遊技機及びシミュレーションプログラム
【課題】 複数の段階で各種の演出が実行されることによって、演出の複雑化を招くことなく、興趣の向上を図ることができる遊技機及びシミュレーションプログラムを提供する。
【解決手段】 パチンコ遊技機10には、識別情報の可変表示が行われている間に、所定の上限段階数以内の複数段階で実行可能なカットイン予告演出のそれぞれを実行するための複数種類のカットイン予告演出パターンが記憶されている。パチンコ遊技機10は、大当り遊技状態に移行させるか否かの決定結果に応じて、複数種類のカットイン予告演出パターンから、所定の上限段階数目にあたる段階を除くいずれかの段階がリーチ演出に対応したカットイン予告演出パターンを決定し、カットイン予告演出パターンに基づくカットイン予告演出を実行する。
【解決手段】 パチンコ遊技機10には、識別情報の可変表示が行われている間に、所定の上限段階数以内の複数段階で実行可能なカットイン予告演出のそれぞれを実行するための複数種類のカットイン予告演出パターンが記憶されている。パチンコ遊技機10は、大当り遊技状態に移行させるか否かの決定結果に応じて、複数種類のカットイン予告演出パターンから、所定の上限段階数目にあたる段階を除くいずれかの段階がリーチ演出に対応したカットイン予告演出パターンを決定し、カットイン予告演出パターンに基づくカットイン予告演出を実行する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
識別情報の可変表示を行う可変表示手段と、
遊技者に有利な大当り遊技状態に移行させるか否かを決定する大当り決定手段と、
前記大当り決定手段によって決定された結果に基づいて、前記可変表示手段において前記識別情報の可変表示が行われている間に実行可能であり、遊技に関する第一の演出パターンを決定する第一の演出パターン決定手段と、
前記第一の演出パターン決定手段によって決定された第一の演出パターンに基づく第一の演出を実行する演出実行手段とを備えた遊技機であって、
前記可変表示手段において前記識別情報の可変表示が行われている間に、所定の上限段階数以内の複数段階で実行可能な第二の演出のそれぞれを実行するための複数種類の第二の演出パターンが記憶された第二の演出パターン記憶手段と、
前記大当り決定手段によって決定された結果に応じて、前記第二の演出パターン記憶手段に記憶された複数種類の第二の演出パターンから、前記第一の演出パターン決定手段によって決定された第一の演出パターンに基づく第一の演出に、前記所定の上限段階数目にあたる段階を除くいずれかの段階が対応した第二の演出パターンを決定する第二の演出パターン決定手段とを備え、
前記演出実行手段は、前記第二の演出パターン決定手段によって決定された第二の演出パターンに基づく第二の演出を実行する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項2】
請求項1に記載の遊技機において、
前記第二の演出パターン決定手段は、前記第一の演出パターン決定手段によって決定された第一の演出パターンに基づく第一の演出より以前に実行される演出に対応する演出パターンとして前記第二の演出パターンを決定する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の遊技機において、
前記第二の演出パターン決定手段は、前記大当り決定手段によって大当り遊技状態に移行させると決定された場合には、前記大当り決定手段によって大当り遊技状態に移行させないと決定された場合よりも高い確率で、段階の数が相対的に多い演出パターンを前記第二の演出パターンとして決定する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載の遊技機において、
前記第二の演出パターン決定手段は、前記大当り決定手段によって大当り遊技状態に移行させないと決定された場合には、前記第一の演出パターン決定手段によって決定された第一の演出パターンには対応しない演出パターンを前記第二の演出パターンとして決定しない機能を有し、
前記第二の演出パターン決定手段は、前記大当り決定手段によって大当り遊技状態に移行させると決定されたときには、前記第一の演出パターン決定手段によって決定された第一の演出パターンには対応しない演出パターンを所定の確率で前記第二の演出パターンとして決定する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項5】
識別情報の可変表示の表示制御を行う可変表示制御処理と、
遊技者に有利な大当り遊技状態に移行させるか否かを決定する大当り決定処理と、
前記大当り決定処理において決定された結果に基づいて、前記可変表示制御処理において前記識別情報の可変表示が行われている間に実行可能であり、遊技に関する第一の演出を決定する第一の演出パターン決定処理と、
前記第一の演出パターン決定処理において決定された第一の演出パターンに基づく第一の演出を実行する演出実行処理とをコンピュータに実行させるシミュレーションプログラムであって、
前記大当り決定処理において決定された結果に応じて、前記可変表示制御処理において前記識別情報の可変表示が行われている間に、所定の上限段階数以内の複数段階で実行可能な第二の演出のそれぞれを実行するために段階単位で記憶された複数種類の第二の演出パターンから、前記第一の演出パターン決定処理において決定された第一の演出パターンに基づく第一の演出に、前記所定の上限段階数目にあたる段階を除くいずれかの段階が対応した第二の演出パターンを決定する第二の演出パターン決定処理と、
前記演出実行処理において、前記第二の演出パターン決定処理において決定された第二の演出パターンに基づく第二の演出を実行する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするシミュレーションプログラム。
【請求項1】
識別情報の可変表示を行う可変表示手段と、
遊技者に有利な大当り遊技状態に移行させるか否かを決定する大当り決定手段と、
前記大当り決定手段によって決定された結果に基づいて、前記可変表示手段において前記識別情報の可変表示が行われている間に実行可能であり、遊技に関する第一の演出パターンを決定する第一の演出パターン決定手段と、
前記第一の演出パターン決定手段によって決定された第一の演出パターンに基づく第一の演出を実行する演出実行手段とを備えた遊技機であって、
前記可変表示手段において前記識別情報の可変表示が行われている間に、所定の上限段階数以内の複数段階で実行可能な第二の演出のそれぞれを実行するための複数種類の第二の演出パターンが記憶された第二の演出パターン記憶手段と、
前記大当り決定手段によって決定された結果に応じて、前記第二の演出パターン記憶手段に記憶された複数種類の第二の演出パターンから、前記第一の演出パターン決定手段によって決定された第一の演出パターンに基づく第一の演出に、前記所定の上限段階数目にあたる段階を除くいずれかの段階が対応した第二の演出パターンを決定する第二の演出パターン決定手段とを備え、
前記演出実行手段は、前記第二の演出パターン決定手段によって決定された第二の演出パターンに基づく第二の演出を実行する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項2】
請求項1に記載の遊技機において、
前記第二の演出パターン決定手段は、前記第一の演出パターン決定手段によって決定された第一の演出パターンに基づく第一の演出より以前に実行される演出に対応する演出パターンとして前記第二の演出パターンを決定する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の遊技機において、
前記第二の演出パターン決定手段は、前記大当り決定手段によって大当り遊技状態に移行させると決定された場合には、前記大当り決定手段によって大当り遊技状態に移行させないと決定された場合よりも高い確率で、段階の数が相対的に多い演出パターンを前記第二の演出パターンとして決定する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載の遊技機において、
前記第二の演出パターン決定手段は、前記大当り決定手段によって大当り遊技状態に移行させないと決定された場合には、前記第一の演出パターン決定手段によって決定された第一の演出パターンには対応しない演出パターンを前記第二の演出パターンとして決定しない機能を有し、
前記第二の演出パターン決定手段は、前記大当り決定手段によって大当り遊技状態に移行させると決定されたときには、前記第一の演出パターン決定手段によって決定された第一の演出パターンには対応しない演出パターンを所定の確率で前記第二の演出パターンとして決定する機能を有することを特徴とする遊技機。
【請求項5】
識別情報の可変表示の表示制御を行う可変表示制御処理と、
遊技者に有利な大当り遊技状態に移行させるか否かを決定する大当り決定処理と、
前記大当り決定処理において決定された結果に基づいて、前記可変表示制御処理において前記識別情報の可変表示が行われている間に実行可能であり、遊技に関する第一の演出を決定する第一の演出パターン決定処理と、
前記第一の演出パターン決定処理において決定された第一の演出パターンに基づく第一の演出を実行する演出実行処理とをコンピュータに実行させるシミュレーションプログラムであって、
前記大当り決定処理において決定された結果に応じて、前記可変表示制御処理において前記識別情報の可変表示が行われている間に、所定の上限段階数以内の複数段階で実行可能な第二の演出のそれぞれを実行するために段階単位で記憶された複数種類の第二の演出パターンから、前記第一の演出パターン決定処理において決定された第一の演出パターンに基づく第一の演出に、前記所定の上限段階数目にあたる段階を除くいずれかの段階が対応した第二の演出パターンを決定する第二の演出パターン決定処理と、
前記演出実行処理において、前記第二の演出パターン決定処理において決定された第二の演出パターンに基づく第二の演出を実行する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするシミュレーションプログラム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【公開番号】特開2006−149784(P2006−149784A)
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−346413(P2004−346413)
【出願日】平成16年11月30日(2004.11.30)
【出願人】(598098526)アルゼ株式会社 (7,628)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年11月30日(2004.11.30)
【出願人】(598098526)アルゼ株式会社 (7,628)
【Fターム(参考)】
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