説明

自動開閉装置

【課題】ギア装置にダメージを及ぼすことなく手動で操作できる自動開閉装置のための駆動ユニットを提供する。
【解決手段】特に、トイレのカバー又は便座のための自動開閉装置は、モータシャフトを有するモータと、モータシャフトに接続された減速器と、減速器により駆動される遊星ギアボックスと、カバーを開位置と閉位置との間で駆動する出力軸とを有している。保護装置70は、出力軸80と、遊星ギアボックス50の出力シャフト59との間のトルクを制限する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータ駆動ユニットに係り、より詳細には、トイレの自動開閉装置のためのモータ駆動ユニットに係る。
【背景技術】
【0002】
慣習的なトイレは、利用者がトイレの蓋及び便座に直接接触してトイレを開閉することを必要とする。これは、便利でも衛生的でもない。
【0003】
この問題を解決するために、設計者は、利用者がトイレの蓋や便座に直接接触することを必要としない自動開閉装置を開発した。トイレの典型的な自動開閉装置は、駆動モータと、トイレの便座又は蓋を枢着回転できるシャフトと、これらモータとシャフトとの間に接続された減速ボックスとを備えている。しかしながら、現在入手できる自動開閉装置では、便座又は蓋に過剰な荷重が加わったときに減速ボックスが容易にダメージを受ける。更に、既存の開閉装置は、一般的に、出力シャフトの速度を減少するために比較的小さなギア比をもつNGW遊星ギアを採用しているので、比較的多数の段をもつ減速システムが必要となる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従って、ギア装置にダメージを及ぼすことなく手動で操作できる自動開閉装置のための駆動ユニットが要望される。
【課題を解決するための手段】
【0005】
従って、本発明は、その1つの態様において、シャフトを有するモータと、シャフトに接続された減速器と、この減速器により駆動される太陽ギアを有する遊星ギアボックスと、第1位置と第2位置との間で部材を駆動するための出力軸と、被駆動リング及び駆動リングを有する保護装置とを備え、前記出力軸の一端が被駆動リングに固定され、前記遊星ギアボックスの出力シャフトが駆動リングに固定され、これにより、前記出力シャフトが前記保護装置を経て前記出力軸を駆動し、前記部材を駆動するようにした自動開閉装置を提供する。
【0006】
好ましくは、前記保護装置は、摩擦クラッチであり、前記駆動リング及び被駆動リングは、内側リング及び外側リングで構成され、その外側リングは、軸方向一端に壁を有し、その内側リングは、外側リング内に配設され、前記クラッチは、外側リングの壁の軸方向端面と内側リングとの間に配置された少なくとも1つのスプリングディスクと、このスプリングディスクの押しやり作用に抗して外側リング内に内側リングを保持するサークリップとを有し、内側リング及び外側リングは、所定の最大値より大きな力が作用しない限り一緒に回転する。
【0007】
好ましくは、前記遊星ギアボックスは、複数の二連遊星ギアを含み、各遊星ギアは、第1セグメント及び第2セグメントを含み、第1セグメントの歯数は、第2セグメントの歯数とは異なる。
【0008】
好ましくは、前記第1セグメントの歯数は、前記第2セグメントの歯数より多く、前記遊星ギアボックスは、各遊星ギアの第2セグメントとかみ合う内部ギアを有し、前記太陽ギアは、各遊星ギアの第1セグメントとかみ合う。
【0009】
好ましくは、前記遊星ギアボックスは、内部ギア内に回転可能に固定されたキャリアを含み、各遊星ギアは、遊星ギアシャフトによってこのキャリアに回転可能に装着され、前記出力シャフトは、このキャリアから内部ギアの外に延びて、キャリアと共に回転する。
【0010】
好ましくは、前記出力シャフトは、ベアリングを経て前記内部ギアの内壁に回転可能に装着される。
【0011】
好ましくは、前記遊星ギアボックスは、更に、カバープレートを含み、前記遊星ギアは、遊星ギアシャフトによりこのカバープレートとキャリアとの間に装着される。
【0012】
好ましくは、前記減速器、遊星ギアボックス、及び保護装置は、ハウジング内に収容され、ねじれスプリングは、その一端が前記出力軸又は前記部材に固定され且つその他端がこのハウジングに固定されるようにして前記出力軸を取り巻き、これにより、前記部材が第1位置にあるときに、前記ねじれスプリングは、変形状態となり、前記部材を第2位置に向けて押しやるように構成される。
【0013】
好ましくは、前記モータの一端には位置センサが装着され、この位置センサに隣接して前記モータシャフトの一端には磁石が装着され、位置センサは、モータシャフトの回転に応答して電圧信号を発生するように構成される。
【0014】
好ましくは、前記モータシャフトの周囲に離間された2つの位置センサがあって、前記モータシャフトの回転に応答して、位相差を有する信号を発生し、この位相差は、前記モータシャフトの回転方向を指示する。
【0015】
好ましくは、前記減速器は、2対のウォーム及びウォームギアを含み、一方の対のウォーム及びウォームギアのウォームは、前記モータシャフトに固定され、そして他方の対のウォーム及びウォームギアのウォームギアは、前記太陽ギアに固定される。
【0016】
好ましくは、前記遊星ギアボックスは、NW遊星ギアボックスである。
【発明の効果】
【0017】
本発明の実施形態の効果は、出力シャフトに過剰な荷重が課せられたとき、例えば、阻止されているか又は既に移動範囲の端にある便座又は蓋をモータが駆動しようと試みることにより、或いは外部の力により、蓋又は便座が強制的に移動されるときに、装置のギア装置へのダメージを防止することを含む。
【0018】
本発明の好ましい実施形態は、添付図面を参照して一例として以下に詳細に説明する。添付図面において、2つ以上の図面に現れる同じ構造物、素子又は部品は、それらが現れる全ての図面において同じ参照番号で一般的に示される。図示されたコンポーネント及び特徴部の寸法は、一般的に、便宜上及び表現を明確にするために選択されたもので、必ずしも正しいスケールではない。添付図面は、次の通りである。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の実施形態に基づく自動開閉装置のモータ駆動ユニットを示す概略図である。
【図2】図1の駆動ユニットの断面図である。
【図3a】カバーを取り外した図1のモータ駆動ユニットの部分分解図である。
【図3b】異なる角度から見た駆動ユニットの部分分解図である。
【図4a】図1の駆動ユニットの一部分である遊星ギアボックスの部分分解図である。
【図4b】図4aの遊星ギアボックスの断面図である。
【図5a】図1の駆動装置の一部分である保護装置の概略図である。
【図5b】図5aの保護装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
図1及び2は、本発明の好ましい実施形態による自動開閉装置のモータ駆動ユニットを示す概略図である。この自動開閉装置は、トイレや、カバー又はシートのような枢着又は回転可能な部材を使用する他の用途に利用することができる。以下の説明は、本発明の例示としてトイレを使用して述べる。
【0021】
この駆動ユニットは、モータ10と、減速器30と、NW遊星ギアボックス50と、保護装置70と、出力軸80と、ハウジングとを備えている。ハウジングは、減速器30のための第1ハウジング部分92と、遊星ギアボックス50のための第2ハウジング部分94と、保護装置70のための第3ハウジング部分96とで構成される。出力軸80の一端は、第3のハウジング部分96内に収容されて、保護装置70に接続され、そしてその他端は、ハウジングの外へ延びて、トイレの上部カバー又は便座(図示せず)に接続され、上部カバー又は便座を開位置と閉位置との間で移動する。ねじれスプリング82は、出力軸80の回転を補助する。ねじれスプリング82の一端は、例えば、端部を半径方向内方に曲げて出力軸80の穴に通すことにより、出力軸80に固定され、そしてその他端は、第3のハウジング部分96に固定される。トイレの上部カバー又は便座が70度のような希望の角度設定値に配置されたときに、ねじれスプリング82は、元の状態又は弛緩状態となる。トイレの上部カバー又は便座がその設定角度より大きい又は小さい位置に配置されたときには、ねじれスプリング82が変形状態となり、トイレの上部カバー又は便座を設定角度に押し戻す傾向となる。ねじれスプリング82の一端は、トイレの上部カバー又は便座に直結することができ、そしてその他端は、ハウジングの他の部分に固定できることが理解されよう。
【0022】
図3a及び3bを参照すれば、モータ10は、シャフト12を備え、このシャフト12の外端には、リング磁石14が固定され、この磁石14に隣接してモータ10の端にある回路板18には、位置感知検出器16が固定される。この位置感知検出器は、リング磁石14と協働して、モータシャフトの回転を表す高電圧及び低電圧信号を発生するホールセンサであるのが好ましい。トイレに関連したマイクロプロセッサ(図示せず)は、この信号を使用して、トイレの上部カバー又は便座の開き角度を決定する。カバー又は便座が移動する方向に対応するモータの回転方向を決定するために、2つのホールセンサが設けられる。
【0023】
減速器30は、第1ウォーム32、第1ウォームギア34、第2ウォーム36及び第2ウォームギア38を備えている。第1ウォーム32は、モータ10のシャフト12に固定されて、シャフト12と共に回転する。第1ウォームギア34は、第1ウォーム32とかみ合う。第2ウォーム36及び第1ウォームギア34は、同じ回転シャフトに固定されて一緒に回転する。第2ウォームギア38は、第2ウォーム36とかみ合う。第2ウォームギア38は、固定シャフト40に回転可能に装着され、この固定シャフト40は、ベアリング42を経て支持プレート44に固定される。この支持シャフト44は、モータ10にケースに固定される。第1ウォーム32及び第2ウォーム36は、ウォームギアとウォームとの間の自己ロックを回避するために比較的大きな螺旋角度を採用している。
【0024】
図4a及び4bを参照すれば、NW遊星ギアボックス50は、太陽ギア52と、遊星ギアカバープレート54と、複数の二連遊星ギア56と、キャリア58と、内部ギア60とを備えている。太陽ギア52は、第2ウォームギア38の中央穴内に固定され、第2ウォームギア38と共に回転する。ここに示す実施形態では、3個の遊星ギア56があり、各遊星ギア56は、遊星ギアシャフト57を経て遊星ギアカバープレート54及びキャリア58に回転可能に接続される。各遊星ギアシャフト57の一端は、キャリア58に固定され、そしてその他端は、遊星ギアカバープレート54に固定される。キャリア58、遊星ギア56及び遊星ギアカバープレート54のアッセンブリは、内部ギア60に固定される。キャリア58の片側は、出力シャフト59と一体化される。出力シャフト59は、ベアリング62を経て内部ギア60の内壁に接続され、出力シャフト59の端は、内部ギア60から延びる。各遊星ギア56は、第1セグメント56a及び第2セグメント56bを備え、第1セグメント56aは、太陽ギア52とかみ合い、そして第2セグメント56bは、内部ギア60の歯とかみ合い、第1セグメント56aの歯数は、第2セグメント56bの歯数より多く、従って、NW遊星ギアボックスは、比較的大きなギア比を有する。
【0025】
図5a及び5bを参照すれば、好ましい保護装置70は、外側リング72と、内側リング74と、2つの弾力性スプリングディスク76と、弾力性位置決めリング又はサークリップ78とを含む摩擦クラッチである。外側リング72の中心には穴72aが設けられ、そして出力軸80の一端は、外側リング72の穴72aにスプライン接続により固定される。内側リング74の中心にも穴74aが設けられ、出力シャフト59の端が内側リング74の穴74aにスプライン接続により固定される。内側リング74、スプリングディスク76及びサークリップ78は、全て、外側リング72内に収容される。スプリングディスク76は、外側リング72の閉じた軸方向端面と、内側リング74との間に配置される。サークリップ78は、内側リング74の外端に配置され、スプリングディスク76の押しやり作用に抗して外側リング72内に内側リング74を保持し、従って、サークリップ78及びスプリングディスク76により内側リング74と外側リング72との間に比較的大きな静的摩擦を発生して、外側リング72を内側リング74と共に回転させることができる。使用中に、クラッチにまたがる力、即ち出力シャフト59と出力軸80との間の力が所定値を越える場合には、クラッチがスリップし、モータ及びギアを過負荷から保護する。ここに示す実施形態では、スプリングディスク76がベレビル(Belleville)スプリングである。
【0026】
使用に際し、モータシャフト12は、第1ウォーム32を経て第1ウォームギア34を回転駆動し、第1ウォームギア34は、第2ウォーム36を経て第2ウォームギア38を回転駆動し、第2ウォームギア38は、太陽ギア52を回転して遊星ギア56を駆動し、遊星ギア56は、遊星ギアシャフト57の周りを回転すると同時に、内部ギア60の歯に沿って転がり、キャリア58を回転し、キャリア58は、クラッチ70を経て出力軸80を駆動し、トイレのカバー又は便座をアップ方向又はダウン方向に移動させる。トイレのマイクロプロセッサ(図示せず)が、ホールセンサ16により発生された信号を処理することにより、トイレの上部カバー又は便座の開き角度が110度のようなプリセット角度に到達したと決定したときに、モータがターンオフされ、そしてトイレのカバー又は便座を、スケジュールされた開き角度の位置に停止させることができる。
【0027】
本発明のトイレ用の自動開閉装置においては、モータ駆動ユニットの保護装置70は、駆動ユニットが過負荷状態に遭遇したときに、ギア装置、特に、減速器のギアをダメージから保護する。例えば、カバー又は便座が手で移動されたとき、或いは駆動ユニットが動作を試みたときにカバー又は便座が阻止されたときには、過負荷状態が生じ得る。このような状態において、出力軸80と出力シャフト59との間で保護装置にまたがって発生するトルクがプリセット最大値を越えると、保護装置は、出力軸と出力シャフトとの間のスリップを許し、ギア及びモータに過剰なトルクが加わるのを防止する。従って、利用者は、停電が生じたときでも、彼らに便利なように、トイレのカバー又は便座を必要に応じて手で開閉することが許される。
【0028】
本発明の説明及び特許請求の範囲において、各動詞「備える(comprise)」、「含む(include)」、「収容する(contain)」及び「有する(have)」、並びにその変化は、述べられたアイテムの存在を指定するために包括的な意味で使用されるが、付加的なアイテムの存在を除外するものではない。
【0029】
1つ以上の好ましい実施形態を参照して本発明を説明したが、当業者であれば、種々の変更が可能であることが明らかであろう。それ故、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって決定されるものとする。
【符号の説明】
【0030】
10:モータ
12:シャフト
14:リング磁石
16:位置感知検出器
18:回路板
30:減速器
32:第1ウォーム
34:第1ウォームギア
36:第2ウォーム
38:第2ウォームギア
40:固定シャフト
42:ベアリング
44:支持プレート
50:NW遊星ギアボックス
52:太陽ギア
54:遊星ギアカバープレート
56:二連遊星ギア
58:キャリア
59:出力シャフト
60:内部ギア
62:ベアリング
70:保護装置
72:外側リング
74:内側リング
76:弾力性スプリングディスク
78:サークリップ
80:出力軸
82:ねじれスプリング
90:第1ハウジング部分
94:第2ハウジング部分
96:第3ハウジング部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
モータシャフトを有するモータと、前記モータシャフトに接続された減速器と、該減速器により駆動される太陽ギアを有する遊星ギアボックスと、第1位置と第2位置との間で部材を駆動するための出力軸と、被駆動リング及び駆動リングを含む保護装置とを備え、前記出力軸の一端が前記被駆動リングに固定され、前記遊星ギアボックスの出力シャフトが前記駆動リングに固定され、これにより、前記出力シャフトが前記保護装置を経て前記出力軸を駆動し、前記部材を駆動するようにした自動開閉装置。
【請求項2】
前記保護装置は、摩擦クラッチであり、前記駆動リング及び被駆動リングは、内側リング及び外側リングで構成され、その外側リングは、軸方向一端に壁を有し、その内側リングは、外側リング内に配設され、前記クラッチは、前記外側リングの壁の軸方向端面と内側リングとの間に配置された少なくとも1つのスプリングディスクと、このスプリングディスクの押しやり作用に抗して前記外側リング内に前記内側リングを保持するサークリップとを有し、前記内側リング及び外側リングは、所定の最大値より大きな力が作用しない限り一緒に回転する、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記遊星ギアボックスは、複数の二連遊星ギアを含み、各遊星ギアは、第1セグメント及び第2セグメントを含み、第1セグメントの歯数は、第2セグメントの歯数とは異なる、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記第1セグメントの歯数は、前記第2セグメントの歯数より多く、前記遊星ギアボックスは、更に、太陽ギア及び内部ギアを備え、該太陽ギアは、各遊星ギアの第1セグメントとかみ合い、そして前記内部ギアの歯は、各遊星ギアの第2セグメントとかみ合う、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記遊星ギアボックスは、前記内部ギア内に回転可能に固定されたキャリアを含み、各遊星ギアは、遊星ギアシャフトによってこのキャリアに回転可能に装着され、前記出力シャフトは、前記キャリアから前記内部ギアの外に延びて、前記キャリアと共に回転する、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記遊星ギアボックスは、更に、カバープレートを含み、前記遊星ギアは、遊星ギアシャフトによりこのカバープレートと前記キャリアとの間に装着される、請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記出力シャフトは、ベアリングを経て前記内部ギアの内壁に回転可能に装着される、請求項1から6のいずれかに記載の装置。
【請求項8】
前記減速器、遊星ギアボックス、及び保護装置は、ハウジング内に収容され、ねじれスプリングは、その一端が前記出力軸又は前記部材に固定され且つその他端がこのハウジングに固定されるようにして前記出力軸を取り巻き、これにより、前記部材が第1位置にあるときに、前記ねじれスプリングは、変形状態となり、前記部材を第2位置に向けて押しやるように配置される、請求項1から7のいずれかに記載の装置。
【請求項9】
前記モータの一端には位置センサが装着され、この位置センサに隣接して前記モータシャフトの一端には磁石が装着され、前記位置センサは、前記モータシャフトの回転に応答して電圧信号を発生するように構成される、請求項1から8のいずれかに記載の装置。
【請求項10】
前記モータシャフトの周囲に離間された2つの位置センサがあって、前記モータシャフトの回転に応答して、位相差を有する信号を発生し、この位相差は、前記モータシャフトの回転方向を指示する、請求項9に記載の装置。
【請求項11】
前記減速器は、2対のウォーム及びウォームギアを含み、一方の対のウォーム及びウォームギアのウォームは、前記モータシャフトに固定され、そして他方の対のウォーム及びウォームギアのウォームギアは、前記太陽ギアに固定される、請求項1から10のいずれかに記載の装置。
【請求項12】
前記遊星ギアボックスは、NW遊星ギアボックスである、請求項1から11のいずれかに記載の装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3a】
image rotate

【図3b】
image rotate

【図4a】
image rotate

【図4b】
image rotate

【図5a】
image rotate

【図5b】
image rotate


【公開番号】特開2009−165838(P2009−165838A)
【公開日】平成21年7月30日(2009.7.30)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2009−30406(P2009−30406)
【出願日】平成21年1月19日(2009.1.19)
【出願人】(502458039)ジョンソン エレクトリック ソシエテ アノニム (90)
【Fターム(参考)】