説明

車両車体の製造ライン

【課題】本発明は、車両車体製造ラインにおいて、主ラインの生産性を損なうことなく、複数の種類の保護材を塗布可能とする技術を提供することを課題とする。
【解決手段】車両車体の製造ライン10は、車体部品を溶接して車両のボディを製造する溶接ステージ11と、この溶接ステージ11に引き続いて設けられ車両のボディに塗装を施す塗装ステージ12と、この塗装ステージ12に引き続いて設けられボディの塗膜を保護する塗膜保護材を塗布する塗膜保護材塗布ステージ13と、保護膜が塗布されたボディに車両部品を組み込む艤装ステージ15とからなる。この保護材塗布ステージ13には、異なる種類の塗膜保護材を塗布できるようにした複数の塗布サブライン21〜23が並列に設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、塗装後のボディに保護材を塗布する保護材塗布ステージを有する車両車体の製造ラインの改良に関する。
【背景技術】
【0002】
ホワイトボディに塗装を施す塗装ステージを有し、塗装後のボディに保護材を塗布する保護材塗布ステージを有する車両車体の製造ラインが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特許第2793110号(図1)
【0003】
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図4は従来の技術の基本構成を説明する図であり、車両車体の製造ライン100は、ホワイトボディに塗装を施す塗装工程101と、塗装後のボディに塗膜保護材(単に、「保護材」とも云う。)を塗布する保護材塗布工程103と、保護材が塗布されたボディに車両部品を組み込む組立工程102とを有する。
【0004】
ところで、車体製造ライン100に設けられた塗膜保護材塗布工程103において、ボディの塗装表面への傷付きや塵埃の付着防止のために一時保護膜を塗布したり、超撥水性能を付加するために、フッ素コーテイング処理する場合など、異なる種類の保護材を塗布する場合がある。この場合において、保護材の種類によって、ボディへの塗布に要する作業時間が異なるため、多種類の車体を混流させて生産を行う場合には作業時間の変化により、保護材の種類によっては製造ラインの流動タクトに追従できない状態が発生する。
【0005】
また、複数の種類の保護材を塗布するときに、塗布材の種類によって無駄な空き時間が発生するなど、主ライン105全体の流動性が低下したり、生産性が損なわれるという不都合があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、車両車体製造ラインにおいて、主ラインの生産性を損なうことなく、複数の種類の保護材を塗布可能とする技術を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に係る発明では、溶接により車両のボディを製造する溶接ステージと、ボディに塗装を施す塗装ステージと、乾燥後の塗膜に保護材を塗布して保護膜を形成する保護材塗布ステージと、保護膜が塗布されたボディに車両部品を組み込む艤装ステージとがこの順に配置されている車両車体の製造ラインにおいて、保護材塗布ステージは、製造ラインから分流されたボディに所定の保護材を塗布する複数の塗布サブラインが設けられ、各塗布サブラインにボディを往復させる移動時間に保護材の塗布に要する作業時間を加えた各合計時間を略均等に設定したことを特徴とする。
【0008】
請求項2に係る発明では、塗布サブラインに、保護材の塗布に要する作業時間が大である第1塗布サブラインと、この第1塗布サブラインよりは保護材の塗布に要する作業時間が小さな第2塗布サブラインとが含まれ、第1塗布サブラインは、塗装ステージ及び艤装ステージを通る主ラインに配置され、第2塗布サブラインは、保護材の塗布に要する作業時間に主ラインから第2塗布サブラインへボディを往復させる移動時間を加えた合計時間と、第1塗布サブラインでの保護材の塗布に要する作業時間に、主ラインにおいてボディを往復させる移動時間を加えた合計時間と、がほぼ等しくなるように主ラインから分流して設けられたことを特徴とする。
【0009】
請求項3に係る発明では、各塗布サブラインは、ボディを塗装ステージから来た車両順序に従って艤装ステージへ送り出すように、製造ライン管理手段により、各塗布サブラインの進度を管理し、ターミナルへの到着時間を管理するようにしたことを特徴とする。
【0010】
請求項4に係る発明では、塗布サブラインには、保護材の一つとしてフッ素コーテイング処理工程を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に係る発明では、保護材塗布ステージにおいて、各塗布サブラインの保護材塗布時間に移動時間を加えた各合計時間が略均等になるようにする。
このとき、合計時間を主ラインのタクトタイムに合わせるようにすれば、主ラインの生産性を損なうことなく、複数の種類の保護材を塗布することができる。
【0012】
請求項2に係る発明では、第2塗布サブラインは、保護材の塗布に要する作業時間に主ラインから第2塗布サブラインへボディを往復させる移動時間を加えた合計時間と、第1塗布サブラインでの保護材の塗布に要する作業時間にボディを移動させる移動時間を加えた合計時間と、がほぼ等しくなるように主ラインから分流して設けられた。
合計時間がほぼ等しくなるように複数の塗布サブラインを主ラインから分流させれば、塗布サブラインは増設可能となり、取り扱える保護材の種類を増加させることができる。
【0013】
請求項3に係る発明では、塗布サブラインは、ボディを塗装ステージから来た車両順序に従って艤装ステージへ送り出すように、各塗布サブラインの進度を管理し、ターミナルへの到着時間を管理するようにした。
各塗布サブラインへボディを往復させる移動時間の制御を、往復用コンベアの速度制御により行うようにすれば、艤装ステージから来た車両順序が変わることはなく、生産計画に沿った生産を行うことができる。
【0014】
請求項4に係る発明は、塗布サブラインには、保護材の一つとしてフッ素コーテイング処理工程を含んでいる。塗布サブラインに、フッ素コーテイング処理工程を含ませることで、車体製造ラインで超撥水性処理することが可能となり、さらに、他の保護材の処理も行うことが可能となるなど、塗布サブラインにおいて、塗布可能な保護材の種類の拡大を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車両車体の製造ラインのブロック図であり、車両車体の製造ライン10は、溶接により車両のボディを製造する溶接ステージ11と、この溶接ステージ11に連結され車両のボディに塗装を施す塗装ステージ12と、この塗装ステージ12に連結され乾燥後の塗膜に保護材を塗布して保護膜を形成する保護材塗布ステージ13(「塗膜保護材塗布ステージ13」とも云う。)と、この保護材塗布ステージ13に連結され保護膜が塗布されたボディを後述する製造ライン管理手段26としての生産管理コンピュータ25の生産情報に基づいて順序立てを行うターミナル14と、このターミナル14に連結され保護膜が塗布されたボディに車両部品を組み込む艤装ステージ15と、この艤装ステージ15に連結され完成した車両の検査を行う最終検査ステージ16とからなる。
すなわち、車両車体の製造ライン10は、溶接ステージ11と、塗装ステージ12と、保護材塗布ステージ13と、艤装ステージ15とがこの順に配置されている。
【0016】
保護材塗布ステージ13には、製造ラインとしての主ライン24から分岐部31で分流されたボディに所定の保護材を塗布する複数の塗布サブラインが設けられている。つまり、保護材塗布ステージ13は、並列に設けられている第1〜第3塗布サブライン21〜23を含み、各塗布サブラインにおいて、異なる種類の塗膜保護材を塗布するようにした。
【0017】
そして、保護材塗布時間が最も短い第3塗布サブライン23を、主ライン24から最も離れた位置に配置し、次に、第3塗布サブライン23の次に保護材塗布時間が短い第2塗布サブライン22を、第3塗布サブライン23よりも主ライン24に近づけて配置し、保護材塗布時間(「作業時間」とも云う。)が最も長い第1塗布サブライン21を、主ライン24に直結して配置させた。
【0018】
車体生産情報によって、塗装が施されたボディを所定の塗布サブラインに移動させ、所定の塗膜保護材を塗布する。つまり、各塗布サブライン21〜23において、要求に合う塗膜保護材を塗布する。
【0019】
図中、25は主ライン24の生産を管理する生産管理用コンピュータである。
保護材塗布ステージ13には、分岐コンベア制御部32と戻りコンベア制御部33とが備えられ、これらコンベア制御部32、33に車体生産情報が伝達される。分岐コンベア制御部32によって、所定のサブラインに車体が導かれ、保護材が塗布され、戻りコンベア制御部33によって、保護材を塗布した車体は所定のサブラインに戻される。
【0020】
具体的には、塗布サブラインは、製造ライン管理手段としての生産管理用コンピュータ25をにより、ボディを塗装ステージから来た車両順序に従って艤装ステージへ送り出すように各塗布サブラインの進度が管理されるとともに、ターミナルへの到着時間が管理されている。
【0021】
各塗布サブラインへボディを往復させる移動時間の制御を、往復用コンベアの速度制御により行うようにすれば、艤装ステージから来た車両順序が変わることはなく、生産計画に沿った生産を行うことができる。
【0022】
本実施例において、第1塗布サブライン21には、フッ素コーテイング処理工程34が設けられ、第2塗布サブライン22には、高光沢クリヤ膜処理工程が設けられ、第3塗布サブライン23には、一次保護膜塗布工程が設けられている。
塗布サブライン21〜23の数は3つであるが、4つ以上でも差し支えない。
【0023】
図2は保護材塗布ステージを構成している各塗布サブラインの時間構成を説明する図である。
塗装ステージ12から第1塗布サブライン21までボディが移動する移動時間をt11、アイドル時間などを含む保護材塗布時間をt1、第1塗布サブライン21からターミナル14までボディが移動する移動時間をt12とするとき、合計時間T1は、(t11+t1+t12)である。
【0024】
塗装ステージ12から第2塗布サブライン22までボディが移動する移動時間をt21、アイドル時間などを含む保護材塗布時間をt2、第2塗布サブライン22からターミナル14までボディが移動する移動時間をt22とするとき、合計時間T2は、(t21+t2+t22)である。
【0025】
同様に、塗装ステージ12から第3塗布サブライン23までボディが移動する移動時間をt31、アイドル時間などを含む保護材塗布時間をt3、第3塗布サブライン23からターミナル14までボディが移動する移動時間をt32とするとき、合計時間T3は、(t31+t3+t32)で表すことができる。
【0026】
ここで、第1塗布サブライン21では、第1保護材が塗布され、第2塗布サブライン22では、第2保護材が塗布され、第3塗布サブライン23では、第3保護材が塗布される。第1保護材と第2保護材と第3保護材とは各々異なる材料であるため、保護材塗布時間は異なる。本実施例において、t3<t2<t1の関係にある。
【0027】
図3は各塗布サブラインにおいて保護材塗布時間と移動時間を合計した合計時間を等しくすることを説明する図である。
保護材塗布ステージ(図1の符号13)は、互いに並行に配置される3つの塗布サブライン(図1の符号21〜23)で構成され、これらの塗布サブライン21〜23に、保護材の塗布に要する作業時間(t1)が最大である第1塗布サブライン21と、この第1塗布サブライン21よりは保護材の塗布に要する作業時間(t2)が小さな第2塗布サブライン22と、この第2塗布サブライン22よりは保護材の塗布に要する作業時間(t3)が小さな第3塗布サブライン23とからなる。
【0028】
図1と図3を参照して、第1塗布サブライン21は、塗装ステージ12及び艤装ステージ15を通る主ライン24に配置されている。次に、第2塗布サブライン22は、保護材の塗布に要する作業時間(t2)に主ライン24から第2塗布サブライン22へボディを往復させる移動時間(t21+t22)を加えた合計時間(T2)が、第1塗布サブライン21での保護材の塗布に要する時間(T1)とほぼ等しくなるように主ライン24から離して設けられている。
【0029】
最後に、第3塗布サブライン23は、保護材の塗布に要する作業時間(t3)に主ライン24から第3塗布サブライン23へボディを往復させる移動時間(t31+t32)を加えた合計時間(T3)が、第1塗布サブライン21での保護材の塗布に要する時間(T1)とほぼ等しくなるように主ライン24から離して設けられている。
【0030】
つまり、合計時間は、T1≒T2≒T3の関係にある。保護材塗布時間の大小によって、移動時間を調整し、各々の塗布サブラインの合計時間(T1、T2、T3)がほぼ等しくなるように、主ライン24に対して各塗布サブライン21〜23を配置する。
【0031】
なお、各々の塗布サブラインの合計時間がほぼ等しくなるように、複数の塗布サブラインを主ラインから分流させれば、塗布サブラインは4つ以上に増設可能となり、取り扱うことが可能な保護材の種類を増加させることができる。
【0032】
具体的には、塗布サブラインは、保護材の一つとしてフッ素コーテイング処理工程を含んでいる。塗布サブラインに、フッ素コーテイング処理工程を含ませることで、車体製造ラインで超撥水性処理することが可能となり、さらに、他の保護材の処理も行うことが可能となるなど、塗布サブラインにおいて、塗布可能な保護材の種類の拡大を図ることができる。
【0033】
以上に述べた保護材塗布ステージを備える車両車体の製造ラインの作用を次に述べる。
図1に戻って、車両車体の製造ライン10において、塗装ステージ12と艤装ステージ15との間には、保護材塗布ステージ13が設けられ、塗膜上に保護材を塗布するようにした。
【0034】
車両車体の製造ライン10に保護材塗布ステージ13を設けたので、車両車体の製造ライン10の外で個別の車両に塗膜保護材を塗布する場合に較べて、保護材を塗布する効率を飛躍的に高めることができる。保護材の塗布効率が高まるため、塗布コストの低減が図れる。また、車両車体の製造ライン10における作業であるため、塗膜保護材の塗布品質を容易に確保することができる。
【0035】
加えて、艤装ステージ15において、車両部品を組み込むときに、塗膜の表面は保護材で覆われているので、作業者の体の一部や工具などが塗膜に接触したときに、塗膜に傷などをつき難くすることができる。また、塗膜を保護材で覆うことによって、車両部品を組み込むときに車両に一時的に装着する傷防止カバーを省略することも可能となる。
【0036】
ところで、車両を滞留させる環境や滞留期間などによって、塗膜保護材に要求される性能は異なっており、要求される性能に合わせるため、複数の種類の塗膜保護材が利用されている。つまり、車両を保管する環境に合わせてあらかじめ選択した塗膜保護材がボディに塗布される。
【0037】
従来、複数の品種の塗膜保護材から選択した1つの塗膜保護材を車両車体の製造ライン10内で塗布する場合に、通常、保護材塗布時間に差があることなどから、異なる品種の塗膜保護材を主ライン24で塗布すると、生産性を著しく損なう場合があった。
【0038】
この点、本発明では、保護材塗布ステージ13において、各塗布サブライン21〜23の保護材塗布時間と移動時間を合計した合計時間(T)がほぼ等しくなるように、第1塗布サブライン21を主ライン24に直結し、第2塗布サブライン22を主ライン24から離して配置し、第3塗布サブライン23を主ライン24からさらに離して配置する。
【0039】
塗布サブラインには、個々に別個の保護材処理工程を行う以外に、保護材塗布時間と移動時間の合計時間(T)が他のサブラインと等しくなるようにすればよく、そのサブラインの中で、ある所定の保護材塗布時間が短い場合には、その空いた時間を、他の保護材塗布にあてることも可能である。
【0040】
保護材塗布ステージ13において、保護材塗布時間に移動時間を加えた合計時間(T)を主ライン24のサイクルタイムに合わせれば、主ライン24の生産性を損なうことなく、複数の種類の保護材を塗布することができる。
【0041】
尚、本発明は、実施の形態では四輪車の製造ライン適用したが、三輪車の製造ラインにも適用可能であり、一般の車両の製造ラインに適用することは差し支えない。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明は、塗膜を保護する保護材を塗布する車両車体の製造ラインに好適である。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明に係る車両車体の製造ラインのブロック図である。
【図2】保護材塗布ステージを構成している各塗布サブラインの時間構成を説明する図である。
【図3】各塗布サブラインにおいて保護材塗布時間と移動時間を合計した合計時間を等しくすることを説明する図である。
【図4】従来の技術の基本構成を説明する図である。
【符号の説明】
【0044】
10…車両車体の製造ライン、11…溶接ステージ、12…塗装ステージ、13…保護材塗布ステージ、14…ターミナル、15…艤装ステージ、20…塗布サブライン、21…第1塗布サブライン、22…第2塗布サブライン、23…第3塗布サブライン、24…主ライン。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
溶接により車両のボディを製造する溶接ステージと、前記ボディに塗装を施す塗装ステージと、乾燥後の塗膜に保護材を塗布して保護膜を形成する保護材塗布ステージと、保護膜が塗布されたボディに車両部品を組み込む艤装ステージとがこの順に配置されている車両車体の製造ラインにおいて、
前記保護材塗布ステージは、前記製造ラインから分流されたボディに所定の保護材を塗布する複数の塗布サブラインが設けられ、各塗布サブラインにボディを往復させる移動時間に保護材の塗布に要する作業時間を加えた各合計時間を略均等に設定したことを特徴とする車両車体の製造ライン。
【請求項2】
前記塗布サブラインに、保護材の塗布に要する作業時間が大である第1塗布サブラインと、この第1塗布サブラインよりは保護材の塗布に要する作業時間が小さな第2塗布サブラインとが含まれ、
前記第1塗布サブラインは、前記塗装ステージ及び前記艤装ステージを通る主ラインに配置され、
前記第2塗布サブラインは、保護材の塗布に要する作業時間に前記主ラインから前記第2塗布サブラインへボディを往復させる移動時間を加えた合計時間と、前記第1塗布サブラインでの保護材の塗布に要する作業時間に、前記主ラインにおいてボディを往復させる移動時間を加えた合計時間と、がほぼ等しくなるように主ラインから分流して設けられたことを特徴とする請求項1記載の車両車体の製造ライン。
【請求項3】
前記各塗布サブラインは、ボディを前記塗装ステージから来た車両順序に従って前記艤装ステージへ送り出すように、製造ライン管理手段により、前記各塗布サブラインの進度を管理し、ターミナルへの到着時間を管理するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両車体の製造ライン。
【請求項4】
前記塗布サブラインには、前記保護材の一つとしてフッ素コーテイング処理工程を含むことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の車両車体の製造ライン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−104979(P2008−104979A)
【公開日】平成20年5月8日(2008.5.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−291572(P2006−291572)
【出願日】平成18年10月26日(2006.10.26)
【出願人】(000005326)本田技研工業株式会社 (23,863)
【Fターム(参考)】