説明

SCD阻害剤としての2−置換5員ヘテロ環

本発明は、ステアロイル−CoAデサチュラーゼの活性を調節するヘテロ環誘導体を提供する。ステアロイル−CoAデサチュラーゼの活性を調節するこのような誘導体の使用方法およびこのような誘導体を含んでなる医薬組成物もまた包含される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

[式中、Qが、
【化2】

であるとき;
Wは、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−OC(O)N(R)−、−N(R)C(O)O−、−N(R)C(O)N(R)−、−N(R)−、−O−、−S−、−S(O)−、−N(R)S(O)−、−S(O)N(R)−、−OS(O)N(R)−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−N(R)C(=N(R7a))N(R)−、−N(R)C(=S)N(R)−、−N(R)((R7a)N=)C−、−C(=N(R7a))N(R)−、アルケニレン基、アルキニレン基または直接結合であり;
Vは、−N(R)C(O)−、−N(R)C(O)O−、−N(R)C(O)N(R)−、−N(R)−、−N(R)S(O)−、−O−、−S−、−S(O)−、−N(R)S(O)−、−S(O)N(R)−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−、−OC(O)N(R)−、−C(R)C(O)N(R)−、−(CR)C(O)−、−(CR)O−、−(CR)N(R)−、−(CR)N(R)C(O)−、−(CR)N(R)C(O)N(R)−、−C(=N(R7a))N(R)−、アルケニレン基、アルキニレン基または直接結合であり;
Xは、NまたはCHであり;
Yは、NH、O、SまたはN−CHであり;
tは、1または2であり;
nは、1〜6であり;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択されるか;
またはRは、2〜4個の環を有する多環式構造(この環は、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから成る群より、独立して、選択され、そして、これらの環の一部または全部が互いに縮合されていてもよい)であり、
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択されるか;
または、Rは、2〜4個の環を有する多環式構造(この環は、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから成る群より、独立して、選択され、そして、これらの環の一部または全部が互いに縮合されていてもよい)であり;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ハロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシル、シアノ、ニトロおよび−N(R)から成る群より選択され;
は、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルから成る群より選択され;
各Rは、同一または異なり、且つ独立して、水素、ハロ、ヒドロキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アルコキシアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルから成る群より選択され;
7aは、水素、アルキル、シクロアルキルアルキル、およびシアノから成る群より選択され;そして
は、水素またはアルキルであり;
または、
Qが、
【化3】

であるときは;
Wは、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−OC(O)N(R)−、−N(R)C(O)O−、−N(R)C(O)N(R)−、−O−、−S−、−S(O)−、−N(R)S(O)−、−S(O)N(R)−、−OS(O)N(R)−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−N(R)C(=N(R7a))N(R)−、−N(R)C(=S)N(R)−、−N(R)((R7a)N=)C−、−C(=N(R7a))N(R)−、アルケニレン基、アルキニレン基または直接結合であり;
Vは、−S(O)−、−S(O)N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−、−C(R)C(O)N(R)−、−(CR)C(O)−、−(CR)O−、−(CR)N(R)−、−(CR)N(R)C(O)−、−(CR)N(R)C(O)N(R)−、または−C(=N(R7a))N(R)−、アルケニレン基、アルキニレン基または直接結合であり;
Xは、NまたはCHであり;
Yは、NH、O、SまたはN−CHであり;
tは、1または2であり;
nは、1〜6であり;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択されるか;
またはRは、2〜4個の環を有する多環式構造(この環は、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから成る群より、独立して、選択され、そして、これらの環の一部または全部が互いに縮合されていてもよい)であり;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択されるか;
またはRは、2〜4個の環を有する多環式構造(この環は、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから成る群より、独立して、選択され、そして、これらの環の一部または全部が互いに縮合されていてもよい)であり;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ハロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシル、シアノ、ニトロおよび−N(R)から成る群より選択され;
は、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルから成る群より選択され;
各Rは、同一または異なり、且つ独立して水素、ハロ、ヒドロキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、−アリール、アルコキシアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルから成る群より選択され;そして
7aは、水素、アルキル、シクロアルキルアルキルおよびシアノから成る群より選択される];
によって表される化合物、その立体異性体、エナンチオマーまたは互変異性体、その製薬学的に許容される塩、その医薬組成物またはそのプロドラッグ。
【請求項2】
Qは、
【化4】

であり;
Wは、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−OC(O)N(R)−、−N(R)C(O)O−、−N(R)C(O)N(R)−、−O−、−S−、−S(O)−、−N(R)S(O)−、−S(O)N(R)−、−OS(O)N(R)−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−N(R)C(=N(R7a))N(R)−、−N(R)C(=S)N(R)−、−N(R)((R7a)N=)C−、−C(=N(R7a))N(R)−、アルケニレン基、アルキニレン基または直接結合であり;
Vは、−N(R)C(O)−、−N(R)C(O)O−、−N(R)C(O)N(R)−、−N(R)−、−N(R)S(O)−、−S(O)−、−S(O)N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−、−(CR)C(O)N(R)−、−(CR)C(O)−、−(CR)O−、−(CR)N(R)−、−(CR)N(R)C(O)−、−(CR)N(R)C(O)N(R)−、−C(=N(R7a))N(R)−、アルケニレン基、アルキニレン基または直接結合であり;
Xは、NまたはCHであり;
Yは、NH、O、SまたはN−CHであり;
tは、1または2であり;
nは、1〜6であり;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択されるか;
またはRは、2〜4個の環を有する多環式構造(この環は、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから成る群より、独立して、選択され、そして、これらの環の一部または全部が互いに縮合されていてもよい)であり;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択されるか;
またはRは、2〜4個の環を有する多環式構造(この環は、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから成る群より、独立して、選択され、そして、これらの環の一部または全部が互いに縮合されていてもよい)であり;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ハロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシル、シアノ、ニトロおよび−N(R)から成る群より選択され;
は、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルから成る群より選択され;
各Rは、同一または異なり、且つ独立して水素、ハロ、ヒドロキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アルコキシアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルから成る群より選択され;そして
7aは、水素、アルキル、およびシクロアルキルアルキルおよびシアノから成る群より選択される;
請求項1に記載の化合物、その立体異性体、エナンチオマーまたは互変異性体、その製薬学的に許容される塩、その医薬組成物またはそのプロドラッグ。
【請求項3】
Qは、
【化5】

であり;
Wは、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−OC(O)N(R)−、−N(R)C(O)O−、−N(R)C(O)N(R)−、−O、−S−、−S(O)−、−N(R)S(O)−、−S(O)N(R)−、−OS(O)N(R)−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−または直接結合であり;
Vは、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O)N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−(CR)C(O)N(R)−、−(CR)C(O)−、−(CR)O−、−(CR)−、−(CR)N(R)−、−(CR)N(R)C(O)−、−(CR)N(R)C(O)N(R)−または直接結合から選択され;
Xは、NまたはCHであり;
Yは、Sであり;
tは、1または2であり;
nは、1〜6であり;
は、水素、アルキル、アルコキシ、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、フルオロ、クロロ、ブロモ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、シアノ、ニトロおよび−N(R)から成る群より選択され;
は、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルから成る群より選択され;そして
各Rは、同一または異なり、且つ独立して水素、ハロ、ヒドロキシ、アルキル、ヒドロキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルから成る群より選択される;
請求項1または2に記載の化合物。
【請求項4】
Wは、−N(R)C(O)−、−C(O)−または−OC(O)−から選択され;
Vは、−C(O)−、−(CR)C(O)N(R)−、−(CR)C(O)−、−(CR)O−、−C(O)O−、-(CR)−、−(CR)N(R)−、−(CR)N(R)C(O)−、−(CR)N(R)C(O)N(R)−または直接結合から選択され;
は、水素、アルキル、アルコキシ、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素またはアルキルであり;
は、水素またはアルキルであり;そして
各Rは、同一または異なり、且つ独立して水素、ハロまたはヒドロキシである、
請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
XはNであり;YはSであり;Qは、
【化6】

であり、
その化合物が、下記の式(Ia−1):
【化7】

[式中、
Wは、−N(R)C(O)−または−OC(O)−であり;
Vは、−C(O)N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−(CR)C(O)N(R)−、−(CR)C(O)−、−(CR)O−、−(CR)−、−(CR)N(R)−、−(CR)N(R)C(O)−、−(CR)N(R)C(O)N(R)−または直接結合であり;
nは、1〜6であり;
は、水素、アルキル、アルコキシ、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素またはアルキルであり;Rは、水素またはアルキルであり;そして
各Rが、同一または異なり、且つ独立して水素、ハロまたはヒドロキシである]
によって表され得る、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項6】
下記のもの:
N−ベンジル−2−(1−(4−フルオロフェネチル)−1H−1、2、3−トリアゾール−4−イル)−4−メチルチアゾール−5−カルボキサミド;
N−ベンジル−2−(1−ベンジル−1H−1、2、3−トリアゾール−4−イル)−4−メチルチアゾール−5−カルボキサミド;
N−ベンジル−2−(1−(4−フルオロベンジル)−1H−1、2、3−トリアゾール−4−イル)−4−メチルチアゾール−5−カルボキサミド;
N−ベンジル−4−メチル−2−(1−(4−(トリフルオロメチル)ベンジル)−1H−1、2、3−トリアゾール−4−イル)チアゾール−5−カルボキサミド;
2−(1−ベンジル−1H−1、2、3−トリアゾール−4−イル)−4−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)チアゾール−5−カルボキサミド;
2−(1−(4−フルオロベンジル)−1H−1、2、3−トリアゾール−4−イル)−4−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)チアゾール−5−カルボキサミド;
4−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)−2−(1−(4−(トリフルオロメチル)ベンジル)−1H−1、2、3−トリアゾール−4−イル)チアゾール−5−カルボキサミド;
2−(1−(4−フルオロフェネチル)−1H−1、2、3−トリアゾール−4−イル)−4−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)チアゾール−5−カルボキサミド;
2−(1−(2−シクロプロピルエチル)−1H−1、2、3−トリアゾール−4−イル)−4−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)チアゾール−5−カルボキサミド;
2−(1−(シクロプロピルメチル)−1H−1、2、3−トリアゾール−4−イル)−4−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)チアゾール−5−カルボキサミド;および
2−(1−(2,2−ジフルオロ−2−フェニルエチル)−1H−1、2、3−トリアゾール−4−イル)−4−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)チアゾール−5−カルボキサミド
から成る群より選択される請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
XはNであり;YはSであり;Qは、
【化8】

であり;
その化合物は、下記の式(Ia−3)
【化9】

[式中、
Wは、−N(R)C(O)−または−OC(O)−であり;
Vは、−C(O)N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−(CR)C(O)N(R)−、−(CR)C(O)−、−(CR)O−、−(CR)−、−(CR)N(R)−、−(CR)N(R)C(O)−、−(CR)N(R)C(O)N(R)−または直接結合であり;
nは、1〜6であり;
は、水素、アルキル、アルコキシ、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素またはアルキルであり;
は、水素またはアルキルであり;そして
各Rが、同一または異なり、且つ独立して、水素、ハロまたはヒドロキシである]
によって表され得る、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項8】
N−ベンジル−2−(5−ベンジル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−4−メチルチアゾール−5−カルボキサミドである請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
XがCHであり;YがSであり;Qが、
【化10】

であり;
その化合物が、下記の式(Ib−1):
【化11】

[式中、
Wは、−N(R)C(O)−または−OC(O)−であり;
Vは、−C(O)N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−(CR)C(O)N(R)−、−(CR)C(O)−、−(CR)O−、−(CR)−、−(CR)N(R)−、−(CR)N(R)C(O)−、−(CR)N(R)C(O)N(R)−または直接結合であり;
nは、1〜6であり;
は、水素、アルキル、アルコキシ、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素またはアルキルであり;
は、水素またはアルキルであり;そして
各Rが、同一または異なり、且つ独立して水素、ハロまたはヒドロキシである]
によって表され得る、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項10】
下記のもの:
N−ベンジル−5−(5−ベンジル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−メチルチオフェン−2−カルボキサミド;および
5−(5−ベンジル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−3−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)チオフェン−2−カルボキサミド、
から成る群より選択される請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
XはNであり;YはSであり;Qは、
【化12】

であり;
その化合物が、下記の式(Ia−2):
【化13】

[式中、
Wは、−N(R)C(O)−または−OC(O)−であり;
Vは、−C(O)N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−(CR)C(O)N(R)−、−(CR)C(O)−、−(CR)O−、−(CR)−、−(CR)N(R)−、−(CR)N(R)C(O)−、−(CR)N(R)C(O)N(R)−または直接結合であり;
nは、1〜6であり;
は、水素、アルキル、アルコキシ、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素またはアルキルであり;
は、水素またはアルキルであり;そして
各Rが、同一または異なり、且つ独立して水素、ハロまたはヒドロキシである]
によって表され得る、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項12】
下記のもの:
N−ベンジル−4−メチル−2−(4−フェニル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)チアゾール−5−カルボキサミド;
N−ベンジル−2−(4−ベンジル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−4−メチルチアゾール−5−カルボキサミド;
N−ベンジル−4−メチル−2−(4−フェネチル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)チアゾール−5−カルボキサミド;
N−ベンジル−4−メチル−2−(4−(3−フェニルプロピル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)チアゾール−5−カルボキサミド;
N−ベンジル−4−メチル−2−(4−(フェノキシメチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)チアゾール−5−カルボキサミド;
N−ベンジル−2−(4−(4−メトキシフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−4−メチルチアゾール−5−カルボキサミド;
N−ベンジル−4−メチル−2−(4−(ピリジン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)チアゾール−5−カルボキサミド;
N−ベンジル−2−(4−(ヒドロキシ(フェニル)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−4−メチルチアゾール−5−カルボキサミド;
N−ベンジル−2−(4−(4−(ベンジルオキシ)フェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−4−メチルチアゾール−5−カルボキサミド;
N−ベンジル−4−メチル−2−(4−(ピリジン−3−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)チアゾール−5−カルボキサミド;
N−ベンジル−4−メチル−2−(4−((フェニルアミノ)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)チアゾール−5−カルボキサミド;
N−ベンジル−4−メチル−2−(4−(チオフェン−3−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)チアゾール−5−カルボキサミド;
(R)−N−ベンジル−2−(4−(ヒドロキシ(フェニル)メチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−4−メチルチアゾール−5−カルボキサミド;
N−ベンジル−2−(4−(4−フルオロフェニル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−4−メチルチアゾール−5−カルボキサミド;
N−ベンジル−2−(4−(2−シクロヘキシルエチル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−4−メチルチアゾール−5−カルボキサミド;
2−(4−ベンゾイル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−N−ベンジル−4−メチルチアゾール−5−カルボキサミド;
4−メチル−2−(4−(3−フェニルプロピル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−N−(ピリジン−3−イルメチル)チアゾール−5−カルボキサミド;
N−(3,4−ジフルオロベンジル)−4−メチル−2−(4−(3−フェニルプロピル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)チアゾール−5−カルボキサミド;
4−メチル−2−(4−フェネチル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−N−(ピリジン−3−イルメチル)チアゾール−5−カルボキサミド;
N−ベンジル−2−(4−(ベンジルカルバモイル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−4−メチルチアゾール−5−カルボキサミド;
N−ベンジル−2−(4−(4−フルオロベンジルカルバモイル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−4−メチルチアゾール−5−カルボキサミド;および
N−ベンジル−2−(4−(ベンジルカルバモイル)−5−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−4−メチルチアゾール−5−カルボキサミド
から成る群より選択される請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
Qは、
【化14】

であり;
Wは、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−OC(O)N(R)−、−N(R)C(O)O−、−N(R)C(O)N(R)−、−O−、−S−、−S(O)−、−N(R)S(O)−、−S(O)N(R)−、−OS(O)N(R)−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−または直接結合であり;
Vは、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O)N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−(CR)C(O)N(R)−、−(CR)C(O)−、−(CR)O−、−(CR)N(R)−、−(CR)N(R)C(O)−、−(CR)N(R)C(O)N(R)−または直接結合であり;
Xは、NまたはCHであり;
Yは、Sであり;
tは、1または2であり;
nは、1〜6であり;
は、水素、アルキル、アルコキシ、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素またはアルキルであり;そして
各Rが、同一または異なり、且つ独立して水素またはアルキルである、
請求項1または2に記載の化合物。
【請求項14】
Wは、−N(R)C(O)−、−C(O)−または−OC(O)−であり;
Vは、−C(O)−、−(CR)C(O)N(R)−、−(CR)C(O)−、−(CR)O−、−(CR)N(R)−、−(CR)N(R)C(O)−、−(CR)N(R)C(O)N(R)−または直接結合であり;
は、水素、アルキル、アルコキシ、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素またはアルキルであり;そして
各Rが、同一または異なり、且つ独立して水素またはアルキルである、
請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
XはNであり;YはSであり;Qは、
【化15】

であり;
その化合物が、下記の式(Ia−4):
【化16】

[式中、
Wは、−N(R)C(O)−または−OC(O)−であり;
Vは、−(CR)O−または直接結合であり;
nは、1〜6であり;
は、水素、アルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素またはアルキルであり;そして
各Rが、同一または異なり、且つ独立して水素またはアルキルである]
によって表され得る、請求項13に記載の化合物。
【請求項16】
次のもの:
2−(2−(ベンジルオキシメチル)−2H−テトラゾール−5−イル)−4−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)チアゾール−5−カルボキサミド;
4−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)−2−(2H−テトラゾール−5−イル)チアゾール−5−カルボキサミド;
2−(2−(2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)−2H−テトラゾール−5−イル)−4−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)チアゾール−5−カルボキサミド;
2−(2−(4−フルオロベンジル)−2H−テトラゾール−5−イル)−4−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)チアゾール−5−カルボキサミド;
4−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)−2−(2−(4−(トリフルオロメチル)ベンジル)−2H−テトラゾール−5−イル)チアゾール−5−カルボキサミド;および
2−(2−(シクロプロピルメチル)−2H−テトラゾール−5−イル)−4−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)チアゾール−5−カルボキサミド
から成る群より選択される請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
XはNであり;YはSであり;Qは、
【化17】

であり;
その化合物が、下記の式(Ib−3):
【化18】

[式中、
Wは、−N(R)C(O)−または−OC(O)−であり;
Vは、直接結合であり;
は、水素、アルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;そして
は、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素またはアルキルであり;そして
各Rが、同一または異なり、且つ独立して水素またはアルキルである]
によって表され得る、請求項13に記載の化合物。
【請求項18】
次のもの:
エチル3−メチル−5−(5−フェニル−2H−テトラゾール−2−イル)チオフェン−2−カルボキシラート;
3−メチル−5−(5−フェニル−2H−テトラゾール−2−イル)チオフェン−2−カルボン酸;および
N−ベンジル−3−メチル−5−(5−フェニル−2H−テトラゾール−2−イル)チオフェン−2−カルボキサミド
から成る群より選択される請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
XはNであり;YはSであり;Qは、
【化19】

であり;
その化合物が、下記の式(Ia−5):
【化20】

[式中、
Wは、−N(R)C(O)−または−OC(O)−であり;
Vは、直接結合であり;
nは、1〜6であり;
は、水素、アルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;そして
は、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素またはアルキルであり;そして
各Rが、同一または異なり、且つ独立して水素またはアルキルである]
によって表され得る、請求項13に記載の化合物。
【請求項20】
次のもの:
2−(1−(2−(4−フルオロフェノキシ)エチル)−1H−テトラゾール−5−イル)−4−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)チアゾール−5−カルボキサミド;
2−(1−(4−フルオロベンジル)−1H−テトラゾール−5−イル)−4−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)チアゾール−5−カルボキサミド;
4−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)−2−(1−(4−(トリフルオロメチル)ベンジル)−1H−テトラゾール−5−イル)チアゾール−5−カルボキサミド;および
2−(1−(シクロプロピルメチル)−1H−テトラゾール−5−イル)−4−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)チアゾール−5−カルボキサミド
から成る群より選択される請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
Qは、
【化21】

であり;
Wは、−N(R)C(O)−、−OC(O)N(R)−、−N(R)C(O)N(R)−、−O−、−S−、−S(O)−、−N(R)S(O)−、−OS(O)N(R)−、−C(O)−、−OC(O)−、−N(R)C(=N(R7a))N(R)−、−N(R)C(=S)N(R)−、または−C(=N(R7a))N(R)−、アルケニレン、アルキニレンまたは直接結合であり;
Vは、−N(R)C(O)−、−N(R)C(O)O−、−N(R)C(O)N(R)−、−N(R)−、−N(R)S(O)−、−S(O)−、−C(O)−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−、−(CR)C(O)N(R)−、−(CR)C(O)−、−(CR)O−、−(CR)−、−(CR)N(R)−、−(CR)N(R)C(O)−、−(CR)N(R)C(O)N(R)−、または−C(=N(R7a))N(R)−、アルケニレン基、アルキニレン基または直接結合であり;
Xは,NまたはCHであり;
Yは,NH、O、SまたはN−CHであり;
tは、1または2であり;
nは、1〜6であり;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、フルオロ、クロロ、ブロモ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシル、シアノ、ニトロおよび−N(R)から成る群より選択され;
は、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルから成る群より選択され;
各Rは、同一または異なり、且つ独立して、水素、ハロ、ヒドロキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アルコキシアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルから成る群より選択され;
7aは、水素、アルキルおよびシクロアルキルアルキル、およびシアノから成る群より選択され;そして
は、水素またはアルキルである、
請求項1または2に記載の化合物。
【請求項22】
XはNであり;YはSであり;Qは、
【化22】

であり;
その化合物が、下記の式(Ia−6):
【化23】

[式中、
Wは、−N(H)C(O)−であり;Vは、直接結合であり;Rは、アラルキルであり;Rは、アラルキルであり;Rは、アルキルであり;そしてRは、水素である]
によって表され得る、請求項21に記載の化合物。
【請求項23】
次のもの:
N−ベンジル−2−(3−ベンジルイソオキサゾール−5−イル)−4−メチルチアゾール−5−カルボキサミド;および
N−ベンジル−4−メチル−2−(3−フェネチルイソオキサゾール−5−イル)チアゾール−5−カルボキサミド
から成る群より選択される請求項22に記載の化合物。
【請求項24】
XはNであり;YはSであり;Qは、
【化24】

であり;
その化合物が、下記の式(Ia−7):
【化25】

[式中、
Wは、−N(H)C(O)−または−OC(O)−であり;Vは、直接結合であり;Rは、水素、アルキルまたはヘテロアリールアルキルであり;Rは、アラルキルであり;Rは、アルキルであり;そしてRは、水素またはアルキルである]
によって表され得る、請求項21に記載の化合物。
【請求項25】
2−(4−(4−クロロベンジル)−3−メチル−5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−1−イル)−4−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)チアゾール−5−カルボキサミドである、請求項24に記載の化合物。
【請求項26】
XはNであり;YはSであり;Qは、
【化26】

であり;
その化合物が、下記の式(Ia−8):
【化27】

[式中、
Wは、−N(H)C(O)−であり;Vは、直接結合であり;Rは、アラルキルであり;Rは、水素またはアラルキルであり;Rは、アルキルであり;そしてRは、水素である]
によって表され得る、請求項21に記載の化合物。
【請求項27】
次のもの:
N−ベンジル−4−メチル−2−(オキサゾール−5−イル)チアゾール−5−カルボキサミド;および
N−ベンジル−2−(2−ベンジルオキサゾール−5−イル)−4−メチルチアゾール−5−カルボキサミドから成る群より選択される請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
XはNであり;YはSであり;Qは、
【化28】

であり;
その化合物が下記の式(Ia−9):
【化29】

[式中、
Wは、−N(H)C(O)−であり;Vは、直接結合であり;Rは、アラルキルであり;Rは、アラルキルであり;そしてRは、アルキルである]
によって表され得る、請求項21に記載の化合物。
【請求項29】
N−ベンジル−2−(5−ベンジル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−4−メチルチアゾール−5−カルボキサミドである請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
請求項1に記載の式(I)の化合物と、製薬学的に許容される賦形剤または担体を含んでなる、医薬組成物。
【請求項31】
ヒトステアロイル−CoAデサチュラーゼ(hSCD)活性を阻害する方法であって、hSCD源を式(I):
【化30】

[式中、Qが、
【化31】

であるときは;
Wは、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−OC(O)N(R)−、−N(R)C(O)O−、−N(R)C(O)N(R)−、−N(R)−、−O−、−S−、−S(O)−、−N(R)S(O)−、−S(O)N(R)−、−OS(O)N(R)−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−N(R)C(=N(R7a))N(R)−、−N(R)C(=S)N(R)−、−N(R)((R7a)N=)C−、−C(=N(R7a))N(R)−、アルケニレン基、アルキニレン基または直接結合であり;
Vは、−N(R)C(O)−、−N(R)C(O)O−、−N(R)C(O)N(R)−、−N(R)−、−N(R)S(O)−、−O−、−S−、−S(O)−、−N(R)S(O)−、−S(O)N(R)−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−、−OC(O)N(R)−、−C(R)C(O)N(R)−、−(CR)C(O)−、−(CR)O−、−(CR)−、−(CR)N(R)−、−(CR)N(R)C(O)−、−(CR)N(R)C(O)N(R)−、−C(=N(R7a))N(R)−、アルケニレン基、アルキニレン基、または直接結合であり;
Xは、NまたはCHであり;
Yは、NH、O、SまたはN−CHであり;
tは、1または2であり;
nは、1〜6であり;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択されるか;
またはRは、2〜4個の環を有する多環式構造(ここで、この環は、独立して、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから成る群より選択され、そしてこれらの環の一部または全部は、互いに縮合していてもよい)であり;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択されるか;
またはRは、2〜4個の環を有する多環式構造(ここで、この環は、独立して、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから成る群より選択される)であり、そしてこれらの環の一部または全部は、互いに縮合していてもよい)であり;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ハロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシル、シアノ、ニトロおよび−N(R)から成る群より選択され;
は、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルから成る群より選択され;
各Rは、同一または異なり、且つ独立して、水素、ハロ、ヒドロキシ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アルコキシアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルから成る群より選択され;
7aは、水素、アルキル、シクロアルキルアルキルおよびシアノから成る群より選択され;そして
は、水素またはアルキルであるか;
または
Qが、
【化32】

であるときは;
Wは、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−OC(O)N(R)−、−N(R)C(O)O−、−N(R)C(O)N(R)−、−O−、−S−、−S(O)−、−N(R)S(O)−、−S(O)N(R)−、−OS(O)N(R)−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−N(R)C(=N(R7a))N(R)−、−N(R)C(=S)N(R)−、−N(R)((R7a)N=)C−、−C(=N(R7a))N(R)−、アルケニレン基、アルキニレン基または直接結合であり;
Vは,−S(O)−、−S(O)N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−、−C(R)C(O)N(R)−、−(CR)C(O)−、−(CR)O−、−(CR)−、−(CR)N(R)−、−(CR)N(R)C(O)−、−(CR)N(R)C(O)N(R)−、−C(=N(R7a))N(R)−、アルケニレン基、アルキニレン基または直接結合から選択され;
Xは、NまたはCHであり;
Yは、NH、O、SまたはN−CHであり;
tは、1または2であり;
nは、1〜6であり;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択されるか;
またはRは、2〜4個の環を有する多環式構造(ここで、この環は、独立して、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから成る群より選択され、そしてこれらの環の一部または全部は、互いに縮合していてもよい)であり;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルから成る群より選択されるか;
またはRは、2〜4個の環を有する多環式構造(ここで、この環は、独立して、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールから成る群より選択され、そしてこれらの環の一部または全部は、互いに縮合していてもよい)であり;
は、水素、アルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ハロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシル、シアノ、ニトロおよび−N(R)から成る群より選択され;
は、水素、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルから成る群より選択され;
各Rは、同一または異なり、且つ独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、−アリール、アルコキシアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルから成る群より選択され;そして
7aは、水素、アルキル、シクロアルキルアルキルおよびシアノから成る群より選択される]
の化合物、その立体異性体、エナンチオマーまたは互変異性体、その製薬学的に許容される塩、その薬剤組成物またはそのプロドラッグと接触させることを含んでなる方法。
【請求項32】
哺乳類における、ステアロイル−CoAデサチュラーゼ(SCD)よって介在される疾患または状態を処置する方法であって、治療的に有効な量の請求項1に記載の式(I)の化合物を、それを必要とする哺乳類に投与することを含んでなる方法。
【請求項33】
疾患または状態が、メタボリック症候群、シンドロームX、糖尿病、インシュリン耐性、耐糖能低下、非インシュリン依存性真性糖尿病、II型糖尿病、I型糖尿病、糖尿病性合併症、体重異常、体重減少、肥満指数またはレプチン関連疾患である、請求項31に記載の方法。
【請求項34】
メタボリック症候群が、異脂肪血症、肥満症、インスリン耐性、高血圧症、微量アルブミン血症、高尿酸血症および血液凝固亢進症である、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
体重異常が、肥満症、体重超過、カヘキシーおよび拒食症である、請求項33に記載の方法。
【請求項36】
疾患または状態が皮膚異常である、請求項32に記載の方法。
【請求項37】
皮膚異常が、湿疹、アクネ、乾癬、酒さ、脂漏性皮膚、ケロイド状の傷跡形成または防御である、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
治療的に有効な量の請求項1に記載の化合物を、治療的に有効な量のインスリン、インスリン誘導体および模倣薬;インスリン分泌促進薬;インスリン分泌性スルホニルウレア受容体リガンド;PPARリガンド;インスリン増感剤;ビグアナイド;アルファ−グルコシダーゼ阻害剤;GLP−1、GLP−1アナログまたは模倣薬;DPPIV阻害剤:HMG−CoAリダクターゼ阻害剤;スクワレン合成酵素阻害剤;FXRまたはLXRリガンド;コレスチラミン;フィブラート類;ニコチン酸;またはアスピリンと組み合わせて含んでなる、医薬組成物。
【請求項39】
ステアロイル−CoAデサチュラーゼを阻害することによって介在される対象の異常または疾患を処置する医薬組成物の製造のための、請求項1に記載の式(I)の化合物の使用。
【請求項40】
医薬として使用のための請求項1に記載の式(I)の化合物。
【請求項41】
ステアロイル−CoAデサチュラーゼを阻害することによって介在される対象の異常または疾患を処置する医薬組成物の製造のための、請求項1に記載の式(I)の化合物の使用。
【請求項42】
医薬として使用する請求項16または24に記載の医薬組成物。
【請求項43】
ステアロイル−CoAデサチュラーゼを阻害することによって介在される対象の異常または疾患を処置する医薬の製造のための、請求項30または38に記載の医薬組成物の使用。

【公表番号】特表2010−513403(P2010−513403A)
【公表日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−542055(P2009−542055)
【出願日】平成19年12月19日(2007.12.19)
【国際出願番号】PCT/EP2007/064228
【国際公開番号】WO2008/074835
【国際公開日】平成20年6月26日(2008.6.26)
【出願人】(504389991)ノバルティス アーゲー (806)
【出願人】(506030826)ゼノン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド (47)
【氏名又は名称原語表記】XENON PHARMACEUTICALS INC.
【Fターム(参考)】