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Fターム[2G041GA09]の内容

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【課題】本発明の目的は被測定対象イオンの質量による飛行時間の違いに基づいて質量分析を行う飛行時間型質量分析器を使用した質量分析計の感度および分析精度の向上を図るのに適した質量分析装置を提供することにある。
【解決手段】イオンを射出する射出部の前に設けられているイオン溜りの前段にゲート電極を設ける。このゲート電極は、質量数領域ごとに設定された電圧を印加可能で、さらに高速で切り替えることにより、測定したいイオンを質量数で分離できるため分解能を向上させることができる。 (もっと読む)


式:A-(B1-B2-B3)で表される基質化合物を含む、本発明の基質を提供するが、ここでAは糖部分であり、B1は該部分Aと、該基質の残りの構造との結合を可能とするリンカー部分であり、B2は、質量分析法による分析のために、プロトンアフィニティー及びイオン化効率を高めるための、四級アンモニウム基等の永続的に帯電した要素を含み、またB3はターゲット酵素に対する特異性を与える、様々な炭素鎖長を持つものである。また、本発明は、内部標準と共に、本発明の基質とサンプルとを接触させることにより、リソソーム蓄積症を検出する方法をも提供するものであり、ここで該内部標準は、同位体-標識された、該基質にターゲット酵素を作用させた際に開裂されて得られる生成物の類似体である。
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本発明により、試験化合物の、Jumonjiタンパク質のJMJD2サブファミリーのタンパク質に結合し、そして任意にその活性を調節する能力を試験する方法が提供される。前記方法には、試験化合物をJumonjiタンパク質のJMJD2サブファミリーのタンパク質、前記タンパク質の補因子、及び任意で脱メチル化の基質と共にインキュベートすることが含まれる。本発明に係る方法を、多数の化合物のスクリーニングに用いて、特定の癌、特に前立腺癌の治療に臨床的に使用する候補化合物となる化合物群を同定することが可能である。スクリーニングアッセイで活性を示さない他の化合物については、候補化合物としての更なる検討から除外できる。従って、本発明の方法は、製薬産業において有用性を有する。
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【課題】 医薬品開発における候補化合物の選抜において、イオン化抑制の影響を回避し、効率的、安価にCYPに対する阻害能の評価を行う方法および薬物相互作用の検討方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、以下の方法を提供するものである。
下記(1)および(2)のステップを含む、検体によるチトクロムP−450(CYP)阻害の有無および/またはその程度を評価する方法。
(1)CYP、CYP基質の同位体および検体を混合、反応させる工程
(2)CYP基質の同位体の代謝物を測定する工程 (もっと読む)


本発明は、ジメチルアルギニン異性体を識別する方法に関する。また、心臓血管疾患を診断するための方法および組成物を特徴とする。一態様において、本開示は、ジメチルアルギニン異性体を識別する方法を特徴とする。この方法は、試料をイオン化してイオンを生成するステップと、質量電荷比(m/z)が、あるm/z範囲内にあるイオンを選択するステップと、選択したイオンを分裂させて娘イオンを生成するステップと、非対称性ジメチルアルギニン(ADMA)に固有のm/zにおける娘イオンm/z信号および対称性ジメチルアルギニン(SDMA)に固有のm/zにおける娘イオンm/z信号の一方または両方を検出することによって、試料中のADMAおよびSDMAの一方または両方を検出するステップとを含む。
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本発明は、独特な標識試薬又は独特な標識試薬のセットを使用する質量分析によって分析物を調べるための方法、混合物、キット及び/又は組成物に関する。標識試薬は、異性体又は同重体であることができ、標識した分析物の多重分析に適した混合物を製造するのに使用できる。この分析物は、あらゆる分子であることができる。この分析物の非限定的な例としては、以下に限定されないが、タンパク質、ペプチド、オリゴヌクレオチド、糖質、脂質、ステロイド、アミノ酸及び1,500ダルトン未満の小分子が挙げられる。 (もっと読む)


本発明は、患者の認知症又は認知症のリスクを鑑別診断するための方法を目的とする。本方法は、患者から試料を得る工程と、1又は複数の代謝産物マーカーの定量化データを得るために前記試料を分析する工程と、1又は複数の代謝産物マーカーの定量化データを1又は複数の標準試料から得られる対応するデータと比較する工程と、認知症又は認知症のリスクを鑑別診断するために前記比較を用いる工程とを含む。本方法は、患者の認知症又は認知症のリスクを評価する際に役立つこともできる。本発明は、本方法で役立つ代謝産物マーカー及び化合物も、目的とする。
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【課題】本発明はらせん軌道型TOFMSに関し、コンパクトなスペースで、らせん軌道型TOFMS1台でMSnができる装置として用い、またらせん軌道型TOFMSが本来持っている高分解能、高質量精度の機能を十分に生かした高度なMSnを効率よく実現することを目的としている。
【解決手段】 らせん軌道型TOFMSにおいて、該TOFMSの両端に設けた、イオンの加速と減速を行なうことができる加速減速部33,34と、該加速減速部33,34によりイオンをTOFMS空間を往復させてTOFMS機構を実現する往復手段とを設けて構成される。 (もっと読む)


【課題】タンデム型質量分析によって高効率にて変動解析を行うことができるタンデム型質量分析システムを提供する。
【解決手段】所定の数のm/z領域を設定し、m/z領域毎に、そこに含まれる全イオンをまとめて解離し、質量分析を行い、計測MS2データを取得する。計測MS2データを参照データベースに格納された参照MS2データと比較し、両者の差異を検出する。変動成分が検出されたm/z領域に対して、そこに含まれる全イオンをまとめて解離なしの質量分析を行い、計測MS1データを得る。計測MS1データを参照MS1データと比較し、両者の差異を検出する。この差異から、変動成分の要因であると考えられる親イオンを推定し、それを解離させて質量分析を行う。 (もっと読む)


非複合好中球ゼラチナーゼ結合性リポカリン(NGAL)は、将来の乳癌発症の主要な危険性因子である異形乳管過形成(ADH)3を有する個体、卵巣癌を有する個体、ならびに侵襲的および非侵襲的な乳癌を有する個体において、増大したレベルで存在する。したがって、本発明は、例えば乳癌および卵巣癌を含む上皮由来の癌などの癌発症の危険性があるか、または癌が発症しているかを決定する一次検査として尿中の非複合NGALレベルを測定することに関する。
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【課題】圧力レベルの異なる2つのイオン源を切り替えて測定できる質量分析装置を提供する。
【解決手段】GCカラム1により分離された試料ガスを分岐し、第1のイオン源(たとえばAPCIイオン源)2及び第1のイオン源より圧力レベルの低い第2のイオン源(例えばEIイオン源)3にそれぞれ別個に導入する。また、APCIイオン源2に導入する試料ガス流量をEIイオン源3に導入する試料ガス流量より多くなるようにして、各イオン源の圧力が維持できるようにした上で、感度面でバランスよく、各イオン化による分析を行えるようにする。 (もっと読む)


種々の態様において、本教示は、質量分析機器の化学ノイズを低減するシステムおよび方法を提供し、このシステムおよび方法は、中性化学試薬と1つまたは複数のマスフィルタとを用いて質量分析計のイオン化源から発生する化学的バックグラウンドイオンの信号の干渉を低減させる。種々の実施形態では、中性化学試薬は、ジスルフィド官能基を持つ有機化学種のクラスに属するものである。種々の態様では、本教示は、LC−MSにおける化学干渉を減少させる新規の質量分析アプローチを示すものであり、これは、化学的バックグラウンドイオンと化学試薬との反応と、イオン移動度、質量電荷比またはその両方に応じたバンドパスフィルタの配置、たとえば、四重極の質量スキャニング/フィルタリング機能を用いた配置とを組み合わせて実現できる。 (もっと読む)


【課題】脂質付加タンパク質の一種である、脂質がチオエーテル基を介して結合したアミノ酸残基を含むタンパク質をはじめとする、修飾基がチオエーテル基を介して結合したタンパク質を主なターゲットとした質量分析法であって、当該タンパク質の質量分析による構造解析を容易に行うことができる方法を提供する。
【解決手段】水酸基含有アルキル基がチオエーテル基を介して結合したアミノ酸残基を含むタンパク質(a)を用意し、前記タンパク質(a)に対して酸化剤を作用させることによって酸化を行い、前記チオエーテルの硫黄原子が酸化されたタンパク質(b)を得て、前記酸化されたタンパク質(b)を、質量分析装置を用いて測定する、硫黄原子含有タンパク質の質量分析法。 (もっと読む)


【課題】試料の構造情報を解析する際に有効なMSnスペクトルを得ることができる質量分析装置及び質量分析方法を提供する。
【解決手段】試料を分離する試料分離手段と、前記試料分離手段により分離された試料をイオン化するイオン化手段と、前記イオン化手段により生成されたイオンの中から特定のイオン種を選択して解離させる選択解離手段と、前記選択解離手段により選択及び解離が行われたイオン種に対して質量分析を行ってマススペクトルデータを取得する手段と、前記取得されたマススペクトルデータの有効性を、前記マススペクトルデータに含まれるピークの数及び強度に基づいて判定する有効性判定手段と、前記有効性判定手段の判定結果に基いて、前記選択解離手段によるイオン種の解離条件を変更する解離条件変更手段とを備えていることを特徴とする質量分析装置。 (もっと読む)


本発明は、質量分析法による分析物の決定に関係する方法、混合物、キットおよび組成物に関する。本発明は、質量分析による分析物(単数または複数)の決定に関する。分析物は、関心のあるいずれの分子であってもよい。複合混合物中の分析物の相対および/または絶対定量を可能にする固有の標識試薬を使用して、分析物を決定することができる。これらの標識試薬は、複合サンプル混合物の分析のためにセットで使用することができ、この場合、標識試薬は、異性体のものおよび/または同重体のものであり得る。
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【課題】MSn分析により得られた質量スペクトルを基にペプチドのアミノ酸配列を決定する従来のプロテオーム解析用ソフトウエアでは、同定の信頼性が十分に高くなく1個のぺプチドに絞ることが難しい。
【解決手段】既存のソフトウエアにより複数の候補ペプチドを選定した後、それぞれの候補ペプチド毎に、全てのフラグメントイオンの解離エネルギーを理論的に求め(S14)、各解離エネルギーと実測の質量スペクトルから得られるフラグメントイオン強度との相関性を示す相関係数を計算する(S15)。各候補ペプチド毎に得られた相関係数を比較し、最も相関の高いものを可能性の高いペプチドとして同定する。解離エネルギーを迅速に求めるために、ジペプチドを用いた簡単なモデルから全てのアミノ酸の組み合わせに対応する解離エネルギーを求めてこれをデータベース化しておく。 (もっと読む)


【課題】線形イオントラップなどの線形イオン処理装置において、イオンが獲得可能な最大運動エネルギー量を増加させる技術を提供する。
【解決手段】線形電極構造内でイオンの運動エネルギーを増加させる方法において、イオンの軸方向運動は、実質的に、電極構造の選択された一方の端部に制約される。イオンは、駆動されて、選択端部から他方の端部に向かって軸方向に移動し、そして、選択端部に向かって逆反射される。制約は、電極構造の端部および中央領域に印加される1以上のDC電圧を調整して、選択端部に軸方向電位ウェルを生成することによって実行可能である。駆動は、前記選択端部に印加されるDC電圧を、制約工程で印加される電圧値よりも大きな大きさに調整することによって実行可能である。制約工程および駆動工程は、何度も反復可能である。この方法は、衝突誘起解離と共に実施可能である。 (もっと読む)


本発明は、病理組織において細胞外空間から利用可能な特定の疾患生物学的マーカーをスクリーニングするインビトロ方法であって、
−未変性病理組織試料を、タンパク質を標識化する標識化試薬を含有する溶液に浸漬し、利用可能なタンパク質を標識化試薬により標識する工程;
−標識タンパク質を精製する工程;
−標識タンパク質又はそのフラグメントを分析する工程;
−正常組織試料と比較して、未変性病理組織試料における標識タンパク質の異なる発現パターンを決定する工程;
−正常組織試料と比較して未変性病理組織試料においてより高い発現を有するか、又は正常組織試料と比較してそれぞれの未変性病理組織試料においてより頻繁に発現している標識タンパク質が、病理組織の生物学的マーカーであり、細胞外空間から高親和性リガンドを利用できるかを判断する工程
を含む方法に関する。
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本発明は、試料の衝突エネルギーを調節する質量分析計に関する。質量スペクトル解析の間にイオンの断片化を制御するためのシステム、方法、またはコンピュータ使用可能な媒体が開示される。質量分析計内において開始衝突エネルギーが提供され、試料から生成された複数の前駆体イオンの少なくとも一つを断片化させて、複数の娘断片イオンを生産する。質量分析計内の、断片化していない前駆体イオンに関連するイオン電流および娘イオン断片に関連するイオン電流が測定される。そして、娘イオン断片の電流に対する、断片化していない前駆体イオンに関連するイオン電流の比率が測定される。質量分析計内で提供される衝突エネルギーが調節されて、比率が所定の範囲の値へと動かされる。
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【課題】従来技術の問題点を解決するオリゴマーの末端部分を配列決定するための方法の提供。
【解決手段】以下の工程を包含する、オリゴマーの末端部分を配列決定するための方法:(a)オリゴマーの末端に標識を共有結合させそして標識されたオリゴマーを形成するように、該オリゴマーを標識部分と接触させる工程であって、該標識部分は、17から77までの原子番号を有している少なくとも1つの元素を含有しており、ただし該元素はイオウまたはリン以外である、工程(b)標識されたオリゴマーフラグメントを生じるように、酵素的、化学分解、または質量分析フラグメンテーション法を使用して、該標識されたオリゴマーをフラグメンテーションする工程;および(c)少なくとも2つの末端残基の配列を決定するために、質量分析フラグメンテーション方法を使用して、該標識されたオリゴマーフラグメントを分析する工程。 (もっと読む)


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