説明

複数の別個のデータベースからサーチ結果を検索する方法およびシステム

【課題】本発明は、サーチ結果を検索する、詳細には、データベースがWeb又は他の私有の内部ネットワークを通じて利用可能かに関わらず、複数の別個のデータベースから同時にサーチ結果を検索する方法及びシステムに関する。
【解決手段】システムは、ユーザインターフェース(12)、制御エンジン(14)、多くの対応データベースとの通信に用いる多くの変換装置(16aから16e)を含む。ユーザはサーチ事項および他の関連情報の入力のためにユーザインターフェースを使用する。サーチ情報は、制御エンジンを経てサーチ指定データベース対応の適当な変換装置に転送される。変換装置は、各サーチ要求を同時に形式化し、対応データベース(18aから18e)に対し発行する。同時サーチが指定データベース(複数)において実行される。指定データベースからのサーチ結果はユーザインタフェース(12)による表示のために返され、統合される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願への相互参照)
この出願は、2000年4月27日に出願された同時継続の米国予備特許出願第60/200044号による35 U.S.C.の優先権の利益を主張するものであり、その出願の開示内容は、あらゆる目的のために、全体として、参照により、本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0002】
インターネットおよびWorldWideWeb(「Web」)の導入は、Webへのアクセスを有する人々におびただしい量の情報を利用可能とした。Webは、物理的な書物が単一の物理的位置にあることがもはや必要とされないという意味で事実上図書館を仮想的なものとした。現在では、約8000万余のデジタルフォームの出版物がWebと連携しており、何兆ものページの情報に相当している。Webを通して利用可能に見える情報の量に呆然とする一方で、調査に値する情報の大半が、汎用目的のサーチエンジンなど従来の情報サーチツールを用いては、全くアクセス不能であるのというのが現状である。
【0003】
ある種の情報は、従来の情報サーチツールを用いてWebを介して利用可能でない。というのも、そのような情報がWebを介して一般的にアクセス可能でない私有のデータベースに置かれうるからである。これらの私有データベースは通常は商用のデータベースプロバイダによって提供されかつこれらの私有データベースへのアクセスは通常は加入により許可される。結局、これらの私有データベースから情報を得ることに関心のある者は、各データベースプロバイダにそれぞれ加入しなければならない。
【0004】
加えて、米国特許商標庁の特許商標データベースなどの、ほとんどの公的にアクセス可能なWebデータベースの内容は、Yahoo!(登録商標)およびNorthernLight(登録商標)のサーチエンジンなどの従来の情報サーチツールを用いては直接アクセス可能ではない。すなわち、サーチエンジンは、具体的なデータベースを含むWebサイトに対応するハイパーリンクすなわちURLを同定して返すことは可能でありうる一方で、サーチエンジンは、その具体的なデータベース内の情報はサーチできない。
【0005】
結局、そのようなデータベースから情報を獲得することに関心のある人はその対応するWebサイトに直接赴かなければならない。
【0006】
より重要なこととして、データベースプロバイダは、彼ら独自の特定の要求および仕様を用いて彼ら独自の私有データベースを設計する。データベースは、通常、データベースインタフェースを通した外の世界からのアクセスを取り扱うが、そのようなデータベースインタフェースはデータベースプロバイダによって異なる。したがって、これら様々なデータベースから情報を検索することに関心のある人は各データベースに別個にアクセスしなければならない。
【0007】
たとえば、法律事務所などの会社は、異なる種類の情報へのアクセスを得るために多くのデータベースプロバイダに加入することができる。多くの個別のユーザに便利なアクセスを提供すべく、加入したデータベースへのアクセスは、通常、多くのクリック可能なアイコンを介して会社のイントラネット上で提供される。各アイコンは、一般に、起動時に異なるデータベースへのアクセスを確立するリンクを表す。結局、たとえ同じサーチがすべての異なるデータベースで動作しうる場合でも、具体的なデータベースへのアクセスが望まれる毎に、対応するアイコンをクリックしなければならない。
【0008】
さらには、たとえ上述の私有データベースのいくつかがWeb可能なインタフェースを介したWebからのアクセスをも許しているとしても、これらのデータベースの各々がユーザによって別個にアクセスされなければならない。例えば、通常、Webを介して私有データベースにアクセスするためにはユーザはそのデータベースプロバイダのWebサイトに接続しついでインタフェースを介してそのデータベースにアクセスするためにそのユーザのWebブラウザを用いる必要がある。引き続き、ユーザが他の私有データベースにアクセスすることを望む場合には、ユーザは最初のデータベースプロバイダのWebサイトを離れ次いでそのほかのデータベースにアクセスするためそのほかのデータベースプロバイダのWebサイトに接続する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ユーザが様々なデータベースにアクセスすることを望む場合には、結局別個の連続的なアクセスが要求される。したがって、複数のデータベースへの効率的な同時アクセスを提供できる方法およびシステムを開発することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0010】
(発明の要旨)
本発明は、広く、サーチ結果を検索する方法およびシステムに関する。より詳細には、本発明は、データベースがWebを介して利用可能であるかあるいは他の私有の内部ネットワークを介して利用可能であるかを問わず、複数の別個のデータベースからサーチ結果を同時に検索する方法およびシステムに関する。
【0011】
本発明の一態様によれば、一以上のユーザが、標準Webブラウザの使用を通じて単一のユーザインタフェースにより、複数の別個のデータベースを同時にサーチして統合された結果を受け取ることが可能である。
【0012】
本発明の別の一態様によれば、複数のデータベースを、一ユーザによって入力された単一のサーチに従って同時にサーチすることができ、その複数のデータベースからのサーチ結果はそのユーザへの表示のために統合される。
【0013】
例としての実施形態では、システムは、ユーザインタフェースと、制御エンジンと、多くの対応するデータベースと通信するために用いられる多くの変換装置とを含む。模範的な動作の間に、ユーザは、ユーザのサーチに関連するサーチ事項(複数)および他の関連情報を入力しかつどのデータベースをサーチするべきかを指定するためにユーザインタフェースを使用する。サーチ事項(複数)および他の関連情報が、ついで、制御エンジンに中継され、一方制御エンジンは、それらを、サーチされるべく指定されたデータベースに対応する適当な変換装置に転送する。これらの変換装置は、ついで、それぞれのサーチ要求を同時に形式化して、対応するデータベースに対して発行し、その過程であらゆる要求される許可機能を実施する。同時サーチが、ついで、指定されたデータベースで実行される。指定されたデータベースの各々からのサーチ結果が、ついで、ユーザインタフェースによる表示のために返されて統合される。
【0014】
従って、一実施形態では、複数のデータベースからサーチ結果を検索するシステムが提供され、このシステムは、サーチ情報を受け取るよう構成されたユーザインターフェースと、サーチ情報に基づいて複数のデータベースからそれぞれサーチ結果を検索するよう構成された複数の変換装置とを含み、複数の変換装置の各々が、対応するデータベースに特定のサーチ情報と文法情報を用いていくつかの許可機能を実施してサーチ要求を形式化し、かつ、複数の変換装置が、対応するデータベースからサーチ結果を同時に検索するためにそれぞれのサーチ要求を用いる。任意選択で、システムは、サーチ情報を複数の変換装置に転送しかつ複数の変換装置によって検索されたサーチ結果を統合するよう構成された、制御エンジンをさらに含む。
【0015】
それ故に、他の一実施形態では、複数のデータベースからサーチ結果を検索する方法が提供され、この方法は、ユーザからサーチ情報を受け取ることと、各サーチ要求が対応するデータベースにより認識可能である、複数のサーチ要求を、サーチ情報、データベース文法とプロトコル情報を用いて形式化することと、複数のサーチ要求をそれらに対応するデータベースにおいて同時に実行することと、複数のサーチ要求の実行後に複数のデータベースからサーチ結果を返すことと、ユーザへの表示のためにサーチ結果を統合することとを含む。
【0016】
図面を含む、本明細書の残りの部分を参照することにより、本発明の他の特徴および利点を理解することができる。本発明のさらなる特徴および利点並びに本発明の様々な実施形態の構造および動作を添付の図面に関して以下詳細に説明するが、同様の参照番号は同一もしくは機能的に類似の要素を示す。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の例示的な実施形態を示す簡略図である。
【図2】本発明によるユーザインタフェースの第1の例示的な実施形態を示す図である。
【図3】本発明によるユーザインタフェースの第2の例示的な実施形態を示す図である。
【図4】本発明によるユーザインタフェースの第3の模範的な実施形態を示す図である。
【図5】本発明の例示的な実施形態の動作を示す簡単化された流れ図である。
【図6】図5に示す動作の一態様をさらに示す簡単化された流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の様々な実施形態を以下で説明する。
【0019】
(具体的な実施形態の説明)
図1は、本発明の例示的な実施形態を示す簡略図である。この例示的実施形態では、システム10は、ユーザインタフェース12、制御エンジン14、および多くの変換装置16aから16hを含む。
【0020】
ある例示的実施形態では、ユーザインタフェース12、制御エンジン14、および変換装置16aから16hを含むシステム10は組み込み方式もしくはモジュール化方式のコンピュータソフトウエアを用いて実現される。システム10はソフトウエア、ハードウエア、もしくはその両方の組合せを用いて実現しうることを理解すべきである。本明細書で提供される開示により、当技術分野の通常の知識を有する者は、本発明を実現するためのほかの手法、方法、および技術について知ることになる。
【0021】
好ましくは、システム10は(示されない)単一のサーバに置かれる。しかしながら、システム10が単一のサーバに置かれる必要のないことを理解すべきである。ユーザインタフェース12、制御エンジン14および変換装置16aから16hなどの、システム10の種々の部品が、設計仕様および要求に応じて異なるサーバに置かれるようになされうる。さらには、サーバは、ユーザの会社によって維持される内部サーバであってもよく、ユーザの会社のISPによって維持されるサーバであってもよく、コンピュータネットワークを介してアクセス可能ないずれのサーバであってもよい。
【0022】
図2を参照して、ユーザインタフェース12の例示的な実施形態を示す。例示的実施形態では、ユーザインタフェース12により、ユーザはユーザのサーチのために所望のサーチ事項(複数)および他の関連情報を入力することができる。ユーザインタフェース12はユーザが種々のサーチ戦略を選択できるように設計することができる。たとえば、初心者用のキーワードサーチとより進んだ複数事項のブーリアンサーチをオプションとして提供することができる。
【0023】
さらに、ユーザインタフェース12はまた、ユーザがサーチが実行されるべき利用可能なデータベースの一以上を選択もしくは指定できるようにする。例えば、ユーザは、Compendex(登録商標)、Derwent(登録商標)、ABI Inform/ProQuest(登録商標)、Disclosure,およびPR Newswireなどの種々のデータベースプロバイダからデータベースをサーチするよう指定することができる。図1を参照すると、ユーザはユーザインタフェース12を介してサーチすべきデータベース18aから18cおよび18fを選択もしくは指定することができる。
【0024】
ユーザインタフェース12を用いることによって、サーチ事項(複数)は、単一のサーチにつき一度だけ入力する必要がある。結果として、ユーザは一以上のデータベースがサーチされるべき場合に同一のサーチ事項(複数)を繰り返し入力する必要を除くことができる。ユーザによって入力されたサーチ事項(複数)および他の関連情報はついでユーザインターフェース12によって制御エンジン14に渡される。以下でさらに説明するように、制御エンジン14はついでサーチ事項(複数)および他の関連情報を、指定されたデータベース18に対応する各変換装置16に転送し、変換装置16が指定されたデータベース18にアクセスすることを可能にする。たとえば、変換装置16aから16cおよび16fがデータベース18aから18cおよび18fに対応すると仮定して、ユーザがデータベース18aから18cおよび18fをサーチするよう指定すると、制御エンジン14は、サーチ事項(複数)および他の関連情報を変換装置16aから16cおよび16fに転送する。
【0025】
ある実施形態では、ユーザインタフェース12は、マイクロソフト(登録商標)インターネットエクスプローラ(登録商標)、ネットスケープ(登録商標)ナビゲータ(登録商標)、などの標準ウエブブラウザを用いて実現される。ここでは唯一のユーザインタフェース12が示されているが、複数のユーザが彼らそれぞれのサーチを同時に実行できるようにするべく多数のインタフェース12が実現されてもよい。たとえば、ユーザインタフェース12は、クリック可能アイコンを介して会社のイントラネットで利用可能にされてもよい。一以上のユーザがアイコンをクリックすることができ、これによりそれぞれのサーチが利用可能なデータベース18aから18hの一以上で実施できるようになる。
【0026】
図3を参照すると、ユーザインタフェース12はさらに、サーチの結果をユーザに表示する。例えば、サーチの結果は、ハイパーリンクを用いた要約フォーマットでユーザに示される。ハイパーリンクは、HTMLを用いて実現できるが、DHTML、XMLなど他の提示もしくはマークアップ言語が用いられてもよい。ユーザに表示される結果は、様々な指定されたデータベースから検索され、統合された結果である。さらに以下で説明するように、制御エンジン14はそれぞれの結果を変換装置16aから16hから受取り、ユーザインタフェース12を介したユーザへの提示のためにそのような結果を統合する。
【0027】
図4を参照すると、ユーザインタフェース12は、ユーザが対応するハイパーリンクを選択すると、サーチ結果の対応するレコード全体をユーザに表示することもできる。上述のように、サーチ結果は、ハイパーリンクを用いた要約フォーマットでユーザに示され得る。もしユーザが特定のサーチ結果についてより多くを知ることを所望する場合、ユーザは、対応するレコード全体を見るために対応するハイパーリンクを単にクリックするだけでよい。以下でさらに説明するように、変換装置16はサーチ結果に対応するそれぞれのハイパーリンクを作成し、ユーザインタフェース12が、対応するハイパーリンクを起動することにより、対応するレコード全部を表示することが可能になる。
【0028】
代替実施形態では、ユーザインタフェース12はアプリケーションプログラムなどのユーザエージェントの形式で実現される。同様に、ユーザエージェントは、サーチ情報および他の関連情報を、ユーザからもしくは他のアプリケーションプロラムなどのなんらかのほかのソースから受け取るように構成されている。さらに、制御エンジン14からサーチ結果を受け取ると、ユーザエージェントはそのようなサーチ結果をさらに処理することができる。ここで提供された開示により、当業者は本発明によりユーザインタフェース12を実施する手法、方法、および技術について知ることになる。
【0029】
制御エンジン14は、システム10の動作を包括的に管理し制御する。上述のように、制御エンジン14はユーザインタフェース12を介して受け取ったサーチ事項(複数)および他の関連情報を指定されたデータベース18に対応するすべての変換装置15に転送する。例示的実施形態では、制御エンジン14はマルチスレッドであり、指定されたデータベース18aから18hのそれぞれにのサーチを実行するために新しいスレッドの実行が生み出されることを意味する。マルチスレッド機能性を有することにより、制御エンジン14は複数のサーチを並列に実行することを可能にする。すなわち、各指定されたデータベース18aから18hへのすべてのサーチ要求が同時に形式化されかつ実行されうる。一実施形態では、制御エンジン14はマイクロソフトビジュアルC++(登録商標)を用いて実現される。しかしながら、ここで提供される開示により、当業者には、JAVA(登録商標)などのほかのコンピュータ言語を本発明による制御エンジン14を実現するために用い得ることは明白である。
【0030】
制御エンジン14は変換装置16aから16hから受け取ったすべての結果を統合する。統合された結果は、様々な指定されたデータベース18aから18hから受け取った集合的なサーチ結果を表す。好ましくは、統合された結果はHTMLなどの提示もしくはマークアップ言語を用いてフォーマットされる。統合された結果は、ついで、適当な表示をしかるべく実施するためにユーザインタフェースに転送される。
【0031】
指定されたデータベース18aから18hへのアクセスは変換装置16aから16hを介して達成される。各変換装置16は、対応するデータベース18と対話するよう特別に適合されている。変換装置16aから16hと対応するデータベース18aからhは、Webアクセス可能なものであっても、ローカルにアクセス可能なものであってもよい。例えば、図1を参照すると、データベース18aから18eはWebを介してアクセス可能であり、データベース18fから18hは会社の内的ネットワークに接続されたデータベースであり外の世界からはアクセス可能でない。
【0032】
上述のように、各データベースはデータベースインタフェースを介してアクセスされる。そのようなデータベースインタフェースは通常各データベースごとに異なる。例えば、Webアクセス可能なデータベースについては、これらのデータベースは、HTTP、telnet、Z39.50などの通信およびインタフェースプロトコルを取り扱うことができるデータベースインタフェースを有し得、ローカルにアクセス可能なデータベースについては、これらのデータベースは、マイクロソフト(登録商標)のOBCD標準もしくは他のベンダに特有の標準などの通信およびインタフェースプロトコルを取り扱うことができるデータベースインタフェースを有し得る。データベースインタフェースが様々な形式で実現しうることに留意すべきである。たとえば、データベースインタフェースは、データベースのサーチもしくはアクセスに用い得るサーチエンジン又は他のサーチ機構であってよい。当業者は、データベースインタフェースを実現するための手法、方法、および技術について知ることになる。
【0033】
各変換装置16が対応するデータベース18と対話するよう適合されるので、各変換装置16は、それ故に、たとえば、ログインおよびサーチ要求文法および書式に関する情報などを含む、対応するデータベースインタフェースに関する特定の既知情報を含む。対応するデータベースインタフェースに関する特定の情報は、例えば、対応するデータベースから受信した応答において用いられる種々の言葉、事項、および書式コードを同定することによって獲得することができる。例えば、そのような情報はWebアクセス可能なデータベースインタフェースから受信したHTTP応答から得ることができる。対応するデータベースインタフェースに関する特定の情報はデータベースプロバイダもしくは他のソースからも獲得できる。
【0034】
ユーザインタフェース12を介してユーザから受け取ったサーチ事項(複数)などの情報および対応するデータベースインタフェースに関する特定の情報を用いて、変換装置16は、対応するデータベース18との接続を確立するための、データベース許可要件を満たすためのなんらかの必要なステップを実行するために対応するデータベースインタフェースにまずコンタクトする。一度接続が確立されると、変換装置16は、次いで、その対応するデータベース18により認識可能なサーチ要求を形式化する。例示的な実施形態では、変換装置16はデータベース接続を確立しかつサーチ要求を対応するデータベース18に送信するためにHTTPを用いる。図1を参照すると、例えば、変換装置16aはインターネットを介してHTTPを用いて対応するデータベース18aにサーチ要求を転送することができる。
【0035】
対応するデータベース18がサーチ要求に従ってサーチを実行した後、サーチ結果が対応する変換装置16に返される。同様に、例示的な実施形態では、サーチ結果はHTMLを用いてエンコードされる。サーチ結果が他の提示もしくはマークアップ言語によりエンコードされ得、対応するデータベース18および変換装置16が他の通信およびインタフェースプロトコルを用いて互いに通信できることを理解すべきである。
【0036】
サーチ結果が対応するデータベース18から返された後、変換装置16はサーチ結果を解析して多数の要約統計、レコードと対応するハイパーリンクを作成する。要約統計、レコードおよび対応するハイパーリンクは次いで制御エンジン14に転送される。要約統計、レコードおよび対応するハイパーリンクは、HTML、DHTML、XMLもしくは他の適当なマークアップ言語を用いてフォーマットされる。
【0037】
上述のように、制御エンジン14はすべての変換装置16aから16hから受け取った要約統計、レコードおよび対応するハイパーリンクを統合する。統合された結果は、次いで、適当な表示を生成するため、ユーザインタフェース12に転送される。統合された結果は、様々な指定されたデータベースから検索した集合的なサーチ結果を表す。
【0038】
図5は、システム10の動作を示す簡単化された流れ図である。500で、ユーザはユーザインタフェース12を介してサーチ事項(複数)およびサーチクエリおよび他の関連情報を提供し、利用可能なデータベース18aから18hのどれどれがサーチされるべきかを指定する。例えば、ユーザはデータベース18aから18cがサーチされるよう指定することができる。
【0039】
510で、制御エンジン14はサーチ事項(複数)および他の関連情報を指定されたデータベース18に対応する適当な変換装置16に転送する。例えば、ユーががデータベース18aから18cがサーチされるべきと指定した場合、変換装置16aから16cが制御エンジン14からサーチ事項(複数)および他の関連情報を受け取る。
【0040】
520で、適当な変換装置16がそれぞれの指定されたデータベース18にコンタクトしてサーチ事項(複数)および他の関連情報を転送し、指定されたデータベース18でサーチが実行されるようにする。このステップのさらなる詳細を、さらに以下で示す。
【0041】
530で、サーチ結果が、対応する変換装置16によって指定されたデータベース18から受け取られる。それぞれのサーチ結果を対応するデータベース18から受け取った後、各変換装置16は対応するデータベース18から返されたサーチ結果を解析、照合し、なんらかの所望の要約統計、レコードおよび対応するハイパーリンクを生成する。要約統計は、例えば、各データベース18から検索した多くのサーチ結果を含むことができる。変換装置16は次いで、それぞれの要約統計、レコードおよび対応するハイパーリンクを制御エンジン14に転送する。制御エンジン14はそのような要約統計、レコードおよび対応するハイパーリンクを統合し、統合した結果をユーザインタフェース12に転送する。
【0042】
540で、制御エンジン14はまたすべてのトランザクション情報をロギングしてトランザクションログに記録する。
【0043】
550で、ユーザインタフェース12は統合された結果をしかるべく表示する。
【0044】
図6は、各適当な変換装置16についてのステップ520の動作をさらに示す簡単化した流れ図である。600で、変換装置16が制御エンジン14から受け取ったサーチ事項(複数)を解析する。
【0045】
610で、変換装置16は、対応するデータベース18のデータベースインタフェースへのアクセスを確立するために特定のログインおよび許可情報を提出する。ログインおよび許可情報が検証されると、セッション認証情報が変換装置16に返される。
【0046】
620で、ログイン情報を検証しアクセスを確立すると、変換装置16はサーチ事項(複数)および他の関連情報を、対応するデータベース18によって認識可能なサーチ要求へと組み込む。上述のように、サーチ要求は、対応するデータベース18のデータベースインタフェースにより理解されうるよう特別に形式化される。
【0047】
630で、サーチ要求およびセッション認証情報が対応するデータベース18のデータベースインタフェースに送信される。サーチ要求はついで対応するデータベース18で実行される。
【0048】
640で、サーチ結果が対応するデータベース18から変換装置16に返される。変換装置16が結果を要約統計およびレコードへと解析する。例示的な一実施形態では、要約統計およびレコードはHTMLでフォーマットされる。
【0049】
650で、変換装置16はさらにそれぞれ要約レコードにリンクされる多くのハイパーリンクを作成する。要約レコードが対応する完全なレコードをも有している場合には、要約レコードと対応する完全なレコードを一緒にリンクするためのハイパーリンクも作成される。
【0050】
660で、変換装置16は要約統計、レコードおよびすべての作成されたハイパーリンクを、他の変換装置16から受け取ったほかの要約統計、レコードおよびハイパーリンクと統合するために、制御エンジン14に返す。
【0051】
以下の例はシステム10の動作をさらに示す。図1を参照して、変換装置16aから16hがそれぞれデータベース18aから18hと対話するよう特に適合されているものとする。ユーザはユーザインタフェース12を介して所望のサーチ事項(複数)および他の関連情報を入力しかつサーチがデータベース18aから18cおよび18fで実行されるよう指定する。
【0052】
制御エンジン14はついでそのサーチ事項(複数)および他の関連情報を変換装置16aから16cおよび16fに転送する。サーチ事項(複数)および他の関連情報を受け取ると、変換装置16aから16cおよび16fはアクセス接続を確立するためにそれぞれデータベース18aから18cおよび18fのデータベースインタフェースにまず同時にコンタクトする。
【0053】
アクセス接続が確立されると、変換装置16aから16cおよび16fがそれぞれ、対応するデータベース18aから18cおよび18fにおいてサーチが実行できることを確実にするため、必要な許可ステップを実行する。変換装置16aから16cおよび16fは、ついで、各々、サーチ事項(複数)および他の関連情報を、それぞれのデータベース18aから18cおよび18fによって認識しうるサーチ要求へと組み込む。例えば、変換装置16aによって生成されるサーチ要求はデータベース18aがHTTP互換の場合HTTPを活用することができ、変換装置16bによって生成されるサーチ要求はデータベース18bがtelnetを用いてアクセスされる場合にはtelnetを用いることができ、変換装置16cによって生成されるサーチ要求はデータベース18cにアクセスするためにZ39.50が用いられる場合にはZ39.50を活用することができ、変換装置16fによって生成されるサーチ要求はデータベース18fがOCBCを用いて設計されている場合にはODBCを活用することができる。
【0054】
変換装置16aから16cおよび16fによって生成されるサーチ要求はついでそれぞれデータベース18aから18cおよび18fにおいて実行される。データベース18aから18cおよび18fの各々からのサーチ結果はついでそれぞれ変換装置16aから16cおよび16fに返される。
【0055】
変換装置16aから16cおよび16fの各々はついでそのサーチ結果を要約統計およびレコードへと解析する。要約レコードに関連する対応する完全なレコードが存在する場合、要約レコードおよび対応する完全なレコードを一緒にリンクするためのハイパーリンクが作成される。変換装置16aから16cおよび16fはついですべてのそれぞれの要約統計、レコードおよびハイパーリンクを、ユーザインタフェース12による統合および表示のために制御エンジン14に転送する。
【0056】
例示的な実施形態では、システム10は、さらに、データベース18aから18hが変換装置16aから16hによってアクセスされるときに認証を管理して制御する。変換装置16aから16hの各々は、対応するデータベースにサーチ要求を提出する前に、そのデータベースとの認証されたセッションを確立する必要がある。変換装置16は、ページフェッチの一連の要求、クッキー管理、および認証に必要となるセッションID管理を実施する。各データベース18は異なっており、変換装置16がそのデータベースの特別の要件に対応する。これは、ユーザID/パスワードログインのように簡単な場合もあり、セッションIDおよびcookieの両方が関与する複数の一連のWebページ要求を含む全く複雑な場合もある。認証プロセスはユーザ対話なして実行される。
【0057】
変換装置16は、認証タスクを、ブラウザを有するユーザが実施できるよりも、変換装置16によって使用される様々な最適化のせいでかなり早く実施することができる。これらは、グラフィックや無関係のフレームなどの本質的でないWebページ要素を無視すること、さもなければユーザが詳しく調べる本質的でないステップを回避すること、複数クエリのために認証情報をキャッシュすること、リダイレクトの制限や持続性の接続など様々なネットワークトランザクション最適化の利用などを含む。
【0058】
変換装置16は、種々の顧客ニーズに対応するためユーザID/パスワードおよびIP認証の両方を提供するデータベース18を取り扱うよう設計される。IP認証は、データベースが、加入者によって使用される図書館や団体のネットワークなど特定のインターネットアドレスをもつ顧客からの接続のみを受理するメカニズムである。したがって、同一の変換装置16が、ユーザIDおよびパスワードを用いるある環境においておよびIP認証が用いられる異なる環境において使用されうる。一のサーチは様々なユーザID/パスワードおよびIP認証メカニズムを使用していくつかの変換装置16を同時に使用することを含む。これはすべて、ユーザにとって全くトランスペアレントな方法で行われる。
【0059】
例示的なほかの一実施形態では、システム10は認証管理装置を含む。その認証管理装置は、中央データベースに格納されたユーザ認証情報にアクセスする手段を提供する。これにより、例えば、ユーザが、ユーザの図書館カード番号を用いてシステム10に対し一度で認証できるようになる。認証管理装置はついでユーザのためのデータベースアクセスを得るために用いられる認証情報を獲得するために中央データベースにアクセスする。結果として、システム10はユーザによるアクセスを制御できるのみならず、適当な方法でユーザを様々なデータベース18aから18hに対して認証することができる。
【0060】
加えて、システム10により、サーチ結果の次のグループのフェッチングおよび表示や、選択したサーチ結果の完全なテキストのフェッチングおよび表示などの、引き続くユーザ要求が可能になる。最初のサーチと同様、これらの活動は正当な認証を組み入れる必要がある。最初のサーチは認証のためのセッションIDとクッキーを生成し、変換装置16は認証情報を用いて次の組および完全なテキストの資源に対するハイパーリンクを構築する。これは、単一のクライアントセッションがデータベース18と対話する、本来の直接的データベースサーチとは異なる。そうではなく、システム10は、すべてのユーザのために認証情報を同時に管理するために多くのユーザのために動作する。これは、次の組および完全なテキストのリンクを変換装置16を通じて戻すように経路指定しかつ認証情報を付加的リンクパラメータとして添付することにより達成される。リンクにセッション情報を添付することにより、システム10は多くの数の同時セッションを正しく管理することができる。
【0061】
本明細書で説明された例および実施形態は例示の目的のみのものであること、および、それらを考慮した様々な修正形態および変形形態が当業者に対して示唆されかつ本願の趣旨および範囲並びに頭記の請求項の範囲内に含まれることを理解されたい。本明細書で引用されたすべての刊行物、特許、特許出願は、その全体が、あらゆる目的のために、参照により本明細書に組み込まれる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のデータベースからサーチ結果を検索するシステムであって、
サーチ情報を受け取るよう構成されたインタフェースと、
前記サーチ情報に基づいて前記複数のデータベースからそれぞれサーチ結果を検索するよう構成された複数の変換装置と
を含み、
前記複数の変換装置の各々が、前記各変換装置に対応するデータベースに特定の前記サーチ情報と文法およびプロトコル情報とを用いてサーチ要求を形式化し、
前記複数の変換装置が、前記各変換装置に対応するデータベースから前記サーチ結果を同時に検索するために前記それぞれのサーチ要求を用いる、システム。
【請求項2】
前記サーチ情報を前記複数の変換装置に転送しかつ前記複数の変換装置によって検索された前記サーチ結果を統合するよう構成された制御エンジンをさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記制御エンジンによって統合された前記サーチ結果がユーザへの表示のために前期インタフェースに渡される、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記制御エンジンによって統合されたサーチ結果がさらなる処理のために前記インタフェースに渡される、請求項2に記載のシステム。
【請求項5】
前記統合されたサーチ結果がマークアップ言語を用いてフォーマットされる、請求項3に記載のシステム。
【請求項6】
前記マークアップ言語が、HTML、DHTMLおよびXMLからなるグループから選択される、請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
前記変換装置の各々が、前記各変換装置の対応するデータベースと通信するために一以上の許可ステップを実行するようさらに構成された、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記複数のデータベースの少なくとも一以上がWebアクセス可能である、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記複数のデータベースの少なくとも一以上がローカルにアクセス可能である、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記複数の変換装置の各々が、インタフェースプロトコルを用いて前記各変換装置に対応するデータベースと通信する、請求項1に記載のシステム。
【請求項11】
前記インタフェースプロトコルが、HTTP、telnet、Z39.50およびODBCからなるグループから選択される、請求項10に記載のシステム。
【請求項12】
前記インタフェースがWebブラウザを用いて実現されかつ、前記インタフェースが前記サーチ情報をユーザから受け取る、請求項1に記載のシステム。
【請求項13】
前記システムがコンピュータソフトウエアを用いて実現される、請求項1に記載のシステム。
【請求項14】
複数のデータベースからサーチ結果を検索するシステムであって、
ユーザによって入力されたサーチ情報を受け取るように構成されたユーザインタフェースと、
各変換装置が、サーチが前記対応するデータベースで実施されることを可能にするために対応するデータベースと通信するよう構成された、複数の変換装置と、
前記複数の変換装置に前記サーチ情報を転送するよう構成された制御エンジンとを備え、
各変換装置が、前記各変換装置に対応するデータベースに特定の前記サーチ情報およびプロトコル情報を用いて、前記サーチを発効するためのサーチ要求を形式化し、
前記複数の変換装置が、前記それぞれのサーチを発効するために前記それぞれのサーチ要求を用いかつ、前記複数のデータベースから前記サーチ結果を同時に検索する、システム。
【請求項15】
前記制御エンジンが、前記複数のデータベースから検索された前記サーチ結果を統合するようにさらに構成される、請求項14に記載のシステム。
【請求項16】
各変換装置が、前記各変換装置に対応するデータベースと通信するために一以上の許可ステップを実施するようさらに構成される、請求項14に記載のシステム。
【請求項17】
前記制御エンジンによって統合された前記サーチ結果がユーザへの表示のために前記ユーザインタフェースに渡されるかもしくは呼び出したプログラムに返される、請求項14に記載のシステム。
【請求項18】
前記統合されたサーチ結果が、マークアップ言語を用いてフォーマットされる、請求項17に記載のシステム。
【請求項19】
前記マークアップ言語が、HTML、DHTMLおよびXMLからなるグループから選択される、請求項18に記載のシステム。
【請求項20】
前記複数のデータベースの少なくとも一以上がWebアクセス可能である、請求項14に記載のシステム。
【請求項21】
前記複数のデータベースの少なくとも一以上がローカルにアクセス可能である、請求項20に記載のシステム。
【請求項22】
前記複数の変換装置の各々が、前記各変換装置に対応するデータベースとインタフェースプロトコルを用いて通信する、請求項14に記載のシステム。
【請求項23】
前記インタフェースプロトコルが、HTTP、telnet、Z39.50およびODBCからなるグループから選択される、請求項22に記載のシステム。
【請求項24】
複数のデータベースからサーチ結果を検索する方法であって、
ユーザもしくはユーザエージェントからサーチ情報を受け取ることと、
各サーチ要求が対応するデータベースによって認識可能である、複数のサーチ要求を、前記サーチ情報とデータベース文法およびプロトコル情報を用いて形式化することと、
前記複数のサーチ要求を前記サーチ要求に対応するデータベースにおいて同時に実行することと、
前記複数のサーチ要求の実行の後に前記複数のデータベースからサーチ結果を返すことと、
前記ユーザもしくは前記ユーザエージェントへの表示のために前記サーチ結果を統合することとを含む、方法。
【請求項25】
前記複数のサーチ要求を前記サーチ要求に対応するデータベースにインタフェースプロトコルを用いて通信することをさらに含む、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記インタフェースプロトコルが、HTTP、telnet、Z39.50およびODBCからなるグループから選択される、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記統合されたサーチ結果をマークアップ言語を用いてフォーマットすることをさらに含む、請求項24に記載の方法。
【請求項28】
前記マークアップ言語が、HTML、DHTMLおよびXMLからなるグループから選択される、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記複数のデータベースにおいて一以上の許可手順をそれぞれ同時に実行することをさらに含む、請求項24に記載の方法。
【請求項30】
前記複数のデータベースの少なくとも一以上がWebアクセス可能である、請求項24に記載の方法。
【請求項31】
前記複数のデータベースの少なくとも一以上がローカルにアクセス可能である、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
複数のデータベースからサーチ結果を検索する方法であって、
ユーザからサーチ情報を受け取ることと、
各サーチ要求が対応するデータベースにより理解され得るよう適合された複数のサーチ要求を、前記サーチ情報とデータベース文法およびプロトコル情報を用いて生成することと、
前記複数のサーチ要求にしたがって、前記複数のデータベースからサーチ結果を同時に検索することと、
前記サーチ結果を統合することとを含む、方法。
【請求項33】
前記複数のデータベースにおいて一以上の許可手順をそれぞれ同時に実行することをさらに含む、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記複数のサーチ要求を前記サーチ要求に対応するデータベースにインタフェースプロトコルを用いて通信することをさらに含む、請求項32に記載の方法。
【請求項35】
前記インタフェースプロトコルが、HTTP、telnet、Z39.50およびODBCからなるグループから選択される、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記統合されたサーチ結果をマークアップ言語を用いてフォーマットすることをさらに含む、請求項32に記載の方法。
【請求項37】
前記マークアップ言語が、HTML、DHTMLおよびXMLからなるグループから選択される、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記統合されたサーチ結果を前記ユーザもしくはユーザエージェントに提示することをさらに含む、請求項32に記載の方法。
【請求項39】
前記複数のデータベースの少なくとも一以上がWebアクセス可能である、請求項32に記載の方法。
【請求項40】
前記複数のデータベースの少なくとも一以上がローカルにアクセス可能である、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
複数のデータベースからサーチ結果を検索するよう構成されたプログラムコードを有するコンピュータ可読媒体であって、前記プログラムコードが、
ユーザからサーチ情報を受け取るよう構成されたプログラムコードセグメントと、
各サーチ要求が対応するデータベースによって認識可能である複数のサーチ要求を、前記サーチ情報とデータベース文法およびプロトコル情報を用いて形式化するよう構成されたプログラムコードセグメントと、
前記複数のデータベースにおいて一以上の許可手順をそれぞれ同時に実行するよう構成されたプログラムコードセグメントと、
前記複数のサーチ要求を前記サーチ要求に対応するデータベースにおいて同時に実行するよう構成されたプログラムコードセグメントと、
前記複数のサーチ要求の実行後に前記複数のデータベースからサーチ要求を返すよう構成されたプログラムコードセグメントと、
前記ユーザに表示するために前記サーチ結果を統合するよう構成されたプログラムコードセグメントとを含む、コンピュータ可読媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−244572(P2010−244572A)
【公開日】平成22年10月28日(2010.10.28)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2010−157610(P2010−157610)
【出願日】平成22年7月12日(2010.7.12)
【分割の表示】特願2001−579136(P2001−579136)の分割
【原出願日】平成13年4月27日(2001.4.27)
【出願人】(502388253)ウエブフイート・インコーポレイテツド (1)
【Fターム(参考)】