラン、チアジナン、およびチアゼパンであり、特にテトラヒドロフラン、イミダゾリジン、ピペラジン、ヘキサヒドロピリダジン、ヘキサヒドロピリミジン、ジアゼパン、ピロリジン、ピペリジン、アゼパン、オキサジナン(モルホリン)、およびチアジナンである。
【0036】
本明細書中、すなわち用語“アリール”、“ベンジリデン”、“ヘテロアリール”、“ヘテロシクリル”など(例えば、“アリールオキシ”、“ヘテロアリールカルボニル”など)に関連して、用語“所望により置換されていてよい”は、当該基が、ヒドロキシ(エノール系で存在するとき、互変異性のケト型で示されていてよい)、C1−6−アルキル、C1−6−アルコキシ、C2−6−アルケニルオキシ、オキソ(互変異性エノール型で示されていてよい)、オキシド(N−オキシドとの関連のみ)、カルボキシ、C1−6−アルコキシカルボニル、C1−6−アルキルカルボニル、ホルミル、アリール、アリールオキシ、アリールアミノ、アリールオキシカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアミノ、アミノ、モノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノ、カルバモイル、モノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノカルボニル、アミノ−C1−6−アルキル−アミノカルボニル、モノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノ−C1−6−アルキル−アミノカルボニル、C1−6−アルキルカルボニルアミノ、シアノ、グアニジノ、カルバミド、C1−6−アルカノイルオキシ、C1−6−アルキル−スルホニル−アミノ、アリール−スルホニル−アミノ、ヘテロアリール−スルホニル−アミノ、C1−6−アルキル−スルホニル、C1−6−アルキル−スルフィニル、C1−6−アルキルスルホニルオキシ、ニトロ、スルファニル、アミノ、アミノ−スルホニル、モノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノ−スルホニル、ジハロゲン−C1−4−アルキル、トリハロゲン−C1−4−アルキル、ハロゲン(ここで、置換基として示されるアリールおよびヘテロアリールは、C1−4−アルキル、C1−4−アルコキシ、ニトロ、シアノ、アミノまたはハロゲンで1−3回置換されていてよく、そして置換基として示されるアルキル、アルコキシなどは、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、C2−6−アルケニルオキシ、アミノ、モノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノ、カルボキシ、C1−6−アルキルカルボニルアミノ、ハロゲン、C1−6−アルキルチオ、C1−6−アルキル−スルホニル−アミノ、またはグアニジノで置換されていてよい)から選択される基で、1回または数回、好ましくは1〜5回、特に1〜3回置換されていてよいことを意味することを意図する。
【0037】
典型的に、該置換基は、ヒドロキシ、C1−6−アルキル、C1−6−アルコキシ、オキソ(互変異性エノール型で示されていてよい)、カルボキシ、C1−6−アルキルカルボニル、ホルミル、アミノ、モノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノ;カルバモイル、モノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノカルボニル、アミノ−C1−6−アルキル−アミノカルボニル、C1−6−アルキルカルボニルアミノ、グアニジノ、カルバミド、C1−6−アルキル−スルホニル−アミノ、アリール−スルホニル−アミノ、ヘテロアリール−スルホニル−アミノ、C1−6−アルキル−スルホニル、C1−6−アルキル−スルフィニル、C1−6−アルキルスルホニルオキシ、スルファニル、アミノ、アミノ−スルホニル、モノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノ−スルホニルまたはハロゲン(ここで、置換基として示されるすべてのアルキル、アルコキシなどは、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、C2−6−アルケニルオキシ、アミノ、モノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノ、カルボキシ、C1−6−アルキルカルボニルアミノ、ハロゲン、C1−6−アルキルチオ、C1−6−アルキル−スルホニル−アミノ、またはグアニジノで置換されていてよい)から選択される。ある態様において、該置換基は、C1−6−アルキル、C1−6−アルコキシ、アミノ、モノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノ、スルファニル、カルボキシ、またはハロゲン(ここで、置換基として示されるアルキル、アルコキシなどは、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、C2−6−アルケニルオキシ、アミノ、モノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノ、カルボキシ、C1−6−アルキルカルボニルアミノ、ハロゲン、C1−6−アルキルチオ、C1−6−アルキル−スルホニル−アミノ、またはグアニジノで置換されていてよい)から選択される。
【0038】
本明細書で用いる用語“プロドラッグ”は、生理学的条件への暴露により、当該化合物の誘導体を遊離し、その後所望の生物学的活性を示し得る化合物を意味することを意図する。
【0039】
用語“薬学的に許容される塩”は、酸付加塩類および塩基性塩類を含むことを意図する。酸付加塩類の具体例は、非毒性酸と形成される薬学的に許容される塩類である。かかる有機塩類の例は、マレイン酸、フマル酸、安息香酸、アスコルビン酸、コハク酸、シュウ酸、ビス−メチレンサリチル酸、メタンスルホン酸、エタンジスルホン酸、酢酸、プロピオン酸、酒石酸、サリチル酸、クエン酸、グルコン酸、乳酸、リンゴ酸、マンデル酸、桂皮酸、シトラコン酸、アスパラギン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、イタコン酸、グリコール酸、p−アミノ安息香酸、グルタミン酸、ベンゼンスルホン酸、およびテオフィリン酢酸、ならびに8−ハロテオフィリン(例えば、8−ブロモテオフィリン)との塩類である。かかる無機塩類の例は、塩酸、臭素酸、硫酸、スルファミン酸、リン酸、および硝酸との塩類である。塩基性塩類の例は、(残存する)対イオンが、ナトリウムおよびカリウムのようなアルカリ金属、カルシウムのようなアルカリ土類金属、およびアンモニウムイオン[N(R)R’(ここで、RおよびR’は、独立して、所望により置換されていてよいC1−6−アルキル、所望により置換されていてよいC2−6−アルケニル、所望により置換されていてよいアリール、または所望により置換されていてよいヘテロアリールを示す)]から選択される塩類である。薬学的に許容される塩類は、例えば、Remington’s Pharmaceutical Sciences, 17. Ed. Alfonso R. Gennaro (Ed.), Mack Publishing Company, Easton, PA、U.S.A., 1985 およびより最新版ならびに製薬技術専門辞典(Encyclopedia of Pharmaceutical Technology)に記載される塩類である。従って、本明細書中で用いる用語“酸付加塩または塩基性塩”は、かかる塩類を含むことを意図する。更に、該化合物ならびに任意の中間体または出発物質はまた、水和物形態で存在していてもよい。
【0040】
さらに、当該化合物は、ラセミ混合物として、またはエナンチオマーもしくはジアステレオマーのような個々の立体異性体として存在し得るということが理解されるべきである。本発明は、こうした可能性のある立体異性体(例えば、エナンチオマーおよびジアステレオマー)、ならびにラセミ体および1個の可能性のある立体異性体に富む混合物のいずれも含む。
【0041】
態様
式(I)の化合物の関連する特徴は、rが0であり、置換基R、R、RおよびRのうち少なくとも一個は水素ではないとき、基Zが、パラ−一置換フェニルではない(特に、一置換ではない)ことを含むことが理解されるべきである。好ましくは、置換基R、R、RおよびRのうち少なくとも2個は水素ではない。
【0042】
基Z(上記に定義される)は、該化合物の生物学的活性の最適化に重要な役割を果たすと考えられる。
【0043】
これを前提に、1つの興味のある態様において、Zは、所望により置換されていてよいC1−12−アルキル、所望により置換されていてよいC3−12−シクロアルキル、所望により置換されていてよいC2−12−アルケニル、所望により置換されていてよいC3−12−シクロアルケニル、所望により置換されていてよいC2−12−アルキニル、および所望により置換されていてよいヘテロシクリルから選択される。
【0044】
その1つの変形において、Zは、C1−12−アルキル、C3−12−シクロアルキル、C2−12−アルケニル、C3−12−シクロアルケニルおよびC2−12−アルキニルから選択される。
【0045】
その別の変形において、Zは、所望により置換されていてよいC3−12−シクロアルキルおよび所望により置換されていてよいヘテロシクリル(例えば、ピペリジンおよびモルホリン)から、特にC3−12−シクロアルキル、ヘテロシクリル、および一置換ヘテロシクリルから選択される。
【0046】
別の興味のある態様において、Zは、所望により置換されていてよいヘテロアリール、特にヘテロアリールである。
【0047】
さらなる興味のある態様において、Zは、アリールであるか、あるいは、Zは、二または三置換アリールである。
【0048】
基Zの配向はまた、一部において、基Xの存在(r=1)およびタイプにより規定される。
【0049】
1つの興味のある態様において、rは1であり、Xは−CH−である。
【0050】
別の興味のある態様において、rは0である。
【0051】
原子V、V、VおよびVは、環が、芳香環であるか、またはヘテロ芳香環であるかを規定する。芳香環(ベンゼン環)の他に、多数の芳香環が可能である。
【0052】
しかしながら、1つの特に興味のある態様において、V、V、VおよびVはそれぞれ、炭素原子(ベンゼン環)を示すか、またはVは窒素原子であり、そしてV、VおよびVはそれぞれ、炭素原子(ピリジン環)を示す。現在最も興味のある態様において、V、V、VおよびVのそれぞれは、炭素原子を示す(すなわち、環がベンゼン環である)。
【0053】
置換基R、R、RおよびRのうち置換基RおよびRは、特定の役割を果たすと考えられる。
【0054】
好ましくは、Vが炭素原子であるとき、Rは、ハロゲン、C1−6−アルキル、トリフルオロメチルおよびC1−6−アルコキシから選択される。
【0055】
また好ましくは、Vが炭素原子であるとき、Rは、ハロゲン、所望により置換されていてよいC1−6−アルキル、および所望により置換されていてよいC1−6−アルコキシから選択される。
【0056】
さらに、Vが炭素原子であるとき、Rは、水素、所望により置換されていてよいC1−6−アルコキシ、ハロゲン、シアノ、所望により置換されていてよいアリール、所望により置換されていてよいアリールオキシ、所望により置換されていてよいヘテロアリール、アミノ、C1−6−アルキルカルボニルアミノ、C1−6−アルキルスルホニルアミノ、ならびにモノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノスルホニルから選択されることが好ましい。
【0057】
またさらに、Vが炭素原子であるとき、Rは水素であることが好ましい。
【0058】
これを前提に、置換基R、R、RおよびRのうち少なくとも2個が水素ではないことが好ましい。
【0059】
その1つの変形において、RおよびRは両方とも水素である。
【0060】
そのさらなる変形において、RおよびRはいずれも水素ではない。特定の変形において、RおよびRは、両方とも、ハロゲンおよびメチルから選択される。その特定の変形において、RおよびRは両方ともフルオロである。
【0061】
あるいは、RおよびRは、それらが結合する炭素原子と一体となって、芳香環、炭素環式環、ヘテロ環式環およびヘテロ芳香環、特に芳香環、ヘテロ環式環およびヘテロ芳香環から選択される環を形成する。
【0062】
一般式(IA)の化合物
およびRが両方とも水素であり、RおよびRがいずれも水素ではない任意の化合物は、特に本発明の興味のある局面を示すことが見出された。故に、本発明はまた、一般式(Ia)
【化2】


〔式中、Z、RおよびRは、本明細書中で定義の通りである。ただし、RおよびRはいずれも水素ではない。〕
で示される化合物を提供する。
【0063】
本発明において最も好ましい化合物
式(I)および(Ia)の化合物のうち、本発明で非常に興味のある化合物を以下に列記する:
3−エチニル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−ベンジル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−メチルインドリン−2−オン
3−シクロペンチル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−(シクロヘキシルメチル)−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−イソプロピルインドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(チオフェン−2−イル)インドリン−2−オン
3−ブチル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−プロピルインドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−ペンチルインドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−ペンチルインドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(ピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(ピリジン−4−イル−N−オキシド)インドリン−2−オン
【0064】
3−(ブト−3−エン−2−イル)−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−sec−ブチル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−(1−(ベンジルオキシ)−1H−ピラゾール−4−イル)−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(1−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−4−イル)−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン
3−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
6−クロロ−3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6,7−ジメチルインドリン−2−オン
3−(シクロペンチルメチル)−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(R−エナンチオマー)
3−シクロヘキシル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(S−エナンチオマー)
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−シクロオクチル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(ナフタレン−1−イル)インドリン−2−オン
【0065】
3−シクロヘキシル−7−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン
3−tert−ブチル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−tert−ペンチルインドリン−2−オン
3−シクロペンチル−6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチル−3−ペンチルインドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6,7−ジメチルインドリン−2−オン
6−クロロ−3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン
3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(1H−イミダゾール−1−イル)−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(1H−イミダゾール−1−イル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−モルホリノインドリン−2−オン
3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(チアゾール−2−イル)−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン
7−クロロ−3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン
【0066】
7−クロロ−3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン
7−クロロ−3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−6−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
7−ブロモ−3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン
7−ブロモ−3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン
7−ブロモ−3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン
3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
7−ブロモ−3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
7−ブロモ−3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
7−ブロモ−3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−シクロオクチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン
7−クロロ−3−シクロオクチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン
3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルインドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルインドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルインドリン−2−オン
3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン
【0067】
3−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−5−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン
5−クロロ−3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
5−クロロ−3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
5−クロロ−3−シクロヘプチル−3−ヒドロキシ−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロペンチル−5−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−5−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−5−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロペンチル−6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルインドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルインドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルインドリン−2−オン
3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチル−6−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチル−6−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチル−6−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン
3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5−メトキシ−6,7−ジメチルインドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5−メトキシ−6,7−ジメチルインドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5−メトキシ−6,7−ジメチルインドリン−2−オン。
【0068】
化合物の製造
本発明の化合物は、有機合成分野の当業者に公知の多くの方法で製造することができる。本発明の化合物は、有機合成有機化学分野で公知の方法、または当業者に理解されているその変形法と共に、以下および実施例セクションに概略を記載した方法を用いて合成することができる。好ましい方法には、以下に記載の方法が含まれるが、それらに限定されない。
【0069】
式(I)の新規化合物は、このセクションに記載の反応および技術を用いて製造され得る。反応は、使用する試薬および物質に適当であり、かつ達成される変換に適当な溶媒中で行われる。また、以下に記載の合成方法において、実験および後処理方法での溶媒、反応雰囲気、反応温度の選択を含む、全ての提案されている反応条件が、この反応の標準条件であるとして選択されるものと理解されるべきであり、このことは当業者によって容易に認識されるところである。反応体分子(educt molecule)の種々の部分に存在する官能基が提案されている試薬および反応に適合しなければならないということは、有機合成分野の当業者に理解されている。所定のクラスの式(I)の分子の全てが、記載の方法のいくつかに必要である反応条件のいくつかに適合し得るとは限らない。反応条件に適合する置換基に対するかかる制限は、当業者に容易に明らかであり、そして別の方法も使用することができる。
【0070】
一般式(I)の化合物(式中、rは0であるか、またはXは−CH−である。)は、イサチン誘導体から、グリニャール試薬または有機リチウム試薬を用いる反応により製造され得て、一般式(II)の三級アルコールを形成し、次いで、それを、酸、例えばp−トルエンスルホン酸(p−TSA)の存在下でのフリーデル・クラフツ反応において、フェノールと反応させる。
【化3】

【0071】
イサチン誘導体は、市販されているか、または文献(例えば、Stolle: J. Prakt. Chem. (1922), 105, 137; Sandmeyer: Helv. Chim. Acta (1919), 2, 234; Shvedov et al.: Chem. Heterocycl. Comp. Engl. Transl. (1975). 11, 666; Hewawasam and Maenwell: Tet. Lett. (1994). 35, 7303; Rivalle and Bisagani: J. Heterocycl. Chem. (1997), 34, 441; Tatsugi et al.: ARKIVOC (2001), 67; Silva et al.: J. Braz. Chem. Soc. (2001), 12, 273)に記載の通りに製造され得る。
【0072】
本発明の式(I)の化合物(式中、Xは−CH−である)はまた、一般式(II)の三級アルコール〔式中、rは0であり、Zは、保護されたp−ヒドロキシフェニル(IIa){式中、Pgは、保護基(例えば、メチル、t−ブチル、ベンジル、トリイソプロピルシリルまたは他のシリル保護基、テトラヒドロピラニル、アセチル、ベンゾイルなど)である。}である。〕から製造され、脱ヒドロキシル化により一般式(III)の脱酸素化中間体を得て、次いでそれを塩基(例えば、n−ブチルリチウムおよびN,N,N,N−テトラメチルエチレンジアミン)およびハロゲン化アルキルのようなアルキル化剤で処理して、一般式(IV)の化合物を得て、その後脱保護して、一般式(I)の化合物が得られる。
【0073】
【化4】

【0074】
本発明の式(I)の化合物(式中、Xは、−NR−、−O−または−S−である。)を、一般式(IIa)の三級アルコールから、該アルコールを一般式(V)のクロロ−化合物のような脱離基に変換し、次いで、例えばジイソプロピルエチルアミンまたは水素化ナトリウムのような塩基の存在下、アミン、アルコールまたはチオールと反応させて、一般式(VI)の中間体を得て、その後、保護基を除去して製造し得る。
【0075】
【化5】

【0076】
本発明の式(I)の化合物(式中、Xは、−S(O)−または−S(O)−である。)を、一般式(I)の化合物(式中、Xは、−S−である。)から、例えば、m−クロロ過安息香酸をそれぞれ当モル量または過剰量用いて、酸化により、製造し得る。
【0077】
本発明の式(I)の化合物(式中、rは0であり、Zは窒素を介して結合しているイミダゾールである。)を、三級アルコール(IIa)から、1,1’−カルボニルジイミダゾールと反応させて、一般式(VII)の中間体を得て、次いで保護基を除去して製造し得る。
【0078】
【化6】

【0079】
本発明の式(I)の化合物(式中、X=−CH−であり、Zは、C1−12−アルキルカルボニル、アリールカルボニルおよびヘテロアリールカルボニルである。)を、イサチン誘導体から、対応するケトンとのクネーベナーゲル縮合により、一般式(IIb)の中間体を得て、次いでそれを、酸、例えばp−TSAの存在下、フリーデル−クラフツ反応によりフェノールと反応させて、製造し得る。
【0080】
【化7】

【0081】
本発明の式(I)の化合物(それは、ラセミ体である。)を、キラルカラム、例えば、Daicel Chiralcel−OD上で精製することによりエナンチオマーに分割し得る。
【0082】
医薬用途
一般式(I)および(Ia)の化合物は、癌の処置に特に有用であると考えられている。用語「癌」は、典型的に、厳密に制御されていない細胞増殖を意味する。本発明の一態様では、タンパク合成の阻害および/またはmTOR経路の活性化の阻害である癌の処置が細胞増殖を減少させる有効な方法である。かかる癌の例には、乳癌、腎臓癌、多発性骨髄腫、白血病、神経グリア芽細胞腫、横紋筋肉腫、前立腺、軟組織肉腫、結腸直腸肉腫、胃癌、頭頚部扁平上皮癌、子宮癌、子宮頸部癌、黒色腫、リンパ腫、および膵臓癌が含まれるが、これらに限定されない。
【0083】
処置され得る細胞タイプには、肺、消化器官(例えば、腸、結腸を含む)、胸部(乳房)、卵巣、前立腺、肝臓(肝)、腎臓(腎)、膀胱、膵臓、脳および皮膚が含まれるが、これらに限定されない。
【0084】
故に、本発明は一般的に、医薬としての使用のため本明細書中で定義の一般式(I)または(Ia)の化合物を提供し、より詳しくは、哺乳動物における癌の処置のための医薬の製造を目的とした、本明細書中で定義の一般式(I)または(Ia)の化合物の使用を提供する。かかる医薬は、1個以上の他の化学療法剤をさらに含んでいてよい。
【0085】
さらに、本発明は、癌を有するか、または癌になりやすい哺乳動物を処置する方法であって、該哺乳動物に治療的有効量の本明細書中で定義の一般式(I)または(Ia)の化合物を投与することを含む方法を提供する。
【0086】
医薬組成物製剤
一般式(I)および(Ia)の化合物は、望ましい投与経路に適合するように医薬組成物に適当に剤形化される。
【0087】
本化合物の投与経路は、治療的有効濃度に相当する血液または組織中の濃度に到達する何れかの適当な経路であり得る。従って、例えば、本発明は、以下の投与経路が適用できるが、これらに限定されない:経口、非経腸、経皮、経鼻、経直腸、経膣および眼。投与経路は、興味のある特定の化合物によって変わり、特に投与経路の選択は、患者の年齢および体重に加えて、化合物の物理化学的特性によって、ならびに特定の疾患または状態およびその重症度によって変わるということは、当業者に明らかであるべきである。
【0088】
本化合物は、医薬組成物中に任意の適当な量で含まれていてよく、一般的に、組成物の全量の約1−95重量%、例えば1−10重量%の量で含まれる。組成物は、経口、非経腸、経直腸、経皮、経鼻、経膣および/または眼投与に適当である投与形態で提供され得る。故に、組成物は、例えば、錠剤、カプセル剤、丸剤、散剤、顆粒剤、懸濁剤、エマルジョン、溶液、ヒドロゲルを含むゲル、ペースト、軟膏、クリーム、プラスター、水薬、送達デバイス、坐薬、浣腸剤、注入可能剤、インプラント、スプレー、エアロゾルの形態および他の適当な形態であり得る。
【0089】
本医薬組成物は、常套の製薬方法に従って剤形化され得る(例えば、“Remington’s Pharmaceutical Sciences”および“Encyclopedia of Pharmaceutical Technology”, Swarbrick, J. & J. C. Boylan編、 Marcel Dekker、 Inc,, New York, 1988 参照)。典型的に、本明細書中で定義の化合物は、(少なくとも)1個の薬学的に許容される担体または賦形剤と共に剤形化される。薬学的に許容される担体または賦形剤は、当業者に公知のものである。式(I)および(Ia)の化合物の適当な塩の形成はまた、上記の言及に鑑みて明らかであり得る。
【0090】
従って、本発明は、さらなる局面において、一般式(I)または(Ia)の化合物を、薬学的に許容される担体と組み合わせて含んでなる医薬組成物を提供する。
【0091】
本発明の医薬組成物は、実質的に投与後すぐに、または投与後任意のあらかじめ決められた時間または期間に、活性化合物を放出し得る。後者のタイプの組成物は、一般的に制御放出製剤として知られている。
【0092】
本明細書における用語“制御放出製剤”は、i)体内で長時間にわたって実質的に一定の薬物濃度を生じる製剤、ii)あらかじめ決められた時間経過後に、体内で長時間にわたって実質的に一定の薬物濃度を生じる製剤、iii)あらかじめ決められた期間中、活性薬物の血漿レベルの変動(鋸状カイネティックパターン)に伴う望ましくない副作用を同時に最小化しつつ、体内の比較的、一定の有効な薬物レベルを維持することによる薬物作用を持続する製剤、iv)例えば、制御放出組成物を疾患組織または器官に隣接させるかまたはその中に配置させることによる薬物作用を局在化しようとする製剤、v)担体または化学誘導体を用いて薬物を特定の標的細胞タイプに送達することによる薬物作用を標的としようとする製剤を含む。
【0093】
制御放出製剤はまた、“持続放出(sustained release)”、“長期放出(prolonged release)”、“プログラムされた放出(programmed release)”、“徐放型(time release)”、“速度制御放出(rate−controlled)”、および/または“標的化放出(targeted release)”製剤と表示されてもよい。
【0094】
制御放出医薬組成物は、任意の適当な投与形態で、特に、経口、非経腸、経皮、経鼻、経直腸、経膣および/または眼投与を意図する投与形態で提供されてよい。例としては、単一または複数ユニット型錠剤またはカプセル組成物、油状溶液、懸濁液、エマルジョン、マイクロカプセル、マイクロスフェア、ナノ粒子、リポソーム、送達デバイスが含まれ、これらは、例えば経口、非経腸、経皮、経鼻、経膣または眼使用を意図される。
【0095】
経口使用、制御放出型経口投与形態、液体組成物、非経腸組成物、制御放出型非経腸組成物、直腸用組成物、鼻用組成物、経皮および局所用組成物、制御放出型経皮および局所用組成物、および眼投与用組成物のための固形投与形態の製造は、医薬製剤分野の当業者に公知であろう。具体的な製剤は、“Remington’s Pharmaceutical Sciences”中に見出され得る。
【0096】
カプセル、錠剤および丸剤などは、例えば、以下の化合物を含み得る:結合剤としての微結晶セルロース、ガムまたはゼラチン;賦形剤としてのデンプンまたはラクトース;滑剤としてのステアリン酸塩;種々の甘味剤または風味剤。カプセル剤のとき、投与単位は、脂肪油のような液体担体を含んでいてよい。同様に、糖衣または腸溶性コーティング剤は、該投与単位の一部であり得る。本医薬組成物はまた、化合物(複数可)およびミセルエマルジョンを形成する脂質のエマルジョンであってもよい。
【0097】
非経腸、皮下、皮内または局所投与のとき、医薬組成物は、滅菌希釈剤、緩衝剤、張度調整剤、および抗菌剤を含み得る。活性化合物は、変性または体からの即時の排泄から保護する担体を用いて調製することができ、制御放出特性を有するインプラントまたはマイクロカプセルを含む。静脈内投与のとき、好ましい担体は、生理的食塩水またはリン酸緩衝食塩水である。
【0098】
投与量
一態様において、本医薬組成物は単位投与形態である。かかる態様において、単位投与形態はそれぞれ、典型的に、0.1−500mg、例えば、0.1−200mg、例えば、0.1−100mgの化合物を含んでなる。
【0099】
より一般的には、本化合物は、1日当たり、体重1kg当たり、約0.1−250mg、例えば、1日当たり、体重1kg当たり、約0.5−100mgの量で投与されるのが好ましい。
【0100】
全身使用のための経口投与に適する組成物のとき、投与量は、通常、1回当たり0.5mgないし1gを、1日1〜4回、1週間から12ヶ月間であるが、処置すべき疾患によって変わる。
【0101】
疾患または状態を予防するために組成物を経口投与するときの投与量は、通常、1日当たり、体重1kg当たり、1mgないし100mgである。該投与量は、疾患への暴露の1週間前に開始し、暴露後4週間までの期間、1日1回または2回投与され得る。
【0102】
疾患を予防するための直腸使用に適する組成物は、幾分多い量の化合物が通常好ましく、すなわち、1日当たり、体重1kg当たり、約1mgないし100mgである。
【0103】
非経腸投与のとき、1日当たり、体重1kg当たり、約0.1mgないし約100mgの投与量が都合よい。静脈内投与のとき、1日当たり、体重1kg当たり、約0.1mgないし約20mgの投与量を1日〜3ヶ月間投与するのが都合よい。関節内投与のとき、1日当たり、体重1kg当たり、約0.1mgないし約50mgの投与量が、通常好ましい。一般に、非経腸投与のとき、水性媒体中、0.5−2%またはそれ以上の活性成分の溶液を使用することができる。
【0104】
皮膚上の局所投与のとき、通常、約1mgないし約5gの投与量を、1日1−10回、1週間〜12ヶ月間投与するのが好ましい。
【0105】
組合せ処置
本発明の興味深い態様では、一般式(I)または(Ia)の化合物は、1個以上の他の化学療法剤と組み合わせて治療的に使用される。かかる化学療法剤の例は、ダウノルビシン、ドセタキセル、プレドニゾン、デキサメタゾン、デカドロン、アルトレタミン、アミホスチン、アミノグルテチミド、ダクチノマイシン、アナストロゾール、アスパラギナーゼ、ビカルタミド、ブレオマイシン、ブスルファン、カルボプラチン、カルムスチン、クロラムブシル、クロロデオキシアデノシン、シスプラチン、サイトシンアラビノサイド、ダカルバジン、ドキソルビシン、エピルビシン、エストラムスチン、ジエチルスチルベストロール、フルダラビン、フルタミド、5−フルオロウラシル、ゲムシタビン、ゴセレリン、イダルビシン、イリノテカン、レバミソール、ロムスチン、メクロラタミン、アルケラン、メルカプトプリン、タキソール(例えば、パクリタキセル)から選択されるものである。特に、さらなる化学療法剤は、タキソール、パクリタキセルおよびドセタキセルのようなタキサン類から選択される。
【0106】
故に、本明細書中で定義の使用および処置方法に関して、該医薬は1個またはそれ以上の他の化学療法剤をさらに含んでなる。
【実施例】
【0107】
実施例
一般的製造法
他に特記されない限り、核磁気共鳴H−NMRスペクトル(300MHz)および13C−NMR(75.6)については、テトラメチルシラン(δ=0.0)またはクロロホルム(δ=7.25)または重クロロホルム(13C−NMRのとき、δ=76.81)基準と比較した重クロロホルム溶液の場合の化学シフト値(δ)(ppm)が引用される。おおよその中間点で定義される(ダブレット(d)、トリプレット(t)、クォーテット(q))か、あるいは定義されていない(m)マルチプレットの値は、範囲が引用されない限り供される。(bs)は、広範なシングレットを示す。
【0108】
MS測定を、Agilent 1200 HPLCシステムを備えるBruker Esquire 3000+ESI Iontrapを用いて、AP−ESI−プローブまたはLC−MSを含むMicromass LCTを用いて行った。
【0109】
使用した有機溶媒は、無水であった。
【0110】
以下の略語を本明細書中で用いる。
【表14】

【0111】
一般的方法1:グリニャール反応により、一般式(II)の三級アルコールを得る
−78℃にて、窒素下、乾燥THF中、イスチン誘導体の撹拌溶液に、3当量のグリニャール試薬または3当量の新鮮に調製した有機リチウム試薬の溶液を添加した。30分後、乾燥−氷浴を取り除き、反応物を、4ないし14時間、室温で放置した。過剰量のグリニャール試薬を水でクエンチし、反応混合物を1N HClまたは飽和NHCl溶液で酸性化し、EtOAc(2x)で抽出し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣を、クロマトグラフィー(DCM、または石油エーテルおよびEtOAcの混合物中、1%メタノール)により精製して、一般式(II)のラセミ化合物を得た。
【0112】
一般的方法2:フリーデル・クラフツ反応により、一般式(I)の化合物を得る
ジクロロエタン中、一般式(II)の三級アルコールの溶液に、フェノール(5当量)およびp−TSA(7.5当量)を添加した。反応混合物を90℃まで2−4時間加熱し、次いで、室温まで冷却した。固体(主に、p−TSA)を濾取し、ジクロロエタンまたはDCMで洗浄した。溶液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィー(DCM、または石油エーテルおよびEtOAcの混合物中、1%メタノール)により精製して、一般式(I)のラセミ化合物を得た。
【0113】
一般的方法3:三級アルコール(IIA)の脱ヒドロキシル化により、脱酸素化中間体(III)を得る
三級アルコール(IIa)、EtSiH(3当量)およびTFAの混合物を、密封管中で1−3日間、脱酸素が完了するまで、100℃まで加熱した。過剰量のEtSiHおよびTFAを蒸発させ、残渣をクロマトグラフィー(DCM、または石油エーテルおよびEtOAcの混合物中、1%メタノール)により精製して、一般式(III)のラセミ化合物を得た。
【0114】
一般的方法4:一般式(III)の化合物のアルキル化により、一般式(IV)の化合物を得る
一般式(III)の化合物を、窒素下、乾燥THF中に溶解し、TMEDA(2.2当量)を添加し、混合物を−78℃まで冷却した1.6M n−BuLi溶液(2.2当量)を滴下し、混合物を−78℃にて0.5−1時間撹拌した。次いで、アルキル化剤(2.2当量)を添加し、反応混合物を徐々に室温にした。3−8時間後、混合物を水でクエンチし、EtOAcで抽出し(2x)、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をクロマトグラフィー(DCM、または石油エーテルおよびEtOAcの混合物中、1%メタノール)により精製して、一般式(IV)のラセミ化合物を得た。
【0115】
一般的方法5:一般式(IV)の化合物の脱メチル化により、一般式(I)の化合物を得る
一般式(IV)の化合物(式中、保護基がメチル基である。)を、窒素下、DCM中に溶解し、−78℃まで冷却し、BBr溶液(1.0M、1.5当量)を撹拌しながら添加した。反応混合物を徐々に室温にした。4−18時間後、該混合物を水でクエンチし、EtOで抽出し(2x)、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をクロマトグラフィー(DCM、または石油エーテルおよびEtOAcの混合物中、1%メタノール)により精製して、一般式(I)のラセミ化合物を得た。
【0116】
一般的方法6: DAICEL chiralCEL−OD 250X20 mm ID 5 MICRONでのHPLC精製により、一般式(I)の純粋なエナンチオマーを得る
一般式(I)のラセミ化合物を、エタノールまたはエタノール/ヘプタン混合物中に溶解し、Daicel Chirakcel−OD 250x20 mm ID 5 micronでのHPLCにより精製して、一般式(I)の純粋なエナンチオマーを得た。
【0117】
製造法
製造法1:3−エチニル−6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシインドリン−2−オン(化合物1)
【化8】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび塩化エチニルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.33 (bs), 7.3−7.2 (m, 1H), 7.15 (s, 1H), 7.1−7.0 (m, 1H), 3.68 (s, 1 H).
【0118】
製造法2:6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−3−(4−メトキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物2)
【化9】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化4−メトキシマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.12 (bs), 7.25−7.15 (d, 2H), 7.1−6.9 (m, 4H), 6.71 (s, 1H), 3.73 (s, 3 H).
【0119】
製造法3:6,7−ジフルオロ−3−(4−メトキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物3)
【化10】


一般的方法3。出発物質:6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−3−(4−メトキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物2)。1H−NMR (CDCl3) δ 8.08 (bs, 1H), 7.2−7.1 (d, 2H), 7.0−6.8 (m, 4H), 4.61 (s, 1H), 3.82 (s, 3H).
【0120】
製造法4:3−ベンジル−6,7−ジフルオロ−3−(4−メトキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物4)
【化11】


一般的方法4。出発物質:化合物3および臭化ベンジル。1H−NMR (CDCl3) δ 7.69 (bs, 1H), 7.3−7.2 (d, 2H), 7.05−6.9 (m, 3H), 6.8−6.6 (m, 6H), 3.67 (s, 3H), 3.55 (d, 1H), 3.28 (d, 1H).
【0121】
製造法5:6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−3−メチルインドリン−2−オン(化合物5)
【化12】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化メチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.99 (bs, 1H), 7.15 (m, 1H), 5.98(m, 1H), 6.03 (s, 1H), 1.37 (s, 3H).
【0122】
製造法6:3−シクロペンチル−6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシインドリン−2−オン(化合物6)
【化13】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロペンチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.98 (bs, 1H), 7.15 (m, 1H), 5.94(m, 1H), 2.31 (m, 1H), 1.7−1.3 (m, 7H), 1.15 (m, 1H).
【0123】
製造法7:3−(シクロヘキシルメチル)−6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシインドリン−2−オン(化合物7)
【化14】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘキシルメチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.01 (bs, 1H), 5.96 (m, 1H), 6.99(m, 1H), 1.74 (d, 2H), 1.6−1.3 (m, 5H), 1.1−0.7 (m, 6H).
【0124】
製造法8:6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−3−(ピリジン−4−イル)インドリン−2−オン(化合物8)
【化15】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化ピリジン−4−イルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.37 (bs, 1H), 8.53 (m, 2H), 7.27(m, 2H), 7.08 (s, 1H), 7.06−6.9 (m, 2H).
【0125】
製造法9:6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−3−イソプロピルインドリン−2−オン(化合物9)
【化16】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化イソプロピルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.00 (bs, 1H), 7.1−6.9(m, 2H), 5.99 (s, 1H), 2.08 (m, 1H), 0.95 (d, 3H), 0.66 (d, 3H).
【0126】
製造法10:6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−3−(チオPHEN−2−イル)インドリン−2−オン(化合物10)
【化17】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化チオフェン−2−イルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.23 (bs, 1H), 7.91 (d, 1H), 7.52 (dd, 1H), 7.16 (m, 1H), 7.06 (m, 1H) 7.05 (s, 1H), 6.95 (dd, 1H), 6.71 (dd, 1H).
【0127】
製造法11:3−ブチル−6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシインドリン−2−オン(化合物11)
【化18】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化n−ブチリルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.00 (bs, 1H), 7.09(m, 1H), 6.98 (s, 1H), 6.01 (m, 1H), 1.77 (m, 2H), 1.18 (m, 2H), 1.08−0.84 (m, 2H), 0.78 (t, 3H).
【0128】
製造法12:3−シクロヘキシル−6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシインドリン−2−オン(化合物12)
【化19】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘキシルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.98 (bs, 1H), 7.06(m, 1H), 6.97 (m, 1H), 5.94 (s, 1H), 0.75−0.6 (m, 6H), 1.2−0.9 (m, 4H), 1.08−0.84 (m, 1H).
【0129】
製造法13:6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−3−プロピルインドリン−2−オン(化合物13)
【化20】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化n−プロピルマグネシウム。 1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.00 (bs, 1H), 7.09(m, 1H), 6.98 (m, 1H), 6.01 (s, 1H), 1.75 (m, 2H), 1.1−0.9 (m, 2H), 0.78 (t, 3H).
【0130】
製造法14:6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−3−ペンチルインドリン−2−オン(化合物14)
【化21】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化n−ペンチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.00 (bs, 1H), 7.09(m, 1H), 6.98 (m, 1H), 6.01 (s, 1H), 1.76 (m, 2H), 1.25−0.9 (m, 2H), 0.78 (t, 3H).
【0131】
製造法15:6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−3−(チオPHEN−3−イル)インドリン−2−オン(化合物15)
【化22】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化チオフェン−3−イルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.16 (bs, 1H), 7.50 dd, 1H), 7.24 (dd, 1H), 7.15−6.9 (m, 3H), 6.76 (s, 1H).
【0132】
製造法16:6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−3−(ピリジン−3−イル)インドリン−2−オン(化合物16)
【化23】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化ピリジン−3−イルマグネシウム。1H−NMR (CDCl3) δ 8.61 (bs, 1H), 8.37 (1H), 8.15 (1H, bs), 7.69 (1H), 7.16 (1H), 6.89 (m, 1H), 6.73 (m, 1H), 5.23 (s, 1H).
【0133】
製造法17:3−(ブト−エン−2−イル)−6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシインドリン−2−オン(化合物17、2個のジアステレオ異性体)
【化24】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび塩化ブト−3−エン−2−イルマグネシウム。
【0134】
製造法18:3−sec−ブチル−6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシインドリン−2−オン(化合物18、2個のジアステレオ異性体)
【化25】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび塩化sec−ブチルマグネシウム。
【0135】
製造法19:3−シクロヘプチル−6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシインドリン−2−オン(化合物19)
【化26】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘプチルマグネシウム。
【0136】
製造法20:3−(1−(ベンジルオキシ)−1H−ピラゾール−4−イル)−6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシインドリン−2−オン(化合物20)
【化27】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化(1−(ベンジルオキシ)−1H−ピラゾール−4−イル)マグネシウム(J. Org. Chem. (1999) 64, 4196−4198)。1H−NMR (CDCl3) δ 9.01 (bs, 1H), 7.4−7.2 (m, 7H), 7.04 (m, 2H), 6.84 (m, 1H), 5.19 (s, 2H).
【0137】
製造法21:3−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン(化合物21)
【化28】


一般的方法1。出発物質:7−(トリフルオロメチル)インドリン−2,3−ジオンおよび塩化シクロヘキシルマグネシウム。1H−NMR (CDCl3) δ 7.86 (bs, 1H), 7.52 (dd, 2H), 7.18 (d, 1H), 2.92 (s, 1H), 2.0−1.5 (m, 6H), 1.40−1.0 (m, 4H), 0.86 (m, 1H).
【0138】
製造法22:3−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシインドリン−2−オン(化合物22)
【化29】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化(3,4−ジフルオロフェニル)マグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 13.74 (bs, 1H), 8.1 (m, 2H), 7.73 (m, 1H), 7.49 (m, 2H), 6.99 (s, 1H).
【0139】
製造法23:6,7−ジフルオロ−3−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)−3−ヒドロキシインドリン−2−オン(化合物23)
【化30】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化(3−フルオロ−4−メチルフェニル)マグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.20 (bs, 1H), 7.21 (m, 1H), 7.11 (m, 1H), 7.03−6.78 (m, 6H), 2.19 (s, 3H).
【0140】
製造法24:6−クロロ−3−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物24)
【化31】


一般的方法1。出発物質:6−クロロ−7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘキシルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.47 (bs, 1H), 7.04 (m, 2H), 5.79 (s, 1H), 2.21 (s, 3H), 1.9−1.4 (m, 6H), 1.2−0.85 (m, 4H), 0.65 (m, 1H).
【0141】
製造法25:3−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−6,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物25)
【化32】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジメチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘキシルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.14 (bs, 1H), 6.93 (d, 1H), 6,6 (d, 1H), 5.56 (s, 1H), 2.19 (s, 3H) 2.08 (s, 3H), 1.9−1.4 (m, 6H), 1.2−0.85 (m, 4H), 0.63 (m, 1H).
【0142】
製造法26:3−(シクロペンチルメチル)−6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシインドリン−2−オン(化合物26)
【化33】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化(シクロペンチルメチル)マグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.01 (bs, 1H), 7.10 (m, 1H), 6.98 (m, 1H), 5.98 (s, 1H), 1.93 (m, 2H), 1.65−1.2 (m, 7H), 1.0 (m, 1H), 0.84 (m, 1H).
【0143】
製造法27:6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)−3−(4−メトキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物27)
【化34】


フェノールの代わりにo−クレゾールを用いて一般的方法2。出発物質:化合物2。1H−NMR (CDCl3) δ 7.78 (bs, 1H), 7.08 (d, 2H), 6.95−6.7 (m, 6H), 6.59 (d, 2H), 3.71 (s, 3H), 2.10 (s, 3H).
【0144】
製造法28:6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−3−(4−メトキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物28)
【化35】


フェノールの代わりにo−クレゾールを用いて一般的方法2。出発物質:化合物2。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.05 (bs, 1H), 9.47 (bs, 1H),7.22 (d, 2H), 6.93 (m, 3H), 6.51 (m, 3H), 3.75 (s, 3H), 2.17 (s, 3H).
【0145】
製造法29:3−シクロオクチル−6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシインドリン−2−オン(化合物29)
【化36】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロオクチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.02 (bs, 1H), 7.10 (m, 1H), 6.95 (m, 1H), 2.04 (m, 1H), 1.76−1.20 (m, 13 H), 0.86 (m, 1H).
【0146】
製造法30:6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−3−(ナフタレン−1−イル)インドリン−2−オン(化合物30)
【化37】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化ナフタレン−1−イルマグネシウム。1H−NMR (CDCl3) δ 8.23 (bs, 1H), 7.98−7.8 (m, 4H), 7.55−7.4 (m, 3H), 7.28 (s, 1H), 6.96 (m, 1H), 6.76 (m, 1H).
【0147】
製造法31:6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−3−(ナフタレン−2−イル)インドリン−2−オン(化合物31)
【化38】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロインドリン−2,3−ジオンおよび臭化ナフタレン−2−イルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.29 (bs, 1H), 8.0−7.8 (m, 4H), 7.52 (m, 2H), 7.36 (dd, 1H), 7.06−6.95 (m, 3H).
【0148】
製造法32:3−シクロヘプチル−7−フルオロ−3−ヒドロキシ−6−メチルインドリン−2−オン(化合物32)
【化39】


一般的方法1。出発物質:7−フルオロ−6−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘプチルマグネシウム。1H−NMR (CDCl3) δ 8.38 (bs, 1H), 7.07 (d, 1H), 6.87 (t, 1H), 5.40 (bs, 1H), 2.28 (m, 4H), 2.15−1.3 (m, 11H), 0.90 (m, 1H).
【0149】
製造法33:3−シクロヘキシル−7−フルオロ−3−ヒドロキシ−6−メチルインドリン−2−オン(化合物33)
【化40】


一般的方法1。出発物質:7−フルオロ−6−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘキシルマグネシウム。 1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.62 (bs, 1H), 6.96 (d, 1H), 6.29 (t, 1H), 5.80 (s, 1H), 2.22 (d, 3H), 1.9−1.4 (m, 6H), 1.25−0.85 (m, 4H), 0.62(m, 1H).
【0150】
製造法34:3−tert−ブチル−6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシインドリン−2−オン(化合物34)
【化41】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロ−インドリン−2,3−ジオンおよび塩化tert−ブチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.97 (bs, 1H), 7.14 (m, 1H), 7.00 (m, 1H), 5.93 (s, 1H), 1.00 (s, 3H).
【0151】
製造法35:6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−3−tert−ペンチルインドリン−2−オン(化合物35)
【化42】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロ−インドリン−2,3−ジオンおよび塩化1,1−ジメチルプロピルブチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.97 (bs, 1H), 7.07 (m, 1H), 6.94 (m, 1H), 5.87 (s, 1H), 1.3 (m, 2H), 0.92 (s, 6H), 0.75 (t, 3H).
【0152】
製造法36:3−シクロペンチル−6−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物36)
【化43】


一般的方法1。出発物質:6−フルオロ−7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロペンチルマグネシウム。1H−NMR (CDCl3) δ 8.72 (bs, 1H), 7.05 (m, 1H), 6.61 (t, 1H), 2.38 (m, 1H), 2.09 (s, 3H), 1.8−1.3 (m, 7H), 1.07 (m, 1H).
【0153】
製造法37:3−シクロヘキシル−6−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物37)
【化44】


一般的方法1。出発物質:6−フルオロ−7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび塩化シクロヘキシルマグネシウム。 1H−NMR (CDCl3) δ 9.32 (bs, 1H), 7.14 (m, 1H), 6.73 (t, 1H), 2.17 (s, 3H), 2.05−0.95 (m, 10H), 0.78 (m, 1H).
【0154】
製造法38:6−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチル−3−ペンチルインドリン−2−オン(化合物38)
【化45】


一般的方法1。出発物質:6−フルオロ−7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化n−ペンチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.47 (bs, 1H), 7.08 (m, 1H), 6.73 (m, 1H), 5.81 (bs, 1H), 2.12 (s, 3H), 1.17 (m, 2H), 1.4−0.8 (m, 6H), 0.78 (t, 3H).
【0155】
製造法39:3−シクロヘプチル−6−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物39)
【化46】


一般的方法1。出発物質:6−フルオロ−7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘプチルマグネシウム。1H−NMR (CDCl3) δ 8.58 (bs, 1H), 7.18 (m, 1H), 6.38 (m, 1H), 2.85 (m, 1H), 2.20 (s, 3H), 2.3−1.3 (m, 11H), 0.90 (m, 1H).
【0156】
製造法40:3−シクロヘプチル−3−ヒドロキシ−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン(化合物40)
【化47】


一般的方法1。出発物質:7−(トリフルオロメチル)インドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘプチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.73 (bs, 1H), 7.51 (m, 2H), 7.10 (t, 1H), 6.04 (s, 1H), 2.2−1.1 (m, 12H), 0.80 (m, 1H).
【0157】
製造法41:3−シクロヘプチル−3−ヒドロキシ−6,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物41)
【化48】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジメチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘプチルマグネシウム。
【0158】
製造法42:6−クロロ−3−シクロヘプチル−3−ヒドロキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物42)
【化49】


一般的方法1。出発物質:6−クロロ−7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘプチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.49 (bs, 1H), 7.50 (d, 2H), 7.01 (d, 1H), 5.85 (s, 1H), 2.22 (s, 3H), 2.1−1.1 (m, 12H), 0.79 (m, 1H).
【0159】
製造法43:3−シクロペンチル−3−ヒドロキシ−6−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物43)
【化50】


一般的方法1。出発物質:6−メトキシ−7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロペンチルマグネシウム。
【0160】
製造法44:3−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−6−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物44)
【化51】


一般的方法1。出発物質:6−メトキシ−7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび塩化シクロヘキシルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.19 (bs, 1H), 6.99 (d, 1H), 6.51 (d, 1H), 5.52 (s, 1H), 3.76 (s, 3H), 2.01 (s, 3H), 1.95−1.4 (m, 6H), 1.25−0.85 (m, 4 H), 0.63 (m, 1H).
【0161】
製造法45:3−シクロヘプチル−3−ヒドロキシ−6−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物45)
【化52】


一般的方法1。出発物質:6−メトキシ−7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘプチルマグネシウム。 1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.22 (bs, 1H), 7.01 (d, 1H), 6.50 (d, 1H), 5.59 (s, 1H), 3.76 (s, 3H), 2.01 (s, 3H), 2.2−1.2 (m, 13H), 0.75 (m, 1H).
【0162】
製造法46:3−(4−(ベンジルオキシ)フェニル)−3−ヒドロキシ−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン(化合物46)
【化53】


一般的方法1。出発物質:7−(トリフルオロメチル)インドリン−2,3−ジオンおよび臭化(4−(ベンジルオキシ)フェニル)マグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.85 (bs, 1H), 7.55 (d, 1H), 7.5−7.28 (m, 6H), 7.18 (m, 3H), 6.98 (m, 2H), 6.75 (s, 1H), 5.08 (s, 2H).
【0163】
製造法47:3−(4−(ベンジルオキシ)フェニル)−3−(1H−イミダゾール−1−イル)−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン(化合物47)
【化54】


イミダゾール(204mg、3mmol)を、DCM(乾燥)中に溶解し、0℃まで冷却し、塩化チオニル(55μl、0.75mmol)を撹拌しながら添加した。30分後、化合物46(200mg、0.5mmol)を添加した。さらに2時間後、反応混合物をHO、塩水で抽出し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をクロマトグラフィー(DCM中1%メタノール)により精製して、化合物47を得た。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.59 (bs, 1H), 7.82 (d, 1H), 7.69 (d, 1H), 7.59 (s, 1H), 7.5−7.2 (m, 6H), 7.15−6.95 (m, 6H), 5.10 (s, 2H).
【0164】
製造法48:3−(4−(ベンジルオキシ)フェニル)−6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシインドリン−2−オン(化合物48)
【化55】


一般的方法1。出発物質:6,7−ジフルオロメチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化(4−(ベンジルオキシ)フェニル)マグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.13 (bs, 1H), 7.5−7.28 (m, 5H), 7.19 (m, 2H), 7.05−6.90 (m, 4H), 6.72 (s, 1H), 5.08 (s, 2H).
【0165】
製造法49:3−(4−(ベンジルオキシ)フェニル)−6,7−ジフルオロ−3−(1H−イミダゾール−1−イル)インドリン−2−オン(化合物49)
【化56】


イミダゾール(204mg、3mmol)を、DCM(乾燥)中に溶解し、0℃まで冷却し、そして塩化チオニル(55μl、0.75mmol)を撹拌しながら添加した。30分後、化合物48(200mg、0.5mmol)を添加した。さらに2時間後、反応混合物をHO、塩水で抽出し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をクロマトグラフィー(DCM中1%メタノール)により精製して、化合物49を得た。1H−NMR (CDCl3) δ 8.94 (bs, 1H), 7.59 (s, 1H), 7.5−7.3 (m, 5H), 7.25−7.1 (m, 3H), 7.09−6.85 (m, 5H), 5.08 (s, 2H).
【0166】
製造法50:6,7−ジフルオロ−3−(4−メトキシフェニル)−3−モルホリノインドリン−2−オン(化合物50)
【化57】


6,7−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−3−(4−メトキシフェニル)インドリン−2−オン(WO2005097107)(245mg、0.84mmol)を、DCM(乾燥)中に溶解し、0℃まで冷却し、ピリジン(82μl、1.01mmol)および塩化チオニル(74μl、1.01mmol)を撹拌しながら添加した。2時間後、モルホリン(73μl、1.01mmol)およびDIEA(398μl、2.28mmol)を添加し、混合物を室温にして、一晩撹拌した。反応混合物をHO、塩水で抽出し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=20:1ないし5:1)により精製して、化合物50を得た。1H−NMR (CDCl3) δ 8.50 (bs, 1H), 7.38 (m, 2H), 6.96 (m, 1H), 6.79 (m, 3H), 3.71 (s, 3H), 3.62 (m, 4H), 2.52 (m, 4H).
【0167】
製造法51:3−ヒドロキシ−3−(チアゾール−2−イル)−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン(化合物51)
【化58】


一般的方法1。出発物質:7−(トリフルオロメチル)インドリン−2,3−ジオンおよびチアゾール−2−イルリチウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.08 (bs, 1H), 7.73 (d, 1H), 7.68 (d, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.57 (d, 1H), 7.41 (d, 1H), 7.15 (t, 1H).
【0168】
製造法52:7−クロロ−3−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−6−メチルインドリン−2−オン(化合物52)
【化59】


一般的方法1。出発物質:7−クロロ−6−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび塩化シクロヘキシルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.53 (bs, 1H), 7.09 (d, 1H), 6.94 (d, 1H), 5.84 (s, 1H), 2.20 (s, 3H), 1.9−0.85 (m, 10 H), 0.65 (m, 1H).
【0169】
製造法53:7−クロロ−3−シクロペンチル−3−ヒドロキシ−6−メチルインドリン−2−オン(化合物53)
【化60】


一般的方法1。出発物質:7−クロロ−6−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロペンチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.53 (bs, 1H), 7.15 (d, 1H), 6.94 (d, 1H), 5.90 (s, 1H), 2.30 (s, 3H), 1.75−1.25 (m, 8 H), 1.10 (m, 1H).
【0170】
製造法54:7−クロロ−3−シクロヘプチル−3−ヒドロキシ−6−メチルインドリン−2−オン(化合物54)
【化61】


一般的方法1。出発物質:7−クロロ−6−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘプチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.55 (bs, 1H), 7.10 (d, 1H), 6.93 (d, 1H), 5.91 (s, 1H), 2.30 (s, 3H), 2.06 (m, 1H), 1.91 (m, 1H), 1.71 (m, 1H), 1.6−1.15 (m, 9 H), 0.76 (m, 1H).
【0171】
製造法55:7−ブロモ−3−シクロペンチル−3−ヒドロキシ−6−メチルインドリン−2−オン(化合物55)
【化62】


一般的方法1。出発物質:7−ブロモ−6−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロペンチルマグネシウム。1H−NMR (CDCl3) δ 7.79 (bs, 1H), 7.24 (d, 1H), 6.96 (d, 1H), 3.05 (bs, 1H), 2.46 (m, 1H), 2.41 (s, 3H), 1.9−1.4 (m, 7H), 1.27 (m, 1H).
【0172】
製造法56:7−ブロモ−3−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−6−メチルインドリン−2−オン(化合物56)
【化63】


一般的方法1。出発物質:7−ブロモ−6−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび塩化シクロヘキシルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.38 (s, 1H), 7.12 (d, 1H), 6.95 (d, 1H), 5.85 (s, 1H), 2.32 (s, 3H), 1.9−0.9 (m, 10H), 0.66 (m, 1H).
【0173】
製造法57:7−ブロモ−3−シクロヘプチル−3−ヒドロキシ−6−メチルインドリン−2−オン(化合物57)
【化64】


一般的方法1。出発物質:7−ブロモ−6−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘプチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.41 (s, 1H), 7.13 (d, 1H), 6.94 (d, 1H), 5.91 (s, 1H), 2.32 (s, 3H), 2.06 (m, 1H), 1.90 (m, 1H), 1.71 (m, 1H), 1.6−1.15 (m, 9H), 0.76 (m, 1H).
【0174】
製造法58:3−シクロペンチル−3−ヒドロキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物58)
【化65】


一般的方法1。出発物質:7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロペンチルマグネシウム。MS [M+Na]= 254.0, [M−H]=230.0
【0175】
製造法59:3−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物59)
【化66】


一般的方法1。出発物質:7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび塩化シクロヘキシルマグネシウム。 1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.22 (bs, 1H), 7.03 (m, 2H), 6.86 (t, 1H), 5.66 (s, 1H), 2.19 (m, 1H), 2.17 (s, 3H), 1.9−1.4 (m, 6H), 1.15 (m, 3H), 0.65 (m, 1H).
【0176】
製造法60:3−シクロヘプチル−3−ヒドロキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物60)
【化67】


一般的方法1。出発物質:7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘプチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.24 (bs, 1H), 7.04 (m, 2H), 6.85 (t, 1H), 5.73 (s, 1H), 2.17 (s, 3H), 2.07 (m, 1H), 1.80 (m, 1H), 1.72 (m, 1H), 1.6−1.15 (m, 9H), 0.75 (m, 1H).
【0177】
製造法61:7−ブロモ−3−シクロペンチル−3−ヒドロキシインドリン−2−オン(化合物61)
【化68】


一般的方法1。出発物質:7−ブロモインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロペンチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.49 (bs, 1H), 7.40 (d, 1H), 7.29 (d, 1H), 6.92 (t, 1H), 5.96 (s, 1H), 2.31 (m, 1H), 1.75−1.3 (m, 7H), 1.17 (m, 1H).
【0178】
製造法63:7−ブロモ−3−シクロヘキシル−3−ヒドロキシインドリン−2−オン(化合物63)
【化69】


一般的方法1。出発物質:7−ブロモインドリン−2,3−ジオンおよび塩化シクロヘキシルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.49 (bs, 1H), 7.40 (d, 1H), 7.23 (d, 1H), 6.92 (t, 1H), 5.91 (s, 1H), 1.9−0.9 (m, 10H), 0.66 (m, 1H).
【0179】
製造法63:7−ブロモ−3−シクロヘプチル−3−ヒドロキシインドリン−2−オン(化合物63)
【化70】


一般的方法1。出発物質:7−ブロモインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘプチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.52 (bs, 1H), 7.40 (d, 1H), 7.24 (d, 1H), 6.91 (t, 1H), 5.98 (s, 1H), 2.04 (m, 1H), 1.92 (m, 1H), 1.72 (m, 1H), 1.65−1.15 (m, 9H) 0.79 (m, 1H).
【0180】
製造法64:3−シクロオクチル−3−ヒドロキシ−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン(化合物64)
【化71】


一般的方法1。出発物質:7−(トリフルオロメチル)インドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロオクチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.73 (bs, 1H), 7.51 (m, 2H), 7.13 (t, 1H), 6.04 (s, 1H), 2.15−1.2 (m, 14H), 0.86 (m, 1H).
【0181】
製造法65:7−クロロ−3−シクロオクチル−3−ヒドロキシ−6−メチルインドリン−2−オン(化合物65)
【化72】


一般的方法1。出発物質:7−クロロ−6−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロオクチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.50 (bs, 1H), 7.06 (d, 1H), 6.84 (d, 1H), 5.84 (s, 1H), 2.23 (s, 3H), 2.15−1.1 (m, 14H), 0.78 (m, 1H).
【0182】
製造法66:3−シクロペンチル−3−ヒドロキシ−5,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物66)
【化73】


一般的方法1。出発物質:5,7−ジメチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロペンチルマグネシウム。MS [2M+Na]= 513.3, [M−H]= 244.1
【0183】
製造法67:3−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−5,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物67)
【化74】


一般的方法1。出発物質:5,7−ジメチルインドリン−2,3−ジオンおよび塩化シクロヘキシルマグネシウム。 1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.11 (bs, 1H), 6.86 (s, 1H), 6.82 (s, 1H), 5.60 (s, 1H), 2.22 (s, 3H), 2.13 (s, 3H), 1.9−0.85 (m, 10H), 0.66 (m, 1H).
【0184】
製造法68:3−シクロヘプチル−3−ヒドロキシ−5,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物68)
【化75】


一般的方法1。出発物質:5,7−ジメチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘプチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.14 (bs, 1H), 6.87 (s, 1H), 6.82 (s, 1H), 5.67 (s, 1H), 2.21 (s, 3H), 2.13 (s, 3H), 2.06 (m, 1H), 1.88 (m, 1H), 1.72 (m, 1H), 1.6−1.2 (m, 9H), 0.78 (m, 1H).
【0185】
製造法69:3−シクロペンチル−3−ヒドロキシ−5−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物69)
【化76】


一般的方法1。出発物質:5−メトキシ−7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロペンチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.07 (bs, 1H), 6.70 (d, 1H), 6.62 (d, 1H), 5.71 (s, 1H), 3.69 (s, 3H), 2.29 (m, 1H), 2.16 (s, 3H), 1.65−1.3 (m, 7H), 1.21 (m, 1H).
【0186】
製造法70:3−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−5−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物70)
【化77】


一般的方法1。出発物質:5−メトキシ−7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび塩化シクロヘキシルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.07 (bs, 1H), 6.63 (d, 1H), 6.61 (d, 1H), 5.66 (s, 1H), 3.69 (s, 3H), 2.15 (s, 3H), 1.75 (m, 3H), 1.55 (m, 3H), 1.05 (m, 4H), 0.70 (m, 1H).
【0187】
製造法71:3−シクロヘプチル−3−ヒドロキシ−5−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物71)
【化78】


一般的方法1。出発物質:5−メトキシ−7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘプチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.09 (bs, 1H), 6.64 (d, 1H), 6.61 (d, 1H), 5.73 (s, 1H), 3.68 (s, 3H), 2.16 (s, 3H), 2.02 (m, 1H), 1.89 (m, 1H), 1.71 (m, 1H), 1.6−1.15 (m, 9H), 0.80 (m, 1H).
【0188】
製造法72:5−クロロ−3−シクロペンチル−3−ヒドロキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物72)
【化79】


一般的方法1。出発物質:5−クロロ−7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロペンチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.40 (bs, 1H), 7.11 (m, 2H), 5.90 (s, 1H), 2.31 (m, 1H), 2.18 (s, 3H), 1.9−1.3 (m, 7H), 1.21 (m, 1H).
【0189】
製造法73:5−クロロ−3−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物73)
【化80】


一般的方法1。出発物質:5−クロロ−7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび塩化シクロヘキシルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.40 (bs, 1H), 7.11 (d, 1H), 7.04 (d, 1H), 5.85 (s, 1H), 2.17 (s, 3H), 1.9−1.4 (m, 7H), 1.2−0.9 (m, 3H), 0.70 (m, 1H).
【0190】
製造法74:3−クロロ−3−シクロヘプチル−3−ヒドロキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物74)
【化81】


一般的方法1。出発物質:5−メトキシ−7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘプチルマグネシウム。MS [M+Na]= 316.1, [M−H]= 292.2
【0191】
製造法75:3−シクロペンチル−5−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物75)
【化82】


一般的方法1。出発物質:5−フルオロ−7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロペンチルマグネシウム。MS [M+Na]= 272.1, [M−H]= 248.1
【0192】
製造法76:3−シクロヘキシル−5−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物76)
【化83】


一般的方法1。出発物質:5−フルオロ−7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび塩化シクロヘキシルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.28 (bs, 1H), 6.87 (m, 2H), 5.85 (s, 1H), 2.18 (s, 3H), 1.85−1.45 (m, 6H), 1.2−0.9 (m, 4H), 0.69 (m, 1H).
【0193】
製造法77:3−シクロヘプチル−5−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物77)
【化84】


一般的方法1。出発物質:5−フルオロ−7−メチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘプチルマグネシウム。MS [M+Na]= 290.1, [M−H]= 276.1
【0194】
製造法78:3−シクロペンチル−6−フルオロ−3−ヒドロキシ−5,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物78)
【化85】


一般的方法1。出発物質:6−フルオロ−5,7−ジメチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロペンチルマグネシウム。MS [M+H]= 264.1, [M−H]= 262.1
【0195】
製造法79:3−シクロヘキシル−6−フルオロ−3−ヒドロキシ−5,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物79)
【化86】


一般的方法1。出発物質:6−フルオロ−5,7−ジメチルインドリン−2,3−ジオンおよび塩化シクロヘキシルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.33 (bs, 1H), 6.95 (d, 1H), 5.63 (s, 1H), 2.17 (d, 3H), 2.09 (d, 3H), 1.9−1.4 (m, 6H), 1.2−0.9 (m, 4H), 0.66 (m, 1H).
【0196】
製造法80:3−シクロヘプチル−6−フルオロ−3−ヒドロキシ−5,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物80)
【化87】


一般的方法1。出発物質:6−フルオロ−5,7−ジメチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘプチルマグネシウム。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.35 (bs, 1H), 6.95 (d, 1H), 5.73 (s, 1H), 2.15 (d, 3H), 2.09 (d, 3H), 2.10 (m, 1H), 1.88 (m, 1H), 1.74 (m, 1H), 1.65−1.0 (m, 9H), 0.78 (m, 1H).
【0197】
製造法81:3−シクロペンチル−3−ヒドロキシ−7−メチル−6−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン(化合物81)
【化88】


一般的方法1。出発物質:7−メチル−6−(トリフルオロメチル)インドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロペンチルマグネシウム。MS [M+Na]= 322.2, [M−H]= 298.0.
【0198】
製造法82:3−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−7−メチル−6−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン(化合物82)
【化89】


一般的方法1。出発物質:7−メチル−6−(トリフルオロメチル)インドリン−2,3−ジオンおよび塩化シクロヘキシルマグネシウム。MS [M+Na]= 336.2, [M−H]= 312.0.
【0199】
製造法83:3−シクロヘプチル−3−ヒドロキシ−7−メチル−6−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン(化合物83)
【化90】


一般的方法1。出発物質:7−メチル−6−(トリフルオロメチル)インドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘプチルマグネシウム。MS [M+Na]= 350.2, [M−H]= 326.2.
【0200】
製造法84:3−シクロペンチル−3−ヒドロキシ−5−メトキシ−6,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物84)
【化91】


一般的方法1。出発物質:5−メトキシ−6,7−ジメチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロペンチルマグネシウム。MS [2M+H]= 572.9, [M−H]= 274.0.
【0201】
製造法85:3−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−5−メトキシ−6,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物85)
【化92】


一般的方法1。出発物質:5−メトキシ−6,7−ジメチルインドリン−2,3−ジオンおよび塩化シクロヘキシルマグネシウム。MS [2M+Na]= 600.9, [M−H]= 288.1.
【0202】
製造法83:3−シクロヘプチル−3−ヒドロキシ−5−メトキシ−6,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物83)
【化93】


一般的方法1。出発物質:5−メトキシ−6,7−ジメチルインドリン−2,3−ジオンおよび臭化シクロヘプチルマグネシウム。MS [M+H]= 304.2, [M−H]= 302.2.
【0203】
実施例
実施例1:3−エチニル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物1001)
【化94】


一般的方法2。出発物質:化合物1。 1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.55 (bs, 1H), 9.57 (s, 1H), 7.12−6.9 (m, 4H), 6.75 (d, 2H), 3.62 (s, 1H).
【0204】
実施例2:3−ベンジル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物1002)
【化95】


一般的方法5.出発物質:化合物4。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.05 (bs, 1H), 9.51 (s, 1H), 7.3−7.2 (m, 3H), 7.18−7.11 (m, 3H), 7.08 (m, 1H), 6.8 (d, 2H), 3.56 (dd, 2H).
【0205】
実施例3:6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−メチルインドリン−2−オン(化合物1003)
【化96】


一般的方法2。出発物質:化合物5。 1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.20 (bs, 1H), 9.40 (bs, 1H), 7.05−6.95 (m, 4H), 6.69 (d, 2H), 1.62 (s, 3H).
【0206】
実施例4:3−シクロペンチル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物1004)
【化97】


一般的方法2。出発物質:化合物6。 1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.21 (bs, 1H), 9.38 (bs, 1H), 7.16−7.08 (m, 4H), 7.01 (m, 1H), 6.69 (d, 2H), 2.97 (m, 1H), 1.6−1.2 (m, 7H), 0.94 (m, 1H).
【0207】
実施例5:3−(シクロヘキシルメチル)−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物1005)
【化98】


一般的方法2。出発物質:化合物7。 1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.19 (bs, 1H), 9.38 (bs, 1H), 7.12−6.9 (m, 4H), 6.67 (d, 2H), 2.12 (m, 2H), 1.6−1.4 (m, 7H), 1.25 (m, 1H), 1.1−0.7 (m, 6H).
【0208】
実施例6:6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)インドリン−2−オン(化合物1006)
【化99】


一般的方法2。出発物質:化合物8。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.82 (bs, 1H), 9.01 (bs, 3H), 7.70 (bs, 2H), 7.68−7.42 (m, 4H), 7.29 (m, 2H).
【0209】
実施例7:6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−イソプロピルインドリン−2−オン(化合物1007)
【化100】


一般的方法2。出発物質:化合物9。1H−NMR (CDCl3) δ 7.87 (bs, 1H), 7.16 (d, 2H), 6.97 (m, 1H), 6.84 (m, 1H), 6.66 (2, 2H), 3.1 (bs, 1H), 2.77 (m, 1H) 0.89 (d, 3H), 0.68 (d, 3H).
【0210】
実施例8:6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(チオフェン−2−イル)インドリン−2−オン(化合物1008)
【化101】


一般的方法2。出発物質:化合物10。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.54 (bs, 1H), 9.52 (bs, 1H), 7.51 (d, 1H), 7.2−6.9 (m, 6H), 6.70 (d, 2H).
【0211】
実施例9:3−ブチル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物1009)
【化102】


一般的方法2。出発物質:化合物11。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.21 (bs, 1H), 9.39 (bs, 1H), 7.1−6.9 (m, 4H), 6.68 (d, 2H), 2.13 (m, 2H), 1.21 (m, 2H), 0.98 (m, 1H), 0.78 (m, 4H).
【0212】
実施例10:3−シクロヘキシル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物1010)
【化103】


一般的方法2。出発物質:化合物12。1H−NMR (CDCl3) δ 8.46 (bs, 1H), 7,21 (d, 2H), 7.05 (m, 1H), 6.92 (m, 1H), 6.75 (d, 2H), 6.13 (bs, 1H), 2.48 (m, 1H) 1.8−1.0 (m, 9H), 0.69 (m, 1H).
【0213】
実施例11:6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−プロピルインドリン−2−オン(化合物1011)
【化104】


一般的方法2。出発物質:化合物13。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.20 (bs, 1H), 9.38 (bs, 1H), 7.12−7.0 (m, 4H), 6.68 (d, 2H), 2.13 (m, 2H), 1.21 (m, 2H), 1.02 (m, 1H), 0.83 (m, 4H).
【0214】
実施例12:6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−ペンチルインドリン−2−オン(化合物1012)
【化105】


一般的方法2。出発物質:化合物14。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.21 (bs, 1H), 9.39 (bs, 1H), 7.1−6.9 (m, 4H), 6.68 (d, 2H), 2.10 (m, 2H), 1.26−0.94 (m, 5H), 0.78 (m, 4H).
【0215】
実施例13:6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−ペンチルインドリン−2−オン(化合物1013)
【化106】


一般的方法2。出発物質:化合物15。 1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.20 (bs, 1H), 9.43 (bs, 1H), 7.52 (d, 1H), 7.15 (m, 2H), 7.05 (m, 2H), 6.88 (d, 2H), 6.67 (d, 2H).
【0216】
実施例14:6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(ピリジン−3−イル)インドリン−2−オン(化合物1014)
【化107】


一般的方法2。出発物質:化合物16。MS [M+K]=380.20.
【0217】
実施例15:6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(ピリジン−4−イル N−オキシド)インドリン−2−オン(化合物1015)
【化108】


出発物質:実施例6。化合物1006(26mg、0.077mmol)をDCM中に溶解し、過酢酸の酢酸溶液(39%、0.125mL)を添加し、混合物を一晩撹拌し、濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール:25%アンモニア=95:5:0.5)により精製して、化合物1015を得た(19mg)。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.67 (bs, 1H), 9.60 (bs, 1H), 8.18 (d, 2H), 7.25−7.00 (m, 4H), 6.97 (d, 2H), 6.74 (d, 2H). MS [M+H]= 355.20.
【0218】
実施例16:3−(ブト−3−エン−2−イル)−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(2個のジアステレオ異性体)(化合物1016)
【化109】


一般的方法2。出発物質:化合物17。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.23+11.16 (s, 1H), 9.40 (s, 1H), 7.18−7.0 (m, 4H), 6.71 (d, 2H), 5.73+5.30 (m, 1H), 4.95 (m, 2H), 3.33 (m, 1H), 0.94+0.76 (d, 3H).
【0219】
実施例17:3−sec−ブチル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(2個のジアステレオ異性体)(化合物1017)
【化110】


一般的方法2。出発物質:化合物18。1H−NMR (CDCl3) δ 7.62, 7.14 (m, 3H), 6.95 (m, 1H), 6.83 (m, 1H), 6.69 (d, 2H),5.0 (s, 1H), 2.45 (m, 1H), 1.5−0.98 (m, 2H), 0.86+0.76 (d, 3H), 0.80 (m, 3H).
【0220】
実施例18:3−シクロヘプチル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物1018)
【化111】


一般的方法2。出発物質:化合物19。 1H−NMR (CDCl3) δ 7.51 (bs, 1H), 7.14 (d, 2H), 6.96 (m, 1H), 6.82 (m, 2H), 6.68 (d, 2H), 4.89 (s, 1H) 2.57 (m, 1H), 1.7−1.1 (m, 11H), 0.81 (m, 1H).
【0221】
実施例19:3−(1−(ベンジルオキシ)−1H−ピラゾール−4−イル)−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物1019)
【化112】


一般的方法2。出発物質:化合物20。1H−NMR (CDCl3) δ 7.96 (bs, 1H), 7,35−7.15 (m, 5H), 7.09 (s, 1H), 6.87 (s, 1H), 6.85−6.65 (m, 4H), 6.60 (d, 2H), 5.23 (s, 2H), 5.19 (s, 1H).
【0222】
実施例20:6,7−ジフルオロ−3−(1−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−4−イル)−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物1020)
【化113】


出発物質:実施例19。化合物1019(40mg、0.09mmol)を、メタノール(4mL)中に溶解し、溶液を、2分間Nを通してバブリングした。10%Pd/C(3.1mg)を添加した。フラスコに隔壁およびN充填したバルーンを取り付け、注意深く空気を抜き、Nを充填した。該N充填したバルーンをH充填したバルーンと置き換え、その後フラスコを、注意深く空気を抜き、2回Hを充填し、反応混合物を0℃にて30分間激しく撹拌した。フラスコを、注意深く空気を抜き、2回Nを充填し、反応混合物をセライトを通して濾過し、濃縮し、そしてフラッシュクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール:25%アンモニア=80:20:1)により精製して、実施例20を得た(26mg)。1H−NMR (DMSO−d6) δ 7.33 (s, 1H), 7.14 (m, 1H), 7.01 (m, 1H), 6.95 (s, 1H), 6.87 (d, 2H), 6.66 (d, 2H), 4−3 (bs, >3H). MS [M+H]= 344.15.
【0223】
実施例21:3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン(化合物1021)
【化114】


一般的方法2。出発物質:化合物21。1H−NMR (CDCl3) δ 8.02 (bs, 1H), 7.52 (m, 2H), 7.23 (m, 3H), 6.87 (s, 1H), 6.76 (d, 2H), 5.91 (bs, 1H), 2.52 (m, 1H), 2.15−0.95 (m, 9H), 0.70 (m, 1H).
【0224】
実施例22:3−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物1022)
【化115】


一般的方法2。出発物質:化合物22。1H−NMR (CDCl3) δ 7.96 (bs, 1H), 7.1−6.76 (m, 7H), 6.69 (d, 2H), 5.05 (s, 1H).
【0225】
実施例23:6,7−ジフルオロ−3−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物1023)
【化116】


一般的方法2。出発物質:化合物23. 1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.48 (bs, 1H), 9.49 (s, 1H), 7.24 (m, 1H), 7.14−6.8 (m, 6H), 6.72 (d, 2H), 2.20 (s, 3H).
【0226】
実施例24:6−クロロ−3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1024)
【化117】


一般的方法2。出発物質:化合物24。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.67 (bs, 1H), 9.35 (s, 1H), 7.12 (m, 4H), 6.69 (d, 2H), 2.32 (m, 1H), 2.25 (s, 3H), 1.59 (m, 3H), 1.40 (m, 2H), 1.13 (m, 3H), 0.96 (m, 1H), 0.73 (m, 1H).
【0227】
実施例25:3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物1025)
【化118】


一般的方法2。出発物質:化合物25。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.35 (bs, 1H), 9.29 (s, 1H), 7.13 (m, 2H), 7.01 (d, 1H), 6.85 (d, 1H), 6.68 (d, 2H), 2.25 (m, 1H), 2.23 (s, 3H), 2.12 (s, 3H), 1.75−0.8 (m, 9H), 0.67 (m, 1H).
【0228】
実施例26:3−(シクロペンチルメチル)−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物1026)
【化119】


一般的方法2。出発物質:化合物26。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.21 (bs, 1H), 9.39 (s, 1H), 7.05 (m, 4H), 6.68 (d, 2H), 2.29 (m, 2H), 1.6−1.0 (m, 8H), 0.86 (m, 1H).
【0229】
実施例27:3−シクロヘキシル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(エナンチオマー1)(化合物1027)
【化120】


一般的方法6(ヘプタン:エタノール=70:30、7mL/分)。出発物質:化合物1010。t(Chiralcel OD 250x4.6 mm ID 5 micron、ヘプタン:エタノール=70:30、0.6mL/分):8.9分。
【0230】
実施例28:3−シクロヘキシル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(エナンチオマー2)(化合物1028)
【化121】


一般的方法6。出発物質:化合物1010。t(Chiralcel OD 250x4.6 mm ID 5 micron、ヘプタン:エタノール=70:30、0.6mL/分):14.5分。
【0231】
実施例29:6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物1029)
【化122】


一般的方法5。出発物質:化合物27。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.34 (bs, 1H), 9.29 (bd, 2H), 7.05−6.9 (m, 4H), 6.83 (d, 1H), 6.8−6.6 (m, 4H), 2.03 (s, 3H).
【0232】
実施例30:6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物1030)
【化123】


一般的方法5。出発物質:化合物28。
1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.98 (bs, 1H), 9.46 (bs, 1H), 9.40 (bs), 7.11 (d, 2H), 6.92 (m, 1H), 6.73 (m, 3H), 6.52 (m, 3H), 2.17 (s, 3H).
【0233】
実施例31:3−シクロオクチル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物1031)
【化124】


一般的方法2。出発物質:化合物29。1H−NMR(DMSO−d6) δ 11.16 (bs, 1H), 9.40 (bs, 1H),7.20−6.90 (m, 4H), 7.05 (d, 2H), 2.65 (m, 1H), 1.7−1.2 (m, 13H), 0.89 (m, 1H).
【0234】
実施例32:6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(ナフタレン−1−イル)インドリン−2−オン(化合物1032)
【化125】


一般的方法2。出発物質:化合物30。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.55 (bs, 1H), 9.53 (bs, 1H), 7.92 (t, 2H), 7.6−7.2 (m, 4H), 7.2−6.8 (m, 5H), 6.72 (d, 2H).
【0235】
実施例33:6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(ナフタレン−2−イル)インドリン−2−オン(化合物1033)
【化126】


一般的方法2。出発物質:化合物31。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.55 (bs, 1H), 9.53 (bs, 1H), 7.92−7.80 (m, 3H), 7.62 (s, 1H), 7.50 (m, 2H), 7.34 (dd, 1H), 7.15 (m, 1H), 7.06 (m, 1H), 7.00 (d, 2H), 6.74 (d, 2H).
【0236】
実施例34:3−シクロヘプチル−7−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン(化合物1034)
【化127】


一般的方法2。出発物質:化合物32。1H−NMR (CDCl3) δ 7.64 (bs, 1H), 7.13 (d, 2H), 6.92 (d, 1H), 6.82 (t, 1H), 6.64 (d, 2H), 5.51 (bs, 1H), 2.56 (m, 1H), 2.26 (d, 3H), 1.7−1.3 (m, 10 H), 0.80 (m, 2H).
【0237】
実施例35:3−シクロヘキシル−7−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン(化合物1035)
【化128】


一般的方法2。出発物質:化合物33。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.82 (bs, 1H), 9.33 (bs, 1H), 7.12 (m, 2H), 7.04 (d, 1H), 6.92 (t, 1H), 6.70 (m, 2H), 2.30 (m, 4H), 1.7−0.8 (m, 9 H), 0.68 (m, 1H).
【0238】
実施例36:3−tert−ブチル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物1036)
【化129】


一般的方法2。出発物質:化合物34。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.32 (bs, 1H), 9.41 (bs, 1H), 7.63 (m, 3H), 7.03 (m, 1H), 6.71 (m, 2H), 0.95 (s, 3H).
【0239】
実施例37:6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−tert−ペンチルインドリン−2−オン(化合物1037)
【化130】


一般的方法2。出発物質:化合物35。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.32 (bs, 1H), 9.41 (bs, 1H), 7.63 (m, 3H), 7.01 (m, 1H), 6.71 (m, 2H), 1.3 (m, 2H), 0.94 (d, 6H), 0.69 (t, 3H).
【0240】
実施例38:3−シクロペンチル−6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1038)
【化131】


一般的方法2。出発物質:化合物36。1H−NMR (CDCl3) δ 8.5 (bs, 1H), 7.16 (m, 2H), 7.00 (m, 1H), 6.6 (m, 3H), 5.5 (bs, 1H), 2.96 (m, 1H), 2.12 (s, 3H), 1.7−0.65 (m, 9H).
【0241】
実施例39:3−シクロヘキシル−6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1039)
【化132】


一般的方法2。出発物質:化合物37。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.65 (bs, 1H), 9.33 (bs, 1H), 7.13 (m, 3H), 6.80 (m, 1H), 6.69 (m, 2H), 2.31 (m, 1H), 2.15 (s, 3H), 1.7−0.8 (m, 9H), 0.70 (m, 1H).
【0242】
実施例40:6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチル−3−ペンチルインドリン−2−オン(化合物1040)
【化133】


一般的方法2。出発物質:化合物38。1H−NMR (CDCl3) δ 10.68 (bs, 1H), 9.34 (bs, 1H), 7.06 (m, 2H), 7.02 (m, 1H), 6.77 (m, 1H), 6.67 (m, 2H), 2.17 (s, 3H), 2.08 (m, 2H), 1.19 (m, 4H), 1.00 (m, 1H), 0.9−0.7 (m, 4H).
【0243】
実施例41:3−シクロヘプチル−6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1041)
【化134】


一般的方法2。出発物質:化合物39。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.63 (bs, 1H), 9.35 (bs, 1H), 7.1 (m, 3H), 6.80 (m, 1H), 6.70 (m, 2H), 2.47 (m, 1H), 2.14 (s, 3H), 1.7−1.1 (m, 11H), 0.85 (m, 1H).
【0244】
実施例42:3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン(化合物1042)
【化135】


一般的方法2。出発物質:化合物40。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.90 (bs, 1H), 9.42 (bs, 1H), 7.56 (m, 2H), 7.21 (m, 1H), 7.09 (m, 2H), 6.71 (m, 2H), 2.55 (m, 1H), 1.7−1.2 (m, 11H), 0.86 (m, 1H).
【0245】
実施例43:3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物1043)
【化136】


一般的方法2。出発物質:化合物41。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.31 (bs, 1H), 9.29 (bs, 1H), 7.10 (m, 2H), 6.99 (d, 1H), 6.84 (d, 1H), 6.67 (m, 2H), 2.46 (m, 1H), 2.23 (s, 3H), 2.12 (s, 3H), 1.65−1.2 (m, 11H), 0.85 (m, 1H).
【0246】
実施例44:6−クロロ−3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1044)
【化137】


一般的方法2。出発物質:化合物42。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.63 (bs, 1H), 9.36 (bs, 1H), 7.09 (m, 4H), 6.69 (m, 2H), 2.26 (s, 3H), 1.7−1.15 (m, 12H), 0.85 (m, 1H).
【0247】
実施例45:3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1045)
【化138】


一般的方法2。出発物質:化合物43。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.40 (bs, 1H), 9.27 (bs, 1H), 7.13 (m, 2H), 7.05 (d,1 H), 6.67 (m, 2H), 6.58 (d, 1H), 3.78 (s, 3H), 2.93 (m, 1H), 2.07 (s, 3H), 1.6−1.2 (m, 7H), 0.86 (m, 1H).
【0248】
実施例46:3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1046)
【化139】


一般的方法2。出発物質:化合物44。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.39 (bs, 1H), 9.28 (bs, 1H), 7.14 (m, 2H), 7.07 (d,1 H), 6.68 (m, 2H), 6.61 (d, 1H), 3.79 (s, 3H), 2.28 (m, 1H), 2.05 (s, 3H), 1.55 (m, 3H), 1.4 (m, 2H), 1.16 (m, 3H), 0.96 (m, 1H), 0.69 (m, 1H).
【0249】
実施例47:3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(1H−イミダゾール−1−イル)−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン(化合物1047)
【化140】


化合物47(184mg、0.36mmol)をメタノール(10mL)中に溶解し、溶液を、2分間Nを通してバブリングした。10%Pd/C(60mg)を添加した。フラスコに隔壁およびN充填したバルーンを取り付け、注意深く空気を抜き、Nを充填した。該N充填したバルーンをH充填したバルーンと置き換え、その後フラスコを、注意深く空気を抜き、2回Hを充填し、反応混合物を室温にて4時間激しく撹拌した。フラスコを、注意深く空気を抜き、2回Nを充填し、反応混合物をセライトを通して濾過し、濃縮し、そしてフラッシュクロマトグラフィー(DCM中1%−5%メタノール)により精製して、化合物1047を得た。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.53 (bs, 1H), 9.79 (bs, 1H), 7.78 (d, 1H), 7.68 (d, 1H), 7.56 (s, 1H), 7.28 (t, 1H), 7.1−6.9 (m, 4 H), 6.80 (d, 2H).
【0250】
実施例48:6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(1H−イミダゾール−1−イル)インドリン−2−オン(化合物1048)
【化141】


化合物49(127mg、0.30mmol)をメタノール(10mL)中に溶解し、溶液を、2分間Nを通してバブリングした。10%Pd/C(46mg)を添加した。フラスコに隔壁およびN充填したバルーンを取り付け、注意深く空気を抜き、Nを充填した。該N充填したバルーンをH充填したバルーンと置き換え、その後フラスコを、注意深く空気を抜き、Hを2回充填し、反応混合物を室温にて4時間激しく撹拌した。フラスコを、注意深く空気を抜き、2回Nを充填し、反応混合物をセライトを通して濾過し、濃縮し、そしてフラッシュクロマトグラフィー(DCM中1%−5%メタノール)により精製して、化合物1048を得た。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.84 (bs, 1H), 9.78 (bs, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.34 (m, 1H), 7.2−7.07 (m, 2 H), 7.05−6.95 (m, 3H), 6.79 (m, 2H).
【0251】
実施例49:6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−モルホリノインドリン−2−オン(化合物1049)
【化142】


化合物50(82mg、0.23mmol)を窒素下でDCM中に溶解し、−78℃まで冷却し、BBr溶液(1.0M、341μl、0.35mmol)を撹拌しながら滴下した。反応混合物を徐々に室温にして、撹拌した。得られた沈殿を濾取し、DCMで洗浄し、クロマトグラフィー(CHCl:MeOH:NH(25%)=98:2:0.2)により精製して、化合物1049を得た。1H−NMR (MeOD) δ 7.23 (m, 2H), 7.01 (m, 1H), 6.83 (m, 1H), 6.66 (m, 2 H), 3.57 (m, 4H), 2.45 (m, 2H).
【0252】
実施例50:3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(チアゾール−2−イル)−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン(化合物1050)
【化143】


一般的方法2。出発物質:化合物51。1H−NMR (DMSO−d6) δ 11.36 (bs, 1H), 9.64 (bs, 1H), 7.80 (d, 1H), 7.75 (d, 1H), 7.70 (d, 1H), 7.59 (d, 1H), 7.59 (d, 1H), 7.23 (t, 1H), 7.07 (m, 2H), 6.75 (m, 2H).
【0253】
実施例51:7−クロロ−3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン(化合物1051)
【化144】


一般的方法2。出発物質:化合物52。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.72 (s, 1H), 9.35 (bs, 1H), 7.18 (d, 1H), 7.12 (m, 2H), 7.02 (d, 1H), 6.70 (m, 2H), 2.34 (s, 3H), 2.28 (m, 1H), 1.60 (m, 3H), 1.41 (m, 2H), 1.3−0.8 (m, 4 H), 0.70 (m, 1H).
【0254】
実施例52:7−クロロ−3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン(化合物1052)
【化145】


一般的方法2。出発物質:化合物53。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.74 (s, 1H), 9.35 (s, 1H), 7.16 (d, 1H), 7.12 (m, 2H), 6.99 (d, 1H), 6.69 (m, 2H), 2.95 (m, 1H), 2.33 (s, 3H), 1.65−1.2 (m, 7 H), 0.91 (m, 1H).
【0255】
実施例53:7−クロロ−3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン(化合物1053)
【化146】


一般的方法2。出発物質:化合物54。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.70 (s, 1H), 9.36 (s, 1H), 7.16 (d, 1H), 7.09 (m, 2H), 7.02 (d, 1H), 6.69 (m, 2H), 2.47 (m, 1H), 2.34 (s, 3H), 1.65−1.2 (m, 11 H), 0.85 (m, 1H).
【0256】
実施例54:3−シクロヘキシル−6−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1054)
【化147】


化合物1046を、37%HBr水溶液中に懸濁し、マイクロ波オーブンで、10分間3回、120℃まで加熱し、トルエンで2回濃縮し、クロマトグラフィー(DCM中1%−5% MeOH)により精製して、化合物1054を得た。MS [M+H]=338.1 [M−H]=336.1
【0257】
実施例55:7−ブロモ−3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン(化合物1055)
【化148】


一般的方法2。出発物質:化合物55。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.60 (s, 1H), 9.35 (s, 1H), 7.19 (d, 1H), 7.12 (m, 2H), 6.99 (m, 1H), 6.69 (m, 2H), 2.95 (m, 1H), 2.35 (s, 3H), 1.6−1.2 (m, 7H), 0.92 (m, 1H).
【0258】
実施例56:7−ブロモ−3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン(化合物1056)
【化149】


一般的方法2。出発物質:化合物56。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.57 (s, 1H), 9.36 (s, 1H), 7.21 (d, 1H), 7.12 (m, 2H), 7.03 (m, 1H), 6.70 (m, 2H), 2.35 (s, 3H), 2.30 (m, 1H), 1.59 (m, 3H), 1.41 (m, 2H), 1.16 (m, 3H), 0.96 (m, 1H), 0.70 (m, 1H).
【0259】
実施例57:7−ブロモ−3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン(化合物1057)
【化150】


一般的方法2。出発物質:化合物57。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.55 (s, 1H), 9.36 (s, 1H), 7.19 (d, 1H), 7.09 (m, 2H), 7.02 (m, 1H), 6.70 (m, 2H), 2.49 (m, 1H), 2.36 (s, 3H), 1.7−1.2 (m, 11H), 0.85 (m, 1H).
【0260】
実施例58:3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1058)
【化151】


一般的方法2。出発物質:化合物58。1H−NMR (MeOD) δ 7.19 (m, 2H), 7.12 (m, 2H), 6.99 (t, 1H), 6.71 (m, 2H), 3.07 (m, 1H), 2.31 (s, 3H), 1.8−1.2 (m, 7H), 0.94 (m, 1H). MS [M+Na]=330.1, [M−H]=306.1。
【0261】
実施例59:3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1059)
【化152】


一般的方法2。出発物質:化合物59。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.42 (bs, 1H), 9.32 (bs, 1H), 7.14 (m, 3H), 7.05 (d, 1H), 6.94 (t, 1H), 6.69 (m, 2H), 2.30 (m, 1H), 2.21 (s, 3H), 1.7−0.8 (m, 9H), 0.70 (m, 1H).
【0262】
実施例60:3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1060)
【化153】


一般的方法2。出発物質:化合物60。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.39 (bs, 1H), 9.31 (bs, 1H), 7.11 (m, 3H), 7.05 (d, 1H), 6.93 (t, 1H), 6.68 (m, 2H), 2.46 (m, 1H), 2.21 (s, 3H), 1.7−1.2 (m, 9H), 0.85 (m, 1H).
【0263】
実施例61:7−ブロモ−3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物1061)
【化154】


一般的方法2。出発物質:化合物61。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.73 (s, 1H), 9.37 (s, 1H), 7.44 (d, 1H), 7.30 (d, 1H), 7.12 (m, 2H), 6.97 (t, 1H), 6.70 (m, 2H), 2.97 (m, 1H), 1.6−1.2 (m, 7H), 0.98 (m, 1H).
【0264】
実施例62:7−ブロモ−3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物1062)
【化155】


一般的方法2。出発物質:化合物62。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.70 (s, 1H), 9.38 (s, 1H), 7.50 (d, 1H), 7.33 (d, 1H), 7.12 (m, 2H), 7.00 (t, 1H), 6.71 (m, 2H), 2.33 (m, 1H), 1.62 (m, 3H), 1.41 (m, 2H), 1.16 (m, 3H) 0.97 (m, 1H), 0.74 (m, 1H).
【0265】
実施例63:7−ブロモ−3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(化合物1063)
【化156】


一般的方法2。出発物質:化合物63。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.67 (bs, 1H), 9.38 (s, 1H), 7.45 (d, 1H), 7.30 (d, 1H), 7.09 (m, 2H), 6.99 (t, 1H), 6.70 (m, 2H), 2.53 (m, 1H), 1.7−1.2 (m, 11H), 0.86 (m, 1H).
【0266】
実施例64:3−シクロオクチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン(化合物1064)
【化157】


一般的方法2。出発物質:化合物64。 1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.89 (bs, 1H), 9.41 (s, 1H), 7.63 (d, 1H), 7.54 (d, 1H), 7.21 (t, 1H), 7.11 (m, 2H), 6.72 (m, 2H), 2.68 (m, 1H), 1.7−1.1 (m, 13H), 0.93 (m, 1H).
【0267】
実施例65:7−クロロ−3−シクロオクチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン(化合物1065)
【化158】


一般的方法2。出発物質:化合物65。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.70 (bs, 1H), 9.37 (s, 1H), 7.18 (d, 1H), 7.11 (m, 2H), 7.01 (d, 1H), 6.70 (m, 2H), 2.62 (m, 1H), 2.33 (s, 3H), 1.65−1.05 (m, 13H), 0.87 (m, 1H).
【0268】
実施例66:3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物1066)
【化159】


一般的方法2。出発物質:化合物66。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.35 (bs, 1H), 9.29 (s, 1H), 7.13 (m, 2H), 6.90 (s, 1H), 6.84 (s, 1H), 6.68 (m, 2H), 2.92 (m, 1H), 2.24 (s, 3H), 2.19 (s, 3H), 1.6−1.2 (m, 7H), 0.98 (m, 1H).
【0269】
実施例67:3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物1067)
【化160】


一般的方法2。出発物質:化合物67。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.32 (bs, 1H), 9.29 (s, 1H), 7.14 (m, 2H), 6.93 (s, 1H), 6.85 (s, 1H), 6.68 (m, 2H), 2.30 (m, 1H), 2.27 (s, 3H), 2.17 (s, 3H), 1.60 (m, 3H), 1.41 (m, 2H), 1.15 (m, 3H), 0.97 (m, 1H), 0.76 (m, 1H).
【0270】
実施例68:3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物1068)
【化161】


一般的方法2。出発物質:化合物68。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.29 (bs, 1H), 9.32 (bs, 1H), 7.11 (m, 2H), 6.91 (s, 1H), 6.85 (s, 1H), 6.68 (m, 2H), 2.47 (m, 1H), 2.26 (s, 3H), 2.17 (s, 3H), 1.7−1.1 (m, 11H), 0.86 (m, 1H).
【0271】
実施例69:3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1069)
【化162】


一般的方法2。出発物質:化合物69。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.30 (bs, 1H), 9.30 (bs, 1H), 7.14 (m, 2H), 6.67 (m, 4H), 3.69 (s, 3H), 2.95 (m, 1H), 2.21 (s, 3H), 1.6−1.2 (m, 7H), 1.00 (m, 1H).
【0272】
実施例70:3−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−5−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1070)
【化163】


一般的方法2。出発物質:化合物70。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.27 (bs, 1H), 9.30 (bs, 1H), 7.14 (m, 2H), 6.68 (m, 4H), 3.71 (s, 3H), 2.30 (m, 1H), 2.20 (s, 3H), 1.59 (m, 3H), 1.39 (m, 2H), 1.15 (m, 3H), 0.98 (m, 1H), 0.77 (m, 1H).
【0273】
実施例71:3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1071)
【化164】


一般的方法2。出発物質:化合物71。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.29 (bs, 1H), 9.31 (bs, 1H), 7.11 (m, 2H), 6.68 (m, 4H), 3.71 (s, 3H), 2.45 (m, 1H), 2.20 (s, 3H), 1.7−1.15 (m, 11H), 0.87 (m, 1H).
【0274】
実施例72:5−クロロ−3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1072)
【化165】


一般的方法2。出発物質:化合物72。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.65 (bs, 1H), 9.35 (bs, 1H), 7.13 (m, 4H), 6.70 (m, 2H), 2.97 (m, 1H), 2.23 (s, 3H), 1.65−1.35 (m, 6H), 1.24 (m, 1H), 0.90 (m, 1H).
【0275】
実施例73:5−クロロ−3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1073)
【化166】


一般的方法2。出発物質:化合物73。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.62 (bs, 1H), 9.36 (bs, 1H), 7.13 (m, 4H), 6.71 (m, 2H), 2.35 (m, 1H), 2.21 (s, 3H), 1.61 (m, 3H), 1.39 (m, 2H), 1.3−0.9 (m, 4H), 0.81 (m, 1H).
【0276】
実施例74:5−クロロ−3−シクロヘプチル−3−ヒドロキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1074)
【化167】


一般的方法2。出発物質:化合物74。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.59 (bs, 1H), 9.38 (s, 1H), 7.11 (m, 4H), 6.71 (m, 2H), 2.49 (m, 1H), 2.21 (s, 3H), 1.7−1.15 (m, 11H), 0.89 (m, 1H).
【0277】
実施例75:3−シクロペンチル−5−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1075)
【化168】


一般的方法2。出発物質:化合物75。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.52 (bs, 1H), 9.33 (bs, 1H), 7.12 (m, 2H), 6.95 (dd, 1H), 6.89 (dd, 1H), 6.70 (m, 2H), 2.95 (m, 1H), 2.22 (s, 3H), 1.6−0.95 (m, 7H), 0.87 (m, 1H).
【0278】
実施例76:3−シクロヘキシル−5−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1076)
【化169】


一般的方法2。出発物質:化合物76。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.49 (bs, 1H), 9.34 (bs, 1H), 7.14 (m, 2H), 7.01 (dd, 1H), 6.93 (dd, 1H), 6.70 (m, 2H), 2.32 (m, 1H), 2.22 (s, 3H), 1.60 (m, 3H), 1.40 (m, 2H), 1.3−0.9 (m, 4H), 0.78 (m, 1H).
【0279】
実施例77:3−シクロヘプチル−5−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1077)
【化170】


一般的方法2。出発物質:化合物77。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.46 (bs, 1H), 9.35 (s, 1H), 7.11 (m, 2H), 6.95 (m, 2H), 6.70 (m, 2H), 2.49 (m, 1H), 2.22 (s, 3H), 1.7−1.1 (m, 11H), 0.87 (m, 1H).
【0280】
実施例78:3−シクロペンチル−6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物1078)
【化171】


一般的方法2。出発物質:化合物78。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.55 (bs, 1H), 9.32 (bs, 1H), 7.12 (m, 2H), 7.00 (d, 1H), 6.68 (m, 2H), 2.92 (m, 1H), 2.18 (d, 3H), 2.15 (d, 3H), 1.6−1.2 (m, 7H), 0.95 (m, 1H).
【0281】
実施例79:3−シクロヘキシル−6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物1079)
【化172】


一般的方法2。出発物質:化合物79。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.53 (bs, 1H), 9.32 (bs, 1H), 7.12 (m, 2H), 7.03 (d, 1H), 6.69 (m, 2H), 2.28 (m, 1H), 2.22 (d, 3H), 2.13 (d, 3H), 1.60 (m, 3H), 1.39 (m, 2H), 1.16 (m, 3H), 0.98 (m, 1H), 0.74 (m, 1H).
【0282】
実施例80:3−シクロヘプチル−6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物1080)
【化173】


一般的方法2。出発物質:化合物80。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.50 (bs, 1H), 9.32 (s, 1H), 7.09 (m, 2H), 7.00 (d, 1H), 6.69 (m, 2H), 2.46 (m, 1H), 2.20 (d, 3H), 2.13 (d, 3H), 1.75−1.15 (m, 11H), 0.85 (m, 1H).
【0283】
実施例81:3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチル−6−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン(化合物1081)
【化174】


一般的方法2。出発物質:化合物81。1H−NMR (MeOD) δ 7.28 (d, 1H), 7.17 (d, 1H), 7.07 (m, 2H), 2.98 (m, 1H), 2.29 (d, 3H), 1.7−1.1 (m, 7H), 0.90 (m, 1H).
【0284】
実施例82:3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチル−6−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン(化合物1082)
【化175】


一般的方法2。出発物質:化合物82。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.79 (bs, 1H), 9.39 (bs, 1H), 7.37 (m, 2H), 7.13 (m, 2H), 6.71 (m, 2H), 2.37 (m, 1H), 2.32 (d, 3H), 1.58 (m, 3H), 1.42 (m, 2H), 1.2 (m, 3H), 1.01 (m, 1H), 0.75 (m, 1H).
【0285】
実施例83:3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチル−6−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン(化合物1083)
【化176】


一般的方法2。出発物質:化合物83。1H−NMR (MeOD) δ 7.42 (d, 1H), 7.31 (d, 1H), 7.15 (m, 2H), 6.74 (m, 2H), 2.65 (m, 1H), 2.38 (d, 3H), 1.8−1.2 (m, 11H), 0.88 (m, 1H).
【0286】
実施例84:3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5−メトキシ−6,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物1084)
【化177】


一般的方法2。出発物質:化合物84。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.22 (bs, 1H), 9.28 (bs, 1H), 7.13 (m, 2H), 6.69 (m, 3H), 3.69(s, 3H), 2.96 (m, 1H), 2.15 (s, 3H), 2.08 (s, 3H), 1.65−1.1 (m, 7H), 0.96 (m, 1H).
【0287】
実施例85:3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5−メトキシ−6,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物1085)
【化178】


一般的方法2。出発物質:化合物85。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.19 (bs, 1H), 9.29 (bs, 1H), 7.14(m, 2H), 6.70 (m, 3), 3.32 (s, 3H), 2.31 (m, 1H), 2.13 (s, 3H), 2.09 (s, 3H), 1.7−1.1 (m, 8H), 0.98 (m, 1H), 0.76 (m, 1H).
【0288】
実施例86:3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5−メトキシ−6,7−ジメチルインドリン−2−オン(化合物1086)
【化179】


一般的方法2。出発物質:化合物86。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.16 (bs, 1H), 9.28 (bs, 1H), 7.11 (m, 2H), 6.69 (m, 3H), 3.72 (s, 3H), 2.46 (m, 1H), 2.13 (s, 3H), 2.09 (s, 3H), 1.7−1.1 (m, 11H), 0.88 (m, 1H).
【0289】
実施例87:3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン(化合物1087)
【化180】


一般的方法2。出発物質:化合物45。1H−NMR (DMSO−d6) δ 10.35 (bs, 1H), 9.29 (bs, 1H), 7.11 (m, 2H), 7.05 (d, 1H), 6.67 (m, 2H), 6.61 (d, 1H), 3.79 (s, 3H), 2.45 (m, 1H), 2.05 (s, 3H), 1.7−1.2 (m, 11H), 0.83 (m, 1H).
【0290】
実施例88:インビトロでの細胞増殖アッセイ(WSTアッセイ)
MCF−7細胞を、96ウェルプレートに、100μLの培養培地中、3×10細胞/ウェルで播種し、8ウェルを培地のみの対照とした。24時間後、培養培地中、一般式(I)の化合物を連続的に希釈して、個々の希釈プレートで化合物滴定を行った。100μLの各希釈液を播種した細胞に添加し、これをトリプリケートで行い、そして対照(例えば、DMSOおよびブランク)を含んだ。プレートをCOインキュベーター中、37℃で24時間インキュベートした。24時間後、化合物滴定を個々の希釈プレートで繰り返した。次いで、培地+アッセイプレートからの化合物を吸引した。その後、100μLの培地を全てのウェルに添加し、次いで、100μLの各化合物希釈液を添加した。プレートを、COインキュベーター中で、37℃にてさらに48時間インキュベートした(全インキュベーション時間72時間)。その後、生存細胞数を細胞増殖試薬WST−1を用いて評価した。10μLのWST−1試薬を各ウェルに添加し、COインキュベーター中で、1ないし4時間、37℃にてインキュベートした。吸光度を測定した(450nm/690nm)。
【0291】
生存細胞数の減少における一般式(I)の化合物の活性を以下の通り計算した:
%活性=[(S−B)/(S−B)]x100
は、試験化合物の存在下で測定したシグナルであり、Sは、化合物の不存在下で検出したシグナルであり、そしてBは、培地のみを含むブランクウェルで測定したバックグラウンドシグナルを示す。GraphPad Prismを用いてデータを分析した。
【0292】
結果は表1に示され得る。
【表15】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(I)
【化1】


〔式中、
rは、0または1であり;
Xは、−CH−、−O−、−S−、−S(O)−、−S(O)−および−NR−(ここで、Rは、水素および所望により置換されていてよいC1−6−アルキルから選択される)から選択され;
Zは、所望により置換されていてよいC1−12−アルキル、所望により置換されていてよいC3−12−シクロアルキル、所望により置換されていてよいC2−12−アルケニル、所望により置換されていてよいC3−12−シクロアルケニル、所望により置換されていてよいC2−12−アルキニル、所望により置換されていてよいヘテロシクリル、所望により置換されていてよいアリールおよび所望により置換されていてよいヘテロアリールから選択され(ただし、rが0のとき、Zは、パラ−一置換フェニルではない。);
、V、VおよびVは、独立して、炭素原子、非四級窒素原子、酸素原子、および硫黄原子から選択され、ここで、−V−V−V−V−が、VおよびVが結合する原子と一体となって、芳香環またはヘテロ芳香環を形成するように、Vはさらに結合から選択されてよく;
、R、RおよびRは、炭素原子と結合するとき、独立して、水素、所望により置換されていてよいC1−12−アルキル、所望により置換されていてよいC3−12−シクロアルキル、所望により置換されていてよいC2−12−アルケニル、所望により置換されていてよいC3−12−シクロアルケニル、ヒドロキシ、所望により置換されていてよいC1−12−アルコキシ、所望により置換されていてよいC2−12−アルケニルオキシ、カルボキシ、所望により置換されていてよいC1−12−アルコキシカルボニル、所望により置換されていてよいC1−12−アルキルカルボニル、所望により置換されていてよいC1−12−アルキルカルボニルオキシ、ホルミル、アミノ、モノ−およびジ(C1−12−アルキル)アミノ、カルバモイル、モノ−およびジ(C1−12−アルキル)アミノカルボニル、C1−12−アルキルカルボニルアミノ、C1−12−アルキルスルホニルアミノ、シアノ、カルバミド、モノ−およびジ(C1−12−アルキル)アミノカルボニルアミノ、C1−12−アルカノイルオキシ、C1−12−アルキルスルホニル、C1−12−アルキルスルフィニル、アミノスルホニル、モノ−およびジ(C1−12−アルキル)アミノスルホニル、ニトロ、所望により置換されていてよいC1−12−アルキルチオ、アリール、アリールオキシ、アリールカルボニル、アリールアミノ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヘテロシクリルアミノ、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアミノ、ヘテロアリールカルボニル、ならびにハロゲンから選択され、ここで、アミノ換基としてのC1−12−アルキルは、所望によりヒドロキシ、C1−12−アルコキシ、アミノ、モノ−およびジ(C1−12−アルキル)アミノ、カルボキシ、C1−12−アルキルカルボニルアミノ、C1−12−アルキルアミノカルボニル、またはハロゲン(複数可)で置換されていてよく、そしてアリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、所望により置換されていてよく;
、R、RおよびRは、窒素原子と結合するとき、独立して、水素、所望により置換されていてよいC1−12−アルキル、ヒドロキシ、オキシド、所望により置換されていてよいC1−12−アルコキシ、所望により置換されていてよいC1−12−アルコキシカルボニル、所望により置換されていてよいC1−12−アルキルカルボニル、ホルミル、モノ−およびジ(C1−12−アルキル)アミノカルボニル、アミノ、C1−12−アルキルカルボニルアミノ、モノ−およびジ(C1−12−アルキル)アミノ、C1−12−アルキルスルホニル、C1−12−アルキルスルフィニル、アリール、アリールオキシ、アリールカルボニル、アリールアミノ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロシクリルアミノ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールカルボニル、およびヘテロアリールアミノから選択され;ここで、アミノ置換基としてのC1−12−アルキルは、所望によりヒドロキシ、C1−12−アルコキシ、アミノ、モノ−およびジ(C1−12−アルキル)アミノ、カルボキシ、C1−12−アルキルカルボニルアミノ、C1−12−アルキルアミノカルボニル、またはハロゲン(複数可)で置換されていてよく、そしてアリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、所望により置換されていてよいか;
または、RおよびRは、それらが結合する炭素原子と一体となって、環を形成する。
ただし、置換基R、R、RおよびRの少なくとも1個は、水素ではない。〕
で示される化合物、ならびにその薬学的に許容される塩およびプロドラッグ。
【請求項2】
Zが、所望により置換されていてよいC1−12−アルキル、所望により置換されていてよいC3−12−シクロアルキル、所望により置換されていてよいC2−12−アルケニル、所望により置換されていてよいC3−12−シクロアルケニル、所望により置換されていてよいC2−12−アルキニル、および所望により置換されていてよいヘテロシクリルから選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
Zが、C1−12−アルキル、C3−12−シクロアルキル、C2−12−アルケニル、C3−12−シクロアルケニル、およびC2−12−アルキニルから選択される、請求項2記載の化合物。
【請求項4】
Zが、所望により置換されていてよいC3−12−シクロアルキルおよび所望により置換されていてよいヘテロシクリルから選択される、請求項2記載の化合物。
【請求項5】
Zが、C3−12−シクロアルキル、ヘテロシクリル、および一置換ヘテロシクリルから選択される、請求項4記載の化合物。
【請求項6】
Zが所望により置換されていてよいヘテロアリールである、請求項1記載の化合物。
【請求項7】
Zがヘテロアリールである、請求項6記載の化合物。
【請求項8】
Zがアリールである、請求項1記載の化合物。
【請求項9】
Zが、二または三置換アリールである、請求項1記載の化合物。
【請求項10】
rが1であり、Xが−CH−である、請求項1ないし9のいずれか一項記載の化合物。
【請求項11】
rが0である、請求項1ないし10のいずれか一項記載の化合物。
【請求項12】
各V、V、VおよびVが、炭素原子であるか(ベンゼン環)、またはVが窒素原子であり、各V、VおよびVが炭素原子である(ピリジン環)、請求項1ないし11のいずれか一項記載の化合物。
【請求項13】
各V、V、VおよびVが炭素原子である、請求項12記載の化合物。
【請求項14】
が炭素原子であるとき、Rが、ハロゲン、C1−6−アルキル、トリフルオロメチルおよびC1−6−アルコキシである、請求項1ないし13のいずれか一項記載の化合物。
【請求項15】
が炭素原子であるとき、Rが、ハロゲン、所望により置換されていてよいC1−6−アルキル、および所望により置換されていてよいC1−6−アルコキシから選択される、請求項1ないし14のいずれか一項記載の化合物。
【請求項16】
が炭素原子であるとき、Rが、水素、所望により置換されていてよいC1−6−アルコキシ、ハロゲン、シアノ、所望により置換されていてよいアリール、所望により置換されていてよいアリールオキシ、所望により置換されていてよいヘテロアリール、アミノ、C1−6−アルキルカルボニルアミノ、C1−6−アルキルスルホニルアミノ、およびモノ−およびジ(C1−6−アルキル)アミノスルホニルから選択される、請求項1ないし15のいずれか一項記載の化合物。
【請求項17】
が炭素原子であるとき、Rが水素である、請求項1ないし16のいずれか一項記載の化合物。
【請求項18】
置換基R、R、RおよびRのうち少なくとも2個が水素ではない、請求項1ないし17のいずれか一項記載の化合物。
【請求項19】
およびRが両方とも水素である、請求項1ないし18のいずれか一項記載の化合物。
【請求項20】
およびRのいずれも水素ではない、請求項19記載の化合物。
【請求項21】
およびRが両方とも、ハロゲンおよびメチルから選択される、請求項1ないし20のいずれか一項記載の化合物。
【請求項22】
およびRが両方ともフルオロである、請求項21記載の化合物。
【請求項23】
およびRが、それらが結合する炭素原子と一体となって、芳香環、炭素環式環、ヘテロ環式環およびヘテロ芳香環から選択される環、特に芳香環、ヘテロ環式環およびヘテロ芳香環を形成する、請求項1−13および16−20のいずれか一項記載の化合物。
【請求項24】
一般式(Ia)
【化2】


〔式中、Z、RおよびRは、請求項1に定義の通りである。ただし、RおよびRのいずれも水素ではない。〕
で示される、請求項1記載の化合物。
【請求項25】
3−エチニル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−ベンジル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−メチルインドリン−2−オン
3−シクロペンチル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−(シクロヘキシルメチル)−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−イソプロピルインドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(チオフェン−2−イル)インドリン−2−オン
3−ブチル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−プロピルインドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−ペンチルインドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−ペンチルインドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(ピリジン−3−イル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(ピリジン−4−イルN−オキシド)インドリン−2−オン
3−(ブト−3−エン−2−イル)−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−sec−ブチル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−(1−(ベンジルオキシ)−1H−ピラゾール−4−イル)−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(1−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−4−イル)−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン
3−(3,4−ジフルオロフェニル)−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
6−クロロ−3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6,7−ジメチルインドリン−2−オン
3−(シクロペンチルメチル)−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(R−エナンチオマー)
3−シクロヘキシル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン(S−エナンチオマー)
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−シクロオクチル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(ナフタレン−1−イル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(ナフタレン−2−イル)インドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−7−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン
3−tert−ブチル−6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−tert−ペンチルインドリン−2−オン
3−シクロペンチル−6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチル−3−ペンチルインドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6,7−ジメチルインドリン−2−オン
6−クロロ−3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン
3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(1H−イミダゾール−1−イル)−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(1H−イミダゾール−1−イル)インドリン−2−オン
6,7−ジフルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−モルホリノインドリン−2−オン
3−(4−ヒドロキシフェニル)−3−(チアゾール−2−イル)−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン
7−クロロ−3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン
7−クロロ−3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン
7−クロロ−3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン)
3−シクロヘキシル−6−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
7−ブロモ−3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン
7−ブロモ−3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン
7−ブロモ−3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン
3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
7−ブロモ−3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
7−ブロモ−3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
7−ブロモ−3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)インドリン−2−オン
3−シクロオクチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン
7−クロロ−3−シクロオクチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチルインドリン−2−オン
3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルインドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルインドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルインドリン−2−オン
3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−5−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5−メトキシ−7−メチルインドリン−2−オン
5−クロロ−3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
5−クロロ−3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
5−クロロ−3−シクロヘプチル−3−ヒドロキシ−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロペンチル−5−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−5−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−5−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチルインドリン−2−オン
3−シクロペンチル−6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルインドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルインドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−6−フルオロ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルインドリン−2−オン
3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチル−6−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチル−6−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メチル−6−(トリフルオロメチル)インドリン−2−オン
3−シクロペンチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5−メトキシ−6,7−ジメチルインドリン−2−オン
3−シクロヘキシル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5−メトキシ−6,7−ジメチルインドリン−2−オン
3−シクロヘプチル−3−(4−ヒドロキシフェニル)−5−メトキシ−6,7−ジメチルインドリン−2−オン
からなる群から選択される化合物。
【請求項26】
請求項1−25のいずれか一項記載の一般式(I)または式(Ia)の化合物および薬学的に許容される担体を含む、医薬組成物。
【請求項27】
1個以上の他の化学療法剤をさらに含む、請求項26記載の医薬組成物。
【請求項28】
医薬としての使用のための、請求項1−25のいずれか一項記載の一般式(I)または式(Ia)の化合物。
【請求項29】
哺乳動物における癌の処置のための医薬の製造を目的とした、請求項1−23のいずれか一項記載の一般式(I)または式(Ia)の化合物の使用。
【請求項30】
該医薬が、1個以上の他の化学療法剤をさらに含む、請求項29記載の使用。
【請求項31】
癌を有するか、または癌になりやすい哺乳動物の処置方法であって、治療的有効量の、請求項1−25のいずれか一項記載の一般式(I)または式(Ia)の化合物を、該哺乳動物に投与することを含む方法。

【公表番号】特表2010−525024(P2010−525024A)
【公表日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−504685(P2010−504685)
【出願日】平成20年4月24日(2008.4.24)
【国際出願番号】PCT/EP2008/054990
【国際公開番号】WO2008/129075
【国際公開日】平成20年10月30日(2008.10.30)
【出願人】(504373129)トポターゲット・アクティーゼルスカブ (7)
【氏名又は名称原語表記】TopoTarget A/S
【Fターム(参考)】