HCVおよび関連するウイルス疾患の治療または予防のための4,5−環インドール誘導体
本発明は、4,5−環インドール誘導体、少なくとも1つの4,5−環インドール誘導体を含む組成物、および患者におけるウイルス感染またはウイルス関連障害を治療または予防するための4,5−環インドール誘導体を使用する方法に関する。化学式(I)の環Zは、シクロペンチル、シクロペンテニル、5員環ヘテロシクロアルキル、5員環ヘテロシクロアルケニル、または5員環ヘテロアリール環である。一つの実施形態において、本発明は、有効量の少なくとも1つの化学式(I)の化合物を患者に投与する工程を包含する、患者におけるウイルス感染またはウイルス関連障害を治療または予防するための方法を提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
化学式:
【化382】
を有する化合物、およびその薬学的に受容可能な塩、および溶媒和物であって、
ここで、化学式(I)の環Zは、シクロペンチル、シクロペンテニル、5員環ヘテロシクロアルキル、5員環ヘテロシクロアルケニル、または5員環ヘテロアリール環であり、ここで、環Zは(i)1つ以上の環炭素原子上で、同じかまたは異なり、かつアルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−OH、−CN、−C(O)R8、−C(O)OR9、−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、もしくは−SO2N(R9)2から選択される置換基で、任意に置換されてもよく、および/または(ii)環窒素原子上で、同じかもしくは異なり、かつアルキル、アリール、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヒドロキシアルキル、−C(O)R8、−C(O)OR9、−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]r−OR9、−[C(R12)2]r−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、もしくは−SO2N(R9)2から選択される置換基で、任意に置換されてもよく;
R1は、結合、−[C(R12)2]r−、−[C(R12)2]r−O−[C(R12)2]q−、−[C(R12)2]r−N(R9)−[C(R12)2]q−、−[C(R12)2]q−CH=CH−[C(R12)2]q−、−[C(R12)2]q−C≡C−[C(R12)2]q−、または−[C(R12)2]q−SO2−[C(R12)2]q−であり;
R2は、−C(O)R9、−C(O)OR9、−C(O)OCH2OR9、−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−C(O)OR9、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)C=N(R9)2、−[C(R12)2]q−アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(R12)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)SOR11、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)SO2R11、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)SO2N(R9)2、アルキル、
【化383】
であり、ここで、アリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、またはヘテロアリール基は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(Rl2)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、−[C(R12)2]q−ハロアルキル、−[C(R12)2]q−ヒドロキシアルキル、ハロ、−OH、−OR9、−CN、−[C(R12)2]q−C(O)R8、−[C(R12)2]q−C(O)OR9、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHC(O)R8、−[C(R12)2]q−NR8C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHSO2R11、−[C(R12)2]q−S(O)pR11、−[C(R12)2]q−SO2N(R9)2、および−SO2N(R9)C(O)N(R9)2から各々独立して選択される、4個までの置換基で任意に置換可能であり;
R3は、−H、−[C(R12)2]q−アルキル、−[C(R12)2]q−アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(Rl2)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、または−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、
【化384】
であり、ここで、アリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、またはヘテロアリール基は、同じかまたは異なり、かつアルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−OH、−CN、−C(O)R8、−C(O)OR9、−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、または−SO2N(R9)2から選択される、3個までの置換基で任意に置換可能であり;
R6およびR7は、各々独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(R12)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、−[C(R12)2]q−ハロアルキル、−[C(Rl2)2]q−ヒドロキシアルキル、ハロ、−OH、−OR9、−CN、−[C(R12)2]q−C(O)R8、−[C(R12)2]q−C(O)OR9、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHC(O)R8、−[C(R12)2]q−NR8C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHSO2R11、−[C(R12)2]q−S(O)pR11、−[C(R12)2]q−SO2N(R9)2、または−SO2N(R9)C(O)N(R9)2であり;
R8の各存在は、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、−[C(R12)2]q−アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(R12)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、ハロアルキル、またはヒドロキシアルキルであり;
R9の各存在は、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、−[C(R12)2]q−アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(R12)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、ハロアルキル、もしくはヒドロキシアルキルであり;または2つのR9基は、それらが結合する窒素原子とともに、共通する窒素原子に結合し、一緒になってヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、またはヘテロアリール基を形成し;
R10は、R1が結合である場合にR10がHではないように、H、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、アリール、またはヘテロアリール基は、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(R12)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、−[C(R12)2]q−ハロアルキル、−[C(R12)2]q−ヒドロキシアルキル、ハロ、−OH、−OR9、−CN、−[C(R12)2]q−C(O)R8、−[C(R12)2]q−C(O)OR9、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHC(O)R8、−[C(R12)2]q−NR8C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHSO2R11、−[C(R12)2]q−S(O)pR11、−[C(R12)2]q−SO2N(R9)2、および−SO2N(R9)C(O)N(R9)2から各々独立して選択される、4個までの置換基で任意に置換可能であり;
R11の各存在は、独立して、アルキル、アリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリール、ハロアルキル、ヒドロキシ、またはヒドロキシアルキルであり、ここで、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、アリール、またはヘテロアリール基は、4個までの置換基で任意に置換可能であり、これらは、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(R12)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、−[C(R12)2]q−ハロアルキル、−[C(R12)2]q−ヒドロキシアルキル、ハロ、−OH、−OR9、−CN、−[C(R12)2]q−C(O)R8、−[C(R12)2]q−C(O)OR9、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHC(O)R8、−[C(R12)2]q−NR8C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHSO2アルキル、−[C(R12)2]q−NHSO2シクロアルキル、−[C(R12)2]q−NHSO2アリール、−[C(R12)2]q−SO2N(R9)2、および−SO2N(R9)C(O)N(R9)2から各々独立して選択され;
R12の各存在は、独立して、H、ハロ、−N(R9)2、−OR9、アルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、またはヘテロシクロアルケニルであり、ここで、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、またはヘテロシクロアルケニル基は、4個までの置換基で任意に置換可能であり、これらは、アルキル、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−OH、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)Oアルキル、−C(O)NHアルキル、−C(O)N(アルキル)2、−O−アルキル、−NH2、−NH(アルキル)、−N(アルキル)2、−NHC(O)アルキル、−NHSO2アルキル、−SO2アルキル、もしくは−SO2NH−アルキルから各々独立して選択されるか、または2つのR12基は、それらが結合する炭素原子と一緒に、結合して、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、もしくはC=O基を形成し;
R20の各存在は、独立して、H、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、もしくはヘテロアリールであるか、または両方のR20基およびそれらが結合する炭素原子は、結合して、シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、アリール、またはヘテロアリール基を形成し、ここで、シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、アリール、またはヘテロアリール基は、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロ、−OH、−OR9、−CN、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(R12)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ハロアルキル、−[C(R12)2]q−ヒドロキシアルキル、−[C(R12)2]q−C(O)R8、−[C(R12)2]q−C(O)OR9、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHC(O)R8、−[C(R12)2]q−NR8C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHSO2R11、−[C(R12)2]q−S(O)pR11、−[C(R12)2]q−SO2N(R9)2、および−SO2N(R9)C(O)N(R9)2から各々独立して選択される4個までの基で置換可能であり;
R30の各存在は、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(R12)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、−[C(R12)2]q−ハロアルキル、−[C(R12)2]q−ヒドロキシアルキル、ハロ、−OH、−OR9、−CN、−[C(R12)2]q−C(O)R8、−[C(R12)2]q−C(O)OR9、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHC(O)R8、−[C(R12)2]q−NR8C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHSO2R11、−[C(R12)2]q−S(O)pR11、−[C(R12)2]q−SO2N(R9)2、もしくは−SO2N(R9)C(O)N(R9)2であり、または2つの隣接するR30基は、それらが結合する炭素原子と一緒に、結合して、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロシクロアルキルから選択される3〜7員環を形成し;
pの各存在は、独立して、0、1、または2であり;
qの各存在は、独立して、0〜4の範囲の整数であり;ならびに
rの各存在は、独立して、1〜4の範囲の整数である、
化合物、およびその薬学的に受容可能な塩、および溶媒和物。
【請求項2】
R1が結合または−[C(R12)2]r−である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R10がフェニル、ピリジル、またはピリミジニルであり、これらの各々は、非置換であるか、または同じかもしくは異なり、かつアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ハロ、ハロアルキル、−OH、ヒドロキシアルキル、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)Oアルキル、−C(O)N(R9)2、−アルキレン−OR9、−OR9、−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、または−SO2N(R9)から選択される3個までの置換基で任意に置換される、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
R10が二環式アリールまたは二環式ヘテロアリールであり、これらの各々は、非置換であるか、または同じかもしくは異なり、かつアルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ヒドロキシアルキル、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)Oアルキル、−C(O)N(R9)2、−アルキレン−OR9、−OR9、−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、または−SO2N(R9)から選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、請求項2に記載の化合物。
【請求項5】
R10がフェニル、ピリジル、ベンズイミダゾール、ベンズイミダゾロン、キノリン、キノリノン、キノキサリン、キノキサリノン、キナゾリン、キナゾリノン、ナフチリジン、ナフチリジノン、プテリジン、プテリジノンであり、これらの各々が、同じかまたは異なり、かつアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ハロ、ハロアルキル、−O−ハロアルキル、−OH、−CN、−NH2、−NH−アルキル、−N(アルキル)2、または−NHSO2−アルキルから選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、請求項2に記載の化合物。
【請求項6】
R10基が、同じかまたは異なり、かつメチル、シクロプロピル、ハロ、−OH、−NH2、−NHCH3、および−N(CH3)2から選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
R10が
【化385】
である、請求項2に記載の化合物。
【請求項8】
R10が
【化386】
【化387】
である、請求項2に記載の化合物。
【請求項9】
R10が
【化388】
であり、これらの各々は、同じかまたは異なり、かつアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ハロ、ハロアルキル、−O−ハロアルキル、−OH、−CN、−NH2、−NH−アルキル、−N(アルキル)2、または−NHSO2−アルキルから選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、請求項2に記載の化合物。
【請求項10】
R10が
【化389】
【化390】
であり、これらの各々は、同じかまたは異なり、かつアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ハロ、ハロアルキル、−O−ハロアルキル、−OH、−CN、−NH2、−NH−アルキル、−N(アルキル)2、または−NHSO2−アルキルから選択される3個までの置換基で任意に置換可能であり、ここで、環の内部の「N」という文字は、環が1個または2個の環窒素原子を有することを示す、請求項2に記載の化合物。
【請求項11】
R2は、Zがチオフェン−イルである場合R2が−C(O)O−アルキル以外であるように、−C(O)OH、−C(O)Oアルキル、−C(O)NH2、−C(O)NH−アルキル、−C(O)NH−シクロアルキル、−C(O)NHSO2R11、ヘテロアリール、
【化391】
であり、ここで、アリールチアジン−イル基またはアリールチアジアゾール−イル基は、同じかまたは異なり、かつアルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−OH、−CN、−C(O)R8、−C(O)OR9、−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、または−SO2N(R9)2から選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
R2が、−C(O)NHSO2−アルキル、−C(O)NHSO2−アリール、−C(O)NHSO2−シクロアルキル、または−C(O)NHSO2−アルキレン−シクロアルキルである、請求項4に記載の化合物。
【請求項13】
R2が、−C(O)NHSO2−メチル、−C(O)NHSO2−エチル、−C(O)NHSO2−イソプロピル、−C(O)NHSO2−t−ブチル、−C(O)NHSO2−フェニル、または−C(O)NHSO2−シクロプロピルである、請求項4に記載の化合物。
【請求項14】
R2が−C(O)OHである、請求項4に記載の化合物。
【請求項15】
R3が、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクロアルケニルであり、これらの各々は、非置換であるか、または、同じかもしくは異なり、かつアルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−OH、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)N(R9)2、−N(R9)2、−O−ハロアルキル、−NHC(O)NH2、−NHC(O)NH−アルキル、−NHSO2R11、−S(O)2R11、または−SO2NHR11から選択される3個までの置換基で任意に置換される、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
R3がピリジルまたはフェニルであり、各々は、非置換であるか、または、同じかもしくは異なり、かつアルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−OH、−CN、−C(O)R8、−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、または−NHC(O)R8から選択される3個までの置換基で任意に置換される、請求項6に記載の化合物。
【請求項17】
R3がフェニル、ピリジル、または
【化392】
であり、これらの各々は、同じかまたは異なり、かつアルキル、−CF3、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)NH2、−C(O)NHアルキル、F、Cl、−OH、−OCF3、−NH2、−NHアルキル、−NHC(O)NH2、−NHC(O)NH−アルキル、−NHSO2アルキル、−S(O)2−アルキル、または−SO2NHアルキルから選択される1個〜3個の置換基で任意に置換可能である、請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
R3が
【化393】
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
環Zが5員環ヘテロシクロアルケニルまたは5員環ヘテロアリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
環Zが
【化394】
であり、ここで、破線は任意のかつ付加的な結合を表し、上記環Z基は請求項1において示されるように任意に置換可能である、請求項8に記載の化合物。
【請求項21】
環Zが
【化395】
である、請求項8に記載の化合物。
【請求項22】
R6およびR7が、H、アルキル、F、Cl、−CF3、−OH、−O−アルキル、−OCF3、−NH2、または−NHSO2−アルキルから各々独立して選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
環Zが5員環ヘテロシクロアルケニルまたは5員環ヘテロアリールであり;
R2が−C(O)OH、ヘテロアリール、または−C(O)NHSO2R11であり;
R3は、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクロアルケニルであり、これらの各々は、非置換であるか、または、同じかもしくは異なり、かつアルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−OH、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)N(R9)2、−N(R9)2、−O−ハロアルキル、−NHC(O)NH2、−NHC(O)NH−アルキル、−NHSO2R11、−S(O)2R11、または−SO2NHR11から選択される3個までの置換基で任意に置換され;
R6およびR7は、H、アルキル、F、Cl、−CF3、−OH、−O−アルキル、−OCF3、−NH2、または−NHSO2−アルキルから各々独立して選択され;ならびに
R10は、フェニル、ピリジル、またはピリミジニルであり、それらの各々は、非置換であるか、または同じかもしくは異なり、アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ハロ、ハロアルキル、−OH、ヒドロキシアルキル、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)Oアルキル、−C(O)N(R9)2、−アルキレン−OR9、−OR9、−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、または−SO2N(R9)2から選択される3個までの置換基で任意に置換される、
請求項2に記載の化合物。
【請求項24】
環Zが5員環ヘテロシクロアルケニルまたは5員環ヘテロアリールであり;
R2が−C(O)OH、ヘテロアリール、または−C(O)NHSO2R11であり;
R3は、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクロアルケニルであり、これらの各々は、非置換であるか、または、同じかもしくは異なり、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−OH、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)N(R9)2、−N(R9)2、−O−ハロアルキル、−NHC(O)NH2、−NHC(O)NH−アルキル、−NHSO2R11、−S(O)2R11、または−SO2NHR11から選択される3個までの置換基で任意に置換され;
R6およびR7は、H、アルキル、F、Cl、−CF3、−OH、−O−アルキル、−OCF3、−NH2、または−NHSO2−アルキルから各々独立して選択され;ならびに
R10は二環式アリールまたは二環式ヘテロアリールであり、これらの各々は、非置換であるか、または同じかもしくは異なり、かつアルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ヒドロキシアルキル、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)Oアルキル、−C(O)N(R9)2、−アルキレン−OR9、−OR9、−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、または−SO2N(R9)2から選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、
請求項2に記載の化合物。
【請求項25】
R2が−C(O)OHである、請求項11に記載の化合物。
【請求項26】
R2が−C(O)NHSO2R11であり、かつR11がアルキル、アリール、またはシクロアルキルである、請求項11に記載の化合物。
【請求項27】
R3が、フェニル、ピリジル、または
【化396】
であり、これらの各々は、同じかまたは異なり、かつアルキル、−CF3、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)NH2、−C(O)NHアルキル、F、Cl、−OH、−OCF3、−NH2、−NHアルキル、−NHC(O)NH2、−NHC(O)NH−アルキル、−NHSO2アルキル、−S(O)2アルキル、または−SO2NHアルキルから選択される1個〜3個までの置換基で任意に置換可能である、請求項11に記載の化合物。
【請求項28】
R3が
【化397】
である、請求項11に記載の化合物。
【請求項29】
環Zが
【化398】
であり、ここで、破線は任意のかつ付加的な結合を表し、上記環Z基は請求項1において示されるように任意に置換可能である、請求項11に記載の化合物。
【請求項30】
環Zが、同じかまたは異なり、かつH、アルキル、−OH、F、Cl、−O−アルキル、−CF3、−OCF3、およびシクロアルキルから選択される3個までの任意の環炭素置換基で置換可能である、請求項14に記載の化合物。
【請求項31】
環Zが
【化399】
である、請求項15に記載の化合物。
【請求項32】
環Zが
【化400】
であり、ここで、破線は任意のかつ付加的な結合を表し、上記環Z基は請求項1において示されるように任意に置換可能である、請求項11に記載の化合物。
【請求項33】
環Zが
【化401】
であり、ここで、破線は任意のかつ付加的な結合を表し、上記環Z基は請求項1において示されるように任意に置換可能である、請求項11に記載の化合物。
【請求項34】
化学式:
【化402】
を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、またはプロドラッグであって、ここで、破線は任意のかつ付加的な結合を示し、
R2は、−C(O)OR9または−C(O)NH(R9)SO2R11であり;
R6およびR7は、各々独立して、H、アルキル、F、Cl、−CF3、−OH、−O−アルキル、−OCF3、−NH2、および−NHSO2−アルキルから選択され;
R9はHまたはアルキルであり;
R10は、H、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、アリール、またはヘテロアリールであり、ここで、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、アリール、またはヘテロアリール基は、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(R12)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、−[C(R12)2]q−ハロアルキル、−[C(R12)2]q−ヒドロキシアルキル、ハロ、−OH、−OR9、−CN、−[C(R12)2]q−C(O)R8、−[C(R12)2]q−C(O)OR9、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHC(O)R8、−[C(R12)2]q−NR8C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHSO2R11、−[C(R12)2]q−S(O)pR11、−[C(R12)2]q−SO2N(R9)2;および−SO2N(R9)C(O)N(R9)2から各々独立して選択される4個までの置換基で任意に置換可能であり;そしてR11は、アルキル、アリール、またはシクロアルキルである、
化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、またはプロドラッグ。
【請求項35】
R2は、Zがチオフェン−イルの場合にR2が−C(O)O−アルキル以外であるように、−C(O)OH、−C(O)Oアルキル、−C(O)NH2、−C(O)NH−アルキル、−C(O)NH−シクロアルキル、−C(O)NHSO2R11、ヘテロアリール、
【化403】
であり、ここで、ヘテロアリール、アリールチアジン−イル−、またはアリールチアジアゾール−イル−基は、同じかまたは異なり、かつアルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−OH、−CN、−C(O)R8、−C(O)OR9、−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、または−SO2N(R9)2から選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、
請求項34に記載の化合物。
【請求項36】
R2が−C(O)NHSO2−アルキル、−C(O)NHSO2−アリール、−C(O)NHSO2−シクロアルキル、または−C(O)NHSO2−アルキレン−シクロアルキルである、請求項35に記載の化合物。
【請求項37】
R2が−C(O)NHSO2−メチル、−C(O)NHSO2−エチル、−C(O)NHSO2−イソプロピル、−C(O)NHSO2−t−ブチル、−C(O)NHSO2−フェニル、または−C(O)NHSO2−シクロプロピルである、請求項36に記載の化合物。
【請求項38】
R2が−C(O)OHである、請求項35に記載の化合物。
【請求項39】
R10が二環式アリールまたは二環式ヘテロアリールであり、これらの各々は、非置換であるか、または同じかもしくは異なり、かつアルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ヒドロキシアルキル、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)Oアルキル、−C(O)N(R9)2、−アルキレン−OR9、−OR9、−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、または−SO2N(R9)から選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、請求項34に記載の化合物。
【請求項40】
R10がフェニル、ピリジル、ベンズイミダゾール、ベンズイミダゾロン、キノリン、キノリノン、キノキサリン、キノキサリノン、キナゾリン、キナゾリノン、ナフチリジン、ナフチリジノン、プテリジン、プテリジノンであり、これらの各々が、同じかまたは異なり、かつアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ハロ、ハロアルキル、−O−ハロアルキル、−OH、−CN、−NH2、−NH−アルキル、−N(アルキル)2、または−NHSO2−アルキルから選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、請求項34に記載の化合物。
【請求項41】
R10が
【化404】
である、請求項34に記載の化合物。
【請求項42】
R10が
【化405】
【化406】
である、請求項34に記載の化合物。
【請求項43】
R10が
【化407】
であり、これらの各々は、同じかまたは異なり、かつアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ハロ、ハロアルキル、−O−ハロアルキル、−OH、−CN、−NH2、−NH−アルキル、−N(アルキル)2、または−NHSO2−アルキルから選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、請求項34に記載の化合物。
【請求項44】
R10が
【化408】
【化409】
であり、これらの各々は、同じかまたは異なり、かつアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ハロ、ハロアルキル、−O−ハロアルキル、−OH、−CN、−NH2、−NH−アルキル、−N(アルキル)2、または−NHSO2−アルキルから選択される3個までの置換基で任意に置換可能であり、ここで、環の内部の「N」という文字は、環が1個または2個の環窒素原子を有することを示す、請求項34に記載の化合物。
【請求項45】
R6およびR7が各々Hである、請求項34に記載の化合物。
【請求項46】
R2が−C(O)OHである、請求項39に記載の化合物。
【請求項47】
R2が−C(O)OHである、請求項40に記載の化合物。
【請求項48】
R2が−C(O)OHである、請求項41に記載の化合物。
【請求項49】
R2が−C(O)OHである、請求項42に記載の化合物。
【請求項50】
R2が−C(O)OHである、請求項43に記載の化合物。
【請求項51】
R2が−C(O)OHである、請求項44に記載の化合物。
【請求項52】
以下の構造を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、またはプロドラッグ:
【化410】
【化411】
【化412】
【化413】
【化414】
【化415】
【化416】
【化417】
【化418】
【化419】
【化420】
【化421】
【化422】
【化423】
【化424】
【化425】
【化426】
【化427】
【化428】
【化429】
【化430】
【化431】
【化432】
【請求項53】
請求項1に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、または溶媒和物、および少なくとも1つの薬学的に受容可能なキャリアを含む薬学的組成物。
【請求項54】
請求項52に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、または溶媒和物、および少なくとも1つの薬学的に受容可能なキャリアを含む薬学的組成物。
【請求項55】
少なくとも1つのさらなる抗ウイルス剤をさらに含み、ここで、該さらなる抗ウイルス剤は請求項1に記載の化合物ではない、請求項53に記載の薬学的組成物。
【請求項56】
前記さらなる抗ウイルス剤が、HCVポリメラーゼ阻害剤;インターフェロン;RNA複製阻害剤;アンチセンス剤;治療用ワクチン;プロテアーゼ阻害剤;抗体治療剤(モノクローナルまたはポリクローナル);およびRNA依存性ポリメラーゼ関連障害を治療するために有用な任意の薬剤から選択される、請求項55に記載の組成物。
【請求項57】
前記さらなる抗ウイルス剤が、RNA依存性ポリメラーゼ関連障害を治療するために有用な薬剤である、請求項55に記載の組成物。
【請求項58】
前記さらなる抗ウイルス剤がインターフェロンである、請求項55に記載の組成物。
【請求項59】
前記インターフェロンがインターフェロンα−2a、インターフェロンα−2b、インターフェロンアルファコン−1、またはペグ化インターフェロンである、請求項58に記載の組成物。
【請求項60】
前記さらなる抗ウイルス剤がプロテアーゼ阻害剤である、請求項55に記載の組成物。
【請求項61】
前記プロテアーゼ阻害剤がHCVプロテアーゼ阻害剤またはNS−3セリンプロテアーゼ阻害剤である、請求項60に記載の組成物。
【請求項62】
前記さらなる抗ウイルス剤がHCVポリメラーゼ阻害剤である、請求項55に記載の組成物。
【請求項63】
有効量の請求項1に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、または溶媒和物を患者に投与する工程を包含する、患者におけるウイルス感染を治療するための方法。
【請求項64】
有効量の請求項52に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、または溶媒和物を患者に投与する工程を包含する、患者におけるウイルス感染を治療するための方法。
【請求項65】
少なくとも1つのさらなる抗ウイルス剤を前記患者に投与する工程をさらに包含し、ここで、該さらなる抗ウイルス剤は、請求項1に記載の化合物ではなく、そしてこれらの投与量は、ウイルス感染を治療するためにともに有効である、請求項63に記載の方法。
【請求項66】
少なくとも1つのさらなる抗ウイルス剤を前記患者に投与する工程をさらに包含し、ここで、該さらなる抗ウイルス剤は、請求項1に記載の化合物ではなく、そしてこれらの投与量は、ウイルス感染を治療するためにともに有効である、請求項64に記載の方法。
【請求項67】
前記さらなる抗ウイルス剤が、HCVポリメラーゼ阻害剤;インターフェロン;RNA複製阻害剤;アンチセンス剤;治療用ワクチン;プロテアーゼ阻害剤;抗体治療剤(モノクローナルまたはポリクローナル);およびRNA依存性ポリメラーゼ関連障害を治療するために有用な任意の薬剤から選択される、請求項65に記載の方法。
【請求項68】
前記さらなる抗ウイルス剤が、RNA依存性ポリメラーゼ関連障害を治療するために有用な薬剤である、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記さらなる抗ウイルス剤がインターフェロンである、請求項67に記載の方法。
【請求項70】
前記インターフェロンがインターフェロンα−2a、インターフェロンα−2b、インターフェロンアルファコン−1、またはペグ化インターフェロンである、請求項69に記載の方法。
【請求項71】
前記さらなる抗ウイルス剤がプロテアーゼ阻害剤である、請求項67に記載の方法。
【請求項72】
前記プロテアーゼ阻害剤がHCVプロテアーゼ阻害剤またはNS−3セリンプロテアーゼ阻害剤である、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記さらなる抗ウイルス剤がHCVポリメラーゼ阻害剤である、請求項67に記載の方法。
【請求項74】
前記さらなる抗ウイルス剤が、HCVポリメラーゼ阻害剤;インターフェロン;RNA複製阻害剤;アンチセンス剤;治療用ワクチン;プロテアーゼ阻害剤;抗体治療剤(モノクローナルまたはポリクローナル);およびRNA依存性ポリメラーゼ関連障害を治療するために有用な任意の薬剤から選択される、請求項66に記載の方法。
【請求項75】
前記さらなる抗ウイルス剤が、RNA依存性ポリメラーゼ関連障害を治療するために有用な薬剤である、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
前記さらなる抗ウイルス剤がインターフェロンである、請求項74に記載の方法。
【請求項77】
前記インターフェロンがインターフェロンα−2a、インターフェロンα−2b、インターフェロンアルファコン−1、またはペグ化インターフェロンである、請求項76に記載の方法。
【請求項78】
前記さらなる抗ウイルス剤がプロテアーゼ阻害剤である、請求項74に記載の方法。
【請求項79】
前記プロテアーゼ阻害剤がHCVプロテアーゼ阻害剤またはNS−3セリンプロテアーゼ阻害剤である、請求項78に記載の方法。
【請求項80】
前記さらなる抗ウイルス剤がHCVポリメラーゼ阻害剤である、請求項74に記載の方法。
【請求項81】
前記ウイルス感染がHCV感染である、請求項63に記載の方法。
【請求項82】
前記ウイルス感染がHCV感染である、請求項64に記載の方法。
【請求項1】
化学式:
【化382】
を有する化合物、およびその薬学的に受容可能な塩、および溶媒和物であって、
ここで、化学式(I)の環Zは、シクロペンチル、シクロペンテニル、5員環ヘテロシクロアルキル、5員環ヘテロシクロアルケニル、または5員環ヘテロアリール環であり、ここで、環Zは(i)1つ以上の環炭素原子上で、同じかまたは異なり、かつアルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−OH、−CN、−C(O)R8、−C(O)OR9、−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、もしくは−SO2N(R9)2から選択される置換基で、任意に置換されてもよく、および/または(ii)環窒素原子上で、同じかもしくは異なり、かつアルキル、アリール、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヒドロキシアルキル、−C(O)R8、−C(O)OR9、−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]r−OR9、−[C(R12)2]r−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、もしくは−SO2N(R9)2から選択される置換基で、任意に置換されてもよく;
R1は、結合、−[C(R12)2]r−、−[C(R12)2]r−O−[C(R12)2]q−、−[C(R12)2]r−N(R9)−[C(R12)2]q−、−[C(R12)2]q−CH=CH−[C(R12)2]q−、−[C(R12)2]q−C≡C−[C(R12)2]q−、または−[C(R12)2]q−SO2−[C(R12)2]q−であり;
R2は、−C(O)R9、−C(O)OR9、−C(O)OCH2OR9、−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−C(O)OR9、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)C=N(R9)2、−[C(R12)2]q−アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(R12)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)SOR11、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)SO2R11、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)SO2N(R9)2、アルキル、
【化383】
であり、ここで、アリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、またはヘテロアリール基は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(Rl2)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、−[C(R12)2]q−ハロアルキル、−[C(R12)2]q−ヒドロキシアルキル、ハロ、−OH、−OR9、−CN、−[C(R12)2]q−C(O)R8、−[C(R12)2]q−C(O)OR9、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHC(O)R8、−[C(R12)2]q−NR8C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHSO2R11、−[C(R12)2]q−S(O)pR11、−[C(R12)2]q−SO2N(R9)2、および−SO2N(R9)C(O)N(R9)2から各々独立して選択される、4個までの置換基で任意に置換可能であり;
R3は、−H、−[C(R12)2]q−アルキル、−[C(R12)2]q−アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(Rl2)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、または−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、
【化384】
であり、ここで、アリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、またはヘテロアリール基は、同じかまたは異なり、かつアルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−OH、−CN、−C(O)R8、−C(O)OR9、−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、または−SO2N(R9)2から選択される、3個までの置換基で任意に置換可能であり;
R6およびR7は、各々独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(R12)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、−[C(R12)2]q−ハロアルキル、−[C(Rl2)2]q−ヒドロキシアルキル、ハロ、−OH、−OR9、−CN、−[C(R12)2]q−C(O)R8、−[C(R12)2]q−C(O)OR9、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHC(O)R8、−[C(R12)2]q−NR8C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHSO2R11、−[C(R12)2]q−S(O)pR11、−[C(R12)2]q−SO2N(R9)2、または−SO2N(R9)C(O)N(R9)2であり;
R8の各存在は、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、−[C(R12)2]q−アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(R12)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、ハロアルキル、またはヒドロキシアルキルであり;
R9の各存在は、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、−[C(R12)2]q−アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(R12)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、ハロアルキル、もしくはヒドロキシアルキルであり;または2つのR9基は、それらが結合する窒素原子とともに、共通する窒素原子に結合し、一緒になってヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、またはヘテロアリール基を形成し;
R10は、R1が結合である場合にR10がHではないように、H、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、アリール、ヘテロアリールであり、ここで、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、アリール、またはヘテロアリール基は、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(R12)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、−[C(R12)2]q−ハロアルキル、−[C(R12)2]q−ヒドロキシアルキル、ハロ、−OH、−OR9、−CN、−[C(R12)2]q−C(O)R8、−[C(R12)2]q−C(O)OR9、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHC(O)R8、−[C(R12)2]q−NR8C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHSO2R11、−[C(R12)2]q−S(O)pR11、−[C(R12)2]q−SO2N(R9)2、および−SO2N(R9)C(O)N(R9)2から各々独立して選択される、4個までの置換基で任意に置換可能であり;
R11の各存在は、独立して、アルキル、アリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ヘテロアリール、ハロアルキル、ヒドロキシ、またはヒドロキシアルキルであり、ここで、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、アリール、またはヘテロアリール基は、4個までの置換基で任意に置換可能であり、これらは、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(R12)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、−[C(R12)2]q−ハロアルキル、−[C(R12)2]q−ヒドロキシアルキル、ハロ、−OH、−OR9、−CN、−[C(R12)2]q−C(O)R8、−[C(R12)2]q−C(O)OR9、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHC(O)R8、−[C(R12)2]q−NR8C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHSO2アルキル、−[C(R12)2]q−NHSO2シクロアルキル、−[C(R12)2]q−NHSO2アリール、−[C(R12)2]q−SO2N(R9)2、および−SO2N(R9)C(O)N(R9)2から各々独立して選択され;
R12の各存在は、独立して、H、ハロ、−N(R9)2、−OR9、アルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、またはヘテロシクロアルケニルであり、ここで、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、またはヘテロシクロアルケニル基は、4個までの置換基で任意に置換可能であり、これらは、アルキル、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−OH、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)Oアルキル、−C(O)NHアルキル、−C(O)N(アルキル)2、−O−アルキル、−NH2、−NH(アルキル)、−N(アルキル)2、−NHC(O)アルキル、−NHSO2アルキル、−SO2アルキル、もしくは−SO2NH−アルキルから各々独立して選択されるか、または2つのR12基は、それらが結合する炭素原子と一緒に、結合して、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、もしくはC=O基を形成し;
R20の各存在は、独立して、H、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、もしくはヘテロアリールであるか、または両方のR20基およびそれらが結合する炭素原子は、結合して、シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、アリール、またはヘテロアリール基を形成し、ここで、シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、アリール、またはヘテロアリール基は、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロ、−OH、−OR9、−CN、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(R12)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ハロアルキル、−[C(R12)2]q−ヒドロキシアルキル、−[C(R12)2]q−C(O)R8、−[C(R12)2]q−C(O)OR9、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHC(O)R8、−[C(R12)2]q−NR8C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHSO2R11、−[C(R12)2]q−S(O)pR11、−[C(R12)2]q−SO2N(R9)2、および−SO2N(R9)C(O)N(R9)2から各々独立して選択される4個までの基で置換可能であり;
R30の各存在は、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(R12)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、−[C(R12)2]q−ハロアルキル、−[C(R12)2]q−ヒドロキシアルキル、ハロ、−OH、−OR9、−CN、−[C(R12)2]q−C(O)R8、−[C(R12)2]q−C(O)OR9、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHC(O)R8、−[C(R12)2]q−NR8C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHSO2R11、−[C(R12)2]q−S(O)pR11、−[C(R12)2]q−SO2N(R9)2、もしくは−SO2N(R9)C(O)N(R9)2であり、または2つの隣接するR30基は、それらが結合する炭素原子と一緒に、結合して、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロシクロアルキルから選択される3〜7員環を形成し;
pの各存在は、独立して、0、1、または2であり;
qの各存在は、独立して、0〜4の範囲の整数であり;ならびに
rの各存在は、独立して、1〜4の範囲の整数である、
化合物、およびその薬学的に受容可能な塩、および溶媒和物。
【請求項2】
R1が結合または−[C(R12)2]r−である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R10がフェニル、ピリジル、またはピリミジニルであり、これらの各々は、非置換であるか、または同じかもしくは異なり、かつアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ハロ、ハロアルキル、−OH、ヒドロキシアルキル、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)Oアルキル、−C(O)N(R9)2、−アルキレン−OR9、−OR9、−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、または−SO2N(R9)から選択される3個までの置換基で任意に置換される、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
R10が二環式アリールまたは二環式ヘテロアリールであり、これらの各々は、非置換であるか、または同じかもしくは異なり、かつアルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ヒドロキシアルキル、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)Oアルキル、−C(O)N(R9)2、−アルキレン−OR9、−OR9、−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、または−SO2N(R9)から選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、請求項2に記載の化合物。
【請求項5】
R10がフェニル、ピリジル、ベンズイミダゾール、ベンズイミダゾロン、キノリン、キノリノン、キノキサリン、キノキサリノン、キナゾリン、キナゾリノン、ナフチリジン、ナフチリジノン、プテリジン、プテリジノンであり、これらの各々が、同じかまたは異なり、かつアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ハロ、ハロアルキル、−O−ハロアルキル、−OH、−CN、−NH2、−NH−アルキル、−N(アルキル)2、または−NHSO2−アルキルから選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、請求項2に記載の化合物。
【請求項6】
R10基が、同じかまたは異なり、かつメチル、シクロプロピル、ハロ、−OH、−NH2、−NHCH3、および−N(CH3)2から選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
R10が
【化385】
である、請求項2に記載の化合物。
【請求項8】
R10が
【化386】
【化387】
である、請求項2に記載の化合物。
【請求項9】
R10が
【化388】
であり、これらの各々は、同じかまたは異なり、かつアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ハロ、ハロアルキル、−O−ハロアルキル、−OH、−CN、−NH2、−NH−アルキル、−N(アルキル)2、または−NHSO2−アルキルから選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、請求項2に記載の化合物。
【請求項10】
R10が
【化389】
【化390】
であり、これらの各々は、同じかまたは異なり、かつアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ハロ、ハロアルキル、−O−ハロアルキル、−OH、−CN、−NH2、−NH−アルキル、−N(アルキル)2、または−NHSO2−アルキルから選択される3個までの置換基で任意に置換可能であり、ここで、環の内部の「N」という文字は、環が1個または2個の環窒素原子を有することを示す、請求項2に記載の化合物。
【請求項11】
R2は、Zがチオフェン−イルである場合R2が−C(O)O−アルキル以外であるように、−C(O)OH、−C(O)Oアルキル、−C(O)NH2、−C(O)NH−アルキル、−C(O)NH−シクロアルキル、−C(O)NHSO2R11、ヘテロアリール、
【化391】
であり、ここで、アリールチアジン−イル基またはアリールチアジアゾール−イル基は、同じかまたは異なり、かつアルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−OH、−CN、−C(O)R8、−C(O)OR9、−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、または−SO2N(R9)2から選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
R2が、−C(O)NHSO2−アルキル、−C(O)NHSO2−アリール、−C(O)NHSO2−シクロアルキル、または−C(O)NHSO2−アルキレン−シクロアルキルである、請求項4に記載の化合物。
【請求項13】
R2が、−C(O)NHSO2−メチル、−C(O)NHSO2−エチル、−C(O)NHSO2−イソプロピル、−C(O)NHSO2−t−ブチル、−C(O)NHSO2−フェニル、または−C(O)NHSO2−シクロプロピルである、請求項4に記載の化合物。
【請求項14】
R2が−C(O)OHである、請求項4に記載の化合物。
【請求項15】
R3が、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクロアルケニルであり、これらの各々は、非置換であるか、または、同じかもしくは異なり、かつアルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−OH、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)N(R9)2、−N(R9)2、−O−ハロアルキル、−NHC(O)NH2、−NHC(O)NH−アルキル、−NHSO2R11、−S(O)2R11、または−SO2NHR11から選択される3個までの置換基で任意に置換される、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
R3がピリジルまたはフェニルであり、各々は、非置換であるか、または、同じかもしくは異なり、かつアルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−OH、−CN、−C(O)R8、−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、または−NHC(O)R8から選択される3個までの置換基で任意に置換される、請求項6に記載の化合物。
【請求項17】
R3がフェニル、ピリジル、または
【化392】
であり、これらの各々は、同じかまたは異なり、かつアルキル、−CF3、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)NH2、−C(O)NHアルキル、F、Cl、−OH、−OCF3、−NH2、−NHアルキル、−NHC(O)NH2、−NHC(O)NH−アルキル、−NHSO2アルキル、−S(O)2−アルキル、または−SO2NHアルキルから選択される1個〜3個の置換基で任意に置換可能である、請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
R3が
【化393】
である、請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
環Zが5員環ヘテロシクロアルケニルまたは5員環ヘテロアリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
環Zが
【化394】
であり、ここで、破線は任意のかつ付加的な結合を表し、上記環Z基は請求項1において示されるように任意に置換可能である、請求項8に記載の化合物。
【請求項21】
環Zが
【化395】
である、請求項8に記載の化合物。
【請求項22】
R6およびR7が、H、アルキル、F、Cl、−CF3、−OH、−O−アルキル、−OCF3、−NH2、または−NHSO2−アルキルから各々独立して選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
環Zが5員環ヘテロシクロアルケニルまたは5員環ヘテロアリールであり;
R2が−C(O)OH、ヘテロアリール、または−C(O)NHSO2R11であり;
R3は、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクロアルケニルであり、これらの各々は、非置換であるか、または、同じかもしくは異なり、かつアルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−OH、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)N(R9)2、−N(R9)2、−O−ハロアルキル、−NHC(O)NH2、−NHC(O)NH−アルキル、−NHSO2R11、−S(O)2R11、または−SO2NHR11から選択される3個までの置換基で任意に置換され;
R6およびR7は、H、アルキル、F、Cl、−CF3、−OH、−O−アルキル、−OCF3、−NH2、または−NHSO2−アルキルから各々独立して選択され;ならびに
R10は、フェニル、ピリジル、またはピリミジニルであり、それらの各々は、非置換であるか、または同じかもしくは異なり、アルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ハロ、ハロアルキル、−OH、ヒドロキシアルキル、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)Oアルキル、−C(O)N(R9)2、−アルキレン−OR9、−OR9、−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、または−SO2N(R9)2から選択される3個までの置換基で任意に置換される、
請求項2に記載の化合物。
【請求項24】
環Zが5員環ヘテロシクロアルケニルまたは5員環ヘテロアリールであり;
R2が−C(O)OH、ヘテロアリール、または−C(O)NHSO2R11であり;
R3は、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクロアルケニルであり、これらの各々は、非置換であるか、または、同じかもしくは異なり、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−OH、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)N(R9)2、−N(R9)2、−O−ハロアルキル、−NHC(O)NH2、−NHC(O)NH−アルキル、−NHSO2R11、−S(O)2R11、または−SO2NHR11から選択される3個までの置換基で任意に置換され;
R6およびR7は、H、アルキル、F、Cl、−CF3、−OH、−O−アルキル、−OCF3、−NH2、または−NHSO2−アルキルから各々独立して選択され;ならびに
R10は二環式アリールまたは二環式ヘテロアリールであり、これらの各々は、非置換であるか、または同じかもしくは異なり、かつアルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ヒドロキシアルキル、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)Oアルキル、−C(O)N(R9)2、−アルキレン−OR9、−OR9、−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、または−SO2N(R9)2から選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、
請求項2に記載の化合物。
【請求項25】
R2が−C(O)OHである、請求項11に記載の化合物。
【請求項26】
R2が−C(O)NHSO2R11であり、かつR11がアルキル、アリール、またはシクロアルキルである、請求項11に記載の化合物。
【請求項27】
R3が、フェニル、ピリジル、または
【化396】
であり、これらの各々は、同じかまたは異なり、かつアルキル、−CF3、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)NH2、−C(O)NHアルキル、F、Cl、−OH、−OCF3、−NH2、−NHアルキル、−NHC(O)NH2、−NHC(O)NH−アルキル、−NHSO2アルキル、−S(O)2アルキル、または−SO2NHアルキルから選択される1個〜3個までの置換基で任意に置換可能である、請求項11に記載の化合物。
【請求項28】
R3が
【化397】
である、請求項11に記載の化合物。
【請求項29】
環Zが
【化398】
であり、ここで、破線は任意のかつ付加的な結合を表し、上記環Z基は請求項1において示されるように任意に置換可能である、請求項11に記載の化合物。
【請求項30】
環Zが、同じかまたは異なり、かつH、アルキル、−OH、F、Cl、−O−アルキル、−CF3、−OCF3、およびシクロアルキルから選択される3個までの任意の環炭素置換基で置換可能である、請求項14に記載の化合物。
【請求項31】
環Zが
【化399】
である、請求項15に記載の化合物。
【請求項32】
環Zが
【化400】
であり、ここで、破線は任意のかつ付加的な結合を表し、上記環Z基は請求項1において示されるように任意に置換可能である、請求項11に記載の化合物。
【請求項33】
環Zが
【化401】
であり、ここで、破線は任意のかつ付加的な結合を表し、上記環Z基は請求項1において示されるように任意に置換可能である、請求項11に記載の化合物。
【請求項34】
化学式:
【化402】
を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、またはプロドラッグであって、ここで、破線は任意のかつ付加的な結合を示し、
R2は、−C(O)OR9または−C(O)NH(R9)SO2R11であり;
R6およびR7は、各々独立して、H、アルキル、F、Cl、−CF3、−OH、−O−アルキル、−OCF3、−NH2、および−NHSO2−アルキルから選択され;
R9はHまたはアルキルであり;
R10は、H、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、アリール、またはヘテロアリールであり、ここで、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、アリール、またはヘテロアリール基は、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、−[C(R12)2]q−シクロアルキル、−[C(R12)2]q−シクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルキル、−[C(R12)2]q−ヘテロシクロアルケニル、−[C(R12)2]q−ヘテロアリール、−[C(R12)2]q−ハロアルキル、−[C(R12)2]q−ヒドロキシアルキル、ハロ、−OH、−OR9、−CN、−[C(R12)2]q−C(O)R8、−[C(R12)2]q−C(O)OR9、−[C(R12)2]q−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHC(O)R8、−[C(R12)2]q−NR8C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−NHSO2R11、−[C(R12)2]q−S(O)pR11、−[C(R12)2]q−SO2N(R9)2;および−SO2N(R9)C(O)N(R9)2から各々独立して選択される4個までの置換基で任意に置換可能であり;そしてR11は、アルキル、アリール、またはシクロアルキルである、
化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、またはプロドラッグ。
【請求項35】
R2は、Zがチオフェン−イルの場合にR2が−C(O)O−アルキル以外であるように、−C(O)OH、−C(O)Oアルキル、−C(O)NH2、−C(O)NH−アルキル、−C(O)NH−シクロアルキル、−C(O)NHSO2R11、ヘテロアリール、
【化403】
であり、ここで、ヘテロアリール、アリールチアジン−イル−、またはアリールチアジアゾール−イル−基は、同じかまたは異なり、かつアルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、−OH、−CN、−C(O)R8、−C(O)OR9、−C(O)N(R9)2、−[C(R12)2]q−OR9、−[C(R12)2]q−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、または−SO2N(R9)2から選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、
請求項34に記載の化合物。
【請求項36】
R2が−C(O)NHSO2−アルキル、−C(O)NHSO2−アリール、−C(O)NHSO2−シクロアルキル、または−C(O)NHSO2−アルキレン−シクロアルキルである、請求項35に記載の化合物。
【請求項37】
R2が−C(O)NHSO2−メチル、−C(O)NHSO2−エチル、−C(O)NHSO2−イソプロピル、−C(O)NHSO2−t−ブチル、−C(O)NHSO2−フェニル、または−C(O)NHSO2−シクロプロピルである、請求項36に記載の化合物。
【請求項38】
R2が−C(O)OHである、請求項35に記載の化合物。
【請求項39】
R10が二環式アリールまたは二環式ヘテロアリールであり、これらの各々は、非置換であるか、または同じかもしくは異なり、かつアルキル、アリール、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ヒドロキシアルキル、−CN、−C(O)アルキル、−C(O)Oアルキル、−C(O)N(R9)2、−アルキレン−OR9、−OR9、−N(R9)2、−NHC(O)R8、−NHSO2R11、−S(O)pR11、または−SO2N(R9)から選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、請求項34に記載の化合物。
【請求項40】
R10がフェニル、ピリジル、ベンズイミダゾール、ベンズイミダゾロン、キノリン、キノリノン、キノキサリン、キノキサリノン、キナゾリン、キナゾリノン、ナフチリジン、ナフチリジノン、プテリジン、プテリジノンであり、これらの各々が、同じかまたは異なり、かつアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ハロ、ハロアルキル、−O−ハロアルキル、−OH、−CN、−NH2、−NH−アルキル、−N(アルキル)2、または−NHSO2−アルキルから選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、請求項34に記載の化合物。
【請求項41】
R10が
【化404】
である、請求項34に記載の化合物。
【請求項42】
R10が
【化405】
【化406】
である、請求項34に記載の化合物。
【請求項43】
R10が
【化407】
であり、これらの各々は、同じかまたは異なり、かつアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ハロ、ハロアルキル、−O−ハロアルキル、−OH、−CN、−NH2、−NH−アルキル、−N(アルキル)2、または−NHSO2−アルキルから選択される3個までの置換基で任意に置換可能である、請求項34に記載の化合物。
【請求項44】
R10が
【化408】
【化409】
であり、これらの各々は、同じかまたは異なり、かつアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニル、ハロ、ハロアルキル、−O−ハロアルキル、−OH、−CN、−NH2、−NH−アルキル、−N(アルキル)2、または−NHSO2−アルキルから選択される3個までの置換基で任意に置換可能であり、ここで、環の内部の「N」という文字は、環が1個または2個の環窒素原子を有することを示す、請求項34に記載の化合物。
【請求項45】
R6およびR7が各々Hである、請求項34に記載の化合物。
【請求項46】
R2が−C(O)OHである、請求項39に記載の化合物。
【請求項47】
R2が−C(O)OHである、請求項40に記載の化合物。
【請求項48】
R2が−C(O)OHである、請求項41に記載の化合物。
【請求項49】
R2が−C(O)OHである、請求項42に記載の化合物。
【請求項50】
R2が−C(O)OHである、請求項43に記載の化合物。
【請求項51】
R2が−C(O)OHである、請求項44に記載の化合物。
【請求項52】
以下の構造を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、溶媒和物、エステル、またはプロドラッグ:
【化410】
【化411】
【化412】
【化413】
【化414】
【化415】
【化416】
【化417】
【化418】
【化419】
【化420】
【化421】
【化422】
【化423】
【化424】
【化425】
【化426】
【化427】
【化428】
【化429】
【化430】
【化431】
【化432】
【請求項53】
請求項1に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、または溶媒和物、および少なくとも1つの薬学的に受容可能なキャリアを含む薬学的組成物。
【請求項54】
請求項52に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、または溶媒和物、および少なくとも1つの薬学的に受容可能なキャリアを含む薬学的組成物。
【請求項55】
少なくとも1つのさらなる抗ウイルス剤をさらに含み、ここで、該さらなる抗ウイルス剤は請求項1に記載の化合物ではない、請求項53に記載の薬学的組成物。
【請求項56】
前記さらなる抗ウイルス剤が、HCVポリメラーゼ阻害剤;インターフェロン;RNA複製阻害剤;アンチセンス剤;治療用ワクチン;プロテアーゼ阻害剤;抗体治療剤(モノクローナルまたはポリクローナル);およびRNA依存性ポリメラーゼ関連障害を治療するために有用な任意の薬剤から選択される、請求項55に記載の組成物。
【請求項57】
前記さらなる抗ウイルス剤が、RNA依存性ポリメラーゼ関連障害を治療するために有用な薬剤である、請求項55に記載の組成物。
【請求項58】
前記さらなる抗ウイルス剤がインターフェロンである、請求項55に記載の組成物。
【請求項59】
前記インターフェロンがインターフェロンα−2a、インターフェロンα−2b、インターフェロンアルファコン−1、またはペグ化インターフェロンである、請求項58に記載の組成物。
【請求項60】
前記さらなる抗ウイルス剤がプロテアーゼ阻害剤である、請求項55に記載の組成物。
【請求項61】
前記プロテアーゼ阻害剤がHCVプロテアーゼ阻害剤またはNS−3セリンプロテアーゼ阻害剤である、請求項60に記載の組成物。
【請求項62】
前記さらなる抗ウイルス剤がHCVポリメラーゼ阻害剤である、請求項55に記載の組成物。
【請求項63】
有効量の請求項1に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、または溶媒和物を患者に投与する工程を包含する、患者におけるウイルス感染を治療するための方法。
【請求項64】
有効量の請求項52に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、または溶媒和物を患者に投与する工程を包含する、患者におけるウイルス感染を治療するための方法。
【請求項65】
少なくとも1つのさらなる抗ウイルス剤を前記患者に投与する工程をさらに包含し、ここで、該さらなる抗ウイルス剤は、請求項1に記載の化合物ではなく、そしてこれらの投与量は、ウイルス感染を治療するためにともに有効である、請求項63に記載の方法。
【請求項66】
少なくとも1つのさらなる抗ウイルス剤を前記患者に投与する工程をさらに包含し、ここで、該さらなる抗ウイルス剤は、請求項1に記載の化合物ではなく、そしてこれらの投与量は、ウイルス感染を治療するためにともに有効である、請求項64に記載の方法。
【請求項67】
前記さらなる抗ウイルス剤が、HCVポリメラーゼ阻害剤;インターフェロン;RNA複製阻害剤;アンチセンス剤;治療用ワクチン;プロテアーゼ阻害剤;抗体治療剤(モノクローナルまたはポリクローナル);およびRNA依存性ポリメラーゼ関連障害を治療するために有用な任意の薬剤から選択される、請求項65に記載の方法。
【請求項68】
前記さらなる抗ウイルス剤が、RNA依存性ポリメラーゼ関連障害を治療するために有用な薬剤である、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記さらなる抗ウイルス剤がインターフェロンである、請求項67に記載の方法。
【請求項70】
前記インターフェロンがインターフェロンα−2a、インターフェロンα−2b、インターフェロンアルファコン−1、またはペグ化インターフェロンである、請求項69に記載の方法。
【請求項71】
前記さらなる抗ウイルス剤がプロテアーゼ阻害剤である、請求項67に記載の方法。
【請求項72】
前記プロテアーゼ阻害剤がHCVプロテアーゼ阻害剤またはNS−3セリンプロテアーゼ阻害剤である、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記さらなる抗ウイルス剤がHCVポリメラーゼ阻害剤である、請求項67に記載の方法。
【請求項74】
前記さらなる抗ウイルス剤が、HCVポリメラーゼ阻害剤;インターフェロン;RNA複製阻害剤;アンチセンス剤;治療用ワクチン;プロテアーゼ阻害剤;抗体治療剤(モノクローナルまたはポリクローナル);およびRNA依存性ポリメラーゼ関連障害を治療するために有用な任意の薬剤から選択される、請求項66に記載の方法。
【請求項75】
前記さらなる抗ウイルス剤が、RNA依存性ポリメラーゼ関連障害を治療するために有用な薬剤である、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
前記さらなる抗ウイルス剤がインターフェロンである、請求項74に記載の方法。
【請求項77】
前記インターフェロンがインターフェロンα−2a、インターフェロンα−2b、インターフェロンアルファコン−1、またはペグ化インターフェロンである、請求項76に記載の方法。
【請求項78】
前記さらなる抗ウイルス剤がプロテアーゼ阻害剤である、請求項74に記載の方法。
【請求項79】
前記プロテアーゼ阻害剤がHCVプロテアーゼ阻害剤またはNS−3セリンプロテアーゼ阻害剤である、請求項78に記載の方法。
【請求項80】
前記さらなる抗ウイルス剤がHCVポリメラーゼ阻害剤である、請求項74に記載の方法。
【請求項81】
前記ウイルス感染がHCV感染である、請求項63に記載の方法。
【請求項82】
前記ウイルス感染がHCV感染である、請求項64に記載の方法。
【公表番号】特表2010−513490(P2010−513490A)
【公表日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−542835(P2009−542835)
【出願日】平成19年12月17日(2007.12.17)
【国際出願番号】PCT/US2007/025754
【国際公開番号】WO2008/082484
【国際公開日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年12月17日(2007.12.17)
【国際出願番号】PCT/US2007/025754
【国際公開番号】WO2008/082484
【国際公開日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【Fターム(参考)】
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