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Fターム[2G047GG09]の内容

Fターム[2G047GG09]に分類される特許

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【課題】複数の反射信号が時間領域で近接し波形が干渉する場合に、内部欠陥の情報を正確に再現性よく安定して抽出し、明瞭に画像化できる超音波計測装置を提供する。
【解決手段】超音波計測装置は、超音波探触子16で被検体15の表面を走査し、超音波探触子から被検体に向けて超音波U1を送出しかつ被検体から戻る反射エコーU2を受信し、反射エコーから生成される受信波形データを演算処理手段(波形演算処理プログラム37)で処理し、被検体の内部欠陥51を検査する。演算処理手段は、複数の反射エコーが干渉し合う状態にある受信波形データに対してウェーブレット変換処理を行い内部欠陥の波形特徴を抽出し、映像化する波形特徴抽出手段を有する。 (もっと読む)


【課題】流体の流量を決定するための装置および方法を提供することである。
【解決手段】(a)音響信号が流動流体に転送されるように容器の外部に連続的な周期音響信号を適用し、それによりその中に複数の最大値と最小値を有する振動共鳴特徴を生成する工程と、(b)流動流体の中で発生する振動特徴を検出する工程と、(c)振動共鳴特徴の中で最大値を含む、選ばれた周波数を通して連続周期音響信号を掃引する工程と、(d)流動流体の選択された最大の周波数を測定する工程と、(e)前記流体の流速を測定する工程と、(f)液体の流れに起因する共鳴ピークの位置を補正することによって、流速の最大値の周波数を補正する工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】弾性表面波を利用した濃度センサを用いて、メタノール濃度を検出する際、その濃度を精度良く算出可能とする。
【解決手段】ショートチャンネル34Aおよびオープンチャンネル34Bを有する自励式の濃度センサ10を用いてメタノール濃度を検出する。その際、ショートチャンネル側およびオープンチャンネル側の各閉ループ回路22A、22Bから出力される発振周波数fs、foおよびゲイン調整電圧Vs、Voを予め実測しておき、その実測値を用いて、各出力値fs、fo、Vs、Voを算出するための4つの近似式を、メタノール濃度および蟻酸濃度を係数、環境温度を変数として設定する。そして、メタノール濃度および蟻酸濃度に対する感度は低いが環境温度に対しては敏感に反応する発振周波数fsの実測値を用いて、環境温度範囲を絞り込んだ上で、上記各近似式から環境温度の解を求め、その算出結果からメタノール濃度を得る。 (もっと読む)


【課題】観測したAEに基づき、精度良く地盤内のゆるみの発生を検知する。
【解決手段】地盤内に少なくとも3箇所以上にAEを測定する測定装置110を埋設し、各測定装置110によりAEが観測された時間の差に基づき、AEの発生源の位置を特定し、測定装置110により観測されたAEと、特定した発生源位置とに基づき、発生源におけるAEを算出し、算出した発生源におけるAEの振幅が、予め設定された閾値を超える場合には、ゆるみが生じていると判定する。 (もっと読む)


【課題】アレイセンサを構成する素子と比較して、少ないパルサー及びレシーバにより構成しつつ、多素子の圧電素子を駆動して画像化することにより、高分解能・高SN比である探傷結果を得られるようにした超音波探傷装置及び方法を提供することにある。
【解決手段】センサ情報設定部102Fは、超音波アレイセンサ101を構成する複数個の圧電素子に対して、送信及び受信する複数個からなる素子群(素子クラスタ)を複数個設定する。計算機102Gは、送信用の素子クラスタから超音波を送信し、受信用の素子クラスタにより超音波を受信したときの受信波を第一の受信信号として記録し、送信用の素子クラスタ及び受信用の素子クラスタを切り替えて、別の第一の受信信号を記録する手順を繰り返す。この繰り返しにより得られた複数の前記第一の受信信号を加算して、第二の受信信号を得る。第二の受信信号は中心位置を基準として表示部103に表示される。 (もっと読む)


【課題】 管へのセンサの取り付けが簡便でありながら検査精度を向上させ得る取付治具並びにこれを用いた管検査装置及び管検査方法を提供すること。
【解決手段】管状の治具本体10と、管100内へ音響信号を送信すると共に管内で反射した音響信号を受信するセンサを取り付ける取付部13とを有する。管100の一端に音響信号を送受信可能にセンサを取り付ける。管100と治具本体との間を塞ぐことにより音の漏洩を防ぐ閉塞部材14をさらに備える。この閉塞部材14は弾性を有する板状材である。管100の管内面及び治具本体10の本体内面に沿うように屈曲可能である。これら管内面及び本体内面に挿入され弾性力で拡径することによりこれら管内面及び本体内面に密着する。 (もっと読む)


【課題】 縦波およびSV波超音波では探傷が困難な場所でも、表面SH波探触子を用いて、比較的遠い場所を探傷することができる超音波探傷方法を提供する。
【解決手段】 被検体の表面に配置された複数の表面SH波探触子の各々から得られる超音波受信波形信号をモニターに表示させ、基準となる超音波受信波形信号以外の超音波受信形信号を複素周波数スペクトルに変換し、基準となる超音波受信波形信号と他の超音波受信波形信号のピークの時間ずれを補正するために、入力手段を通じて入力された時間ずれに対応する入力値に基づき前記複素周波数スペクトルに対して位相補正計算を行い、前記位相補正計算後の各複素周波数スペクトルを時間を変数とする超音波受信信号に再変換し、前記再変換された超音波受信波形信号と前記基準となる超音波受信波形信号とを合成し、合成した超音波受信波形をモニターに表示させる。 (もっと読む)


【目的】 構造物の躯体内部に発生している健全部と異常部との判別、更に異常部の異常種別を感覚に頼らずに定量的に判別することで熟練を必要とすることなく、しかも様々な現場にも柔軟に対応することができる適用範囲の広い判別方法を提供する。
【構成】被測定対象の構造物に、衝撃を加えることで得られる応答信号を加えた衝撃力の大きさで除することで得られた規準化応答を用いる方法であり、
規準化応答の後期応答乃至は全時間応答を用い、信号集合の各信号に対して1/Nオクターブバンド分析したレベル値から、健全部のデータ集合と異常部のデータ集合を教師信号とする各周波数バンドにおける品質種別毎の平均値μ1、μ2と標準偏差σ1、σ2を求め、各バンドにおける品質種別間の規準化距離δを特定の式(1)で求め、得られた各規準化距離δの値の内、値が大であるものから任意の個数の値を抽出し、抽出した値から構造物の各部位における品質種別を判別する。 (もっと読む)


【課題】例えば小口径エルボのソケット部と配管との隅肉溶接部の検査に対応することができ、隅肉溶接部のエルボ側境界付近でエルボ側境界に対しほぼ平行方向となるように生じた欠陥を検出することができる超音波検査装置を提供する。
【解決手段】エルボ1のソケット部1aと配管2との隅肉溶接部を検査する超音波検査装置において、配管2の外周側に配置されて、非溶接領域である配管2の外表面に入射する超音波を送信する斜角探触子4と、配管2及び隅肉溶接部の外周側に配置されて、隅肉溶接部の欠陥で反射され隅肉溶接部の外表面から出射された反射波を受信する斜角探触子5とを備える。 (もっと読む)


【課題】検査対象物表面の状態にかかわらず、欠陥部位の誤検出を防止し、欠陥部位に対する検出精度の低下を防ぐ。
【解決手段】干渉計測手段11は、受信用照射ヘッド8からの戻り光L3の周波数の変化を干渉計測すると共に戻り光L3の光量も計測し、その超音波検出信号及び戻り光量検出信号を信号収録部12を介して超音波画像表示制御手段14及び戻り光量分布画像表示制御手段15に出力する。超音波画像表示制御手段14は、超音波検出信号に基づく探傷結果画像をディスプレイ16に表示可能であり、戻り光量分布画像表示制御手段15は戻り光量分布画像をディスプレイ16に表示可能である。検査員は、この戻り光量分布画像を欠陥部位判定支援情報として活用できる。 (もっと読む)


【課題】各ワークから発生する不規則なAE波形等のワークからの情報であっても、当該情報に基づいて各ワークの亀裂を検出できる、亀裂検出装置を提供する。
【解決手段】ワークからのアコースティックエミッション波(AE波)に基づいて複数の情報を取得する情報取得手段20と、複数の情報に基づいて判別分析におけるマハラノビスの距離を算出する距離算出手段30と、距離に基づいてワークの亀裂の有無を判別する判別手段40と、を備えている。情報取得手段20は、AE波の大きさを電圧値として検出する検出手段を備え、この検出手段で検出された電圧値の経時変化から複数の情報を取得する。 (もっと読む)


【課題】超音波を用いて対象物を非破壊検査するための方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、パイプ、バー、金属シートなどの対象物や、均一かつ複雑な炭素繊維部品に対する非破壊検査の間に対象物の表面にある欠陥による超音波反射が発生させた信号を処理するための方法に関する。本方法は、対象物の少なくとも1つの試験区画上に複数の独立の放出素子を用いて完全な波面を放出する工程と、対象物の構造により反射された波を互いに独立の複数の受信器素子によって受信する工程と、ディジタル化ステップにおいて受信器素子が受信した信号をディジタル化する工程と、各ディジタル化ステップにおいて(オンザフライで)遅延値及び/または受信器素子数を連続修正する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】物体の非破壊試験を行なう装置及び方法を提供する。
【解決手段】様々な焦点ゾーンにおいて超音波を用いて肉厚又は薄肉の金属板のような平坦な物体(70)の非破壊試験を行なう装置(68)及び方法であって、装置は1又は複数の独立に制御可能なプローブ(PK1〜PKn)を含む、装置及び方法に関し、またマトリクス型フェーズド・アレイ・プローブの利用方法に関する。一様な感度を広い厚み範囲にわたって達成するために、プローブ(PK1〜PKn)は二次元フェーズド・アレイ・プローブ(PK2〜PKn)として設計され、互いに関してずれて列を成して配置される。個々のプローブ(PK1、PKn)の数及び長さの和は被試験材料の幅に対応している。 (もっと読む)


【課題】迅速に、高分解能・高SN比である探傷結果を得られる超音波探傷方法及び装置を提供することにある。
【解決手段】アレイ型超音波センサ101を構成する素子のうち、画素化設定部102Fで設定された1素子で送信し、1素子で受信した素信号を記録する。計算機102Gは、複数個のセンサ中心位置に対して、遅延時間設定部102Eにより設定された焦点位置を基準とした遅延時間により素信号を合成することで、全画素で焦点を結んだ探傷画像を複数枚合成し、さらなる高SN比の画像が得られ、また、画素位置を局所的に変化させることで、より迅速に、高分解能・高SN比の超音波探傷結果を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】構造物や設備の操業や稼動を止めることなく、比較的低コストで、広範囲に一度に10数m以上の範囲の計測を迅速に行い、且つ、精度の良い亀裂の評価結果を提供する。
【解決手段】測定対象物104の測定される長さ方向(X方向)の被測定区間104Aを挟んで発振センサ120と受信センサ124とを該測定対象物104の厚みT部分に取付け、縦波Pの波長λpが該測定対象物104の幅Wよりも短くなるように、ガイド波102の単一の周波数信号の周波数Fを決定して出力させ、該出力された単一の周波数信号を位相変換して擬似ランダム信号とし前記縦波Pと横波Sとからなる発信波を発信し、前記被測定区間104Aを伝播してきた該縦波Pと横波Sの合成波であるガイド波102を受信センサ120で受信波として受信し、前記擬似ランダム信号と該受信波に従う信号との相関を取ることにより、該被測定区間104Aの亀裂104Bを評価する。 (もっと読む)


【課題】音響インピーダンスが異なる複数の物質の多層構造等を含む被検査体内の欠陥を常に正確に再現性よく安定して検出して明瞭に画像化することができる超音波映像装置および超音波映像方法を提供する。
【解決手段】多層構造を有する被検査体を超音波を用いて検査するに際し信号処理演算部16は、反射信号のパワースペクトル52上におけるディップ周波数fを抽出するf抽出部53と、ディップ周波数fのパワースペクトル値P(f)を算出し、ディップ周波数fに対応し、かつ被検査体の正常部に対応する基準パワースペクトル51に基づき、基準パワースペクトル値Prefを算出し、2つのパワースペクトル値の差を演算する差分演算部54とを有し、この差に基づいて表示装置17上に画像を表示する。 (もっと読む)


【課題】AEの波形データを短時間に誤判断することなく解析でき、正確な岩盤の状態判定を自動的に実行することが出来る岩盤状態判定システム及び岩盤状態判定方法の提供。
【解決手段】岩盤斜面Rに設置したAEセンサ4aが感知した波形データの解析から、検査対象となる岩盤斜面状態を評価・判定する岩盤斜面状態判定システムにおいて、AEセンサ4aからの出力信号をAE波とそれ以外の信号とに判別するAE信号判別ユニット7と、図心法を用いたAE波の周波数決定手段を有した周波数決定ユニット8と、判別されたAE波の発生数の推移及び周波数決定ユニットで決定された当該AE波の周波数の変化に基づいて検査対象となる岩盤の状態を判断する解析判定ユニット9とを有する。 (もっと読む)


【課題】反射信号のエコー強度のレベル変動に依存せず位相成分を正確に抽出でき、被検査体内の欠陥を常に正確に再現性よく安定して検出できる超音波映像装置を提供する。
【解決手段】超音波映像装置は、反射信号に係るディジタル波形のデータを演算処理する信号演算処理部16を有し、この信号演算処理部は、ディジタル波形のデータを、超音波探触子の中心周波数を用いて、直交演算して同相成分と直交成分を出力する直交検波部21と、ローパスフィルタ221,222と、同相成分と直交成分に基づいてディジタル波形に含まれる周波数成分の位相を算出する位相演算部33,34と、位相差を算出する位相差算出部35を含む。この位相差算部から出力された位相差に基づいて表示装置17の画面に画像を表示する。 (もっと読む)


【課題】 超音波を利用して、溶射皮膜の剥離を非破壊検査により調べることを可能とし、特に、超音波の媒介液による汚染を排除した。
【解決手段】 本願発明に係る溶射皮膜の検査装置において、送信部と受信部とは、夫々、空中超音波の探触子1,2を備え、両探触子1,2は、溶射皮膜より上方に配置され、送信部の探触子1は、溶射皮膜の膜面に対して斜めに向けられ、送信部の探触子1と受信部2の探触子との間の間隔は、溶射皮膜の厚みの4倍以上であり、送信部の探触子1にて、下方の溶射皮膜に向け超音波を発して、溶射皮膜中に超音波を入射させ、空中に漏れてくる表面波を、受信部の探触子2にて受信し、受信した超音波の強さにより界面における剥離を検出する。 (もっと読む)


【課題】レール頭部の摩耗があってもレール底部の腐食量を正確に測定することができるレール底部腐食量測定装置及び測定方法を提供する。
【解決手段】頭部1aと頭部1aよりも横断面横幅が小さい腹部1bと腹部1bよりも横断面横幅が広い底部1cとを備えるレール1の頭部頂面に超音波探触子12を当接させて、頭部頂面に垂直に超音波を入射し、その際にやや拡散した超音波を入射し、レールの頭部1aの腹部1bよりも広がった下面に相当する顎部1dからの顎部反射エコーと、レールの底部1cからの底部反射エコーを検出し、顎部反射エコーと底部反射エコーとから、顎部と底部反射源との間隔を求め、前記顎部と底部反射源との間隔の測定値Lと、基準値L0とを比較して、測定値が基準値よりも小さい場合にレールの底部腐食があると判定し、その測定値Lと基準値L0との差異ΔLにより腐食量を決定する。 (もっと読む)


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