説明

CRTH2、COX−2およびFAAHのモジュレーター

CRTH2、COX−2、およびFAAHの中の1つまたは複数のモジュレーターである特定の置換インドールについて説明する。該化合物は、疼痛および/または炎症、ならびにその他の障害を治療するのに有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
次式
【化1】

を有する化合物であって、式中、
は、Hまたはハロゲンであり、
は、H、ハロゲン、またはR2BO−
[ここで、R2Bは、
(a)H、
(b)1つまたは複数のハロゲン、−OH、−NH、−C(O)OHで独立に置換されていてもよいC〜CアルキルまたはC〜Cアルケニル、
(c)
【化2】

(ここで、各R2Aは、独立に、Hであるか、あるいは1つまたは複数のハロゲン、−OH、−C(O)OH、または−NHで独立に置換されていてもよい、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜C10アリール、C〜C10シクロアルキル、またはC〜C20アリールアルキルである)から選択される]であり、
は、Hまたはハロゲンであり、
は、−O−、−S−、−N(H)−、または−N(H)S(O)−であり、
Zは、
【化3】

またはCであり、
は、H、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヒドロキシアルキル、ヒドロキシ置換C〜Cアリール、第1級、第2級または第3級C〜Cアルキルアミノ、第1級、第2級または第3級C〜Cアリールアミノ、C〜Cアルキルカルボン酸、C〜Cアルキルエステル、C〜Cアリール、C〜Cアリールカルボン酸、C〜Cアリールエステル、C〜Cアリール置換C〜Cアルキル、4〜8員複素環アルキルまたはヘテロアリール(ここで、ヘテロ原子は、O、S、S(O)、N、およびS(O)から選択される)、アルキル置換またはアリール置換4〜8員複素環アルキルまたはヘテロアリール(ここで、ヘテロ原子は、O、S、S(O)、N、およびS(O)から選択される)であり、R内の1つまたは複数のHは、ハロゲン、−OH、−C(O)OH、または−NHで置換されていてもよく、
nは、1、2、3、4または5であり、
各Rは、独立に、H、置換または非置換のC〜Cアルキル(ここで、置換基はハロゲンおよび−OHから独立に選択される)であり、
【化4】

は、C〜C飽和炭素環、Cアリール、C〜Cの不飽和非芳香族炭素環、O、S、S(O)、N、S(O)およびN(R)から独立に選択される1、2、3、4または5個のヘテロ原子を有する6員ヘテロアリール、あるいは、O、S、S(O)、N、S(O)およびN(R)から独立に選択される1、2、3、4または5個のヘテロ原子を有する3〜7員の飽和または不飽和複素環を表し、
各Rは、独立に、H、ハロゲン、−CH、−CN、−OCH、−SCH、−SCF、−OCHCF、または−CHCH(ここで、1つまたは複数のHは、ハロゲンで置換されていてもよい)であり、
mは、1、2、3、4、または5であり、
は、H、ハロゲン、−CH、−CN、−OCH、−SCH、または−CHCH(ここで、1つまたは複数のHはハロゲンで置換されていてもよい)であり、
は、H、ハロゲンまたは−CH(ここで、1つまたは複数のHはハロゲンで置換されていてもよい)であることを特徴とする化合物。
【請求項2】
【化5】

が、C〜C飽和炭素環を表す、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
前記C〜C飽和炭素環が、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロブチルおよびシクロプロピルから選択される、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
【化6】

が、C〜C不飽和非芳香族炭素環を表す、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
前記C〜C不飽和非芳香族炭素環が、シクロヘキセニル、シクロペンテニル、シクロブテニルから選択される、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
【化7】

が、6員ヘテロアリールを表す、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
前記6員ヘテロアリールが、ピラジン、ピリダジン、トリアジン、テトラジン、およびペンタジンから選択される、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
【化8】

が、3〜7員飽和複素環を表す、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
前記6員飽和複素環が、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、チオモルホリン、チオモルホリンスルホキシド、チオモルホリンスルホン、テトラヒドロピラン、テトラヒドロチオピラン、およびジオキサンから選択される、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
【化9】

が、3〜7員不飽和複素環を表す、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
前記3〜7員不飽和複素環が、チオフェン、フラン、ピロール、チアゾール、オキサゾール、イミダゾール、イソチアゾール、イソキサゾール、ピラゾール、トリアゾール、テトラゾール、オキサジアゾール、オキサトリアゾール、およびチアジアゾールから選択される、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
がHである、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
がハロゲンである、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項14】
がFまたはClである、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
2Bが、置換C〜Cアルキルまたは置換C〜Cアルケニルである、請求項1乃至14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
2Bが置換されていない、請求項1乃至14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項17】
2Bが、1つまたは複数のハロゲンで置換されていてもよいC〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルである、請求項1乃至14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項18】
2Bが、C〜Cアルキルまたはアルケニルである、請求項1乃至14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項19】
2BがC〜Cアルキルである、請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
2Bが、メチル基またはエチル基である、請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
2Bが、ハロゲンだけで置換されている、請求項1乃至15のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項22】
がHである、請求項1乃至21のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項23】
がハロゲンである、請求項1乃至22のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項24】
がClである、請求項23に記載の化合物。
【請求項25】
がFである、請求項23に記載の化合物。
【請求項26】
−C(O)Xが−C(O)ORである、請求項1乃至25のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項27】
が−S−である、請求項1乃至25のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項28】
が−N(H)−である、請求項1乃至25のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項29】
が−N(H)S(O)−である、請求項1乃至25のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項30】
Zが、
【化10】

である、請求項1乃至29のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項31】
Zが、
【化11】

またはCである、請求項1乃至29のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項32】
が、−CH、−CFH、−CHF、−CF、−CN、−OCFH、−OCH、−SCF、−SCFH、−SCH、−CHCH、および−OCFから選択される、請求項1乃至30のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項33】
が、−CH、−CFH、−CHF、−CF、−CN、−OCFH、−OCH、−SCF、−SCFH、−SCH、−CHCH、および−OCFから選択される、請求項1乃至32のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項34】
nが1または2である、請求項1乃至33のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項35】
mが1または2である、請求項1乃至34のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項36】
がHである、請求項1乃至35のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項37】
がメチル基またはエチル基である、請求項1乃至35のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項38】
が、非置換メチル基または非置換エチル基である、請求項1乃至35のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項39】
がHである、請求項1乃至38のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項40】
がOであり、かつRがHである、請求項1乃至26および請求項30乃至39のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項41】
がOであり、かつRがH以外である、請求項1乃至27および請求項30乃至39のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項42】
が、独立に置換されていてもよいC〜C10分枝アルキルである、請求項1乃至39および41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項43】
がC〜C10アルキルである、請求項1乃至39および41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項44】
がC〜Cシクロアルキルである、請求項1乃至39および41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項45】
がヒドロキシ置換C〜Cアルキルである、請求項1乃至39および41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項46】
がヒドロキシ置換C〜Cアリールである、請求項45に記載の化合物。
【請求項47】
が第1級、第2級または第3級C〜Cアルキルアミノである、請求項1乃至39および41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項48】
が第1級、第2級または第3級C〜Cアリールアミノである、請求項1乃至39および41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項49】
がC〜Cアルキルカルボン酸である、請求項1乃至39および41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項50】
がC〜Cアルキルエステルである、請求項1乃至39および41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項51】
が分枝C〜Cアルキルエステルである、請求項50に記載の化合物。
【請求項52】
がC〜Cアリールである、請求項1乃至39および41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項53】
がC〜Cアリールカルボン酸である、請求項1乃至39および41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項54】
がC〜Cアリールエステルである、請求項1乃至39および41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項55】
がC〜Cアリール置換C〜Cアルキルである、請求項1乃至39および41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項56】
がC〜C複素環アルキルまたはアリールである、請求項1乃至39および41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項57】
がアルキル置換またはアリール置換C〜C複素環アルキルまたはアリールである、請求項1乃至39および41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項58】
が置換されている、請求項1乃至39および41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項59】
が非置換である、請求項1乃至39および41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項60】
請求項1乃至59のいずれか1項に記載の化合物および薬学上許容される担体からなる医薬組成物。
【請求項61】
請求項1乃至59のいずれか1項に記載の化合物からなる組成物を投与することからなる炎症の治療方法。
【請求項62】
請求項1乃至59のいずれか1項に記載の化合物を投与することからなる不安の治療方法。
【請求項63】
請求項1乃至59のいずれか1項に記載の化合物を投与することからなる睡眠障害の治療方法。
【請求項64】
請求項1乃至59のいずれか1項に記載の化合物を投与することからなる呼吸障害の治
療方法。
【請求項65】
前記呼吸障害が喘息である、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
請求項1乃至59のいずれか1項に記載の化合物を投与することからなる、患者におけるCOX−2の活性を阻害する方法。
【請求項67】
請求項1乃至59のいずれか1項に記載の化合物を投与することからなる、患者におけるFAAHの活性を阻害する方法。
【請求項68】
がOであり、かつRがHである、請求項65に記載の方法。
【請求項69】
がOであり、かつRがH以外である、請求項66に記載の方法。
【請求項70】
請求項1乃至59のいずれか1項に記載の化合物を投与することからなる、患者におけるCRTH2の活性を調節する方法。
【請求項71】
鎮痛剤をさらに含む、請求項60に記載の医薬組成物。
【請求項72】
抗炎症剤をさらに含む、請求項60に記載の医薬組成物。
【請求項73】
式Iを有する、請求項1乃至59のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項74】
式IIを有する、請求項1乃至59のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項75】
がHである、請求項1乃至59および74のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項76】
式Iを有し、式IのRがHである、請求項1乃至59のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項77】
式Iを有し、式IのZが
【化12】

である、請求項1乃至59のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項78】
式Iを有し、式IのZがCである、請求項1乃至59のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項79】
次式
【化13】

を有する化合物であって、式中、
は、Hまたはハロゲンであり、
は、H、ハロゲン、またはR2BO−
[ここで、R2Bは、
(a)H、
(b)1つまたは複数のハロゲン、−OH、−NH、−C(O)OHで独立に置換されていてもよいC〜CアルキルまたはC〜Cアルケニル、
(c)
【化14】

(ここで、各R2Aは、独立に、H、1つまたは複数のハロゲン、−OH、−C(O)OH、または−NHで独立に置換されていてもよい、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜C10アリール、C〜C10シクロアルキル、またはC〜C20アリールアルキルである)から選択される]であり、
は、Hまたはハロゲンであり、
は、−O−、−S−、−N(H)−、または−N(H)S(O)−であり、
Zは、
【化15】

またはCであり、
は、H、C〜C10アルキル、C〜C10アルケニル、C〜C10アルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cヒドロキシアルキル、ヒドロキシ置換C〜Cアリール、第1級、第2級または第3級C〜Cアルキルアミノ、第1級、第2級
または第3級C〜Cアリールアミノ、C〜Cアルキルカルボン酸、C〜Cアルキルエステル、C〜Cアリール、C〜Cアリールカルボン酸、C〜Cアリールエステル、C〜Cアリール置換C〜Cアルキル、4〜8員複素環アルキルまたはヘテロアリール(ここで、ヘテロ原子は、O、S、S(O)、N、およびS(O)から選択される)、アルキル置換またはアリール置換4〜8員複素環アルキルまたはヘテロアリール(ここで、ヘテロ原子は、O、S、S(O)、N、およびS(O)から選択される)であり、R内の1つまたは複数のHは、ハロゲン、−OH、−C(O)OH、または−NHで置換されていることができ、
nは、1、2、3、4または5であり、
各Rは、独立に、H、置換されていてもよいC〜Cアルキル(ここで、置換基はハロゲンおよび−OHから独立に選択される)であり、
【化16】

は、C〜C飽和炭素環、Cアリール、C〜C不飽和非芳香族炭素環、O、S、S(O)、N、S(O)およびN(R)から独立に選択される1、2、3、4または5個のヘテロ原子を有する6員ヘテロアリール、またはO、S、S(O)、N、S(O)およびN(R)から独立に選択される1、2、3、4または5個のヘテロ原子を有する3〜7員飽和または不飽和複素環を表し、
各Rは、独立に、H、ハロゲン、−CH、−CN、−OCH、−SCH、−SCF、−OCHCF、または−CHCH(ここで、1つまたは複数のHは、ハロゲンで置換されていてもよい)であり、
mは、1、2、3、4、または5であり、
は、H、ハロゲン、−CH、−CN、−OCH、−SCH、または−CHCH(ここで、1つまたは複数のHはハロゲンで置換されていてもよい)であり、
は、H、ハロゲンまたは−CH(ここで、1つまたは複数のHはハロゲンで置換されていてもよい)であり、
但し、
【化17】

が、
【化18】

であり、n=1であり、Zが
【化19】

であり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、Rが−OCHであり、−C(O)Xが−COOHである場合には、RはCl、H、F、またはCFではなく、
さらにまた、
【化20】

が、
【化21】

であり、n=1であり、RがHであり、RがFであり、RがHであり、RがCHであり、RがHであり、Zが
【化22】

であり、−C(O)Xが−COOHである場合には、RはHでなく、
さらにまた、
【化23】

が、
【化24】

であり、n=1であり、RがHであり、Zが
【化25】

であり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、−C(O)Xが−COOHである場合には、Rは−OHではなく、
さらにまた、
【化26】

が、
【化27】

であり、n=1であり、Zが
【化28】

であり、RがHであり、RがFであり、RがHであり、RがHであり、Rが−OCHであり、−C(O)Xが−COOHである場合には、RはHではなく、
さらにまた、R、R、RおよびRがすべてHであり、RがFであり、n=1であり、−C(O)Xが−COOHであり、Zが
【化29】

である場合には、
【化30】

は、ハロゲンでパラ置換されたベンジル基ではなく、
さらにまた、R、R、RおよびRがすべてHであり、Rが−OCHであり、n=1であり、−C(O)Xが−COOHであり、Zが
【化31】

である場合には、
【化32】

は、ハロゲンでパラ置換されたベンジル基ではなく、
さらにまた、R、R、RおよびRがすべてHであり、RがFであり、n=1であり、−C(O)Xが−COOHであり、ZがCである場合には、
【化33】

は、
【化34】

からは選択されないことを特徴とする化合物。
【請求項80】
【化35】

が、C〜C飽和炭素環を表す、請求項79に記載の化合物。
【請求項81】
前記C〜C飽和炭素環が、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロブチルおよびシクロプロピルから選択される、請求項80に記載の化合物。
【請求項82】
【化36】

が、C〜C不飽和非芳香族炭素環を表す、請求項79に記載の化合物。
【請求項83】
前記C〜C不飽和非芳香族炭素環が、シクロヘキセニル、シクロペンテニル、シクロブテニルから選択される、請求項82に記載の化合物。
【請求項84】
【化37】

が、6員ヘテロアリールを表す、請求項79に記載の化合物。
【請求項85】
前記6員ヘテロアリールが、ピラジン、ピリダジン、トリアジン、テトラジン、およびペンタジンから選択される、請求項84に記載の化合物。
【請求項86】
【化38】

が、3〜7員飽和複素環を表す、請求項79に記載の化合物。
【請求項87】
前記6員飽和複素環が、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、チオモルホリン、チオモルホリンスルホキシド、チオモルホリンスルホン、テトラヒドロピラン、テトラヒドロチオピラン、およびジオキサンから選択される、請求項86に記載の化合物。
【請求項88】
【化39】

が、3〜7員不飽和複素環を表す、請求項79に記載の化合物。
【請求項89】
前記3〜7員不飽和複素環が、チオフェン、フラン、ピロール、チアゾール、オキサゾール、イミダゾール、イソチアゾール、イソキサゾール、ピラゾール、トリアゾール、テトラゾール、オキサジアゾール、オキサトリアゾール、およびチアジアゾールから選択される、請求項88に記載の化合物。
【請求項90】
がHである、請求項79乃至89のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項91】
がハロゲンである、請求項79乃至89のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項92】
がFまたはClである、請求項91に記載の化合物。
【請求項93】
2Bが、置換C〜Cアルキルまたは置換C〜Cアルケニルである、請求項79乃至92のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項94】
2Bが置換されていない、請求項79乃至92のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項95】
2Bが、1つまたは複数のハロゲンで置換されていてもよいC〜CアルキルまたはC〜Cアルケニルである、請求項79乃至92のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項96】
2Bが、C〜Cアルキルまたはアルケニルである、請求項79乃至92のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項97】
2BがC〜Cアルキルである、請求項96に記載の化合物。
【請求項98】
2Bが、メチル基またはエチル基である、請求項97に記載の化合物。
【請求項99】
2Bが、ハロゲンだけで置換されている、請求項79乃至92のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項100】
がHである、請求項79乃至99のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項101】
がハロゲンである、請求項79乃至100のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項102】
がClである、請求項101に記載の化合物。
【請求項103】
がFである、請求項101に記載の化合物。
【請求項104】
が−O−である、請求項79乃至103のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項105】
が−S−である、請求項79乃至103のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項106】
が−N(H)−である、請求項79乃至103のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項107】
が−N(H)S(O)−である、請求項79乃至103のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項108】
Zが、
【化40】

である、請求項79乃至107のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項109】
Zが、
【化41】

またはCである、請求項79乃至107のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項110】
が、−CH、−CFH、−CHF、−CF、−CN、−OCFH、−OCH、−SCF、−SCFH、−SCH、−CHCH、および−OCFから選択される、請求項79乃至109のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項111】
が、−CH、−CFH、−CHF、−CF、−CN、−OCFH、−OCH、−SCF、−SCFH、−SCH、−CHCH、および−OCFから選択される、請求項79乃至109のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項112】
nが1または2である、請求項79乃至111のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項113】
mが1または2である、請求項79乃至112のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項114】
がHである、請求項79乃至113のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項115】
がメチル基またはエチル基である、請求項79乃至113のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項116】
が、非置換メチル基または非置換エチル基である、請求項79乃至113のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項117】
がHである、請求項79乃至116のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項118】
がOであり、かつRがHである、請求項79乃至104および請求項108乃至114のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項119】
がOであり、かつRがH以外である、請求項79乃至104および請求項108乃至116のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項120】
が、独立に置換されていてもよいC〜C10分枝アルキルである、請求項79乃至116のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項121】
がC〜C10アルキルである、請求項79乃至116のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項122】
がC〜Cシクロアルキルである、請求項121に記載の化合物。
【請求項123】
がヒドロキシ置換C〜Cアルキルである、請求項79乃至116のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項124】
がヒドロキシ置換C〜Cアリールである、請求項79乃至116のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項125】
が第1級、第2級または第3級C〜Cアルキルアミノである、請求項79乃至116のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項126】
が第1級、第2級または第3級C〜Cアリールアミノである、請求項79乃至116のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項127】
がC〜Cアルキルカルボン酸である、請求項79乃至116のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項128】
がC〜Cアルキルエステルである、請求項79乃至116のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項129】
が分枝C〜Cアルキルエステルである、請求項50に記載の化合物。
【請求項130】
がC〜Cアリールである、請求項79乃至116のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項131】
がC〜Cアリールカルボン酸である、請求項79乃至116のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項132】
がC〜Cアリールエステルである、請求項79乃至116のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項133】
がC〜Cアリール置換C〜Cアルキルである、請求項79乃至116のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項134】
がC〜C複素環アルキルまたはアリールである、請求項79乃至116のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項135】
がアルキル置換またはアリール置換C〜C複素環アルキルまたはアリールである、請求項79乃至116のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項136】
が置換されている、請求項79乃至116のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項137】
が非置換である、請求項79乃至116のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項138】
が−OCHまたはCHである、請求項79乃至92および請求項101乃至137のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項139】
が−OCHまたはCHである、請求項79乃至92および請求項101乃至137のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項140】
がHであり、かつRがHである、請求項79乃至92および請求項101乃至137のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項141】
およびRがいずれもHである、請求項79乃至140のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項142】
n=1であり、RがHであり、かつ−C(O)Xが−C(O)OHである、請求項79乃至114および請求項138乃至141のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項143】
ZがCである、請求項79乃至107および請求項110乃至142のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項144】
請求項79乃至143のいずれか1項に記載の化合物からなる組成物を投与することからなる炎症の治療方法。
【請求項145】
請求項79乃至143のいずれか1項に記載の化合物を投与することからなる不安の治療方法。
【請求項146】
請求項79乃至143のいずれか1項に記載の化合物を投与することからなる睡眠障害の治療方法。
【請求項147】
請求項79乃至143のいずれか1項に記載の化合物を投与することからなる呼吸障害の治療方法。
【請求項148】
前記呼吸障害が喘息である、請求項64に記載の方法。
【請求項149】
請求項79乃至143のいずれか1項に記載の化合物を投与することからなる、患者におけるCOX−2の活性を阻害する方法。
【請求項150】
請求項79乃至143のいずれか1項に記載の化合物を投与することからなる、患者におけるFAAHの活性を阻害する方法。
【請求項151】
請求項79乃至143のいずれか1項に記載の化合物を投与することからなる、患者におけるCRTH2の活性を調節する方法。
【請求項152】
請求項79乃至143のいずれか1項に記載の化合物からなる医薬組成物。
【請求項153】
抗炎症剤または鎮痛剤をさらに含む、請求項60に記載の医薬組成物。
【請求項154】
次式
【化42】

を有する化合物であって、式中、
Aは、
【化43】

であり、
は、H、1つまたは複数のハロゲンで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキルであり、
jは1、2、3または4であり、
10は、H、1つまたは複数の−OH、−NH、またはハロゲンで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキル、あるいは1つまたは複数の−OH、−NH、またはハロゲンで独立に置換されていてもよいC〜Cアルケニルであり、
11は、H、1つまたは複数のハロゲンで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキル、あるいは1つまたは複数のハロゲンで独立に置換されていてもよいC〜Cアルケニルであり、
12は、ハロゲン、−CN、−OH、−SH、1つまたは複数のハロゲンで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキル、−OR12A、−SR12A、−SOR12A、または−S(O)12A(ここで、R12Aは、1つまたは複数のハロゲンで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキルである)であり、
kは、0、1、2、3、4または5であり、
13は、Hまたはハロゲンであり、
14は、Hまたはハロゲンであり、
YおよびY’は両方ともHであるか、YおよびY’は一緒になってSであるか、あるいはYおよびY’は一緒になってOであり、
Wは、O、S、または−NR15(ここで、R15は、1つまたは複数のハロゲンで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキルである)であり、かつ
16は、−OH、−OR16A、またはR16A(ここで、R16Aは、H、あるいは1つまたは複数のハロゲン、−OH、−C(O)OH、または−NHで独立に置換されていてもよいC〜C(C、C、C、C、C、C)アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、またはアリールアルキルである)であることを特徴とする化合物。
【請求項155】
Aが、
【化44】

である、請求項154に記載の化合物。
【請求項156】
WがSである、請求項154または請求項155に記載の化合物。
【請求項157】
WがOである、請求項154または請求項155に記載の化合物。
【請求項158】
Wが−NR15である、請求項154または請求項155に記載の化合物。
【請求項159】
Aが、
【化45】

である、請求項154に記載の化合物。
【請求項160】
kが1である、請求項154乃至159のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項161】
kが2である、請求項154乃至159のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項162】
kが3である、請求項154乃至159のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項163】
12が、F、Cl、−CN、−OH、−SH、1つまたは複数のFまたはClで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキル、−OR12A、−SR12A、−SOR12A、または−S(O)12A(ここで、R12Aは、1つまたは複数のFまたはClで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキルである)である、請求項154乃至162のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項164】
12が、F、Cl、−CN、−OH、−SH、1つまたは複数のFまたはClで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキルである、請求項163に記載の化合物。
【請求項165】
12が、−OR12A、−SR12A、−SOR12A、または−S(O)12A(ここで、R12Aは、1つまたは複数のFまたはClで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキルである)である、請求項163に記載の化合物。
【請求項166】
がHである、請求項154乃至165のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項167】
が、1つまたは複数のハロゲンで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキルである、請求項154乃至165のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項168】
Aが、
【化46】

である、請求項154、156乃至158および160乃至167のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項169】
Aが、
【化47】

である、請求項154、156乃至158および160乃至167のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項170】
Aが、
【化48】

である、請求項154、156乃至158および160乃至167のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項171】
Aが、
【化49】

である、請求項154、156乃至158および160乃至167のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項172】
化合物がCRTH2アゴニストである、請求項154乃至171のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項173】
化合物が、CRTH2に対して20μM未満のEC50を有する、請求項172に記載の化合物。
【請求項174】
化合物が、CRTH2に対して10μM未満のEC50を有する、請求項172に記載の化合物。
【請求項175】
化合物が、CRTH2に対して5μM未満のEC50を有する、請求項172に記載の化合物。
【請求項176】
化合物がCRTH2アンタゴニストである、請求項154乃至171のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項177】
化合物が、CRTH2に対して20μM未満のIC50を有する、請求項176に記載の化合物。
【請求項178】
化合物が、CRTH2に対して10μM未満のIC50を有する、請求項176に記載の化合物。
【請求項179】
化合物が、CRTH2に対して5μM未満のIC50を有する、請求項176に記載の化合物。
【請求項180】
が、1つまたは複数のハロゲンで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキルである、請求項154乃至179のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項181】
がHである、請求項154乃至179のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項182】
YおよびY’が一緒になってSである、請求項154乃至179のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項183】
YおよびY’が一緒になってOである、請求項154乃至179のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項184】
YおよびY’がいずれもHである、請求項154乃至179のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項185】
jが1である、請求項154乃至179のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項186】
jが2である、請求項154乃至179のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項187】
jが3である、請求項154乃至179のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項188】
jが4である、請求項154乃至179のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項189】
13が、H、FまたはClである、請求項154乃至179のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項190】
14が、H、FまたはClである、請求項154乃至179のいずれか1項に記載の
化合物。
【請求項191】
が、H、1つまたは複数のFまたはClで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキルである、請求項154乃至179のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項192】
10が、H、1つまたは複数の−OH、−NH、FまたはClで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキル、あるいは1つまたは複数の−OH、−NH、FまたはClで独立に置換されていてもよいC〜Cアルケニルである、請求項154乃至179のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項193】
11が、H、1つまたは複数のFまたはClで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキル、あるいは1つまたは複数のFまたはClで独立に置換されていてもよいC〜Cアルケニルである、請求項154乃至179のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項194】
いずれのハロゲンもFおよびClから選択される、請求項154乃至179のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項195】
次式
【化50】

を有する化合物であって、式中、
Aは、
【化51】

であり、
は、H、1つまたは複数のハロゲンで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキルであり、
nは1、2、3または4であり、
10は、H、1つまたは複数の−OH、−NH、またはハロゲンで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキル、あるいは1つまたは複数の−OH、−NH、またはハロゲンで独立に置換されていてもよいC〜Cアルケニルであり、
11は、H、1つまたは複数のハロゲンで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキル、あるいは1つまたは複数のハロゲンで独立に置換されていてもよいC〜Cアルケニルであり、
12は、ハロゲン、−CN、−OH、−SH、1つまたは複数のハロゲンで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキル、−OR12A、−SR12A、−SOR12A、または−S(O)12A(ここで、R12Aは、1つまたは複数のハロゲンで独立
に置換されていてもよいC〜Cアルキルである)であり、
mは、0、1、2、3、4または5であり、
13は、Hまたはハロゲンであり、
14は、Hまたはハロゲンであり、
YおよびY’はいずれもHであるか、YおよびY’は一緒になってSであるか、あるいはYおよびY’は一緒になってOであり、
Wは、O、S、または−NR15(ここで、R15は、1つまたは複数のハロゲンで独立に置換されていてもよいC〜Cアルキルである)であり、かつ
16は、−OH、−OR16A、またはR16A(ここで、R16Aは、H、あるいは1つまたは複数のハロゲン、−OH、−C(O)OH、または−NHで独立に置換されていてもよいC〜C(C、C、C、C、C、C)アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、またはアリールアルキルである)であり、
但し、Aが、
【化52】

であり、jが1であり、R10がHであり、YおよびY’が一緒になってOであり、R11が−CHであり、R13がHであり、R14がHであり、かつRが−CHである場合には、R12は、Cl、H、Fまたは−CFではなく、
さらにまた、Aが、
【化53】

であり、jが1であり、R10がHであり、YおよびY’が一緒になってOであり、R11が−CHであり、R13がHであり、R14がHであり、かつRがHである場合には、R12はHではなく、
さらにまた、Aが、
【化54】

であり、jが1であり、R10がHであり、YおよびY’が一緒になってOであり、R11が−CHであり、R13がFであり、R14がHであり、かつRが−CHである場合には、R12はHではなく、
さらにまた、Aが、
【化55】

であり、jが1であり、R10がHであり、YおよびY’が一緒になってOであり、R
が−CHであり、R13がHであり、R14がHである場合には、RはHではないことを特徴とする化合物。
【請求項196】
12が、F、Cl、Br、OH、−OCH、−OCHCH、−OCFH、−OCF、−OCFCF、−OCFCFH、−CH、−CFH、−CF、−SCH、−SCFH、−SCF、−SCFCF、−SCFCFH、および−CNから選択される、請求項195に記載の化合物。
【請求項197】
Aが、
【化56】

である、請求項195または196に記載の化合物。
【請求項198】
Aが、
【化57】

である、請求項195または196に記載の化合物。
【請求項199】
16が−OHである、請求項195乃至198のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項200】
16が−OR16A(ここで、R16Aは、1つまたは複数のハロゲン、−OH、−C(O)OH、または−NHで独立に置換されていてもよいC〜C(C、C、C、C、C、C)アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、またはアリールアルキルである)である、請求項195乃至198のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項201】
16が−OR16A(ここで、R16Aは、1つまたは複数のハロゲン、−OH、−C(O)OH、または−NHで独立に置換されていてもよいC〜C(C、C、C、C、C、C)アルキルである)である、請求項195乃至198のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項202】
16がR16A(ここで、R16は、1つまたは複数のハロゲン、−OH、−C(O)OH、または−NHで独立に置換されていてもよいC〜C(C、C、C、C、C、C)アルキルである)である、請求項195乃至198のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項203】
14がClまたはFである、請求項195乃至202のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項204】
14がClである、請求項195乃至202のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項205】
14がFである、請求項195乃至202のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項206】
11がCHである、請求項195乃至205のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項207】
がCHである、請求項195乃至206のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項208】
13がHである、請求項195乃至207のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項209】
16が−OHである、請求項195乃至208のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項210】
Aが、
【化58】

である、請求項195、196、および199乃至208のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項211】
Aが、
【化59】

であり、かつR12が、F、Cl、CH、−OCF、Br、CF、およびClである、請求項195乃至208のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項212】
請求項154乃至211のいずれか1項に記載の化合物および薬学上許容される担体からなる医薬組成物。
【請求項213】
請求項154乃至211のいずれか1項に記載の化合物を投与することからなる、Th1/Th2比のTh1側への不均衡を特徴とする障害の治療方法。
【請求項214】
前記障害が、リウマチ様関節炎、1型糖尿病、乾癬、胃炎、過敏性腸障害、多発性硬化症、無痛性甲状腺炎、狼瘡、およびクローン病から選択される、請求項51に記載の方法。
【請求項215】
請求項154乃至211のいずれか1項に記載の化合物を投与することからなる、Th1/Th2比のTh2側への不均衡を特徴とする障害の治療方法。
【請求項216】
前記障害が、喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー、およびグレーヴス病から選択される、請求項215に記載の方法。
【請求項217】
請求項154乃至211のいずれか1項に記載の化合物を投与することからなる、患者におけるCRTH2の活性を調節する方法。
【請求項218】
請求項154乃至211のいずれか1項に記載の化合物を投与することからなる、喘息
、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、好酸球性食道炎、およびアレルギー性炎症に関連したその他の障害から選択される障害を治療する方法。
【請求項219】
前記障害が喘息である、請求項218に記載の方法。
【請求項220】
抗炎症剤である第2の化合物を投与することをさらに含む、請求項213乃至219のいずれか1項に記載の方法。
【請求項221】
請求項154乃至211のいずれか1項に記載の化合物を患者に投与することからなる、患者におけるTh1細胞/Th2細胞比率を増大させる方法。
【請求項222】
請求項154乃至211のいずれか1項に記載の化合物を患者に投与することからなる、患者におけるTh1細胞/Th2細胞比率を低下させる方法。
【請求項223】
化合物がCRTH2アンタゴニストである、請求項221に記載の方法。
【請求項224】
化合物がCRTH2アゴニストである、請求項222に記載の方法。
【請求項225】
請求項154乃至211のいずれか1項に記載の化合物を患者に投与することからなる、患者におけるIL−4、IL−10およびIL−13のうち1または複数のレベルの増大を特徴とする障害の治療方法。
【請求項226】
請求項154乃至211のいずれか1項に記載の化合物を患者に投与することからなる、患者におけるインターフェロン−γのレベルの増大を特徴とする障害の治療方法。

【図1】
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【図2a】
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【図2b】
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【公表番号】特表2008−514637(P2008−514637A)
【公表日】平成20年5月8日(2008.5.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−533746(P2007−533746)
【出願日】平成17年9月27日(2005.9.27)
【国際出願番号】PCT/US2005/034702
【国際公開番号】WO2006/036994
【国際公開日】平成18年4月6日(2006.4.6)
【出願人】(503226338)マイクロバイア インコーポレイテッド (13)
【氏名又は名称原語表記】Microbia,Inc.
【Fターム(参考)】