説明

腫瘍の診断と治療のための組成物と方法

本発明は、哺乳動物の腫瘍の診断と治療のために有用な物質の組成物と、同用途のためにその物質の組成物を使用する方法に関するものである。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列をコードするDNA分子;
(b)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列をコードするDNA分子;
(c)関連するシグナルペプチドを持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインをコードするDNA分子;
(d)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインをコードするDNA分子;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列;
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域;又は、
(g)(a)(b)(c)(d)(e)又は(f)の相補鎖
に対して、少なくとも80%の核酸配列同一性を有するヌクレオチド配列を有する単離された核酸。
【請求項2】
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列をコードするヌクレオチド配列;
(b)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列をコードするヌクレオチド配列;
(c)関連するシグナルペプチドを持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインをコードするヌクレオチド配列;
(d)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインをコードするヌクレオチド配列;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列;
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域;又は、
(g)(a)(b)(c)(d)(e)又は(f)の相補鎖
を有する単離された核酸。
【請求項3】
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列をコードする核酸;
(b)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列をコードする核酸;
(c)関連するシグナルペプチドを持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインをコードする核酸;
(d)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインをコードする核酸;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列;
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したに示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域;又は、
(g)(a)(b)(c)(d)(e)又は(f)の相補鎖
にハイブリダイズする単離された核酸。
【請求項4】
ハイブリダイゼーションがストリンジェントな条件下で起こる、請求項3に記載の核酸。
【請求項5】
少なくとも約5ヌクレオチド長である、請求項3に記載の核酸。
【請求項6】
請求項1ないし3の何れか1項に記載の核酸を有する発現ベクター。
【請求項7】
前記核酸が、ベクターで形質転換された宿主細胞によって認識される制御配列に作用可能に結合する、請求項6に記載の発現ベクター。
【請求項8】
請求項7の発現ベクターを含む宿主細胞。
【請求項9】
CHO細胞、大腸菌細胞、又は酵母細胞である、請求項8に記載の宿主細胞。
【請求項10】
ポリペプチドの発現に適した条件下で請求項8に記載の宿主細胞を培養し、細胞培養物から前記ポリペプチドを回収することを含むポリペプチドの生産方法。
【請求項11】
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(b)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(c)関連するシグナルペプチドを持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(d)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列にコードされるポリペプチド;又は、
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域にコードされるポリペプチド
に対して、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有する単離されたポリペプチド。
【請求項12】
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(b)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(c)関連するシグナルペプチド配列を持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(d)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列にコードされるアミノ酸配列;又は、
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域にコードされるアミノ酸配列
を有する単離されたポリペプチド。
【請求項13】
異種ポリペプチドに融合した請求項11又は12に記載のポリペプチドを含んでなるキメラポリペプチド。
【請求項14】
前記異種ポリペプチドが、エピトープタグ配列又は免疫グロブリンのFc領域である、請求項13に記載のキメラポリペプチド。
【請求項15】
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(b)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(c)関連するシグナルペプチドを持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(d)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列にコードされるポリペプチド;又は、
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域にコードされるポリペプチド
に対して、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するポリペプチドに結合する単離された抗体。
【請求項16】
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(b)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(c)関連するシグナルペプチド配列を持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(d)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列にコードされるアミノ酸配列;又は、
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域にコードされるアミノ酸配列
を有するポリペプチドに結合する単離された抗体。
【請求項17】
モノクローナル抗体である、請求項15又は16に記載の抗体。
【請求項18】
抗体断片である、請求項15又は16に記載の抗体。
【請求項19】
キメラ又はヒト化抗体である、請求項15又は16に記載の抗体。
【請求項20】
成長阻害剤にコンジュゲートしている、請求項15又は16に記載の抗体。
【請求項21】
細胞毒性剤にコンジュゲートしている、請求項15又は16に記載の抗体。
【請求項22】
細胞毒性剤が、毒素、抗生物質、放射性同位元素及び核溶解性酵素からなる群から選択される、請求項21に記載の抗体。
【請求項23】
細胞毒性剤が毒素である、請求項21に記載の抗体。
【請求項24】
毒素が、メイタンシノイド及びカリケアマイシンからなる群から選択される、請求項23に記載の抗体。
【請求項25】
毒素がメイタンシノイドである、請求項23に記載の抗体。
【請求項26】
細菌中で産生される、請求項15又は16に記載の抗体。
【請求項27】
CHO細胞中で産生される、請求項15又は16に記載の抗体。
【請求項28】
結合する細胞に死を誘発する、請求項15又は16に記載の抗体。
【請求項29】
検出可能に標識される、請求項15又は16に記載の抗体。
【請求項30】
請求項15又は16に記載の抗体をコードするヌクレオチド配列を有する単離された核酸。
【請求項31】
ベクターで形質転換された宿主細胞によって認識されるコントロール配列に作用可能に結合する請求項30に記載の核酸を含む発現ベクター。
【請求項32】
請求項31の発現ベクターを含む宿主細胞。
【請求項33】
CHO細胞、大腸菌細胞、又は酵母細胞である、請求項32に記載の宿主細胞。
【請求項34】
抗体の発現に適した条件下で請求項32に記載の宿主細胞を培養し、細胞培養物から前記抗体を回収することを含む抗体の生産方法。
【請求項35】
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(b)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(c)関連するシグナルペプチドを持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(d)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列にコードされるポリペプチド;又は、
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域にコードされるポリペプチド
に対して、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するポリペプチドに結合する単離されたオリゴペプチド。
【請求項36】
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(b)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(c)関連するシグナルペプチド配列を持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(d)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列にコードされるアミノ酸配列;又は、
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域にコードされるアミノ酸配列
を有するポリペプチドに結合する単離されたオリゴペプチド。
【請求項37】
成長阻害剤にコンジュゲートしている、請求項35又は36に記載のオリゴペプチド。
【請求項38】
細胞毒性剤にコンジュゲートしている、請求項35又は36に記載のオリゴペプチド。
【請求項39】
細胞毒性剤が、毒素、抗生物質、放射性同位元素及び核溶解性酵素からなる群から選択される、請求項38に記載のオリゴペプチド。
【請求項40】
細胞毒性剤が毒素である、請求項38に記載のオリゴペプチド。
【請求項41】
毒素が、メイタンシノイド及びカリケアマイシンからなる群から選択される、請求項40に記載のオリゴペプチド。
【請求項42】
毒素がメイタンシノイドである、請求項40に記載のオリゴペプチド。
【請求項43】
結合する細胞に死を誘発する、請求項35又は36に記載のオリゴペプチド。
【請求項44】
検出可能に標識される、請求項35又は36に記載のオリゴペプチド。
【請求項45】
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(b)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(c)関連するシグナルペプチドを持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(d)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列にコードされるポリペプチド;又は、
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域にコードされるポリペプチド;
に対して、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するポリペプチドに結合するTAT結合有機分子。
【請求項46】
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列をコードするヌクレオチド配列;
(b)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(c)関連するシグナルペプチド配列を持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(d)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列にコードされるアミノ酸配列;又は、
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域にコードされるアミノ酸配列;
を有するポリペプチドに結合する請求項45に記載の有機分子。
【請求項47】
成長阻害剤にコンジュゲートしている、請求項45又は46に記載の有機分子。
【請求項48】
細胞毒性剤にコンジュゲートしている、請求項45又は46に記載の有機分子。
【請求項49】
細胞毒性剤が、毒素、抗生物質、放射性同位元素及び核溶解性酵素からなる群から選択される、請求項48に記載の有機分子。
【請求項50】
細胞毒性剤が毒素である、請求項48に記載の有機分子。
【請求項51】
毒素が、メイタンシノイド及びカリケアマイシンからなる群から選択される、請求項50に記載の有機分子。
【請求項52】
毒素がメイタンシノイドである、請求項50に記載の有機分子。
【請求項53】
結合する細胞に死を誘発する、請求項45又は46に記載の有機分子。
【請求項54】
検出可能に標識される、請求項45又は46に記載の有機分子。
【請求項55】
(a)請求項11に記載のポリペプチド;
(b)請求項12に記載のポリペプチド;
(c)請求項13に記載のキメラポリペプチド;
(d)請求項15に記載の抗体;
(e)請求項16に記載の抗体;
(f)請求項35に記載のオリゴペプチド;
(g)請求項36に記載のオリゴペプチド;
(h)請求項45に記載のTAT結合有機分子;又は、
(i)請求項46に記載のTAT結合有機分子
を担体と共に含む物質の組成物。
【請求項56】
前記担体が製薬的に許容可能な担体である、請求項55に記載の物質の組成物。
【請求項57】
(a)容器;及び
(b)前記容器に収容された請求項55に記載の物質の組成物を含む製造品。
【請求項58】
癌の治療的処置又は診断的検出のための前記組成物の使用に言及した、前記容器に貼付されたラベル、又は前記容器に含められたパッケージ挿入物を更に含む、請求項57に記載の製造品。
【請求項59】
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(b)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(c)関連するシグナルペプチド配列を持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(d)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列によりコードされるポリペプチド;又は
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域によりコードされるポリペプチド
に対して、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するタンパク質を発現する細胞の成長を阻害する方法であって、
前記タンパク質に結合する抗体、オリゴペプチド又は有機分子に前記細胞を接触させ、該抗体、オリゴペプチド又は有機分子の該タンパク質に対する結合により該細胞の成長を阻害する方法。
【請求項60】
前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
前記抗体が抗体断片である、請求項59に記載の方法。
【請求項62】
前記抗体がキメラ又はヒト化抗体である、請求項59に記載の方法。
【請求項63】
前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子が成長阻害剤にコンジュゲートしている、請求項59に記載の方法。
【請求項64】
前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子が細胞毒性剤にコンジュゲートしている、請求項59に記載の方法。
【請求項65】
細胞毒性剤が、毒素、抗生物質、放射性同位元素及び核溶解性酵素からなる群から選択される、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
細胞毒性剤が毒素である、請求項64に記載の方法。
【請求項67】
毒素が、メイタンシノイド及びカリケアマイシンからなる群から選択される、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
毒素がメイタンシノイドである、請求項66に記載の方法。
【請求項69】
前記抗体が細菌中で産生される、請求項59に記載の方法。
【請求項70】
前記抗体がCHO細胞中で産生される、請求項59に記載の方法。
【請求項71】
前記細胞が癌細胞である、請求項59に記載の方法。
【請求項72】
前記癌細胞に更に放射線治療又は化学療法薬が施される、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記癌細胞が、乳癌細胞、直腸結腸癌細胞、肺癌細胞、卵巣癌細胞、中枢神経系癌細胞、肝臓癌細胞、膀胱癌細胞、膵臓癌細胞、子宮頚部癌細胞、黒色腫細胞、及び白血病細胞からなる群から選択される、請求項71に記載の方法。
【請求項74】
前記癌細胞が、同じ組織由来の正常細胞と比較して前記タンパク質を大量に発現する、請求項71に記載の方法。
【請求項75】
前記細胞の死を誘発する、請求項59に記載の方法。
【請求項76】
前記タンパク質が、
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(b)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(c)関連するシグナルペプチド配列を持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(d)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列によりコードされるアミノ酸配列;又は
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域によりコードされるアミノ酸配列
を有する、請求項59に記載の方法。
【請求項77】
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(b)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(c)関連するシグナルペプチドを持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(d)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列によりコードされるポリペプチド;又は
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域によりコードされるポリペプチド
に対して、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するタンパク質を発現する細胞を含んでいる癌性腫瘍を有する哺乳動物の治療的処置方法であって、前記タンパク質に結合する抗体、オリゴペプチド又は有機分子の治療的有効量を前記哺乳動物に対して投与することによって前記哺乳動物を効果的に治療する方法。
【請求項78】
前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項77に記載の方法。
【請求項79】
前記抗体が抗体断片である、請求項77に記載の方法。
【請求項80】
前記抗体がキメラ又はヒト化抗体である、請求項77に記載の方法。
【請求項81】
前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子が成長阻害剤にコンジュゲートしている、請求項77に記載の方法。
【請求項82】
前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子が細胞毒性剤にコンジュゲートしている、請求項77に記載の方法。
【請求項83】
細胞毒性剤が、毒素、抗生物質、放射性同位元素及び核溶解性酵素からなる群から選択される、請求項82に記載の方法。
【請求項84】
細胞毒性剤が毒素である、請求項82に記載の方法。
【請求項85】
毒素が、メイタンシノイド及びカリケアマイシンからなる群から選択される、請求項84に記載の方法。
【請求項86】
毒素がメイタンシノイドである、請求項84に記載の方法。
【請求項87】
前記抗体が細菌中で産生される、請求項77に記載の方法。
【請求項88】
前記抗体がCHO細胞中で産生される、請求項77に記載の方法。
【請求項89】
前記癌細胞に更に放射線治療又は化学療法薬が施される、請求項77に記載の方法。
【請求項90】
前記腫瘍が、胸部腫瘍、直腸結腸腫瘍、肺腫瘍、卵巣腫瘍、中枢神経系腫瘍、肝臓腫瘍、膀胱腫瘍、膵臓腫瘍、又は子宮頚部腫瘍からなる群から選択される、請求項77に記載の方法。
【請求項91】
前記腫瘍の癌性細胞が、同じ組織由来の正常細胞と比較して前記タンパク質を大量に発現する、請求項77に記載の方法。
【請求項92】
前記タンパク質が、
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(b)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(c)関連するシグナルペプチド配列を持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(d)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列によりコードされるアミノ酸配列;又は
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域によりコードされるアミノ酸配列
を有する、請求項77に記載の方法。
【請求項93】
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(b)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(c)関連するシグナルペプチドを持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(d)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列によりコードされるポリペプチド;又は
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域によりコードされるポリペプチド
に対して、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するタンパク質を有することが疑われる試料中における該タンパク質の存在を決定する方法であって、該タンパク質に結合する抗体、オリゴペプチド又は有機分子に前記試料を曝し、該試料中における該タンパク質への該抗体、オリゴペプチド又は有機分子の結合を決定し、該タンパク質に対する抗体、オリゴペプチド又は有機分子の結合により該試料中における該タンパク質の存在が示される方法。
【請求項94】
前記試料が前記タンパク質の発現が疑われる細胞を含む、請求項93に記載の方法。
【請求項95】
前記細胞が癌細胞である、請求項94に記載の方法。
【請求項96】
前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子が検出可能に標識される、請求項93に記載の方法。
【請求項97】
前記タンパク質が、
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(b)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(c)関連するシグナルペプチド配列を持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(d)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列によりコードされるアミノ酸配列;又は
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域によりコードされるアミノ酸配列
を有する、請求項93に記載の方法。
【請求項98】
哺乳動物における腫瘍の存在を診断する方法であって、
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(b)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(c)関連するシグナルペプチドを持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(d)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列によりコードされるポリペプチド;又は
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域によりコードされるポリペプチド
に対して、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するタンパク質をコードする遺伝子の発現レベルを、前記哺乳動物から採取した組織細胞の試験試料中と、同一組織由来の既知の正常細胞のコントロール試料中で測定することを含み、対照試料と比較して試験試料中に前記タンパク質が高いレベルで発現していることが、試験試料を採取した哺乳動物中に腫瘍が存在することを示す方法。
【請求項99】
前記タンパク質をコードする遺伝子の発現レベルを測定する工程が、インサイツハイブリダイゼーション又はRT-PCR分析でオリゴヌクレオチドを使用することを含む、請求項98に記載の方法。
【請求項100】
前記タンパク質をコードする遺伝子の発現レベルを測定する段階が、免疫組織化学分析又はウェスタンブロッティング分析で抗体を使用することを含む、請求項98に記載の方法。
【請求項101】
前記タンパク質が、
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(b)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(c)関連するシグナルペプチド配列を持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(d)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列によりコードされるアミノ酸配列;又は
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域によりコードされるアミノ酸配列
を有する、請求項98に記載の方法。
【請求項102】
哺乳動物における腫瘍の存在を診断する方法であって、
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(b)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(c)関連するシグナルペプチドを持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(d)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列によりコードされるポリペプチド;又は
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域によりコードされるポリペプチド
に対して少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するタンパク質に結合する抗体、オリゴペプチド又は有機分子に対し、前記哺乳動物由来の組織細胞の試験試料を接触させ、試験試料中における、該抗体、オリゴペプチド又は有機分子と該タンパク質の複合体の形成を検出することを含み、複合体の形成が哺乳動物中における腫瘍の存在を示す方法。
【請求項103】
前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子が検出可能に標識される、請求項102に記載の方法。
【請求項104】
前記組織細胞の試験試料が、癌性腫瘍を有することが疑われる個体から得たものである、請求項102に記載の方法。
【請求項105】
前記タンパク質が、
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(b)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(c)関連するシグナルペプチド配列を持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(d)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列によりコードされるアミノ酸配列;又は
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域によりコードされるアミノ酸配列
を有する、請求項102に記載の方法。
【請求項106】
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(b)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(c)関連するシグナルペプチドを持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(d)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列によりコードされるポリペプチド;又は
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域によりコードされるポリペプチド
に対して少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するタンパク質の発現又は活性の増大に関連する細胞増殖障害を治療又は予防する方法であって、そのような治療を必要とする患者に対し、該タンパク質のアンタゴニストの治療的有効量を投与することによって、前記細胞増殖障害を有効に治療又は予防する方法。
【請求項107】
前記細胞増殖障害が癌である、請求項106に記載の方法。
【請求項108】
前記アンタゴニストが抗TATポリペプチド抗体、TAT結合オリゴペプチド、TAT結合有機分子又はアンチセンスオリゴヌクレオチドである、請求項106に記載の方法。
【請求項109】
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(b)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(c)関連するシグナルペプチドを持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(d)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列によりコードされるポリペプチド;又は
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域によりコードされるポリペプチド
に対して少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するタンパク質を発現する細胞に対し、抗体、オリゴペプチド又は有機分子を結合させる方法であって、該タンパク質に結合する抗体、オリゴペプチド又は有機分子を該細胞に接触させ、該細胞に発現される該タンパク質に抗体、オリゴペプチド又は有機分子を結合させることにより、該細胞に抗体、オリゴペプチド又は有機分子を結合させることを含む方法。
【請求項110】
前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項109に記載の方法。
【請求項111】
前記抗体が抗体断片である、請求項109に記載の方法。
【請求項112】
前記抗体がキメラ又はヒト化抗体である、請求項109に記載の方法。
【請求項113】
前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子が成長阻害剤にコンジュゲートしている、請求項109に記載の方法。
【請求項114】
前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子が細胞毒性剤にコンジュゲートしている、請求項109に記載の方法。
【請求項115】
細胞毒性剤が、毒素、抗生物質、放射性同位元素及び核溶解性酵素からなる群から選択される、請求項114に記載の方法。
【請求項116】
細胞毒性剤が毒素である、請求項114に記載の方法。
【請求項117】
毒素が、メイタンシノイド及びカリケアマイシンからなる群から選択される、請求項116に記載の方法。
【請求項118】
毒素がメイタンシノイドである、請求項116に記載の方法。
【請求項119】
前記抗体が細菌中で産生される、請求項109に記載の方法。
【請求項120】
前記抗体がCHO細胞中で産生される、請求項109に記載の方法。
【請求項121】
前記細胞が癌細胞である、請求項109に記載の方法。
【請求項122】
前記癌細胞に更に放射線治療又は化学療法薬が施される、請求項121に記載の方法。
【請求項123】
前記癌細胞が、乳癌細胞、直腸結腸癌細胞、肺癌細胞、卵巣癌細胞、中枢神経系癌細胞、肝臓癌細胞、膀胱癌細胞、膵臓癌細胞、子宮頚部癌細胞、黒色腫細胞又は白血病細胞からなる群から選択される、請求項121に記載の方法。
【請求項124】
前記癌性細胞が、同じ組織由来の正常細胞と比較して前記タンパク質を大量に発現する、請求項123に記載の方法。
【請求項125】
前記細胞の死を誘発する、請求項109に記載の方法。
【請求項126】
癌の治療的処置又は診断的検出のための薬剤の調製における、請求項1ないし5の何れか1項又は請求項30に記載の核酸の使用。
【請求項127】
腫瘍の治療のための薬剤の調製における、請求項1ないし5の何れか1項又は請求項30に記載の核酸の使用。
【請求項128】
細胞増殖障害の治療又は予防のための薬剤の調製における、請求項1ないし5の何れか1項又は請求項30に記載の核酸の使用。
【請求項129】
癌の治療的処置又は診断的検出のための薬剤の調製における、請求項6、7又は31に記載の核酸の使用。
【請求項130】
腫瘍の治療のための薬剤の調製における、請求項6、7又は31に記載の発現ベクターの使用。
【請求項131】
細胞増殖障害の治療又は予防のための薬剤の調製における、請求項6、7又は31に記載の発現ベクターの使用。
【請求項132】
癌の治療的処置又は診断的検出のための薬剤の調製における、請求項8、9、32、又は33に記載の宿主細胞の使用。
【請求項133】
腫瘍の治療のための薬剤の調製における、請求項8、9、32、又は33に記載の宿主細胞の使用。
【請求項134】
細胞増殖障害の治療又は予防のための薬剤の調製における、請求項8、9、32、又は33に記載の宿主細胞の使用。
【請求項135】
癌の治療的処置又は診断的検出のための医薬の調製における、請求項11ないし14の何れか1項に記載のポリペプチドの使用。
【請求項136】
腫瘍の治療のための医薬の調製における、請求項11ないし14の何れか1項に記載のポリペプチドの使用。
【請求項137】
細胞増殖障害の治療又は予防のための医薬の調製における、請求項11ないし14の何れか1項に記載のポリペプチドの使用。
【請求項138】
癌の治療的処置又は診断的検出のための医薬の調製における、請求項15ないし29の何れか1項に記載の抗体の使用。
【請求項139】
腫瘍の治療のための医薬の調製における、請求項15ないし29の何れか1項に記載の抗体の使用。
【請求項140】
細胞増殖障害の治療又は予防のための医薬の調製における、請求項15ないし29の何れか1項に記載の抗体の使用。
【請求項141】
癌の治療的処置又は診断的検出のための医薬の調製における、請求項35ないし44の何れか1項に記載のオリゴペプチドの使用。
【請求項142】
腫瘍の治療のための医薬の調製における、請求項35ないし44の何れか1項に記載のオリゴペプチドの使用。
【請求項143】
細胞増殖障害の治療又は予防のための医薬の調製における、請求項35ないし44の何れか1項に記載のオリゴペプチドの使用。
【請求項144】
癌の治療的処置又は診断的検出のための医薬の調製における、請求項45ないし54の何れか1項に記載のTAT結合有機分子の使用。
【請求項145】
腫瘍の治療のための医薬の調製における、請求項45ないし54の何れか1項に記載のTAT結合有機分子の使用。
【請求項146】
細胞増殖障害の治療又は予防のための医薬の調製における、請求項45ないし54の何れか1項に記載のTAT結合有機分子の使用。
【請求項147】
癌の治療的処置又は診断的検出のための医薬の調製における、請求項55又は56に記載の物質の組成物の使用。
【請求項148】
腫瘍の治療のための医薬の調製における、請求項55又は56に記載の物質の組成物の使用。
【請求項149】
細胞増殖障害の治療又は予防のための医薬の調製における、請求項55又は56に記載の物質の組成物の使用。
【請求項150】
癌の治療的処置又は診断的検出のための医薬の調製における、請求項57又は58に記載の製造品の使用。
【請求項151】
腫瘍の治療のための医薬の調製における、請求項57又は58に記載の製造品の使用。
【請求項152】
細胞増殖障害の治療又は予防のための医薬の調製における、請求項57又は58に記載の製造品の使用。
【請求項153】
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(b)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(c)関連するシグナルペプチド配列を持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(d)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列によりコードされるポリペプチド;又は
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域によりコードされるポリペプチド
に対して、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するタンパク質の成長増強作用に細胞の成長が少なくとも部分的に依存する細胞の成長を阻害する方法であって、
前記タンパク質に結合する抗体、オリゴペプチド又は有機分子に前記タンパク質を接触させ、前記タンパク質の成長を阻害する方法。
【請求項154】
前記細胞が癌細胞である、請求項153に記載の方法。
【請求項155】
前記タンパク質が前記細胞によって発現される、請求項153に記載の方法。
【請求項156】
前記タンパク質への前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子の結合が前記タンパク質の細胞成長増強活性をアンタゴナイズする、請求項153に記載の方法。
【請求項157】
前記タンパク質への前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子の結合が前記細胞の死を誘導する、請求項153に記載の方法。
【請求項158】
前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項153に記載の方法。
【請求項159】
前記抗体が抗体断片である、請求項153に記載の方法。
【請求項160】
前記抗体がキメラ又はヒト化抗体である、請求項153に記載の方法。
【請求項161】
前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子が成長阻害剤にコンジュゲートしている、請求項153に記載の方法。
【請求項162】
前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子が細胞毒性剤にコンジュゲートしている、請求項153に記載の方法。
【請求項163】
前記細胞毒性剤が、毒素、抗生物質、放射性同位元素及び核溶解性酵素からなる群から選択される、請求項162に記載の方法。
【請求項164】
細胞毒性剤が毒素である、請求項162に記載の方法。
【請求項165】
毒素が、メイタンシノイド及びカリケアマイシンからなる群から選択される、請求項164に記載の方法。
【請求項166】
毒素がメイタンシノイドである、請求項164に記載の方法。
【請求項167】
前記抗体が細菌中で産生される、請求項153に記載の方法。
【請求項168】
前記抗体がCHO細胞中で産生される、請求項153に記載の方法。
【請求項169】
前記タンパク質が、
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(b)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(c)関連するシグナルペプチド配列を持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(d)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列によりコードされるアミノ酸配列;又は
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域によりコードされるアミノ酸配列
を有する、請求項153に記載の方法。
【請求項170】
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(b)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチド;
(c)関連するシグナルペプチドを持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(d)関連するシグナルペプチドを欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメイン;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列によりコードされるポリペプチド;又は
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域によりコードされるポリペプチド
に対して少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有するタンパク質の成長増強効果に腫瘍の成長が少なくとも部分的に依存している哺乳動物の腫瘍を治療的に処置する方法であって、前記タンパク質に結合する抗体、オリゴペプチド又は有機分子に前記タンパク質を接触させて、前記腫瘍の細胞を効果的に治療する方法。
【請求項171】
前記タンパク質が前記腫瘍の細胞によって発現される、請求項170に記載の方法。
【請求項172】
前記タンパク質への前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子の結合が前記タンパク質の細胞成長増強活性をアンタゴナイズする、請求項170に記載の方法。
【請求項173】
前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項170に記載の方法。
【請求項174】
前記抗体が抗体断片である、請求項170に記載の方法。
【請求項175】
前記抗体がキメラ又はヒト化抗体である、請求項170に記載の方法。
【請求項176】
前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子が成長阻害剤にコンジュゲートしている、請求項170に記載の方法。
【請求項177】
前記抗体、オリゴペプチド又は有機分子が細胞毒性剤にコンジュゲートしている、請求項170に記載の方法。
【請求項178】
前記細胞毒性剤が、毒素、抗生物質、放射性同位元素及び核溶解性酵素からなる群から選択される、請求項177に記載の方法。
【請求項179】
細胞毒性剤が毒素である、請求項177に記載の方法。
【請求項180】
毒素が、メイタンシノイド及びカリケアマイシンからなる群から選択される、請求項179に記載の方法。
【請求項181】
毒素がメイタンシノイドである、請求項179に記載の方法。
【請求項182】
前記抗体が細菌中で産生される、請求項170に記載の方法。
【請求項183】
前記抗体がCHO細胞中で産生される、請求項170に記載の方法。
【請求項184】
前記タンパク質が、
(a)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(b)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したアミノ酸配列;
(c)関連するシグナルペプチド配列を持つ、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(d)関連するシグナルペプチド配列を欠いた、図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したポリペプチドの細胞外ドメインのアミノ酸配列;
(e)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列によりコードされるアミノ酸配列;又は
(f)図1−6355(配列番号1−6355)の何れか一に示したヌクレオチド配列の完全長コード化領域によりコードされるアミノ酸配列
を有する、請求項170に記載の方法。

【公表番号】特表2006−516089(P2006−516089A)
【公表日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−541530(P2004−541530)
【出願日】平成15年9月29日(2003.9.29)
【国際出願番号】PCT/US2003/028547
【国際公開番号】WO2004/030615
【国際公開日】平成16年4月15日(2004.4.15)
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【Fターム(参考)】