HIVインテグラーゼ阻害剤としての架橋化合物
式Iの化合物は、HIVインテグラーゼの阻害剤およびHIV複製の阻害剤であり、Qのアスタリスク*は、化合物の残部への結合点を示し、L1、L2、X1、X2、X3、Y、Z、R1、R2、およびR3は本明細書に定義される。これらの化合物は、HIVによる感染の予防または治療、およびAIDSの予防、治療、またはその発症もしくは進行の遅延に有用である。これらの化合物は、化合物自体として(またはその水和物もしくは溶媒和物として)、または医薬的に許容される塩の形態で、HIV感染およびAIDSに対して用いられる。これらの化合物およびそれらの塩は、場合により他の抗ウイルス剤、免疫調節剤、抗生物質、またはワクチンと組み合わせて、医薬組成物の成分として用いることができる。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの化合物であって、
【化1】
式中、
Qは、
【化2】
であり、式中、アスタリスク*は、化合物の残部への結合点を示し、
L1は、CH2、CH(CH3)、またはC(CH3)2であり、
L2は、C1−4アルキレンであり、
X1、X2、およびX3は、
(1)H、
(2)C1−6アルキル、
(3)OH、O−C1−6アルキル、O−C1−6ハロアルキル、CN、NO2、N(RA)RB、C(O)N(RA)RB、C(O)RA、CO2RA、SRA、S(O)RA、SO2RA、SO2N(RA)RB、N(RA)C(O)RB、N(RA)CO2RB、N(RA)SO2RB、N(RA)SO2N(RA)RB、OC(O)N(RA)RB、N(RA)C(O)N(RA)RB、またはN(RA)C(O)C(O)N(RA)RBで置換されたC1−6アルキル、
(4)O−C1−6アルキル、
(5)C1−6ハロアルキル、
(6)O−C1−6ハロアルキル、
(7)OH、
(8)ハロゲン、
(9)CN、
(10)NO2、
(11)N(RA)RB、
(12)C(O)N(RA)RB、
(13)C(O)RA、
(14)C(O)−C1−6ハロアルキル、
(15)C(O)ORA、
(16)OC(O)N(RA)RB、
(17)SRA、
(18)S(O)RA、
(19)SO2RA、
(20)SO2N(RA)RB、
(21)SO2N(RA)C(O)RB、
(22)N(RA)SO2RB、
(23)N(RA)SO2N(RA)RB、
(24)N(RA)C(O)RB、
(25)N(RA)C(O)N(RA)RB、
(26)N(RA)C(O)C(O)N(RA)RB、
(27)N(RA)CO2RB、および
(28)HetBからなる群からそれぞれ独立して選択され、
Yは、CH2、CH(CH3)、C(RA)(O−AryA)、C(RA)(ORB)、O、S、SO2、N(RA)、またはC(O)であり、
Zは、
(1)C(O)N(RA)RB、
(2)C(O)C(O)N(RA)RB、
(3)SO2N(RA)RB、
(4)C(O)−HetA、
(5)C(O)C(O)−HetA、
(6)SO2−HetA、
(7)C(O)−HetB、
(8)C(O)C(O)−HetB、または
(9)SO2−HetBであり、
R1は、
(1)H、
(2)C1−6アルキル、
(3)C1−6ハロアルキル、
(4)OH、O−C1−6アルキル、O−C1−6ハロアルキル、CN、NO2、N(RA)RB、C(O)N(RA)RB、C(O)RA、CO2RA、SRA、S(O)RA、SO2RA、SO2N(RA)RB、N(RA)C(O)RB、N(RA)CO2RB、N(RA)SO2RB、N(RA)SO2N(RA)RB、OC(O)N(RA)RB、N(RA)C(O)N(RA)RB、もしくはN(RA)C(O)C(O)N(RA)RBで置換されたC1−6アルキル、または
(5)AryCで置換されたC1−6アルキルであり、
R2は、
(1)H、
(2)C1−6アルキル、
(3)O−C1−6アルキル、
(4)O−C1−6アルキルで置換されたC1−6アルキル、
(5)C(O)N(RC)RD、または
(6)SO2N(RC)RD、
(7)AryB、または
(8)AryBで置換されたC1−6アルキルであり、
R3は、
(1)H、
(2)C1−6アルキル、
(3)O−C1−6アルキルで置換されたC1−6アルキル、
(4)C(O)N(RC)RD、
(5)C(O)C(O)N(RC)RD、
(6)SO2N(RC)RD、
(7)AryB、または
(8)AryBで置換されたC1−6アルキルであり、
nは、0または1であり、
各RAは独立して、HまたはC1−6アルキルであり、
各RBは独立して、HまたはC1−6アルキルであり、
各RCは独立して、HまたはC1−6アルキルであり、
各RDは独立して、HまたはC1−6アルキルであるか、
または独立して、RCおよびRDの各対は、それら両方が結合しているN原子と共に、RCおよびRDに結合している窒素に加えて、N、O、およびSから選択された(SはS(O)またはS(O)2に場合により酸化されている)1つのヘテロ原子を場合より含有する、4から7員飽和または不飽和非芳香族単環式環を形成し、単環式環は、それぞれ独立して
(1)C1−6アルキル、
(2)C1−6ハロアルキル、
(3)OH、O−C1−6アルキル、O−C1−6ハロアルキル、N(RA)RB、C(O)N(RA)RB、C(O)RA、CO2RA、またはSO2RAで置換されたC1−6アルキル、
(4)O−C1−6アルキル、
(5)O−C1−6ハロアルキル、
(6)OH、
(7)オキソ、
(8)ハロゲン、
(9)C(O)N(RA)RB、
(10)C(O)RA、
(11)C(O)−C1−6フルオロアルキル、
(12)C(O)ORA、または
(13)S(O)2RAである1または2個の置換基で場合により置換されており、
AryAは、フェニルまたはナフチルであり、フェニルまたはナフチルは、それぞれ独立してX1、X2、およびX3の定義において上に記載された置換基(2)から(28)のいずれかである1から5個の置換基で場合により置換されており、
AryBは、フェニルまたはナフチルであり、フェニルまたはナフチルは、それぞれ独立してX1、X2、およびX3の定義において上に記載された置換基(2)から(28)のいずれかである1から5個の置換基で場合により置換されており、
AryCは、フェニルまたはナフチルであり、フェニルまたはナフチルは、それぞれ独立してX1、X2、およびX3の定義において上に記載された置換基(2)から(28)のいずれかである1から5個の置換基で場合により置換されており、
HetAは、少なくとも1つの炭素原子、およびN、O、およびSから独立して選択された(各SはS(O)またはS(O)2に場合により酸化されている)1から4個のヘテロ原子を含有する、4から7員飽和または不飽和非芳香族複素環式環であり、複素環式環は、それぞれ独立して
(1)ハロゲン、
(2)C1−6アルキル、
(3)C1−6ハロアルキル、
(4)O−C1−6アルキル、
(5)O−C1−6ハロアルキル、
(6)オキソ、
(7)C(O)N(RA)RB、
(8)C(O)C(O)N(RA)RB、
(9)C(O)RA、
(10)CO2RA、
(11)SRA、
(12)S(O)RA、
(13)SO2RA、または
(14)SO2N(RA)RBである1から4個の置換基で場合により置換されており、
各HetBは独立して、N、O、およびSから独立して選択された1から4個のヘテロ原子を含有する5または6員芳香族複素環であり、芳香族複素環は、それぞれ独立して
(1)C1−6アルキル、
(2)OH、O−C1−6アルキル、O−C1−6ハロアルキル、CN、NO2、N(RA)RB、C(O)N(RA)RB、C(O)RA、CO2RA、SRA、S(O)RA、SO2RA、SO2N(RA)RB、N(RA)C(O)RB、N(RA)CO2RB、N(RA)SO2RB、N(RA)SO2N(RA)RB、OC(O)N(RA)RB、N(RA)C(O)N(RA)RB、もしくはN(RA)C(O)C(O)N(RA)RBで置換されたC1−6アルキル、
(3)O−C1−6アルキル、
(4)C1−6ハロアルキル、
(5)O−C1−6ハロアルキル、
(6)OH、
(7)ハロゲン、
(8)CN、
(9)NO2、
(10)N(RA)RB、
(11)C(O)N(RA)RB、
(12)C(O)RA、
(13)C(O)−C1−6ハロアルキル、
(14)C(O)ORA、
(15)OC(O)N(RA)RB、
(16)SRA、
(17)S(O)RA、
(18)SO2RA、
(19)SO2N(RA)RB、
(20)N(RA)SO2RB、
(21)N(RA)SO2N(RA)RB、
(22)N(RA)C(O)RB、
(23)N(RA)C(O)N(RA)RB、
(24)N(RA)C(O)C(O)N(RA)RB、または
(25)N(RA)CO2RBである1から4個の置換基で場合により置換されている化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項2】
Qが、
【化3】
である、請求項1に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項3】
化合物が、式IIの化合物である、
【化4】
請求項1に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項4】
化合物が、式IIIの化合物である、
【化5】
請求項1に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項5】
化合物が、式III−Aの化合物である、
【化6】
請求項4に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項6】
化合物が、式IVの化合物である、
【化7】
請求項1に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項7】
L1が、CH2であり、
L2は、CH2、C(CH3)、C(CH3)2、CH2CH2、またはCH2CH2CH2であり、
X1、X2、およびX3は、H、ハロゲン、CN、NO2、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、OH、O−C1−4アルキル、O−C1−4ハロアルキル、N(RA)RB、C(O)N(RA)RB、C(O)RA、CO2RA、SRA、S(O)RA、SO2RA、SO2N(RA)RB、SO2N(RA)C(O)RB、N(RA)SO2RB、N(RA)SO2N(RA)RB、N(RA)C(O)RB、およびN(RA)C(O)C(O)N(RA)RBからなる群からそれぞれ独立して選択され、ただしX1、X2、およびX3の少なくとも1つはH以外であり、
Yは、CH2またはOであり、
Zは、
(1)C(O)N(RA)RB、
(2)C(O)C(O)N(RA)RB、
(3)C(O)−HetA、
(4)C(O)C(O)−HetA、
(5)C(O)−HetB、または
(6)C(O)C(O)−HetBであり、
R1は、HまたはC1−4アルキルであり、
R2は、
(1)H、
(2)C1−4アルキル、
(3)O−C1−4アルキル、
(4)O−C1−6アルキルで置換されたC1−4アルキル、
(5)C(O)N(RC)RD、
(6)SO2N(RC)RD、
(7)AryB、または
(8)AryBで置換されたC1−4アルキルであり、
R3は、
(1)H、
(2)C1−4アルキル、
(3)O−C1−4アルキルで置換されたC1−4アルキル、
(4)C(O)N(RC)RD、
(5)C(O)C(O)N(RC)RD、
(6)SO2N(RC)RD、
(7)AryB、または
(8)AryBで置換されたC1−4アルキルであり、
各RAは独立して、HまたはC1−4アルキルであり、
各RBは独立して、HまたはC1−4アルキルであり、
各RCは独立して、HまたはC1−4アルキルであり、
各RDは独立して、HまたはC1−4アルキルであるか、
または独立して、RCおよびRDの各対は、それら両方が結合しているN原子と共に、RCおよびRDに結合している窒素に加えて、N、O、およびSから選択された(SはS(O)またはS(O)2に場合により酸化されている)1つのヘテロ原子を場合より含有する、4から7員飽和単環式環を形成し、単環式環は、それぞれ独立して
(1)C1−4アルキル、
(2)C1−4フルオロアルキル、
(3)O−C1−4アルキル、
(4)O−C1−4フルオロアルキル、
(5)オキソ、
(6)C(O)RA、
(7)CO2RA、または
(8)SO2RAである1または2個の置換基で場合により置換されており、
AryBは、それぞれ独立して
(1)C1−4アルキル、
(2)OH、
(3)O−C1−4アルキル、
(4)C1−4ハロアルキル、
(5)O−C1−4ハロアルキル、
(6)ハロゲン、
(7)CN
(8)N(RA)RB、
(9)C(O)N(RA)RB、
(10)C(O)RA、
(11)C(O)ORA、
(12)SRA、
(13)S(O)RA、
(14)SO2RA、
(15)SO2N(RA)RB、
(16)SO2N(RA)C(O)RB、
(17)N(RA)SO2RB、
(18)N(RA)SO2N(RA)RB、
(19)N(RA)C(O)RB、または
(20)N(RA)C(O)C(O)N(RA)RBである1から3個の置換基で場合により置換されたフェニルであり、
HetAは、N原子を含有し、N、O、およびSから選択された追加のヘテロ原子を場合により含有する、4から7員飽和複素環式環であり、(i)複素環式環は、N原子を介してC(O)部分に結合しており、(ii)任意のS原子は、S(O)またはS(O)2に場合により酸化されており、(iii)複素環式環は、それぞれ独立して
(1)C1−4アルキル、
(2)C1−4フルオロアルキル、
(3)O−C1−4アルキル、
(4)O−C1−4フルオロアルキル、
(5)オキソ、
(6)C(O)RA、
(7)CO2RA、または
(8)SO2RAである1から3個の置換基で場合により置換されており、
HetBは、1から4個のN原子、0または1個のO原子、および0または1個のS原子から独立して選択された合計1から4個のヘテロ原子を含有する5または6員芳香族複素環であり、芳香族複素環は、それぞれ独立して
(1)C1−4アルキル、
(2)C1−4フルオロアルキル、
(3)O−C1−4アルキル、
(4)O−C1−4フルオロアルキル、
(5)OH、
(6)C(O)RA、
(7)CO2RA、または
(8)SO2RAである1から3個の置換基で場合により置換されている、請求項1から6のいずれか一項に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項8】
X1およびX2が、H、Cl、Br、F、CN、C1−3アルキル、CF3、OH、O−C1−3アルキル、OCF3、NH2、N(H)−C1−3アルキル、N(C1−3アルキル)2、C(O)NH2、C(O)N(H)−C1−3アルキル、C(O)N(C1−3アルキル)2、CH(O)、C(O)−C1−3アルキル、CO2H、CO2−C1−3アルキル、SO2H、およびSO2−C1−3アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択され、ただしX1およびX2の少なくとも1つはH以外であり、
X3は、Hであり、
Zは、
(1)C(O)N(C1−3アルキル)2、
(2)C(O)C(O)NH(C1−3アルキル)、
(3)C(O)C(O)N(C1−3アルキル)2、
(4)C(O)−HetA、
(5)C(O)C(O)−HetA、
(6)C(O)−HetB、または
(7)C(O)C(O)−HetBであり、
R1は、HまたはC1−3アルキルであり、
R2は、
(1)H、
(2)C1−3アルキル、
(3)O−C1−3アルキル、
(4)(CH2)1−2−O−C1−3アルキル、
(5)C(O)N(C1−3アルキル)2、
(6)
【化8】
(7)SO2N(C1−3アルキル)2、
【化9】
(9)AryB、または
(10)(CH2)1−2−AryBであり、
R3は、H、C1−3アルキル、AryB、または(CH2)1−2−AryBであり、
AryBは、それぞれ独立して
(1)C1−3アルキル、
(2)O−C1−3アルキル、
(3)CF3、
(4)OCF3、
(5)Cl、
(6)Br、
(7)F、
(8)CN、
(9)C(O)NH2、
(10)C(O)N(H)−C1−3アルキル、
(11)C(O)N(−C1−3アルキル)2、
(12)C(O)−C1−3アルキル、
(13)C(O)O−C1−3アルキル、または
(14)SO2−C1−3アルキルである1から3個の置換基で場合により置換されたフェニルであり、
HetAは、
【化10】
からなる群から選択された飽和複素環式環であり、
各Vは独立して、H、C1−3アルキル、C(O)−C1−3アルキル、C(O)−O−C1−3アルキル、またはS(O)2−C1−3アルキルであり、
HetBは、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、およびチアジアゾリルからなる群から選択された芳香族複素環であり、芳香族複素環は、それぞれ独立してC1−4アルキルである1から2個の置換基で場合により置換されている、請求項7に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項9】
X1およびX2が、H、Cl、Br、F、CN、CH3、CF3、OH、OCH3、OCF3、NH2、N(H)CH3、N(CH3)2、C(O)NH2、C(O)N(H)CH3、C(O)N(CH3)2、CH(O)、C(O)CH3、CO2H、CO2CH3、SO2H、およびSO2CH3からなる群からそれぞれ独立して選択され、ただしX1およびX2の少なくとも1つはH以外であり、
Zは、C(O)N(CH3)2、C(O)C(O)NH(CH3)、C(O)C(O)N(CH3)2、
【化11】
であり、
R1は、H、CH3、CH2CH3、CH2CH2CH3、またはCH(CH3)2であり、
R2は、H、CH3、CH2CH3、OCH3、CH2OCH3、フェニル、またはベンジルであり、フェニルまたはベンジルのフェニル部分は、それぞれ独立してCl、Br、F、CH3、CF3、OCH3、OCF3、C(O)NH2、C(O)N(H)CH3、C(O)N(CH3)2、C(O)CH3、CO2CH3、またはSO2CH3である1または2個の置換基で場合により置換されており、
R3は、H、CH3、CH2CH3、フェニル、またはベンジルであり、フェニルまたはベンジルのフェニル部分は、それぞれ独立してCl、Br、F、CH3、CF3、OCH3、OCF3、CN、C(O)NH2、C(O)N(H)CH3、C(O)N(CH3)2、C(O)CH3、CO2CH3、またはSO2CH3である1または2個の置換基で場合により置換されている、請求項8に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項10】
L1が、CH2であり、
L2は、CH2またはCH2CH2であり、
X1およびX2は、H、Cl、Br、F、CN、CH3、CF3、OH、OCH3、OCF3、NH2、N(H)CH3、N(CH3)2、C(O)NH2、C(O)N(H)CH3、C(O)N(CH3)2、CH(O)、C(O)CH3、CO2H、CO2CH3、SO2H、およびSO2CH3からなる群からそれぞれ独立して選択され、ただし
(i)X1およびX2の少なくとも1つはH以外であり、
(ii)X1はフェニル環のパラ位にあり、
(iii)X2はフェニル環のメタ位にあり、
X3は、Hであり、
Yは、CH2またはOであり、
Zは、C(O)N(CH3)2、C(O)C(O)NH(CH3)、C(O)C(O)N(CH3)2、
【化12】
であり、
R1は、H、CH3、CH2CH3、またはCH2CH2CH3であり、
R2は、H、CH3、CH2CH3、OCH3、またはOHであり、
R3は、H、CH3、またはCH2CH3である、請求項3に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項11】
X1がFであり、X2がHまたはCH3である、請求項10に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項12】
化合物が、式V−Aの化合物である、
【化13】
請求項7から9のいずれか一項に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項13】
X1がFであり、X2がHまたはCH3である、請求項12に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項14】
化合物が、式V−Bの化合物である、
【化14】
請求項7から9のいずれか一項に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項15】
X1がFであり、X2がHまたはCH3である、請求項14に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項16】
L1が、CH2であり、
L2は、CH2またはCH2CH2であり、
X1およびX2は、H、Cl、Br、F、CN、CH3、CF3、OH、OCH3、OCF3、NH2、N(H)CH3、N(CH3)2、C(O)NH2、C(O)N(H)CH3、C(O)N(CH3)2、CH(O)、C(O)CH3、CO2H、CO2CH3、SO2H、およびSO2CH3からなる群からそれぞれ独立して選択され、ただし
(i)X1およびX2の少なくとも1つはH以外であり、
(ii)X1はフェニル環のパラ位にあり、
(iii)X2はフェニル環のメタ位にあり、
X3は、Hであり、
Yは、CH2またはOであり、
Zは、C(O)N(CH3)2、C(O)C(O)NH(CH3)、C(O)C(O)N(CH3)2、
【化15】
であり、
R1は、H、CH3、CH2CH3、またはCH2CH2CH3であり、
R2は、H、CH3、CH2CH3、OCH3、またはOHである、請求項4に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項17】
X1がFであり、X2がHまたはCH3である、請求項16に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項18】
nが1である、請求項16もしくは17に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項19】
nが0である、請求項16もしくは17に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項20】
化合物が、式VI−Aの化合物である、
【化16】
請求項7から9のいずれか一項に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項21】
X1がFであり、X2がHまたはCH3である、請求項20に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項22】
化合物が、式VI−Bの化合物である、
【化17】
請求項7から9のいずれか一項に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項23】
X1がFであり、X2がHまたはCH3である、請求項22に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項24】
化合物が、式VI−Cの化合物である、
【化18】
請求項7から9のいずれか一項に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項25】
X1がFであり、X2がHまたはCH3である、請求項24に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項26】
N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’’−トリメチルエタンジアミド、
N−(4−{[(4−フルオロ−3−メチルベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’’−トリメチルエタンジアミド、
N−(4−フルオロベンジル)−5−ヒドロキシ−1−{メチル[モルホリン−4−イル(オキソ)アセチル]アミノ}−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−4−カルボキサミド、
N−(4−フルオロベンジル)−5−ヒドロキシ−1−{{メチル[(4−メチルピペラジン−1−イル)(オキソ)アセチル]アミノ}−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−4−カルボキサミド、
N’−{2−[(4−フルオロベンジル)カルバモイル]−3−ヒドロキシ−4−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−7,10−エタノピリミド[1,2−a]アゼピン−10(4H)−イル}−N,N−ジメチルエタンジアミド、
N−(4−フルオロベンジル)−3−ヒドロキシ−10−{[モルホリン−4−イル(オキソ)アセチル]アミノ}−4−オキソ−4,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロ−7,10−エタノピリミド[1,2−a]アゼピン−2−カルボキサミド、
N−{2−[(4−フルオロベンジル)カルバモイル]−3−ヒドロキシ−4−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−7,10−メタノピリミド[1,2−a]アゼピン−10(4H)−イル}−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N−{2−[(4−フルオロベンジル)カルバモイル]−3−ヒドロキシ−4−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−7,10−メタノピリミド[1,2−a]アゼピン−10(4H)−イル}−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N−(4−フルオロベンジル)−3−ヒドロキシ−10−{メチル[モルホリン−4−イル(オキソ)アセチル]アミノ}−4−オキソ−4,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロ−7,10−メタノピリミド[1,2−a]アゼピン−2−カルボキサミド、
(+)−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
(−)−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
(+/−)−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
(+)−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
(−)−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
(+/−)−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
(+)−N−エチル−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’−ジメチルエタンジアミド、
(−)−N−エチル−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’−ジメチルエタンジアミド、
(+/−)−N−エチル−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’−ジメチルエタンジアミド、
(+)−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−8−メチル−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’’−トリメチルエタンジアミド、
(−)−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−8−メチル−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’’−トリメチルエタンジアミド、および
(+/−)−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−8−メチル−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’’−トリメチルエタンジアミドからなる群から選択された、請求項1に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項27】
N−(4−{[(4−フルオロ−3−メチルベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−9−メトキシ−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N,N’,N’’−トリメチルエタンジアミド、
N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−9−メトキシ−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N−エチル−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−9−メトキシ−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’−ジメチルエタンジアミド、
N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5,9−ジヒドロキシ−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N−エチル−N−(4−{[(4−フルオロ−3−メチルベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’−ジメチルエタンジアミド、
N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’−ジメチル−N−プロピルエタンジアミド、
N−(9−エチル−4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N−4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−9−メチル−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N’−(9−エチル−4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンジアミド、
N−5−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−4−ヒドロキシ−3−オキソ−10−オキサ−2,6−ジアザトリシクロ[6.3.2.02,7]トリデカ−4,6−ジエン−8−イル)−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N−5−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−4−ヒドロキシ−3−オキソ−2,6−ジアザトリシクロ[6.3.2.02,7]トリデカ−4,6−ジエン−8−イル)−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N−(8−エチル−4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N’−(8−エチル−4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N−ジメチルエタンジアミド、
N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−8−メチル−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−8−メチル−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N,N’−ジメチルエタンジアミド、
N’−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−8−メチル−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N−ジメチルエタンジアミド、
N−5−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−4−ヒドロキシ−3−オキソ−2,6−ジアザトリシクロ[6.2.2.02,7]ドデカ−4,6−ジエン−8−イル)−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、および
少なくとも1つのキラル中心を含有する化合物の場合、それらの個々の立体異性体からなる群から選択された、請求項1に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項28】
有効量の請求項1から27のいずれか一項に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩、および医薬的に許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項29】
有効量の請求項1から27のいずれか一項に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩を対象に投与することを含む、それを必要としている対象において、HIVによる感染を治療もしくは予防する、またはAIDSを治療、予防、もしくはその発症もしくは進行を遅延する方法。
【請求項30】
HIVがHIV−1である、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
それを必要としている対象の医療、HIVインテグラーゼの阻害、HIVによる感染の治療もしくは予防、またはAIDSの治療、予防、もしくはその発症もしくは進行の遅延のための薬剤の調製における、請求項1から27のいずれか一項に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩の使用。
【請求項32】
HIVがHIV−1である、請求項31に記載の使用。
【請求項1】
式Iの化合物であって、
【化1】
式中、
Qは、
【化2】
であり、式中、アスタリスク*は、化合物の残部への結合点を示し、
L1は、CH2、CH(CH3)、またはC(CH3)2であり、
L2は、C1−4アルキレンであり、
X1、X2、およびX3は、
(1)H、
(2)C1−6アルキル、
(3)OH、O−C1−6アルキル、O−C1−6ハロアルキル、CN、NO2、N(RA)RB、C(O)N(RA)RB、C(O)RA、CO2RA、SRA、S(O)RA、SO2RA、SO2N(RA)RB、N(RA)C(O)RB、N(RA)CO2RB、N(RA)SO2RB、N(RA)SO2N(RA)RB、OC(O)N(RA)RB、N(RA)C(O)N(RA)RB、またはN(RA)C(O)C(O)N(RA)RBで置換されたC1−6アルキル、
(4)O−C1−6アルキル、
(5)C1−6ハロアルキル、
(6)O−C1−6ハロアルキル、
(7)OH、
(8)ハロゲン、
(9)CN、
(10)NO2、
(11)N(RA)RB、
(12)C(O)N(RA)RB、
(13)C(O)RA、
(14)C(O)−C1−6ハロアルキル、
(15)C(O)ORA、
(16)OC(O)N(RA)RB、
(17)SRA、
(18)S(O)RA、
(19)SO2RA、
(20)SO2N(RA)RB、
(21)SO2N(RA)C(O)RB、
(22)N(RA)SO2RB、
(23)N(RA)SO2N(RA)RB、
(24)N(RA)C(O)RB、
(25)N(RA)C(O)N(RA)RB、
(26)N(RA)C(O)C(O)N(RA)RB、
(27)N(RA)CO2RB、および
(28)HetBからなる群からそれぞれ独立して選択され、
Yは、CH2、CH(CH3)、C(RA)(O−AryA)、C(RA)(ORB)、O、S、SO2、N(RA)、またはC(O)であり、
Zは、
(1)C(O)N(RA)RB、
(2)C(O)C(O)N(RA)RB、
(3)SO2N(RA)RB、
(4)C(O)−HetA、
(5)C(O)C(O)−HetA、
(6)SO2−HetA、
(7)C(O)−HetB、
(8)C(O)C(O)−HetB、または
(9)SO2−HetBであり、
R1は、
(1)H、
(2)C1−6アルキル、
(3)C1−6ハロアルキル、
(4)OH、O−C1−6アルキル、O−C1−6ハロアルキル、CN、NO2、N(RA)RB、C(O)N(RA)RB、C(O)RA、CO2RA、SRA、S(O)RA、SO2RA、SO2N(RA)RB、N(RA)C(O)RB、N(RA)CO2RB、N(RA)SO2RB、N(RA)SO2N(RA)RB、OC(O)N(RA)RB、N(RA)C(O)N(RA)RB、もしくはN(RA)C(O)C(O)N(RA)RBで置換されたC1−6アルキル、または
(5)AryCで置換されたC1−6アルキルであり、
R2は、
(1)H、
(2)C1−6アルキル、
(3)O−C1−6アルキル、
(4)O−C1−6アルキルで置換されたC1−6アルキル、
(5)C(O)N(RC)RD、または
(6)SO2N(RC)RD、
(7)AryB、または
(8)AryBで置換されたC1−6アルキルであり、
R3は、
(1)H、
(2)C1−6アルキル、
(3)O−C1−6アルキルで置換されたC1−6アルキル、
(4)C(O)N(RC)RD、
(5)C(O)C(O)N(RC)RD、
(6)SO2N(RC)RD、
(7)AryB、または
(8)AryBで置換されたC1−6アルキルであり、
nは、0または1であり、
各RAは独立して、HまたはC1−6アルキルであり、
各RBは独立して、HまたはC1−6アルキルであり、
各RCは独立して、HまたはC1−6アルキルであり、
各RDは独立して、HまたはC1−6アルキルであるか、
または独立して、RCおよびRDの各対は、それら両方が結合しているN原子と共に、RCおよびRDに結合している窒素に加えて、N、O、およびSから選択された(SはS(O)またはS(O)2に場合により酸化されている)1つのヘテロ原子を場合より含有する、4から7員飽和または不飽和非芳香族単環式環を形成し、単環式環は、それぞれ独立して
(1)C1−6アルキル、
(2)C1−6ハロアルキル、
(3)OH、O−C1−6アルキル、O−C1−6ハロアルキル、N(RA)RB、C(O)N(RA)RB、C(O)RA、CO2RA、またはSO2RAで置換されたC1−6アルキル、
(4)O−C1−6アルキル、
(5)O−C1−6ハロアルキル、
(6)OH、
(7)オキソ、
(8)ハロゲン、
(9)C(O)N(RA)RB、
(10)C(O)RA、
(11)C(O)−C1−6フルオロアルキル、
(12)C(O)ORA、または
(13)S(O)2RAである1または2個の置換基で場合により置換されており、
AryAは、フェニルまたはナフチルであり、フェニルまたはナフチルは、それぞれ独立してX1、X2、およびX3の定義において上に記載された置換基(2)から(28)のいずれかである1から5個の置換基で場合により置換されており、
AryBは、フェニルまたはナフチルであり、フェニルまたはナフチルは、それぞれ独立してX1、X2、およびX3の定義において上に記載された置換基(2)から(28)のいずれかである1から5個の置換基で場合により置換されており、
AryCは、フェニルまたはナフチルであり、フェニルまたはナフチルは、それぞれ独立してX1、X2、およびX3の定義において上に記載された置換基(2)から(28)のいずれかである1から5個の置換基で場合により置換されており、
HetAは、少なくとも1つの炭素原子、およびN、O、およびSから独立して選択された(各SはS(O)またはS(O)2に場合により酸化されている)1から4個のヘテロ原子を含有する、4から7員飽和または不飽和非芳香族複素環式環であり、複素環式環は、それぞれ独立して
(1)ハロゲン、
(2)C1−6アルキル、
(3)C1−6ハロアルキル、
(4)O−C1−6アルキル、
(5)O−C1−6ハロアルキル、
(6)オキソ、
(7)C(O)N(RA)RB、
(8)C(O)C(O)N(RA)RB、
(9)C(O)RA、
(10)CO2RA、
(11)SRA、
(12)S(O)RA、
(13)SO2RA、または
(14)SO2N(RA)RBである1から4個の置換基で場合により置換されており、
各HetBは独立して、N、O、およびSから独立して選択された1から4個のヘテロ原子を含有する5または6員芳香族複素環であり、芳香族複素環は、それぞれ独立して
(1)C1−6アルキル、
(2)OH、O−C1−6アルキル、O−C1−6ハロアルキル、CN、NO2、N(RA)RB、C(O)N(RA)RB、C(O)RA、CO2RA、SRA、S(O)RA、SO2RA、SO2N(RA)RB、N(RA)C(O)RB、N(RA)CO2RB、N(RA)SO2RB、N(RA)SO2N(RA)RB、OC(O)N(RA)RB、N(RA)C(O)N(RA)RB、もしくはN(RA)C(O)C(O)N(RA)RBで置換されたC1−6アルキル、
(3)O−C1−6アルキル、
(4)C1−6ハロアルキル、
(5)O−C1−6ハロアルキル、
(6)OH、
(7)ハロゲン、
(8)CN、
(9)NO2、
(10)N(RA)RB、
(11)C(O)N(RA)RB、
(12)C(O)RA、
(13)C(O)−C1−6ハロアルキル、
(14)C(O)ORA、
(15)OC(O)N(RA)RB、
(16)SRA、
(17)S(O)RA、
(18)SO2RA、
(19)SO2N(RA)RB、
(20)N(RA)SO2RB、
(21)N(RA)SO2N(RA)RB、
(22)N(RA)C(O)RB、
(23)N(RA)C(O)N(RA)RB、
(24)N(RA)C(O)C(O)N(RA)RB、または
(25)N(RA)CO2RBである1から4個の置換基で場合により置換されている化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項2】
Qが、
【化3】
である、請求項1に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項3】
化合物が、式IIの化合物である、
【化4】
請求項1に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項4】
化合物が、式IIIの化合物である、
【化5】
請求項1に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項5】
化合物が、式III−Aの化合物である、
【化6】
請求項4に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項6】
化合物が、式IVの化合物である、
【化7】
請求項1に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項7】
L1が、CH2であり、
L2は、CH2、C(CH3)、C(CH3)2、CH2CH2、またはCH2CH2CH2であり、
X1、X2、およびX3は、H、ハロゲン、CN、NO2、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、OH、O−C1−4アルキル、O−C1−4ハロアルキル、N(RA)RB、C(O)N(RA)RB、C(O)RA、CO2RA、SRA、S(O)RA、SO2RA、SO2N(RA)RB、SO2N(RA)C(O)RB、N(RA)SO2RB、N(RA)SO2N(RA)RB、N(RA)C(O)RB、およびN(RA)C(O)C(O)N(RA)RBからなる群からそれぞれ独立して選択され、ただしX1、X2、およびX3の少なくとも1つはH以外であり、
Yは、CH2またはOであり、
Zは、
(1)C(O)N(RA)RB、
(2)C(O)C(O)N(RA)RB、
(3)C(O)−HetA、
(4)C(O)C(O)−HetA、
(5)C(O)−HetB、または
(6)C(O)C(O)−HetBであり、
R1は、HまたはC1−4アルキルであり、
R2は、
(1)H、
(2)C1−4アルキル、
(3)O−C1−4アルキル、
(4)O−C1−6アルキルで置換されたC1−4アルキル、
(5)C(O)N(RC)RD、
(6)SO2N(RC)RD、
(7)AryB、または
(8)AryBで置換されたC1−4アルキルであり、
R3は、
(1)H、
(2)C1−4アルキル、
(3)O−C1−4アルキルで置換されたC1−4アルキル、
(4)C(O)N(RC)RD、
(5)C(O)C(O)N(RC)RD、
(6)SO2N(RC)RD、
(7)AryB、または
(8)AryBで置換されたC1−4アルキルであり、
各RAは独立して、HまたはC1−4アルキルであり、
各RBは独立して、HまたはC1−4アルキルであり、
各RCは独立して、HまたはC1−4アルキルであり、
各RDは独立して、HまたはC1−4アルキルであるか、
または独立して、RCおよびRDの各対は、それら両方が結合しているN原子と共に、RCおよびRDに結合している窒素に加えて、N、O、およびSから選択された(SはS(O)またはS(O)2に場合により酸化されている)1つのヘテロ原子を場合より含有する、4から7員飽和単環式環を形成し、単環式環は、それぞれ独立して
(1)C1−4アルキル、
(2)C1−4フルオロアルキル、
(3)O−C1−4アルキル、
(4)O−C1−4フルオロアルキル、
(5)オキソ、
(6)C(O)RA、
(7)CO2RA、または
(8)SO2RAである1または2個の置換基で場合により置換されており、
AryBは、それぞれ独立して
(1)C1−4アルキル、
(2)OH、
(3)O−C1−4アルキル、
(4)C1−4ハロアルキル、
(5)O−C1−4ハロアルキル、
(6)ハロゲン、
(7)CN
(8)N(RA)RB、
(9)C(O)N(RA)RB、
(10)C(O)RA、
(11)C(O)ORA、
(12)SRA、
(13)S(O)RA、
(14)SO2RA、
(15)SO2N(RA)RB、
(16)SO2N(RA)C(O)RB、
(17)N(RA)SO2RB、
(18)N(RA)SO2N(RA)RB、
(19)N(RA)C(O)RB、または
(20)N(RA)C(O)C(O)N(RA)RBである1から3個の置換基で場合により置換されたフェニルであり、
HetAは、N原子を含有し、N、O、およびSから選択された追加のヘテロ原子を場合により含有する、4から7員飽和複素環式環であり、(i)複素環式環は、N原子を介してC(O)部分に結合しており、(ii)任意のS原子は、S(O)またはS(O)2に場合により酸化されており、(iii)複素環式環は、それぞれ独立して
(1)C1−4アルキル、
(2)C1−4フルオロアルキル、
(3)O−C1−4アルキル、
(4)O−C1−4フルオロアルキル、
(5)オキソ、
(6)C(O)RA、
(7)CO2RA、または
(8)SO2RAである1から3個の置換基で場合により置換されており、
HetBは、1から4個のN原子、0または1個のO原子、および0または1個のS原子から独立して選択された合計1から4個のヘテロ原子を含有する5または6員芳香族複素環であり、芳香族複素環は、それぞれ独立して
(1)C1−4アルキル、
(2)C1−4フルオロアルキル、
(3)O−C1−4アルキル、
(4)O−C1−4フルオロアルキル、
(5)OH、
(6)C(O)RA、
(7)CO2RA、または
(8)SO2RAである1から3個の置換基で場合により置換されている、請求項1から6のいずれか一項に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項8】
X1およびX2が、H、Cl、Br、F、CN、C1−3アルキル、CF3、OH、O−C1−3アルキル、OCF3、NH2、N(H)−C1−3アルキル、N(C1−3アルキル)2、C(O)NH2、C(O)N(H)−C1−3アルキル、C(O)N(C1−3アルキル)2、CH(O)、C(O)−C1−3アルキル、CO2H、CO2−C1−3アルキル、SO2H、およびSO2−C1−3アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択され、ただしX1およびX2の少なくとも1つはH以外であり、
X3は、Hであり、
Zは、
(1)C(O)N(C1−3アルキル)2、
(2)C(O)C(O)NH(C1−3アルキル)、
(3)C(O)C(O)N(C1−3アルキル)2、
(4)C(O)−HetA、
(5)C(O)C(O)−HetA、
(6)C(O)−HetB、または
(7)C(O)C(O)−HetBであり、
R1は、HまたはC1−3アルキルであり、
R2は、
(1)H、
(2)C1−3アルキル、
(3)O−C1−3アルキル、
(4)(CH2)1−2−O−C1−3アルキル、
(5)C(O)N(C1−3アルキル)2、
(6)
【化8】
(7)SO2N(C1−3アルキル)2、
【化9】
(9)AryB、または
(10)(CH2)1−2−AryBであり、
R3は、H、C1−3アルキル、AryB、または(CH2)1−2−AryBであり、
AryBは、それぞれ独立して
(1)C1−3アルキル、
(2)O−C1−3アルキル、
(3)CF3、
(4)OCF3、
(5)Cl、
(6)Br、
(7)F、
(8)CN、
(9)C(O)NH2、
(10)C(O)N(H)−C1−3アルキル、
(11)C(O)N(−C1−3アルキル)2、
(12)C(O)−C1−3アルキル、
(13)C(O)O−C1−3アルキル、または
(14)SO2−C1−3アルキルである1から3個の置換基で場合により置換されたフェニルであり、
HetAは、
【化10】
からなる群から選択された飽和複素環式環であり、
各Vは独立して、H、C1−3アルキル、C(O)−C1−3アルキル、C(O)−O−C1−3アルキル、またはS(O)2−C1−3アルキルであり、
HetBは、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、およびチアジアゾリルからなる群から選択された芳香族複素環であり、芳香族複素環は、それぞれ独立してC1−4アルキルである1から2個の置換基で場合により置換されている、請求項7に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項9】
X1およびX2が、H、Cl、Br、F、CN、CH3、CF3、OH、OCH3、OCF3、NH2、N(H)CH3、N(CH3)2、C(O)NH2、C(O)N(H)CH3、C(O)N(CH3)2、CH(O)、C(O)CH3、CO2H、CO2CH3、SO2H、およびSO2CH3からなる群からそれぞれ独立して選択され、ただしX1およびX2の少なくとも1つはH以外であり、
Zは、C(O)N(CH3)2、C(O)C(O)NH(CH3)、C(O)C(O)N(CH3)2、
【化11】
であり、
R1は、H、CH3、CH2CH3、CH2CH2CH3、またはCH(CH3)2であり、
R2は、H、CH3、CH2CH3、OCH3、CH2OCH3、フェニル、またはベンジルであり、フェニルまたはベンジルのフェニル部分は、それぞれ独立してCl、Br、F、CH3、CF3、OCH3、OCF3、C(O)NH2、C(O)N(H)CH3、C(O)N(CH3)2、C(O)CH3、CO2CH3、またはSO2CH3である1または2個の置換基で場合により置換されており、
R3は、H、CH3、CH2CH3、フェニル、またはベンジルであり、フェニルまたはベンジルのフェニル部分は、それぞれ独立してCl、Br、F、CH3、CF3、OCH3、OCF3、CN、C(O)NH2、C(O)N(H)CH3、C(O)N(CH3)2、C(O)CH3、CO2CH3、またはSO2CH3である1または2個の置換基で場合により置換されている、請求項8に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項10】
L1が、CH2であり、
L2は、CH2またはCH2CH2であり、
X1およびX2は、H、Cl、Br、F、CN、CH3、CF3、OH、OCH3、OCF3、NH2、N(H)CH3、N(CH3)2、C(O)NH2、C(O)N(H)CH3、C(O)N(CH3)2、CH(O)、C(O)CH3、CO2H、CO2CH3、SO2H、およびSO2CH3からなる群からそれぞれ独立して選択され、ただし
(i)X1およびX2の少なくとも1つはH以外であり、
(ii)X1はフェニル環のパラ位にあり、
(iii)X2はフェニル環のメタ位にあり、
X3は、Hであり、
Yは、CH2またはOであり、
Zは、C(O)N(CH3)2、C(O)C(O)NH(CH3)、C(O)C(O)N(CH3)2、
【化12】
であり、
R1は、H、CH3、CH2CH3、またはCH2CH2CH3であり、
R2は、H、CH3、CH2CH3、OCH3、またはOHであり、
R3は、H、CH3、またはCH2CH3である、請求項3に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項11】
X1がFであり、X2がHまたはCH3である、請求項10に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項12】
化合物が、式V−Aの化合物である、
【化13】
請求項7から9のいずれか一項に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項13】
X1がFであり、X2がHまたはCH3である、請求項12に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項14】
化合物が、式V−Bの化合物である、
【化14】
請求項7から9のいずれか一項に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項15】
X1がFであり、X2がHまたはCH3である、請求項14に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項16】
L1が、CH2であり、
L2は、CH2またはCH2CH2であり、
X1およびX2は、H、Cl、Br、F、CN、CH3、CF3、OH、OCH3、OCF3、NH2、N(H)CH3、N(CH3)2、C(O)NH2、C(O)N(H)CH3、C(O)N(CH3)2、CH(O)、C(O)CH3、CO2H、CO2CH3、SO2H、およびSO2CH3からなる群からそれぞれ独立して選択され、ただし
(i)X1およびX2の少なくとも1つはH以外であり、
(ii)X1はフェニル環のパラ位にあり、
(iii)X2はフェニル環のメタ位にあり、
X3は、Hであり、
Yは、CH2またはOであり、
Zは、C(O)N(CH3)2、C(O)C(O)NH(CH3)、C(O)C(O)N(CH3)2、
【化15】
であり、
R1は、H、CH3、CH2CH3、またはCH2CH2CH3であり、
R2は、H、CH3、CH2CH3、OCH3、またはOHである、請求項4に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項17】
X1がFであり、X2がHまたはCH3である、請求項16に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項18】
nが1である、請求項16もしくは17に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項19】
nが0である、請求項16もしくは17に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項20】
化合物が、式VI−Aの化合物である、
【化16】
請求項7から9のいずれか一項に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項21】
X1がFであり、X2がHまたはCH3である、請求項20に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項22】
化合物が、式VI−Bの化合物である、
【化17】
請求項7から9のいずれか一項に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項23】
X1がFであり、X2がHまたはCH3である、請求項22に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項24】
化合物が、式VI−Cの化合物である、
【化18】
請求項7から9のいずれか一項に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項25】
X1がFであり、X2がHまたはCH3である、請求項24に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項26】
N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’’−トリメチルエタンジアミド、
N−(4−{[(4−フルオロ−3−メチルベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’’−トリメチルエタンジアミド、
N−(4−フルオロベンジル)−5−ヒドロキシ−1−{メチル[モルホリン−4−イル(オキソ)アセチル]アミノ}−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−4−カルボキサミド、
N−(4−フルオロベンジル)−5−ヒドロキシ−1−{{メチル[(4−メチルピペラジン−1−イル)(オキソ)アセチル]アミノ}−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−4−カルボキサミド、
N’−{2−[(4−フルオロベンジル)カルバモイル]−3−ヒドロキシ−4−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−7,10−エタノピリミド[1,2−a]アゼピン−10(4H)−イル}−N,N−ジメチルエタンジアミド、
N−(4−フルオロベンジル)−3−ヒドロキシ−10−{[モルホリン−4−イル(オキソ)アセチル]アミノ}−4−オキソ−4,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロ−7,10−エタノピリミド[1,2−a]アゼピン−2−カルボキサミド、
N−{2−[(4−フルオロベンジル)カルバモイル]−3−ヒドロキシ−4−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−7,10−メタノピリミド[1,2−a]アゼピン−10(4H)−イル}−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N−{2−[(4−フルオロベンジル)カルバモイル]−3−ヒドロキシ−4−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−7,10−メタノピリミド[1,2−a]アゼピン−10(4H)−イル}−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N−(4−フルオロベンジル)−3−ヒドロキシ−10−{メチル[モルホリン−4−イル(オキソ)アセチル]アミノ}−4−オキソ−4,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロ−7,10−メタノピリミド[1,2−a]アゼピン−2−カルボキサミド、
(+)−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
(−)−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
(+/−)−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
(+)−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
(−)−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
(+/−)−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
(+)−N−エチル−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’−ジメチルエタンジアミド、
(−)−N−エチル−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’−ジメチルエタンジアミド、
(+/−)−N−エチル−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’−ジメチルエタンジアミド、
(+)−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−8−メチル−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’’−トリメチルエタンジアミド、
(−)−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−8−メチル−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’’−トリメチルエタンジアミド、および
(+/−)−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−8−メチル−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’,N’’−トリメチルエタンジアミドからなる群から選択された、請求項1に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項27】
N−(4−{[(4−フルオロ−3−メチルベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−9−メトキシ−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N,N’,N’’−トリメチルエタンジアミド、
N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−9−メトキシ−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N−エチル−N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−9−メトキシ−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’−ジメチルエタンジアミド、
N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5,9−ジヒドロキシ−6−オキソ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N−エチル−N−(4−{[(4−フルオロ−3−メチルベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’−ジメチルエタンジアミド、
N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N’,N’−ジメチル−N−プロピルエタンジアミド、
N−(9−エチル−4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N−4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−9−メチル−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N’−(9−エチル−4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンジアミド、
N−5−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−4−ヒドロキシ−3−オキソ−10−オキサ−2,6−ジアザトリシクロ[6.3.2.02,7]トリデカ−4,6−ジエン−8−イル)−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N−5−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−4−ヒドロキシ−3−オキソ−2,6−ジアザトリシクロ[6.3.2.02,7]トリデカ−4,6−ジエン−8−イル)−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N−(8−エチル−4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N’−(8−エチル−4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N−ジメチルエタンジアミド、
N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−8−メチル−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、
N−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−8−メチル−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N,N’−ジメチルエタンジアミド、
N’−(4−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−5−ヒドロキシ−8−メチル−6−オキソ−10−オキサ−3,7−ジアザトリシクロ[7.2.2.02,7]トリデカ−2,4−ジエン−1−イル)−N−ジメチルエタンジアミド、
N−5−{[(4−フルオロベンジル)アミノ]カルボニル}−4−ヒドロキシ−3−オキソ−2,6−ジアザトリシクロ[6.2.2.02,7]ドデカ−4,6−ジエン−8−イル)−N,N’,N’−トリメチルエタンジアミド、および
少なくとも1つのキラル中心を含有する化合物の場合、それらの個々の立体異性体からなる群から選択された、請求項1に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項28】
有効量の請求項1から27のいずれか一項に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩、および医薬的に許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項29】
有効量の請求項1から27のいずれか一項に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩を対象に投与することを含む、それを必要としている対象において、HIVによる感染を治療もしくは予防する、またはAIDSを治療、予防、もしくはその発症もしくは進行を遅延する方法。
【請求項30】
HIVがHIV−1である、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
それを必要としている対象の医療、HIVインテグラーゼの阻害、HIVによる感染の治療もしくは予防、またはAIDSの治療、予防、もしくはその発症もしくは進行の遅延のための薬剤の調製における、請求項1から27のいずれか一項に記載の化合物、または医薬的に許容されるその塩の使用。
【請求項32】
HIVがHIV−1である、請求項31に記載の使用。
【公表番号】特表2012−516333(P2012−516333A)
【公表日】平成24年7月19日(2012.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−548172(P2011−548172)
【出願日】平成22年1月25日(2010.1.25)
【国際出願番号】PCT/US2010/021920
【国際公開番号】WO2010/088167
【国際公開日】平成22年8月5日(2010.8.5)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.テフロン
【出願人】(390023526)メルク・シャープ・エンド・ドーム・コーポレイション (924)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年7月19日(2012.7.19)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年1月25日(2010.1.25)
【国際出願番号】PCT/US2010/021920
【国際公開番号】WO2010/088167
【国際公開日】平成22年8月5日(2010.8.5)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.テフロン
【出願人】(390023526)メルク・シャープ・エンド・ドーム・コーポレイション (924)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]