説明

車両盗難防止装置

【課題】本発明は、確実に盗難を防止することのできる車両盗難防止装置を提供する。
【解決手段】トランスポンダ(11)に記憶されたIDコードがキーリングアンテナ(22)を介して取得される。取得されたIDコードとイモビライザECU(50)内に暗号化されて記憶されているIDコードとが一致するかの認証を行う。IDコードが一致すればフラグをOKを、IDコードが一致しなければフラグをNGとして記憶する。そしてイグニッションスイッチ(21)の位置を判別しLOCK位置であれば、キー(10)がキーシリンダ(20)に挿入されているかを判別する。そして、キースイッチ(23)がONで、ドアスイッチ(30)にてドアの開閉が検知され、更にリモート施錠装置(40)を用いて車両のドアの施錠がされていれば、運転者が車両から降車したとして記憶したフラグをクリアする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両盗難防止装置に係り、詳しくは、車両の始動制御技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車の車両盗難防止装置として、キーに埋め込まれたトランスポンダに暗号化され記憶されたIDコードと、車両側のイモビライザ電子コントロールユニット(以下、イモビライザECU)に暗号化され記憶されたIDコードとを電子的に照合し、IDコードが一致したらエンジンを始動し、一致しなければエンジンを始動しないように制御するエンジンイモビライザが知られている。
【0003】
一般的なエンジンイモビライザでは、車両のイグニッションスイッチをONにした時にキーのトランスポンダより送信されるIDコードを受信し、受信したIDコードとイモビライザECUのIDコードを照合する認証通信をするようにしている。
しかしながら、例えばキーをキーシリンダに挿入してすぐイグニッションスイッチをSTART位置とし、エンジンを始動するような場合には、セルモータの作動によりバッテリの電圧が急激に低下し、キーとイモビライザECUとの認証通信が失敗することがある。
【0004】
このように、認証通信が失敗するとエンジンを始動しないように制御され、エンジンの始動が不可となる虞がある。
そこで、キーシリンダへのキーの挿入を検知するキースイッチを備え、キースイッチによりキーの挿入が検知されると認証通信する技術が開発されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平10−194088号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1の車両盗難防止装置では、イグニッションスイッチOFFで認証結果を破棄すると、再度エンジンを始動する時には、再度キーをキーシリンダより抜き差しし、キースイッチにてキーの挿入を検知し認証通信が再度必要となることからキースイッチがOFF、即ちキーシリンダからキーが抜かれるまでは認証結果を保持するようにしている。
【0007】
しかしながら、キースイッチの故障等により常にキーがキーシリンダに挿入されているとキースイッチで検知すると、キーシリンダよりキーを抜き取っても認証結果が保持されることとなる。
従って、認証結果が保持された状態で、IDコードを有しない不正なキーによりエンジン始動操作がされると、エンジンが始動してしまい好ましいことではない。
【0008】
本発明は、この様な問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、確実に盗難を防止することのできる車両盗難防止装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、請求項1の車両盗難防止装置では、IDコードを有する車両と、IDコードが登録されるキーと、前記キーが挿入され前記キーの操作により前記車両の内燃機関の始動や停止等を行うキーシリンダと、前記キーシリンダへの前記キーの挿入を検知するキー検知手段と、前記キー検知手段にて前記キーシリンダへ前記キーの挿入が検知されると前記車両及び前記キーのIDコードを認証して当該認証結果を保持し、前記認証結果に基づいて前記車両の内燃機関の始動を制御する制御手段とを備える車両盗難防止装置において、運転者の前記車両からの降車を検知する降車検知手段を備え、前記制御手段は、前記キー検知手段にて前記キーシリンダへの前記キーの挿入が検知されて前記IDコードの認証結果が保持されているときに、前記キー検知手段にて前記キーシリンダから前記キーの抜き取りが検知される、或いは前記降車検知手段にて前記車両から前記運転者の降車が検知された場合に、保持した前記認証結果を破棄することを特徴とする。
【0010】
また、請求項2の車両盗難防止装置では、請求項1において、前記降車検知手段は、前記車両のドアの開閉動作を検知するドア開閉動作検知手段と、前記ドアを遠隔操作にて施錠する遠隔施錠操作手段とからなり、前記制御手段は、前記キー検知手段にて前記キーシリンダから前記キーの抜き取りが検知される、或いは前記ドア開閉検知手段にて前記ドアの開閉動作を検知した後に前記遠隔施錠操作手段にて前記ドアが遠隔操作で施錠されると、前記認証結果を破棄することを特徴とする。
【0011】
また、請求項3の車両盗難防止装置では、請求項1或いは2において、前記キー検知手段は、前記キーシリンダに備えられたキースイッチであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
請求項1の発明によれば、運転者の車両からの降車を検知する降車検知手段を備え、キー検知手段にてキーシリンダへのキーの挿入が検知されると、IDコードの認証を行いその認証結果を保持し、更にキー検知手段にてキーシリンダからキーの抜き取りが検知される、或いは降車検知手段にて車両から運転者の降車が検知されると、保持した認証結果を破棄するようにしている。
【0013】
このように、運転者が車両から降車すると保持していた認証結果を破棄するようにしているので、例えばキー検知手段が故障しキーの抜き差しを検知することができなくなっても、確実にIDコードの認証結果を破棄することができる。
従って、認証結果が保持されないので正規のIDコードを有しない不正なキーによりエンジン始動操作が行われても、エンジンが始動することはなく盗難を防止することができる。
【0014】
また、請求項2の発明によれば、降車検知手段は、車両のドアの開閉動作を検知するドア開閉動作検知手段と、ドアを遠隔操作にて施錠する遠隔施錠操作手段とで構成され、キー検知手段にてキーシリンダからキーの抜き取りが検知される、或いはドア開閉検知手段にてドアの開閉動作を検知した後に遠隔施錠操作手段にてドアが遠隔操作で施錠されると認証結果を破棄するようにしている。
【0015】
従って、運転者の車両からの降車を判断して認証結果を破棄することができ、例えキー検知手段が故障したとしても、確実に認証結果を破棄することができるので正規のIDコードを有しない不正なキーによりエンジン始動操作が行われても、エンジンが始動することはなく確実に盗難を防止することができる。
また、請求項3の発明によれば、キー検知手段をキーシリンダに備えられたキースイッチとしているので、既存の部品を用いることでキーの抜き差しを検知することができるので、コストの増加を抑え、確実に盗難を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の実施形態に車両盗難防止装置の概略構成図である。
【図2】本発明の実施形態に車両盗難防止装置の制御ルーチンを示すフローチャートの一部である。
【図3】本発明の実施形態に車両盗難防止装置の制御ルーチンを示すフローチャートの残部である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の実施形態に車両盗難防止装置の概略構成図を示している。以下、本発明の実施形態の構成を説明する。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る車両盗難防止装置1は、図示しないエンジン(内燃機関)の始動、停止或いは図示しない車載電装部品への電力供給の開始等を切り換えるためのキー10と、キー10が挿入されるキーシリンダ20と、ドアの開閉を検知するドアスイッチ(ドア開閉動作検知手段)30と、車両のドアの施錠を運転者がリモート操作で行うリモート施錠装置(遠隔施錠操作手段)40と、盗難防止装置の制御を行うための制御装置であり、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)及び中央演算処理装置(CPU)等を含んで構成されるイモビライザ電子コントロールユニット(以下、イモビライザECUという)(制御手段)50と、エンジンの制御を行うためのエンジン電子コントロールユニット(以下、ENG−ECUという)60と、エンジンを始動させる始動装置71と、エンジンのシリンダに燃料を供給する燃料供給装置72と、シリンダ内に供給された燃料と空気の混合気に点火する点火装置73とが電気的に接続されている。
【0018】
キー10には、暗号化されたIDコードが記憶され、車両と通信を行うトランスポンダ11が内蔵されている。また、トランスポンダ11は、キー10がキーシリンダ20に挿入された時に電磁結合により車両から電力が供給される。
キーシリンダ20には、車両の電力の供給を切り換えるイグニッションスイッチ21と、キー10のトランスポンダ11とIDコード情報を通信するキーリングアンテナ22と、キー10の挿入を検知するキースイッチ(キー検知手段)23とで構成されている。
【0019】
イグニッションスイッチ21には、LOCK位置、ACC位置、ON位置及びSTART位置があり、キー10の操作によりいずれかが選択される。LOCK位置は、車両のハンドルがロックされると共に、車載電装部品及びエンジンへの電力の供給が停止される。また、ACC位置は、車載電装部品にのみ電力の供給が行われる。また、ON位置は、エンジンの燃料供給装置72や点火装置73等及び車載電装部品に電力の供給が行われ、車両の走行時に選択される位置である。START位置は、車載電装部品への電力の供給が停止されると共に、エンジンの始動装置71、燃料供給装置72及び点火装置73等に電力の供給が行われ、エンジンの始動時に選択される位置である。
【0020】
イモビライザECU50は、キー10のトランスポンダ11に記憶されたIDコードをキーリングアンテナ22を介して取得する。そして、取得したキー10のトランスポンダ11に記憶されたIDコードとイモビライザECU50内に暗号化されて記憶されたIDコードとが一致するかの認証を行う。そして、認証結果と各種センサ類からの各情報に基づき、ENG−ECU60へエンジンの始動許可信号を送信するものである。
【0021】
次に、本発明の実施形態に係る車両盗難防止装置の制御要領について説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る車両盗難防止装置の制御ルーチンの一部を示すフローチャートを示している。また、図3は、本発明の実施形態に係る車両盗難防止装置の制御ルーチンの残部を示すフローチャートを示している。
図2及び3に示すように、ステップS10では、キースイッチ23にてキー10がキーシリンダ20に挿入されているか、否かを判別する。判別結果が真(Yes)でキー10がキーシリンダ20に挿入されていれば、ステップS12に進む。判別結果が偽(No)でキー10がキーシリンダ20に挿入されていなければ、ステップS10へ戻り、再度ステップS10の処理を行う。
【0022】
ステップS12では、キー10のトランスポンダ11に記憶されたIDコードがキーリングアンテナ22を介して取得される。そして、取得されたキー10のトランスポンダ11に記憶されたIDコードとイモビライザECU50内に暗号化されて記憶されたIDコードとが一致するかの認証を行う。そして、ステップS14に進む。
ステップS14では、ステップS12で行われた認証の結果がOKであるか、否かを判別する。判別結果が真(Yes)で認証結果がOKであれば、ステップS16に進む。判別結果が偽(No)で認証結果がNGであれば、ステップS18に進む。
【0023】
ステップS16では、フラグをOKとしてフラグを記憶する。そして、ステップS20に進む。
一方、ステップS18では、フラグをNGとしてフラグを記憶する。そして、ステップS20に進む。
ステップS20では、イグニッションスイッチ21の位置がLOCK位置、ACC位置、ON位置或いはSTART位置のいずれかであるかを判別する。判別結果がLOCK位置であれば、ステップS22に進む。判別結果がACC位置であれば、ステップS30に進む。そして、判別結果がON位置或いはSTART位置であれば、ステップS32に進む。
【0024】
ステップS22では、キースイッチ23がOFFか、否かを判別する。判別結果が真(Yes)でキースイッチ23がOFFであり、キーシリンダ20からキー10が抜かれたとして、ステップS24に進む。判別結果が偽(No)でキースイッチ23がONであれば、ステップS26に進む。
ステップS24では、記憶したフラグをクリア(破棄)する。そして、本ルーチンをリターンする。
【0025】
一方、ステップS26では、運転者が車両から降車したか、否かを判別する。即ち、ドアスイッチ30にてドアの開閉が検知され、且つ、リモート施錠装置40を用いて車両のドアの施錠が検知されたか、否かを判別する。判別結果が真(Yes)でドアスイッチ30にてドアの開閉が検知され、且つ、リモート施錠装置40を用いて車両のドアの施錠がされていれば、運転者が車両から降車したとしてステップS28に進む。判別結果が偽(No)でドアスイッチ30にてドアの開閉が検知されなければ、或いはリモート施錠装置40を用いて車両のドアが施錠されていなければ、運転者が車両から降車していないとして、ステップS30に進む。
【0026】
ステップS28では、記憶したフラグをクリア(破棄)する。そして、本ルーチンをリターンする。
一方、ステップS30では、記憶したフラグを保持する。そして、ステップS20へ戻る。
また、ステップS32では、記憶されたフラグがOKであるか、否かを判別する。判別結果が真(Yes)で記憶されたフラグがOKであれば、ステップS34に進む。判別結果が偽(No)で記憶されたフラグがNGであれば、ステップS36に進む。
【0027】
ステップS34では、キー10が正規のキーとしてENG−ECU60に対して、エンジン始動許可信号を送信する。即ち、エンジンが始動される。そして、ステップS20へ戻る。
ステップS36では、キー10のトランスポンダ11に記憶されたIDコードがキーリングアンテナ22を介して再度取得される。そして、再度取得されたキー10のトランスポンダ11に記憶されたIDコードとイモビライザECU50内に暗号化されて記憶されたIDコードとが一致するかの認証を再度行う。そして、ステップS38に進む。
【0028】
ステップS38では、ステップS34で行われた再認証の結果がOKであるか、否かを判別する。判別結果が真(Yes)で認証結果がOKであれば、ステップS40に進む。判別結果が偽(No)で認証結果がNGであれば、ステップS42に進む。
ステップS40では、フラグをOKとしてフラグを記憶する。そして、ステップS34へ戻る。
【0029】
一方、ステップS42では、フラグをNGとしてフラグを記憶する。そして、ステップS44に進む。
ステップS44では、キー10が正規のキーでない不正なキーを使用しているとしてENG−ECU60に対して、エンジン始動不許可信号を送信する。即ち、エンジンは始動されない。そして、本ルーチンをリターンする。
【0030】
このように、本発明の実施形態に係る車両盗難防止装置では、キー10のトランスポンダ11に記憶されたIDコードがキーリングアンテナ22を介して取得される。そして、取得されたキー10のトランスポンダ11に記憶されたIDコードとイモビライザECU50内に暗号化されて記憶されているIDコードとが一致するかの認証を行う。IDコードが一致すればフラグをOKとしてフラグを記憶する。また、IDコードが一致しなければ、フラグをNGとして記憶する。そしてイグニッションスイッチ21の位置を判別しLOCK位置であれば、キースイッチ23の状態を判別する。キースイッチ23がONであり、そして、ドアスイッチ30にてドアの開閉が検知され、更にリモート施錠装置40を用いて車両のドアの施錠がされていれば、運転者が車両から降車したとして記憶したフラグをクリア(破棄)するようにしている。
【0031】
従って、運転者が車両から降車すると保持していた認証結果をクリア(破棄)するようにしているので、例えばキースイッチ23が故障し、キーシリンダ21からキー10の抜き差しを検知することができなくなっても、確実にフラグをクリア(破棄)することができ、正規のIDコードを有しない不正なキーによりエンジン始動操作が行われても、エンジンが始動することを防止し、車両の盗難を防止することができる。
【0032】
また、キー10のキーシリンダ21への抜き差しを既存のキースイッチ23を用いているので、コストの増加を抑え、確実にキー10の抜き差しを検知することができる。
以上で発明の実施形態の説明を終えるが、本発明の形態は上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、ドアスイッチ30によるドアの開閉及びリモート施錠装置40によるドアの施錠に基づき車両からの運転者の降車を判別するようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば、着座センサを運転席に備え、着座センサからの出力に基づいて車両からの運転者の降車を判別するようにしても良い。
【符号の説明】
【0033】
1 車両盗難防止装置
10 キー
11 トランスポンダ
20 キーシリンダ
22 キーリングアンテナ
23 キースイッチ(キー検知手段)
30 ドアスイッチ(ドア開閉動作検知手段)
40 リモート施錠装置(遠隔施錠操作手段)
50 イモビライザECU(制御手段)
60 ENG−ECU

【特許請求の範囲】
【請求項1】
IDコードを有する車両と、IDコードが登録されるキーと、前記キーが挿入され前記キーの操作により前記車両の内燃機関の始動や停止等を行うキーシリンダと、前記キーシリンダへの前記キーの挿入を検知するキー検知手段と、前記キー検知手段にて前記キーシリンダへ前記キーの挿入が検知されると前記車両及び前記キーのIDコードを認証して当該認証結果を保持し、前記認証結果に基づいて前記車両の内燃機関の始動を制御する制御手段とを備える車両盗難防止装置において、
運転者の前記車両からの降車を検知する降車検知手段を備え、
前記制御手段は、前記キー検知手段にて前記キーシリンダへの前記キーの挿入が検知されて前記IDコードの認証結果が保持されているときに、前記キー検知手段にて前記キーシリンダから前記キーの抜き取りが検知される、或いは前記降車検知手段にて前記車両から前記運転者の降車が検知された場合に、保持した前記認証結果を破棄することを特徴とする車両盗難防止装置。
【請求項2】
前記降車検知手段は、
前記車両のドアの開閉動作を検知するドア開閉動作検知手段と、
前記ドアを遠隔操作にて施錠する遠隔施錠操作手段とからなり、
前記制御手段は、前記キー検知手段にて前記キーシリンダから前記キーの抜き取りが検知される、或いは前記ドア開閉検知手段にて前記ドアの開閉動作を検知した後に前記遠隔施錠操作手段にて前記ドアが遠隔操作で施錠されると、前記認証結果を破棄することを特徴とする、請求項1に記載の車両盗難防止装置。
【請求項3】
前記キー検知手段は、前記キーシリンダに備えられたキースイッチであることを特徴とする、請求項1或いは2に記載の車両盗難防止装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−148602(P2012−148602A)
【公開日】平成24年8月9日(2012.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−7055(P2011−7055)
【出願日】平成23年1月17日(2011.1.17)
【出願人】(000006286)三菱自動車工業株式会社 (2,892)
【Fターム(参考)】