遊技機
【課題】開閉体の不正な開放操作を行いづらくすることが可能な遊技機を提供すること。
【解決手段】施錠装置23は、縦長の基枠401を備えているとともに、当該基枠401に支持されるようにしてキーシリンダ411及び解錠連動杆441を備えている。解錠連動杆441は、施錠ユニット442が上下に一体化された状態で基枠401に支持されている。各施錠ユニット442は、鉤金具443と規制金具444とを備えている。これら鉤金具443及び規制金具444が、前面扉が閉鎖された状態において筐体に設けられた施錠受け板部に対して係合関係を生じさせることにより、前面扉が施錠状態とされる。この場合に、キーシリンダ411に対するキー操作を行うことなく施錠ユニット442による係合関係を解除するためには、当該施錠ユニット442に対して複数の方向に外力を付与する必要がある。
【解決手段】施錠装置23は、縦長の基枠401を備えているとともに、当該基枠401に支持されるようにしてキーシリンダ411及び解錠連動杆441を備えている。解錠連動杆441は、施錠ユニット442が上下に一体化された状態で基枠401に支持されている。各施錠ユニット442は、鉤金具443と規制金具444とを備えている。これら鉤金具443及び規制金具444が、前面扉が閉鎖された状態において筐体に設けられた施錠受け板部に対して係合関係を生じさせることにより、前面扉が施錠状態とされる。この場合に、キーシリンダ411に対するキー操作を行うことなく施錠ユニット442による係合関係を解除するためには、当該施錠ユニット442に対して複数の方向に外力を付与する必要がある。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持体に開閉可能に支持されるものであって、当該支持体に閉鎖された状態において施錠手段が施錠状態となることにより開方向への移動が阻止される開閉体を備え、
前記施錠手段は、
前記支持体及び前記開閉体のうち一方に設けられた係合受け手段と、
前記支持体及び前記開閉体のうち他方に設けられ、前記係合受け手段との間の係合関係により前記施錠状態となるようにする係合手段と、
遊技機前面側から解錠操作が行われる操作部を有する外部操作手段と、
当該外部操作手段に対する解錠操作に伴い移動し、前記係合受け手段及び前記係合手段のうち一方である追従対象を移動させることにより、前記係合手段と前記係合受け手段との間の係合関係を解除させて前記施錠状態を解除させる連動手段と、
を備え、
前記係合関係を解除させて前記開閉体を開方向に移動可能とさせる場合、前記追従対象を複数の方向に変位させる必要がある構成であることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記連動手段は、前記解錠操作に伴い所定の縦方向に変位する構成であり、
前記複数の方向の変位には、前記所定の縦方向の変位と、当該所定の縦方向の変位とは異なる方向への変位とが含まれることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記複数の方向の変位には、第1方向への変位と、当該第1方向に交差する第2方向への変位とが含まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記追従対象は、
前記係合関係を解除させる場合に少なくとも第1方向に変位する第1変位部と、
当該第1変位部とは別部材として設けられ、前記係合関係を解除させる場合に少なくとも第2方向に変位する第2変位部と、
を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の遊技機。
【請求項5】
前記開閉体は、閉鎖された状態において前記支持体に対して前方から当接する構成であり、
前記連動手段は、前記解錠操作に伴い所定の縦方向に変位する構成であり、
前記第1変位部は、前記施錠状態において、前記係合受け手段及び前記係合手段のうち前記追従対象ではない非追従対象に対して、前後方向のうちの一方である特定方向から対向する部位を有しており、当該部位が前記非追従対象に対して前記特定方向から対向していることにより前記開閉体の開方向への移動が阻止される構成であり、
前記第2変位部は、前記施錠状態において、前記非追従対象に対して、前記所定の縦方向の逆方向から対向する部位を有しており、
前記第1方向は、前記所定の縦方向であり、
前記第2方向は、前記特定方向に対して逆方向の成分を含む方向であることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
【請求項6】
前記第1変位部は、前記所定の縦方向の逆方向に向けて開放され、前記施錠状態において前記非追従対象の一部が入り込む溝部を有しており、
前記第2変位部は、前記第1変位部に対して前記所定の縦方向の逆方向に存在しており、前記施錠状態において前記溝部と対向するものであることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
【請求項7】
前記第2変位部は、回動可能に支持されていることにより、前記係合関係を解除させる場合に少なくとも前記特定方向の逆方向に変位するものであることを特徴とする請求項5又は6に記載の遊技機。
【請求項1】
支持体に開閉可能に支持されるものであって、当該支持体に閉鎖された状態において施錠手段が施錠状態となることにより開方向への移動が阻止される開閉体を備え、
前記施錠手段は、
前記支持体及び前記開閉体のうち一方に設けられた係合受け手段と、
前記支持体及び前記開閉体のうち他方に設けられ、前記係合受け手段との間の係合関係により前記施錠状態となるようにする係合手段と、
遊技機前面側から解錠操作が行われる操作部を有する外部操作手段と、
当該外部操作手段に対する解錠操作に伴い移動し、前記係合受け手段及び前記係合手段のうち一方である追従対象を移動させることにより、前記係合手段と前記係合受け手段との間の係合関係を解除させて前記施錠状態を解除させる連動手段と、
を備え、
前記係合関係を解除させて前記開閉体を開方向に移動可能とさせる場合、前記追従対象を複数の方向に変位させる必要がある構成であることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記連動手段は、前記解錠操作に伴い所定の縦方向に変位する構成であり、
前記複数の方向の変位には、前記所定の縦方向の変位と、当該所定の縦方向の変位とは異なる方向への変位とが含まれることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記複数の方向の変位には、第1方向への変位と、当該第1方向に交差する第2方向への変位とが含まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記追従対象は、
前記係合関係を解除させる場合に少なくとも第1方向に変位する第1変位部と、
当該第1変位部とは別部材として設けられ、前記係合関係を解除させる場合に少なくとも第2方向に変位する第2変位部と、
を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の遊技機。
【請求項5】
前記開閉体は、閉鎖された状態において前記支持体に対して前方から当接する構成であり、
前記連動手段は、前記解錠操作に伴い所定の縦方向に変位する構成であり、
前記第1変位部は、前記施錠状態において、前記係合受け手段及び前記係合手段のうち前記追従対象ではない非追従対象に対して、前後方向のうちの一方である特定方向から対向する部位を有しており、当該部位が前記非追従対象に対して前記特定方向から対向していることにより前記開閉体の開方向への移動が阻止される構成であり、
前記第2変位部は、前記施錠状態において、前記非追従対象に対して、前記所定の縦方向の逆方向から対向する部位を有しており、
前記第1方向は、前記所定の縦方向であり、
前記第2方向は、前記特定方向に対して逆方向の成分を含む方向であることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
【請求項6】
前記第1変位部は、前記所定の縦方向の逆方向に向けて開放され、前記施錠状態において前記非追従対象の一部が入り込む溝部を有しており、
前記第2変位部は、前記第1変位部に対して前記所定の縦方向の逆方向に存在しており、前記施錠状態において前記溝部と対向するものであることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
【請求項7】
前記第2変位部は、回動可能に支持されていることにより、前記係合関係を解除させる場合に少なくとも前記特定方向の逆方向に変位するものであることを特徴とする請求項5又は6に記載の遊技機。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【公開番号】特開2013−22141(P2013−22141A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−158083(P2011−158083)
【出願日】平成23年7月19日(2011.7.19)
【出願人】(000144522)株式会社三洋物産 (4,662)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年7月19日(2011.7.19)
【出願人】(000144522)株式会社三洋物産 (4,662)
【Fターム(参考)】
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