MAPK/ERKキナーゼ阻害剤
(式中、各記号は本明細書で定義したとおりである)からなる群から選択される化合物を含む、MEKと共に使用するための、化合物、医薬組成物、キット及び方法が提供される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式:
【化1】
(式中、
Xは、−CR7R8−、−NR9−、−O−及び−S−からなる群から選択され;
Y1及びY2は、O、S及びNR10からなる群からそれぞれ独立して選択され;
R1は、それぞれ置換又は非置換の、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R2は、水素又はインビボで水素に変換可能な置換基;
R3は、それぞれ置換又は非置換の、ヒドロキシ、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、(C1−10)アルコキシアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルコキシアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルキルアミノ、シクロアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C2−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R4は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C1−10)アザアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R5は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R5及びR4が共に置換又は非置換の環を形成し;
R6は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ヘテロアリールオキシ、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C4−12)アリール及びヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択され(但し、R6が結合している原子が二重結合の部分を形成する場合、R6は存在しない);
R7及びR8は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C1−10)アザアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群からそれぞれ独立して選択されるか、あるいは、R7及びR3又はR4が共に置換又は非置換の環を形成し(但し、R8が結合している原子が二重結合の部分を形成する場合、R8は存在しない);
R9は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C1−10)アザアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R9及びR3又はR4が共に置換又は非置換の環を形成し(但し、R9が結合している原子が二重結合の部分を形成する場合、R9は存在しない);及び
R10は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R10及びR3又はR4が共に置換又は非置換の環を形成する
(但し:
(a)Xが−C(NH2)=であり、Y2がOであり、R2がHであり、R3が−NH−Phであり、R5がHであり、そしてR6がHである場合、Y1はSではなく;
(b)Xが−CH=であり、Y1がOであり、Y2がOであり、R2がHであり、R4が非置換のフェニルであり、R5がHであり、そしてR6がHである場合、R3は−OEtではなく;及び
(c)Y1がOであり、Y2がOであり、R2がHであり、R3が−OMeであり、R4が−OMeであり、そしてR6が−CO−OMeである場合、Xは−C(CO−OMe)=ではない))
を有する化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項2】
式:
【化2】
(式中、
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;及び
R12は、それぞれ置換又は非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R11及びR12が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項3】
式:
【化3】
(式中、
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;及び
R13は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R13及びR11が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項4】
式:
【化4】
(式中、
Lは、存在しないか、Lが結合する原子との間の1、2、3、4、5又は6原子分離を与えるリンカーであり(式中、分離を与えるリンカーの原子は、炭素、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される);
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;及び
R14は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項5】
式:
【化5】
(式中、
Lは、存在しないか、Lが結合する原子との間の1、2、3、4、5又は6原子分離を与えるリンカーであり(式中、分離を与えるリンカーの原子は、炭素、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される);
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;及び
R15は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項6】
式:
【化6】
(式中、
mは、0、1、2、3、4、5及び6からなる群から選択され;
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;
R15は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;及び
各R16及びR17は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、R16及びR17のうちのいずれか二個が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項7】
式:
【化7】
(式中、
nは、0、1、2、3、4及び5からなる群から選択され;及び
各R18は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、二個のR18が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項8】
式:
【化8】
(式中、
R18a及びR18cは、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群からそれぞれ独立して選択される)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項9】
式:
【化9】
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項10】
式:
【化10】
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項11】
式:
【化11】
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項12】
式:
【化12】
(式中、
nは、0、1、2、3、4及び5からなる群から選択され;
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;
R12は、それぞれ置換又は非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R11及びR12が共に置換又は非置換の環を形成し;及び
各R18は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、二個のR18が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項13】
式:
【化13】
(式中、
nは、0、1、2、3、4及び5からなる群から選択され;及び
各R18は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、二個のR18が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項14】
式:
【化14】
(式中、
nは、0、1、2、3、4及び5からなる群から選択され;及び
各R18は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、二個のR18が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項15】
式:
【化15】
(式中、
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;及び
R12は、それぞれ置換又は非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R11及びR12が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項16】
式:
【化16】
(式中、
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;及び
R12は、それぞれ置換又は非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R11及びR12が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項17】
式:
【化17】
(式中、
nは、0、1、2、3、4及び5からなる群から選択され;
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;
R12は、それぞれ置換又は非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R11及びR12が共に置換又は非置換の環を形成し;及び
各R18は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、二個のR18が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項18】
式:
【化18】
(式中、
nは、0、1、2、3、4及び5からなる群から選択され;
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;
R12は、それぞれ置換又は非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R11及びR12が共に置換又は非置換の環を形成し;及び
各R18は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、二個のR18が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項19】
式:
【化19】
(式中、
nは、0、1、2、3、4及び5からなる群から選択され;及び
各R18は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、二個のR18が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項20】
式:
【化20】
(式中、
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;及び
R12は、それぞれ置換又は非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R11及びR12が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項21】
式:
【化21】
(式中、
nは、0、1、2、3、4及び5からなる群から選択され;
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;
R12は、それぞれ置換又は非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R11及びR12が共に置換又は非置換の環を形成し;及び
各R18は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、二個のR18が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項22】
式
【化22】
を有する化合物を、式
【化23】
を有する化合物と、式
【化24】
を有する第一反応生成物が形成する条件下で、反応させる工程;
該第一反応生成物を、式
【化25】
を有する化合物と、式
【化26】
を有する第二反応生成物が形成する条件下で、反応させる工程:
を含むプロセス
(式中、
R1は、それぞれ置換又は非置換の、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R2は、水素又はインビボで水素に変換可能な置換基;
R3は、それぞれ置換又は非置換の、ヒドロキシ、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、(C1−10)アルコキシアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルコキシアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルキルアミノ、シクロアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C2−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R4は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C1−10)アザアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R5は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R5及びR4が共に置換又は非置換の環を形成し;及び
LG1及びLG2は、それぞれ独立して脱離基である)。
【請求項23】
該第二反応生成物を、式
【化27】
を有する第三反応生成物が形成する条件下で、処理する工程:
を更に含む請求項22記載のプロセス。
【請求項24】
該第三反応生成物を、式
【化28】
を有する化合物と、式
【化29】
を有する化合物が形成する条件下で、反応させる工程:
を更に含む請求項23記載のプロセス
(式中、
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;及び
R12は、それぞれ置換又は非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R11及びR12が共に置換又は非置換の環を形成する)。
【請求項25】
式
【化30】
を有する化合物を、式
【化31】
を有する化合物と、式
【化32】
を有する化合物が形成する条件下で、反応させる工程:
を含むプロセス
(式中、
R1は、それぞれ置換又は非置換の、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R2は、水素又はインビボで水素に変換可能な置換基;
R3は、それぞれ置換又は非置換の、ヒドロキシ、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、(C1−10)アルコキシアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルコキシアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルキルアミノ、シクロアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C2−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R4は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C1−10)アザアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;及び
R5は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R5及びR4が共に置換又は非置換の環を形成する)。
【請求項26】
式:
【化33】
(式中、
Y1は、O、S及びNR10からなる群から選択され;
R1は、それぞれ置換又は非置換の、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R2は、水素又はインビボで水素に変換可能な置換基;
R3は、それぞれ置換又は非置換の、ヒドロキシ、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、(C1−10)アルコキシアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルコキシアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルキルアミノ、シクロアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C2−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R5は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R5及びR4が共に置換又は非置換の環を形成し;及び
R10は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R10及びR3又はR4が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する化合物。
【請求項27】
Xが−N=である、請求項1〜8、10、12、14、16、18、22〜25のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項28】
Xが−CR7=である、請求項1〜8、10、12、14、16、18、22〜25のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項29】
Xが−O−である、請求項1〜8、10、12、14、16、18、22〜25のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項30】
Y1がOである、請求項1〜9、12、13、15、17及び22〜29のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項31】
Y1及びR3が共に置換又は非置換のヘテロ(C1−6)アリールを形成する、請求項1〜9、12、13、15、17及び22〜29のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項32】
Y1及びR3が共に置換又は非置換のトリアゾリル又はオキサジアゾリルを形成する、請求項1〜9、12、13、15、17及び22〜29のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項33】
Y2がOである、請求項1〜9、12、13、15、17、22〜25及び27〜32のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項34】
R1が、それぞれ置換又は非置換の、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C4−12)アリール及びヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択される、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項35】
R1が、それぞれ置換又は非置換の、(C4−12)アリール及びヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択される、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項36】
R1が置換又は非置換の(C4−12)アリールである、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項37】
R1が置換又は非置換のフェニルである、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項38】
R1が置換又は非置換の(C9−12)ビシクロアリールである、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項39】
R1が置換又は非置換のナフチルである、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項40】
R1が置換又は非置換のヘテロ(C4−12)ビシクロアリールである、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項41】
R1が、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、シアノ、チオ、アルコキシ、(C1−3)アルキル、ヒドロキシ(C1−3)アルキル及び(C3−8)シクロアルキルからなる群から選択される一又はそれ以上の置換基で置換される、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項42】
R1が、水素原子、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、シアノ、メチルチオ、メトキシ、トリフルオロメトキシ、メチル、エチル、トリフルオロメチル、エチニル、n−プロパノリル及びシクロプロピルからなる群から選択される一又はそれ以上の置換基で置換される、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項43】
R1が:
【化34】
(式中、R18a、R18b、R18c、R18d及びR18eが、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、シアノ、チオ、アルコキシ、(C1−3)アルキル及びヒドロキシ(C1−3)アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される)
を含む、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項44】
R2が水素原子である、請求項1〜43のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項45】
R3が、R13O−L−、
Lが、存在しないか、あるいはLが結合する原子との間の1、2、3、4、5又は6原子分離を与えるリンカーであり(分離を与えるリンカーの原子は、炭素、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される);及び
R13が、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R13及びR11が共に置換又は非置換の環を形成する、
請求項1、7〜11、13、14、19及び22〜44のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項46】
R4が、それぞれ置換又は非置換の、アミノ、(C1−5)アルキルアミノ、(C1−5)アルキル、ハロ(C1−5)アルキル、ヒドロキシ(C1−5)アルキル、(C1−8)アザアルキル、ヒドロキシ(C1−8)アザアルキル及び(C3−6)シクロアルキルからなる群から選択される、請求項1〜25及び27〜45のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項47】
R5が、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−5)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル及び(C3−12)シクロアルキルからなる群から選択される、請求項1〜46のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項48】
R5が、それぞれ置換又は非置換の、(C1−5)アルキル及びハロ(C1−5)アルキルからなる群から選択される、請求項1〜46のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項49】
R5が、それぞれ置換又は非置換の、(C1−5)アルキル、アミノ(C1−5)アルキル、カルボニル(C1−5)アルキル、ヒドロキシ(C1−5)アルキルアルコキシ(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル及び(C3−8)シクロアルキルからなる群から選択される、請求項1〜46のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項50】
R5が、それぞれ置換又は非置換の、(C1−3)アルキル、(C1−3)アルキルアミノ(C1−3)アルキル、ジ(C1−3)アルキルアミノ(C1−3)アルキル、テトラヒドロフラニル(C1−3)アルキル、ピロリジノリル(pyrrolidinolyl)(C1−3)アルキル、チアゾリジニル(C1−3)アルキル、ヒドロキシル−(C1−3)アルカン−オン−イル、(C1−3)アルコキシ−(C1−3)アルカン−オン−イル、(C1−5)アルケニル、ヒドロキシ(C1−3)アルキル、N−(C1−3)アルコキシ−アセトアミド(C1−3)アルキル、テトラヒドロ−2H−1,2−オキサジン−オン−イル−(C1−3)アルキル、N−((C1−3)アルキルスルフィニル(C1−3)アルコキシ)−アミノ(C1−3)アルキル、N−((C1−3)アルキルスルフィニル(C1−3)アルキル)−アミノ(C1−3)アルキル、(C1−3)アルキルスルホニル(C1−3)アルコキシ(C1−3)アルキル、イミダゾリジン−オン−イル−(C1−3)アルキル、ジヒドロキシ−(C1−5)アルキル及びイソキサゾリジン−オン−イル−(C1−3)アルキルからなる群から選択される、請求項1〜46のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項51】
R5が、エチル、プロピル、n−ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、メチルアミノメチル、ジメチルアミノメチル、テトラヒドロフラニルメチル、テトラヒドロフラニルエチル、ピロリジノリル(pyrrolidinolyl)メチル、チアゾリジニルメチル、チアゾリジニルエチル、ヒドロキシル−プロパン−オン−イル、メトキシ−プロパン−オン−イル、ブテニル、ヒドロキシブタニル、N−メトキシ−アセトアミドメチル、テトラヒドロ−2H−1,2−オキサジン−オン−イル−メチル、N−(メチルスルフィニルエトキシ)−アミノメチル、N−(メチルスルフィニルプロピル)−アミノメチル、メチルスルホニルエトキシメチル、イミダゾリジン−オン−イル−エチル、ジヒドロキシ−ブタニル及びイソキサゾリジン−オン−イル−メチルからなる群から選択される、請求項1〜46のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項52】
R5が水素原子である、請求項1〜46のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項53】
R5がメチルである、請求項1〜46のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項54】
R6が、水素原子及び置換又は非置換の(C1−5)アルキルからなる群から選択される、請求項1〜8、10、12、14、16、18及び27〜53のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項55】
R6が水素原子である、請求項1〜8、10、12、14、16、18及び27〜53のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項56】
R7が水素原子である、請求項1〜8、10、12、14、16、18、22〜25及び27〜55のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項57】
R7が置換又は非置換の(C1−3)アルキルである、請求項1〜8、10、12、14、16、18、22〜25及び27〜55のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項58】
R7がハロである、請求項1〜8、10、12、14、16、18、22〜25及び27〜55のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項59】
R8が水素原子である、請求項1〜8、10、12、14、16、18、22〜25及び27〜58のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項60】
R9が水素原子である、請求項1〜8、10、12、14、16、18、22〜25及び27〜59のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項61】
R9が、それぞれ置換又は非置換の、(C1−5)アルキル及びハロ(C1−5)アルキルからなる群から選択される、請求項1〜8、10、12、14、16、18、22〜25及び27〜59のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項62】
R10が置換又は非置換の(C1−5)アルキルである、請求項1〜9、12、13、15、17及び22〜61のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項63】
R11が水素原子である、請求項2〜6、12、15〜18、20、21、24及び27〜62のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項64】
R11が、それぞれ置換又は非置換の、(C1−5)アルキル及びハロ(C1−5)アルキルからなる群から選択される、請求項2〜6、12、15〜18、20、21、24及び27〜62のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項65】
R12が、それぞれ置換又は非置換の、水素、ヒドロキシル、アルコキシ、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル及びヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択される、請求項2、12、15〜18、20、21、24及び27〜64のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項66】
R12が、R13O−L−、
Lは、存在しないか、あるいはLが結合する原子との間の1、2、3、4、5又は6原子分離を与えるリンカーであり(分離を与えるリンカーの原子は、炭素、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される);及び
R13は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R13及びR11が共に置換又は非置換の環を形成する、
請求項2、12、15〜18、20、21、24及び27〜64のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項67】
R12が、それぞれ置換又は非置換の、トリアゾリル、オキサジアゾリル及びオキサゾリルからなる群から選択される、請求項2、12、15〜18、20、21、24及び27〜64のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項68】
R12が、R9と共に環を形成しない、請求項2、12、15〜18、20、21、24及び27〜64のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項69】
R13が、それぞれ置換又は非置換の、水素、アルコキシ、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル及びヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキルからなる群から選択される、請求項3及び27〜68のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項70】
Lが置換又は非置換の(C1−10)アルキレンである、請求項4、5及び27〜69のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項71】
Lが置換又は非置換の(C1−3)アルキレンである、請求項4、5及び27〜69のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項72】
Lが−(CR16R17)m−;
mが、0、1、2、3、4、5及び6からなる群から選択され;及び
各R16及びR17が、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、R16及びR17のうちのいずれか二個が共に置換又は非置換の環を形成する、
請求項4、5及び27〜69のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項73】
R14が、それぞれ置換又は非置換の、ヒドロキシル、(C3−12)シクロアルキル及びヘテロ(C3−12)シクロアルキルからなる群から選択される、請求項4及び27〜72のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項74】
R14が、−NR19R20;及び
R19及びR20が、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群からそれぞれ独立して選択されるか、あるいは、R19及びR20が共に置換又は非置換の環を形成する、
請求項4及び27〜72のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項75】
R19が水素原子である、請求項74記載の化合物又はプロセス。
【請求項76】
R20が水素原子である、請求項74及び75のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項77】
R15が、水素原子及び置換又は非置換の(C1−5)アルキルからなる群から選択される、請求項5、6及び27〜76のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項78】
mが0である、請求項6及び27〜77のいずれか一項に記載の化合物又は方法。
【請求項79】
mが1である、請求項6及び27〜77のいずれか一項に記載の化合物又は方法。
【請求項80】
各R16が、それぞれ置換又は非置換の、水素、ヒドロキシル、(C1−5)アルキル及びヒドロキシ(C1−5)アルキルからなる群から独立して選択される、請求項6及び27〜79のいずれか一項に記載の化合物又は方法。
【請求項81】
各R17が、それぞれ置換又は非置換の、水素、ヒドロキシル、(C1−5)アルキル及びヒドロキシ(C1−5)アルキルからなる群から独立して選択される、請求項6及び27〜80のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項82】
nが1である、請求項7、12〜14、17〜19、21及び27〜81のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項83】
nが2である、請求項7、12〜14、17〜19、21及び27〜81のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項84】
各R18が、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、シアノ、カルボニル、(C1−5)アルキル及び(C3−12)シクロアルキルからなる群から独立して選択される、請求項7、12〜14、17〜19、21及び27〜83のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項85】
R18aが、水素原子、ハロ,及び置換又は非置換の(C1−5)アルキルからなる群から選択される、請求項43記載の化合物又はプロセス。
【請求項86】
R18aが、フッ素原子、塩素原子及びメチルからなる群から選択される、請求項43記載の化合物又はプロセス。
【請求項87】
R18cが、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、シアノ、チオ、(C1−3)アルキル及びヒドロキシ(C1−3)アルキルからなる群から選択される、請求項43、85及び86のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項88】
R18cが、ヨード及びブロモからなる群から選択される、請求項43、85及び86のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項89】
LG1がフェノキシである、請求項22〜24及び27〜88のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項90】
LG2がハロである、請求項22〜24及び27〜89のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項91】
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−1H−ピロール−3−カルボン酸;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボン酸;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(3−ヒドロキシプロポキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(R)−5−アセチル−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(S)−5−アセチル−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(3−ヒドロキシ−2−(ヒドロキシメチル)プロポキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−4−クロロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボン酸;
(R)−5−アセチル−4−クロロ−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(S)−5−アセチル−4−クロロ−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−4−クロロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−N−(1,3−ジヒドロキシプロパン−2−イルオキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−N−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(3−ヒドロキシプロピル)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−メトキシ−N,1−ジメチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
1−(5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−4−(4−ヒドロキシイソキサゾリジン−2−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル)エタノン;
(R)−5−アセチル−N−(2,4−ジヒドロキシブトキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(S)−5−アセチル−N−(2,4−ジヒドロキシブトキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
1−(4−(アゼチジン−1−カルボニル)−5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル)エタノン;
1−(4−(3−アミノアゼチジン−1−カルボニル)−5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル)エタノン;
(S)−1−(5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−4−(3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル)エタノン;
1−(5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−4−(2−(ヒドロキシメチル)アゼチジン−1−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル)エタノン;
(R)−1−(5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−4−(3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル)エタノン;
1−(4−((2R,3S,4S)−3,4−ジヒドロキシ−2−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボニル)−5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル)エタノン;
1−[5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−4−(3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル]−エタノン;
1−[5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−4−((R)−3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル]−エタノン;
1−[5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−4−((S)−3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル]−エタノン;
1−[5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−1−メチル−4−(ピロリジン−1−カルボニル)−1H−ピロール−2−イル]−エタノン;
1−[5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−4−((S)−2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル]−エタノン;
1−[5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−4−((R)−2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル]−エタノン;
1−[4−(3−(R)−アミノ−ピロリジン−1−カルボニル)−5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル]−エタノン;
メタンスルホン酸 1−[5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボニル]−アゼチジン−3−イルエステル;
1−{5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−4−[3−(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−アゼチジン−1−カルボニル]−1−メチル−1H−ピロール−2−イル}−エタノン;
1−(5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−4−{3−[(2−ヒドロキシ−エチル)−メチル−アミノ]−アゼチジン−1−カルボニル}−1−メチル−1H−ピロール−2−イル)−エタノン;
1−[4−(3−ジメチルアミノ−アゼチジン−1−カルボニル)−5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル]−エタノン;
1−[5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−4−(3−ヒドロキシ−3−ヒドロキシメチル−アゼチジン−1−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル]−エタノン;
エチル 5−アセチル−4−フルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキシレート;
5−アセチル−4−フルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボン酸;
(R)−5−アセチル−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−4−フルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(S)−5−アセチル−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−4−フルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(4−ブロモ−2−フルオロフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−5−プロピオニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−(2−フルオロアセチル)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−(2,2−ジフルオロアセチル)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−5−(2,2,2−トリフルオロアセチル)−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N4−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−2,4−ジカルボキサミド;
5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N4−(2−ヒドロキシエトキシ)−N2,1−ジメチル−1H−ピロール−2,4−ジカルボキサミド;
5−(シクロプロパンカルボニル)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1,4−ジメチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−4−フルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
1−(5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−イル)−2−ヒドロキシエタノン;
2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−(2−ヒドロキシアセチル)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−(3−ヒドロキシプロパノイル)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−5−(2−(メチルアミノ)アセチル)−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−(2−(ジメチルアミノ)アセチル)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−(2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)アセチル)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
2−アセチル−5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N4−(2−ヒドロキシエトキシ)−N2,1−ジメチル−1H−イミダゾール−2,4−ジカルボキサミド;
5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N4−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−イミダゾール−2,4−ジカルボキサミド;
5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−2−(2−ヒドロキシアセチル)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−クロロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−(4−ヨード−2−メチルフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(4−ブロモ−2−クロロフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−N−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−N−(シクロプロピルメトキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
1−(5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−4−(5−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1H−ピロール−2−イル)エタノン;
1−(5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−4−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−1H−ピロール−2−イル)エタノン;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−N−(1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−N−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−N−(オキサゾール−2−イル)−1H−ピロール−3−カルボキサミド;及び
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエチル)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド:
からなる群から選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項92】
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(R)−5−アセチル−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(S)−5−アセチル−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(R)−5−アセチル−4−クロロ−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(S)−5−アセチル−4−クロロ−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−N−(1,3−ジヒドロキシプロパン−2−イルオキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(R)−5−アセチル−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−4−フルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;及び
(S)−5−アセチル−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−4−フルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド:
からなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項93】
化合物が薬学的に許容される塩の形態である、請求項1〜21及び27〜92のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項94】
化合物が立体異性体の混合物で存在している、請求項1〜21及び27〜93のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項95】
化合物が単一の立体異性体を含む、請求項1〜21及び27〜93のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項96】
請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物を有効成分として含む、医薬組成物。
【請求項97】
組成物が経口投与に適した固体製剤である、請求項96に記載の医薬組成物。
【請求項98】
組成物が経口投与に適した液体製剤である、請求項96記載の医薬組成物。
【請求項99】
組成物が錠剤である、請求項96記載の医薬組成物。
【請求項100】
組成物が非経口投与に適した液体製剤である、請求項96記載の医薬組成物。
【請求項101】
組成物が、経口、非経口、腹腔内、静脈内、動脈内、経皮、舌下、筋肉内、直腸内、経頬、鼻腔内、リポソーム、吸入経由、膣、眼内、局所送達経由、皮下、脂肪内、関節内及びくも膜下腔内からなる群から選択される経路による投与に適している、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項102】
請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物;及び
該化合物が投与される疾患状態の表示、化合物の保存情報、投薬情報及び化合物の投与方法に関する指示からなる群から選択される、一又はそれ以上の形態の情報:
を含む説明書を含むキット。
【請求項103】
複数回の投与形態で化合物を含む、請求項102記載のキット。
【請求項104】
請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物;及び
包装材料:
を含む製品。
【請求項105】
包装材料が化合物を収容する容器を含む、請求項104記載の製品。
【請求項106】
容器が、該化合物が投与される疾患状態、保存情報、投薬情報及び/又は化合物の投与方法に関する指示からなる群の一又はそれ以上の要素を示すラベルを含む、請求項105記載の製品。
【請求項107】
製品が複数回の投与形態で化合物を含む、請求項104記載の製品。
【請求項108】
対象に対して、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物を投与することを含む、治療方法。
【請求項109】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)を、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物と接触させることを含む、MEKを阻害する方法。
【請求項110】
インビボでマイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)を阻害するために、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物を、対象内に存在させることを含む、MEKを阻害する方法。
【請求項111】
第一の化合物を対象に投与し、該第一の化合物がインビボで第二の化合物に変換され、該第二の化合物がインビボでマイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)を阻害し、該第二の化合物が請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物であることを含む、MEKを阻害する方法。
【請求項112】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)が活性を有し、該活性が疾患状態の病理及び/又は症候に貢献するような疾患状態を治療する方法であって、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物を該疾患状態に対する治療有効量で対象内に存在させること、を含む方法。
【請求項113】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)が活性を有し、該活性が疾患状態の病理及び/又は症候に貢献するような疾患状態を治療する方法であって、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物を対象に投与し、該化合物が該疾患状態に対する治療有効量で該対象内に存在すること、を含む方法。
【請求項114】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)が活性を有し、該活性が疾患状態の病理及び/又は症候に貢献するような疾患状態を治療する方法であって、第一の化合物を対象に投与し、該第一の化合物がインビボで第二の化合物に変換され、該第二の化合物がインビボでMEKを阻害し、該第二の化合物が請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物であること、を含む方法。
【請求項115】
疾患状態が、癌性過剰増殖異常;非癌性過剰増殖異常;膵炎;腎疾患;疼痛;未分化胚芽細胞の移植の予防;脈管形成又は血管形成関連疾患の治療;喘息;好中球走化性;敗血性ショック;免疫抑制が有効であろうT−細胞が介在する疾患;アテローム性動脈硬化;及び成長因子カクテルに対するケラチノサイト反応の阻害からなる群から選択される、請求項112〜114のいずれか一項に記載の方法。
【請求項116】
過剰増殖異常が癌である、請求項115に記載の方法。
【請求項117】
癌が、脳癌、肺癌、扁平上皮細胞癌、膀胱癌、胃癌、膵臓癌、乳癌、頭部癌、頚部癌、腎臓(renal)癌、腎臓(kidney)癌、卵巣癌、前立腺癌、結腸直腸癌、扁平上皮癌、食道癌、精巣癌、婦人科癌又は甲状腺癌からなる群から選択される、請求項116記載の方法。
【請求項118】
過剰増殖異常が、良性過皮膚形成、再狭窄及び良性前立腺肥大症(BPH)からなる群から選択される、請求項115に記載の方法。
【請求項119】
良性過皮膚形成が乾癬である、請求項118記載の方法。
【請求項120】
脈管形成又は血管形成関連疾患が、腫瘍血管形成及び急性又は慢性炎症性疾患なる群から選択される、請求項115記載の方法。
【請求項121】
脈管形成又は血管形成関連疾患が、関節性リウマチ、アテローム性動脈硬化、炎症性腸疾患、皮膚疾患、糖尿病、糖尿病性網膜症、未熟児網膜症、加齢性黄斑変性症、血管腫、神経膠腫、黒色腫、カポジ肉腫、ならびに卵巣癌、乳癌、肺癌、膵臓癌、前立腺癌、結腸癌及び扁平上皮癌からなる群から選択される、請求項115記載の方法。
【請求項122】
MEKがMEK1である、請求項109〜121のいずれか一項に記載の方法。
【請求項123】
MEKがMEK2である、請求項109〜121のいずれか一項に記載の方法。
【請求項124】
請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物と細胞外調節キナーゼ(ERK)を接触させることを含む、ERKを阻害する方法。
【請求項125】
インビボで細胞外調節キナーゼ(ERK)を阻害するために、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物を、対象内に存在させることを含む、ERKを阻害する方法。
【請求項126】
第一の化合物を対象に投与し、該第一の化合物がインビボで第二の化合物に変換されることを含む、細胞外調節キナーゼ(ERK)を阻害する方法。
【請求項127】
ERKがERK1である、請求項124〜126のいずれか一項に記載の方法。
【請求項128】
ERKがERK2である、請求項124〜126のいずれか一項に記載の方法。
【請求項129】
医薬として使用するための、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項130】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)を阻害するための医薬の製造における、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項131】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)が活性を有し、該活性が疾患状態の病理及び/又は症候に貢献するような疾患状態を治療するための医薬の製造における、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項132】
癌性過剰増殖異常;非癌性過剰増殖異常;膵炎;腎疾患;疼痛;未分化胚芽細胞の移植の予防;脈管形成又は血管形成関連疾患の治療;喘息;好中球走化性;敗血性ショック;免疫抑制が有効であろうT−細胞が介在する疾患;アテローム性動脈硬化;及び成長因子カクテルに対するケラチノサイト反応の阻害を治療するための医薬の製造における、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項1】
式:
【化1】
(式中、
Xは、−CR7R8−、−NR9−、−O−及び−S−からなる群から選択され;
Y1及びY2は、O、S及びNR10からなる群からそれぞれ独立して選択され;
R1は、それぞれ置換又は非置換の、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R2は、水素又はインビボで水素に変換可能な置換基;
R3は、それぞれ置換又は非置換の、ヒドロキシ、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、(C1−10)アルコキシアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルコキシアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルキルアミノ、シクロアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C2−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R4は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C1−10)アザアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R5は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R5及びR4が共に置換又は非置換の環を形成し;
R6は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ヘテロアリールオキシ、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C4−12)アリール及びヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択され(但し、R6が結合している原子が二重結合の部分を形成する場合、R6は存在しない);
R7及びR8は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、ヘテロ(C1−10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C1−10)アザアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群からそれぞれ独立して選択されるか、あるいは、R7及びR3又はR4が共に置換又は非置換の環を形成し(但し、R8が結合している原子が二重結合の部分を形成する場合、R8は存在しない);
R9は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C1−10)アザアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R9及びR3又はR4が共に置換又は非置換の環を形成し(但し、R9が結合している原子が二重結合の部分を形成する場合、R9は存在しない);及び
R10は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R10及びR3又はR4が共に置換又は非置換の環を形成する
(但し:
(a)Xが−C(NH2)=であり、Y2がOであり、R2がHであり、R3が−NH−Phであり、R5がHであり、そしてR6がHである場合、Y1はSではなく;
(b)Xが−CH=であり、Y1がOであり、Y2がOであり、R2がHであり、R4が非置換のフェニルであり、R5がHであり、そしてR6がHである場合、R3は−OEtではなく;及び
(c)Y1がOであり、Y2がOであり、R2がHであり、R3が−OMeであり、R4が−OMeであり、そしてR6が−CO−OMeである場合、Xは−C(CO−OMe)=ではない))
を有する化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項2】
式:
【化2】
(式中、
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;及び
R12は、それぞれ置換又は非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R11及びR12が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項3】
式:
【化3】
(式中、
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;及び
R13は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R13及びR11が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項4】
式:
【化4】
(式中、
Lは、存在しないか、Lが結合する原子との間の1、2、3、4、5又は6原子分離を与えるリンカーであり(式中、分離を与えるリンカーの原子は、炭素、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される);
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;及び
R14は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項5】
式:
【化5】
(式中、
Lは、存在しないか、Lが結合する原子との間の1、2、3、4、5又は6原子分離を与えるリンカーであり(式中、分離を与えるリンカーの原子は、炭素、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される);
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;及び
R15は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択される)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項6】
式:
【化6】
(式中、
mは、0、1、2、3、4、5及び6からなる群から選択され;
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;
R15は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;及び
各R16及びR17は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、R16及びR17のうちのいずれか二個が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項7】
式:
【化7】
(式中、
nは、0、1、2、3、4及び5からなる群から選択され;及び
各R18は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、二個のR18が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項8】
式:
【化8】
(式中、
R18a及びR18cは、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群からそれぞれ独立して選択される)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項9】
式:
【化9】
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項10】
式:
【化10】
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項11】
式:
【化11】
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項12】
式:
【化12】
(式中、
nは、0、1、2、3、4及び5からなる群から選択され;
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;
R12は、それぞれ置換又は非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R11及びR12が共に置換又は非置換の環を形成し;及び
各R18は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、二個のR18が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項13】
式:
【化13】
(式中、
nは、0、1、2、3、4及び5からなる群から選択され;及び
各R18は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、二個のR18が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項14】
式:
【化14】
(式中、
nは、0、1、2、3、4及び5からなる群から選択され;及び
各R18は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、二個のR18が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項15】
式:
【化15】
(式中、
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;及び
R12は、それぞれ置換又は非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R11及びR12が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項16】
式:
【化16】
(式中、
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;及び
R12は、それぞれ置換又は非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R11及びR12が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項17】
式:
【化17】
(式中、
nは、0、1、2、3、4及び5からなる群から選択され;
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;
R12は、それぞれ置換又は非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R11及びR12が共に置換又は非置換の環を形成し;及び
各R18は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、二個のR18が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項18】
式:
【化18】
(式中、
nは、0、1、2、3、4及び5からなる群から選択され;
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;
R12は、それぞれ置換又は非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R11及びR12が共に置換又は非置換の環を形成し;及び
各R18は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、二個のR18が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項19】
式:
【化19】
(式中、
nは、0、1、2、3、4及び5からなる群から選択され;及び
各R18は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、二個のR18が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項20】
式:
【化20】
(式中、
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;及び
R12は、それぞれ置換又は非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R11及びR12が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項21】
式:
【化21】
(式中、
nは、0、1、2、3、4及び5からなる群から選択され;
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;
R12は、それぞれ置換又は非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R11及びR12が共に置換又は非置換の環を形成し;及び
各R18は、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、二個のR18が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する請求項1記載の化合物、又は、その、多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容される塩若しくはそれらのプロドラッグ。
【請求項22】
式
【化22】
を有する化合物を、式
【化23】
を有する化合物と、式
【化24】
を有する第一反応生成物が形成する条件下で、反応させる工程;
該第一反応生成物を、式
【化25】
を有する化合物と、式
【化26】
を有する第二反応生成物が形成する条件下で、反応させる工程:
を含むプロセス
(式中、
R1は、それぞれ置換又は非置換の、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R2は、水素又はインビボで水素に変換可能な置換基;
R3は、それぞれ置換又は非置換の、ヒドロキシ、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、(C1−10)アルコキシアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルコキシアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルキルアミノ、シクロアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C2−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R4は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C1−10)アザアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R5は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R5及びR4が共に置換又は非置換の環を形成し;及び
LG1及びLG2は、それぞれ独立して脱離基である)。
【請求項23】
該第二反応生成物を、式
【化27】
を有する第三反応生成物が形成する条件下で、処理する工程:
を更に含む請求項22記載のプロセス。
【請求項24】
該第三反応生成物を、式
【化28】
を有する化合物と、式
【化29】
を有する化合物が形成する条件下で、反応させる工程:
を更に含む請求項23記載のプロセス
(式中、
R11は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換又は非置換の(C1−10)アルキル、あるいは置換又は非置換のハロ(C1−10)アルキル;及び
R12は、それぞれ置換又は非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R11及びR12が共に置換又は非置換の環を形成する)。
【請求項25】
式
【化30】
を有する化合物を、式
【化31】
を有する化合物と、式
【化32】
を有する化合物が形成する条件下で、反応させる工程:
を含むプロセス
(式中、
R1は、それぞれ置換又は非置換の、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R2は、水素又はインビボで水素に変換可能な置換基;
R3は、それぞれ置換又は非置換の、ヒドロキシ、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、(C1−10)アルコキシアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルコキシアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルキルアミノ、シクロアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C2−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R4は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルコキシ、(C4−12)アリールオキシ、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−10)アルキル、チオカルボニル(C1−10)アルキル、スルホニル(C1−10)アルキル、スルフィニル(C1−10)アルキル、(C1−10)アザアルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;及び
R5は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R5及びR4が共に置換又は非置換の環を形成する)。
【請求項26】
式:
【化33】
(式中、
Y1は、O、S及びNR10からなる群から選択され;
R1は、それぞれ置換又は非置換の、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R2は、水素又はインビボで水素に変換可能な置換基;
R3は、それぞれ置換又は非置換の、ヒドロキシ、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、(C1−10)アルコキシアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルコキシアミノ、ヒドロキシ(C1−10)アルキルアミノ、シクロアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C2−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択され;
R5は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R5及びR4が共に置換又は非置換の環を形成し;及び
R10は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロ(C1−10)アリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R10及びR3又はR4が共に置換又は非置換の環を形成する)
を有する化合物。
【請求項27】
Xが−N=である、請求項1〜8、10、12、14、16、18、22〜25のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項28】
Xが−CR7=である、請求項1〜8、10、12、14、16、18、22〜25のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項29】
Xが−O−である、請求項1〜8、10、12、14、16、18、22〜25のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項30】
Y1がOである、請求項1〜9、12、13、15、17及び22〜29のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項31】
Y1及びR3が共に置換又は非置換のヘテロ(C1−6)アリールを形成する、請求項1〜9、12、13、15、17及び22〜29のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項32】
Y1及びR3が共に置換又は非置換のトリアゾリル又はオキサジアゾリルを形成する、請求項1〜9、12、13、15、17及び22〜29のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項33】
Y2がOである、請求項1〜9、12、13、15、17、22〜25及び27〜32のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項34】
R1が、それぞれ置換又は非置換の、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C4−12)アリール及びヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択される、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項35】
R1が、それぞれ置換又は非置換の、(C4−12)アリール及びヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択される、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項36】
R1が置換又は非置換の(C4−12)アリールである、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項37】
R1が置換又は非置換のフェニルである、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項38】
R1が置換又は非置換の(C9−12)ビシクロアリールである、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項39】
R1が置換又は非置換のナフチルである、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項40】
R1が置換又は非置換のヘテロ(C4−12)ビシクロアリールである、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項41】
R1が、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、シアノ、チオ、アルコキシ、(C1−3)アルキル、ヒドロキシ(C1−3)アルキル及び(C3−8)シクロアルキルからなる群から選択される一又はそれ以上の置換基で置換される、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項42】
R1が、水素原子、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、シアノ、メチルチオ、メトキシ、トリフルオロメトキシ、メチル、エチル、トリフルオロメチル、エチニル、n−プロパノリル及びシクロプロピルからなる群から選択される一又はそれ以上の置換基で置換される、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項43】
R1が:
【化34】
(式中、R18a、R18b、R18c、R18d及びR18eが、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、シアノ、チオ、アルコキシ、(C1−3)アルキル及びヒドロキシ(C1−3)アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される)
を含む、請求項1〜6、9〜11、15、16、20及び22〜33のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項44】
R2が水素原子である、請求項1〜43のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項45】
R3が、R13O−L−、
Lが、存在しないか、あるいはLが結合する原子との間の1、2、3、4、5又は6原子分離を与えるリンカーであり(分離を与えるリンカーの原子は、炭素、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される);及び
R13が、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R13及びR11が共に置換又は非置換の環を形成する、
請求項1、7〜11、13、14、19及び22〜44のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項46】
R4が、それぞれ置換又は非置換の、アミノ、(C1−5)アルキルアミノ、(C1−5)アルキル、ハロ(C1−5)アルキル、ヒドロキシ(C1−5)アルキル、(C1−8)アザアルキル、ヒドロキシ(C1−8)アザアルキル及び(C3−6)シクロアルキルからなる群から選択される、請求項1〜25及び27〜45のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項47】
R5が、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−5)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル及び(C3−12)シクロアルキルからなる群から選択される、請求項1〜46のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項48】
R5が、それぞれ置換又は非置換の、(C1−5)アルキル及びハロ(C1−5)アルキルからなる群から選択される、請求項1〜46のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項49】
R5が、それぞれ置換又は非置換の、(C1−5)アルキル、アミノ(C1−5)アルキル、カルボニル(C1−5)アルキル、ヒドロキシ(C1−5)アルキルアルコキシ(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル及び(C3−8)シクロアルキルからなる群から選択される、請求項1〜46のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項50】
R5が、それぞれ置換又は非置換の、(C1−3)アルキル、(C1−3)アルキルアミノ(C1−3)アルキル、ジ(C1−3)アルキルアミノ(C1−3)アルキル、テトラヒドロフラニル(C1−3)アルキル、ピロリジノリル(pyrrolidinolyl)(C1−3)アルキル、チアゾリジニル(C1−3)アルキル、ヒドロキシル−(C1−3)アルカン−オン−イル、(C1−3)アルコキシ−(C1−3)アルカン−オン−イル、(C1−5)アルケニル、ヒドロキシ(C1−3)アルキル、N−(C1−3)アルコキシ−アセトアミド(C1−3)アルキル、テトラヒドロ−2H−1,2−オキサジン−オン−イル−(C1−3)アルキル、N−((C1−3)アルキルスルフィニル(C1−3)アルコキシ)−アミノ(C1−3)アルキル、N−((C1−3)アルキルスルフィニル(C1−3)アルキル)−アミノ(C1−3)アルキル、(C1−3)アルキルスルホニル(C1−3)アルコキシ(C1−3)アルキル、イミダゾリジン−オン−イル−(C1−3)アルキル、ジヒドロキシ−(C1−5)アルキル及びイソキサゾリジン−オン−イル−(C1−3)アルキルからなる群から選択される、請求項1〜46のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項51】
R5が、エチル、プロピル、n−ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、メチルアミノメチル、ジメチルアミノメチル、テトラヒドロフラニルメチル、テトラヒドロフラニルエチル、ピロリジノリル(pyrrolidinolyl)メチル、チアゾリジニルメチル、チアゾリジニルエチル、ヒドロキシル−プロパン−オン−イル、メトキシ−プロパン−オン−イル、ブテニル、ヒドロキシブタニル、N−メトキシ−アセトアミドメチル、テトラヒドロ−2H−1,2−オキサジン−オン−イル−メチル、N−(メチルスルフィニルエトキシ)−アミノメチル、N−(メチルスルフィニルプロピル)−アミノメチル、メチルスルホニルエトキシメチル、イミダゾリジン−オン−イル−エチル、ジヒドロキシ−ブタニル及びイソキサゾリジン−オン−イル−メチルからなる群から選択される、請求項1〜46のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項52】
R5が水素原子である、請求項1〜46のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項53】
R5がメチルである、請求項1〜46のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項54】
R6が、水素原子及び置換又は非置換の(C1−5)アルキルからなる群から選択される、請求項1〜8、10、12、14、16、18及び27〜53のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項55】
R6が水素原子である、請求項1〜8、10、12、14、16、18及び27〜53のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項56】
R7が水素原子である、請求項1〜8、10、12、14、16、18、22〜25及び27〜55のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項57】
R7が置換又は非置換の(C1−3)アルキルである、請求項1〜8、10、12、14、16、18、22〜25及び27〜55のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項58】
R7がハロである、請求項1〜8、10、12、14、16、18、22〜25及び27〜55のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項59】
R8が水素原子である、請求項1〜8、10、12、14、16、18、22〜25及び27〜58のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項60】
R9が水素原子である、請求項1〜8、10、12、14、16、18、22〜25及び27〜59のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項61】
R9が、それぞれ置換又は非置換の、(C1−5)アルキル及びハロ(C1−5)アルキルからなる群から選択される、請求項1〜8、10、12、14、16、18、22〜25及び27〜59のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項62】
R10が置換又は非置換の(C1−5)アルキルである、請求項1〜9、12、13、15、17及び22〜61のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項63】
R11が水素原子である、請求項2〜6、12、15〜18、20、21、24及び27〜62のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項64】
R11が、それぞれ置換又は非置換の、(C1−5)アルキル及びハロ(C1−5)アルキルからなる群から選択される、請求項2〜6、12、15〜18、20、21、24及び27〜62のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項65】
R12が、それぞれ置換又は非置換の、水素、ヒドロキシル、アルコキシ、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル及びヘテロ(C1−10)アリールからなる群から選択される、請求項2、12、15〜18、20、21、24及び27〜64のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項66】
R12が、R13O−L−、
Lは、存在しないか、あるいはLが結合する原子との間の1、2、3、4、5又は6原子分離を与えるリンカーであり(分離を与えるリンカーの原子は、炭素、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される);及び
R13は、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から選択されるか、あるいは、R13及びR11が共に置換又は非置換の環を形成する、
請求項2、12、15〜18、20、21、24及び27〜64のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項67】
R12が、それぞれ置換又は非置換の、トリアゾリル、オキサジアゾリル及びオキサゾリルからなる群から選択される、請求項2、12、15〜18、20、21、24及び27〜64のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項68】
R12が、R9と共に環を形成しない、請求項2、12、15〜18、20、21、24及び27〜64のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項69】
R13が、それぞれ置換又は非置換の、水素、アルコキシ、(C1−10)アルキル、ヒドロキシ(C1−10)アルキル及びヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−10)アルキルからなる群から選択される、請求項3及び27〜68のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項70】
Lが置換又は非置換の(C1−10)アルキレンである、請求項4、5及び27〜69のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項71】
Lが置換又は非置換の(C1−3)アルキレンである、請求項4、5及び27〜69のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項72】
Lが−(CR16R17)m−;
mが、0、1、2、3、4、5及び6からなる群から選択され;及び
各R16及びR17が、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1−10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、カルボニル(C1−3)アルキル、チオカルボニル(C1−3)アルキル、スルホニル(C1−3)アルキル、スルフィニル(C1−3)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群から独立して選択されるか、あるいは、R16及びR17のうちのいずれか二個が共に置換又は非置換の環を形成する、
請求項4、5及び27〜69のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項73】
R14が、それぞれ置換又は非置換の、ヒドロキシル、(C3−12)シクロアルキル及びヘテロ(C3−12)シクロアルキルからなる群から選択される、請求項4及び27〜72のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項74】
R14が、−NR19R20;及び
R19及びR20が、それぞれ置換又は非置換の、水素、(C1−10)アルキル、ハロ(C1−10)アルキル、アミノ(C1−10)アルキル、イミノ(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル(C1−5)アルキル、アリール(C1−10)アルキル、ヘテロアリール(C1−5)アルキル、(C9−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、ヘテロ(C8−12)ビシクロアリール(C1−5)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、(C9−12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3−12)ビシクロアルキル、(C4−12)アリール、ヘテロ(C1−10)アリール、(C9−12)ビシクロアリール及びヘテロ(C4−12)ビシクロアリールからなる群からそれぞれ独立して選択されるか、あるいは、R19及びR20が共に置換又は非置換の環を形成する、
請求項4及び27〜72のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項75】
R19が水素原子である、請求項74記載の化合物又はプロセス。
【請求項76】
R20が水素原子である、請求項74及び75のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項77】
R15が、水素原子及び置換又は非置換の(C1−5)アルキルからなる群から選択される、請求項5、6及び27〜76のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項78】
mが0である、請求項6及び27〜77のいずれか一項に記載の化合物又は方法。
【請求項79】
mが1である、請求項6及び27〜77のいずれか一項に記載の化合物又は方法。
【請求項80】
各R16が、それぞれ置換又は非置換の、水素、ヒドロキシル、(C1−5)アルキル及びヒドロキシ(C1−5)アルキルからなる群から独立して選択される、請求項6及び27〜79のいずれか一項に記載の化合物又は方法。
【請求項81】
各R17が、それぞれ置換又は非置換の、水素、ヒドロキシル、(C1−5)アルキル及びヒドロキシ(C1−5)アルキルからなる群から独立して選択される、請求項6及び27〜80のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項82】
nが1である、請求項7、12〜14、17〜19、21及び27〜81のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項83】
nが2である、請求項7、12〜14、17〜19、21及び27〜81のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項84】
各R18が、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、シアノ、カルボニル、(C1−5)アルキル及び(C3−12)シクロアルキルからなる群から独立して選択される、請求項7、12〜14、17〜19、21及び27〜83のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項85】
R18aが、水素原子、ハロ,及び置換又は非置換の(C1−5)アルキルからなる群から選択される、請求項43記載の化合物又はプロセス。
【請求項86】
R18aが、フッ素原子、塩素原子及びメチルからなる群から選択される、請求項43記載の化合物又はプロセス。
【請求項87】
R18cが、それぞれ置換又は非置換の、水素、ハロ、シアノ、チオ、(C1−3)アルキル及びヒドロキシ(C1−3)アルキルからなる群から選択される、請求項43、85及び86のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項88】
R18cが、ヨード及びブロモからなる群から選択される、請求項43、85及び86のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項89】
LG1がフェノキシである、請求項22〜24及び27〜88のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項90】
LG2がハロである、請求項22〜24及び27〜89のいずれか一項に記載の化合物又はプロセス。
【請求項91】
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−1H−ピロール−3−カルボン酸;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボン酸;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(3−ヒドロキシプロポキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(R)−5−アセチル−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(S)−5−アセチル−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(3−ヒドロキシ−2−(ヒドロキシメチル)プロポキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−4−クロロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボン酸;
(R)−5−アセチル−4−クロロ−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(S)−5−アセチル−4−クロロ−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−4−クロロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−N−(1,3−ジヒドロキシプロパン−2−イルオキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−N−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(3−ヒドロキシプロピル)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−メトキシ−N,1−ジメチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
1−(5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−4−(4−ヒドロキシイソキサゾリジン−2−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル)エタノン;
(R)−5−アセチル−N−(2,4−ジヒドロキシブトキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(S)−5−アセチル−N−(2,4−ジヒドロキシブトキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
1−(4−(アゼチジン−1−カルボニル)−5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル)エタノン;
1−(4−(3−アミノアゼチジン−1−カルボニル)−5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル)エタノン;
(S)−1−(5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−4−(3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル)エタノン;
1−(5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−4−(2−(ヒドロキシメチル)アゼチジン−1−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル)エタノン;
(R)−1−(5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−4−(3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル)エタノン;
1−(4−((2R,3S,4S)−3,4−ジヒドロキシ−2−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボニル)−5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル)エタノン;
1−[5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−4−(3−ヒドロキシ−アゼチジン−1−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル]−エタノン;
1−[5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−4−((R)−3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル]−エタノン;
1−[5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−4−((S)−3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル]−エタノン;
1−[5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−1−メチル−4−(ピロリジン−1−カルボニル)−1H−ピロール−2−イル]−エタノン;
1−[5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−4−((S)−2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル]−エタノン;
1−[5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−4−((R)−2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル]−エタノン;
1−[4−(3−(R)−アミノ−ピロリジン−1−カルボニル)−5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル]−エタノン;
メタンスルホン酸 1−[5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボニル]−アゼチジン−3−イルエステル;
1−{5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−4−[3−(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−アゼチジン−1−カルボニル]−1−メチル−1H−ピロール−2−イル}−エタノン;
1−(5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−4−{3−[(2−ヒドロキシ−エチル)−メチル−アミノ]−アゼチジン−1−カルボニル}−1−メチル−1H−ピロール−2−イル)−エタノン;
1−[4−(3−ジメチルアミノ−アゼチジン−1−カルボニル)−5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル]−エタノン;
1−[5−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−4−(3−ヒドロキシ−3−ヒドロキシメチル−アゼチジン−1−カルボニル)−1−メチル−1H−ピロール−2−イル]−エタノン;
エチル 5−アセチル−4−フルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキシレート;
5−アセチル−4−フルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボン酸;
(R)−5−アセチル−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−4−フルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(S)−5−アセチル−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−4−フルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(4−ブロモ−2−フルオロフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−5−プロピオニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−(2−フルオロアセチル)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−(2,2−ジフルオロアセチル)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−5−(2,2,2−トリフルオロアセチル)−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N4−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−2,4−ジカルボキサミド;
5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N4−(2−ヒドロキシエトキシ)−N2,1−ジメチル−1H−ピロール−2,4−ジカルボキサミド;
5−(シクロプロパンカルボニル)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1,4−ジメチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−4−フルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
1−(5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−イル)−2−ヒドロキシエタノン;
2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−(2−ヒドロキシアセチル)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−(3−ヒドロキシプロパノイル)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−5−(2−(メチルアミノ)アセチル)−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−(2−(ジメチルアミノ)アセチル)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−(2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)アセチル)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
2−アセチル−5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N4−(2−ヒドロキシエトキシ)−N2,1−ジメチル−1H−イミダゾール−2,4−ジカルボキサミド;
5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N4−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−イミダゾール−2,4−ジカルボキサミド;
5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−2−(2−ヒドロキシアセチル)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−クロロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−(4−ヨード−2−メチルフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(4−ブロモ−2−クロロフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−ヒドロキシ−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−N−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−N−(シクロプロピルメトキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
1−(5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−4−(5−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1H−ピロール−2−イル)エタノン;
1−(5−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−4−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−1H−ピロール−2−イル)エタノン;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−N−(1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−N−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−N−(オキサゾール−2−イル)−1H−ピロール−3−カルボキサミド;及び
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエチル)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド:
からなる群から選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項92】
5−アセチル−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(R)−5−アセチル−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(S)−5−アセチル−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(R)−5−アセチル−4−クロロ−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(S)−5−アセチル−4−クロロ−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
5−アセチル−N−(1,3−ジヒドロキシプロパン−2−イルオキシ)−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
(R)−5−アセチル−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−4−フルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;及び
(S)−5−アセチル−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−4−フルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボキサミド:
からなる群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項93】
化合物が薬学的に許容される塩の形態である、請求項1〜21及び27〜92のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項94】
化合物が立体異性体の混合物で存在している、請求項1〜21及び27〜93のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項95】
化合物が単一の立体異性体を含む、請求項1〜21及び27〜93のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項96】
請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物を有効成分として含む、医薬組成物。
【請求項97】
組成物が経口投与に適した固体製剤である、請求項96に記載の医薬組成物。
【請求項98】
組成物が経口投与に適した液体製剤である、請求項96記載の医薬組成物。
【請求項99】
組成物が錠剤である、請求項96記載の医薬組成物。
【請求項100】
組成物が非経口投与に適した液体製剤である、請求項96記載の医薬組成物。
【請求項101】
組成物が、経口、非経口、腹腔内、静脈内、動脈内、経皮、舌下、筋肉内、直腸内、経頬、鼻腔内、リポソーム、吸入経由、膣、眼内、局所送達経由、皮下、脂肪内、関節内及びくも膜下腔内からなる群から選択される経路による投与に適している、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項102】
請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物;及び
該化合物が投与される疾患状態の表示、化合物の保存情報、投薬情報及び化合物の投与方法に関する指示からなる群から選択される、一又はそれ以上の形態の情報:
を含む説明書を含むキット。
【請求項103】
複数回の投与形態で化合物を含む、請求項102記載のキット。
【請求項104】
請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物;及び
包装材料:
を含む製品。
【請求項105】
包装材料が化合物を収容する容器を含む、請求項104記載の製品。
【請求項106】
容器が、該化合物が投与される疾患状態、保存情報、投薬情報及び/又は化合物の投与方法に関する指示からなる群の一又はそれ以上の要素を示すラベルを含む、請求項105記載の製品。
【請求項107】
製品が複数回の投与形態で化合物を含む、請求項104記載の製品。
【請求項108】
対象に対して、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物を投与することを含む、治療方法。
【請求項109】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)を、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物と接触させることを含む、MEKを阻害する方法。
【請求項110】
インビボでマイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)を阻害するために、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物を、対象内に存在させることを含む、MEKを阻害する方法。
【請求項111】
第一の化合物を対象に投与し、該第一の化合物がインビボで第二の化合物に変換され、該第二の化合物がインビボでマイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)を阻害し、該第二の化合物が請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物であることを含む、MEKを阻害する方法。
【請求項112】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)が活性を有し、該活性が疾患状態の病理及び/又は症候に貢献するような疾患状態を治療する方法であって、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物を該疾患状態に対する治療有効量で対象内に存在させること、を含む方法。
【請求項113】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)が活性を有し、該活性が疾患状態の病理及び/又は症候に貢献するような疾患状態を治療する方法であって、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物を対象に投与し、該化合物が該疾患状態に対する治療有効量で該対象内に存在すること、を含む方法。
【請求項114】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)が活性を有し、該活性が疾患状態の病理及び/又は症候に貢献するような疾患状態を治療する方法であって、第一の化合物を対象に投与し、該第一の化合物がインビボで第二の化合物に変換され、該第二の化合物がインビボでMEKを阻害し、該第二の化合物が請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物であること、を含む方法。
【請求項115】
疾患状態が、癌性過剰増殖異常;非癌性過剰増殖異常;膵炎;腎疾患;疼痛;未分化胚芽細胞の移植の予防;脈管形成又は血管形成関連疾患の治療;喘息;好中球走化性;敗血性ショック;免疫抑制が有効であろうT−細胞が介在する疾患;アテローム性動脈硬化;及び成長因子カクテルに対するケラチノサイト反応の阻害からなる群から選択される、請求項112〜114のいずれか一項に記載の方法。
【請求項116】
過剰増殖異常が癌である、請求項115に記載の方法。
【請求項117】
癌が、脳癌、肺癌、扁平上皮細胞癌、膀胱癌、胃癌、膵臓癌、乳癌、頭部癌、頚部癌、腎臓(renal)癌、腎臓(kidney)癌、卵巣癌、前立腺癌、結腸直腸癌、扁平上皮癌、食道癌、精巣癌、婦人科癌又は甲状腺癌からなる群から選択される、請求項116記載の方法。
【請求項118】
過剰増殖異常が、良性過皮膚形成、再狭窄及び良性前立腺肥大症(BPH)からなる群から選択される、請求項115に記載の方法。
【請求項119】
良性過皮膚形成が乾癬である、請求項118記載の方法。
【請求項120】
脈管形成又は血管形成関連疾患が、腫瘍血管形成及び急性又は慢性炎症性疾患なる群から選択される、請求項115記載の方法。
【請求項121】
脈管形成又は血管形成関連疾患が、関節性リウマチ、アテローム性動脈硬化、炎症性腸疾患、皮膚疾患、糖尿病、糖尿病性網膜症、未熟児網膜症、加齢性黄斑変性症、血管腫、神経膠腫、黒色腫、カポジ肉腫、ならびに卵巣癌、乳癌、肺癌、膵臓癌、前立腺癌、結腸癌及び扁平上皮癌からなる群から選択される、請求項115記載の方法。
【請求項122】
MEKがMEK1である、請求項109〜121のいずれか一項に記載の方法。
【請求項123】
MEKがMEK2である、請求項109〜121のいずれか一項に記載の方法。
【請求項124】
請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物と細胞外調節キナーゼ(ERK)を接触させることを含む、ERKを阻害する方法。
【請求項125】
インビボで細胞外調節キナーゼ(ERK)を阻害するために、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物を、対象内に存在させることを含む、ERKを阻害する方法。
【請求項126】
第一の化合物を対象に投与し、該第一の化合物がインビボで第二の化合物に変換されることを含む、細胞外調節キナーゼ(ERK)を阻害する方法。
【請求項127】
ERKがERK1である、請求項124〜126のいずれか一項に記載の方法。
【請求項128】
ERKがERK2である、請求項124〜126のいずれか一項に記載の方法。
【請求項129】
医薬として使用するための、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項130】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)を阻害するための医薬の製造における、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項131】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)が活性を有し、該活性が疾患状態の病理及び/又は症候に貢献するような疾患状態を治療するための医薬の製造における、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項132】
癌性過剰増殖異常;非癌性過剰増殖異常;膵炎;腎疾患;疼痛;未分化胚芽細胞の移植の予防;脈管形成又は血管形成関連疾患の治療;喘息;好中球走化性;敗血性ショック;免疫抑制が有効であろうT−細胞が介在する疾患;アテローム性動脈硬化;及び成長因子カクテルに対するケラチノサイト反応の阻害を治療するための医薬の製造における、請求項1〜21及び27〜95のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【図1A】
【図1B】
【図1C】
【図1D】
【図1E】
【図1F】
【図1G】
【図1H】
【図1I】
【図1J】
【図1K】
【図1B】
【図1C】
【図1D】
【図1E】
【図1F】
【図1G】
【図1H】
【図1I】
【図1J】
【図1K】
【公表番号】特表2010−508307(P2010−508307A)
【公表日】平成22年3月18日(2010.3.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−534950(P2009−534950)
【出願日】平成19年10月31日(2007.10.31)
【国際出願番号】PCT/US2007/083240
【国際公開番号】WO2008/055236
【国際公開日】平成20年5月8日(2008.5.8)
【出願人】(000002934)武田薬品工業株式会社 (396)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年3月18日(2010.3.18)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年10月31日(2007.10.31)
【国際出願番号】PCT/US2007/083240
【国際公開番号】WO2008/055236
【国際公開日】平成20年5月8日(2008.5.8)
【出願人】(000002934)武田薬品工業株式会社 (396)
【Fターム(参考)】
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